JP3368422B2 - レンズ装置、これを用いた光学ヘッドおよび光ディスク装置 - Google Patents

レンズ装置、これを用いた光学ヘッドおよび光ディスク装置

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JP3368422B2 JP02301199A JP2301199A JP3368422B2 JP 3368422 B2 JP3368422 B2 JP 3368422B2 JP 02301199 A JP02301199 A JP 02301199A JP 2301199 A JP2301199 A JP 2301199A JP 3368422 B2 JP3368422 B2 JP 3368422B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、レンズ装置、こ
れを用いた光学ヘッドおよび光ディスク装置に関する。
レンズ装置および光学ヘッドは、光ディスク装置等の光
学的な記録装置に用いられる。本明細書中で光ディスク
装置の意味中には、光ディスクの読み取り専用の装置の
みならず、磁界変調方式や光パルス変調方式によって光
磁気ディスクに読み書き可能な光磁気ディスク装置、ま
たは相変化光ディスク装置をも含む。
【0002】
【従来の技術】この種の光ディスク装置において、ディ
スクの記憶容量は光学ヘッドによってディスク記録面に
形成される焦点スポット径の自乗に反比例する。したが
って、ディスクの記録容量を増大させるためには、焦点
スポット径をできるだけ縮小することが効果が大きい。
焦点スポット径は、λ(レーザの波長)/NA(開口
数)に比例するため、レーザのスポット径を絞るために
は、理屈の上ではλを小さくする方法とNAを大きくす
る方法とがある。しかしながら、光源としての半導体レ
ーザの短波長化は材料物性が関係するために容易ではな
く、現状では、出力および寿命の点で満足できる短波長
レーザ(ブルー・レーザ)を安価に得ることができな
い。したがって、NAを増大させて焦点スポット径を縮
小するための技術改良、あるいは磁気超解像技術を用い
た光磁気ディスクの大容量化が精力的に進められている
ことは、よく知られたところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】NAを増大させるため
の技術改良の一例としては、図17に示すように、対物
レンズとして、レンズアクチュエータAに搭載される第
1の対物レンズL1 に加え、キャリッジ等に支持される
スライダSに第2の対物レンズL2 を搭載し、この第2
の対物レンズL2 をディスクDに近接して配置したもの
が見受けられる。第2の対物レンズL2 は、ディスクD
の基板表面にきわめて近接しているため、対物レンズの
総合的なNAを単一の対物レンズを用いる場合に比較し
て高めることができる(特開平8−221790号公報
参照)。
【0004】しかしながら、上記のようにディスクDに
近接した第2の対物レンズL2 を用いたとしても、図1
7に表れているように、ディスクDの透明基板D1 の外
部に配置されるレンズからのレーザ光を記録面D2 に集
束させるものであるため、図17において〔n(ディス
クの屈折率)×sinθ〕で表される開口数NAを1以
上に上げることができず、実用的にはたかだか0.8程
度どまりであった。
【0005】また、磁気超解像媒体を用いた光磁気ディ
スクの大容量化技術は、磁化膜として形成される記録層
に積層される複数の磁化膜のキューリー温度の相違を利
用し、焦点スポット領域の一部を磁気的にマスクするこ
とにより、焦点スポットより小さい記録マークの読み取
りを可能としたものである(たとえば特開平10−12
4943号公報参照)。
【0006】しかしながら、この技術においては、レー
ザの焦点スポット径を小さくしているわけではないた
め、隣接トラックからのクロストークを低減するには限
界があるという問題があった。
【0007】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、理論的な開口数をより増大させ
てレーザの焦点スポット径を縮小して、光ディスク装置
の大容量化が可能なレンズ装置およびこれを用いた光学
