JPH09230114A - 光ディスクドライブの光ピックアップヘッド用対物レ ンズ - Google Patents

光ディスクドライブの光ピックアップヘッド用対物レ ンズ

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JPH09230114A
JPH09230114A JP8116696A JP11669696A JPH09230114A JP H09230114 A JPH09230114 A JP H09230114A JP 8116696 A JP8116696 A JP 8116696A JP 11669696 A JP11669696 A JP 11669696A JP H09230114 A JPH09230114 A JP H09230114A
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lens
objective lens
aspherical
focusing
aspherical surface
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JP8116696A
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Chokyo Shu
朝居 朱
Somei Yo
聡明 楊
Sogai Cho
宗凱 張
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Industrial Technology Research Institute ITRI
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B2007/0003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
    • G11B2007/0006Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier adapted for scanning different types of carrier, e.g. CD & DVD

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点切り替え機構を簡単にすることが可能な
光ディスクドライブの光ピックアップヘッド用の対物レ
ンズで、製造コストが安く、一枚のレンズ又は二枚の簡
単なレンズを利用して二重焦点を達成するため実質的に
エネルギーの損失が零であることを特徴とする光ディス
クドライブの光ピックアップヘッド用の対物レンズを提
供することが本発明の課題である。 【解決手段】 前記対物レンズは所定の波長の光ビーム
を所定の焦点に集束するため各々非球面を有する4部分
よりなる。第一の部分は前記の光ビームが第一焦点へ集
束するための第一非球面を有する。第二の部分は前記の
光ビームが第二焦点へ集束するための第二非球面を有す
る。第三の部分は第一非球面と同じ曲率特性と非球面係
数を有し、第一焦点へ前記の光ビームが集束するための
第三非球面を有する。又第四部分は第二非球面と同じ曲
率特性と非球面係数を有し、第二焦点へ前記の光ビーム
が集束するための第四非球面を有するものである。前記
対物レンズはいずれに集束してもエネルギー損失のない
1枚のレンズとして製作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパクトディ
スクドライブの光ピックアップ用の対物レンズに関し、
特に、本発明は2焦点レンズセットによる多層のデータ
層を有する高密度ディスクの読取りが可能なコンパクト
ディスクドライブの光ピックアップ用の対物レンズに関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、特にオランダのフィリップ
スコーポレイション並びに日本のソニーコーポレイショ
ンによって1970年代に創始されたコンパクトディス
ク(CD)は、各種の情報の記憶装置のカテゴリに発展
した。即ちこの装置はデイジタルコンピユータ装置で検
索可能なオーデイオ、ビデオ、及びその他のテキスト又
はグラフィック情報を含むデイジタル情報を記憶するた
めに広く使用されているものである。最初のオーデイオ
CD及びコンピユータデータの記憶用CD−ROM、相
互に作用するマルチメデイアプログラム規格のCD−
I,ビデオプログラム記憶用VCD,SDCD(超密度
コンパクトディスク)と尚開発中のDVD(デイジタル
ビデオディスク)のようなその直接の後継品並びに誘導
品は、すべて能率的な情報の記憶及び検索に重要な幾つ
かの特筆すべき特性を有する。これらにはデイジタルの
記憶、エラー訂正装置及びディスクの寿命がある。
【0003】それらの多方面の応用については光ディス
クは、コンピュータプログラムとデータ及びマルチメデ
イアプログラム用の記憶メデイアの大容量記憶装置を含
む一般用途のマイクロプロセッサに基ずく家庭用及び事
務所用コンピュータ装置が好評を博している。デイジタ
ルデータ圧縮規格の開発と確立並びにパソコン用CD−
ROMドライブの価格の引き下げを含め、デイジタル信
号処理技術の進歩がこれらの光ディスク装置の人気を増
大させると、その人気が又更に高容量の光ディスク装置
の開発の傾向を促進させている。
【0004】より高度の記憶密度手段を有する光ディス
クにデイジタルデータを簡単に記憶させるため、これら
の光ディスクの読み書きを行う装置のより高度な光学的
分解能を達成する必要がある。光学的分解能はディスク
データ処理に使用する光の波長並びに画像ピックアップ
に使用する対物レンズの開口数を含むファクタに直接左
右される。特に高度な光学的分解能は短い波長と開口数
が多くなければならない。しかし、開口数が多くなると
より正確な光学的配列を必要とするのが欠点である。開
口数の多いレンズに対する画像のピックアップの光学的
配列が悪いと画像の分解能が劣化する。これはその焦点
面を最善の位置に調節出来ないからである。データ記憶
用の光ディスクにアクセスする光ビームを正確に配列す
る助けになる1解決方法は光ディスクの透明基板の厚み
を出来るだけ薄くすることである。
【0005】例えば、開発中の高密度デイジタルビデオ
光ディスク規格にはマルチメデイアコンパクトディスク
(MMCD)と 0.6mmの厚みを有する光ディスク
基板を使用するスーパーディスク(SD)があり、0.
