JP6938790B1 - 無停電電源装置 - Google Patents

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Abstract

この無停電電源装置(1)では、入力端子(T1)とコンバータ(4)の交流ノード(4a)との間に入力スイッチ(2)を接続し、第4の動作モードを選択した場合には、入力スイッチをオフさせ、バイパススイッチ(7)をオンさせるとともに、バッテリ(13)の直流電力を交流電力に変換し、バイパススイッチを介して負荷(14)に供給するようにコンバータを制御する。インバータ(5)が故障した場合でも、商用交流電源(12)の停電時に負荷を運転することができる。

Description

この発明は無停電電源装置に関し、特に、常時バイパス給電モードを有する無停電電源装置に関する。
たとえば米国特許第7372177号明細書(特許文献1)には、交流電源と負荷の間に接続され、交流電源の健全時にオンされ、交流電源の停電時にオフされるバイパススイッチと、交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して電力貯蔵装置に蓄える整流器と、交流電源の停電時に、電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータとを備えた無停電電源装置が開示されている。
米国特許第7372177号明細書
しかし、従来の無停電電源装置では、インバータが故障した場合には、交流電源の停電時に負荷を運転することができないという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、第2の電力変換器が故障した場合でも、交流電源の停電時に負荷を運転することが可能な無停電電源装置を提供することである。
この発明に係る無停電電源装置は、一方端子が交流電源から供給される交流電力を受け、他方端子が交流ノードに接続された第1のスイッチと、一方端子が交流ノードに接続され、他方端子が負荷に接続される第2のスイッチと、交流ノードと電力貯蔵装置との間で電力を授受する第1の電力変換器と、電力貯蔵装置と第2のスイッチの他方端子との間で電力を授受する第2の電力変換器と、第1、第2、および第3の給電モードのうちのいずれかの給電モードを選択し、選択した給電モードを実行する制御装置とを備えたものである。制御装置は、第1の給電モードを選択した場合には、交流電源から供給される交流電力が第1および第2のスイッチを介して負荷に供給されるように第1および第2のスイッチをオンさせるとともに、交流電源から第1のスイッチを介して供給される交流電力を直流電力に変換して電力貯蔵装置に蓄えるように第1の電力変換器を制御する。また、制御装置は、第2の給電モードを選択した場合には、第1のスイッチをオフさせるとともに、電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するように第2の電力変換器を制御する。また、制御装置は、第3の給電モードを選択した場合には、第1のスイッチをオフさせ、第2のスイッチをオンさせるとともに、電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換し、第2のスイッチを介して負荷に供給するように第1の電力変換器を制御する。
この発明に係る無停電電源装置では、第3の給電モードを選択した場合には、第1のスイッチをオフさせ、第2のスイッチをオンさせるとともに、電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換し、第2のスイッチを介して負荷に供給するように第1の電力変換器を制御する。したがって、第2の電力変換器が故障した場合には、第3の給電モードを選択することにより、交流電源の停電時に負荷を運転することができる。
実施の形態1による無停電電源装置の構成を示す回路ブロック図である。 図1に示す無停電電源装置の第1および第2の動作モードを示す回路ブロック図である。 図1に示す無停電電源装置の第3および第4の動作モードを示す回路ブロック図である。 図1に示す無停電電源装置の第5および第6の動作モードを示す回路ブロック図である。 図1に示す無停電電源装置の第7および第8の動作モードを示す回路ブロック図である。 図1に示す無停電電源装置の第9および第10の動作モードを示す回路ブロック図である。 図1に示す制御装置の構成を示すブロック図である。 図7に示す制御部の構成を示すブロック図である。 実施の形態2による無停電電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による無停電電源装置1の構成を示す回路ブロック図である。図1において、この無停電電源装置1は、入力端子T1、バッテリ端子T2、出力端子T3、入力スイッチ2、電流検出器3,6、コンバータ4、直流ラインL1、インバータ5、バイパススイッチ7、操作部10、および制御装置11を備える。
