JPH09232635A - 発光素子駆動回路 - Google Patents

発光素子駆動回路

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JPH09232635A
JPH09232635A JP3221696A JP3221696A JPH09232635A JP H09232635 A JPH09232635 A JP H09232635A JP 3221696 A JP3221696 A JP 3221696A JP 3221696 A JP3221696 A JP 3221696A JP H09232635 A JPH09232635 A JP H09232635A
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mos transistor
transistor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイアス電流をなくして低消費電力化を図
り、実装条件の制約をなくして低コスト化された半導体
集積回路を用いた発光素子駆動回路を提供する。 【解決手段】 電流光変換特性を備えた発光素子をデジ
タル形式のデータ信号にしたがって動作させる発光素子
駆動回路であって、所定の一定電流が流れる定電流源
と、カスコード接続された複数のトランジスタからな
り、定電流源が接続されてカレントミラーを構成し、定
電流源の電流を基準とした所定のミラー比の電流を発光
素子に流す定電流源回路と、定電流源回路のうち、発光
素子に所定の比の電流を流すための駆動電流源トランジ
スタをデータ信号にしたがってスイッチ動作させるデー
タ信号入力手段とを有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光素子駆動回路に
関し、特に低電圧、低消費電力、および低コストが要求
される加入者向けバースト光通信装置に適したMOS型
の半導体集積回路を用いた発光素子駆動回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の発光素子駆動回路の回路構
成を示す接続図である。
【0003】尚、以下の回路はMOSトランジスタによ
って構成され、IC(半導体集積回路)化されている場
合を例にして説明している。
【0004】図6において、従来の発光素子駆動回路は
発光素子であるレーザダイオードLD100を駆動する
ためのデジタル形式のデータ信号が入力されるデータ入
力端子100および反転データ入力端子101と、デー
タ入力端子100および反転データ入力端子101を入
力部とする差動入力回路102と、差動入力回路102
に一定電流を供給する電流源トランジスタQ103と、
レーザダイオードLD100にDCバイアス電流を供給
する電流源トランジスタQ105とによって構成されて
いる。
【0005】差動入力回路102は、一端が電源VDD
接続された抵抗器R101の他端とドレインが接続され
るトランジスタQ101と、一端が電源VDDに接続され
たレーザダイオードLD100の他端とドレインが接続
されるトランジスタQ102とによって構成され、それ
ぞれのソースは共通に接続されている。トランジスタQ
101のゲートは反転データ入力端子101と接続さ
れ、トランジスタQ102のゲートはデータ入力端子1
00と接続されている。トランジスタQ104のゲート
およびドレインは定電流源Iref1の一端に接続され、定
電流源Iref1の他端は電源VDDに接続されている。
【0006】また、トランジスタQ104のソースは接
地され、トランジスタQ104のゲート、ドレイン双方
がトランジスタQ103のゲートに接続されている。ト
ランジスタQ103は、ドレインが差動入力回路102
を構成する各トランジスタの各々のソースと接続され、
ソースは接地されている。
【0007】次に従来の発光素子駆動回路の動作につい
て説明する。
【0008】トランジスタQ103とトランジスタQ1
04とがカレントミラー対を成すことで、トランジスタ
Q103には、定電流源Iref1の電流をトランジスタQ
103とトランジスタQ104のミラー比倍にした電流
1 が流れる。
【0009】また、同様にトランジスタQ105には、
定電流源Iref2の電流をトランジスタQ105とトラン
ジスタQ106のミラー比倍にした電流I2 が流れる。
【0010】ここで、電流I2 はレーザダイードLD1
00が発光するしきい値以下の値に設定され、電流I2
に電流I1 を加えることでレーザダイードLD100が