6の開口数を有する対物レンズを使用し、650nm又
は635nmの波長のレーザー光によるイルミネイシヨ
ンデータ画像がある。従来のCDオーディオ(同じくC
D−ROM)は0.45の開口数を有する光ピックアッ
プ用対物レンズを使用し、1.2mmの厚みのディスク
基板へ780nmの波長のレ−ザーを照射することが標
準化されている。
【0006】従来のCD−ROMと新しいSDディスク
の両方のデータのアクセス、即ち互換が可能な光デイス
クドライブを作るには上記二つの光学的仕様の両方を処
理できる光ピックアップを使用しなければならない。即
ちかかる光デイスクドライブのピックアップヘッド用の
二重焦点対物レンズを開発し、同じ光デイスクドライブ
で従来のCD−ROM又は新SDを使用できるようにす
ることである。
【0007】1個の光ピックアップヘッド用の二重焦点
の能力を向上させるため今まで幾つかの技術が提案され
ている。最も目立つ3つの提案の1つは、それぞれ光学
的な規格に適した2枚の対物レンズ間を機械的にスイッ
チする複雑なサーボ機構を使用している。二番目の技術
はホログラフィック光学素子(HOE)技術を使用する
もので、分極ビームスプリッタと円筒型レンズを組合わ
せて1素子として二つの異なる光学的規格に対応するも
のである。第3の技術は、同じ目的で、対物レンズのホ
ログラフィック二重焦点法を使用する。これらの公知技
術の方法と装置を以下に簡単に説明する。
【0008】添付の図2は先行技術の二重対物レンズ機
構の概要を示す斜視図であり光ディスク装置に二重焦点
光ピックアップヘッドを出し入れするものである。図か
ら解るように、その装置の光ピックアップヘッド用に二
枚の対物レンズ12及び14を使用し2種類の光ディス
クを操作できる。例えば、対物レンズ12は大きい開口
数と短い焦点距離を必要とするSD規格のCDをアクセ
スするためのものであろう。他方もう一つの対物レンズ
14は、比較的小さい開口数と長い焦点距離を必要とす
る従来のCD−ROMディスクのアクセスするためのも
のであろう。図には無いサ−ボ機構が2枚の対物レンズ
12及び14の夫々の位置を定めて正確な点へと2枚の
異なる形式のCD上にデータを配置する。同一の光の通
路へ交互にスイッチを切替え可能な二枚の異なる対物レ
ンズを使用すると一本の光源を二枚の対物レンズ用に光
の通路を二つに分ける必要がないので光のエネルギー能
率は良いが不利な点も明らかである。
【0009】まづ第一に、CD規格から、ミクロンの範
囲の調節が必要であるので精密にレンズを切り替えるサ
ーボ機構が必要である。そのサーボ機構は方向を精密に
調整するのに加え、位置を保持しなければならない。こ
れは大量生産で安くすべきディスクドライブのコストを
上げることになる。二番目には、1個のディスクドライ
ブに対し1枚でなく、2枚の対物レンズが必要であり製
造コストが増加する。
【0010】図3A及び3Bは対物レンズ24に加えH
OEレンズ22を使うことを示し、二重レンズ機構と比
較し、1枚の対物レンズを使用して一つの光の通路に二
重焦点をつくるための零及び1のオ−ダの光の夫々の通
路の概要を示す。図面から判るように、このHOE多重
焦点方法は従来の対物レンズ24の前の照射光の通路に
置かれたHOEレンズ22を使用し、そのHOEレンズ
22の格子を通過する零オーダの光26を対物レンズ2
4でSDデータの画像の層のある光ディスク28の深い
ところに集束する。他方、前記HOEレンズ22がある
ための第一オーダの回折光はHOEレンズ22を出ると
き幾分発散し、又対物レンズ24でCDデータ画像層の
ある光ディスク29の深いところに集束する。図3Cは
HOEレンズ22の断面拡大図である。HOEはスリッ
ト格子により回折が起こる。原則的には、階段型のスリ
ット格子は高い光通路光エネルギー効率の維持には有利
である。図3Cの実施例では全部で4つのスリット格子
レベルが使用されている。
【0011】本質的に、このHOE多重焦点方式はホロ
グラフィック格子における回折によってできる第一オー
ダ光は発散するが、零オーダ光は発散しないということ
を利用している。一つの光源と一枚の対物レンズを使用
して二つの焦点距離は可能であり、零オーダの光で非常
に高度の画像分解が達成できるがこの方式にも欠点があ
る。第一に、HOEレンズはレンズに回折格子をつくる
ので比較的製造が困難である。4レベルの階段式格子は
大体良好な画像をつくるが光ディスクドライブ用のレン
ズ装置のコストを大幅に上昇させる。第二にその光エネ
ルギー効率はHOE多重焦点方式を使用するので低下す
