JPH09236973A - スキャナ駆動装置 - Google Patents

スキャナ駆動装置

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Publication number
JPH09236973A
JPH09236973A JP6949196A JP6949196A JPH09236973A JP H09236973 A JPH09236973 A JP H09236973A JP 6949196 A JP6949196 A JP 6949196A JP 6949196 A JP6949196 A JP 6949196A JP H09236973 A JPH09236973 A JP H09236973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
time
range
stepping motor
scanner
Prior art date
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Pending
Application number
JP6949196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Matsui
秀彰 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6949196A priority Critical patent/JPH09236973A/ja
Publication of JPH09236973A publication Critical patent/JPH09236973A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な構成で広い変倍範囲に対してスキャナ
の振動、騒音を防止する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ2は変倍率に応じ
た走査速度の範囲に応じて電流I1 、I2 、I3 (I1
>I2 >I3 )の1つを選択してステッピングモータ1
に印加する。例えば50%縮小時の早い走査速度v50
傍では最も高いI1 を、100%等倍時の走査速度v
100 ではI2 を、200%拡大時の遅い走査速度v200
では最も低いI3 を選択してトルク過剰を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿台上に固定さ
れた原稿に対して光学系を副走査方向に移動させて原稿
を読み取るスキャナの駆動装置に関し、特に副走査方向
の移動速度を変更して変倍するスキャナの駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原稿固定型のスキャナでは、光
源と第1ミラーなどが搭載された第1キャリッジが速度
vで移動すると共に、第2、第3ミラーなどが搭載され
た第2キャリッジが速度v/2で移動することにより原
稿を副走査方向に走査して読み取る。また、原稿を変倍
して読み取る場合には、変倍範囲は50〜200%が一
般的であるが、近年では25〜400%が可能なものも
ある。そして、50〜200%の変倍範囲を1%単位で
可変にする場合には150通りの走査速度で安定して第
1、第2キャリッジを駆動する必要がある。
【0003】これらの第1、第2キャリッジは同一のス
キャナモータ、例えばステッピングモータにより駆動さ
れるが、ステッピングモータは振動、騒音面で問題を発
生させるケースが多く、この場合には画像が劣化する。
これはステッピングモータのトルク、ディテントトルク
の大きさと駆動周波数に起因し、スキャナ全体又は反射
ミラーの共振点が変倍域に対応する駆動周波数に一致す
るために発生する。従来、この問題点を解決するため
に、モータを防振対策して取り付ける他に、ミラーの共
振点やモータの振動周波数をダンパ等でずらす方法がと
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
を防振対策して取り付けたり、ミラーの共振点やモータ
の振動周波数をダンパ等でずらす方法では、部品点数が
増加してコストアップとなるという問題点がある。ま
た、25〜400%の広い変倍範囲に対しては、周波数
をずらすだけでは対応することができない。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、安価な
構成で広い変倍範囲に対して振動、騒音を防止すること
ができるスキャナ駆動装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、原稿に対して光学系をステッピングモータ
により副走査方向に移動させるスキャナ駆動装置におい
て、前記ステッピングモータに印加される電流を変倍率
に応じて可変にする制御手段を有することを特徴とす
る。
【0007】また、前記制御手段は、拡大時の印加電流
を等倍時より小さくすることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るスキャナ駆動
装置の一実施形態を示すブロック図、図2は等倍時と変
倍時の走査速度を示す説明図、図3はステッピングモー
タのパルス速度−トルク特性を示す説明図である。
【0009】図1において、スキャナモータ(ステッピ
ングモータ)1はマイクロコンピュータ2の制御に基づ
いて電流I1 、I2 、I3 の1つが選択的に印加されて
第1、第2キャリッジを駆動する。図示は省略されてい
るが、第1キャリッジには光源と第1ミラーなどが搭載
されて速度vで移動し、第2キャリッジには第2、第3