入力端子T1は、商用交流電源12から商用周波数の交流電力を受ける。バッテリ端子T2は、バッテリ(電力貯蔵装置)13に接続される。バッテリ13は、直流電力を蓄える。バッテリ13の代わりにコンデンサが接続されていても構わない。出力端子T3は、負荷14に接続される。負荷14は、交流電力によって駆動される。
入力スイッチ2(第1のスイッチ)の一方端子は入力端子T1に接続され、その他方端子はコンバータ4の交流ノード4aに接続される。入力スイッチ2は、互いに逆並列に接続された一対のサイリスタ2a,2b(第1および第2のサイリスタ)を含む。サイリスタ2aのアノードは入力端子T1に接続され、そのカソードはコンバータ4の交流ノード4aに接続される。サイリスタ2bのアノードはコンバータ4の交流ノード4aに接続され、そのカソードは入力端子T1に接続される。入力スイッチ2(すなわちサイリスタ2a,2b)のオンおよびオフは制御装置11によって制御される。
図1に戻って、入力スイッチ2の他方端子に現れる交流入力電圧Viの瞬時値は、制御装置11によって検出される。交流入力電圧Viの瞬時値に基づいて、商用交流電源12の停電の発生の有無などが判別される。電流検出器3は、入力スイッチ2の他方端子とコンバータ4の交流ノード4aとの間に流れる交流入力電流Iiを検出し、その検出値を示す信号Iifを制御装置11に与える。
コンバータ4(第1の電力変換器)は、複数のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)および複数のダイオードを含み、制御装置11によって制御され、交流ノード4aと直流ノード4bとの間で電力を授受する。コンバータ4は、順変換動作時には、交流ノード4aに与えられる交流電力を直流電力に変換して直流ノード4bに出力する。また、コンバータ4は、逆変換動作時には、直流ノード4bに与えられる直流電力を商用周波数の交流電力に変換して交流ノード4aに出力する。
直流ラインL1は、コンバータ4の直流ノード4bとインバータ5の直流ノード5aとの間に接続されるとともに、バッテリ端子T2に接続される。直流ラインL1に現れる直流電圧VDC(すなわちバッテリ13の端子間電圧VDC)の瞬時値は、制御装置11によって検出される。
インバータ5(第2の電力変換器)は、複数のIGBTおよび複数のダイオードを含み、制御装置11によって制御され、直流ノード5aと交流ノード5bとの間で電力を授受する。インバータ5は、逆変換動作時には、直流ノード5aに与えられる直流電力を商用周波数の交流電力に変換して交流ノード5bに出力する。また、インバータ5は、順変換動作時には、交流ノード5bに与えられる交流電力を直流電力に変換して直流ノード5aに出力する。
インバータ5の交流ノード5bは出力端子T3に接続される。電流検出器6は、インバータ5の交流ノード5bと出力端子T3との間に流れる電流Ioの瞬時値を検出し、その検出値を示す信号Iofを制御装置11に与える。出力端子T3に現れる交流出力電圧Voの瞬時値は、制御装置11によって検出される。
バイパススイッチ7(第2のスイッチ)は、コンバータ4の交流ノード4aとインバータ5の交流ノード5bとの間に接続されたサイリスタスイッチ8と、サイリスタスイッチ8に並列接続された電磁接触器9とを含む。サイリスタスイッチ8は、入力スイッチ2と同じ構成であり、互いに逆並列に接続された一対のサイリスタ8a,8bを含む。サイリスタ8aのアノードおよびカソードはそれぞれ交流ノード4a,5bに接続され、サイリスタ8bのアノードおよびカソードはそれぞれ交流ノード5b,4aに接続される。ただし、入力スイッチ2と比べて、サイリスタスイッチ8は小型で低価格のサイリスタ8a,8bで構成されている。
サイリスタスイッチ8および電磁接触器9の各々のオンおよびオフは、制御装置11によって制御される。バイパススイッチ7をオンさせる場合には、サイリスタスイッチ8を瞬時にオンさせるとともに電磁接触器9をオンさせ、所定時間の経過後にサイリスタスイッチ8をオフさせる。これは、サイリスタスイッチ8が過熱されて破損するのを防止するためである。
操作部10(選択部)は、無停電電源装置1の使用者によって操作される複数のボタン、種々の情報を表示する画像表示部などを含む。使用者が操作部10を操作することにより、無停電電源装置1の電源をオンおよびオフしたり、常時バイパス給電モードおよび常時インバータ給電モードのうちのいずれか一方の給電モードを選択することが可能となっている。
