JPH1177826A - テープ貼付装置 - Google Patents

テープ貼付装置

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JPH1177826A
JPH1177826A JP9245393A JP24539397A JPH1177826A JP H1177826 A JPH1177826 A JP H1177826A JP 9245393 A JP9245393 A JP 9245393A JP 24539397 A JP24539397 A JP 24539397A JP H1177826 A JPH1177826 A JP H1177826A
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JP
Japan
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tape
work
roller
sticking
fixing table
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JP9245393A
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Hiroshi Yamaguchi
博司 山口
Masataka Hasegawa
昌孝 長谷川
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの湾曲面にテープを貼付ける場合で
も、その作業を容易且つ確実に行う。 【解決手段】 ベース5上に、ワーク1を固定するワー
ク固定台6、テープ2を供給するテープ供給部7、テー
プ2先端を保持するトグルクランプ15、貼付ローラ1
8を旋回軸Oを中心に回転させるローラ駆動部8を設け
る。ワーク固定台6をガイドレール9に沿ってセット位
置と貼付作業位置との間を移動可能とする。まずセット
位置のワーク固定台6にワーク1をセットし、テープ供
給部7から引出したテープ2の先端をトグルクランプ1
5に保持させる。次にワーク固定台6を貼付作業位置に
移動し旋回アーム21を回転させると、貼付ローラ18
がワーク1のテープ貼付面1aに対してテープ2を挟ん
だ状態で圧接しながら順に転動し、もってテープ2が先
端側から順次テープ貼付面1aに押付けられて貼付けら
れる。その後ワーク固定台6をセット位置に移動しワー
ク1を取外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲面状のテープ
貼付面を有するワークに対して、テープを貼付けるため
のテープ貼付装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばロボット等の機
械装置においては、機械部品(ワーク)のうち配線が擦
れる虞のある面に、片面に粘着性を有した保護用のテー
プを貼付けることにより、配線の保護を図ることが行わ
れている。この場合、テープの貼付け作業は、作業者の
手作業により行われることが一般的であった。
【0003】ところが、図7に示すように、例えば半円
筒状をなすワーク1の内周面1aのように、凹状の湾曲
面にテープを貼付けるような場合には、しわや空気溜ま
りが生じやすく、きれいにテープを貼付けることが難し
い事情があった。テープにしわや空気溜まりが発生する
と、テープが剥離しやすくなって品質が低下してしまう
ことになる。このため、従来のように作業者の手作業で
テープの貼付けを行うものでは、テープの貼付け作業に
時間がかかってしまうと共に、作業者の習熟度によって
品質にばらつきが出、テープ材の無駄も多くなる不具合
があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ワークの湾曲面にテープを貼付ける場
合でも、その貼付け作業を容易且つ確実に行うことがで
きるテープ貼付装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテープ貼付装置
は、湾曲面状のテープ貼付面を有するワークに対して、
テープを貼付けるためのものであって、テープ貼付面を
開放した状態でワークが固定的にセットされるワーク固
定台と、このワーク固定台の近傍に設けられ長尺なテー
プが引出し可能にセットされるテープ供給部と、ワーク
のテープ貼付面に対してテープを挟んだ状態で圧接しつ
つ該テープ貼付面に沿って転動することにより、テープ