発光する値に設定されている。
【0011】このような状態で、データ入力端子100
に”H”のデータ信号が入力され、反転データ入力端子
101に”L”のデータ信号が入力されると、トランジ
スタQ102はON、トランジスタQ101はOFFに
なり、レーザダイオードLD100には電流I1 +I2
が流れ、レーザダイオードLD100が発光する。
【0012】逆に、データ入力端子100に”L”のデ
ータ信号が入力され、反転データ入力端子101に”
H”のデータ信号が入力されると、トランジスタQ10
2がOFFになりトランジスタQ101がONになる。
【0013】このときレーザダイオードLD100には
電流I2 のみが流れ、発光を停止する。
【0014】このようにして、図6に示した回路が発光
素子駆動回路として動作していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の発光素子駆動回路では、差動入力回路でス
イッチングするために電流I1 が、またレーザダイオー
ドLD100にDCバイアス電流を供給するため電流I
2 が定常的に流れ、発光素子の発光/無発光の比率が小
さいバースト光送信器では無駄な電流が流れるという問
題があった。
【0016】また、レーザダイオードとの接続部にMO
Sトランジスタのアナログスイッチ(トランジスタQ1
02)を用いているため高速なスイッチングをすると、
トランジスタ102のゲート−ドレイン間の容量により
レーザダイオードLD100との接続部にスパイク電圧
が生じ、光出力波形にオーバーシュートを引き起こすと
いう問題があった。
【0017】ところで、レーザダイオードLD100が
発光時、図6に示したトランジスタQ103とトランジ
スタQ104によるカレントミラー回路は、高速スイッ
チ動作のためトランジスタQ102を非飽和領域で用い
たとき、およそ図7に示すような等価回路に置き換える
ことができる。図7は図6に示した発光素子駆動回路の
要部の構成を示す図であり、同図(a)は接続図、同図
(b)はそのI−V特性図である。
【0018】図7(b)に示すI−V特性の飽和領域は
後述する図4(b)のトランジスタQ8は飽和、トラン
ジスタQ7は非飽和の領域とほぼ等しい特性を持ってい
る。これは、レーザダイオードLD100との接続部に
おける従来の発光素子駆動回路の小信号出力インピーダ
ンスがほぼトランジスタQ103の自己コンダクタンス
のみで決まるために持つ特性である。したがって、トラ
ンジスタQ103のソース−ドレイン間に流れる電流I
OUT (従来の発光素子駆動回路の電流I1 に相当)がV
OUT (従来の発光素子駆動回路のレーザダイオードLD
100との接続部の電圧に相当)の変動の影響を受けや
すく、トランジスタQ103の電流をミラー対をなすト
ランジスタQ104に流れる電流によって一定のカレン
トミラー比に保ち、その状態でレーザダイオードLD1
00の駆動電流を制御する場合に、制御できる範囲が狭
いという問題があった。
【0019】また、レーザダイオードLD100との接
続部位の出力インピーダンスがあまり大きくないため、
レーザダイオードLD100との接続部、つまり発光素
子駆動回路の出力部が外部のインピーダンス変動に対し
て弱く発光素子駆動回路外部の実装条件に制約が生じて
いた。
【0020】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、発光素
子のDCバイアス電流をなくし、かつ発光素子を片側駆
動することにより低消費電流化を図り、また、実装条件
の制約を小さくして実装コストを下げることにより低コ
スト化を図り、発光素子の駆動電流を線形に制御できる
範囲を広げたことにより様々な電流−光変換特性を持っ
た発光素子にも対応できる半導体集積回路を用いた発光
素子駆動回路を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の発光素子駆動回路は、電流−光変換特性を備え
た発光素子をデジタル形式のデータ信号にしたがって動
作させる発光素子駆動回路であって、所定の一定電流が
流れる定電流源と、カスコード接続された複数のトラン
ジスタからなり、前記定電流源が接続されて前記定電流
源とカレントミラー回路を構成し、前記定電流源の電流
を基準とした所定のミラー比の電流を前記発光素子に流
す駆動電流源トランジスタを有するカスコード回路と、
前記カスコード回路のうち、その出力部に接続された前
記発光素子に前記所定の比の電流を流すための駆動電流