る。図3Cに示す4段式レベルを有する格子に対して約
24%の損失は避けられない。
【0012】図4Aは対物レンズのホログラフィック多
重焦点方式の先行技術装置の概略断面図である。この方
式は図3AとBのHOEレンズ22と対物レンズ24の
組み合わせを単に使用するものと考えることができる。
図3AとBのレンズ22と24と同一の作動原理に基づ
き、光学的に組合わせたホログラフィック二重焦点対物
レンズはCDとSDディスク両方の基板に二重焦点を結
ぶ。図4Bは二重焦点用に、前記HOE多重焦点方式を
使用する1ビームの光ピックアップヘッドの実施例を示
す。レーザビームはレーザダイオード32で発生させ、
ビームスプリッタ34で反射させ、零オ−ダの光でSD
光ディスクのデータ画像層上に前記ホログラフイック二
重焦点対物レンズにより焦点を結ぶ。
【0013】他方、レーザビームの回析した第一オーダ
部分も同様に、もしあれば、CDの光ディスク19のデ
ータ画像層上に焦点を結ぶ。いずれの場合もディスク3
8か39のいずれかのデータ画像層で反射される画像ビ
ームはビームスリッタ34を通過しホトディテクタ35
で感知する。上記のように、光学的に組み合わされたシ
ングルの対物レンズ及びHOEレンズであるホログラフ
ィック二重焦点対物レンズは従来のCD互換可能な光デ
ィスクドライブの光ピックアップヘッド中の対物レンズ
の直接交換用として十分に利用できる。これらのCDド
ライブの他の部分はこのHOE技術のレンズに合わせる
ために交換する必要はないが、そのドライブには幾つか
の欠点がある。先ず第一に、上記のようにHOE技術の
レンズは作るのが難しく、第二にHOEレンズは光エネ
ルギーのロスが約24%で効率が良くない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、焦点切り替え
機構を簡単にすることが可能な光ディスクドライブの光
ピックアップヘッド用の対物レンズを提供するのが本発
明が解決しようとする主要な課題である。更に、簡単で
製造コストの安い光ディスクドライブの光ピックアップ
ヘッド用の対物レンズを提供するのも本発明の課題であ
る。又更に、一枚のレンズ又は二枚の簡単なレンズを利
用して二重焦点を達成するため実質的にエネルギーのロ
スが零であることを特徴とする光ディスクドライブの光
ピックアップヘッド用の対物レンズを提供するのも本発
明の課題である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を光
ディスクドライブ用の対物レンズを提供することにより
解決するものである。即ち、その対物レンズは所定の波
長の光ビームを所定の焦点に集束するため各々非球面を
有する4部分よりなる。第一の部分は前記の光ビームが
第一焦点へ集束するための第一非球面を有する。第二の
部分は前記の光ビームが第二焦点へ集束するための第二
非球面を有する。第三の部分は第一非球面と同じ曲率特
性と非球面係数を有し、第一焦点へ前記の光ビームが集
束するための第三非球面を有する。又第四部分は第二非
球面と同じ曲率特性と非球面係数を有し、第二焦点へ前
記の光ビームが集束するための第四非球面を有するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】本願発明の好ましい実施例の詳細
を説明する前に、デカルト座標系における非球面レンズ
を説明する基礎方程式を下記の通り数学的に概説する。
【0017】
【数1】
【0018】但し、 Z: Z軸上の位置を示す。 c: 非球面の曲率 k: 円錐係数、 但し k=0 は非球面を示す。 −1<k<0 は楕円面を示す。 k=−1 は放物面を示す。 k<−1 は双曲面を示す。 A,B,C,D,E,F,G,H及びJは夫々4、6、
8、10、12、14、16、18及び20次の変形係
数を示す。 hは原点、即ちh2 =X2 +Y2 からのx−y面上の距
離を示す。
【0019】上記の方程式(1)において、非球面表面
曲率c,円錐係数k,変形係数A,B,C,D,E,
F,G,H及びJは組合わされて非球面レンズの表面特
性を決定する特性のパラメータである。従って、これら
の係数は通常非球面特性係数として引用する。特定の波
長の光源に対する非球面レンズの焦点は、レンズの製造
材料、開口数、表面の非球面特性係数、レンズの厚み等
からなるパラメータによって決定する。
【0020】本発明の好ましい実施例の光ディスクドラ
イブの光ピックアップヘッド用の二重焦点対物レンズ組
立てを図5に示す。光ディスクの透明な基板の異なる深
