JPH09226100A - 洗浄用シートロールおよび印刷機シリンダ洗浄方法 - Google Patents

洗浄用シートロールおよび印刷機シリンダ洗浄方法

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JPH09226100A
JPH09226100A JP6010796A JP6010796A JPH09226100A JP H09226100 A JPH09226100 A JP H09226100A JP 6010796 A JP6010796 A JP 6010796A JP 6010796 A JP6010796 A JP 6010796A JP H09226100 A JPH09226100 A JP H09226100A
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JP
Japan
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cleaning sheet
cleaning
roll
winding
sheet
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JP6010796A
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Masayuki Asano
正行 朝野
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Nikka KK
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Nikka KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄用シートロール芯管材を巻取管として用
い、コスト低減を図る。 【解決手段】 洗浄用シートロール26は紙管42の表
面に洗浄シート24の巻き上げ始端を接着して巻き上げ
たものである。さらに紙管42表面には、両面粘着テー
プが設けられている。当該両面粘着テープには剥離紙が
貼られており、接触する洗浄シート24との貼りつきを
防止している。このような構造を持つ洗浄用シートロー
ル26を印刷機シリンダの洗浄に用いると、まず洗浄用
シートロール26を供給ロールとして用い、その使用後
は、紙管42を巻取管28として使用する。この紙管4
2は使用後の洗浄シート24と一体で破棄できるので、
洗浄作業の効率向上が可能になる。また洗浄シート24
の巻きほぐし作業を削除出来ることから紙粉や印刷イン
クの飛散あるいは付着等を防止でき、作業者に快適な作
業環境を提供することができるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
のブランケット胴などの印刷機シリンダを洗浄する際に
用いられる洗浄シートロールおよび同洗浄シートロール
を用いた印刷機シリンダ洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ブランケット胴などのような印刷機シリ
ンダに対しては、印刷作業により経時的に表面汚れが生
じるために定期的に表面洗浄が行われている。このよう
な印刷機シリンダの表面洗浄のために、洗浄シートを用
いた洗浄装置が用いられている。これは印刷機シリンダ
の表面に接離可能とした押圧部に洗浄液を含浸させた不
織布からなる洗浄シートを走行できるようにしておき、
洗浄作業時に押圧部をシリンダ表面に接触移動させるこ
とにより押圧部のニップ圧と印刷シリンダの回転を利用
して表面汚れを払拭除去するものである。従来、この種
の洗浄装置は、洗浄対象となる印刷機シリンダの胴長相
当長さを有する押圧部の後方に、供給ロールとなる洗浄
用シートロールを配置する。当該洗浄用シートロールと
は紙管を芯管材とし、当該紙管の表面と洗浄シートの巻
き上げ始端とを固定手段となる接着剤にて固定し、洗浄
シートを紙管にロール状に巻き上げたものである。また
巻き取り側には、巻取用金属製シャフトを配置する。当
該巻取用金属製シャフトには、後述する洗浄シートを取
り付け可能にするために、表面に摩擦抵抗の大きいブラ
スト処理を施したり、凹凸加工を施したラップを接着固
定している。また巻取用金属製シャフトと洗浄シートと
を直接テープで貼りつける方法も用いられている。そし
て洗浄用シートロールから繰り出された洗浄シートを押
圧部に巻き掛け、洗浄シートを巻取用金属製シャフトに