源トランジスタを、前記データ信号にしたがってスイッ
チ動作させるデータ信号入力手段とを有することを特徴
とする。
【0022】このとき、前記カレントミラー回路は、一
端が接地電位と接続された前記定電流源の他端にゲート
およびドレインがそれぞれ接続され、ソースが電源と接
続される第1のMOSトランジスタと、前記第1のMO
Sトランジスタのゲート、ドレイン双方とゲートが接続
され、ソースが前記電源に接続される第2のMOSトラ
ンジスタと、前記第2のMOSトランジスタのドレイン
にゲートおよびドレインがそれぞれ接続される第3のM
OSトランジスタと、前記第3のMOSトランジスタの
ソースにゲートおよびドレインがそれぞれ接続され、ソ
ースが接地電位に接続される第4のMOSトランジスタ
と、前記第1のMOSトランジスタのゲート、ドレイン
双方とゲートが接続され、ソースが前記電源に接続され
る第5のMOSトランジスタと、前記第5のMOSトラ
ンジスタのドレインにゲートおよびドレインがそれぞれ
接続され、ソースが接地電位に接続される第6のMOS
トランジスタと、一端が前記電源に接続された発光素子
の他端にドレインが接続され、ゲートが前記第3のMO
Sトランジスタのゲートに接続される第7のMOSトラ
ンジスタと、前記第7のMOSトランジスタのソースに
ドレインが接続され、ソースが接地電位と接続されて前
記駆動電流源トランジスタとなる第8のMOSトランジ
スタと、前記第6のMOSトランジスタのゲートとドレ
インが接続され、ソースが前記第8のMOSトランジス
タのゲートと接続される第9のMOSトランジスタと、
前記第8のMOSトランジスタのゲートおよび前記第9
のMOSトランジスタのソースとドレインが接続され、
ソースが接地電位と接続される第10のMOSトランジ
スタとを有し、前記データ信号入力手段は、前記第9の
MOSトランジスタおよび前記第10のMOSトランジ
スタのゲートにデータ信号を入力してもよい。
【0023】特に、前記第9のMOSトランジスタのゲ
ート長をL9、ゲート幅をW9とし、前記第10のMO
Sトランジスタのゲート長をL10、ゲート幅をW10
としたとき、(L9/W9)/(L10/W10)≦1
/9の関係式になることが望ましく、前記第6のMOS
トランジスタのゲートと接地電位の間、および前記第7
のMOSトランジスタのゲートと接地電位の間に容量を
挿入してもよい。
【0024】また、前記カレントミラー回路は、一端が
接地電位と接続された前記定電流源の他端にゲートおよ
びドレインがそれぞれ接続され、ソースが電源と接続さ
れる第1のMOSトランジスタと、前記第1のMOSト
ランジスタのゲート、ドレイン双方とゲートが接続さ
れ、ソースが前記電源に接続される第2のMOSトラン
ジスタと、前記第2のMOSトランジスタのドレインに
ゲートおよびドレインがそれぞれ接続される第3のMO
Sトランジスタと、前記第3のMOSトランジスタのソ
ースにゲートおよびドレインがそれぞれ接続され、ソー
スが接地電位に接続される第4のMOSトランジスタ
と、一端が前記電源に接続された発光素子の他端にドレ
インが接続され、ゲートが前記第3のMOSトランジス
タのゲートに接続される第5のMOSトランジスタと、
前記第5のMOSトランジスタのソースにドレインが接
続され、ソースが接地電位と接続されて前記駆動電流源
トランジスタとなる第6のMOSトランジスタと、前記
第4のMOSトランジスタのゲートとドレインが接続さ
れ、ソースが前記第6のMOSトランジスタのゲートと
接続される第7のMOSトランジスタと、前記第6のM
OSトランジスタのゲートおよび前記第7のMOSトラ
ンジスタのソースとドレインが接続され、ソースが接地
電位と接続される第8のMOSトランジスタとを有し、
前記データ信号入力手段は、前記第7のMOSトランジ
スタおよび前記第8のMOSトランジスタのゲートにデ
ータ信号を入力してもよい。
【0025】特に、前記第7のMOSトランジスタのゲ
ート長をL7、ゲート幅をW7とし、前記第8のMOS
トランジスタのゲート長をL8、ゲート幅をW8とした
とき、(L7/W7)/(L8/W8)≦1/9の関係
式になることが望ましく、前記第4のMOSトランジス
タのゲートと接地電位の間、および前記第5のMOSト
ランジスタのゲートと接地電位の間に容量を挿入しても
よい。
【0026】上記のように構成された発光素子駆動回路
は、複数のトランジスタがカスコード接続されてカレン
トミラー形の定電流源回路を構成することで、定電流源
の電流を基準とした所定の比の電流で発光素子をデータ
信号入力手段によってデータ信号にしたがって駆動す