さに二つの焦点を有するレンズ組立てを形成する二重凸
面レンズ40と一重凹面レンズ42の組合わせを示す断
面図である。レンズ40とレンズ42の凸面及び凹面は
それぞれ非球面である。特にレンズ42の二重平面部分
44を通過し、二重凸面レンズ40で集束される第一ビ
ームである所定の波長を有する照明光の部分光は前記光
ディスク基板の0.6mmの深さのSDデータ画像層上
に焦点を結ぶ。この光の通路を太線で概略を示す。これ
と対照的に、レンズ42の一重凹面部分46を通る第一
ビームである照明光の部分光も二重凸面レンズ40で集
束され光ディスク基板の1.2mmの深さのCDデータ
画像層上に焦点を結ぶことを仮線(点線)で示す光の通
路で概説する。照明光の第二部分光は、また再び二重凸
レンズ40で集束される前にレンズ42の一重凹面部分
46が光を分散するので、第一部分光よりも焦点距離が
長くなる。両方のレンズ40及び42の非球面曲率を適
切に選択すれば、光コンパクトディスクの透明な基板内
部夫々0.6mm及び1.2mm上に二つの焦点を結ば
せるのは決して困難ではない。
【0021】図6は、本発明の好ましい実施例による光
ディスクドライブの光ピックアップヘッド用二重焦点対
物レンズを示す。二重焦点対物レンズ50は基本的には
部分52と54で示す異なる表面曲率の二つの同心部分
を有する一枚のレンズである。両方の同心部分は基本的
に非球面であり、部分54は部分52より大きい表面曲
率を有する。
【0022】操作にあたってはレンズ50の部分54を
通る所定の波長の照明光の部分光は光ディスク基板の
0.6mmの深さのSDデータ画像層上に焦点を結ぶ。
この光の通路は図面に点線で概略を示す。対照的にレン
ズ50の部分52を通る照明光の部分光は光ディスク基
板の1.2mmの深さのCDデータ画像層上に焦点を結
ぶ。この光の通路は図面に実線で概略を示す。照明光の
この第二の部分光は、レンズ50の部分54の曲率が部
分52の曲率より大きいので第一の部分光より焦点距離
が長い。上記のように両方の部分52及び54の非球面
曲率を適切に選択すれば光コンパクトディスクの透明な
基板内部夫々0.6mm及び1.2mm上に二つの焦点
を結ばせるのは容易である。
【0023】図5及び6は、本発明の好ましい実施例に
よる光ピックアップヘッド用の二重焦点対物レンズの二
つの設計配列を示すが、一つの光源をコンパクトディス
クの二つの異なる仕様、即ち実施例ではSD及びCD規
格、のデータの出し入れに使用するので、SD仕様に対
しては650nm又は635nmの短い波長を使用する
のが好ましい。
【0024】本発明の二重焦点対物レンズは下記のよう
に優れた画像集束効果を有する。一重焦点レンズで集束
する異なる省略度を有するガウスのビームは下記の方程
式で決定する大きさを有する焦点面上のスポット中に像
を結ぶ。
【0025】
【数2】
【0026】但し、 NA:nSinθ(θは最大集束細まり角でnは反射
率)に等しい開口数。 λ:波長 C:焦点面のスポットに焦点を結ぶ異なる打切り度を有
するガウス・ビームのエネルギー密度に関する係数。C
係数の値が大きくなると、焦点を結ぶスポットの大きさ
は大きくなる。
【0027】
【表1】
【0028】但し、 h :対物レンズを通る前の
ガウスのビーム用の打切り面パラメータ。(h2 =0
は均一な照明を示し、h2 =0.693はガウスの強度
分布の値の半分を示す。) FWHM:対物レンズを通過した後、焦点を結んだスポ
ットの画像のエネルギーは1/2となる。 1/e2 :対物レンズを通過した後、焦点を結んだスポ
ットの画像のエネルギーは1/e2 (14%)となる。 第一次の回析リング:対物レンズを通過し、第一次の回
析が発生した時。
【0029】上記の方程式(2)及び表1から、スポッ
トの大きさは、そのスポットの照明強度によるのは明ら
かである。光ディスクドライブ用の光ピックアップ・ヘ
ッドに応用するためには、同じ照明強度即ち同じ光エネ
ルギーに基づきスポットの大きさは小さくするのが良い
のは明らかである。
【0030】図7Aは一焦点の非球面対物レンズの平面
図を示す。このレンズは、比較的短い焦点距離を有する
SDデータ画像層に焦点を結ぶように設計されている。
図7Bは二枚の同心非球面レンズからなる二重焦点対物
レンズの平面図である。更に、図7Cは本発明の好まし
い実施例による二重焦点非球面対物レンズの平面図であ
る。図7Bに示すレンズは上記図6で説明したものに類
似している。しかし、図7Cに示す一枚のレンズは図6
の2部分のレンズより複雑である。部分60及び62に
