JPH09233218A - 通信システム及びデータ通信方法 - Google Patents

通信システム及びデータ通信方法

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JPH09233218A
JPH09233218A JP8041428A JP4142896A JPH09233218A JP H09233218 A JPH09233218 A JP H09233218A JP 8041428 A JP8041428 A JP 8041428A JP 4142896 A JP4142896 A JP 4142896A JP H09233218 A JPH09233218 A JP H09233218A
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JP
Japan
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radio wave
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data
communication
current radio
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JP8041428A
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Inventor
Kazunori Shimakawa
和典 島川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無線ネットワーク環境において、電波状態が不
良であっても、電波圏内でのアクセス操作と同じ操作に
よってアクセス要求を済ませた状態をシミュレートする
ことができ、幾つもの思い付いたアクセス要求を遅らせ
ることなくその場で済ませる。 【解決手段】データを送信する場合、携帯情報端末側で
現在の電波状態を検出し(B11)、データ送信可能な
状態か否かを調べる(B12)。データ送信可能な状態
であれば、当該データを通信相手に無線ネットワークを
介して送信する(B13)。送信不可能な状態であれ
ば、送信処理を中断して送信可能状態になったときに送
信処理を再開する(B14,B15)。これにより、電
波状態が不良であっても携帯情報端末からオフィスにあ
るサーバコンピュータへの送信要求の事前入力が可能と
なり、効率的に業務を遂行できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、次世代オフィスシ
ステムに用いられる通信システムに係り、特に無線通信
機能を備えた携帯情報端末を用いてリモートLANアク
セスを行う場合に好適な通信システム及びデータ通信方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線ネットワーク環境では、外出
等で移動中に携帯情報端末に携帯電話を接続し、無線に
よりオフィス内にあるサーバコンピュータにアクセスす
ることが一般に行われている。
【0003】ところが、この種の無線通信では、電波圏
外の地域、あるいは、電波圏内にあってもビル街や地下
街などの電波障害の発生している場所、さらには電波状
態は良好でも携帯電話(PDC)や簡易型携帯電話(P
HS)などの移動電話システムの基地局の1台当たりの
同時接続許容数オーバのセル内にいると、電話がかから
ないため、その場で問い合わせたいことを思い付いたと
しても電波状態の良好な所に入るまではアクセスするこ
とができないといった不具合がある。
【0004】このように、思い付いたときにその場でア
クセスを済ませることができないと、業務に支障を来す
場合がある。また、電波圏外や電波状態の悪いところ
で、複数のアクセスをまとめて行っておきたいというニ
ーズにも応えることができない。このようなアクセスの
例としては、例えばサーバコンピュータ上のデータベー
スへの問合せや、電子メール処理、あるいはサーバコン
ピュータが制御するプリンタに印刷出力するといったも
のがある。
【0005】より具体的に説明すると、顧客との取り引
きデータベースへの問い合わせや電子メールの受信や発
信、すでに内容の確定した帳票類の印刷などの要求を、
サーバコンピュータと接続されていない状態で予め携帯
情報端末に入力・蓄積しておき、電波状態が良好であれ
ば自動的にサーバコンピュータに対して接続発信を行
い、不良であれば携帯情報端末に保持し、電波状態が良
好になった時点で自動的に接続発信を行う、といったよ
うな柔軟な無線アクセスを行うことはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、無線