る。
【0027】また、ゲート接地のトランジスタのドレイ
ンを発光素子との接続部位とすることで発光素子駆動回
路の小信号出力インピーダンスが大きくなる。
【0028】同様に、スイッチ用トランジスタと発光素
子との間にゲート接地のトランジスタを挿入することに
より、スイッチング時のスイッチ用トランジスタのゲー
ト−ドレイン間容量によるスパイク電圧がシールドされ
る。
【0029】さらに、カスコード形のカレントミラー回
路で構成されるため、高いミラー精度を幅広い発光素子
駆動電流範囲で保つことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0031】図1は本発明の発光素子駆動回路の回路構
成を示す接続図である。
【0032】また、図2は図1に示したタイミング回路
の構成例を示す図であり、同図(a)はその接続図、同
図(b)は(a)に示したインバータ回路の接続図であ
る。本発明の発光素子駆動回路は発光素子を無バイアス
かつ片側駆動する回路構成を採用している。また、以下
の回路は、従来例と同様にMOSトランジスタから構成
され、IC(半導体集積回路)化されている場合を例に
している。
【0033】図1において、本発明の発光素子駆動回路
は所定の一定電流が流れる定電流源Iref0と、発光素子
であるレーザダイオードLD1に電流を供給するための
駆動電流源トランジスタQ8と、駆動電流源トランジス
タQ8をデータ信号にしたがってスイッチ動作させるデ
ータ信号入力回路2とによって発光素子を駆動する。
【0034】まず、構成について説明する。
【0035】定電流源Iref0の一端は接地され、他端は
トランジスタQ1のドレインおよびゲートに接続され
る。トランジスタQ1のソースは電源VDDと接続され、
ゲートおよびドレインはトランジスタQ2のゲートおよ
びトランジスタQ5のゲートとそれぞれ接続され、トラ
ンジスタQ2およびトランジスタQ5のソースはそれぞ
れ電源VDDに接続される。
【0036】また、トランジスタQ2のドレインはトラ
ンジスタQ3のドレインおよびゲート双方に接続され、
トランジスタQ3のソースはトランジスタQ4のドレイ
ンおよびゲート双方に接続され、トランジスタQ4のソ
ースは接地されている。
【0037】また、トランジスタQ5のドレインはトラ
ンジスタQ6のドレインおよびゲート双方に接続され、
トランジスタQ6のソースは接地されている。
【0038】また、電源VDDにはレーザダイオードLD
1のアノードが接続され、レーザダイオードLD1のカ
ソードにはトランジスタQ7のドレインが接続され、ト
ランジスタQ7のゲートはトランジスタQ3のゲートお
よびドレイン双方と接続され、ソースはトランジスタQ
8のドレインと接続されている。
【0039】トランジスタQ8のゲートはデータ信号入
力回路2を構成するトランジスタQ9のソースと接続さ
れ、ソースは接地されている。
【0040】また、データ信号入力回路2は、データ信
号DTが入力されるタイミング回路3と、タイミング回
路3の出力信号によってON/OFFされるトランジス
タQ9およびトランジスタQ10とによって構成されて
いる。
【0041】トランジスタQ9のドレインはトランジス
タQ6のゲートと接続され、ソースはトランジスタQ1
0のドレインおよびトランジスタQ8のゲートにそれぞ
れ接続されている。トランジスタQ9およびトランジス
タQ10のゲートはそれぞれタイミング回路3に接続さ
れ、トランジスタQ10のソースは接地されている。
【0042】なお、トランジスタQ5とトランジスタQ
6とを削除し、トランジスタQ9のドレインをトランジ
スタQ4のゲートに接続しても上記回路と同様に動作
し、後述する本発明の効果を得ることができる。
【0043】図2において、タイミング回路3は例えば
3つのインバータ回路から構成され、トランジスタQ9
のゲートにはデータ信号DTの正論理信号が印加され、
トランジスタQ10のゲートにはデータ信号DTの反転
信号が印加される。
【0044】さらに、トランジスタQ6のゲートと接地
電位との間およびトランジスタQ7のゲートと接地電位
との間に、それぞれ容量を挿入することにより、スイッ
チング動作時にトランジスタQ6およびトランジスタQ
7のゲート電位の変動が抑制される。
【0045】次に図3を参照して本発明の発光素子駆動
回路の動作について説明する。
【0046】図3は図1に示した発光素子駆動回路の動
作の様子を示すタイミングチャートである。
【0047】図3において、タイミング回路3に入力さ
れたパルス状のデータ信号T1は、タイミング回路3を