制御装置11は、操作部10からの信号、交流入力電圧Vi、交流入力電流Ii、直流電圧VDC、交流出力電流Io、交流出力電圧Voなどに基づいて無停電電源装置1全体を制御する。また、制御装置11は、交流入力電圧Viの検出値に基づいて停電が発生したか否かを検出するとともに、コンバータ4、インバータ5などの故障の有無を検出する。さらに、制御装置11は、操作部10からの信号、停電の有無、故障の有無に基づいて、第1〜第10の動作モードのうちのいずれか1つの動作モードを選択し、選択した動作モードを実行する。
図2(A)(B)は、それぞれ第1および第2の動作モードを示す回路ブロック図である。常時バイパス給電モードが選択され、コンバータ4、インバータ5などが故障しておらず、かつ商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合(すなわち商用交流電源12の健全時)には、制御装置11は第1の動作モードを選択する。第1の動作モードを実行している場合において商用交流電源12の停電が発生した場合には、制御装置11は第2の動作モードを選択する。
第1の動作モード(第1の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図2(A)に示すように、商用交流電源12から入力スイッチ2およびバイパススイッチ7を介して負荷14に交流電力が供給されるようにスイッチ2,7をオンさせる。また、制御装置11は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ13に蓄えるようにコンバータ4を制御する。
この場合は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流入力電流Iiの大部分は交流出力電流Ioとしてバイパススイッチ7を介して負荷14に供給され、交流入力電流Iiの一部はコンバータ4によって充電電流Icに変換されてバッテリ13に供給される。
第2の動作モード(第2の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図2(B)に示すように、入力スイッチ2およびバイパススイッチ7をオフさせるとともに、バッテリ13の直流電力を交流電力に変換して負荷14に供給するようにインバータ5を制御する。
また、制御装置11は、停電発生時に入力スイッチ2を迅速にオフさせるためのアシスト電流Iaを入力スイッチ2に供給する。すなわち、停電発生時には制御装置11は、サイリスタ2a,2bを点弧させるパルス信号の出力を停止し、点弧しているサイリスタ2aまたは2bの順バイアス方向に流れる交流入力電流Iiと逆極性のアシスト電流Iaをサイリスタ2aまたは2bに供給し、サイリスタ2aまたは2bが消弧するようにコンバータ4を制御する。
この場合は、バッテリ13の放電電流Idの大部分はインバータ5によって交流出力電流Ioに変換されて負荷14に供給され、放電電流Idの一部はコンバータ4によってアシスト電流Iaに変換されて入力スイッチ2に供給される。
なお、第2の動作モード時には、バイパススイッチ7をオン状態に維持しても構わない。この場合は、商用交流電源12が正常に復帰したときに、第1の動作モードに迅速に復帰することができる。
図3(A)(B)は、それぞれ第3および第4の動作モードを示す回路ブロック図である。常時バイパス給電モードが選択され、商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合において、インバータ5が故障したときには、制御装置11は第3の動作モードを選択する。第3の動作モードを実行している場合において商用交流電源12の停電が発生した場合には、制御装置11は第4の動作モードを選択する。
第3の動作モードを選択した場合には制御装置11は、図3(A)に示すように、商用交流電源12から入力スイッチ2およびバイパススイッチ7を介して負荷14に交流電力が供給されるようにスイッチ2,7をオンさせる。また、制御装置11は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ13に蓄えるようにコンバータ4を制御する。
この場合は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流入力電流Iiの大部分は交流出力電流Ioとしてバイパススイッチ7を介して負荷14に供給され、交流入力電流Iiの一部はコンバータ4によって充電電流Icに変換されてバッテリ13に供給される。