ヘッドを提供することをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本願発明の第1の側面によって
提供されるレンズ装置は、光記録媒体の基板表面から入
射させたレーザ光によって光記録媒体の記録面に焦点ス
ポットを形成するためのレンズ装置であって、レーザ光
が入射される入射面と、焦点を形成するべくレーザ光が
出射される出射面とを備えた複数の集光レンズを備える
とともに、各集光レンズは、光記録媒体の基板の表面ま
たは内部に1次焦点を形成するとともに、各1次焦点か
らの回折光が光記録媒体の記録面上に焦点スポットとし
ての2次焦点を形成するように構成されていることを特
徴とする。
【0010】好ましい実施の形態においては、各集光レ
ンズの入射面と出射面の面間距離は、各集光レンズが形
成する1次焦点から2次焦点までの光学的距離の差に対
応して異ならせられている。
【0011】好ましい実施の形態においてはさらに、各
集光レンズの入射面から出射面ないし1次焦点を経由し
た2次焦点までの光学的距離は、一致させられている。
【0012】好ましい実施の形態においてはまた、各集
光レンズの入射面から出射面ないし1次焦点を経由した
2次焦点までの光学的距離の差は、レーザ光の波長の0
または整数倍となっている。
【0013】第1の側面に係るレンズ装置においては、
複数の集光レンズによって光記録媒体の基板の表面また
は内部に1次焦点を形成させる。この1次焦点は、集光
レンズの形態により、点状、または線状となる。この1
次焦点からの回折光は、あたかも、1次焦点位置の光源
から放射される光のような挙動を示す。各集光レンズの
面間距離および光記録媒体までの距離を上記のように選
ぶことにより、このような複数の光源からの回折光の位
相波面が光記録媒体の記録面上のある位置に収斂し、こ
の位置に光量ピーク、すなわち2次焦点を形成する。そ
して、この2次焦点を光記録媒体の記録面に対する書き
込みおよび/または読み出しに用いる焦点スポットとす
ることができる。
【0014】そして、1次焦点を介して2次焦点を形成
するための回折は基板の内部の屈折率の高い領域で行わ
れるので、開口数NAを1以上とすることも可能であ
り、これにより、このレンズ装置が最終的に形成する焦
点スポット径を著しく小径化することができる。
【0015】また、各集光レンズは、光記録媒体の基板
の内部に1次焦点を形成する役割をはたせばよいので、
開口数NAが小さくてもよく、この集光レンズを波面収
差、コマ収差の少ないものとして適正に製作することが
できる。
【0016】好ましい実施の形態においては、各集光レ
ンズは、入射面を平坦面、出射面を凸面とする同一外径
のロッドレンズの形態を有している。この場合におい
て、各集光レンズは、その周面に他の4つの集光レンズ
が接触する格子状に配置してもよいし、周面に他の6つ
の集光レンズが接触するハニカム状に配置してもよい。
ただし、集光レンズをロッドレンズの形態とする場合、
離散的な1次焦点からの回折となるため、多数の副次的
な疑似焦点(スプリアス)が現れる。このようなスプリ
アスの出現を抑制して読み出し時の信号へのノイズの混
入を抑制するためには、各集光レンズは格子状に配置す
るよりも、より蜜なハニカム状に配置するのが望まし
い。
【0017】他の好ましい実施の形態においては、各集
光レンズは、入射光の光軸を中心とする同心状に配置さ
れたリング状を呈しており、各リング状の集光レンズ
は、光軸に沿う断面において、入射面が平坦面であり、
出射面が凸面である。
【0018】このように構成すると、各リング状の集光
レンズが形成する1次焦点は連続するリング状となるの
で、スプリアスの出現が抑制され、ノイズの少ない読み
取り信号を得ることができる。
【0019】さらに他の好ましい実施形態に係るレンズ
装置は、光が入射される入射面と光が出射される出射面
とを備えた複数の集光用ロッドレンズをそれぞれの出射
面が共通平面内に位置するように束ねた構成を有し、か
つ、各集光用ロッドレンズはその入射面から出射面に至
る光路長が中央部で長く、周辺部で漸減するように形成
され、各集光用ロッドレンズのそれぞれの1次焦点を出
射面に略平行に近接した高屈折率光学部材内に形成した
とき、各1次焦点の光の回折光が共通の2次焦点スポッ
トを形成することを特徴とする。このようなレンズ装置
においても、上述したのと同様の利点を享受することが
