JP2001211197A - 通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアント - Google Patents
通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアントInfo
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クライアントの各種処理能力に応じた適切な
情報アクセスを行って利用者の利便性の向上と情報の有
効活用とを両立させる通信システム、通信方法、ゲート
ウェイ装置およびクライアントを提供する。 【解決手段】 エージェント制御プログラム５６を備え
たクライアント５０が、データ通信網５４を介しエージ
ェントプログラム５７およびキャッシュメモリ５５を有
する無線通信ＧＷ装置５３に接続される。無線通信ＧＷ
装置５３は、無線データ通信網５２を介し各種情報を格
納する情報源サーバ５１に接続される。エージェント制
御プログラム５６は、クライアントの属性情報、各通信
網の通信属性情報およびクライアントの利用者嗜好情報
をパラメータとしてエージェントプログラム５７に設定
する。エージェントプログラム５７は、この設定された
パラメータにしたがって、情報源サーバ５１から必要な
情報のみを無線データ通信網５２を介して受信し、パケ
ット化された情報としてキャッシュメモリ５５に一旦格
納し、順次クライアント５０に取得した情報を転送す
る。
情報アクセスを行って利用者の利便性の向上と情報の有
効活用とを両立させる通信システム、通信方法、ゲート
ウェイ装置およびクライアントを提供する。 【解決手段】 エージェント制御プログラム５６を備え
たクライアント５０が、データ通信網５４を介しエージ
ェントプログラム５７およびキャッシュメモリ５５を有
する無線通信ＧＷ装置５３に接続される。無線通信ＧＷ
装置５３は、無線データ通信網５２を介し各種情報を格
納する情報源サーバ５１に接続される。エージェント制
御プログラム５６は、クライアントの属性情報、各通信
網の通信属性情報およびクライアントの利用者嗜好情報
をパラメータとしてエージェントプログラム５７に設定
する。エージェントプログラム５７は、この設定された
パラメータにしたがって、情報源サーバ５１から必要な
情報のみを無線データ通信網５２を介して受信し、パケ
ット化された情報としてキャッシュメモリ５５に一旦格
納し、順次クライアント５０に取得した情報を転送す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信網を介
して情報源サーバに格納されている各種情報を取得する
ための通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およ
び情報源サーバの各種情報を取得するためのクライアン
トに関する。
して情報源サーバに格納されている各種情報を取得する
ための通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およ
び情報源サーバの各種情報を取得するためのクライアン
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】情報処理技術や通信技術の発達にともな
い、一般家庭やオフィスに設置されたコンピュータ端末
等のクライアントから、各種コンピュータネットワーク
が相互に接続されたインターネット上に構築されたサー
バに格納された情報を、簡単に閲覧することができるよ
うになった。特に、クライアントとして無線によるデー
タ通信が可能な情報端末、携帯電話あるいはパーソナル
ハンディフォンシステム（Personal Handy-phone Syste
m：ＰＨＳ）等の携帯可能な情報機器による情報アクセ
スが可能となり、その普及は著しい。このような無線携
帯端末をクライアントとするインターネット上の各種情
報が格納された情報源サーバへのアクセスは、従来から
ゲートウェイ（GateWay：以下、ＧＷと略す。）装置を
介して行われている。
い、一般家庭やオフィスに設置されたコンピュータ端末
等のクライアントから、各種コンピュータネットワーク
が相互に接続されたインターネット上に構築されたサー
バに格納された情報を、簡単に閲覧することができるよ
うになった。特に、クライアントとして無線によるデー
タ通信が可能な情報端末、携帯電話あるいはパーソナル
ハンディフォンシステム（Personal Handy-phone Syste
m：ＰＨＳ）等の携帯可能な情報機器による情報アクセ
スが可能となり、その普及は著しい。このような無線携
帯端末をクライアントとするインターネット上の各種情
報が格納された情報源サーバへのアクセスは、従来から
ゲートウェイ（GateWay：以下、ＧＷと略す。）装置を
介して行われている。
【０００３】図１２は、クライアントによるゲートウェ
イ装置を介した情報源サーバにアクセスするための従来
の通信システムの構成の一例を表わしたものである。従
来の通信システムにおける無線携帯端末等のクライアン
ト１０は、インターネットに接続された情報源サーバ１
１に格納された各種情報にアクセスするため、この情報
源サーバ１１と無線データ通信網１２を介して接続され
る無線通信ＧＷ装置１３を利用する。クライアント１０
は、有線あるいは無線によるデータ通信が可能なデータ
通信網１４を介して、この無線通信ＧＷ装置１３と接続
される。
イ装置を介した情報源サーバにアクセスするための従来
の通信システムの構成の一例を表わしたものである。従
来の通信システムにおける無線携帯端末等のクライアン
ト１０は、インターネットに接続された情報源サーバ１
１に格納された各種情報にアクセスするため、この情報
源サーバ１１と無線データ通信網１２を介して接続され
る無線通信ＧＷ装置１３を利用する。クライアント１０
は、有線あるいは無線によるデータ通信が可能なデータ
通信網１４を介して、この無線通信ＧＷ装置１３と接続
される。
【０００４】無線データ通信網１２では、トンネル等の
無線電波が届かない場所が存在するようにデータ通信の
アクセス可能範囲が制限されるばかりか、一般的に有線
のデータ通信網に比べてデータ伝送容量が小さい。そこ
で、無線通信ＧＷ装置１３にキャッシュメモリ１５を設
け、クライアント１０からアクセス要求のあった情報源
サーバ１１の情報を一時的に蓄積させるようにしてい
る。
無線電波が届かない場所が存在するようにデータ通信の
アクセス可能範囲が制限されるばかりか、一般的に有線
のデータ通信網に比べてデータ伝送容量が小さい。そこ
で、無線通信ＧＷ装置１３にキャッシュメモリ１５を設
け、クライアント１０からアクセス要求のあった情報源
サーバ１１の情報を一時的に蓄積させるようにしてい
る。
【０００５】すなわち、無線通信ＧＷ装置１３は、デー
タ通信網１４を介してクライアント１０からの情報アク
セス要求を受け付けると、情報源サーバ１１から必要な
情報を取得しこれをパケット化してキャッシュメモリ１
５に一時的に蓄積する。これにより、データ通信可能範
囲やデータ伝送容量の点で制限があり、種々の要因で断
状態に陥りやすい無線データ通信網１２の状態に依存す
ることなくクライアント１０がアクセス要求した情報を
提供することができる。例えば、無線データ通信網１２
が断状態となって情報源サーバ１１から必要な情報を取
得できなくなった場合であっても、断状態の直前までの
データをキャッシュメモリ１５に蓄積したデータで補償
することができる。さらに、無線通信ＧＷ装置１３は、
無線データ通信網１２の断状態が復旧したとき、クライ
アント１０が最後に受信したパケットの次のパケットが
連続して受信できるように、提供すべきパケット送信制
御を行っている。
タ通信網１４を介してクライアント１０からの情報アク
セス要求を受け付けると、情報源サーバ１１から必要な
情報を取得しこれをパケット化してキャッシュメモリ１
５に一時的に蓄積する。これにより、データ通信可能範
囲やデータ伝送容量の点で制限があり、種々の要因で断
状態に陥りやすい無線データ通信網１２の状態に依存す
ることなくクライアント１０がアクセス要求した情報を
提供することができる。例えば、無線データ通信網１２
が断状態となって情報源サーバ１１から必要な情報を取
得できなくなった場合であっても、断状態の直前までの
データをキャッシュメモリ１５に蓄積したデータで補償
することができる。さらに、無線通信ＧＷ装置１３は、
無線データ通信網１２の断状態が復旧したとき、クライ
アント１０が最後に受信したパケットの次のパケットが
連続して受信できるように、提供すべきパケット送信制
御を行っている。
【０００６】図１３は、図１２に示した従来の通信シス
テムにおける各種情報を閲覧するためのソフトウェアプ
ログラムを実行するクライアント１０が、インターネッ
ト上の情報源サーバ１１であるＷＷＷ（World Wide We
b）サーバからコンテンツを取得する動作の流れを表わ
したものである。利用者からアクセスすべきＷＷＷサー
バを特定するアドレスを受け付けたクライアント１０
は、データ通信網１４を介し受け付けたアドレス指示１
６1を無線通信ＧＷ装置１３に送信する。無線通信ＧＷ
装置１３は、このアドレス指示１６1をキャッシュメモ
リ１５に格納するとともに（記憶１７）、アドレス指示
１６1によって特定されるＷＷＷサーバに対して無線通
信データ通信網１２を介してコンテンツの取得要求であ
るアドレス指示１６2を送信する。ＷＷＷサーバは、こ
のアドレス指示１６2を受信すると、要求のあったコン
テンツが複数のコンテンツデータに分割されている場
合、まず第１のコンテンツ１９1を無線通信ＧＷ装置１
３に対して返信する。
テムにおける各種情報を閲覧するためのソフトウェアプ
ログラムを実行するクライアント１０が、インターネッ
ト上の情報源サーバ１１であるＷＷＷ（World Wide We
b）サーバからコンテンツを取得する動作の流れを表わ
したものである。利用者からアクセスすべきＷＷＷサー
バを特定するアドレスを受け付けたクライアント１０
は、データ通信網１４を介し受け付けたアドレス指示１
６1を無線通信ＧＷ装置１３に送信する。無線通信ＧＷ
装置１３は、このアドレス指示１６1をキャッシュメモ
リ１５に格納するとともに（記憶１７）、アドレス指示
１６1によって特定されるＷＷＷサーバに対して無線通
信データ通信網１２を介してコンテンツの取得要求であ
るアドレス指示１６2を送信する。ＷＷＷサーバは、こ
のアドレス指示１６2を受信すると、要求のあったコン
テンツが複数のコンテンツデータに分割されている場
合、まず第１のコンテンツ１９1を無線通信ＧＷ装置１
３に対して返信する。
【０００７】無線通信ＧＷ装置１３は、第１のコンテン
ツ１９1を受信すると、これをパケット化してキャッシ
ュメモリ１５に格納する（格納２０）。さらに無線通信
ＧＷ装置１３は、クライアント１０の受信バッファの蓄
積状態にしたがって、受信バッファのあふれを生じさせ
ないように、この受信したコンテンツデータを、クライ
アント１０に対して第１のコンテンツ１９2として送信
する。
ツ１９1を受信すると、これをパケット化してキャッシ
ュメモリ１５に格納する（格納２０）。さらに無線通信
ＧＷ装置１３は、クライアント１０の受信バッファの蓄
積状態にしたがって、受信バッファのあふれを生じさせ
ないように、この受信したコンテンツデータを、クライ
アント１０に対して第１のコンテンツ１９2として送信
する。
【０００８】その後、第１のコンテンツに後続する情報
である第２のコンテンツ２２1以降も同様に無線通信Ｇ
Ｗ装置１３に対して送信され、キャッシュメモリ１５に
格納（格納２３）後クライアント１０に第２のコンテン
ツ２２2等として順次転送される。
である第２のコンテンツ２２1以降も同様に無線通信Ｇ
Ｗ装置１３に対して送信され、キャッシュメモリ１５に
格納（格納２３）後クライアント１０に第２のコンテン
ツ２２2等として順次転送される。
【０００９】ここで、第２のコンテンツ以降後続する第
ｎのコンテンツ２４がＷＷＷサーバから無線通信ＧＷ装
置１３に対して送信されたとき、無線データ通信網１２
で通信伝送路が切断状態となったものとする（断状態発
生２５）。無線通信ＧＷ装置１３は、タイムアウト処理
等によってこの断状態を検出すると（検出２６）、ＷＷ
Ｗサーバとの間の通信伝送路の再接続を行う（再接続２
７）とともに、ＷＷＷサーバに対して断状態発生以降に
未到達のコンテンツデータの取得を要求する。ＷＷＷサ
ーバは、この再接続要求にしたがって第ｎのコンテンツ
２８1を無線通信ＧＷ装置１３に返信する。無線通信Ｇ
Ｗ装置１３は、この第ｎのコンテンツ２８1を受信する
と、パケット化された情報としてキャッシュメモリ１５
に格納するとともに（格納２９）、これを第ｎのコンテ
ンツ２８2としてクライアント１０に転送する。
ｎのコンテンツ２４がＷＷＷサーバから無線通信ＧＷ装
置１３に対して送信されたとき、無線データ通信網１２
で通信伝送路が切断状態となったものとする（断状態発