構成する複数のインバータ回路を介し、トランジスタQ
9のゲートにはデータ信号T1と同じ論理信号T2が出
力され、トランジスタQ10のゲートには反転した論理
信号T3が出力される。
【0048】つまり、データ信号DTが”H”(VDD
のとき(T1参照)、トランジスタQ9のゲートには”
H”(VDD)が印加され(T2参照)、トランジスタQ
9がONして、トランジスタQ6のゲートおよびドレイ
ンとトランジスタQ8のゲートとが接続される。また、
同時にトランジスタQ10のゲートには”L”(接地電
位)が印加され(T3参照)、トランジスタQ10がO
FFしてトランジスタQ8のゲートを接地電位との接続
から開放する。
【0049】このとき、トランジスタQ8のゲートには
トランジスタQ6からゲート電圧V(IP)が供給され
(T4参照)、トランジスタQ8がONしてレーザダイ
オードLD1に電流IP が流れ、光出力パワーK
(IP)で発光する(T5参照)。
【0050】次に、データ信号DTが”L”(接地電
位)に切り換わると(T1参照)、トランジスタQ9の
ゲートには”L”(接地電位)が印加され(T2参
照)、トランジスタQ9がOFFして、トランジスタQ
6のゲートおよびドレインとトランジスタQ8のゲート
との接続を開放する。また、同時にトランジスタQ10
のゲートには”H”(VDD)が印加され(T3参照)、
トランジスタQ10がONしてトランジスタQ8のゲー
トは接地電位と同電位になる。
【0051】つまり、トランジスタQ8のゲート電圧が
0Vとなり(T4参照)、トランジスタQ8がOFFし
てレーザダイオードLD1を流れる電流が0となり無発
光となる(T5参照)。
【0052】ここで、タイミング回路3を用いてトラジ
スタQ9とトランジスタQ10をスイッチングするとT
2、T3に示すΔtの時間、トランジスタQ9とトラン
ジスタQ10双方がONとなる。しかし、トランジスタ
Q9のゲート長をL9、ゲート幅をW9とし、トランジ
スタQ10のゲート長をL10、ゲート幅をW10とし
たとき(L9/W9)/(L10/W10)≦1/9の
条件を満たすようにそれぞれのトランジスタのゲート
長、ゲート幅を設定すればトランジスタQ8のゲート電
圧変化のON−ONによる影響が小さいという効果があ
る。
【0053】ところで、トランジスタQ8がレーザダイ
オードLD1を駆動する電流IP はMOSトランジスタ
の電流式より、 IP ={(W/L)×COX×μ×(VIP−Vth2×
(1+λVds)} となる。ここで、Lはゲート長、Wはゲート幅、μはキ
ャリアの移動度、COXはゲート容量、Vthはしきい値電
圧、λは自己コンダクタンスを表している。
【0054】トランジスタQ8は、トランジスタQ6と
カレントミラー対を構成し、トランジスタQ6のゲート
の大きさ(W/L)とトランジスタQ8のゲートの大き
さ(W/L)との比によってミラー比が決る。また、同
時にトランジスタQ5はトランジスタQ1とカレントミ
ラー対を構成している。
【0055】つまり、カレントミラー対を成すトランジ
スタのミラー比の精度が駆動電流I P を線形に制御する
ときの精度に直接関わってくる。そこで、以下にミラー
比の精度について説明する。
【0056】ところで、発光素子駆動回路では様々な電
流−光パワー変換特性を持ったレーザダイオードを駆動
するために、駆動電流の可変幅が大きいことが必要とさ
れ、また、制御の容易性から駆動電流によるミラー比の
変動が小さいことが要求される。
【0057】図1に示した定電流源回路1は、トランジ
スタQ9がON、トラジスタQ10がOFFのときに、
等価的に図4(a)に示すカスコード形の定電流回路と
して考えることができる。
【0058】図4は図1に示した本発明の発光素子駆動
回路の構成およびI−V特性を示す図であり、同図
(a)は接続図、同図(b)はそのI−V特性図であ
る。
【0059】図7(a)で示したカレントミラー形の定
電流回路は小信号出力抵抗がトランジスタの自己コンダ
クタンス分の1(1/gds)で決まるため、図7
(b)に示したようなI−V特性になる。
【0060】一方、図4(a)に示すカスコード形の定
電流回路では、トランジスタQ7の相互コンダクタンス
をgm2、自己コンダクタンスgds2、トランジスタ
Q8の相互コンダクタンスをgm1、自己コンダクタン
スをgds1とすると、小信号出力抵抗は(1+gm2
/gds1)/gds2+1/gds1となる。
【0061】つまり、一般にMOSトランジスタが飽和
領域で使われるとき、gm〜10-3、gds〜10-5