できる。
【0020】本願発明の第2の側面によって提供される
レンズ装置は、光記録媒体の透明基板表面から入射させ
たレーザ光によって光記録媒体の記録面に焦点スポット
を形成するためのレンズ装置であって、レーザ光が入射
される入射面と、焦点を形成するべくレーザ光が出射さ
れる出射面とを備えた複数の集光レンズと、各集光レン
ズの出射面側に配置されたソリッドイマージョンレンズ
とを備えるとともに、各集光レンズとソリッドイマージ
ョンレンズの組は、それぞれソリッドイマージョンレン
ズの出射面上またはその近傍に1次焦点を形成するとと
もに、これら1次焦点の近接場光からの回折光が光記録
媒体の記録面上に焦点スポットとしての2次焦点を形成
するように構成されていることを特徴とする。
【0021】好ましい実施の形態においては、各集光レ
ンズの入射面から出射面ないしソリッドイマージョンレ
ンズにおける1次焦点を経由した記録面上の2次焦点ま
での光学的距離の差は、レーザ光の波長の0または整数
倍である。レンズ装置。
【0022】好ましい実施の形態においてはまた、各集
光レンズは、入射面を平坦面、出射面を凸面とする同一
外径のロッドレンズの形態を有している。
【0023】ソリッドイマージョンレンズは、屈折率が
1より大きい媒質内で焦点を形成するため、こうして形
成される1次焦点のスポット径はきわめて小さい。そし
て、この1次焦点付近に形成される近接場光もまた、き
わめて小さい領域で存在するため、この近接場光は、回
折光を放射する点光源とみなすことができる。そして、
このような複数の光源からの回折光は、各集光レンズの
面間距離およびディスクまでの距離を上記のように選ぶ
ことにより、光記録媒体の記録面上のある位置に光量ピ
ーク、すなわち2次焦点を形成し、これを光記録媒体の
記録面に対する書き込みおよび/または読み出しに用い
る焦点スポットとすることができる。
【0024】本願発明の第3の側面によって提供される
光学ヘッドは、上記第1の側面または第2の側面によっ
て提供されるレンズ装置を光記録媒体の基板の表面に倣
って移動するスライダに搭載したことを特徴とする。
【0025】好ましい実施の形態においては、スライダ
に、レンズ装置を光ディスクに対して近接離間動させる
ためのアクチュエータが搭載される。このアクチュエー
タとしては、たとえば、ピエゾ素子が用いられる。これ
により、きわめて応答性のよいフォーカス制御を行うこ
とができる。
【0026】好ましい実施の形態においてはまた、上記
レンズ装置の入射側に、各集光レンズと対応する区画ご
とに屈折率を変更することができる液晶パネルが配置さ
れている。
【0027】このように構成することにより、たとえ
ば、液晶パネルの各区画の屈折率を一斉一様に変更する
ことにより、フォーカス制御を行うことができる。ま
た、所定の区画ごとにその屈折率を変更することによ
り、2次焦点の形成位置を光記録媒体の記録面に沿う二
次元方向に移動させて、トラック制御を行うことができ
る。
【0028】本願発明のその他の特徴および利点は、以
下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
【0029】
【好ましい実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施
の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0030】図1は、本願発明の第1の側面に係るレン
ズ装置10の第1の実施形態の構成を示す模式図であ
る。このレンズ装置10は、たとえばPMMA(ポリメ
チルメタアクリレート)などの透明樹脂で形成された複
数本の集光レンズ20を備えており、この実施形態で
は、各集光レンズ20は一定外径を有する円柱状のロッ
ドレンズ20aの形態を有している。各ロッドレンズ2
0aは、好ましくは図2に示すように、一のロッドレン
ズ20aの周面に他の6つのロッドレンズ20aの周面
が接触するように、ハニカム状に二次元配列され、たと
えば、他の不透明樹脂(図示略)中にインサートされる
などして集合保持される。たとえば、他の不透明樹脂と
しては、樹脂成形によるスライダとすることができる。
そして、このレンズ集合体30は、その出射面側が光記
録媒体の一例としての光ディスクDの透明基板D1 に所