加え、図6のものに、更に二つの非球面の表面部分64
及び66を加えたものである。全部で四つの非球面の表
面部分が組合わされて光ピックアップヘッド用の対物レ
ンズを形成する。図7Cの平面図から、四つの部分は同
心円に見えるのが判る。
【0031】図7Cのシングルレンズの四つの異なる部
分60、62、64及び66の表面曲率を適切に設計計
算することにより、同一の非球面の中心、厚み及び開口
数を部分60と64に配分し、又同一の非球面曲率、厚
み、開口数を部分62と66に配分可能である。これに
より四つの部分60、62、64及び66で二つの異な
る焦点距離を有するレンズの製作が可能となる。重要な
ことは縁の部分60と内部の部分64はSDディスクへ
のアクセスに適切な0.6mmの同じく短い焦点距離と
0.6の開口数を有することである。
【0032】他方、前記の縁部分から第二の部分62及
び一番内部の部分66はCDディスクへのアクセスに適
した1.2mmの同じく長い焦点距離と0.38と0.
43の間の開口数となるようにする。部分62と64の
開口数の範囲を保つ理由は短い波長の照明光を利用して
良い効果を出すためである。図7Aのレンズ全面、図7
Bのレンズの部分61又は図7Cのレンズの部分60及
び64それぞれを通過する光ビームの集束する光学的強
度の比較の概要を図8及び下記の表2に記載する。
【0033】
【表2】
【0034】図8と表2は図7Aの一焦点対物レンズを
通過する光が図8の山形模様70にはっきり見られるよ
うに第一次の回析がないのが特徴である。この焦点合わ
せは同じ光エネルギー強度で最大のスポットの大きさと
なるのが特徴である。他方、図8の山形模様72は図7
Bのレンズの縁部分61の回析特性を示す。この部分の
レンズのスポットの大きさは最小であるが、過大の回析
リングを有する。その回析リングは大きすぎるので、実
際には余り使えない。最後に図8の山形模様74は図7
Cのレンズの縁部分60と内部部分64の回析特性を表
す。この部分のレンズはエネルギー強度が同じ時は、図
7Aのレンズよりも小さいスポットの大きさを有し、そ
の回析リングも又小さい。
【0035】図7A及び7Cに記載した長い焦点距離及
び短い焦点距離のレンズ部分を経由して焦点を結ばせて
形成した照明スポットの大きさの比率を表3に記載す
る。この表から明らかのように、シングルレンズの長い
径の部分及び短い径の部分が少し変動しても焦点距離の
短いレンズ部分を通過する光の部分の光の強度及びスポ
ットの大きさには余り影響しない。大きく影響するファ
クタは問題の一枚物のレンズの長い焦点距離及び短い焦
点距離を形成する個々の部分の全体の数である。 一般
的に、個々の部分の全体の数が増えると画像の結果は良
くなる。
【0036】
【表3】
【0037】但し、表3の“影の部分”は短い焦点距離
のレンズ部分の遮蔽と同じ効果を有するレンズの長い焦
点距離部分の径の範囲を表す。照明光が図7B及び7C
における長い焦点距離を有するレンズ部分、即ち図7B
の部分63と図7Cの部分62と64、を通る時の、光
の強度とスポットの大きさに関するパラメータを下記の
表4に記載する。図7B及び7Cの両レンズ部分に対応
する山形模様を夫々図9A及び図9Bに示す。図9A及
び図9Bを検討すると、短い焦点距離及び長い焦点距離
のレンズ部分の径の範囲が多少調節されても光の強度並
びにスポットの大きさには変化のないことが判る。この
形状では第一次の回析光はほとんど観察できない。
【0038】
【表4】
【0039】但し、“影の部分”の場は長い焦点距離の
レンズ部分の遮蔽と同じ効果を有するレンズの短い焦点
距離部分の径の範囲を表し、Dはレンズの長い焦点距離
部分の径である。次に、図10Aと図10Bを比較する
と、図10Aは図7Cのレンズの短い焦点距離の部分の
径の関数として光エネルギー強度分布を示すのに対し、
図10Bは図7Cのレンズの長い焦点距離部分の分布を
示す。図10A及び10B両方の影の部分は、照明光が
短い焦点距離及び長い焦点距離の焦点面に夫々集束する
部分を表す。
【0040】図10Aと図10Bの二つのエネルギー分
布の形状から、これらを組合わせて一つの平滑な形状に
することができることがわかる。これは図7Cのレンズ
の焦点面に焦点を結ぶ光りエネルギー強度が、短い焦点
距離及び長い焦点距離部分を含め、ほぼ奇麗に二つの部
分に分離されることを示す。言い換えれば、レンズの短
い焦点距離部分及び長い焦点距離部分は照明光の出す光
エネルギーを補完的に消費する。一枚もののレンズの二