生２５）。無線通信ＧＷ装置１３は、タイムアウト処理
等によってこの断状態を検出すると（検出２６）、ＷＷ
Ｗサーバとの間の通信伝送路の再接続を行う（再接続２
７）とともに、ＷＷＷサーバに対して断状態発生以降に
未到達のコンテンツデータの取得を要求する。ＷＷＷサ
ーバは、この再接続要求にしたがって第ｎのコンテンツ
２８1を無線通信ＧＷ装置１３に返信する。無線通信Ｇ
Ｗ装置１３は、この第ｎのコンテンツ２８1を受信する
と、パケット化された情報としてキャッシュメモリ１５
に格納するとともに（格納２９）、これを第ｎのコンテ
ンツ２８2としてクライアント１０に転送する。
【００１０】図１４は、図１２に示した従来の通信シス
テムにおいて、電子メールを受信するためのソフトウェ
アプログラムを実行するクライアント１０が、インター
ネット上の情報源サーバ１１である電子メールサーバか
ら電子メールの内容を取得する動作の流れを表わしたも
のである。
テムにおいて、電子メールを受信するためのソフトウェ
アプログラムを実行するクライアント１０が、インター
ネット上の情報源サーバ１１である電子メールサーバか
ら電子メールの内容を取得する動作の流れを表わしたも
のである。
【００１１】利用者から自己宛ての電子メールが蓄積さ
れているメールボックスの指定を受け付けたクライアン
ト１０は、データ通信網１４を介し受け付けたメールボ
ックス指定３１1を無線通信ＧＷ装置１３に送信する。
無線通信ＧＷ装置１３は、このメールボックス指定３１
1により指定されたメールボックスと、その利用者をキ
ャッシュメモリ１５に格納するとともに（記憶３２）、
メールボックス指定３１2を情報源サーバ１１である電
子メールサーバに対して無線通信データ通信網１２を介
して送信する。電子メールサーバは、このメールボック
ス指定３１2を受信すると、指定されたメールボックス
に利用者宛ての複数の受信メールが蓄積されている場
合、まず第１の電子メール３４1を無線通信ＧＷ装置１
３に対して返信する。
れているメールボックスの指定を受け付けたクライアン
ト１０は、データ通信網１４を介し受け付けたメールボ
ックス指定３１1を無線通信ＧＷ装置１３に送信する。
無線通信ＧＷ装置１３は、このメールボックス指定３１
1により指定されたメールボックスと、その利用者をキ
ャッシュメモリ１５に格納するとともに（記憶３２）、
メールボックス指定３１2を情報源サーバ１１である電
子メールサーバに対して無線通信データ通信網１２を介
して送信する。電子メールサーバは、このメールボック
ス指定３１2を受信すると、指定されたメールボックス
に利用者宛ての複数の受信メールが蓄積されている場
合、まず第１の電子メール３４1を無線通信ＧＷ装置１
３に対して返信する。
【００１２】無線通信ＧＷ装置１３は、第１の電子メー
ル３４1を受信すると、これをパケット化してキャッシ
ュメモリ１５に格納する（格納３５）。さらに無線通信
ＧＷ装置１３は、クライアント１０の受信バッファの蓄
積状態にしたがって、受信バッファのあふれを生じさせ
ないように、この受信メールデータを、クライアント１
０に対して第１のメール３４2として送信する。
ル３４1を受信すると、これをパケット化してキャッシ
ュメモリ１５に格納する（格納３５）。さらに無線通信
ＧＷ装置１３は、クライアント１０の受信バッファの蓄
積状態にしたがって、受信バッファのあふれを生じさせ
ないように、この受信メールデータを、クライアント１
０に対して第１のメール３４2として送信する。
【００１３】その後、第１のメールの次の第２のメール
３７1以降も同様に無線通信ＧＷ装置１３に対して送信
され、キャッシュメモリ１５に格納（格納３８）後クラ
イアント１０に第２のメール３７2等として順次転送さ
れる。
３７1以降も同様に無線通信ＧＷ装置１３に対して送信
され、キャッシュメモリ１５に格納（格納３８）後クラ
イアント１０に第２のメール３７2等として順次転送さ
れる。
【００１４】ここで、第２のメール以降後続する第ｍの
メール４０が電子メールサーバから無線通信ＧＷ装置１
３に対して送信されたとき、無線データ通信網１２で通
信伝送路が切断状態となったものとする（断状態発生４
１）。無線通信ＧＷ装置１３は、タイムアウト処理等に
よってこの断状態を検出すると（検出４２）、電子メー
ルサーバとの間の通信伝送路の再接続を行う（再接続４
３）とともに、電子メールサーバに対して断状態発生以
降に未到達のメールデータの取得を要求する。電子メー
ルサーバは、この再接続要求にしたがって第ｍのメール
４４1を無線通信ＧＷ装置１３に返信する。無線通信Ｇ
Ｗ装置１３は、この第ｍのメール４４1を受信すると、
パケット化された情報としてキャッシュメモリ１５に格
納するとともに（格納４５）、これを第ｍのメール４４
2としてクライアント１０に転送する。
メール４０が電子メールサーバから無線通信ＧＷ装置１
３に対して送信されたとき、無線データ通信網１２で通
信伝送路が切断状態となったものとする（断状態発生４
１）。無線通信ＧＷ装置１３は、タイムアウト処理等に
よってこの断状態を検出すると（検出４２）、電子メー
ルサーバとの間の通信伝送路の再接続を行う（再接続４
３）とともに、電子メールサーバに対して断状態発生以
降に未到達のメールデータの取得を要求する。電子メー
ルサーバは、この再接続要求にしたがって第ｍのメール
４４1を無線通信ＧＷ装置１３に返信する。無線通信Ｇ
Ｗ装置１３は、この第ｍのメール４４1を受信すると、
パケット化された情報としてキャッシュメモリ１５に格
納するとともに（格納４５）、これを第ｍのメール４４
2としてクライアント１０に転送する。
【００１５】このように無線携帯端末であるクライアン
ト１０から無線データ通信網１２を介在させてアクセス
対象の情報が格納された情報源サーバ１１にアクセスす
る通信システムにおいて、情報源サーバ１１が構築され
るインターネットおよび無線データ通信網１２の帯域幅
や遅延量、無線通信による通信状態の不安定さを解消す
べく、無線通信ＧＷ装置１３が設けられている。無線通
信ＧＷ装置１３は、一時的にアクセスしたデータを蓄積
し、クライアント側の受信バッファの状態を監視してバ
ッファのあふれを生じさせないように、情報源サーバ１
１から一時的に蓄積させたデータをクライアント１０に
対して転送する。さらに無線通信ＧＷ装置１３は、無線
データ通信網１２が何らかの原因で障害が発生し通信伝
送路が断状態となった場合であっても、キャッシュメモ
リ１５にパケット化された情報としてそれまで蓄積され
たデータを参照して、各コンテンツ、受信メール間ある
いは各パケット間の順序が正しくクライアント１０に対
して転送されるように、クライアント１０に提供するコ
ンテンツデータの転送制御を行う。
ト１０から無線データ通信網１２を介在させてアクセス
対象の情報が格納された情報源サーバ１１にアクセスす
る通信システムにおいて、情報源サーバ１１が構築され
るインターネットおよび無線データ通信網１２の帯域幅
や遅延量、無線通信による通信状態の不安定さを解消す
べく、無線通信ＧＷ装置１３が設けられている。無線通
信ＧＷ装置１３は、一時的にアクセスしたデータを蓄積
し、クライアント側の受信バッファの状態を監視してバ
ッファのあふれを生じさせないように、情報源サーバ１
１から一時的に蓄積させたデータをクライアント１０に
対して転送する。さらに無線通信ＧＷ装置１３は、無線
データ通信網１２が何らかの原因で障害が発生し通信伝
送路が断状態となった場合であっても、キャッシュメモ
リ１５にパケット化された情報としてそれまで蓄積され
たデータを参照して、各コンテンツ、受信メール間ある
いは各パケット間の順序が正しくクライアント１０に対
して転送されるように、クライアント１０に提供するコ
ンテンツデータの転送制御を行う。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図１２〜
図１４に示した従来の通信システムでは、無線通信ＧＷ
装置１３のキャッシュメモリ１５の容量が有限であるに
もかかわらず、クライアント１０の種類を考慮すること
なく、無線通信ＧＷ装置１３は無線データ通信網１２を
介して情報源サーバ１１から情報を取得している。
図１４に示した従来の通信システムでは、無線通信ＧＷ
装置１３のキャッシュメモリ１５の容量が有限であるに
もかかわらず、クライアント１０の種類を考慮すること
なく、無線通信ＧＷ装置１３は無線データ通信網１２を
介して情報源サーバ１１から情報を取得している。
【００１７】特に、クライアント１０において取得した
情報の表示能力や処理能力、データ通信網１４の伝送能
力にかかわらず情報源サーバ１１から各種情報を取得す
るため、クライアント１０で処理できない不要な情報の
通信に係る無線データ通信網１２の限られた通信回線の
資源を無駄に使用することになる。例えば、クライアン
ト１０の表示能力が白黒画像しか表示できない場合で
も、情報源サーバ１１からカラー画像の情報転送が行わ
れるため、その分の無駄なデータ通信が行われ、キャッ
シュメモリ１５の蓄積容量が無駄に消費されることにな
る。
情報の表示能力や処理能力、データ通信網１４の伝送能
力にかかわらず情報源サーバ１１から各種情報を取得す
るため、クライアント１０で処理できない不要な情報の
通信に係る無線データ通信網１２の限られた通信回線の
資源を無駄に使用することになる。例えば、クライアン
ト１０の表示能力が白黒画像しか表示できない場合で
も、情報源サーバ１１からカラー画像の情報転送が行わ
れるため、その分の無駄なデータ通信が行われ、キャッ
シュメモリ１５の蓄積容量が無駄に消費されることにな
る。
【００１８】したがって、不要なデータ通信により、ク
ライアント１０の利用者に無駄な通信時間分の通信コス
トやサービス課金が課され経済的な負担を強いることに
なり、利用者にとって都合が悪い。また、場合によって
は、不要なデータ通信によりクライアント側で、情報提
供者の意図した情報を提供すべき適切な時間に正確に提
供できないといった事態を生ずる。クライアントが移動
通信を行う場合には、クライアントを配下とする上位局
のハンドオフ制御により、アクセスのあった情報源サー
バの内容をできるだけ迅速に閲覧させたり、不要な電子
メールやコンテンツを排除する必要があるにもかかわら
ず、クライアントの種類を考慮しない不要なデータ通信
が行われ、移動通信のスループットを大幅に低下させる
ことになる。
ライアント１０の利用者に無駄な通信時間分の通信コス
トやサービス課金が課され経済的な負担を強いることに
なり、利用者にとって都合が悪い。また、場合によって
は、不要なデータ通信によりクライアント側で、情報提
供者の意図した情報を提供すべき適切な時間に正確に提
供できないといった事態を生ずる。クライアントが移動
通信を行う場合には、クライアントを配下とする上位局
のハンドオフ制御により、アクセスのあった情報源サー
バの内容をできるだけ迅速に閲覧させたり、不要な電子
メールやコンテンツを排除する必要があるにもかかわら
ず、クライアントの種類を考慮しない不要なデータ通信
が行われ、移動通信のスループットを大幅に低下させる
ことになる。
【００１９】そこで本発明の目的は、クライアントの各
種処理能力に応じた適切な情報アクセスを行って利用者
の利便性の向上と情報の有効活用とを両立させる通信シ
ステム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアン
トを提供することにある。
種処理能力に応じた適切な情報アクセスを行って利用者
の利便性の向上と情報の有効活用とを両立させる通信シ
ステム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアン
トを提供することにある。
【００２０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明で
は、（イ）パラメータを設定するための設定手段と、こ
の設定手段によって設定されたパラメータを通知する通
知手段とを備えるクライアントと、（ロ）通知手段によ
って通知されたパラメータに基づいて情報の取得要求を
行う取得要求手段と、この取得要求手段によって行われ
た取得要求に対応して受信した情報を一時的に蓄積する
情報蓄積手段と、この情報蓄積手段によって蓄積された
情報をクライアントに転送する情報転送手段とを備える
ゲートウェイ装置と、（ハ）あらかじめ取得要求手段に
よって取得される情報を記憶する情報記憶手段と、取得
要求を受信したときこの情報記憶手段に記憶された情報
をゲートウェイ装置に対して送信する情報送信手段とを
備えるサーバとを通信システムに具備させる。
は、（イ）パラメータを設定するための設定手段と、こ
の設定手段によって設定されたパラメータを通知する通
知手段とを備えるクライアントと、（ロ）通知手段によ
って通知されたパラメータに基づいて情報の取得要求を
行う取得要求手段と、この取得要求手段によって行われ
た取得要求に対応して受信した情報を一時的に蓄積する