ネットワーク環境において、携帯情報端末からオフィス
内のサーバコンピュータへのアクセスの可否は電波状態
に依存されていた。このため、オフィス内のサーバコン
ピュータへのアクセス要求を携帯情報端末上で前もって
済ませた状態にしておくことができず、業務に支障を来
す等の問題があった。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、無線ネットワーク環境において、たとえ電波状態
が不良であっても、電波圏内でのアクセス操作と同じ操
作によってアクセス要求を済ませた状態をシミュレート
することができ、幾つもの思い付いたアクセス要求を遅
らせることなくその場で済ませることができる通信シス
テム及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、無線通信機能を備えた携帯情報端末が
無線ネットワークを介して接続された通信システムにお
いて、上記携帯情報端末は、データの送信を指示する指
示手段と、この指示手段によってデータの送信指示があ
ったとき、現在の電波状態を検出する電波検出手段と、
この電波検出手段によって検出された現在の電波状態が
データ送信可能な状態であれば当該データを通信相手に
上記無線ネットワークを介して送信し、送信不可能な状
態であれば送信処理を中断し、送信可能状態になったと
きに送信処理を再開する通信制御手段とを具備したもの
である。
【0009】このような構成によれば、データを送信す
るときに現在の電波状態がデータ送信可能な状態であれ
ば、当該データは通信相手に上記無線ネットワークを介
して送信される。また、現在の電波状態が送信不可能な
状態であれば、送信処理は中断され、送信可能状態にな
ったときに送信処理が再開される。
【0010】(2)本発明は、無線通信機能を備えた携
帯情報端末が無線ネットワークを介して接続された通信
システムにおいて、上記携帯情報端末は、データの受信
を指示する指示手段と、この指示手段によってデータの
受信指示があったとき、現在の電波状態を検出する電波
検出手段と、この電波検出手段によって検出された現在
の電波状態がデータ受信可能な状態であれば当該データ
を通信相手から上記無線ネットワークを介して受信し、
受信不可能な状態であれば受信処理を中断し、受信可能
状態になったときに受信処理を再開する通信制御手段と
を具備したものである。
【0011】このような構成によれば、データを受信す
るときに現在の電波状態がデータ受信可能な状態であれ
ば、当該データは通信相手に上記無線ネットワークを介
して受信される。また、現在の電波状態が受信不可能な
状態であれば、受信処理は中断され、受信可能状態にな
ったときに受信処理が再開される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1は本発明の通信シス
テムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すよ
うに、複数の携帯情報端末10−1、…、10−nが無
線ネットワーク11、交換機12、LAN(Local Area
Network)13を介してサーバコンピュータ14に接続
されている。携帯情報端末10−1、…、10−nは、
例えばPHS(personal handyphone )機能付きPDA
(personal digital assistans)のような情報処理装置
からなる。無線ネットワーク11は、電話網等の公衆網
である。交換機12は、操作者からの通信の要求に従っ
て相手方に通ずる通信路を選択して接続する。LAN1
3は、オフィス内に設けられた企業内のネットワークで
あり、ここではサーバコンピュータ14が接続されてい
る。サーバコンピュータ14は、サービスを提供する側
の情報処理装置である。携帯情報端末10−1、…、1
0−nとサーバコンピュータ14は交換機12の制御下
で相互に接続されている。
【0013】以下、電子メールを例にとって、携帯情報
端末10−1とサーバコンピュータ14間のメールデー
タの送受信処理について説明する。まず、携帯情報端末
10−1の構成を図2を用いて説明する。
【0014】図2は同実施形態における携帯情報端末1
0−1の構成を示すブロック図である。携帯情報端末1
0−1は、CPU21、メモリ22、画面表示装置2
3、入力装置24、通信制御装置25、電波検出装置2
6を有する。
【0015】CPU21は、通信処理を含む情報処理全
体の制御を行う。メモリ22には、画面表示を制御する
画面制御プログラム22a、電子メールを行うメールプ
ログラム22b、メールデータすなわち通信データの送
受信処理を通信制御装置25に対して指令する通信プロ
グラム22c、パワーセーブモードを解除するまでの待
ち時間を設定する待ち時間設定プログラム22d、パワ