定距離を隔てて対向するようにして使用される。
【0031】光ディスクDは、所定厚みの透明樹脂製の
基板D1 を備え、この基板D1 の背面側に記録面D2
形成されたものである。
【0032】図1に示されるように、各ロッドレンズ2
0aは、平坦な入射面21と、凸面の出射面22とを備
えており、出射面22は、入射面21から入射した平行
レーザ光Bがディスク基板D1 の表面ないしその内部に
おいて収差なく1次焦点F1を形成するように、非球面
に形成される。そして、各ロッドレンズ20aの面間距
離h、すなわち入射面21と出射面22の面間距離h
は、レンズ集合体30の中心からの距離に応じて次のよ
うに設定されている。すなわち、図1に表れているよう
に、各ロッドレンズ20aの平坦な入射面21が等波面
となるように設定される。このことは、各ロッドレンズ
の入射面21の光軸方向のずれ量がレーザ波長λの整数
倍となってることを意味する。そして、各ロッドレンズ
20aの入射面21、出射面22、1次焦点F1 ないし
ディスク基板内の定点、好ましくは記録面D2 内の定点
2 を結ぶ光学的距離(すなわち、光記録媒体の屈折率
を考慮した距離)が一定となるか、または、これらの光
学的距離の差がレーザ光の波長λの整数倍となるように
される。すべてのロッドレンズ20aに対応する上記の
光学的距離が一定となる場合、各ロッドレンズの面間距
離hは、レンズ集合体30の中央部ほど長く、周辺部に
向かうほど短くなる。
【0033】上記の構成において、まず、複数のロッド
レンズ20aがディスクDの基板内部にそれぞれ1次焦
点F1 を形成する。この1次焦点F1 からの回折光は、
あたかも、1次焦点位置の光源から放射される光のよう
な挙動を示す。各ロッドレンズ20aの面間距離hおよ
びディスクDまでの距離を上記のように選ぶことによ
り、このような複数の点光源(F1 )からの回折光の位
相波面がディスクDの記録面上のある位置に収斂し、こ
の位置に光量ピーク、すなわち2次焦点F2 を形成す
る。そして、この2次焦点F2 を光ディスクDの記録面
2 に対する書き込みおよび/または読み出しに用いる
焦点スポットPとすることができる。
【0034】上記のように、1次焦点F1 を介して2次
焦点F2 を形成するための回折はディスク基板D1 の内
部の屈折率の高い領域で行われるので、開口数NAを1
以上とすることも可能であり、これにより、このレンズ
装置10が最終的に形成する焦点スポット径を著しく小
径化することができる。また、各ロッドレンズ20a
は、ディスク基板D1 の内部に1次焦点F1 を形成する
役割をはたせばよいので、開口数NAが小さくてもよ
く、この集光レンズ20を波面収差、コマ収差の少ない
ものとして適正に製作することができる。
【0035】なお、上記構成のレンズ装置10は、各集
光レンズ20がロッドレンズ20aで形成されているの
で、1次焦点F1 は離散的な点光源となる。そのため、
ディスクDの記録面D2 における2次焦点F2 から半径
方向に所定間隔をおいて副次的な疑似焦点(スプリア
ス)fが現れる。読み取り信号のノイズの原因となるの
でこのスプリアスfの出現をできるだけ抑制することが
望ましい。このことに関し、ロッドレンズ20aの配列
を図3に示すような格子状に配置するよりも、より蜜
に、すなわち図2に示したようにハニカム状に配置する
ほうが、そして、ロッドレンズ20aの直径をより細く
して、レンズ装置10全体としての外径内に包含させる
ロッドレンズ20aの数をできるだけ多くするほうが、
よりスプリアスfの出現を抑制できることが判明してい
る。
【0036】図4は、光量を縦軸にとって焦点スポット
Pを模式的に表す三次元画像であり、ロッドレンズ径を
0.2mm、レンズ装置10の外径を2mm、ディスク
基板厚みを0.6mm(屈折率n=1.59)とし、波
長λ=640nmのレーザ光を用いて記録面D2 に上述
のようにして2次焦点F2 を形成させた場合のシュミレ
ーションである。計算上のNAは1.36であり、1を
超えたNAを達成している。そのため、焦点スポット径
(強度1/e2 の直径)は理論上0.39μm、シュミ
レーションでは0.32μmと、通常のこの種の光学ヘ
ッドで達成されるスポット径0.8〜0.9μmの半分
以下となっている。このことは、トラックに沿って従来
の倍以上の密度の記録マークを読み取ることができ、ま