取り付ける。このように洗浄シートを洗浄装置に設置し
た後は、巻取用金属製シャフトを間欠的に回転させて洗
浄シートを巻取用金属製シャフトに巻き取りつつ、シリ
ンダの洗浄作業を行っている。
【0003】ここで巻取用金属製シャフトにおける洗浄
シートの巻き取りが進み、洗浄用シートロールに洗浄シ
ートが無くなると、印刷機シリンダより洗浄装置の押圧
部を離脱させ、洗浄装置を停止させる。当該洗浄装置の
停止後は、作業者によって洗浄用シートロールにおける
紙管の接着部を剥すか、もしくは洗浄シートの巻き上げ
始端をテープカッタ等で切断し、当該紙管より洗浄シー
トを取り外すのである。そして巻取用金属製シャフトと
ともに使用済みの洗浄シートを洗浄装置より取り外し、
別な場所にて巻取用金属製シャフトから洗浄シートを巻
きほぐして、元の紙管に再度巻き付けるのである。この
ように元の紙管に巻き付けられた使用後の洗浄シート
は、紙管とともに破棄されるのである。これら破棄作業
終了後は、新規の洗浄用シートロールを洗浄装置に配置
し、再び洗浄シートを巻取用金属製シャフトに取り付け
て、印刷機シリンダの洗浄を行うのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで使用済み洗浄
シートを洗浄装置より取り外すには、作業員による手作
業が伴っており、特に巻取用金属製シャフトから洗浄シ
ートを巻きほぐし、再び紙管へ巻き付ける作業には多大
な時間を必要としていた。このため洗浄作業の効率を向
上させる妨げとなっていた。また洗浄シートは使用済み
であることから当該洗浄シートの表面には、印刷機シリ
ンダからの紙粉や印刷インクが付着しており、これら付
着物が作業者の服や服からの露出部を汚す可能性もあっ
た。このため作業者にとっては、快適な作業環境とはい
えず、作業環境の改善が求められていた。
【0005】また洗浄シートの巻き取りには巻取用金属
製シャフトを用いているが、当該巻取用金属製シャフト
の表面には、摩擦抵抗を大きくするために表面処理を施
したり、凹凸状のラップを接着固定する必要があった。
このため高価な巻取用金属製シャフトを購入しなければ
ならないとの問題があった。また巻取用金属製シャフト
と洗浄シートとを直接テープで貼りつける方法でも、テ
ープを貼りつけるための手間がかかり作業の妨げになっ
ていた。
【0006】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、洗浄シートの交換に係る作業効
率を改善するとともに、作業環境をも改善することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄シートの
巻き取り側に破棄可能の巻取管を用いれば、使用済み洗
浄シートを巻取管より巻きほぐす作業が無くなり、また
当該巻取管に洗浄シートを固定する固定手段を予め設け
ておけば、洗浄シートの取り付けが容易になることに着
目してなされたものである。すなわち本発明に係る洗浄
用シートロールは、印刷機シリンダの洗浄装置に用いら
れ、芯管材に洗浄シート端部を固定して巻き上げ、供給
ロールに用いられる洗浄用シートロールであって、前記
芯管材には、前記洗浄シート巻き上げ始端の固定手段と
別に第2の固定手段を設け、前記供給ロールとしての使
用後に前記芯管材を前記洗浄装置の巻取管に用いて新規
ロールから繰り出される前記洗浄シート先端を前記第2
の固定手段に固定可能としたのである。
【0008】ここで前記第2の固定手段は、両面粘着テ
ープによって構成するようにした。また印刷機シリンダ
洗浄方法は、洗浄用シートロールから洗浄シートを送り
出し、巻取管へ巻き取りつつ、回転している印刷機シリ
ンダに押圧接触させて印刷機シリンダの表面を払拭する
印刷機シリンダの洗浄方法であって、芯管材には、前記
洗浄シート巻き上げ始端の固定手段と別に第2の固定手
段を設け、供給ロールとしての使用後に前記芯管材を前
記洗浄装置の巻取管に用いて新規ロールから繰り出され
る前記洗浄シート先端を前記第2の固定手段に固定可能
とした前記洗浄用シートロールを供給ロールとして用
い、前記洗浄シートを送りだした後には、前記洗浄シー
ト巻き上げ始端の固定手段を剥し、前記芯管材を巻取管
として配置するとともに、前記新規ロールをから繰り出
される前記洗浄シート先端を被覆材を剥して前記第2の
固定手段に固定するようにしたのである。そして前記第
2の固定手段は、両面粘着テープによって構成するよう
にした。
【0009】
【作用】上記構成によれば、洗浄用シートロールの芯管