ーセーブモードを実行するパワー制御プログラム22
e、無線ネットワーク11の電波状態の検出を電波検出
装置26に対して指令する電波検出プログラム22fと
いった各種のプログラムが記憶されている。
【0016】また、このメモリ22には、通信データを
格納するための通信データバッファ22g、メールボッ
クス(ここではサーバコンピュータ14内に設けられて
いる)のアドレスを格納しておくメールボックスアドレ
スバッファ22h、送信先(ここではサーバコンピュー
タ14)のアドレスを格納しておく送信先アドレスバッ
ファ22i、画面表示装置23上に表示される各種アイ
コンのデータを格納しておく画面操作データバッファ2
2jが設けられている。
【0017】画面表示装置23は、例えばLCD (Liqu
id Crystal Display) からなり、データの表示を行うも
のであり、ここでは通信に際して、図3に示すような操
作画面を表示する。入力装置24は、例えばキーボード
やマウスからなり、データの入力や指示を行うためのも
のである。通信制御装置25は、無線ネットワーク11
を介してサーバコンピュータ14あるいは他端末との通
信制御を行う。電波検出装置26は、無線ネットワーク
11の電波状態を検出する。
【0018】次に、携帯情報端末10−1の操作画面を
図3を用いて説明する図3は同実施形態における携帯情
報端末10−1の操作画面を示す図である。携帯情報端
末10−1の操作画面内には、送信アイコン31、受信
アイコン32、通信データ33、メールボックスアドレ
ス34、送信先アドレス35がある。
【0019】送信アイコン31は、メールデータの送信
を指示するためのものである。受信アイコン32は、メ
ールデータの受信を指示するためのものである。通信デ
ータ33は、送信あるいは受信したメールデータを示
す。メールボックスアドレス34は、操作者が指定した
メールボックスのアドレスを示す。送信先アドレス35
は、操作者が指定した送信先のアドレスを示す。
【0020】このような操作画面において、送信アイコ
ン31、受信アイコン32に関するデータは、図2に示
す画面操作データバッファ22jに格納される。また、
通信データ33は通信データバッファ22g、メールボ
ックスアドレス34はメールボックスアドレスバッファ
22h、送信先アドレス35は送信先アドレスバッファ
22jに格納される。
【0021】次に、メールの送受信処理の流れについ
て、(a)送信処理、(b)受信処理に分けて説明す
る。 (a)送信処理 図4は同実施形態におけるメールプログラムの送信処理
の動作を示すフローチャートである。メールデータの送
信に際し、携帯情報端末10−1の操作者は図3に示す
操作画面上で通信データ33、メールボックスアドレス
34、送信先アドレス35を設定する(ステップA1
1)。この場合、携帯情報端末10−1からサーバコン
ピュータ14へのメールデータの送信を想定しているた
め、メールボックスアドレス34はサーバコンピュータ
14内に設けられたメールボックスのアドレスであり、
送信先アドレス35はサーバコンピュータ14のアドレ
スである。
【0022】ここで、操作者が送信アイコン31を選択
すると(ステップA12)、メールプログラム22bが
起動される。メールプログラム22bは上記操作画面上
で操作者が設定した通信データ33を図2の通信データ
バッファ22gに格納すると共に、メールボックスアド
レス34をメールボックスアドレスバッファ22h、送
信先アドレス35を送信先アドレスバッファ22iにそ
れぞれ格納する(ステップA13)。
【0023】次に、メールプログラム22bは通信プロ
グラム22cを呼び出して、データ送信処理を実行する
(ステップA14)。このときの送信処理動作を図5に
示す。
【0024】図5は同実施形態における通信プログラム
22cの送信処理の動作を示すフローチャートである。
通信プログラム22cは、電波検出プログラム22fに
対して電波状態を問い合わせる(ステップB11)。こ
れにより、電波検出プログラム22fは電波検出装置2
6を通じて現在の電波状態を検出し、その検出結果を通
信プログラム22cに返す。
【0025】通信プログラム22cは、その検出結果に
より電波状態が良好であるかどうかを判定する(ステッ
プB12)。電波状態が良好であるとは、電波の受信レ
ベルがデータを正常に送信できる状態にあることを示
し、具体的には本端末の送信能力に応じて予め設定され
た基準レベルと検出レベルとを比較した際に、検出レベ
ルが基準レベル以上にあることである。
【0026】しかして、電波状態が良好であれば(ステ
ップB12のYes)、通信プログラム22cは無線ネ
ットワーク11を介してメールデータの送信を行う(ス
テップB13)。具体的には、通信データバッファ22