た、トラック間ピッチを従来の半分以下とし、これらの
ことによりディスクの記録容量を少なくとも従来の4倍
以上とすることができることを意味する。
【0037】図5および図6は、本願発明の第1の側面
に係るレンズ装置の第2の実施形態を模式的に表してい
る。この実施形態では、複数の集光レンズ20を中央の
ロッドレンズ20aおよびこれを取り巻く同心状のリン
グの形態とするとともに、各リングレンズ20bの光軸
に沿う断面形態が、平坦な入射面21と、凸面の出射面
22とを有する一定断面となっており、したがって、こ
の実施形態に係るレンズ装置20の中心線に沿う断面形
態は、図1とほぼ同様なものとなる。この場合において
も、図6に示されるように、各リングレンズ20bが光
ディスクDの透明基板D1 の表面または内部に1次焦点
1 が形成されるようになすのであり、また、各リング
レンズ20bの入射面21の相互の位置関係、および、
入射面21、出射面22、1次焦点F1 ないし2次焦点
2 までの光学的距離が一定となるか、または、これら
の光学的距離の差がレーザ光の波長λの整数倍となるよ
うにされる点は、上述した第1の実施形態と同様であ
る。したがって、この場合においても、1次焦点F1
らの回折光の位相波面がディスクDの記録面上のある位
置に収斂し、この位置に2次焦点F2 、すなわち焦点ス
ポットPが形成される(図6参照)。1次焦点F1 から
の回折が屈折率の高いディスク基板内で行われているた
め、高NAが達成され、その結果、焦点スポット径を縮
小できる点も、第1の実施形態と同様である。なお、こ
の実施形態においては、1次焦点F1 は点ではなく、環
状に連続する線となるため、スプリアスfの出現は抑制
される。
【0038】図7および図8は、本願発明の第1の側面
に係るレンズ装置10の第3の実施形態を示している。
この実施形態においては、レンズ装置10の中央部に通
常のレンズ20nを配置し、その周囲に同心状の複数の
リング状レンズ20bを配置している。このリングレン
ズ20bの作用は、第2の実施形態のリングレンズ20
bと同様である。図8に模式的に示すように、通常レン
ズ20nによる焦点光量分布にリング状集光レンズによ
る光量分布が重なり、その結果として、焦点スポットP
のピークが鋭利となり、焦点スポット径が縮小されたの
と同様の記録マーク読み取り性能を発揮することができ
る。
【0039】図9は、本願発明の第2の側面に係るレン
ズ装置10′の一実施形態を示す模式図である。この実
施形態に係るレンズ装置10′では、第1の実施形態と
同様の複数のロッドレンズ20aの出射面側にそれぞれ
ソリッドイマージョンレンズ(Solid Immersion Lens)2
0sを配置して構成されている。各ロッドレンズ20a
および対応するソリッドイマージョンレンズ20sは、
たとえばハニカム状に二次元配列された状態(図2参
照)で、スライダ等の樹脂製保持部材S内に保持され
る。各ロッドレンズの入射面21は、等波面とされる。
ソリッドイマージョンレンズ20sは、たとえば、「日
経エレクトロニクス」1997年6月発行の第691 号、99〜
101 ページの解説中に記載されているように高屈折率部
材からなり、通常、球面または非球面の入射面23と、
平面の出射面24とを備え、各ロッドレンズ20bとソ
リッドイマージョンレンズ20sとが協働して、ソリッ
ドイマージョンレンズ20sの出射面24内、またはそ
の内側近傍に収差のない1次焦点がF1 が形成されるよ
うになされる。この1次焦点F1 の近傍には、いわゆる
近接場光Nが生成されるが、1次焦点F1 は屈折率が1
より大きい媒質内で形成されるため、そのスポット径は
きわめて小さいため、近接場光Nもまた回折光を放射す
る点光源とみなすことができる。
【0040】そして、各ロッドレンズ20bの入射面2
1、出射面22、ソリッドイマージョンレンズ20sに
形成される1次焦点F1 ないしディスク基板内の定点、
好ましくは記録面D2 内の定点F2 を結ぶ光学的距離が
一定となるか、または、これらの光学的距離の差がレー
ザ光の波長λの整数倍となるようにされる。このような
複数の点光源からの回折光は、各ロッドレンズ20の面
間距離、あるいはディスクDまでの距離を適正に選ぶこ
とにより、ディスクDの記録面D2 上のある位置に光量