オーダーであるから従来の発光素子駆動回路の小信号出
力抵抗は105 のオーダーになるのに対し、本発明の発
光素子駆動回路では、107のオーダーになり102
小信号出力抵抗(小信号出力インピーダンス)が大きく
なる。
【0062】また、カスコード接続されたトランジスタ
ではスイッチング時のスイッチ用トランジスタQ8のゲ
ート−ドレイン間容量(ミラー容量)が小さく見え、高
周波特性が良いため、トランジスタQ7とトランジスタ
Q8双方とも飽和領域で使用でき図4(b)に示すI−
V特性のフラットな領域になる。
【0063】よって、このようなカスコード形の定電流
回路では、駆動電流(IOUT )が変動することにより動
作点(VOUT )が変わっても、小信号出力抵抗が大きい
ためにVOUT に対する依存性が小さく、電流源トランジ
スタのゲート電圧だけで駆動電流が決るので、ミラー比
を高精度に保つことができる。(本カスコード形の定電
流回路の考察はANALYSIS AND DESIGN OF ANALOG INTEGR
ATED CIRCUITS SECONDEDITION by Paul R.Gray & Rober
t G.Meyer日本語訳 下巻 P284〜288を参考にしてい
る。)また、トランジスタQ8がスイッチング動作する
とき生じるトランジスタQ8のゲート−ドレイン間容量
に起因するスパイク電圧はトランジスタQ7のゲート−
ソース間容量を介し、トランジスタQ7のゲート電位を
決めている電圧源に吸収されるため、光出力波形に影響
を及ぼさない。
【0064】次に、本発明の発光素子駆動回路が外部イ
ンピーダンスの変動に対して強いことを図5を参照して
説明する。
【0065】図5は図1に示した発光素子駆動回路の出
力段の構成を示す図であり、同図(a)はレーザダイオ
ードの等価回路図、同図(b)は出力段の小信号等価回
路図である。
【0066】Z1は発光素子等の出力部の外部インピー
ダンスを表し、gm、gdsはトランジスタQ7の相互
コンダクタンス、自己コンダクタンスをそれぞれ表わし
ている。
【0067】図5(b)より (v’/Z1)−gmv+gds(v’−v)=0 …(1) の関係式を得ることができる。
【0068】また、Z1を流れる電流iは、 i=v’/Z1 …(2) である。
【0069】(1)式および(2)式より、トランジス
タQ7のソースから出力側を見たインピーダンスをZ
OUT とすると、 ZOUT =v/i=(1+gdsZ1)/(gm+gds) …(3) となる。ここで、一般にgm〜10-3、gds〜10-5
程度であるから(3)式は ZOUT ≒(1+gdsZ1)/gm …(4) と近似することができる。
【0070】この(4)式から、外部インピーダンスZ
1の変動はトランジスタQ7の自己コンダクタンスgd
sによって10-5倍に抑圧されることが分かる。
【0071】したがって、レーザダイオードLD1とト
ランジスタQ7との接続部位が外部インピーダンスの変
動に対して強くなり、無バイアスで駆動することによる
ジッタの発生や寄生インダクタンスによるリンギングの
発生、あるいは寄生容量による波形の鈍化等が抑圧さ
れ、実装条件が緩和されて低コスト化を図ることができ
る。
【0072】よって、無バイアスで駆動することができ
るため、発光素子の発光時のみ発光素子駆動電流を流し
非発光時には駆動電流を流さないため、消費電流が少な
くてすむ。さらに、無バイアスであるため発光/非発光
の比率(消光比)を無限大に設定することができる。
【0073】さらに、MOSトランジスタのスイッチン
グ特性を利用し、従来の発光素子駆動回路のように差動
回路を用いた差動スイッチ動作をしなくても、片側駆動
でtr、tf、dutyを保証した所望の光出力波形を
得られる回路構成であるため非発光時には電流が流れず
低消費電流化が図れる。
【0074】また、駆動電流源トランジスタとカレント
ミラー対を成すトランジスタのミラー比の変動が小さい
ため、様々な電流−光変換特性を持った発光素子の駆動
電流を精度良く線形に制御することができる。
【0075】なお、上記例では定電流源回路1およびデ
ータ信号入力回路2をMOSトランジスタで構成した例
で説明している。このように発光素子駆動回路をMOS
トランジスタで構成することによってIC(半導体集積
回路)化に適した回路になる。
【0076】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0077】複数のトランジスタがカスコード接続され
てカレントミラー形の定電流源回路を構成し、発光素子