供給部からテープを引出しながらテープ貼付面に貼付け
て行く貼付ローラとを具備するところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
【0006】これによれば、ワーク固定台にワークをセ
ットすると共に、テープ供給部に長尺なテープをセット
した状態で、貼付ローラをワークのテープ貼付面に対し
てテープを挟みながら該テープ貼付面に沿って転動させ
ることにより、テープが、テープ供給部から引出されな
がらテープ貼付面に貼付けられて行くようになる。この
場合、作業者がワークやテープをセットすると共に、貼
付ローラを転動させるだけで貼付け作業が行われるよう
になる。また、貼付ローラはテープ貼付面に対してテー
プを挟んだ状態で圧接しつつ転動するので、テープにし
わや空気溜まりが生ずることなくテープを貼付けること
ができる。
【0007】従って、本発明の請求項1のテープ貼付装
置によれば、ワークの湾曲面状のテープ貼付面にテープ
を貼付ける場合にあっても、作業者の熟練度に関係なく
短時間で容易に貼付け作業を行うことができ、しかもテ
ープにしわや空気溜まりが発生することなく常に確実に
高品質な貼付け作業を行うことができるようになるとい
う優れた実用的効果を奏するものである。
【0008】このとき、前記ワーク固定台を、貼付ロー
ラから退避してワークが着脱されるセット位置と、貼付
ローラによるテープ貼付け作業が行われる貼付作業位置
との間を移動可能に設ける構成とすることができる(請
求項2の発明)。これによれば、セット位置において、
貼付ローラが邪魔となることなく、ワーク固定台にワー
クをセットする作業を行うことができる。
【0009】またこの場合、ワーク固定台のセット位置
と作業位置との間の移動を手動により行う構成とするこ
ともできるが、ワーク固定台をセット位置と作業位置と
の間を往復移動させる移動機構を設けることもできる
(請求項3の発明)。これによれば、ワーク固定台の移
動を自動化させることができ、より効率的な作業を行う
ことができる。
【0010】さらに、前記貼付ローラの転動を手動によ
り行う構成とすることもできるが、モータ等の駆動源に
より貼付ローラを駆動する構成とすれば、より効果的と
なる(請求項4の発明)。これによれば、貼付ローラを
テープ貼付面に沿って転動させる作業を自動化すること
ができ、より一層効率的な作業を行うことができるよう
になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例(請
求項1,2に対応)について、図1ないし図8を参照し
ながら説明する。まず、図7に示すように、本実施例に
おけるワーク1は、例えばロボット等を構成する板金製
の部品であり、ほぼ半円筒状に構成されている。このワ
ーク1の内周面が、配線が擦れる虞のある湾曲面状のテ
ープ貼付面1aとされている。
【0012】そして、このワーク1のテープ貼付面1a
には、図8に示す保護用のテープ2が、後述するように
して貼付けられるようになっている。このテープ2は、
ワーク1の軸方向長さ寸法と同等の幅寸法を有し、内面
側に粘着剤(接着剤)が予め塗布された状態で、長尺な
ものがロール状に巻回されて供されるようになってい
る。また、このロール状のテープ2には、中心の中空部
にシャフト3が通された状態で使用されるようになって
いる。
【0013】さて、図1ないし図6は、前記ワーク1の
テープ貼付面1aにテープ2を貼付けるための、本実施
例に係るテープ貼付装置4を示しており、以下、このテ
ープ貼付装置4の構成について詳述する。このテープ貼
付装置4は、ベース5上に、大きく分けて、ワーク固定
台6、テープ供給部7、ローラ駆動部8等を備えて構成
されている。
【0014】このうちワーク固定台6は、上面側に、前
記ワーク1の外周面形状に対応した半円形状の凹部6a
を有するブロック状をなし、前記ワーク1がその凹部6
a内にテープ貼付面1aを上にして着脱可能に嵌込み固
定されるようになっている。このとき、前記ベース5の
上面部には、図で左右方向に延びるガイドレール9が設
けられており、ワーク固定台6は、そのガイドレール9
に沿って移動可能に支持されている。
【0015】これにて、ワーク固定台6は、図2,5,
6に示すような、ベース5上の左側に位置するセット位
置と、図1,3,4に示すような、ベース5上の右寄り
に位置する貼付作業位置との間を移動可能とされてい
る。本実施例では、ワーク固定台6の移動は、作業者の
操作によりいわば手動で行われるようになっており、ワ