gから当該メールデータである通信データ33を読み出
し、これに送信先アドレスバッファ22iの送信先アド
レス35を付加して、メールボックスアドレスバッファ
22hのメールボックスアドレス34で示されているサ
ーバコンピュータ14に送信する。
【0027】次に、通信プログラム22cはこのメール
データの送信が正常に終了したか否かを判定する(ステ
ップB14)。正常に終了した場合(ステップB14の
Yes)、通信プログラム22cはここでの処理を終了
し、メールプログラム22bに制御を戻す。
【0028】一方、電波状態が不良であった場合(ステ
ップB12のNo)、あるいは、メールデータの送信中
に電波障害が発生した場合(ステップB14のNo)、
通信プログラム22cは送信処理を中断する(ステップ
B15)。
【0029】ここで、送信処理の中断後、再び電波状態
をチェックして送信処理を再開することになるが、直ぐ
に電波状態をチェックしても、好転は期待できない。こ
れは、操作者がまだ電波状態の悪い場所の近くにいる可
能性が高いためである。したがって、操作者が電波状態
の良好な場所に移動するまでの時間を考えて、ある程度
間隔をあけてから送信処理の再開を試みた方が効率が良
く、また、無駄な電力を消費しなくて済む。
【0030】そこで、本実施形態では、送信処理を再開
するに際し、待ち時間設定プログラム22dによって現
在の電波強度に応じた待ち時間を設定し(ステップB1
6)、この待ち時間が経過するまでの間、パワー制御プ
ログラム22eによってパワーセーブモードを実行する
(ステップB17,B18)。
【0031】このパワーセーブモードにより、例えば操
作画面が非表示となり、ディスクの回転が停止して、送
信処理を再開するまでの間の無駄な電力消費を抑えるこ
とができる。また、電波強度に応じて待ち時間を設定す
ることで、電波状態が非常に悪い場所にいる場合と多少
良い場所にいる場合などで異なる操作者の移動時間を待
ち時間に反映させることができる。
【0032】しかして、この待ち時間の経過後(ステッ
プB18のYes)、パワーセーブモードが解除される
と(ステップB19)、通信プログラム22cは送信処
理を再開する(ステップB20)。
【0033】このように、電波状態が不良であっても、
電波状態が良好になった時点でメールデータの送信が行
われる。したがって、操作者は電波状態に関係なく、思
い付いたときに1度だけ送信操作を行えば、以後、特に
意識することなく当該データを通信相手に送ることがで
きる。
【0034】なお、上記実施形態では、携帯情報端末1
0−1の送信相手としてサーバコンピュータ14を想定
したが、他の端末を送信相手とした場合でも同様であ
る。また、送信処理を再開する場合に、送信すべきデー
タを最初から送り直す方法と、中断した所から送る方法
があるが、本発明はこれらの再送信方法に限定されるも
のではない。この場合、後者の方法では、送信すべきデ
ータを所定のパケット単位で分割しておき、そのパケッ
ト単位で順次送信する構成とすれば、途中からの再受信
を実現できる。
【0035】(b)受信処理 図6は同実施形態におけるメールプログラムの受信処理
の動作を示すフローチャートである。メールデータの受
信に際し、携帯情報端末10−1の操作者は図3に示す
操作画面上でメールボックスアドレス34を設定する
(ステップC11)。この場合、サーバコンピュータ1
4内のメールボックスに蓄積された各端末からのメール
データの中から自分宛てのメールデータを携帯情報端末
10−1が受取りにいくといった蓄積型メールシステム
を想定しているため、メールボックスアドレス34はサ
ーバコンピュータ14内に設けられたメールボックスの
アドレスとなる。
【0036】ここで、操作者が受信アイコン32を選択
すると(ステップC12)、メールプログラム22bが
起動される。メールプログラム22bは上記操作画面上
で操作者が設定したメールボックスアドレス34を図2
のメールボックスアドレスバッファ22hに格納する
(ステップC13)。
【0037】次に、メールプログラム22bは通信プロ
グラム22cを呼び出して、データ受信処理(受信要
求)を実行する(ステップC14)。このときの受信処
理動作を図7に示す。また、この受信処理によってメー
ルデータが得られると、メールプログラム22bはその
表示を行う(ステップC15)。
【0038】図7は同実施形態における通信プログラム
22cの受信処理の動作を示すフローチャートである。
通信プログラム22cは、電波検出プログラム22fに
対して電波状態を問い合わせる(ステップD11)。こ
れにより、電波検出プログラム22fは電波検出装置2
6を通じて現在の電波状態を検出し、その検出結果を通
信プログラム22cに返す。
【0039】通信プログラム22cは、その検出結果に
