JPH09225410A - 農産物選別装置 - Google Patents

農産物選別装置

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Publication number
JPH09225410A
JPH09225410A JP3215396A JP3215396A JPH09225410A JP H09225410 A JPH09225410 A JP H09225410A JP 3215396 A JP3215396 A JP 3215396A JP 3215396 A JP3215396 A JP 3215396A JP H09225410 A JPH09225410 A JP H09225410A
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JP
Japan
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shaft
driven cam
disks
agricultural product
shaft portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3215396A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ota
耕二 太田
Toshinobu Ohashi
敏伸 大橋
Yukio Miyashita
行雄 宮下
Hideo Mitsuzawa
英雄 光澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Agricultural Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Toyo Agricultural Machinery Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Agricultural Machinery Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Agricultural Machinery Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3215396A priority Critical patent/JPH09225410A/ja
Publication of JPH09225410A publication Critical patent/JPH09225410A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】農産物をその大きさによって分級選別する農産
物選別装置であって、農産物の大きさに合わせる調整作
業を容易かつ迅速に実施する。 【解決手段】左右フレーム10と、その左右フレームに軸
受けした回転軸11と、その回転軸に外嵌した多数の円板
12とからなる農産物選別装置において、回転軸11を左右
フレーム10に軸受けする軸端部15、16と、その両軸端部
を連結する横断面コ字形の軸部17から形成し、軸部17か
ら進出した従動カム20によって円板12を軸部17に固定
し、回転軸11の下方において左右フレーム10に案内棒24
をその回転軸に平行に支持し、その案内棒に各円板12を
挟むように案内するスクレーパ25を左右移動自在にそれ
ぞれ取り付け、スクレーパ25をパンタグラフ機構27に連
結し、パンタグラフ機構27によりスクレーパ25を介して
1つの回転軸上の円板すべてを一斉にかつ同一間隔に設
定可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は農産物を大きさによ
り選別する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】農産物を大きさに応じて選別する装置
は、重量により選別する装置に比べると、簡易かつ安価
であるから、定置装置として独立して使用されるだけで
はなく、収穫機にも搭載されている。この種の従来装置
としては、図1に示す馬鈴薯選別装置が公知である。こ
の装置は、左右のフレーム10と、複数個の左右に延長す
る回転軸11を有し、各回転軸11は前後に並び、それぞれ
回転自在に支持される。各回転軸11には複数個の円板12
が間隔調整用リング13を介して等間隔に固定され、各回
転軸11に固定された円板12は前後方向に一直線に並ぶ。
この装置は隣合う前後の回転軸と、前後左右の円板の間
の長方形の空隙によって馬鈴薯を区分けする方式であ
る。各回転軸11を同一方向に回転させ、その上に馬鈴薯
を供給すると、馬鈴薯は後方から前方へと送られ、その
間に空隙より小さいものは空隙から落下し、大きなもの
だけがこの回転軸列を通過する。
【0003】このように、選別装置は空隙の大きさによ
って馬鈴薯を選別する。一般に馬鈴薯は球を押しつぶし
たような形状であり、その寸法は長さ>幅>厚さである
から、長方形空隙の左右幅を所定の馬鈴薯厚さに設定し
て、それより小さい馬鈴薯を選別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置により、馬
鈴薯を選別して分級するためには、数種類の幅の異なる
リング13を用意し、そのリングを分級する馬鈴薯の厚さ
に合わせて調整しなければならなかった。この調整は、
先ず、回転軸11からすべての円板12とリング13を外し、