材に洗浄シート巻き上げ始端の固定手段と別に第2の固
定手段を設ける。このように芯管材を構成すれば、供給
ロールとしての使用後に芯管材を巻取管として用いるこ
とができるのである。すなわち印刷機シリンダ洗浄装置
の巻取管として芯管材を用いれば、新規ロールから繰り
出される洗浄シート先端を、被覆材を剥して第2の固定
手段に容易に固定することができるので、洗浄用シート
ロールの交換作業の短縮に寄与することができる。
【0010】また上述したような構成手段をとることに
より、従来行っていた洗浄後の洗浄シートを巻取管から
巻きほぐす等の作業を削除することができ、芯管材とと
もに洗浄シートを破棄することが可能になる。このため
作業時間の大幅な短縮が達成でき作業の効率化が行え
る。
【0011】また巻きほぐし作業等で発生する紙粉や印
刷インクの飛散あるいは付着等を防止でき、作業環境の
改善を行うことができる。さらに巻取管に洗浄用シート
ロールの芯管材を用い、第2の固定手段にて容易に洗浄
シートを取り付け可能にしたことから、従来使用されて
いた高価な巻取用金属製シャフトを用いる必要が無くな
るのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る洗浄用シート
ロールおよび同洗浄用シートロールを使用した印刷機シ
リンダ洗浄方法を用いる洗浄装置の実施形態を図面を参
照して詳細に説明する。
【0013】まず、印刷機シリンダ洗浄装置の全体構成
を図2および図3を参照して説明する。印刷機シリンダ
洗浄装置10は洗浄対象の印刷機シリンダとなるブラン
ケット胴12に対向して配置されており、これは一対の
側板14と、この側板間に渡しかけられた断面H形のス
テー16とからなるフレームとを有している。ステー1
6はブランケット胴12に対向し押圧部18が取り付け
られるメインステー20と、上下一対の洗浄シートガイ
ドステー22とからなっている。ステー16の後方には
不織布からなる洗浄シート24をロール状に巻いた供給
ロールとなる洗浄用シートロール26と巻取管28とが
配置され、洗浄シート24は洗浄用シートロール26か
ら繰り出され、図中上部ガイドステー22Uから押圧部
18を経由して、下部ガイドステー22Dを経て後方の
巻取管28にて巻き取られるようになっている。また洗
浄対象によっては、洗浄シート24を繰り出し、下部ガ
イドステー22Dから押圧部18を経由して、上部ガイ
ドステー22Uを経て後方の巻取管28にて巻き取る場
合もある。洗浄シート24の巻き取りは、巻取管28を
間欠回転駆動することにより行われ、そのための駆動機
構が側板14に設備されている。また前記ステー16の
内部における押圧部18の側方(図中上部)には洗浄液
供給ノズル30が配置され、洗浄シート24に対して洗
浄液を適宜噴射供給するようにしている。これにより、
間欠的に送り出される洗浄シート24は洗浄液で湿潤状
態にされながら押圧部18の先端部に達し、そのとき装
置フレームを図示しない機構により前進させてブランケ
ット胴12の表面に押圧部18を接触させることによ
り、洗浄作用をなすのである。
【0014】側板14には、巻取管28を間欠回転駆動
するための電動モータ32が据え付けられており、当該
電動モータ32の回転軸34には駆動歯車36が取り付
けられている。さらに側板14には、巻取管28の開口
に挿入されるスピンドル38と洗浄用ガイドロール26
の芯管材の開口に挿入されるスピンドル40とが回転可
能に据え付けられており、両者スピンドル38、40に
はそれぞれ歯車38A、40Aが取り付けられているの
である。そしてこれらの歯車38A、40Aは駆動歯車
36からの駆動力により回転し、洗浄シート24を搬送
させるのである。
【0015】図1は洗浄用ガイドロール26の全体構成
と断面とを示す。同図に示されるように、洗浄用ガイド
ロール26は洗浄シート24をロール状に巻いたもので
あるが、その中央部分には芯管材となる紙管42が置か
れている。すなわち洗浄用ガイドロール26とは、紙管
42の表面に設けられた固定手段となる接着剤44によ
って洗浄シート24の巻き上げ始端を紙管42に取り付
け、洗浄シート24を紙管42を中心にロール状に巻い
たものである。また紙管42には、前述した接着剤44
の他に、第2の固定手段となる両面粘着テープ46が設
けられている。この両面粘着テープ46は、接着剤44
の反対側表面に位置されており、また洗浄シート24と
当接する部分には、被覆材となる剥離紙46Aが取り付
けられ、洗浄シート24が両面粘着テープ46に貼りつ
かないようになっている。