ピーク、すなわち2次焦点F2 を形成し、これを光学デ
ィスクDの記録面D2 に対する書き込みおよび/または
読み出しに用いる焦点スポットとすることができる。
【0041】図10は、本願発明の第3の側面に係る光
学ヘッド40の構成の模式図である。この光学ヘッド4
0は、ディスクDの基板表面に対して所定のすきまを介
して浮上させられるスライダSに、上記第1または第2
の側面に係るレンズ装置10,10′を組み込んだ構成
を備えている。符号41は、スライダSに対し、レンズ
装置10,10′全体をレーザ光軸に沿って相対駆動す
るマイクロアクチュエータを示し、たとえば、ピエゾ素
子によって構成することができる。また、符号50は、
レンズ装置10,10′における各集光レンズ20の入
射側に付属させられる液晶パネルを示し、各集光レンズ
20に対応させて、各集光レンズ20に入射するレーザ
光の位相を補正する機能を備えるものである。ただし、
上記のマイクロアクチュエータ41と液晶パネル50の
双方を具備させるか、いずれか一方を具備させるかは、
選択的事項である。
【0042】図11および図12に示すように、液晶パ
ネル50は、2枚の透明基板51,51間の空隙に液晶
52が封入され、かつ、各透明基板51,51の内面に
透明電極53および配向膜54が形成されたものである
が、レンズ装置10,10′の各集光レンズ20と対応
した複数の区画に分割されており、透明電極53,53
間に印加する電圧を各区画毎に独立して制御して液晶分
子の向きを図12に示すように水平配向から垂直配向ま
で自由に変えることができるようになっている。すなわ
ち、この液晶パネル50は、各区画毎に、液晶の屈折率
を所望のように変更することができるようになってい
る。
【0043】上記マイクロアクチュエータ41を制御す
ることにより、レンズ装置10,10′とディスク表面
との間の距離を制御することができる。したがって、た
とえば、フォーカスエラー信号を用いてこのマイクロア
クチュエータを制御することにより、きわめて応答性の
よいフォーカス制御を達成することができる。
【0044】また、上記液晶パネル50により、光学ヘ
ッド40に次の機能を与えることができる。すなわち、
その第1は、液晶パネル50の各区画の屈折率を一斉一
様に変更することにより、微小フォーカス制御を行うこ
とができる。その第2は、各区画の屈折率を変更するこ
とにより、各集光レンズ20に入射するレーザ光の位相
を変化させることができ、これにより、2次焦点F2
形成位置をディスクDの記録面D2 の二次元方向に変化
させることができる。このことは、液晶パネル50を制
御することにより、トラック制御を行うことができるこ
とを意味する。
【0045】図13および図14は、本願発明に係る光
学ヘッド50を用いた光ディスク装置60の構成の一例
を示す模式図である。この光ディスク装置60は、ハー
ドディスク装置と同様のアクセス機構を備えている。光
ディスクDは、その透明基板を上にして、垂直スピンド
ル61を中心として回転駆動させられる。上述の光学ヘ
ッド40を搭載したスライダSを先端に有する第1のス
イングアーム71と、磁界変調記録用のスライダSaを
先端に有する第2のスイングアーム72とが垂直軸62
周りに回動可能に支持されている。第1のスイングアー
ム71の基端部には、固定光学部63が設けられてい
る。スライダSには、ミラーまたはプリズム64が取付
けられており、これは、固定光学部63から第1のスイ
ングアーム71と平行に出射させられるレーザ光Bをレ
ンズ装置10の入射面に向けて直角に反射し、また、デ
ィスクDからの反射光を同じ経路を通って固定光学部6
3に導く。第1のスイングアーム71と第2のスイング
アーム72は、マグネット73およびコイル74からな
る駆動機構を制御駆動させることにより、シーク動作お
よびトラッキング動作を行う。
【0046】図13および図14から理解されるよう
に、本願発明に係る光学ヘッド40は、レンズ装置1
0,10′を搭載するスライダSに、フォーカス制御を
司るマイクロアクチュエータ41および/または電子的
なトラック制御を司る液晶パネル50が設けられている
ため(図10参照)、アクセス機構をハードディスク装
置のアクセス機構に近似した簡単かつ薄型化されたもの
として構成することができる。