より電波状態が良好であるかどうかを判定する(ステッ
プD12)。電波状態が良好であるとは、電波の受信レ
ベルがデータを正常に受信できる状態にあることを示
し、具体的には本端末の受信能力に応じて予め設定され
た基準レベルと検出レベルとを比較した際に、検出レベ
ルが基準レベル以上にあることである。
【0040】しかして、電波状態が良好であれば(ステ
ップD12のYes)、通信プログールラム22cは無
線ネットワーク11を介してメールデータの受信を行う
(ステップD13)。具体的には、メールボックスアド
レスバッファ22hのメールボックスアドレス34で示
されているサーバコンピュータ14に受信要求を行い、
そのサーバコンピュータ14内のメールボックスから自
分宛てのメールデータを受け取り、これを通信データバ
ッファ22gに格納する。
【0041】次に、通信プログラム22cはこのメール
データの受信が正常に終了したか否かを判定する(ステ
ップD14)。正常に終了した場合(ステップD14の
Yes)、通信プログラム22cはここでの処理を終了
し、メールプログラム22bに制御を戻す。
【0042】一方、電波状態が不良であった場合(ステ
ップD12のNo)、あるいは、メールデータの受信中
に電波障害が発生した場合(ステップD14のNo)、
通信プログラム22cは受信処理を中断する(ステップ
D15)。
【0043】ここで、受信処理の中断後、再び電波状態
をチェックして受信処理を再開することになるが、直ぐ
に電波状態をチェックしても、好転は期待できない。こ
れは、操作者がまだ電波状態の悪い場所の近くにいる可
能性が高いためである。したがって、操作者が電波状態
の良好な場所に移動するまでの時間を考えて、ある程度
間隔をあけてから受信処理の再開を試みた方が効率が良
く、また、無駄な電力を消費しなくて済む。
【0044】そこで、本実施形態では、受信処理を再開
するに際し、待ち時間設定プログラム22dによって現
在の電波強度に応じた待ち時間を設定し(ステップD1
6)、この待ち時間が経過するまでの間、パワー制御プ
ログラム22eによってパワーセーブモードを実行する
(ステップD17,D18)。
【0045】このパワーセーブモードにより、例えば操
作画面が非表示となり、ディスクの回転が停止して、受
信処理を再開するまでの間の無駄な電力消費を抑えるこ
とができる。また、電波強度に応じて待ち時間を設定す
ることで、電波状態が非常に悪い場所にいる場合と多少
良い場所にいる場合など異なる操作者の移動時間を待ち
時間に反映させることができる。
【0046】しかして、この待ち時間の経過後(ステッ
プD18のYes)、パワーセーブモードが解除される
と(ステップD19)、通信プログラム22cは受信処
理を再開する(ステップD20)。
【0047】このように、電波状態が不良であっても、
電波状態が良好になった時点でメールデータの受信が行
われる。したがって、操作者は電波状態に関係なく、思
い付いたときに1度だけ受信操作を行えば、以後、特に
意識することなく当該データを通信相手から受信するこ
とができる。
【0048】なお、上記実施形態では、携帯情報端末1
0−1の受信相手としてサーバコンピュータ14を想定
したが、他の端末を受信相手とした場合でも同様であ
る。また、受信処理を再開する場合に、受信すべきデー
タを最初から受け取る方法と、中断した所から受け取る
方法があるが、本発明はこれらの再受信方法に限定され
るものではない。この場合、後者の方法では、受信すべ
きデータを所定のパケット単位で分割しておき、そのパ
ケット単位で順次受信する構成とすれば、途中からの再
受信を実現できる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データを
送信するときに現在の電波状態を検出し、データ送信可
能な状態であれば、当該データを通信相手に無線ネット
ワークを介して送信し、送信不可能な状態であれば、送
信処理を中断して送信可能状態になったときに送信処理
を再開するようにしたため、携帯情報端末を持ち運んで
業務を行う場合に、無線ネットワークの電波状態が不良
であっても携帯情報端末からオフィスにあるサーバコン
ピュータへの送信要求の事前入力が可能となり、効率的
に業務を遂行できるようになる。
【0050】また、データを受信するときに現在の電波
状態を検出し、データ受信可能な状態であれば、当該デ
ータを通信相手に無線ネットワークを介して受信し、受
信不可能な状態であれば、受信処理を中断して受信可能
状態になったときに受信処理を再開するようにしたた
め、携帯情報端末を持ち運んで業務を行う場合におい
て、無線ネットワークの電波状態が不良であっても携帯
情報端末からオフィスにあるサーバコンピュータへの受