情報蓄積手段と、この情報蓄積手段によって蓄積された
情報をクライアントに転送する情報転送手段とを備える
ゲートウェイ装置と、（ハ）あらかじめ取得要求手段に
よって取得される情報を記憶する情報記憶手段と、取得
要求を受信したときこの情報記憶手段に記憶された情報
をゲートウェイ装置に対して送信する情報送信手段とを
備えるサーバとを通信システムに具備させる。
【００２１】すなわち請求項１記載の発明では、クライ
アント、ゲートウェイ装置およびサーバからなる通信シ
ステムにおいて、クライアントで設定されたパラメータ
がゲートウェイ装置に通知され、ゲートウェイ装置はこ
の通知されたパラメータに基づいてサーバに情報の取得
要求を行い、取得した情報を一旦蓄積してからクライア
ントに転送するようにしている。
アント、ゲートウェイ装置およびサーバからなる通信シ
ステムにおいて、クライアントで設定されたパラメータ
がゲートウェイ装置に通知され、ゲートウェイ装置はこ
の通知されたパラメータに基づいてサーバに情報の取得
要求を行い、取得した情報を一旦蓄積してからクライア
ントに転送するようにしている。
【００２２】請求項２記載の発明では、（イ）情報取得
のためのエージェントの生成を要求する生成要求手段
と、この生成要求手段によって生成されたエージェント
に設定するパラメータを通知する通知手段とを備えるク
ライアントと、（ロ）エージェントごとにパラメータを
記憶する記憶手段と、生成要求手段によって生成を要求
されたエージェントごとに記憶手段内に所定の記憶領域
を確保する記憶領域確保手段と、通知手段によって通知
されたパラメータをこの記憶領域確保手段によって確保
された記憶領域に設定するパラメータ設定手段と、この
パラメータ設定手段によって設定されたパラメータに基
づいて情報の取得要求を行いこの取得要求に対応して無
線データ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄積し
クライアントに転送するエージェントとを備えるゲート
ウェイ装置と、（ハ）無線データ通信網を介してゲート
ウェイ装置と接続され、あらかじめエージェントによっ
て取得要求される情報を記憶する情報記憶手段と、取得
要求を受信したときこの情報記憶手段に記憶された情報
をゲートウェイ装置に対して送信する情報送信手段とを
備えるサーバとを通信システムに具備させる。
のためのエージェントの生成を要求する生成要求手段
と、この生成要求手段によって生成されたエージェント
に設定するパラメータを通知する通知手段とを備えるク
ライアントと、（ロ）エージェントごとにパラメータを
記憶する記憶手段と、生成要求手段によって生成を要求
されたエージェントごとに記憶手段内に所定の記憶領域
を確保する記憶領域確保手段と、通知手段によって通知
されたパラメータをこの記憶領域確保手段によって確保
された記憶領域に設定するパラメータ設定手段と、この
パラメータ設定手段によって設定されたパラメータに基
づいて情報の取得要求を行いこの取得要求に対応して無
線データ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄積し
クライアントに転送するエージェントとを備えるゲート
ウェイ装置と、（ハ）無線データ通信網を介してゲート
ウェイ装置と接続され、あらかじめエージェントによっ
て取得要求される情報を記憶する情報記憶手段と、取得
要求を受信したときこの情報記憶手段に記憶された情報
をゲートウェイ装置に対して送信する情報送信手段とを
備えるサーバとを通信システムに具備させる。
【００２３】すなわち請求項２記載の発明では、クライ
アント、ゲートウェイ装置およびサーバからなる通信シ
ステムにおいて、クライアントから情報取得のためのエ
ージェントの生成を要求するとともに、そのエージェン
トに設定するパラメータをゲートウェイ装置に対して通
知する。ゲートウェイ装置では、エージェントごとにパ
ラメータを記憶する記憶手段内に、生成要求のあったエ
ージェントに対応した記憶領域を確保し、通知されたパ
ラメータを設定する。そして、エージェントによって、
この設定されたパラメータに基づいて、サーバに対して
情報の取得要求を行い、この取得要求に対応して無線デ
ータ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄積しクラ
イアントに転送する。
アント、ゲートウェイ装置およびサーバからなる通信シ
ステムにおいて、クライアントから情報取得のためのエ
ージェントの生成を要求するとともに、そのエージェン
トに設定するパラメータをゲートウェイ装置に対して通
知する。ゲートウェイ装置では、エージェントごとにパ
ラメータを記憶する記憶手段内に、生成要求のあったエ
ージェントに対応した記憶領域を確保し、通知されたパ
ラメータを設定する。そして、エージェントによって、
この設定されたパラメータに基づいて、サーバに対して
情報の取得要求を行い、この取得要求に対応して無線デ
ータ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄積しクラ
イアントに転送する。
【００２４】請求項３記載の発明では、請求項２記載の
通信システムで、クライアントはエージェントの動作停
止を指示する動作停止指示手段を備え、ゲートウェイ装
置は動作停止指示手段によって動作停止指示されたとき
エージェントの動作を停止するエージェント停止手段を
備えることを特徴としている。
通信システムで、クライアントはエージェントの動作停
止を指示する動作停止指示手段を備え、ゲートウェイ装
置は動作停止指示手段によって動作停止指示されたとき
エージェントの動作を停止するエージェント停止手段を
備えることを特徴としている。
【００２５】請求項４記載の発明では、請求項２または
請求項３記載の通信システムで、クライアントはエージ
ェントの削除を指示する削除指示手段を備え、ゲートウ
ェイ装置は削除指示手段によって削除指示されたとき指
定されたエージェントに対応して記憶手段に確保された
記憶領域を解放する記憶領域解放手段を備えることを特
徴としている。
請求項３記載の通信システムで、クライアントはエージ
ェントの削除を指示する削除指示手段を備え、ゲートウ
ェイ装置は削除指示手段によって削除指示されたとき指
定されたエージェントに対応して記憶手段に確保された
記憶領域を解放する記憶領域解放手段を備えることを特
徴としている。
【００２６】請求項５記載の発明では、請求項１〜請求
項４記載の通信システムで、パラメータは、クライアン
トの表示能力および処理能力を示す属性情報、クライア
ントとゲートウェイ装置間およびゲートウェイ装置とサ
ーバ間の通信能力を示す属性情報、クライアントの利用
者によって指定される所定の嗜好情報のうち少なくとも
１つからなることを特徴としている。
項４記載の通信システムで、パラメータは、クライアン
トの表示能力および処理能力を示す属性情報、クライア
ントとゲートウェイ装置間およびゲートウェイ装置とサ
ーバ間の通信能力を示す属性情報、クライアントの利用
者によって指定される所定の嗜好情報のうち少なくとも
１つからなることを特徴としている。
【００２７】請求項６記載の発明では、（イ）取得した
情報の表示等を行うクライアントが情報取得のためのエ
ージェントの生成をゲートウェイ装置に要求する生成要
求ステップと、（ロ）この生成要求ステップで生成を要
求されるエージェントごとにゲートウェイ装置が所定の
記憶領域を確保する領域確保ステップと、（ハ）この領
域確保ステップで確保された記憶領域にクライアントで
エージェントごとに通知されたパラメータをゲートウェ
イ装置が設定するパラメータ設定ステップと、（ニ）こ
のパラメータ設定手段で設定されたパラメータに基づい
てゲートウェイ装置のエージェントが各種情報を格納す
るサーバに対して取得要求を行う取得要求ステップと、
（ホ）この取得要求ステップで取得要求された情報を取
り出してサーバがゲートウェイ装置に対して無線データ
通信網を介して送信する情報送信ステップと、（ヘ）こ
の情報送信ステップで送信された情報を一時的に蓄積
し、ゲートウェイ装置がクライアントに転送する転送ス
テップとを通信方法に具備させる。
情報の表示等を行うクライアントが情報取得のためのエ
ージェントの生成をゲートウェイ装置に要求する生成要
求ステップと、（ロ）この生成要求ステップで生成を要
求されるエージェントごとにゲートウェイ装置が所定の
記憶領域を確保する領域確保ステップと、（ハ）この領
域確保ステップで確保された記憶領域にクライアントで
エージェントごとに通知されたパラメータをゲートウェ
イ装置が設定するパラメータ設定ステップと、（ニ）こ
のパラメータ設定手段で設定されたパラメータに基づい
てゲートウェイ装置のエージェントが各種情報を格納す
るサーバに対して取得要求を行う取得要求ステップと、
（ホ）この取得要求ステップで取得要求された情報を取
り出してサーバがゲートウェイ装置に対して無線データ
通信網を介して送信する情報送信ステップと、（ヘ）こ
の情報送信ステップで送信された情報を一時的に蓄積
し、ゲートウェイ装置がクライアントに転送する転送ス
テップとを通信方法に具備させる。
【００２８】すなわち請求項６記載の発明では、取得し
た情報の表示等を行うクライアントと、そのクライアン
トからの指示によって生成されたサーバに対する情報取
得制御を行うエージェントを備えるゲートウェイ装置
と、クライアントの要求する情報を格納するサーバから
なる通信システムにおいて、クライアントが情報取得の
ためのエージェントの生成をゲートウェイ装置に要求
し、エージェントごとにゲートウェイ装置が所定の記憶
領域を確保し、確保された記憶領域にクライアントでエ
ージェントごとに通知されたパラメータをゲートウェイ
装置が設定し、設定されたパラメータに基づいてゲート
ウェイ装置のエージェントが各種情報を格納するサーバ
に対して取得要求を行い、取得要求された情報を取り出
してサーバがゲートウェイ装置に対して無線データ通信
網を介して送信し、送信された情報を一時的に蓄積し、
ゲートウェイ装置がクライアントに転送するようにし
た。
た情報の表示等を行うクライアントと、そのクライアン
トからの指示によって生成されたサーバに対する情報取
得制御を行うエージェントを備えるゲートウェイ装置
と、クライアントの要求する情報を格納するサーバから
なる通信システムにおいて、クライアントが情報取得の
ためのエージェントの生成をゲートウェイ装置に要求
し、エージェントごとにゲートウェイ装置が所定の記憶
領域を確保し、確保された記憶領域にクライアントでエ
ージェントごとに通知されたパラメータをゲートウェイ
装置が設定し、設定されたパラメータに基づいてゲート
ウェイ装置のエージェントが各種情報を格納するサーバ
に対して取得要求を行い、取得要求された情報を取り出
してサーバがゲートウェイ装置に対して無線データ通信
網を介して送信し、送信された情報を一時的に蓄積し、
ゲートウェイ装置がクライアントに転送するようにし
た。
【００２９】請求項７記載の発明では、請求項６記載の
通信方法で、エージェントは、クライアントからの動作
停止指示あるいは削除指示に基づいて、その動作停止あ
るいはエージェントに対応して確保された記憶領域の解
放が行われることを特徴としている。
通信方法で、エージェントは、クライアントからの動作
停止指示あるいは削除指示に基づいて、その動作停止あ
るいはエージェントに対応して確保された記憶領域の解
放が行われることを特徴としている。
【００３０】請求項８記載の発明では、請求項６または
請求項７記載の通信方法で、パラメータは、クライアン
トの表示能力および処理能力を示す属性情報、クライア
ントとゲートウェイ装置間およびゲートウェイ装置とサ
ーバ間の通信能力を示す属性情報、クライアントの利用
者によって指定される所定の嗜好情報のうち少なくとも
１つからなることを特徴としている。
請求項７記載の通信方法で、パラメータは、クライアン
トの表示能力および処理能力を示す属性情報、クライア
ントとゲートウェイ装置間およびゲートウェイ装置とサ
ーバ間の通信能力を示す属性情報、クライアントの利用
者によって指定される所定の嗜好情報のうち少なくとも
１つからなることを特徴としている。
【００３１】請求項９記載の発明では、（イ）エージェ
ントごとにエージェントに設定するパラメータを記憶す
る記憶手段と、（ロ）情報取得のためのエージェントの
生成を要求されたときエージェントごとに記憶手段内に
所定の記憶領域を確保する記憶領域確保手段と、（ハ）
パラメータをこの記憶領域確保手段によって確保された
記憶領域に設定するパラメータ設定手段と、（ニ）この
パラメータ設定手段によって設定されたパラメータに基
づいて情報の取得要求を行いこの取得要求に対応して無
線データ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄積し
てエージェントの生成の要求元に転送するエージェント
とをゲートウェイ装置に具備させる。