第4の動作モード(第3の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図3(B)に示すように、入力スイッチ2をオフさせ、バイパススイッチ7をオン状態に維持するとともに、バッテリ13の直流電力を交流電力に変換して負荷14に供給するようにコンバータ4を制御する。また、制御装置11は、停電発生時に入力スイッチ2を迅速にオフさせるためのアシスト電流Iaを入力スイッチ2に供給するとともに、交流出力電流Ioが参照電流Iorになるようにコンバータ4を制御する。
この場合は、バッテリ13の放電電流Idの大部分はコンバータ4によって交流出力電流Ioに変換されて負荷14に供給され、放電電流Idの一部はコンバータ4によってアシスト電流Iaに変換されて入力スイッチ2に供給される。
図4(A)(B)は、それぞれ第5および第6の動作モードを示す回路ブロック図である。常時バイパス給電モードが選択され、商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合において、コンバータ4が故障したときには、制御装置11は第5の動作モードを選択する。第5の動作モードを実行している場合において商用交流電源12の停電が発生した場合には、制御装置11は第6の動作モードを選択する。
第5の動作モード(第4の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図4(A)に示すように、商用交流電源12から入力スイッチ2およびバイパススイッチ7を介して負荷14に交流電力が供給されるようにスイッチ2,7をオンさせる。また、制御装置11は、商用交流電源12からスイッチ2,7を介して供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ13に蓄えるようにインバータ5を制御する。
この場合は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流入力電流Iiの大部分は交流出力電流Ioとしてバイパススイッチ7を介して負荷14に供給され、交流入力電流Iiの一部はインバータ5によって充電電流Icに変換されてバッテリ13に供給される。
第6の動作モード(第5の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図4(B)に示すように、入力スイッチ2をオフさせ、バイパススイッチ7をオン状態に維持するとともに、バッテリ13の直流電力を交流電力に変換して負荷14に供給するようにインバータ5を制御する。また、制御装置11は、停電発生時に入力スイッチ2を迅速にオフさせるためのアシスト電流Iaを入力スイッチ2に供給するとともに、交流出力電流Ioが参照電流Iorになるようにインバータ5を制御する。
この場合は、バッテリ13の放電電流Idの大部分はインバータ5によって交流出力電流Ioに変換されて負荷14に供給され、放電電流Idの一部はインバータ5によってアシスト電流Iaに変換され、バイパススイッチ7を介して入力スイッチ2に供給される。
図5(A)(B)は、それぞれ第7および第8の動作モードを示す回路ブロック図である。商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合において、コンバータ4およびインバータ5が故障したときには、制御装置11は第7の動作モードを選択する。また、商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合において、入力スイッチ2が故障した場合には、制御装置11は第8の動作モードを選択する。第7および第8の動作モードでは、常時バイパス給電モードおよび常時インバータ給電モードのいずれが選択されているかは問わない。
第7の動作モードを選択した場合には制御装置11は、図5(A)に示すように、商用交流電源12から入力スイッチ2およびバイパススイッチ7を介して負荷14に交流電力が供給されるようにスイッチ2,7をオンさせる。この場合は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流入力電流Iiの全ては交流出力電流Ioとしてバイパススイッチ7を介して負荷14に供給される。
第8の動作モードを選択した場合には制御装置11は、図5(B)に示すように、バイパススイッチ7をオフさせるとともに、バッテリ13の直流電力を交流電力に変換して負荷14に供給するようにインバータ5を制御する。