つの焦点部分間で光エネルギーを分割するためにレンズ
装置を使用しても光エネルギーは消費しない。従来のH
OE技術によるレンズは照明光源が提供する光エネルギ
ーの約24%を消費する。上記のように本発明の二重焦
点レンズの製造技術によれば先行技術によるレンズより
も優れた特性を有し、複数のレンズを使用するレンズ機
構にも同様に使用可能であることがわかる。例えば、一
枚の二重凸レンズと部分分散レンズを含むレンズ装置
は、関係する非球面が夫々適切な曲率を有することを条
件としてエネルギー消費なしの二重焦点距離を達成する
ことができる。実際には、簡単にするため、二つの焦点
の内で短い焦点に等しい焦点距離の二重凸レンズと最初
の分散レンズと組み合わせることができて、二つの焦点
距離の内、長い方を生成するために適切な分散特性が必
要な部分を有する平面レンズを使用すると、優れた二重
焦点レンズ装置となり製作が簡単で安価である。
【0041】
【実施例】図1は本発明の好ましい実施例に記載の二重
焦点対物レンズを有する光ピックアップヘッドの配列を
示す斜視図である。格子101を通過する光ビームを発
生する光源としてレーザダイオード100を利用する。
その光はビームスプリッタ102で反射されコリメータ
レンズ103を通過して折り畳み鏡104へ向って進
む。この光のビームはそれから図7Cに示す本発明の二
重焦点レンズ105により集束し、アクセスするデータ
の光ディスクの基板中0.6又は1.2mmの適切な深
さに焦点を結ぶ。データポットがあれば反射光はレンズ
105を経由して帰り、折り畳み鏡104で反射されビ
ームスプリッタ102を通って最後にホトディテクタ1
06に入る。
【0042】図7Cに示す本発明の二重焦点対物レンズ
を、下記の表5に示す非球面特性、厚み等を含むレンズ
パラメータで計算するコンピュータソフトウエアプログ
ラムにて解析する。表5の特性を有する二重焦点対物レ
ンズは図1に示す光ピックアップヘッドに使用する。異
なる曲率特性と非球面係数の四つの非球面を有する一枚
物のレンズの四つの部分は前記レンズの入射面に形成す
るのでレンズの射出屈折面のみの非球面でよい。表5に
関係部分の異なる開口数を記載する。
【0043】
【表5】
【0044】図11は、画像の高さと、多くの異なるタ
イプの対物レンズ機構に対する影響された波面の画像エ
ラーとの間の関係を数個の特性曲線で示す。横軸は画像
の高さを示し、縦軸は影響された波面の画像エラーを示
す。曲線110はシングルレンズの特性であり、シング
ル系は最大量の組立てエラーを許容できる。即ちシング
ルレンズ系では波面の画像エラーは最小である。上記の
表5に記載の特性値の対物レンズで番号116は二番目
の許容値を有する。HOE技術(図3Bに示す)で製造
した別の対物レンズで番号114は可なり悪い値であ
る。二枚のレンズを必要とするレンズ装置、即ち番号1
12は最悪の特性である。図11の水平な線118は対
物レンズの設計に対し許容できる波面の画像エラーを表
す。本発明の二重焦点レンズはシングル焦点レンズと同
等の優れた性能を有し組み立て許容量0.12mmまで
許容できる。
【0045】
【発明の効果】本発明は異なる非球面を有する四つの部
分を持つ一枚の対物レンズの使用に限定するものではな
い。又本発明は一枚のレンズで非球面を多く有する同心
構造に限定するものでもない。非同心で二つの異なる焦
点距離を特徴とする更に多くの異なる非球面部分も可能
であり、本発明の開示の範囲内にある。即ち、本発明の
一枚で二重焦点の対物レンズは従来技術の多レンズ装置
に対し少なくとも下記の効果を有する。 1.本発明の二重焦点対物レンズは複雑な機械的レンズ
切り替え機構を不必要とするのでディスクドライブが簡
単になり製造が容易になる。 2.従来のHOEレンズのエネルギー損失を防止でき
る。 3.本発明の二重焦点レンズは開口数が増加してもスポ
ットの大きさは小さく、本発明のレンズを使用して光ピ
ックアップヘッドのデータ画像能力を増大できる。 本発明を実施例で説明したが、本発明は開示した実施例
に限定するものではなく、特許請求の範囲内にある各種
の変形及び類似の配列を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二重焦点対物レンズを特徴とする
光ピックアップヘッドの配列の概要を示す斜視図であ
る。
【図2】二重焦点の光ピックアップヘッドでアクセスを
行う従来技術の二重対物レンズ機構の概要を示す斜視図
である。
【図3】(A) HOEレンズと一枚のシングル対物レ
ンズを使用し一つの光の通路に二重焦点を結ぶ零次の光