【0016】また洗浄シート24を巻き取る巻取管28
には、洗浄シートを送りだした後の紙管48を用いる。
ここで紙管48と前述の紙管42とは使用前後の違いだ
けであり、紙管48と関連する部材も同一構成であるこ
とから、紙管48と関連する部材は、紙管42側と同一
の番号を付与して説明を行う。すなわち前回のブランケ
ット胴12の洗浄作業において、洗浄シート24を全て
送りだした後の紙管48と洗浄シート24とを分離す
る。次いで洗浄シート24を切り放した紙管48をスピ
ンドル40から取り外す。そして今度は紙管48をスピ
ンドル38に装着し、印刷シリンダ洗浄装置10に備え
付ける。この状態から剥離紙46Aを両面粘着テープ4
6から剥離させ、押圧部を経由させた未使用の洗浄シー
ト24の巻頭側を両面粘着テープ46に貼りつけ、紙管
48に固定するのである。
【0017】このように構成された印刷機シリンダ洗浄
装置10を用いて、ブランケット胴12を洗浄する作業
手順を説明する。
【0018】図4はブランケット胴12の洗浄作業中か
ら洗浄用シートロール26を交換するまでの経過を示し
た状態図である。そして同図における(1)は、ブラン
ケット胴12の洗浄作業中を示す状態図である。同図に
示すように印刷機シリンダ洗浄装置10には、未使用の
洗浄用シートロール26が、スピンドル40によって回
転可能に装着されている。また巻取管28として用いら
れる洗浄作業終了後の紙管48もスピンドル38によっ
て、印刷機シリンダ洗浄装置10に回転可能に装着され
ているのである。ここで洗浄用シートロール26から引
き出された洗浄シート24は、押圧部18にてブランケ
ット胴12の洗浄作業を行いながら紙管48側へ間欠動
作にて巻き取られていくのである。
【0019】同図(2)は、洗浄用シートロール26か
ら洗浄シート24を全て送りだした際の状態図である。
ここで洗浄シート24は、紙管48に殆ど巻き取られて
おり、洗浄用シートロール26は、紙管42表面が露出
し、洗浄シート24の巻き上げ始端となる巻末側の端部
だけが、接着剤44を介して紙管42に固定されている
状態である。この状態になると作業者は、印刷機シリン
ダ洗浄装置10の洗浄作業を停止させ、洗浄用シートロ
ール26の交換作業を行うのである。まず紙管42と洗
浄シート24とを固定している接着剤44を剥すか、も
しくは洗浄シート24の巻き上げ始端をテープカッタ等
で切断し、紙管42と洗浄シート24とを分離させる。
そして紙管42から分離した洗浄シート24は、全て紙
管48に巻き付け、紙管48とともに印刷機シリンダ洗
浄装置10より取り外し、破棄処分を行うのである。次
いで前回の洗浄作業にて使用済みとなった洗浄用シート
ロール26から取りだした紙管48をスピンドル38か
ら取り外した後、今度は今回の洗浄作業にて使用済みと
なった洗浄用シートロール26から取りだした紙管42
をスピンドル38に装着させ、巻取管28として用いる
のである。すなわち紙管42に設けられている両面粘着
テープ46から剥離紙46Aを剥し、新規ロールとなる
洗浄用シートロール26から洗浄シート24を引きだ
し、紙管42の両面粘着テープ46に貼りつけ固定する
のである。紙管42を巻取管28として用い、スピンド
ル40には新たな洗浄用シートロールを装着した状態図
を(3)に示す。
【0020】このように上述した(1)、(2)、
(3)の手順を繰り返し行えば、洗浄後の洗浄シート2
4を紙管42から巻きほぐす必要が無くなり、紙管42
とともに洗浄シート24を破棄することが可能となる。
このため作業時間の大幅な短縮が行えるのである。また
洗浄シート24と紙管42とを同時に破棄することか
ら、巻きほぐし作業等における紙粉や印刷インクの飛散
や付着等を防止でき、作業者に快適な作業環境を提供す
ることができる。
【0021】また洗浄作業を新規に行う際、例えば、洗
浄用シートロール26を購入し、ブランケット胴12の
1回目の洗浄を行うときには、使用済みの洗浄用シート
ロール26が無いため、当該使用済みの洗浄用シートロ
ール26から紙管42を取りだし巻取管28として使用
することができない。しかし購入した未使用の洗浄用シ
ートロール26を巻きほぐし、紙管42を取り出して巻
取管28として用いる必要はなく、紙管42と同様の破
棄可能な管を巻取管28に用いれば、初回の洗浄作業も
問題なく行うことができるのである。そして2回目以降
の洗浄作業は、前述した通り使用済みの洗浄用シートロ
ール26から取りだした紙管42を巻取管28として使
用すればよい。
【0022】さらに巻取管28に紙管42を用い、両面