この場合は、バッテリ13の放電電流Idの全てはインバータ5によって交流出力電流Ioに変換されて負荷14に供給される。なお、第8の動作モード時には、入力スイッチ2が故障してオフ状態になっているので、バイパススイッチ7がオンされていても構わない。
図6(A)(B)は、それぞれ第9および第10の動作モードを示す回路ブロック図である。常時インバータ給電モードが選択され、商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合には、制御装置11は第9の動作モードを実行する。第9の動作モードを実行している場合において商用交流電源12の停電が発生した場合には、制御装置11は第10の動作モードを選択して実行する。
第9の動作モード(第6の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図6(A)に示すように、入力スイッチ2をオンさせるとともに、バイパススイッチ7をオフさせる。また、制御装置11は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流電力を直流電力に変換してインバータ4に供給するとともにバッテリ13に蓄えるようにコンバータ4を制御する。さらに、制御装置11は、コンバータ4から供給される直流電力を交流電力に変換して負荷14に供給するようにインバータ5を制御する。
この場合は、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流入力電流Iiの大部分はコンバータ4およびインバータ5によって交流出力電流Ioに変換されて負荷14に供給され、交流入力電流Iiの一部はコンバータ4によって充電電流Icに変換されてバッテリ13に供給される。
第10の動作モード(第7の給電モード)を選択した場合には制御装置11は、図6(B)に示すように、入力スイッチ2およびバイパススイッチ7をオフさせるとともに、バッテリ13の直流電力を交流電力に変換して負荷14に供給するようにインバータ5を制御する。この場合は、バッテリ13の放電電流Idの全てはインバータ5によって交流出力電流Ioに変換されて負荷14に供給される。
なお、常時インバータ給電モードでは、商用交流電源12から供給される交流電圧Viをコンバータ4によって直流電圧VDCに変換し、その直流電圧VDCをインバータ5によって交流電圧Voに変換して負荷14に供給するので、高品質の交流電圧Voを負荷14に供給することができる。しかし、常時インバータ給電モードでは、コンバータ4およびインバータ5において常に電力損失が発生するので、電力損失が大きくなる。
これに対して常時バイパス給電モードでは、商用交流電源12からの交流電圧をそのまま負荷14に供給するので、負荷14に供給される交流電圧Voの品質が低下する。しかし、常時バイパス給電モードでは、コンバータ4およびインバータ5における電力損失が常時インバータ給電モードに比べて小さくなる。このため、常時バイパス給電モードはエコモードとも呼ばれる。
図7は、制御装置11の構成を示すブロック図である。図7において、制御装置11は、停電検出器21、故障検出器23、モード選択部22、制御部24、および駆動回路25〜28を含む。
操作部10は、常時バイパス給電モードおよび常時インバータ給電モードのうちのいずれの給電モードが選択されたかを示す信号をモード選択部22に出力する。停電検出器21は、交流入力電圧Viを検出し、その検出値が所定のしきい値電圧よりも高い場合には商用交流電源12から交流電力が正常に供給されていると判別し、商用交流電源12が健全であることを示す信号をモード選択部22に出力する。また、停電検出器21は、交流入力電圧Viの検出値が所定のしきい値電圧よりも低い場合には商用交流電源12から交流電力が正常に供給されていないと判別し、商用交流電源12の停電が発生したことを示す信号をモード選択部22に出力する。
故障検出器23は、入力スイッチ2、コンバータ4、およびインバータ5の各々が正常であるか否かを検出し、その検出結果を示す信号をモード選択部22に出力する。故障検出器23は、たとえば、入力スイッチ2を構成するサイリスタ2a,2bの各々の端子間電圧、コンバータ4を構成する複数のIGBTの各々の端子間電圧、インバータ5を構成する複数のIGBTの各々の端子間電圧を検出し、それらの検出結果に基づいて故障の有無を判別する。
あるいは、故障検出器23は、たとえば、入力スイッチ2を構成するサイリスタ2a,2bの各々に流れる電流、コンバータ4を構成する複数のIGBTの各々に流れる電流、インバータ5を構成する複数のIGBTの各々に流れる電流を検出し、それらの検出結果に基づいて故障の有無を判別する。