駆動回路の出力部をゲート接地のトランジスタのドレイ
ンとし、ゲート接地のトランジスタのソースにドレイン
が接続された発光素子駆動電流源トランジスタでスイッ
チするため、外部インピーダンス変動に対して強くなり
寄生インダクタンスによるリンギングの発生、あるいは
寄生容量による波形の鈍化、あるいは発光素子を無バイ
アス駆動することによるジッタの発生等が抑圧され、実
装条件が緩和されることによる低コスト化が図れる。
【0078】また、無バイアス、片側駆動で発光素子を
駆動し、所望の光出力波形を得ることができるため消費
電流が少なく、特に発光/無発光比率の小さいバースト
通信方式に有用である。
【0079】また、発光素子を幅広い駆動電流範囲で線
形に制御できるため、様々な電流−光変換特性を持った
発光素子を使用することができる。
【0080】さらに、MOSトランジスタで発光素子駆
動回路を構成することによってIC(半導体集積回路)
化に適したものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光素子駆動回路の回路構成を示す接
続図である。
【図2】図1に示したタイミング回路の構成例を示す図
であり、同図(a)はその接続図、同図(b)は(a)
に示したインバータ回路の接続図である。
【図3】図1に示した発光素子駆動回路の動作の様子を
示すタイミングチャートである。
【図4】図1に示した発光素子駆動回路の等価回路の構
成を示す図であり、同図(a)は接続図、同図(b)は
そのI−V特性図である。
【図5】図1に示した発光素子駆動回路の出力段の構成
を示す図であり、同図(a)はレーザダイオードの等価
回路図、同図(b)は出力段の小信号等価回路図であ
る。
【図6】従来の発光素子駆動回路の回路構成を示す接続
図である。
【図7】図6に示した発光素子駆動回路の要部の構成を
示す図であり、同図(a)は接続図、同図(b)はその
I−V特性図である。
【符号の説明】
1 定電流電源回路 2 データ信号入力回路 3 タイミング回路 Iref0 定電流源 LD1 レーザダイオード Q1〜Q11 トランジスタ VDD 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/04 10/06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流−光変換特性を備えた発光素子をデ
    ジタル形式のデータ信号にしたがって動作させる発光素
    子駆動回路であって、 所定の一定電流が流れる定電流源と、 カスコード接続された複数のトランジスタからなり、前
    記定電流源が接続されて前記定電流源とカレントミラー
    回路を構成し、前記定電流源の電流を基準とする所定の
    ミラー比の電流を前記発光素子に流す駆動電流源トラン
    ジスタを有するカスコード回路と、 前記カスコード回路のうち、その出力部に接続された前
    記発光素子に前記所定の比の電流を流すための駆動電流
    源トランジスタを、前記データ信号にしたがってスイッ
    チ動作させるデータ信号入力手段と、を有することを特
    徴とする発光素子駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光素子駆動回路にお
    いて、 前記カレントミラー回路は、 一端が接地電位と接続された前記定電流源の他端にゲー
    トおよびドレインがそれぞれ接続され、ソースが電源と
    接続される第1のMOSトランジスタと、 前記第1のMOSトランジスタのゲート、ドレイン双方
    とゲートが接続され、ソースが前記電源に接続される第
    2のMOSトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインにゲートおよ
    びドレインがそれぞれ接続される第3のMOSトランジ
    スタと、 前記第3のMOSトランジスタのソースにゲートおよび
    ドレインがそれぞれ接続され、ソースが接地電位に接続
    される第4のMOSトランジスタと、 前記第1のMOSトランジスタのゲート、ドレイン双方
    とゲートが接続され、ソースが前記電源に接続される第
    5のMOSトランジスタと、 前記第5のMOSトランジスタのドレインにゲートおよ
    びドレインがそれぞれ接続され、ソースが接地電位に接
    続される第6のMOSトランジスタと、 一端が前記電源に接続された発光素子の他端にドレイン
    が接続され、ゲートが前記第3のMOSトランジスタの