ントごとにエージェントに設定するパラメータを記憶す
る記憶手段と、（ロ）情報取得のためのエージェントの
生成を要求されたときエージェントごとに記憶手段内に
所定の記憶領域を確保する記憶領域確保手段と、（ハ）
パラメータをこの記憶領域確保手段によって確保された
記憶領域に設定するパラメータ設定手段と、（ニ）この
パラメータ設定手段によって設定されたパラメータに基
づいて情報の取得要求を行いこの取得要求に対応して無
線データ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄積し
てエージェントの生成の要求元に転送するエージェント
とをゲートウェイ装置に具備させる。
【００３２】すなわち請求項９記載の発明では、エージ
ェントごとにパラメータを記憶する記憶手段内に、生成
要求のあったエージェントに対応した記憶領域を確保
し、通知されたパラメータを設定する。そして、エージ
ェントによって、この設定されたパラメータに基づい
て、無線データ通信網を介して情報の取得要求を行い、
この取得要求に対応して受信した情報を一時的に蓄積
し、エージェントの生成要求元に転送する。
ェントごとにパラメータを記憶する記憶手段内に、生成
要求のあったエージェントに対応した記憶領域を確保
し、通知されたパラメータを設定する。そして、エージ
ェントによって、この設定されたパラメータに基づい
て、無線データ通信網を介して情報の取得要求を行い、
この取得要求に対応して受信した情報を一時的に蓄積
し、エージェントの生成要求元に転送する。
【００３３】請求項１０記載の発明では、請求項９記載
のゲートウェイ装置で、エージェントの動作停止が指示
されたときエージェントの動作を停止するものであるこ
とを特徴としている。
のゲートウェイ装置で、エージェントの動作停止が指示
されたときエージェントの動作を停止するものであるこ
とを特徴としている。
【００３４】請求項１１記載の発明では、請求項９また
は請求項１０記載のゲートウェイ装置で、エージェント
の削除が指示されたとき指定されたエージェントに対応
して記憶手段に確保された記憶領域を解放するものであ
ることを特徴としている。
は請求項１０記載のゲートウェイ装置で、エージェント
の削除が指示されたとき指定されたエージェントに対応
して記憶手段に確保された記憶領域を解放するものであ
ることを特徴としている。
【００３５】請求項１２記載の発明では、請求項９〜請
求項１１記載のゲートウェイ装置で、パラメータは、エ
ージェントの生成の要求元の表示能力および処理能力を
示す属性情報、要求元とゲートウェイ装置間およびゲー
トウェイ装置と取得要求した情報の送信元間の通信能力
を示す属性情報、要求元の利用者によって指定される所
定の嗜好情報のうち少なくとも１つからなることを特徴
としている。
求項１１記載のゲートウェイ装置で、パラメータは、エ
ージェントの生成の要求元の表示能力および処理能力を
示す属性情報、要求元とゲートウェイ装置間およびゲー
トウェイ装置と取得要求した情報の送信元間の通信能力
を示す属性情報、要求元の利用者によって指定される所
定の嗜好情報のうち少なくとも１つからなることを特徴
としている。
【００３６】請求項１３記載の発明では、（イ）情報取
得のためのエージェントの生成を要求する生成要求手段
と、（ロ）この生成要求手段によって生成されたエージ
ェントに設定するパラメータを通知する通知手段と、
（ハ）生成要求手段によって生成されたエージェントに
より通知手段によって通知されたパラメータに基づいて
情報取得要求を行って無線データ通信網を介して情報を
取得する情報取得手段とをクライアントに具備させる。
得のためのエージェントの生成を要求する生成要求手段
と、（ロ）この生成要求手段によって生成されたエージ
ェントに設定するパラメータを通知する通知手段と、
（ハ）生成要求手段によって生成されたエージェントに
より通知手段によって通知されたパラメータに基づいて
情報取得要求を行って無線データ通信網を介して情報を
取得する情報取得手段とをクライアントに具備させる。
【００３７】すなわち請求項１３記載の発明では、情報
取得のために生成を要求したエージェントに対して、設
定するパラメータを通知し、この通知されたパラメータ
にしたがって情報取得要求を行った無線データ通信網を
介して情報取得するようにしている。
取得のために生成を要求したエージェントに対して、設
定するパラメータを通知し、この通知されたパラメータ
にしたがって情報取得要求を行った無線データ通信網を
介して情報取得するようにしている。
【００３８】請求項１４記載の発明では、請求項１３記
載のクライアントで、エージェントの動作停止指示ある
いは削除指示を行って生成要求手段によって生成される
エージェントの動作停止あるいは削除を行うことを特徴
としている。
載のクライアントで、エージェントの動作停止指示ある
いは削除指示を行って生成要求手段によって生成される
エージェントの動作停止あるいは削除を行うことを特徴
としている。
【００３９】すなわち請求項３、請求項４、請求項７、
請求項１０、請求項１１または請求項１４記載の発明で
は、クライアントからゲートウェイ装置に対してエージ
ェントの動作停止を指示した場合に、ゲートウェイ装置
のエージェントは動作を停止するようにした。あるいは
クライアントからゲートウェイ装置に対してエージェン
トの削除指示を行った場合に、ゲートウェイ装置のエー
ジェントは指定されたエージェントに対応して確保した
記憶領域を解放することでエージェントを削除するよう
にした。
請求項１０、請求項１１または請求項１４記載の発明で
は、クライアントからゲートウェイ装置に対してエージ
ェントの動作停止を指示した場合に、ゲートウェイ装置
のエージェントは動作を停止するようにした。あるいは
クライアントからゲートウェイ装置に対してエージェン
トの削除指示を行った場合に、ゲートウェイ装置のエー
ジェントは指定されたエージェントに対応して確保した
記憶領域を解放することでエージェントを削除するよう
にした。
【００４０】請求項１５記載の発明では、請求項１４記
載のクライアントで、パラメータは、クライアントの表
示能力および処理能力を示す属性情報、取得要求した情
報の送信元との間の通信能力を示す属性情報、利用者に
よって指定される所定の嗜好情報のうち少なくとも１つ
からなることを特徴としている。
載のクライアントで、パラメータは、クライアントの表
示能力および処理能力を示す属性情報、取得要求した情
報の送信元との間の通信能力を示す属性情報、利用者に
よって指定される所定の嗜好情報のうち少なくとも１つ
からなることを特徴としている。
【００４１】すなわち請求項５、請求項８、請求項１２
または請求項１５記載の発明では、クライアントの種
類、通信能力、嗜好情報の少なくとも１つに基づいて必
要な情報のみを無線データ通信網を介してサーバから取
得することができるので、ゲートウェイ装置内の資源の
効率化と無線データ通信網の通信回線の効率化を図ると
ともに、クライアントの利用者にとって利便性の高い情
報の取得を可能とする。
または請求項１５記載の発明では、クライアントの種
類、通信能力、嗜好情報の少なくとも１つに基づいて必
要な情報のみを無線データ通信網を介してサーバから取
得することができるので、ゲートウェイ装置内の資源の
効率化と無線データ通信網の通信回線の効率化を図ると
ともに、クライアントの利用者にとって利便性の高い情
報の取得を可能とする。
【００４２】
【００４３】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【００４４】図１は、本発明の一実施例における通信シ
ステムの構成の概要を表わしたものである。本実施例に
おける通信システムでは、パーソナルコンピュータや携
帯電話等のクライアント５０が、インターネットに接続
された情報源サーバ５１に格納された各種情報にアクセ
スするため、この情報源サーバ５１と無線データ通信網
５２を介して接続される無線通信ＧＷ装置５３を利用す
る。クライアント５０は、有線あるいは無線によるデー
タ通信が可能なデータ通信網５４を介して、この無線通
信ＧＷ装置５３と接続される。
ステムの構成の概要を表わしたものである。本実施例に
おける通信システムでは、パーソナルコンピュータや携
帯電話等のクライアント５０が、インターネットに接続
された情報源サーバ５１に格納された各種情報にアクセ
スするため、この情報源サーバ５１と無線データ通信網
５２を介して接続される無線通信ＧＷ装置５３を利用す
る。クライアント５０は、有線あるいは無線によるデー
タ通信が可能なデータ通信網５４を介して、この無線通
信ＧＷ装置５３と接続される。
【００４５】この無線データ通信網５２は、インターネ
ット等の公衆網と接続され、トンネル等の無線電波が届
かない場所が存在するようにデータ通信のアクセス可能
範囲が制限されるばかりか、一般的に有線のデータ通信
網に比べてデータ伝送容量が小さい。そこで、無線通信
ＧＷ装置５３にキャッシュメモリ５５を設け、クライア
ント５０からアクセス要求のあった情報源サーバ５１の
情報を、一時的に蓄積させるようになっている。
ット等の公衆網と接続され、トンネル等の無線電波が届
かない場所が存在するようにデータ通信のアクセス可能
範囲が制限されるばかりか、一般的に有線のデータ通信
網に比べてデータ伝送容量が小さい。そこで、無線通信
ＧＷ装置５３にキャッシュメモリ５５を設け、クライア
ント５０からアクセス要求のあった情報源サーバ５１の
情報を、一時的に蓄積させるようになっている。
【００４６】すなわち、無線通信ＧＷ装置５３は、デー
タ通信網５４を介してクライアント５０からの情報アク
セス要求を受け付けると、情報源サーバ５１から必要な
情報を取得しこれをパケット化してキャッシュメモリ５
５に一時的に蓄積する。これにより、データ通信可能範
囲やデータ伝送容量の点で制限があり、種々の要因で断
状態に陥りやすい無線データ通信網５２の状態に依存す
ることなくクライアント５０がアクセス要求した情報を
提供することができる。例えば無線データ通信網５２が
断状態となって情報源サーバ５１から必要な情報を取得
できなくなった場合であっても、断状態の直前までのデ
ータをキャッシュメモリ５５に蓄積したデータで補償す
ることができる。さらに、無線通信ＧＷ装置５３は、無
線データ通信網５２の断状態が復旧したとき、クライア
ント５０が最後に受信したパケットの次のパケットが連
続して受信できるように、提供すべきパケット送信制御
を行うことができるようになっている。
タ通信網５４を介してクライアント５０からの情報アク
セス要求を受け付けると、情報源サーバ５１から必要な
情報を取得しこれをパケット化してキャッシュメモリ５
５に一時的に蓄積する。これにより、データ通信可能範
囲やデータ伝送容量の点で制限があり、種々の要因で断
状態に陥りやすい無線データ通信網５２の状態に依存す
ることなくクライアント５０がアクセス要求した情報を
提供することができる。例えば無線データ通信網５２が
断状態となって情報源サーバ５１から必要な情報を取得
できなくなった場合であっても、断状態の直前までのデ
ータをキャッシュメモリ５５に蓄積したデータで補償す
ることができる。さらに、無線通信ＧＷ装置５３は、無
線データ通信網５２の断状態が復旧したとき、クライア
ント５０が最後に受信したパケットの次のパケットが連
続して受信できるように、提供すべきパケット送信制御
を行うことができるようになっている。
【００４７】クライアント５０および無線通信ＧＷ装置
５３は、図示しない中央処理装置（Central Processing
Unit：以下、ＣＰＵと略す。）を有し、読み出し専用
メモリ（Read Only Memory：ＲＯＭ）等の所定の記憶装
置に格納されたプログラムにしたがって各種制御を実行
できるようになっている。
５３は、図示しない中央処理装置（Central Processing
Unit：以下、ＣＰＵと略す。）を有し、読み出し専用
メモリ（Read Only Memory：ＲＯＭ）等の所定の記憶装
置に格納されたプログラムにしたがって各種制御を実行
できるようになっている。
【００４８】本実施例における通信システムが特徴とす
るところは、クライアント５０にエージェント制御プロ
グラム５６を設け、さらに無線通信ＧＷ装置５３にエー
ジェント制御プログラム５６に制御されるエージェント
プログラム５７を設けている点である。エージェント制
御プログラム５６は、あらかじめ製造元によって設定さ
れ、あるいはクライアント５０の利用者によって設定さ
れたクライアント５０の属性情報と、無線データ通信網
５２およびデータ通信網５４の通信属性情報と、クライ
アント５０の利用者嗜好情報とを、無線通信ＧＷ装置５
３のエージェントプログラム５７に登録する。エージェ
ントプログラム５７は、このエージェント制御プログラ
ム５６によって登録された各種情報に基づいて、無線デ
ータ通信網５２を介して情報源サーバ５１から取得すべ
き情報のフィルタリングを行って情報源サーバ５１との