ミラーなどが搭載されて速度v/2で移動する。
【0010】図2において、100%すなわち等倍読み
取り時には、第1、第2キャリッジは時刻0〜t1 の範
囲ではホームポジションから加速(スローアップ)さ
れ、時刻t1 〜t2 の範囲では一定の速度v100 で移動
して時刻tR から原稿を読み取り、読み取り完了後の時
刻t2 〜t3 の範囲では減速(スローダウン)して停止
する。そして、時刻t4 〜t5 の範囲では逆方向の移動
(リターン)を開始して加速され、時刻t5 〜t6 の範
囲では一定の速度で移動し、時刻t6 〜t7 の範囲では
減速してホームポジションで停止する。このリターン時
には順方向より3〜5倍の速度で移動する。
【0011】これに対し、拡大時には等倍時より走査速
度すなわちモータ1の駆動周波数が小さく制御され、例
えば200%拡大時の走査速度v200 は等倍時の走査速
度v100 の1/2である。逆に50%縮小時の走査速度
50は等倍時の走査速度v10 0 の2倍である。また、5
0〜200%の範囲を1%単位で変倍するズーム機能を
有するスキャナでは、走査速度vは150通りある。更
に、リターン時の速度vは等倍時の走査速度v100 より
3〜5倍であり、したがって、速度範囲は非常に広いこ
とがわかる。
【0012】ここで、第1、第2スキャナに取り付けら
れた第1〜第3反射ミラーはそれぞれ、次式で与えられ
る固有振動周波数fを有し、例えば厚みが5mm程度の
ガラスミラーの場合には固有振動周波数fは100〜2
50Hzとなる。
【0013】
【数1】
【0014】また、図2に示すようにステッピングモー
タ1の特性は、低回転数ではトルクTが大きくなるので
拡大時の走査時には等倍時の走査時よりトルク過剰にな
る。更に、拡大時には上記ミラーの固有振動周波数fに
近い周波数で駆動するので、過剰トルクが振動を助長し
てミラーを共振させ、画像を極端に劣化させることがあ
る。
【0015】そこで、本実施例では、この過剰トルクを
減少させるために図1に示すように抵抗R1 、R2 によ
り電流I1 を生成し、また、抵抗R3 、R4 により電流
2を、抵抗R5 、R6 により電流I3 (I1 >I2
3 )を生成し、マイクロコンピュータ2が変倍率に応
じた走査速度の範囲に応じて電流I1 、I2 、I3 の1
つを選択してステッピングモータ1に印加する。具体的
には50%縮小時の早い走査速度v50近傍では最も高い
1 を、100%等倍時の走査速度v100 ではI2 を、
200%拡大時の遅い走査速度v200 では最も低いI3
を選択してトルク過剰を低減する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
テッピングモータに印加される電流を変倍率に応じて可
変にするので、ステッピングモータの過剰トルクが低減
し、したがって、安価な構成で広い変倍範囲に対して振
動、騒音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキャナ駆動装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】等倍時と変倍時の走査速度を示す説明図であ
る。
【図3】ステッピングモータのパルス速度−トルク特性
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スキャナモータ(ステッピングモータ) 2 マイクロコンピュータ R1 〜R6 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に対して光学系をステッピングモー
    タにより副走査方向に移動させるスキャナ駆動装置にお
    いて、前記ステッピングモータに印加される電流を変倍
    率に応じて可変にする制御手段を有することを特徴とす
    るスキャナ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、拡大時の印加電流を等
    倍時より小さくすることを特徴とする請求項1記載のス
    キャナ駆動装置。
JP6949196A 1996-02-29 1996-02-29 スキャナ駆動装置 Pending JPH09236973A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6949196A JPH09236973A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 スキャナ駆動装置

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JP6949196A JPH09236973A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 スキャナ駆動装置

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JPH09236973A true JPH09236973A (ja) 1997-09-09

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ID=13404241

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JP6949196A Pending JPH09236973A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 スキャナ駆動装置

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