ーク固定台6の図で右側壁部には、作業者が移動操作す
るためのハンドル10が取付けられている。また、前記
ハンドル10部分には、先端部が前記ベース5の上面の
位置決め穴5aに差込まれることにより、ワーク固定台
6を貼付作業位置に固定するためのストッパ11が設け
られている。
【0016】さらに、このワーク固定台6の図で左側部
位には、取外用レバー12が揺動操作可能に設けられて
いると共に、その取外用レバー12の基端側(図で左端
側)を上方に付勢するコイルばね13が設けられてい
る。図6に示すように、作業者がこの取外用レバー12
の基端部(左端部)をコイルばね13の力に抗して下方
に操作すると、その取外用レバー12の先端部が前記凹
部6a内に突出し、もって嵌込まれていたワーク1が外
れるように構成されている。通常時には、この取外用レ
バー12は、コイルばね13の力により先端部が凹部6
aから没入した不作用位置に位置されるようになってい
る。
【0017】そして、ワーク固定台6の左端側上部に、
前記テープ供給部7が設けられている。このテープ供給
部7は、ワーク固定台6の前後両側に上方に立上がるよ
うに設けられた一対のブラケット14間に、前記ロール
状のテープ2に通されたシャフト3の両端を着脱可能に
掛渡して支持するように構成されている。これにて、テ
ープ2は、ワーク固定台6の凹部6a(ワーク1)の左
側上方に位置して右方への引出しが可能にセットされる
ようになっている。
【0018】一方、ワーク固定台6の右側上部には、前
記テープ供給部7から右方に引き出されたテープ2の先
端部を、該ワーク固定台6の外壁との間で挟んで保持す
るためのトグルクランプ15が設けられている。このト
グルクランプ15は、操作レバー15aが作業者により
操作されることにより、先端の圧接部15bがワーク固
定台6の外壁に押付けられる挟持位置と、その外壁から
離れる離間位置との間でトグル動作を行うように構成さ
れている。
【0019】これに対し、前記ローラ駆動部8は次のよ
うに構成されている。即ち、前記ベース5のほぼ中央部
の前後両端部には、一対の支持壁部16が上方に延びて
設けられている。これら支持壁部16の上端部内側に
は、夫々回転体17が、図で前後方向に延びる旋回軸O
を中心に回転可能に支持されている。そして、前後方向
に延びる貼付ローラ18の両端の軸部が夫々軸支持部材
19に回転可能に支持され、それら軸支持部材19の図
で下端部が前記前後の回転体17に夫々若干の上下動可
能に連結されている。このとき、回転体17と軸支持部
材19との間には、軸支持部材19ひいては貼付ローラ
18を旋回軸Oに対して外周方向(図1等で上方)に付
勢するばね部材20が介在されている。
【0020】さらに、一方の支持壁部16この場合後側
の支持壁部16の外側(ベース5よりも後方外側)に
は、図で上方に長く延びる旋回アーム21が、その基端
部が後側の回転体17と連結された状態、つまり旋回軸
Oを中心に旋回可能に設けられている。この旋回アーム
21の先端部(上端部)には、後方に突出するハンドル
22が設けられている。これにて、作業者がハンドル2
2を持って旋回アーム21を旋回させることにより、図
4に示すように、貼付ローラ18が旋回軸Oを中心に旋
回するように移動するようになっている。
【0021】このとき、旋回アーム21が上方を指向し
ている停止状態では、貼付ローラ18が前記ワーク固定
台6よりも上方に位置しており、前後の支持壁部16
(回転体17)と貼付ローラ18との間の空間部を、前
記ワーク固定台6を左方から出し入れ可能とされてい
る。そして、ワーク固定台6が貼付作業位置に停止した
状態では、支持壁部16(旋回軸O)が、ワーク固定台
6のほぼ中心に位置するようになっている。これによ
り、前記貼付ローラ18の旋回軸Oを中心とした旋回に
より、貼付ローラ18がワーク1のテープ貼付面1aに
圧接しつつそれに沿って転動するようになっている。
【0022】次に、上記のように構成されたテープ貼付
装置4を用いて、ワーク1に対してテープ2の貼付け作
業を行う手順について述べる。図2ないし図6は、テー
プ貼付け作業の工程を順に示している。貼付け作業を行
うにあたっては、作業者は、まず、図2に示すように、
ワーク固定台6をセット位置に移動させ、ワーク1を凹
部6a内にセットする。これと共に、テープ供給部7か
らテープ2を引出してその先端部をトグルクランプ15
により保持させるようにする。これにて、テープ2は、
ワーク1のテープ貼付面1aに上方に位置して左右に張
渡された状態となる。