所定の厚さに合う組合せのリング13を所要組数用意し、
それから円板12とリング13を再び回転軸11に取り付ける
作業となる。この作業は部品数と反復工程が多いため、
多大の時間と労力を要するだけでなく、リングの組合せ
を誤って作業を始めからやり直すことも多いという問題
があった。特に、収穫機に搭載したものは、調整作業に
よって収穫作用時間が制約されるという問題も生じてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、左右のフレームと、その
左右のフレームに回転自在に軸受けした複数の左右に延
長する回転軸と、各回転軸に外嵌した複数個の円板とを
備えた選別装置において、回転軸に1半径方向に出入可
能な出入部材と、その出入部材を回転軸の端面から操作
可能な出入操作部材とを設け、出入部材を回転軸から進
出させて円板を回転軸に固定し、退入させて円板を回転
軸から解放するようにしたことにある。回転軸は左右フ
レームに軸受けした軸端部と、左右軸端部を連結するコ
字形軸部とから形成し、出入部材はコ字形軸部にその内
底面に沿って左右移動自在に配置した原動カムと、その
原動カムと係合してコ字形軸部の開口から1半径方向に
出入する従動カムとから形成することが望ましい。
【0006】各回転軸の下方においてそれと平行する案
内棒を左右フレームに取り付け、その案内棒に各円板の
両側面を挟むように案内するそれぞれのスクレーパを軸
方向移動自在に取り付け、1本の案内棒に取り付けたす
べてのスクレーパはパンタグラフ機構を介して連結する
ことが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図2に示すように、本発明の装置
は、左右のフレーム10に軸受けした回転軸11の中間部に
1半径方向に出入可能な出入部材20を内装し、回転軸11
の一軸端部15に出入部材20を出入させる出入操作部材と
してのボルト及びナット22を設けたものである。回転軸
11に遊嵌した各円板12は出入部材20の進出によって固定
し、退入によってその固定から解放されるようにしたか
ら、ナット22を操作するだけで、各円板12の回転軸11上
の固定位置を自由に調整することができる。したがっ
て、円板同士の間隔を調整するリングは不要になり、そ
の結果、円板同士の間隔を調整するために円板を回転軸
から外す必要はなく、分級選別する農産物の大きさに合
わせて空隙14の左右幅を調整する作業は容易かつ迅速に
実施することが可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図3及び図5に示すように、回転軸11は左右
のフレーム10に回転自在に軸受けされた軸端部15、16と
その両軸端部を連結する断面コ字形の軸部17とからな
る。軸部17の内側には軸部17の内底に沿って軸方向に摺
動可能な原動カム18と、ローラ19を介して原動カム18と
係合する従動カム20が配置される。原動カム18の一方の
端部にはボルト21が一体に設けられ、そのボルトは軸端
部15を貫通してその外端面が突出する。軸端部15の外端
面から突出したボルト21にナット22がはめられ、ナット
22を回すと、原動カム18は軸方向に摺動する。原動カム
18と従動カム20は角柱状であり、その相対する面には山
形カム溝23が形成され、その山形カム溝にローラ19が配
置される。原動カム18が矢印B方向に摺動すると、山形
カム溝23がローラ19を介して従動カム20を軸部17の開口
から矢印A方向に進出させ、反対方向へ摺動すると従動
カム20は開口から退入可能となる。
【0009】図3及び図4に示すように、各円板12の軸
孔29は軸部17と同形同大であり、従動カム20が軸部17の
開口から進出すると、各円板12は軸部17と一体固定し、
従動カム20が退入すると、各円板12は軸部17上を軸方向
に摺動可能となる。各回転軸11の下方において左右フレ
ーム10に案内棒24をそれぞれの回転軸11と平行に取り付
ける。案内棒24には回転軸上の円板12と同数のスクレー
パ25が軸方向摺動自在に取り付けられる。スクレーパ25
の先端部は2叉状であり、円板12を回転自在に挟むよう
に案内する。各スクレーパ25の下端部をパンタグラフ機
構27のそれぞれのレバー28の上端部にピン26を介して軸
着する。このパンタグラフ機構27を使用すると、円板12
同士の間隔を一斉かつ同一幅に調整することができる。
【0010】この装置は、ナット22を回して従動カム20
を軸部17内に退入させると、円板12は軸方向に自由に移
動させることが可能になり、1つの円板12を操作する
と、パンタグラフ機構27により、他の円板12も一斉に移
動して円板同士の間隔をすべて同一にすることができる
から、分級選別のために円板12同士の間隔を農産物の大
きさに合わせる調整作業は容易かつ迅速に、しかもすべ
ての円板同士の間隔を誤りなく確実に設定することがで
きる。
【0011】
【発明の効果】上記のとおり、従来の装置は、分級選別
する農産物の大きさを規定する円板同士の間隔を調整す
るとき、回転軸から円板と間隔調整用リングとを一度外
さないと円板同士の間隔を調整することができなかった
が、本発明の装置は、回転軸に設けた出入部材を回転軸
の軸端から操作して円板を回転軸に固定する方式である
から、従来の間隔調整用リングは不要であり、円板を回
転軸から外さなくても、円板同士の間隔を調整すること
が可能となり、調整作業が容易かつ迅速に実施できると
いう優れた効果を奏する。