間で適切な通信を行うことができるようになっており、
キャッシュメモリ５５の容量および無線データ通信網５
２の通信回線の有効活用を図る。
るところは、クライアント５０にエージェント制御プロ
グラム５６を設け、さらに無線通信ＧＷ装置５３にエー
ジェント制御プログラム５６に制御されるエージェント
プログラム５７を設けている点である。エージェント制
御プログラム５６は、あらかじめ製造元によって設定さ
れ、あるいはクライアント５０の利用者によって設定さ
れたクライアント５０の属性情報と、無線データ通信網
５２およびデータ通信網５４の通信属性情報と、クライ
アント５０の利用者嗜好情報とを、無線通信ＧＷ装置５
３のエージェントプログラム５７に登録する。エージェ
ントプログラム５７は、このエージェント制御プログラ
ム５６によって登録された各種情報に基づいて、無線デ
ータ通信網５２を介して情報源サーバ５１から取得すべ
き情報のフィルタリングを行って情報源サーバ５１との
間で適切な通信を行うことができるようになっており、
キャッシュメモリ５５の容量および無線データ通信網５
２の通信回線の有効活用を図る。
【００４９】クライアント５０の属性情報としては、例
えばクライアント５０の受信バッファの容量、その格納
残量、表示領域の大きさ、表示色のビット数、電池残
量、入力方式、処理能力があり、ワールド・ワイド・ウ
ェブ・コンソーシアム（the World Wide Web Consortiu
m：Ｗ３Ｃ）で策定されているＣＣ／ＰＰ（Composite C
apability/Preference Profile）やワイヤレス・アプリ
ケーション・プロトコル・フォーラム（Wireless Appli
cation Protocol Forum：ＷＡＰフォーラム）で検討さ
れているＵＡＰＲＯＦ（User Agent PROFile）仕様に準
ずる。
えばクライアント５０の受信バッファの容量、その格納
残量、表示領域の大きさ、表示色のビット数、電池残
量、入力方式、処理能力があり、ワールド・ワイド・ウ
ェブ・コンソーシアム（the World Wide Web Consortiu
m：Ｗ３Ｃ）で策定されているＣＣ／ＰＰ（Composite C
apability/Preference Profile）やワイヤレス・アプリ
ケーション・プロトコル・フォーラム（Wireless Appli
cation Protocol Forum：ＷＡＰフォーラム）で検討さ
れているＵＡＰＲＯＦ（User Agent PROFile）仕様に準
ずる。
【００５０】無線データ通信網５２およびデータ通信網
５４の通信属性情報としては、例えば無線データ通信網
５２およびデータ通信網５４の伝送容量、伝送遅延量、
半二重や全二重の指定あるいは送受信タイミング等の送
受信プロファイルがある。
５４の通信属性情報としては、例えば無線データ通信網
５２およびデータ通信網５４の伝送容量、伝送遅延量、
半二重や全二重の指定あるいは送受信タイミング等の送
受信プロファイルがある。
【００５１】利用者嗜好情報としては、例えば情報源サ
ーバ５１の種別やアクセス頻度、アクセスタイミングや
サーバのアクセス巡回を規定する自動処理、各情報の優
先順位等にしたがって間引きすべき情報を示すフィルタ
リング等のＰｒｅｆｅｒｅｎｃｅがあり、同様に上述し
た仕様に準ずる。
ーバ５１の種別やアクセス頻度、アクセスタイミングや
サーバのアクセス巡回を規定する自動処理、各情報の優
先順位等にしたがって間引きすべき情報を示すフィルタ
リング等のＰｒｅｆｅｒｅｎｃｅがあり、同様に上述し
た仕様に準ずる。
【００５２】以下、本実施例における通信システムでク
ライアント５０のエージェント制御プログラム５６と無
線通信ＧＷ装置５３のエージェントプログラム５７によ
って行われるエージェント機能について説明する。
ライアント５０のエージェント制御プログラム５６と無
線通信ＧＷ装置５３のエージェントプログラム５７によ
って行われるエージェント機能について説明する。
【００５３】図２は、本実施例におけるクライアント５
０の図示しないＣＰＵによって処理され、所定の記憶装
置に格納されたエージェント制御プログラム５６のエー
ジェント生成処理内容の一例を表わしたものである。エ
ージェント制御プログラム５６では、例えば利用者から
の新規エージェントの生成要求を監視しており（ステッ
プＳ６０：Ｎ）、これを検出したとき（ステップＳ６
０：Ｙ）、データ通信網５４を介し無線通信ＧＷ装置５
３のエージェントプログラム５７に対して新規エージェ
ントの生成を要求するエージェント登録要求を送信する
（ステップＳ６１）。その後、エージェントプログラム
５７からの新規エージェントの登録の準備が完了したこ
とを示す新規エージェントを登録するための記憶領域確
保の完了通知の受信を待つ（ステップＳ６２：Ｎ）。
０の図示しないＣＰＵによって処理され、所定の記憶装
置に格納されたエージェント制御プログラム５６のエー
ジェント生成処理内容の一例を表わしたものである。エ
ージェント制御プログラム５６では、例えば利用者から
の新規エージェントの生成要求を監視しており（ステッ
プＳ６０：Ｎ）、これを検出したとき（ステップＳ６
０：Ｙ）、データ通信網５４を介し無線通信ＧＷ装置５
３のエージェントプログラム５７に対して新規エージェ
ントの生成を要求するエージェント登録要求を送信する
（ステップＳ６１）。その後、エージェントプログラム
５７からの新規エージェントの登録の準備が完了したこ
とを示す新規エージェントを登録するための記憶領域確
保の完了通知の受信を待つ（ステップＳ６２：Ｎ）。
【００５４】やがて、エージェントプログラム５７によ
って新規エージェントを登録するための記憶領域の確保
が完了したことが通知されると（ステップＳ６２：
Ｙ）、ステップＳ６０で新規エージェントの生成要求を
行った例えば利用者によるエージェントプログラム５７
への設定パラメータを受け付け（ステップＳ６３）、こ
れをエージェントプログラム５７に対して送信する（ス
テップＳ６４）。その後、エージェントプラグラム５７
からのパラメータ設定が異常なく完了したことを示す設
定完了通知の受信を待つ（ステップＳ６５：Ｎ）。
って新規エージェントを登録するための記憶領域の確保
が完了したことが通知されると（ステップＳ６２：
Ｙ）、ステップＳ６０で新規エージェントの生成要求を
行った例えば利用者によるエージェントプログラム５７
への設定パラメータを受け付け（ステップＳ６３）、こ
れをエージェントプログラム５７に対して送信する（ス
テップＳ６４）。その後、エージェントプラグラム５７
からのパラメータ設定が異常なく完了したことを示す設
定完了通知の受信を待つ（ステップＳ６５：Ｎ）。
【００５５】やがて、エージェントプログラム５７によ
ってステップＳ６４で送信した設定パラメータが正常に
設定が完了したことが通知されると（ステップＳ６５：
Ｙ）、利用者から受け付けたか、あるいは所定の起動タ
イミングで生成されたエージェント起動指示を待ち（ス
テップＳ６６：Ｎ）、この起動指示があると（ステップ
Ｓ６６：Ｙ）、データ通信網５４を介し無線通信ＧＷ装
置５３に対してエージェントの起動指示を行う（ステッ
プＳ６７）。その後は、エージェントプログラム５７に
よって設定されたパラメータにしたがって取得された情
報源サーバ５１からの取得情報を、データ通信網５４を
介して適宜受信し、図示しない表示部に表示させる（ス
テップＳ６８）。
ってステップＳ６４で送信した設定パラメータが正常に
設定が完了したことが通知されると（ステップＳ６５：
Ｙ）、利用者から受け付けたか、あるいは所定の起動タ
イミングで生成されたエージェント起動指示を待ち（ス
テップＳ６６：Ｎ）、この起動指示があると（ステップ
Ｓ６６：Ｙ）、データ通信網５４を介し無線通信ＧＷ装
置５３に対してエージェントの起動指示を行う（ステッ
プＳ６７）。その後は、エージェントプログラム５７に
よって設定されたパラメータにしたがって取得された情
報源サーバ５１からの取得情報を、データ通信網５４を
介して適宜受信し、図示しない表示部に表示させる（ス
テップＳ６８）。
【００５６】図３は、本実施例における無線通信ＧＷ装
置５３の図示しないＣＰＵによって処理され、所定の記
憶装置に格納されたエージェントプログラム５７のエー
ジェント生成処理内容の一例を表わしたものである。エ
ージェントプログラム５７は、まずクライアント５０の
エージェント制御プログラム５６からの新規エージェン
トの登録要求の受信を監視し（ステップＳ７０：Ｎ）、
これを検出したとき（ステップＳ７０：Ｙ）、クライア
ント５０のエージェント制御プログラム５６によって送
信される各種設定パラメータのための図示しない作業用
メモリに記憶領域を確保する（ステップＳ７１）。
置５３の図示しないＣＰＵによって処理され、所定の記
憶装置に格納されたエージェントプログラム５７のエー
ジェント生成処理内容の一例を表わしたものである。エ
ージェントプログラム５７は、まずクライアント５０の
エージェント制御プログラム５６からの新規エージェン
トの登録要求の受信を監視し（ステップＳ７０：Ｎ）、
これを検出したとき（ステップＳ７０：Ｙ）、クライア
ント５０のエージェント制御プログラム５６によって送
信される各種設定パラメータのための図示しない作業用
メモリに記憶領域を確保する（ステップＳ７１）。
【００５７】ここで正常に登録要求のあった新規エージ
ェントのための記憶領域が確保できたとき（ステップＳ
７２：Ｙ）、その旨をクライアント５０のエージェント
制御プログラム５６に対して通知するとともに（ステッ
プＳ７３）、これに応答してエージェント制御プログラ
ム５６によって送信される新規エージェントのための設
定パラメータの受信を待つ（ステップＳ７４：Ｎ）。エ
ージェント制御プログラム５６によって送信された新規
エージェントのための設定パラメータを受信したとき
（ステップＳ７４：Ｙ）、これをステップＳ７１で確保
した記憶領域に格納する（ステップＳ７５）。
ェントのための記憶領域が確保できたとき（ステップＳ
７２：Ｙ）、その旨をクライアント５０のエージェント
制御プログラム５６に対して通知するとともに（ステッ
プＳ７３）、これに応答してエージェント制御プログラ
ム５６によって送信される新規エージェントのための設
定パラメータの受信を待つ（ステップＳ７４：Ｎ）。エ
ージェント制御プログラム５６によって送信された新規
エージェントのための設定パラメータを受信したとき
（ステップＳ７４：Ｙ）、これをステップＳ７１で確保
した記憶領域に格納する（ステップＳ７５）。
【００５８】ここで受信した設定パラメータを確保した
記憶領域を正常に格納できたとき（ステップＳ７６：
Ｙ）、その旨をクライアントのエージェントプログラム
５６に通知し（ステップＳ７７）、続いてエージェント
制御プログラム５６によって送信されるエージェントの
起動指示を待つ（ステップＳ７８：Ｎ）。エージェント
制御プログラム５６から上述したように登録した新規エ
ージェントの起動指示があったとき（ステップＳ７８：
Ｙ）、エージェントを起動して（ステップＳ７９）ステ
ップＳ７５で設定したパラメータであるクライアント５
０の属性情報やデータ通信網５４および無線データ通信
網５２の通信属性情報、利用者嗜好情報を考慮して、例
えば自動的に巡回したり、定期的に情報受信を行う等情
報源サーバ５１に対して最適なアクセスを行って、必要
な情報のみを取得する（ステップＳ８０）。
記憶領域を正常に格納できたとき（ステップＳ７６：
Ｙ）、その旨をクライアントのエージェントプログラム
５６に通知し（ステップＳ７７）、続いてエージェント
制御プログラム５６によって送信されるエージェントの
起動指示を待つ（ステップＳ７８：Ｎ）。エージェント
制御プログラム５６から上述したように登録した新規エ
ージェントの起動指示があったとき（ステップＳ７８：
Ｙ）、エージェントを起動して（ステップＳ７９）ステ
ップＳ７５で設定したパラメータであるクライアント５
０の属性情報やデータ通信網５４および無線データ通信
網５２の通信属性情報、利用者嗜好情報を考慮して、例
えば自動的に巡回したり、定期的に情報受信を行う等情
報源サーバ５１に対して最適なアクセスを行って、必要
な情報のみを取得する（ステップＳ８０）。
【００５９】また、ステップ７２で新規エージェントの
ための記憶領域が確保できなかったとき（ステップＳ７
２：Ｎ）、あるいはステップＳ７６でエージェント制御
プログラム５６によって送信された設定パラメータを正
常に設定できなかったとき（ステップＳ７６：Ｎ）、そ
れぞれ確保異常通知（ステップＳ８１）、設定異常通知
（ステップＳ８２）を生成し、クライアント５０に対し
て送信して異常発生による再送制御を行わせたり、クラ
イアント５０に対してあえて完了通知を送信しないこと
で所定のタイムアウト処理を行わせる。
ための記憶領域が確保できなかったとき（ステップＳ７
２：Ｎ）、あるいはステップＳ７６でエージェント制御
プログラム５６によって送信された設定パラメータを正