【0023】次いで、図3に示すように、作業者は、ハ
ンドル10を持ってワーク固定台6を図で右方にスライ
ド移動させ、ワーク固定台6を貼付作業位置まで移動さ
せたところで、ストッパ11により固定する。このと
き、ワーク固定台6の上方に位置していた貼付ローラ1
8の下面側部分に、張渡されたいたテープ2の途中部
(粘着性のない側の面)が当接し、テープ2は相対的に
下方に押付けられてやや屈曲した状態となる。
【0024】そして、この状態から、図4に示すよう
に、作業者は旋回アーム21の先端のハンドル22を持
って、図1,4で二点鎖線Aで示すように、旋回アーム
21を図で時計回り方向に旋回させる。すると、貼付ロ
ーラ18も旋回軸Oを中心として矢印B方向に移動す
る。このとき、貼付ローラ18はばね部材20のばね力
によって、ワーク1のテープ貼付面1aに対して、テー
プ2を挟んだ状態で圧接されながら、テープ貼付面1a
を順に転動していくようになる。
【0025】このとき、テープ2の内面は粘着剤が塗布
されているので、テープ2はテープ供給部7から引出さ
れながら、先端側から順次テープ貼付面1aに押付けら
れて貼付けられて行くのである。この場合、貼付ローラ
18による押付けにより、テープ2はしわや空気溜まり
が生ずることなく貼付けられるようになる。
【0026】この後、作業者は、旋回アーム21(貼付
ローラ18)を1回転させたところで回転を停止し、図
5に示すように、再びワーク固定台6をセット位置まで
スライド移動させる。そして、テープ2の図5に符号C
で示す2か所を、例えばカッターナイフ等で切断し、引
続き、図6に示すように、取外用レバー12を押圧操作
してワーク1をワーク固定台6から取外すようにする。
これにて、ワーク1のテープ貼付面1aに保護用のテー
プ2を貼付ける作業が完了するのである。しかる後、次
のワーク1に対して同様の作業を繰返すようにする。
【0027】このように本実施例によれば、ワーク1の
湾曲面状のテープ貼付面1aに保護用のテープ2を貼付
ける場合にあっても、従来のような作業者による手作業
にてテープを貼付けるものと異なり、テープ貼付装置4
を用いることにより、作業者の熟練度に関係なく短時間
で容易に貼付け作業を行うことができるようになった。
ちなみに、本実施例によれば、従来の手作業に比べて、
作業時間を60%も短縮することができた。しかもテー
プにしわや空気溜まりが発生することなく常に確実に高
品質な貼付け作業を行うことができ、テープ2の無駄も
なくなるという優れた実用的効果を得ることができる。
【0028】また、特に本実施例では、ワーク固定台6
をセット位置と貼付作業位置との間を移動させて夫々の
作業を行うように構成したので、ワーク固定台6にワー
ク1をセットする作業やテープ2の一部を引出す作業等
を、ローラ駆動部8(貼付ローラ18)が邪魔となるこ
となく、容易に行うことができる。さらに、本実施例で
は、ワーク固定台6の移動や、貼付ローラ18の旋回動
作等を全て手動で行う構成としたので、駆動源を不要と
し装置構成がごく簡単となって安価に済ませ得るという
メリットも得ることができるものである。
【0029】図9及び図10は、本発明の第2の実施例
(請求項1〜4に対応)に係るテープ貼付装置31を示
している。このテープ貼付装置31が上記第1の実施例
のテープ貼付装置4と異なるところは、ワーク固定台6
をセット位置と貼付作業位置との間を移動させるための
移動機構たる直線駆動機構(モノキャリア)32を設け
ると共に、貼付ローラ18を、駆動源としてのモータ3
3により旋回させるようにした点にある。従って、その
他の部分は上記第1の実施例と共通するので、同一部分
については同一符号を付して以下詳しい説明を省略す
る。
【0030】この実施例においては、図9に示すよう
に、ベース34の上面部には、ガイドレール9を介して
ワーク固定台6がスライド移動可能に設けられているの
であるが、そのベース34に、直線駆動機構32が組込
まれている。この直線駆動機構32は、モータ35、こ
のモータ35により回転駆動されるボールねじ36、こ
のボールねじ36に螺合するボールねじナットを有する
移動体37等からなり、前記移動体37がワーク固定台
6に連結されている。この場合、図示はしないが、例え
ば作業者が操作パネルのスイッチを操作することによ
り、前記モータ35に通電されてワーク固定台6がセッ
ト位置と貼付作業位置との間をいわば自動で移動するよ
うになっている。
【0031】そして、図10に示すように、本実施例で
は、ローラ駆動部8の旋回アーム21が省かれ、それに