モードの対物レンズとを使用する従来技術の概要を示
す。 (B) HOEレンズと一枚のシングル対物レンズを使
用し一つの光の通路に二重焦点を結ぶ第一次の光モード
の対物レンズとを使用する従来技術の概要を示す。 (C) 図3の(A)及び(B)に示すHOEレンズの
拡大断面図を示す。
【図4】(A) 従来技術の対物レンズのホログラフィ
ック二重焦点法の断面図である。 (B) 二重焦点を容易にするためHOEの二重焦点法
を使用する従来の1ビームの光ピックアップヘッドの概
要を示す。
【図5】本発明の実施例による光ディスクドライブディ
バイスの光ピックアップヘッド用の二重焦点対物レンズ
装置の概要を示す。
【図6】本発明の別の実施例による光デイスクドライブ
ディバイスの光ピックアップヘッド用の二重焦点対物レ
ンズ装置の概要を示す。
【図7】(A) 1重焦点非球面対物レンズの平面図を
示す。 (B) 2枚の同心円非球面レンズよりなる二重焦点対
物レンズの平面図である。 (C) 本発明の実施例による二重焦点非球面対物レン
ズの平面図である。
【図8】図7(A),(B)及び(C)のレンズ部分の
回析特性の山形模様を示す。
【図9】(A) 図7(B)のレンズ部分の山形模様を
示す。 (B) 図7(C)のレンズ部分の山形模様を示す。
【図10】(A) 図7(C)のレンズの短い焦点距離
部分に対するレンズの径の関数として光エネルギー強度
分布を示す。 (B) 図7(C)のレンズの長い焦点距離部分に対す
るレンズの径の関数として光エネルギー強度分布を示
す。
【図11】各種の対物レンズ装置の画像の高さと波面の
画像エラーとの関係を示す。
【符号の説明】
12 対物レンズ 14 対物レンズ 22 HOE(ホログラフィックオプティカルエレメ
ント)レンズ 24 対物レンズ 26 零次の光 27 第1次の光 28 光デイスク 29 光デイスク 30 ホログラフィック二重焦点対物レンズ 32 レーザダイオード 34 ビームスプリッタ 35 ホトディテクタ 36 ホログラフィック二重焦点対物レンズ 38 SD光デイスク 39 CD光デイスク 40 二重凸面レンズ 42 一重凹面レンズ 44 二重平面部分 46 一重凹面部分 50 二重焦点対物レンズ 52 異なる表面曲率を有する同心部分 54 異なる表面曲率を有する同心部分 60 外側の同心非球面部分 61 外側の同心非球面部分 62 外側から2番目の同心非球面部分 63 同心非球面部分 64 内側の同心非球面部分 66 一番内側の同心非球面部分 70 山形模様 72 山形模様 74 山形模様 100 レーザダイオード 101 格子 102 ビームスプリッタ 103 コリメータレンズ 104 折り畳みミラー 105 二重焦点レンズ 106 ホトディテクタ 110 シングルレンズの特性曲線 112 2枚組レンズの特性曲線 114 HOEレンズの特性曲線 116 対物レンズの特性曲線 118 許容可能な波面の画像エラー

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の波長を有する光ビームを第一の焦
    点に集束する第一の非球面を有する第一部分;所定の波
    長を有する前記光ビームを第二の焦点に集束する第二の
    非球面を有する第二の部分;所定の波長を有する前記光
    ビームを前記第一の焦点に集束する第三の非球面を有
    し、その第三の非球面の開口数は前記第一の非球面の開
    口数によって決まる第三の部分;及び 所定の波長を
    有する前記光ビームを前記第二の焦点に集束する第四の
    非球面を有し、その第四の非球面の開口数は前記第二の
    非球面の開口数によって決まる第四の部分;からなる光
    デイスクドライブディバイス用の対物レンズ。
  2. 【請求項2】 前記第一、第二、第三及び第四部分は、
    前記第一部分が前記レンズの外端に配置され、前記第二
    部分が前記第一部分の内側に、前記第三部分は前記第二
    部分の内側に、そして前記第四部分は前記対物レンズの
    中心に配置された前記対物レンズの同心レンズ部分であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二、第三及び第四部分は、
    前記第四部分が前記レンズの外端に配置され、前記第三
    部分は前記第四部分の内側に、前記第二部分は前記第三
    部分の内側、そして前記第一部分は前記対物レンズの中
    心に配置された前記対物レンズの同心レンズ部分である
