JPH09224381A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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Publication number
JPH09224381A
JPH09224381A JP8029514A JP2951496A JPH09224381A JP H09224381 A JPH09224381 A JP H09224381A JP 8029514 A JP8029514 A JP 8029514A JP 2951496 A JP2951496 A JP 2951496A JP H09224381 A JPH09224381 A JP H09224381A
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JP
Japan
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storage battery
power
converter
power supply
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP8029514A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Igarashi
和彦 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP8029514A priority Critical patent/JPH09224381A/ja
Publication of JPH09224381A publication Critical patent/JPH09224381A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流変換するコンバ−タと、交流変換するイ
ンバ−タと、コンバ−タに並列に接続され、コンバ−タ
の直流電力の出力が低下したとき、インバ−タに直流電
力を供給する蓄電池充放電回路から構成される無停電電
源装置であって、特にインバ−タで発生するリップル電
圧による交流リップル電流の蓄電池への流入を防ぎ、蓄
電池の発熱を低減して寿命低下を防止し、さらに蓄電池
からの電力供給の際は電圧低下の少ない蓄電池充放電回
路を有する無停電電源装置を得る。 【解決手段】 コンバ−タに並列に接続される蓄電池充
放電回路を、直流リアクトルとダイオ−ドとの並列回路
に蓄電池を直列に接続して構成し、前記直流リアクトル
によって蓄電池への充電経路を、前記ダイオ−ドによっ
て蓄電池の放電経路をそれぞれ形成した。またダイオ−
ドに代えて、商用交流電源の停電を条件に動作するスイ
ッチング素子を使用して蓄電池の放電経路を形成するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無停電電源装置
に関し、特にその蓄電池充放電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】無停電電源装置は、図3に示すような回
路構成が一般に採られている。すなわち、商用交流電源
電力はコンバ−タ21により直流電力に変換出力され、
この変換された直流電力はインバ−タ22により必要と
される所定の周波数及び電圧の交流電力に変換され負荷
に供給される。そして、商用交流電源の停電によりコン
バ−タ21が出力停止した場合には、コンバ−タ21に
並列に設けられている蓄電池23が直ちに放電して、イ
ンバ−タ22を介して所定の周波数及び電圧の交流電力
が負荷に供給されるよう構成されている。
【0003】このような構成をとる無停電電源装置にお
いて、商用交流電源の停電によりコンバ−タ21の出力
が停止し、蓄電池24から電力が供給され続けると蓄電
池24の充電量が低下するようになる。このような状況
で、商用交流電源の停電が解消され復電するとコンバ−
タ21の運転が再開され、コンバ−タ21は、蓄電池2
4の充電量低下を補うための電力供給とインバ−タへの
電力供給との両方の制御を行なうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成をと
る無停電電源装置のコンバ−タ並びにインバ−タは、コ
ンバ−タ、インバ−タを構成するスイッチング素子のス
イッチング動作により直流電力変換並びに交流電力変換
を行なっている。このスイッチング動作は、コンバ−タ
並びにインバ−タの入出力側にリップル電圧の発生を誘
発する。特にインバ−タにおいて、入力側に対してのリ
ップル電圧が大きく、インバ−タの負荷が大きくなった
場合にはその傾向がさらに顕著になる。このとき、コン
バ−タに並列に接続されている蓄電池は、そのインピ−
ダンスがコンバ−タに比較して小さいので、その影響を
大きく受ける。このため、蓄電池にはコンバ−タから供
給される直流充電電流の他に、先のリップル電圧に基づ
く交流リップル電流が流れることになり、その値は直流
充電電流の数倍の値に達することがある。その結果、蓄
電池内部では、この交流リップル電流と蓄電池の内部抵
抗によって発熱の増大を起こし、この発熱によって蓄電
池が本来有している寿命を著しく損なうという問題があ
った。
【0005】そこでこの発明は、コンバ−タあるいはイ
ンバ−タで発生するリップル電圧による蓄電池へ流入す
る交流リップル電流を抑制し、蓄電池の寿命を損ねるこ
とがなく、さらに蓄電池からの電力供給の際には供給電
圧の低下が極小の蓄電池充放電回路を有する無停電電源
装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明のうちで請求項1記載の発明は、交流
電源電力を直流電力に変換出力するコンバ−タと、この
直流電力を交流電力に変換出力し負荷に供給するインバ
−タと、前記コンバ−タに並列に接続される蓄電池充放
電回路から構成される無停電電源装置において、前記蓄
電池回路は、直流リアクトルとダイオ−ドの並列回路
と、この並列回路と直列に接続される蓄電池により構成
し、この直流リアクトルとダイオ−ドによって蓄電池の
充電経路と放電経路をそれぞれ形成したことを特徴とし
たものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、ダイオ−ドを商用交流電源の停
電をもって導通するスイッチング素子に代えて並列回路
を構成したことを特徴とする。
【0008】ここで、商用交流電源の停電をもって導通
するとは、商用交流電源の停電が検出され、この検出に
より出力されるゲ−ト信号によって、商用交流電源が停