モード選択部22は、操作部10からの信号、停電検出器21からの信号、および故障検出器23からの信号に基づいて、第1〜第10の動作モードのうちのいずれか1つの動作モードを選択し、選択した動作モードを示す信号MSを制御部24に出力する。動作モードの選択方法は、図2〜図6で説明した通りである。
制御部24は、モード選択部22からの信号MS、交流入力電圧Vi、交流入力電流Ii、直流電圧VDC、交流出力電流Io、交流出力電圧Voに基づいて、選択された動作モードを実行するための制御信号CNTa〜CNTdを生成する。
図8は、制御部24の構成を示すブロック図である。図8において、制御部24は、電圧検出器31〜33および制御回路34〜37を含む。電圧検出器31は、交流入力電圧Viの瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を制御回路34〜37に出力する。電圧検出器32は、直流電圧VDCの瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を制御回路35,36に出力する。電圧検出器33は、交流出力電圧Voの瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を制御回路35,36に出力する。
制御回路34は、電圧検出器31の出力信号によって示される交流入力電圧Viと、モード選択信号MSとに基づいて、入力スイッチ2を制御するための制御信号CNTaを生成する。制御信号CNTaは、それぞれサイリスタ2a,2bを点弧させるためのパルス信号Pa1,Pb1を含む。
第1、第3、第5、第7、および第9の動作モード時には、図2(A)、図3(A)、図4(A)、図5(A)、図6(A)で示したように、制御回路34は、入力スイッチ2がオンするように制御信号CNTaを生成する。すなわち、制御回路34は、交流入力電圧Viが正極性になったときにパルス信号Pa1を出力してサイリスタ2aを点弧させ、交流入力電圧Viが負極性になったときにパルス信号Pb1を出力してサイリスタ2bを点弧させる。サイリスタ2a,2bの各々は、順バイアス方向の電流が0Aになったときに消弧する。
第2、第4、第6、第8、および第10の動作モード時には、図2(B)、図3(B)、図4(B)、図5(B)、図6(B)で示したように、制御回路34は、入力スイッチ2がオフするように制御信号CNTaを生成する。このとき制御回路34は、パルス信号Pa1,Pb1を出力せず、サイリスタ2a,2bを点弧させない。
制御回路35は、電圧検出器31〜33の出力信号によって示される交流入力電圧Vi、直流電圧VDC、および交流出力電圧Voと、電流検出器3,6の出力信号Iif,Iofによって示される交流入力電流Iiおよび交流出力電流Ioと、モード選択信号MSとに基づいて、コンバータ4を制御するための制御信号CNTbを生成する。制御信号CNTbは、コンバータ4に含まれる複数のIGBTを制御するための複数のPWM(Pulse Width Modulation)信号PAと、駆動回路26を活性化または非活性化させるための信号ENAとを含む。
第1、第3、および第9の動作モード時には制御回路35は、図2(A)、図3(A)、図6(A)で示したように、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ13に蓄えるようにコンバータ4を制御する。
このとき制御回路35は、参照電圧VDCrと直流電圧VDCの偏差ΔVDC=VDCr−VDCに応じた値の電流指令値Iic1を生成し、その電流指令値Iic1と交流入力電流Iiの偏差ΔIi=Iic1−Iiと交流入力電圧Viとに基づいて正弦波状の電圧指令値Vic1を生成し、その電圧指令値Vic1に基づいて複数のPWM信号PAを生成する。また、制御回路35は、信号ENAを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路26を活性化させる。これにより、直流電圧VDCは、参照電圧VDCrになるように制御される。
第2の動作モード時には制御回路35は、図2(B)で示したように、停電発生時に入力スイッチ2(すなわちサイリスタ2a,2b)を迅速にオフさせるためのアシスト電流Iaを入力スイッチ2に供給するようにコンバータ4を制御する。
このとき制御回路35は、入力スイッチ2に流れている交流入力電流Iiと逆極性の電流指令値Iic2=−Iiを生成し、その電流指令値Iic2に基づいて正弦波状の電圧指令値Vic1を生成し、その電圧指令値Vic1に基づいて複数のPWM信号PAを生成する。また、制御回路35は、信号ENAを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路26を活性化させる。これにより、入力スイッチ2に流れている交流入力電流Iiと同じ値で逆極性のアシスト電流Iaがコンバータ4から入力スイッチ2に供給され、入力スイッチ2のサイリスタ2a,2bの順バイアス方向に流れる電流が0Aにされて入力スイッチ2が迅速にオフする。