    ことを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ。
  4. 【請求項4】 前記の所定の波長は650nmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ。
  5. 【請求項5】 前記の所定の波長は635nmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ。
  6. 【請求項6】 前記第一及び第三非球面の開口数は約
    0.6であることを特徴とする請求項1に記載の対物レ
    ンズ。
  7. 【請求項7】 前記第二及び第四非球面の開口数は約
    0.35及び0.43であることを特徴とする請求項1
    に記載の対物レンズ。
  8. 【請求項8】 凸面集束性レンズと局部的に凹面発散性
    レンズからなり、その局部的に凹面発散性レンズは;所
    定の波長を有する光ビームを、前記凸面集束レンズと組
    み合わせる時、第一焦点に集束する第一非球面を有する
    第一部分;所定の波長を有する前記光ビームを、前記凸
    面集束レンズと組み合わせる時、第二焦点に集束する第
    二非球面を有する第二部分;前記第一非球面と同一の表
    面曲率特性と非球面係数を有し、所定の波長を有する前
    記光ビームを、前記凸面集束レンズと組み合わせる時、
    第一焦点に集束する第三非球面を有する第三部分;及び
    前記第二非球面と同一の表面曲率特性と非球面係数を有
    し、所定の波長を有する前記光ビームを、前記凸面集束
    レンズと組み合わせる時、第二焦点に集束する第四非球
    面を有する第四部分;よりなる光デイスクドライブディ
    バイス用対物レンズ装置。
  9. 【請求項9】 前記第一、第二、第三及び第四部分は、
    前記第一部分が前記レンズの外端に配置され、前記第二
    部分が前記第一部分の内側に、前記第三部分は前記第二
    部分の内側に、そして前記第四部分は前記対物レンズの
    中心に配置された前記局部的に凹面発散性レンズ部分の
    同心レンズ部分であることを特徴とする請求項8に記載
    の対物レンズ装置。
  10. 【請求項10】 前記第一、第二、第三及び第四部分
    は、前記第四部分が前記レンズの外端に配置され、前記
    第三部分が前記第四部分の内側に、前記第二部分は前記
    第三部分の内側に、そして前記第一部分は前記対物レン
    ズの中心に配置された前記局部的に凹面発散性レンズ部
    分の同心レンズ部分であることを特徴とする請求項8に
    記載の対物レンズ装置。
  11. 【請求項11】 前記非球面曲率特性は曲率、円錐係数
    及び第四、第六、第八及び第十次数の変形係数を含むこ
    とを特徴とする請求項8に記載の対物レンズ装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の波長は650nmであるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の対物レンズ装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の波長は635nmであるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の対物レンズ装置。
  14. 【請求項14】 前記第一及び第三非球面部分を平面と
    することを特徴とする請求項8に記載の対物レンズ装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第三非球面は前記第一非球面と同
    一の表面曲率特性及び非球面係数を有し、前記第四非球
    面は前記第二非球面と同一の表面曲率特性及び非球面特
    性を有することを特徴とする請求項1に記載の対物レン
    ズ。
  16. 【請求項16】 前記表面曲率特性及び非球面係数は曲
    率、円錐係数及び第四、第六、第八及び第十次数の変形
    係数を含むことを特徴とする請求項15に記載の対物レ
    ンズ。
JP8116696A 1996-02-23 1996-05-10 光ディスクドライブの光ピックアップヘッド用対物レ ンズ Pending JPH09230114A (ja)

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