常に設定できなかったとき（ステップＳ７６：Ｎ）、そ
れぞれ確保異常通知（ステップＳ８１）、設定異常通知
（ステップＳ８２）を生成し、クライアント５０に対し
て送信して異常発生による再送制御を行わせたり、クラ
イアント５０に対してあえて完了通知を送信しないこと
で所定のタイムアウト処理を行わせる。
【００６０】図４は、上述したクライアント５０のエー
ジェント制御プログラム５６および無線通信ＧＷ装置５
３のエージェントプログラム５７によって行われるエー
ジェント生成の動作シーケンスの一例を表わしたもので
ある。すなわち、本実施例における通信システムでは、
クライアント５０によって送信された新規エージェント
の登録要求９０を受信した無線通信ＧＷ装置５３が、登
録要求のあった新規エージェントのための設定パラメー
タの記憶領域を所定の作業メモリ内に確保する（確保９
１）。これにより新規エージェントの生成が完了する。
正常に記憶領域を確保したときはその旨を示す確保完了
通知９２がクライアント５０に通知される。
ジェント制御プログラム５６および無線通信ＧＷ装置５
３のエージェントプログラム５７によって行われるエー
ジェント生成の動作シーケンスの一例を表わしたもので
ある。すなわち、本実施例における通信システムでは、
クライアント５０によって送信された新規エージェント
の登録要求９０を受信した無線通信ＧＷ装置５３が、登
録要求のあった新規エージェントのための設定パラメー
タの記憶領域を所定の作業メモリ内に確保する（確保９
１）。これにより新規エージェントの生成が完了する。
正常に記憶領域を確保したときはその旨を示す確保完了
通知９２がクライアント５０に通知される。
【００６１】クライアント５０のエージェント制御プロ
グラム５６は、クライアント５０の種類や利用者嗜好情
報などのパラメータ設定を受け付け（受付９３）、その
設定内容を設定パラメータ９４として無線通信ＧＷ装置
５３のエージェントプログラム５７に対して通知する。
無線通信ＧＷ装置５３のエージェントプログラム５７
は、受信した設定パラメータを確保した記憶領域格納す
る（設定９５）。これによりエージェントの設定が完了
する。正常に設定できたときはその旨を示す設定完了通
知９６を、クライアント５０のエージェント制御プログ
ラム５６に対して通知する。
グラム５６は、クライアント５０の種類や利用者嗜好情
報などのパラメータ設定を受け付け（受付９３）、その
設定内容を設定パラメータ９４として無線通信ＧＷ装置
５３のエージェントプログラム５７に対して通知する。
無線通信ＧＷ装置５３のエージェントプログラム５７
は、受信した設定パラメータを確保した記憶領域格納す
る（設定９５）。これによりエージェントの設定が完了
する。正常に設定できたときはその旨を示す設定完了通
知９６を、クライアント５０のエージェント制御プログ
ラム５６に対して通知する。
【００６２】続いてクライアント５０のエージェント制
御プログラム５６は、利用者から受け付けたか、あるい
は所定の起動タイミングで生成されたエージェント起動
を受け付け（受付９７）、エージェント起動の指示を受
け付けるとエージェント起動指示９８を無線通信ＧＷ装
置５３に対して送信する。これを受信した無線通信ＧＷ
装置５３は、エージェントプログラム５７を起動し（起
動９９）、無線データ通信網５２を介し情報源サーバ５
１に対して既に設定されたパラメータに基づいて必要な
情報のみの取得要求１００を送信する。
御プログラム５６は、利用者から受け付けたか、あるい
は所定の起動タイミングで生成されたエージェント起動
を受け付け（受付９７）、エージェント起動の指示を受
け付けるとエージェント起動指示９８を無線通信ＧＷ装
置５３に対して送信する。これを受信した無線通信ＧＷ
装置５３は、エージェントプログラム５７を起動し（起
動９９）、無線データ通信網５２を介し情報源サーバ５
１に対して既に設定されたパラメータに基づいて必要な
情報のみの取得要求１００を送信する。
【００６３】情報源サーバ５１は、受信した取得要求１
００で指定される情報のみを取得データ１０１として無
線データ通信網５２を介して無線通信ＧＷ装置５３に対
して返信する。無線通信ＧＷ装置５３は、情報源サーバ
５１から受信した取得データ１０１をパケット化された
情報としてキャッシュメモリ５５に格納し（格納１０
２）、クライアント５０の受信バッファのバッファリン
グ状況に応じて受信通知１０３等を送信する。
００で指定される情報のみを取得データ１０１として無
線データ通信網５２を介して無線通信ＧＷ装置５３に対
して返信する。無線通信ＧＷ装置５３は、情報源サーバ
５１から受信した取得データ１０１をパケット化された
情報としてキャッシュメモリ５５に格納し（格納１０
２）、クライアント５０の受信バッファのバッファリン
グ状況に応じて受信通知１０３等を送信する。
【００６４】このようにクライアント５０のエージェン
ト制御プログラム５６によって設定されたパラメータに
したがって、無線通信ＧＷ装置５３のエージェントプロ
グラム５７は、無線データ通信網５２を介して情報源サ
ーバ５１をアクセスする。これにより、クライアント５
０の属性、データ通信網５４および無線データ通信網５
２の能力、あるいはクライアント５０の利用者の嗜好に
応じて、最適な情報を必要な分のみ取得することができ
る。このようなクライアント５０のエージェント制御プ
ログラム５６は、さらに無線通信ＧＷ装置５３のエージ
ェントプログラム５７に対してエージェントの停止およ
び削除指示を行って、クライアント５０からエージェン
ト動作を動的に切り替えることができるようになってい
る。
ト制御プログラム５６によって設定されたパラメータに
したがって、無線通信ＧＷ装置５３のエージェントプロ
グラム５７は、無線データ通信網５２を介して情報源サ
ーバ５１をアクセスする。これにより、クライアント５
０の属性、データ通信網５４および無線データ通信網５
２の能力、あるいはクライアント５０の利用者の嗜好に
応じて、最適な情報を必要な分のみ取得することができ
る。このようなクライアント５０のエージェント制御プ
ログラム５６は、さらに無線通信ＧＷ装置５３のエージ
ェントプログラム５７に対してエージェントの停止およ
び削除指示を行って、クライアント５０からエージェン
ト動作を動的に切り替えることができるようになってい
る。
【００６５】図５は、クライアント５０のエージェント
制御プログラム５６および無線通信ＧＷ装置５３のエー
ジェントプログラム５７によって行われるエージェント
の停止指示シーケンスの概要を表わしたものである。す
なわち、クライアント５０のエージェント制御プログラ
ム５６から利用者によって指示されたかあるいは所定の
タイミングで生成されたエージェントの停止指示１１０
を受け付けた無線通信ＧＷ装置５３は、この停止指示１
１０で指定されたエージェントの動作を停止し（停止１
１１）、その停止が完了した旨を停止完了通知１１２と
してクライアント５０のエージェント制御プログラム５
６に対して通知する。これにより、動的に利用者が目的
に応じてクライアントを変更することができ、利用して
いるクライアントそれぞれにとって最適な情報を取得す
ることができ、情報源サーバの効率的な利用が可能とな
る。
制御プログラム５６および無線通信ＧＷ装置５３のエー
ジェントプログラム５７によって行われるエージェント
の停止指示シーケンスの概要を表わしたものである。す
なわち、クライアント５０のエージェント制御プログラ
ム５６から利用者によって指示されたかあるいは所定の
タイミングで生成されたエージェントの停止指示１１０
を受け付けた無線通信ＧＷ装置５３は、この停止指示１
１０で指定されたエージェントの動作を停止し（停止１
１１）、その停止が完了した旨を停止完了通知１１２と
してクライアント５０のエージェント制御プログラム５
６に対して通知する。これにより、動的に利用者が目的
に応じてクライアントを変更することができ、利用して
いるクライアントそれぞれにとって最適な情報を取得す
ることができ、情報源サーバの効率的な利用が可能とな
る。
【００６６】図６は、クライアント５０のエージェント
制御プログラム５６および無線通信ＧＷ装置５３のエー
ジェントプログラム５７によって行われるエージェント
の削除指示シーケンスの概要を表わしたものである。す
なわち、クライアント５０のエージェント制御プログラ
ム５６から利用者によって指示されたか、あるいは所定
のタイミングで生成されたエージェントの削除指示１２
０を受け付けた無線通信ＧＷ装置５３は、この削除指示
１２０で指定されたエージェントに対応して既に確保さ
れている設定パラメータを確保するための記憶領域を解
放し（解放１２１）、その解放が完了した旨を削除完了
通知１２２としてクライアント５０のエージェント制御
プログラム５６に対して通知する。削除されたエージェ
ントは、再度上述したエージェントの生成が行われない
限り、エージェント動作は行わない。
制御プログラム５６および無線通信ＧＷ装置５３のエー
ジェントプログラム５７によって行われるエージェント
の削除指示シーケンスの概要を表わしたものである。す
なわち、クライアント５０のエージェント制御プログラ
ム５６から利用者によって指示されたか、あるいは所定
のタイミングで生成されたエージェントの削除指示１２
０を受け付けた無線通信ＧＷ装置５３は、この削除指示
１２０で指定されたエージェントに対応して既に確保さ
れている設定パラメータを確保するための記憶領域を解
放し（解放１２１）、その解放が完了した旨を削除完了
通知１２２としてクライアント５０のエージェント制御
プログラム５６に対して通知する。削除されたエージェ
ントは、再度上述したエージェントの生成が行われない
限り、エージェント動作は行わない。
【００６７】次に、上述した新規エージェント生成につ
いて具体的に説明する。
いて具体的に説明する。
【００６８】図７は、所定の記述言語で記述され、無線
通信ＧＷ装置５３のエージェントプログラム５７に引き
渡すパラメータの定義の一例を表わしたものである。す
なわち、エージェント型で定義される“ａｇｅｎｔ＿ｎ
ａｍｅ”１３０は、エージェントを識別するための整数
型変数“ａｇｅｎｔ＿ｉｄ”１３１と、エージェントの
型式を示すブール変数“ａｇｅｎｔ＿ｔｙｐｅ”１３２
と、エージェントの分単位の寿命を示す“ａｇｅｎｔ＿
ｌｉｆｅ”１３３と、エージェントが呼び出す実行ファ
イル名“ａｇｅｎｔ＿ｔａｒｇｅｔ＿ｅｘｅ”１３４
と、エージェントの動作定義を示す“ａｇｅｎｔ＿ｍｅ
ｔｈｏｄ”１３５とからなる。
通信ＧＷ装置５３のエージェントプログラム５７に引き
渡すパラメータの定義の一例を表わしたものである。す
なわち、エージェント型で定義される“ａｇｅｎｔ＿ｎ
ａｍｅ”１３０は、エージェントを識別するための整数
型変数“ａｇｅｎｔ＿ｉｄ”１３１と、エージェントの
型式を示すブール変数“ａｇｅｎｔ＿ｔｙｐｅ”１３２
と、エージェントの分単位の寿命を示す“ａｇｅｎｔ＿
ｌｉｆｅ”１３３と、エージェントが呼び出す実行ファ
イル名“ａｇｅｎｔ＿ｔａｒｇｅｔ＿ｅｘｅ”１３４
と、エージェントの動作定義を示す“ａｇｅｎｔ＿ｍｅ
ｔｈｏｄ”１３５とからなる。
【００６９】エージェントの型式は、例えばＷＷＷ閲覧
ソフトウェイや電子メール送受信ソフトウェア等のエー
ジェントの動作の種類を示す。エージェントの寿命は、
無線通信ＧＷ装置に実装されたエージェントプログラム
によりエージェント起動時間から利用者が明示しないエ
ージェントを削除するまでのエージェント削除時間まで
を示す。これにより、無線通信ＧＷ装置５３では、必要
なときのみエージェントが生成されることから、キャッ
シュメモリ５５の容量やエージェント動作に確保した必
要な記憶領域を有効に活用することができる。エージェ
ントが呼び出す実行ファイルは、エージェントが起動す
るクライアント側の実行ファイル名で、エージェントプ
ログラム５７が情報源サーバ５１にアクセスして取得し
てキャッシュメモリ５５に格納した内容をこの実行ファ
イルに引き渡すことになる。エージェントの動作定義
は、エージェント起動後の動作間隔やフィルタリング仕
様などを指定する。
ソフトウェイや電子メール送受信ソフトウェア等のエー
ジェントの動作の種類を示す。エージェントの寿命は、
無線通信ＧＷ装置に実装されたエージェントプログラム
によりエージェント起動時間から利用者が明示しないエ
ージェントを削除するまでのエージェント削除時間まで
を示す。これにより、無線通信ＧＷ装置５３では、必要
なときのみエージェントが生成されることから、キャッ
シュメモリ５５の容量やエージェント動作に確保した必
要な記憶領域を有効に活用することができる。エージェ
ントが呼び出す実行ファイルは、エージェントが起動す
るクライアント側の実行ファイル名で、エージェントプ
ログラム５７が情報源サーバ５１にアクセスして取得し
てキャッシュメモリ５５に格納した内容をこの実行ファ
イルに引き渡すことになる。エージェントの動作定義
は、エージェント起動後の動作間隔やフィルタリング仕
様などを指定する。