電している間導通している状態をいう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明にかかる実施の
形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1
の実施の形態を示す無停電電源装置の蓄電池充放電回路
であり、同図において、1はコンバ−タで、商用交流電
源よりの交流電力を直流電力に変換出力する順変換器、
2はインバ−タで、コンバ−タ1から出力される直流電
力を必要とする所定の周波数と電圧の交流電力に変換出
力し負荷に交流電力を供給する逆変換器。4は蓄電池
で、商用交流電源が停電し、コンバ−タ1の出力が停止
した時に、コンバ−タ1に代って直流電力をインバ−タ
2に供給する。5は直流リアクトルで、6はダイオ−ド
である。また、Cは電解コンデンサである。直流リアク
トル5とダイオ−ド6は並列に接続され並列回路7を構
成し、この並列回路7と蓄電池4とが直列に接続され蓄
電池充放電回路3を構成する。蓄電池充放電回路3は、
コンバ−タ1に並設され、蓄電池4の充電量が不足して
充電電圧が低下しているときには、直流リアクトル5を
介してコンバ−タ1から蓄電池4に充電する充電経路
と、停電によりコンバ−タ1が出力停止しているときに
ダイオ−ド6を介してインバ−タ2に対して放電する放
電経路を形成する。また、ダイオ−ドの接続極性は蓄電
池からの放電経路を可能とする向きに選ばれる。
【0010】このような蓄電池充放電回路3を構成する
ことによって、主にインバ−タ2で発生するリップル電
圧による蓄電池4へ流入する交流リップル電流は直流リ
アクトル5によって抑制され、前記リップル電圧も電解
コンデンサCに充電吸収される。このため、蓄電池4で
は、交流リップル電流による発熱が抑えられ、蓄電池本
来の寿命を損なうことがなくなる。さらに、コンバ−タ
1の出力停止時には蓄電池4より直流電力がダイオ−ド
6を経由してインバ−タ2に供給される。この際、蓄電
池4の放電電流によるダイオ−ド6の電圧降下分は極め
て小さいのでそれによって負荷に供給される交流電圧の
変動は殆どない。
【0011】図2は、本発明の第2の実施例の形態を示
すものであるが、第1の実施例の形態と共通するものに
ついては説明が既になされているので同一の符号を付し
説明を省略する。同図において、8はスイッチング素子
で、ゲ−ト9のゲ−ト信号aをもって導通する。直流リ
アクトル5とこのスイッチング素子8により並列回路7
を構成する。この並列回路7と蓄電池4が直列接続され
蓄電池充放電回路3が構成され、コンバ−タ1に並列に
接続される。このように構成された蓄電池充放電回路3
のスイッチング素子8を駆動する回路の一例を同図に示
しているが、以下にその駆動回路部分について説明す
る。11は交流電流検出器で、商用交流電源が停電して
いるかどうかを検出し、停電の際は出力が0となる。1
2はゲ−ト信号制御回路で、交流電流検出器11の出力
が0になったことを条件にスイッチング素子8のゲ−ト
9にゲ−ト信号aを出力する。ゲ−ト信号制御回路12
は商用交流電源と蓄電池4の両者を電源として運転され
る。このように構成されたスイッチング素子8の駆動回
路により、商用交流電源が停電した場合には、交流電流
検出器11の出力が0になるためにゲ−ト信号制御回路
12によりゲ−ト信号aがゲ−ト9に出力され、スイッ
チング素子8が導通状態になる。これにより、蓄電池4
より直流電力がインバ−タ2に供給されるようになる。
商用交流電源の停電が回復し、交流電流検出器11から
の出力が0でなくなると、ゲ−ト信号制御回路12はゲ
−ト信号aの出力を停止するためスイッチング素子8は
遮断され、蓄電池8からの直流電力の供給も停止され
る。
【0012】
【発明の効果】以上のように無停電電源装置の蓄電池充
放電回路を構成することによって、特にインバ−タから
発生されるリップル電圧による蓄電池へ流入する交流リ
ップル電流が抑制されるので、交流リップル電流による
発熱を防止することができ蓄電池の寿命を損なうことが
なく、また、蓄電池からインバ−タに直流電力を供給す
る際には電圧低下の極めて少ない直流電力を供給するこ
とができるため、負荷に供給される交流電圧の低下は殆
どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の形態を示す回路図。
【図2】本発明の第2の実施例の形態を示す回路図。
【図3】従来技術を示す回路図。
【符号の説明】
1 コンバ−タ 2 インバ−タ 4 蓄電池 5 直流リアクトル 6 ダイオ−ド 8 スイッチング素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源電力を直流電力に変換出力する
    コンバ−タと、この直流電力を交流電力に変換出力し負
    荷に供給するインバ−タと、前記コンバ−タに並列に接
    続され前記直流電力の出力が低下したとき、前記コンバ
    −タに代って前記インバ−タに直流電力を供給する蓄電
    池充放電回路から構成される無停電電源装置において、
    前記蓄電池回路は、直流リアクトルとダイオ−ドの並列
    回路と、この並列回路と直列に接続される蓄電池により
    構成し、前記直流リアクトルによって蓄電池の充電経路
    を、前記ダイオ−ドによって蓄電池の放電経路をそれぞ
    れ形成したことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 前記ダイオ−ドに代えて、商用交流電源
    の停電をもって導通するスイッチング素子によって前記
    並列回路を構成したことを特徴とする請求項1記載の無
    停電電源装置。
JP8029514A 1996-02-16 1996-02-16 無停電電源装置 Pending JPH09224381A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272395A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Nissan Motor Co Ltd 電動車両のモータ制御装置
JP2016135035A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 株式会社指月電機製作所 電力制御装置
CN108599353A (zh) * 2018-04-05 2018-09-28 宁波兆科新能源科技有限公司 一种高压锂电池储能柜并联扩容***

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