【0047】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した事
項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本願発明の範囲
に包摂される。たとえば、レンズ装置を構成する複数の
集光レンズ20は、図15に例示するように、凸レンズ
201と、この凸レンズ201の入射側に配置した位相
調整用ロッドレンズ202とを組み合わせて構成するこ
とも可能である。また、レンズ装置を構成する複数の集
光レンズ20は、機能的に独立しておればよく、したが
って、図16に例示するように、複数の集光レンズ20
を樹脂によって一体成形してもよい。
【0048】なお、実施形態では、光記録媒体を光ディ
スクとして説明したが、これに限らず、たとえば光カー
ドその他の光記録媒体にも本願発明を適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の側面に係るレンズ装置の第1
の実施形態の構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1に示されるレンズ装置の各ロッドレンズの
配列の一例を示す平面図である。
【図3】図1に示されるレンズ装置の各ロッドレンズの
配列の他の例を示す平面図である。
【図4】本願発明のレンズ装置によって形成される2次
焦点のシュミレーション図である。
【図5】本願発明の第1の側面に係るレンズ装置の第2
の実施形態の平面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】本願発明の第1の側面に係るレンズ装置の第3
の実施形態の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】本願発明の第2の側面に係るレンズ装置の一実
施形態を示す模式的断面図である。
【図10】本願発明の第3の側面に係る光学ヘッドの一
実施形態を示す模式的断面図である。
【図11】図10に示される光学ヘッドに用いられる液
晶パネルの部分平面図である。
【図12】図11に示される液晶パネルの作用説明図で
ある。
【図13】本願発明に係る光学ヘッドを用いた光ディス
ク装置の構成例の平面図である。
【図14】図13に示される光ディスク装置の側面図で
ある。
【図15】本願発明に係るレンズ装置の集光レンズの他
の形態を示す模式的断面図である。
【図16】本願発明に係るレンズ装置の集光レンズのさ
らに他の形態を示す模式的断面図である。
【図17】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10,10′ レンズ装置 20 集光レンズ 20a ロッドレンズ 20b リングレンズ 20s ソリッドイマージョンレンズ 21 入射面 22 出射面 30 レンズ集合体 40 光学ヘッド 41 マイクロアクチュエータ 50 液晶パネル 60 ディスク装置 61 垂直スピンドル 62 垂直軸 63 固定光学部 64 プリズム 71 第1スイングアーム 72 第2スイングアーム B レーザ光 D 光ディスク D1 透明基板 D2 記録面 S スライダ h 面間距離 F1 1次焦点 F2 2次焦点 f スプリアス N 近接場光 P 焦点スポット

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体の基板表面から入射させたレ
    ーザ光によって光記録媒体の記録面に焦点スポットを形
    成するためのレンズ装置であって、 レーザ光が入射される入射面と、焦点を形成するべくレ
    ーザ光が出射される出射面とを備えた複数の集光レンズ
    を備えるとともに、各集光レンズは、光記録媒体の基板
    の表面または内部に1次焦点を形成するとともに、各1
    次焦点からの回折光が光記録媒体の記録面上に焦点スポ
    ットとしての2次焦点を形成するように構成されている
    ことを特徴とする、レンズ装置。
  2. 【請求項2】 各集光レンズの入射面と出射面間の距離
    は、各集光レンズが形成する1次焦点から2次焦点まで
    の光学的距離の差に対応して異ならせられている、請求
    項1に記載のレンズ装置。
  3. 【請求項3】 各集光レンズの入射面から出射面ないし
    1次焦点を経由した2次焦点までの光学的距離は、一致