【0012】又、回転軸に平行に案内棒を設け、その案
内棒に各円板を案内するスクレーパを軸方向移動自在に
設け、そのスクレーパをパンタグラフ機構を介して一斉
に移動可能に構成すると、1つの円板を操作するだけ
で、回転軸上のすべての円板の調整が同時かつ同様に実
施されるから、調整は一層迅速になる上に、誤りなく確
実な調整作業がなされるという従来にはなかった格別な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は従来の馬鈴薯選別装置の要部平面図、
【図2】は本発明の一実施例の馬鈴薯選別装置の要部平
面図、
【図3】は図2の馬鈴薯選別装置の要部縦断面図、
【図4】は図3のIV−IV線に沿う矢視図、
【図5】は図3のV−V線に沿う矢視図、
【符号の説明】
10:フレーム、 11:回転軸、 12:円板、 13:リング、 14:空隙、 15、16:軸端部、 17:軸部、 18:原動カム(出入部材)、 19:ローラ、 20:従動カム(出入部材)、 21:ボルト(出入操作部材)、 22:ナット(出入操作部材)、 23:カム溝、 24:案内棒、 25:スクレーパ、 26:ピン、 27:パンタグラフ機構、 28:レバー、 29:軸孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光澤 英雄 北海道帯広市西22条北1丁目2番5号 東 洋農機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右フレーム(10)に前後に並ぶ複数本
    の回転軸(11)を軸受けし、各回転軸に複数個の円板
    (12)を前後一直線に並ぶように外嵌し、隣合う前後の
    回転軸(11)と前後左右の円板(12)の間の長方形の空
    隙によって農産物を選別する農産物選別装置であって、
    前記回転軸(11)に1半径方向に出入する出入部材(2
    0)と、前記回転軸(11)の一端部外面から操作して前
    記出入部材(20)を出入させる出入操作部材(22)を設
    け、前記出入部材(20)が前記回転軸から進出すると、
    前記円板(12)が前記回転軸に固定され、退入すると、
    前記円板(12)は前記回転軸上を摺動可能になるように
    したことを特徴とする農産物選別装置。
  2. 【請求項2】 左右フレーム(10)に軸受けされる両軸
    端部(15、16)と、その両軸端部を一体連結する断面コ
    字形の軸部(17)とから各回転軸(11)を形成し、前記
    軸部(17)に角柱状の原動カム(18)と従動カム(20)
    を内装し、原動カム(18)の一端にボルト(21)を形成
    して前記軸端部(15)から外方へ突出させ、前記ボルト
    にナット(22)を外嵌し、前記ナットを回転操作して前
    記原動カムを軸方向に摺動させ、それにより前記原動カ
    ムと係合する従動カム(20)を前記軸部の開口から出入
    させ、前記軸部から前記従動カム(20)を進出させる
    と、前記軸部(17)に遊嵌した円板(12)は前記回転軸
    に固定し、前記軸部内に前記従動カムを退入させると、
    前記円板は前記軸部上を摺動可能となることを特徴とす
    る請求項1記載の農産物選別装置。
  3. 【請求項3】 各回転軸(11)の下方において左右フレ
    ーム(10)に案内棒(24)をそれぞれの回転軸に平行に
    渡し、前記案内棒にそれぞれの円板(12)を挟むように
    案内するスクレーパ(25)左右移動自在に取り付け、1
    つの前記案内棒上のすべてのスクレーパ(25)をパンタ
    グラフ機構(27)を介して連結したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の農産物選別装置。
JP3215396A 1996-02-20 1996-02-20 農産物選別装置 Pending JPH09225410A (ja)

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JP3215396A JPH09225410A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 農産物選別装置

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JP3215396A Pending JPH09225410A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 農産物選別装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004022251A1 (en) * 2002-09-05 2004-03-18 Ian Mcrobert Spreading device and adjustable grading system incorporating same
JP2012187494A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd 農産物選別装置及び農産物選別装置用の選別ユニット
CN111203393A (zh) * 2020-03-12 2020-05-29 郑州科技学院 智能制造用检测装置

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