代えて回転体17にモータ33を接続し、そのモータ3
3の駆動力により貼付ローラ18を回転駆動するように
構成されている。この場合も、例えば作業者によるスイ
ッチ操作により、モータ33に通電されて貼付ローラ1
8がいわば自動で1回転するようになっている。
【0032】かかる実施例によれば、上記第1の実施例
と同様に、ワーク1の湾曲したテープ貼付面1にテープ
2を貼付ける場合でも、その貼付け作業を容易且つ確実
に行うことができる。そして、ワーク固定台6の移動が
自動化されるので、ワーク固定台6の移動作業を効率的
に行うことができ、しかも貼付ローラ18をテープ貼付
面1aに沿って転動させる作業も自動化されるので、更
に効率的な作業を行うことができるようになる。
【0033】尚、上記第2の実施例では、ワーク固定台
6の移動と貼付ローラ18の回転との双方を自動化する
ように構成したが、いずれか一方のみを自動化するよう
にしても良い。逆に、その他の部分(ワークのセットや
テープ先端部の引出しセット)も自動化する構成とし
て、全体をマイコン等により制御する構成とすることも
できる。また、自動化の際の駆動源としてはモータに限
らず、油圧や空気圧を用いたものを含め各種の駆動源を
用いることができる。その他、貼付ローラを回転駆動す
るものに限らず所定の湾曲経路を往復動する構成として
も良く、さらにはワークとしても種々の形状,種類のも
のに適用することが可能であるなど、本発明は要旨を逸
脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、テープ貼
付装置の正面図
【図2】ワーク及びテープのセット時の様子を示すテー
プ貼付装置の正面図
【図3】ワーク固定台を貼付作業位置に移動させた様子
を示すテープ貼付装置の正面図
【図4】貼付ローラを回転駆動する様子を示すテープ貼
付装置の正面図
【図5】ワーク固定台をセット位置に戻した様子を示す
テープ貼付装置の正面図
【図6】ワークの取外し時の様子を示すテープ貼付装置
の正面図
【図7】ワークの斜視図
【図8】テープの斜視図
【図9】本発明の第2の実施例を示すもので、テープ貼
付装置の正面図
【図10】テープ貼付装置の側面図
【符号の説明】
図面中、1はワーク、1aはテープ貼付面、2はテー
プ、4,31はテープ貼付装置、6はワーク固定台、7
はテープ供給部、8はローラ駆動部、18は貼付ロー
ラ、32は直線駆動機構(移動機構)、33はモータ
(駆動源)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲面状のテープ貼付面を有するワーク
    に対して、テープを貼付けるための装置であって、 前記テープ貼付面を開放した状態で前記ワークが固定的
    にセットされるワーク固定台と、 このワーク固定台の近傍に設けられ長尺なテープが引出
    し可能にセットされるテープ供給部と、 前記ワークのテープ貼付面に対して前記テープを挟んだ
    状態で圧接しつつ該テープ貼付面に沿って転動すること
    により、前記テープ供給部からテープを引出しながらテ
    ープ貼付面に貼付けて行く貼付ローラとを具備すること
    を特徴とするテープ貼付装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク固定台は、前記貼付ローラか
    ら退避して前記ワークが着脱されるセット位置と、前記
    貼付ローラによるテープ貼付け作業が行われる貼付作業
    位置との間を移動可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のテープ貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記ワーク固定台を、セット位置と作業
    位置との間を往復移動させる移動機構を備えることを特
    徴とする請求項2記載のテープ貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記貼付ローラは、モータ等の駆動源に
    より駆動されることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のテープ貼付装置。
JP9245393A 1997-09-10 1997-09-10 テープ貼付装置 Pending JPH1177826A (ja)

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