    させられている、請求項2に記載のレンズ装置。
  4. 【請求項4】 各集光レンズの入射面から出射面ないし
    1次焦点を経由した2次焦点までの光学的距離の差は、
    レーザ光の波長の0または整数倍である、請求項2に記
    載のレンズ装置。
  5. 【請求項5】 各集光レンズは、入射面を平坦面、出射
    面を凸面とする同一外径のロッドレンズの形態を有して
    いる、請求項4に記載のレンズ装置。
  6. 【請求項6】 各集光レンズは、その周面に他の4つの
    集光レンズが接触する格子状に配置されている、請求項
    5に記載のレンズ装置。
  7. 【請求項7】 各集光レンズは、その周面に他の6つの
    集光レンズが接触するハニカム状に配置されている、請
    求項5に記載のレンズ装置。
  8. 【請求項8】 各集光レンズは、入射光の光軸を中心と
    する同心状に配置されたリング状のレンズを含んでお
    り、各リング状の集光レンズは、入射光軸に沿う断面に
    おいて、入射面が平坦面であり、出射面が凸面である、
    請求項4に記載のレンズ装置。
  9. 【請求項9】 光記録媒体の透明基板表面から入射させ
    たレーザ光によって光記録媒体の記録面に焦点スポット
    を形成するためのレンズ装置であって、 レーザ光が入射される入射面と、焦点を形成するべくレ
    ーザ光が出射される出射面とを備えた複数の集光レンズ
    と、各集光レンズの出射面側に配置されたソリッドイマ
    ージョンレンズとを備えるとともに、 各集光レンズとソリッドイマージョンレンズの組は、そ
    れぞれソリッドイマージョンレンズの出射面上またはそ
    の近傍に1次焦点を形成するとともに、これら1次焦点
    の近接場光からの回折光が光記録媒体の記録面上に焦点
    スポットとしての2次焦点を形成するように構成されて
    いることを特徴とする、レンズ装置。
  10. 【請求項10】 各集光レンズの入射面から出射面ない
    しソリッドイマージョンレンズにおける1次焦点を経由
    した記録面上の2次焦点までの光学的距離の差は、レー
    ザ光の波長の0または整数倍である、請求項9に記載の
    レンズ装置。
  11. 【請求項11】 各集光レンズは、入射面を平坦面、出
    射面を凸面とする同一外径のロッドレンズの形態を有し
    ている、請求項9に記載のレンズ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかのレン
    ズ装置を光記録媒体の基板の表面に倣って移動するスラ
    イダに搭載したことを特徴とする、光学ヘッド。
  13. 【請求項13】 スライダに、レンズ装置を光記録媒体
    に対して近接離間動させるためのアクチュエータが搭載
    されている、請求項12に記載の光学ヘッド。
  14. 【請求項14】 上記レンズ装置の入射側に、各集光レ
    ンズと対応する区画ごとに屈折率を変更することができ
    る液晶パネルが配置されている、請求項12に記載の光
    学ヘッド。
  15. 【請求項15】 光が入射される入射面と光が出射され
    る出射面とを備えた複数の集光用ロッドレンズをそれぞ
    れの出射面が共通平面内に位置するように束ねた構成を
    有し、かつ、各集光用ロッドレンズはその入射面から出
    射面に至る光路長が中央部で長く、周辺部で漸減するよ
    うに形成され、各集光用ロッドレンズのそれぞれの1次
    焦点を出射面に略平行に近接した高屈折率光学部材内に
    形成したとき、各1次焦点の光の回折光が共通の2次焦
    点スポットを形成することを特徴とする、レンズ装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし11のいずれか、また
    は請求項15に記載のレンズ装置を有する光ディスク装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項12ないし14のいずれかに記
    載の光学ヘッドを有する光ディスク装置。
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