第4の動作モード時には制御回路35は、図3(B)で示したように、停電発生時に入力スイッチ2(すなわちサイリスタ2a,2b)を迅速にオフさせるためのアシスト電流Iaを入力スイッチ2に供給するとともに、交流出力電流Ioが参照電流Iorになるようにコンバータ4を制御する。
このとき制御回路35は、入力スイッチ2に流れている交流入力電流Iiと逆極性の電流指令値Iic2=−Iiを生成するとともに、参照電流Iorと交流出力電流Ioの偏差ΔIo=Ior−Ioに基づいて電流指令値Ioc1を生成し、電流指令値Iic2と電流指令値Ioc1を加算して電流指令値Ioc2を生成する。そして制御回路35は、その電流指令値Ioc2に基づいて正弦波状の電圧指令値Voc1を生成し、その電圧指令値Voc1に基づいて複数のPWM信号PAを生成する。また、制御回路35は、信号ENAを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路26を活性化させる。
これにより、入力スイッチ2に流れている交流入力電流Iiと同じ値で逆極性のアシスト電流Iaがコンバータ4から入力スイッチ2に供給されて入力スイッチ2が迅速にオフする。また、交流出力電流Ioは参照電流Iorになるように制御される。
第5、第6、および第7の動作モード時には、図4(A)、図4(B)、および図5(A)で示したようにコンバータ4は故障しているので、制御回路35は、複数のPWM信号PAの生成を停止し、信号ENAを非活性化レベルの「L」レベルにして駆動回路26を非活性化させる。この場合は、コンバータ4に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように、全てのIGBTのゲートが非活性化レベルの「L」レベルに維持される。
第8の動作モード時には、図5(B)で示したように入力スイッチ2が故障しているので、制御回路35は、複数のPWM信号PAの生成を停止し、信号ENAを非活性化レベルの「L」レベルにして駆動回路26を非活性化させる。この場合は、コンバータ4に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように、全てのIGBTのゲートが非活性化レベルの「L」レベルに維持される。
第10の動作モード時には、図6(B)で示したように商用交流電源12の停電が発生しているので、制御回路35は、複数のPWM信号PAの生成を停止し、信号ENAを非活性化レベルの「L」レベルにして駆動回路26を非活性化させる。この場合は、コンバータ4に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように、全てのIGBTのゲートが非活性化レベルの「L」レベルに維持される。
制御回路36は、電圧検出器31〜33の出力信号によって示される交流入力電圧Vi、直流電圧VDC、および交流出力電圧Voと、電流検出器3,6の出力信号Iif,Iofによって示される交流入力電流Iiおよび交流出力電流Ioと、モード選択信号MSとに基づいて、インバータ5を制御するための制御信号CNTcを生成する。制御信号CNTcは、インバータ5に含まれる複数のIGBTを制御するための複数のPWM信号PBと、駆動回路27を活性化または非活性化させるための信号ENBとを含む。
第1の動作モード時には制御回路36は、図2(A)で示したように、インバータ5が待機状態になるように制御信号CNTcを生成する。このとき制御回路36は、参照電流Iorと交流出力電流Ioの偏差ΔIo=Ior−Ioに基づいて電流指令値Ioc11を生成し、その電流指令値Ioc11に基づいて正弦波状の電圧指令値Voc11を生成し、その電圧指令値Voc11に基づいて複数のPWM信号PBを生成する。また、制御回路36は、信号ENAを非活性化レベルの「L」レベルにして駆動回路27を非活性化させる。
これにより、インバータ5は、瞬時に起動可能な待機状態にされる。商用交流電源12の停電が発生したときには、信号ENAを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路27を活性化させるだけでインバータ5を起動させることができ、参照電流Iorに応じた値の交流出力電流Ioをインバータ5から負荷14に迅速に供給することができる。