信要求の事前入力が可能となり、効率的に業務が遂行で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの構成を示す図。
【図2】上記通信システムに用いられる携帯情報端末の
内部構成を示すブロック図。
【図3】同端末の操作画面を示す図。
【図4】メールプログラムの送信処理動作を示すフロー
チャート。
【図5】通信プログラムの送信処理動作を示すフローチ
ャート。
【図6】メールプログラムの受信処理動作を示すフロー
チャート。
【図7】通信プログラムの受信処理動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
10−1,10−n…携帯情報端末 11…無線ネットワーク 12…交換機 13…LAN 14…サーバコンピュータ 21…CPU 22…メモリ 23…画面表示装置 24…入力装置 25…通信制御装置 26…電波検出装置 31…送信アイコン 32…受信アイコン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機能を備えた携帯情報端末が無
    線ネットワークを介して接続された通信システムにおい
    て、 上記携帯情報端末は、 データの送信を指示する指示手段と、 この指示手段によってデータの送信指示があったとき、
    現在の電波状態を検出する電波検出手段と、 この電波検出手段によって検出された現在の電波状態が
    データ送信可能な状態であれば当該データを通信相手に
    上記無線ネットワークを介して送信し、送信不可能な状
    態であれば送信処理を中断し、送信可能状態になったと
    きに送信処理を再開する通信制御手段とを具備したこと
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 現在の電波状態が送信不可能な状態であ
    る場合に、そのときの電波強度に応じて待ち時間を設定
    する待ち時間設定手段と、 この待ち時間設定手段によって設定された上記待ち時間
    の間、パワーセーブモードを実行するパワー制御手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 無線通信機能を備えた携帯情報端末が無
    線ネットワークを介して接続された通信システムにおい
    て、 上記携帯情報端末は、 データの受信を指示する指示手段と、 この指示手段によってデータの受信指示があったとき、
    現在の電波状態を検出する電波検出手段と、 この電波検出手段によって検出された現在の電波状態が
    データ受信可能な状態であれば当該データを通信相手か
    ら上記無線ネットワークを介して受信し、受信不可能な
    状態であれば受信処理を中断し、受信可能状態になった
    ときに受信処理を再開する通信制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 現在の電波状態が受信不可能な状態であ
    る場合に、そのときの電波強度に応じて待ち時間を設定
    する待ち時間設定手段と、 この待ち時間設定手段によって設定された上記待ち時間
    の間、パワーセーブモードを実行するパワー制御手段と
    を具備したことを特徴とする請求項3記載の通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 無線通信機能を備えた携帯情報端末が無
    線ネットワークを介してデータを送信するときに現在の
    電波状態を検出し、 この検出結果に応じて、現在の電波状態がデータ送信可
    能な状態であれば当該データを通信相手に上記無線ネッ
    トワークを介して送信し、 現在の電波状態が送信不可能な状態であれば送信処理を
    中断し、送信可能状態になったときに送信処理を再開す
    るようにしたことを特徴とするデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 無線通信機能を備えた携帯情報端末が無
    線ネットワークを介してデータを受信するときに現在の
    電波状態を検出し、 この検出結果に応じて、現在の電波状態がデータ受信可
    能な状態であれば当該データを通信相手から上記無線ネ
    ットワークを介して受信し、 現在の電波状態が受信不可能な状態であれば受信処理を
    中断し、受信可能状態になったときに受信処理を再開す
    るようにしたことを特徴とするデータ通信方法。
JP8041428A 1996-02-28 1996-02-28 通信システム及びデータ通信方法 Pending JPH09233218A (ja)

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