【００７０】図８は、図７のエージェントの動作定義の
詳細を表わしたものである。すなわち、“ａｇｅｎｔ＿
ｍｅｔｈｏｄ”は、手順の型式を示す“ｍｅｔｈｏｄ＿
ｔｙｐｅ”と、手順へのパラメータ指定を示す“ｍｅｔ
ｈｏｄ＿ｐａｒａｍｅｔｅｒ”とから構成される。
詳細を表わしたものである。すなわち、“ａｇｅｎｔ＿
ｍｅｔｈｏｄ”は、手順の型式を示す“ｍｅｔｈｏｄ＿
ｔｙｐｅ”と、手順へのパラメータ指定を示す“ｍｅｔ
ｈｏｄ＿ｐａｒａｍｅｔｅｒ”とから構成される。
【００７１】図９は、図８に示すエージェントの動作定
義の一例を表わしたものである。すなわち、パラメータ
“ｍｅｔｈｏｄ＿ｔｙｐｅ”が“ＷＷＷＢＯＲＷＳＥ
Ｒ”のときＷＷＷブラウザを起動し、“ＥＭＡＩＬＥ
Ｒ”のとき電子メール送受信ソフトウェアである電子メ
ールブラウザを起動することを示す。また、パラメータ
“ｍｅｔｈｏｄ＿ｐａｒａｍｅｔｅｒ”が“ＴＩＭＥ
Ｒ”のとき指定時間繰り返し“ｍｅｔｈｏｄ＿ｔｙｐ
ｅ”で指定されるソフトウェアを起動し、“ＦＩＬＥＲ
ＭＡＩＬ＿Ｒ”のとき特定の発信者に限定して電子メー
ルを受信することを示す。
義の一例を表わしたものである。すなわち、パラメータ
“ｍｅｔｈｏｄ＿ｔｙｐｅ”が“ＷＷＷＢＯＲＷＳＥ
Ｒ”のときＷＷＷブラウザを起動し、“ＥＭＡＩＬＥ
Ｒ”のとき電子メール送受信ソフトウェアである電子メ
ールブラウザを起動することを示す。また、パラメータ
“ｍｅｔｈｏｄ＿ｐａｒａｍｅｔｅｒ”が“ＴＩＭＥ
Ｒ”のとき指定時間繰り返し“ｍｅｔｈｏｄ＿ｔｙｐ
ｅ”で指定されるソフトウェアを起動し、“ＦＩＬＥＲ
ＭＡＩＬ＿Ｒ”のとき特定の発信者に限定して電子メー
ルを受信することを示す。
【００７２】図１０は、図７〜図９に示したエージェン
ト型の定義に従って、ＷＷＷサーバの自動巡回エージェ
ントの定義を表わしたものである。このように、エージ
ェント型のＷＷＷ用エージェントである自動巡回エージ
ェント“ｗｗｗ＿ａｇｅｎｔ”は、エージェント識別子
“１”で識別されるＷＷＷ閲覧閲覧ソフトウェアを対象
に、クライアント５０で起動されたＷＷＷブラウザに、
３０分単位で巡回し、起動後４０００分後にエージェン
トプログラムを自動消滅させることを示す。
ト型の定義に従って、ＷＷＷサーバの自動巡回エージェ
ントの定義を表わしたものである。このように、エージ
ェント型のＷＷＷ用エージェントである自動巡回エージ
ェント“ｗｗｗ＿ａｇｅｎｔ”は、エージェント識別子
“１”で識別されるＷＷＷ閲覧閲覧ソフトウェアを対象
に、クライアント５０で起動されたＷＷＷブラウザに、
３０分単位で巡回し、起動後４０００分後にエージェン
トプログラムを自動消滅させることを示す。
【００７３】図１１は、同様に図７〜図９に示したエー
ジェント型の定義に従って、電子メールサーバの受信メ
ールの自動取得エージェントの定義を表わしたものであ
る。エージェント型の電子メール用エージェントである
自動受信メール取得エージェント“ｅｍａｉｌ＿ａｇｅ
ｎｔ”は、エージェント識別子“２”で識別される電子
メール送受信ソフトウェアを対象に、クライアント５０
で起動された電子メールブラウザ起動し、受信メールを
あらかじめ決められた発信者のみを残すフィルタ動作を
行って取得し、起動後８０００分後にエージェントプロ
グラムを自動消滅させることを示す。
ジェント型の定義に従って、電子メールサーバの受信メ
ールの自動取得エージェントの定義を表わしたものであ
る。エージェント型の電子メール用エージェントである
自動受信メール取得エージェント“ｅｍａｉｌ＿ａｇｅ
ｎｔ”は、エージェント識別子“２”で識別される電子
メール送受信ソフトウェアを対象に、クライアント５０
で起動された電子メールブラウザ起動し、受信メールを
あらかじめ決められた発信者のみを残すフィルタ動作を
行って取得し、起動後８０００分後にエージェントプロ
グラムを自動消滅させることを示す。
【００７４】このようにクライアント５０で利用者等に
よって設定された各種属性情報を、エージェント型に定
義されたパラメータを生成し、これを無線通信ＧＷ装置
５３に対して送信する。無線通信ＧＷ装置５３は、あら
かじめ決められたエージェント型のパラメータで指定さ
れた各変数にしたがって、無線データ通信網５２を介し
情報源サーバ５１をアクセスして所望の情報のみを取得
する。
よって設定された各種属性情報を、エージェント型に定
義されたパラメータを生成し、これを無線通信ＧＷ装置
５３に対して送信する。無線通信ＧＷ装置５３は、あら
かじめ決められたエージェント型のパラメータで指定さ
れた各変数にしたがって、無線データ通信網５２を介し
情報源サーバ５１をアクセスして所望の情報のみを取得
する。
【００７５】これにより、無線データ通信網５２の状態
にかかわらずクライアント５０の表示画面の大きさや処
理能力等、さらに利用者の嗜好に応じて必要な情報のみ
を情報源サーバ５１から取得することができ、無線通信
ＧＷ装置５３のキャッシュメモリ５５の容量を有効活用
することができる。さらに、クライアント５０から無線
通信ＧＷ装置５３で動作するエージェントの動作を動的
に切り替えることができるので、無線通信ＧＷ装置５３
で動作する必要なエージェントにのみ資源を割り当てる
ことができ、効率的にクライアント５０にとって必要と
する情報のみを取得することができるようになる。
にかかわらずクライアント５０の表示画面の大きさや処
理能力等、さらに利用者の嗜好に応じて必要な情報のみ
を情報源サーバ５１から取得することができ、無線通信
ＧＷ装置５３のキャッシュメモリ５５の容量を有効活用
することができる。さらに、クライアント５０から無線
通信ＧＷ装置５３で動作するエージェントの動作を動的
に切り替えることができるので、無線通信ＧＷ装置５３
で動作する必要なエージェントにのみ資源を割り当てる
ことができ、効率的にクライアント５０にとって必要と
する情報のみを取得することができるようになる。
【００７６】なお、本実施例における通信システムで
は、クライアントの属性情報、通信網の属性情報および
利用者嗜好情報を無線通信ＧＷ装置５３に設定して、ク
ライアント５０で適切に処理できる範囲で無線データ通
信網５２を介して情報源サーバ５１にアクセスするよう
にしたが、これに限定されるものではない。情報源サー
バ５１でも、無線データ通信網に接続されたクライアン
トのＵＡＰＲＯＦやＣＣ／ＰＰ仕様に基づく各種属性情
報を取得するようにしても良い。これにより、情報提供
者は、クライアントに効果的に情報提供を行うことがで
き、提供すべき情報を解析してサービスの質を向上させ
ることができるようになる。
は、クライアントの属性情報、通信網の属性情報および
利用者嗜好情報を無線通信ＧＷ装置５３に設定して、ク
ライアント５０で適切に処理できる範囲で無線データ通
信網５２を介して情報源サーバ５１にアクセスするよう
にしたが、これに限定されるものではない。情報源サー
バ５１でも、無線データ通信網に接続されたクライアン
トのＵＡＰＲＯＦやＣＣ／ＰＰ仕様に基づく各種属性情
報を取得するようにしても良い。これにより、情報提供
者は、クライアントに効果的に情報提供を行うことがで
き、提供すべき情報を解析してサービスの質を向上させ
ることができるようになる。
【００７７】なおまた、本実施例における通信システム
では、無線データ通信網を介して１つの情報源サーバに
のみ接続されるものとして説明したが、これに限定され
るものではない。インターネットのように複数の情報源
サーバがアクセス可能な接続形態であっても同様の効果
を得ることができる。
では、無線データ通信網を介して１つの情報源サーバに
のみ接続されるものとして説明したが、これに限定され
るものではない。インターネットのように複数の情報源
サーバがアクセス可能な接続形態であっても同様の効果
を得ることができる。
【００７８】なお、さらに本実施例における通信システ
ムでは、有線あるいは無線通信が行われるデータ通信網
５４を介してクライアントが無線通信ＧＷ装置に対して
パラメータを設定するものとして説明したが、これに限
定されるものではない。クライアントと無線通信ＧＷ装
置が一体となって構成されている場合であっても、無線
データ通信網を介して情報源サーバにアクセスする場
合、クライアントの属性情報等にしたがって必要な情報
のみをアクセスするようにしても良い。
ムでは、有線あるいは無線通信が行われるデータ通信網
５４を介してクライアントが無線通信ＧＷ装置に対して
パラメータを設定するものとして説明したが、これに限
定されるものではない。クライアントと無線通信ＧＷ装
置が一体となって構成されている場合であっても、無線
データ通信網を介して情報源サーバにアクセスする場
合、クライアントの属性情報等にしたがって必要な情報
のみをアクセスするようにしても良い。
【００７９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線データ通信網の状態にかかわらず取得要求した情報の
受信を可能とし、ゲートウェイ装置に備えられるキャッ
シュメモリの容量等の資源を効率的に活用した通信シス
テム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアント
を提供することができる。
線データ通信網の状態にかかわらず取得要求した情報の
受信を可能とし、ゲートウェイ装置に備えられるキャッ
シュメモリの容量等の資源を効率的に活用した通信シス
テム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアント
を提供することができる。
【００８０】さらに、請求項３、請求項４、請求項７、
請求項１０、請求項１１または請求項１４記載の発明に
よれば、クライアントからゲートウェイ装置に対してエ
ージェントの動作停止を指示した場合に、ゲートウェイ
装置のエージェントは動作を停止するようにしたので、
動的に利用者が目的に応じてクライアントを変更するこ
とができ、サーバの効率的な利用が可能となる。あるい
はクライアントからゲートウェイ装置に対してエージェ
ントの削除指示を行った場合に、ゲートウェイ装置のエ
ージェントは指定されたエージェントに対応して確保し
た記憶領域を解放することでエージェントを削除するよ
うにしたので、クライアントからゲートウェイ装置のエ
ージェントを動的に切り替えて、ゲートウェイ装置で動
作する必要なエージェントにのみに装置内の資源を割り
当てることができる。
請求項１０、請求項１１または請求項１４記載の発明に
よれば、クライアントからゲートウェイ装置に対してエ
ージェントの動作停止を指示した場合に、ゲートウェイ
装置のエージェントは動作を停止するようにしたので、
動的に利用者が目的に応じてクライアントを変更するこ
とができ、サーバの効率的な利用が可能となる。あるい
はクライアントからゲートウェイ装置に対してエージェ
ントの削除指示を行った場合に、ゲートウェイ装置のエ
ージェントは指定されたエージェントに対応して確保し
た記憶領域を解放することでエージェントを削除するよ
うにしたので、クライアントからゲートウェイ装置のエ
ージェントを動的に切り替えて、ゲートウェイ装置で動
作する必要なエージェントにのみに装置内の資源を割り
当てることができる。
【００８１】さらにまた、請求項５、請求項８、請求項
１２または請求項１５記載の発明によれば、クライアン
トの種類、通信能力、嗜好情報の少なくとも１つに基づ
いて必要な情報のみを無線データ通信網を介してサーバ
から取得することができるので、ゲートウェイ装置内の
資源の効率化と無線データ通信網の通信回線の効率化を
図るとともに、クライアントの利用者にとって利便性の
高い情報の取得を可能とする。
１２または請求項１５記載の発明によれば、クライアン
トの種類、通信能力、嗜好情報の少なくとも１つに基づ
いて必要な情報のみを無線データ通信網を介してサーバ
から取得することができるので、ゲートウェイ装置内の
資源の効率化と無線データ通信網の通信回線の効率化を
図るとともに、クライアントの利用者にとって利便性の
高い情報の取得を可能とする。
【図１】本発明の一実施例における通信システムの構成
の概要を示す構成図である。
の概要を示す構成図である。
【図２】本実施例におけるクライアントによって処理さ
れるエージェント生成処理内容の一例を示す流れ図であ
る。
れるエージェント生成処理内容の一例を示す流れ図であ
る。
【図３】本実施例における無線通信ＧＷ装置によって処
理されるエージェント生成処理内容の一例を示す流れ図
である。
理されるエージェント生成処理内容の一例を示す流れ図
である。
【図４】本実施例におけるクライアントおよび無線通信
ＧＷ装置によって行われるエージェント生成の動作シー
ケンスの一例を示すシーケンス図である。
ＧＷ装置によって行われるエージェント生成の動作シー
ケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図５】本実施例におけるクライアントおよび無線通信
ＧＷ装置によって行われるエージェント停止指示の動作
シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
ＧＷ装置によって行われるエージェント停止指示の動作
シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図６】本実施例におけるクライアントおよび無線通信
ＧＷ装置によって行われるエージェント削除指示の動作
シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
ＧＷ装置によって行われるエージェント削除指示の動作
シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図７】所定の記述言語による本実施例における無線通
信ＧＷのエージェントプログラムに引き渡すパラメータ
の定義の記述例を示す説明図である。
信ＧＷのエージェントプログラムに引き渡すパラメータ
の定義の記述例を示す説明図である。
【図８】本実施例におけるエージェントの動作定義の詳
細を示す説明図である。
細を示す説明図である。
【図９】本実施例におけるエージェントの動作定義の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図１０】本実施例におけるＷＷＷサーバの自動巡回エ
ージェントの定義を示す説明図である。
ージェントの定義を示す説明図である。
【図１１】本実施例における電子メールサーバの受信メ
ールの自動取得エージェントの定義を示す説明図であ
る。
ールの自動取得エージェントの定義を示す説明図であ
る。
【図１２】従来のクライアントによるゲートウェイ装置
を介した情報源サーバにアクセスするための通信システ
ムの構成の一例を示す構成図である。
を介した情報源サーバにアクセスするための通信システ
ムの構成の一例を示す構成図である。
【図１３】従来の通信システムにおける各種情報を閲覧
するためのソフトウェアプログラムを実行するクライア
ントがインターネット上の情報源サーバであるＷＷＷサ
ーバからコンテンツを取得する動作の流れを示すシーケ
ンス図である。
するためのソフトウェアプログラムを実行するクライア
ントがインターネット上の情報源サーバであるＷＷＷサ
ーバからコンテンツを取得する動作の流れを示すシーケ
ンス図である。
【図１４】従来の通信システムにおける各種情報を閲覧
するためのソフトウェアプログラムを実行するクライア
ントが情報源サーバである電子メールサーバから受信メ
ールを取得する動作の流れを示すシーケンス図である。
するためのソフトウェアプログラムを実行するクライア
ントが情報源サーバである電子メールサーバから受信メ
ールを取得する動作の流れを示すシーケンス図である。
５０ クライアント ５１ 情報源サーバ ５２ 無線データ通信網 ５３ 無線通信ＧＷ装置 ５４ データ通信網 ５５ キャッシュメモリ ５６ エージェント制御プログラム ５７ エージェントプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｌ 12/28
Claims (15)
- 【請求項１】 パラメータを設定するための設定手段
と、この設定手段によって設定されたパラメータを通知
する通知手段とを備えるクライアントと、 前記通知手段によって通知されたパラメータに基づいて
情報の取得要求を行う取得要求手段と、この取得要求手
段によって行われた取得要求に対応して受信した情報を
一時的に蓄積する情報蓄積手段と、この情報蓄積手段に
よって蓄積された情報を前記クライアントに転送する情
報転送手段とを備えるゲートウェイ装置と、 あらかじめ前記取得要求手段によって取得される情報を
記憶する情報記憶手段と、前記取得要求を受信したとき
この情報記憶手段に記憶された情報を前記ゲートウェイ
装置に対して送信する情報送信手段とを備えるサーバと
を具備することを特徴とする通信システム。 - 【請求項２】 情報取得のためのエージェントの生成を
要求する生成要求手段と、この生成要求手段によって生
成されたエージェントに設定するパラメータを通知する
通知手段とを備えるクライアントと、 前記エージェントごとに前記パラメータを記憶する記憶
手段と、前記生成要求手段によって生成を要求された前
記エージェントごとに前記記憶手段内に所定の記憶領域
を確保する記憶領域確保手段と、前記通知手段によって
通知された前記パラメータをこの記憶領域確保手段によ
って確保された記憶領域に設定するパラメータ設定手段
と、このパラメータ設定手段によって設定されたパラメ
ータに基づいて情報の取得要求を行いこの取得要求に対
応して無線データ通信網を介して受信した情報を一時的
に蓄積し前記クライアントに転送するエージェントとを
備えるゲートウェイ装置と、 前記無線データ通信網を介して前記ゲートウェイ装置と
接続され、あらかじめ前記エージェントによって取得要
求される情報を記憶する情報記憶手段と、前記取得要求
を受信したときこの情報記憶手段に記憶された情報を前
記ゲートウェイ装置に対して送信する情報送信手段とを
備えるサーバとを具備することを特徴とする通信システ
ム。 - 【請求項３】 前記クライアントは前記エージェントの
動作停止を指示する動作停止指示手段を備え、前記ゲー
トウェイ装置は前記動作停止指示手段によって動作停止
指示されたとき前記エージェントの動作を停止するエー
ジェント停止手段を備えることを特徴とする請求項２記
載の通信システム。 - 【請求項４】 前記クライアントは前記エージェントの
削除を指示する削除指示手段を備え、前記ゲートウェイ
装置は前記削除指示手段によって削除指示されたとき指
定されたエージェントに対応して前記記憶手段に確保さ
れた記憶領域を解放する記憶領域解放手段を備えること
を特徴とする請求項２または請求項３記載の通信システ
ム。 - 【請求項５】 前記パラメータは、前記クライアントの
表示能力および処理能力を示す属性情報、前記クライア
ントと前記ゲートウェイ装置間および前記ゲートウェイ
装置と前記サーバ間の通信能力を示す属性情報、前記ク
ライアントの利用者によって指定される所定の嗜好情報
のうち少なくとも１つからなることを特徴とする請求項
１〜請求項４記載の通信システム。 - 【請求項６】 取得した情報の表示等を行うクライアン
トが情報取得のためのエージェントの生成をゲートウェ
イ装置に要求する生成要求ステップと、 この生成要求ステップで生成を要求されるエージェント
ごとにゲートウェイ装置が所定の記憶領域を確保する領
域確保ステップと、 この領域確保ステップで確保された記憶領域に前記クラ
イアントで前記エージェントごとに通知されたパラメー
タをゲートウェイ装置が設定するパラメータ設定ステッ
プと、 このパラメータ設定手段で設定されたパラメータに基づ
いてゲートウェイ装置のエージェントが各種情報を格納
するサーバに対して取得要求を行う取得要求ステップ
と、 この取得要求ステップで取得要求された情報を取り出し
て前記サーバが前記ゲートウェイ装置に対して無線デー
タ通信網を介して送信する情報送信ステップと、 この情報送信ステップで送信された情報を一時的に蓄積
し、前記ゲートウェイ装置が前記クライアントに転送す
る転送ステップとを具備することを特徴とする通信方
法。 - 【請求項７】 前記エージェントは、前記クライアント
からの動作停止指示あるいは削除指示に基づいて、その
動作停止あるいは前記エージェントに対応して確保され
た記憶領域の解放が行われることを特徴とする請求項６
記載の通信方法。 - 【請求項８】 前記パラメータは、前記クライアントの
表示能力および処理能力を示す属性情報、前記クライア
ントと前記ゲートウェイ装置間および前記ゲートウェイ
装置と前記サーバ間の通信能力を示す属性情報、前記ク
ライアントの利用者によって指定される所定の嗜好情報
のうち少なくとも１つからなることを特徴とする請求項
６または請求項７記載の通信方法。 - 【請求項９】 エージェントごとに前記エージェントに
設定するパラメータを記憶する記憶手段と、情報取得の
ためのエージェントの生成を要求されたとき前記エージ
ェントごとに前記記憶手段内に所定の記憶領域を確保す
る記憶領域確保手段と、 前記パラメータをこの記憶領域確保手段によって確保さ
れた記憶領域に設定するパラメータ設定手段と、 このパラメータ設定手段によって設定されたパラメータ
に基づいて情報の取得要求を行いこの取得要求に対応し
て無線データ通信網を介して受信した情報を一時的に蓄
積して前記エージェントの生成の要求元に転送するエー
ジェントとを具備することを特徴とするゲートウェイ装
置。 - 【請求項１０】 前記エージェントの動作停止が指示さ
れたとき前記エージェントの動作を停止するものである
ことを特徴とする請求項９記載のゲートウェイ装置。 - 【請求項１１】 前記エージェントの削除が指示された
とき指定されたエージェントに対応して前記記憶手段に
確保された記憶領域を解放するものであることを特徴と
する請求項９または請求項１０記載のゲートウェイ装
置。 - 【請求項１２】 前記パラメータは、前記エージェント
の生成の要求元の表示能力および処理能力を示す属性情
報、前記要求元と前記ゲートウェイ装置間および前記ゲ
ートウェイ装置と前記取得要求した情報の送信元間の通
信能力を示す属性情報、前記要求元の利用者によって指
定される所定の嗜好情報のうち少なくとも１つからなる
ことを特徴とする請求項９〜請求項１１記載のゲートウ
ェイ装置。 - 【請求項１３】 情報取得のためのエージェントの生成
を要求する生成要求手段と、 この生成要求手段によって生成されたエージェントに設
定するパラメータを通知する通知手段と、 前記生成要求手段によって生成されたエージェントによ
り前記通知手段によって通知されたパラメータに基づい
て前記情報取得要求を行って無線データ通信網を介して
情報を取得する情報取得手段とを具備することを特徴と
するクライアント。 - 【請求項１４】 前記エージェントの動作停止指示ある
いは削除指示を行って前記生成要求手段によって生成さ
れるエージェントの動作停止あるいは削除を行うことを
特徴とする請求項１３記載のクライアント。 - 【請求項１５】 前記パラメータは、前記クライアント
の表示能力および処理能力を示す属性情報、前記取得要
求した情報の送信元との間の通信能力を示す属性情報、
利用者によって指定される所定の嗜好情報のうち少なく
とも１つからなることを特徴とする請求項１３または請
求項１４記載のクライアント。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000017209A JP2001211197A (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | 通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアント |
| US09/767,964 US20010010061A1 (en) | 2000-01-26 | 2001-01-24 | Communication system, communication method, gateway apparatus, and client |
| GB0102103A GB2364486B (en) | 2000-01-26 | 2001-01-26 | Communication system communication method gateway apparatus and client |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000017209A JP2001211197A (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | 通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001211197A true JP2001211197A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18544236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000017209A Pending JP2001211197A (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | 通信システム、通信方法、ゲートウェイ装置およびクライアント |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010010061A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001211197A (ja) |
| GB (1) | GB2364486B (ja) |
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