粘着テープ46にて容易に洗浄シートを取り付け可能に
したことから、従来使用されていた高価な巻取用金属製
シャフトを用いる必要が無くなる。
【0023】本実施の形態では、第2の固定手段として
両面粘着テープ46を用いたが、洗浄シート24と紙管
42とを固定する目的から、固定手段として接着剤やそ
の他の手段を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、洗
浄用シートロールの前記芯管材に、洗浄シート巻き上げ
始端の固定手段とは別に第2の固定手段を設けたことよ
り、前記シートロールを供給ロールとして使用した後、
前記芯管材を巻取管として用いることができる。また第
2の固定手段を両面粘着テープとしたことにより、新規
ロールから繰り出される洗浄シートの剥離紙を剥がすこ
とで容易に固定することができるのである。さらに使用
済み洗浄シートの巻き取り終了後は、洗浄シートを巻き
ほぐす必要が無く、芯管材とともに破棄を行うことが可
能である。このため洗浄作業の高効率化が望めるととも
に、快適な作業環境を提供することが可能となる。さら
に従来用いていた高価な巻取用金属製シャフトを洗浄装
置に用いる必要も無くなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄用ガイドロールの全体構成と断面とを示
す。
【図2】印刷機シリンダ洗浄装置の全体構成を示す側面
図である。
【図3】印刷機シリンダ洗浄装置の全体構成を示す正面
図である。
【図4】ブランケット胴の洗浄作業中から洗浄用シート
ロールを交換するまでの経過を示した状態図である。
【符号の説明】
10 印刷機シリンダ洗浄装置 12 ブランケット胴 14 側板 16 ステー 18 押圧部 20 メインステー 22(22U、22D) ガイドステー 24 洗浄シート 26 洗浄用シートロール 28 巻取管 30 洗浄液供給ノズル 32 電動モータ 34 回転軸 36 駆動歯車 38 スピンドル 38A 歯車 40 スピンドル 40A 歯車 42 紙管 44 両面粘着テープ 46 両面粘着テープ 46A 剥離紙 48 紙管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機シリンダ洗浄装置に用いられ、芯
    管材に洗浄シート端部を固定して巻き上げ、供給ロール
    に用いられる洗浄用シートロールであって、前記芯管材
    には、前記洗浄シート巻き上げ始端の固定手段と別に第
    2の固定手段を設け、前記供給ロールとしての使用後に
    前記芯管材を前記印刷機シリンダ洗浄装置の巻取管に用
    いて新規ロールから繰り出される前記洗浄シート先端を
    前記第2の固定手段に固定可能としたことを特徴とする
    洗浄用シートロール。
  2. 【請求項2】 前記第2の固定手段は、両面粘着テープ
    によって構成することを特徴とする請求項1に記載の洗
    浄用シートロール。
  3. 【請求項3】 洗浄用シートロールから洗浄シートを送
    り出し、巻取管へ巻き取りつつ、回転している印刷機シ
    リンダに押圧接触させて印刷機シリンダの表面を払拭す
    る印刷機シリンダの洗浄方法であって、芯管材には、前
    記洗浄シート巻き上げ始端の固定手段と別に第2の固定
    手段を設け、供給ロールとしての使用後に前記芯管材を
    印刷機シリンダ洗浄装置の巻取管に用いて新規ロールか
    ら繰り出される前記洗浄シート先端を前記第2の固定手
    段に固定可能とした前記洗浄用シートロールを前記供給
    ロールとして用い、前記洗浄シートを送りだした後に
    は、前記洗浄シート巻き上げ始端の前記固定手段を剥
    し、前記芯管材を前記巻取管として配置するとともに、
    前記新規ロールをから繰り出される前記洗浄シート先端
    を被覆材を剥して前記第2の固定手段に固定したことを
    特徴とする印刷機シリンダ洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の固定手段は、両面粘着テープ
    によって構成することを特徴とする請求項3に記載の印
    刷機シリンダ洗浄方法。
JP6010796A 1996-02-22 1996-02-22 洗浄用シートロールおよび印刷機シリンダ洗浄方法 Pending JPH09226100A (ja)

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