    ゲートに接続される第7のMOSトランジスタと、 前記第7のMOSトランジスタのソースにドレインが接
    続され、ソースが接地電位と接続されて前記駆動電流源
    トランジスタとなる第8のMOSトランジスタと、 前記第6のMOSトランジスタのゲートとドレインが接
    続され、ソースが前記第8のMOSトランジスタのゲー
    トと接続される第9のMOSトランジスタと、 前記第8のMOSトランジスタのゲートおよび前記第9
    のMOSトランジスタのソースとドレインが接続され、
    ソースが接地電位と接続される第10のMOSトランジ
    スタとを有し、 前記データ信号入力手段は、 前記第9のMOSトランジスタおよび前記第10のMO
    Sトランジスタのゲートにデータ信号を入力することを
    特徴とする発光素子駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発光素子駆動回路にお
    いて、 前記第9のMOSトランジスタのゲート長をL9、ゲー
    ト幅をW9とし、 前記第10のMOSトランジスタのゲート長をL10、
    ゲート幅をW10としたとき、 (L9/W9)/(L10/W10)≦1/9の関係式
    になることを特徴とする発光素子駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の発光素子駆動
    回路において、 前記第6のMOSトランジスタのゲートと接地電位の
    間、および前記第7のMOSトランジスタのゲートと接
    地電位の間に容量を挿入することを特徴とする発光素子
    駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の発光素子駆動回路にお
    いて、 前記カレントミラー回路は、 一端が接地電位と接続された前記定電流源の他端にゲー
    トおよびドレインがそれぞれ接続され、ソースが電源と
    接続される第1のMOSトランジスタと、 前記第1のMOSトランジスタのゲート、ドレイン双方
    とゲートが接続され、ソースが前記電源に接続される第
    2のMOSトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインにゲートおよ
    びドレインがそれぞれ接続される第3のMOSトランジ
    スタと、 前記第3のMOSトランジスタのソースにゲートおよび
    ドレインがそれぞれ接続され、ソースが接地電位に接続
    される第4のMOSトランジスタと、 一端が前記電源に接続された発光素子の他端にドレイン
    が接続され、ゲートが前記第3のMOSトランジスタの
    ゲートに接続される第5のMOSトランジスタと、 前記第5のMOSトランジスタのソースにドレインが接
    続され、ソースが接地電位と接続されて前記駆動電流源
    トランジスタとなる第6のMOSトランジスタと、 前記第4のMOSトランジスタのゲートとドレインが接
    続され、ソースが前記第6のMOSトランジスタのゲー
    トと接続される第7のMOSトランジスタと、 前記第6のMOSトランジスタのゲートおよび前記第7
    のMOSトランジスタのソースとドレインが接続され、
    ソースが接地電位と接続される第8のMOSトランジス
    タとを有し、 前記データ信号入力手段は、 前記第7のMOSトランジスタおよび前記第8のMOS
    トランジスタのゲートにデータ信号を入力することを特
    徴とする発光素子駆動回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の発光素子駆動回路にお
    いて、 前記第7のMOSトランジスタのゲート長をL7、ゲー
    ト幅をW7とし、 前記第8のMOSトランジスタのゲート長をL8、ゲー
    ト幅をW8としたとき、 (L7/W7)/(L8/W8)≦1/9の関係式にな
    ることを特徴とする発光素子駆動回路。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の発光素子駆動
    回路において、前記第4のMOSトランジスタのゲート
    と接地電位の間、および前記第5のMOSトランジスタ
    のゲートと接地電位の間に容量を挿入することを特徴と
    する発光素子駆動回路。
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