第2、第8、および第10の動作モード時には制御回路36は、図2(B)、図5(B)、および図6(B)で示したように、バッテリ13の直流電力がインバータ5によって交流電力に変換され、インバータ5から負荷14に交流電流Ioが供給されるようにインバータ5を制御する。
このとき制御回路36は、参照電流Iorと交流出力電流Ioの偏差ΔIo=Ior−Ioに基づいて電流指令値Ioc11を生成し、その電流指令値Ioc11に基づいて正弦波状の電圧指令値Voc11を生成し、その電圧指令値Voc11に基づいて複数のPWM信号PBを生成する。また、制御回路36は、信号ENAを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路27を活性化させる。これにより、インバータ5から負荷14に参照電流Iorに応じた値の交流出力電流Ioが供給され、負荷14が運転される。
制御回路36は、バッテリ13の端子間電圧VDCが下限電圧VDCLよりも低下した場合には、複数のPWM信号PBの生成を停止するとともに、信号ENAを非活性化レベルの「L」レベルにして駆動回路27を非活性化させる。この場合は、負荷14の運転は停止される。
第3、第4、および第7の動作モード時には、図3(A)、図3(B)、および図5(A)で示したようにインバータ5は故障しているので、制御回路36は、複数のPWM信号PBの生成を停止し、信号ENBを非活性化レベルの「L」レベルにして駆動回路27を非活性化させる。この場合は、インバータ5に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように、全てのIGBTのゲートが非活性化レベルの「L」レベルに維持される。
第5の動作モード時には制御回路36は、図4(A)で示したように、商用交流電源12から入力スイッチ2およびバイパススイッチ7を介して供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ13に蓄えるようにインバータ5を制御する。
このとき制御回路36は、参照電圧VDCrと直流電圧VDCの偏差ΔVDC=VDCr−VDCに応じた値の電流指令値Iic11を生成し、その電流指令値Iic11と交流入力電流Iiの偏差ΔIi=Iic11−Iiと交流入力電圧Viとに基づいて正弦波状の電圧指令値Vic11を生成し、その電圧指令値Vic11に基づいて複数のPWM信号PBを生成する。また、制御回路35は、信号ENBを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路27を活性化させる。これにより、直流電圧VDCは、参照電圧VDCrになるように制御される。
第6の動作モード時には制御回路36は、図4(B)で示したように、停電発生時に入力スイッチ2(すなわちサイリスタ2a,2b)を迅速にオフさせるためのアシスト電流Iaを入力スイッチ2に供給するとともに、交流出力電流Ioが参照電流Iorになるようにインバータ5を制御する。
このとき制御回路36は、入力スイッチ2に流れている交流入力電流Iiと逆極性の電流指令値Iic12=−Iiを生成するとともに、参照電流Iorと交流出力電流Ioの偏差ΔIo=Ior−Ioに基づいて電流指令値Ioc11を生成し、電流指令値Iic12と電流指令値Ioc11を加算して電流指令値Ioc12を生成する。そして制御回路36は、その電流指令値Ioc12に基づいて正弦波状の電圧指令値Voc12を生成し、その電圧指令値Voc12に基づいて複数のPWM信号PBを生成する。また、制御回路36は、信号ENBを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路27を活性化させる。
これにより、入力スイッチ2に流れている交流入力電流Iiと同じ値で逆極性のアシスト電流Iaがインバータ5から入力スイッチ2に供給されて入力スイッチ2が迅速にオフする。また、交流出力電流Ioは、参照電流Iorに応じた値になるように制御される。
第9の動作モード時には制御回路36は、図6(A)で示したように、コンバータ4によって生成された直流電力がインバータ5によって交流電力に変換され、インバータ5から負荷14に交流電流Ioが供給されるようにインバータ5を制御する。
このとき制御回路36は、参照電流Iorと交流出力電流Ioの偏差ΔIo=Ior−Ioに基づいて電流指令値Ioc11を生成し、その電流指令値Ioc11に基づいて正弦波状の電圧指令値Voc11を生成し、その電圧指令値Voc11に基づいて複数のPWM信号PBを生成する。また、制御回路36は、信号ENBを活性化レベルの「H」レベルにして駆動回路27を活性化させる。これにより、インバータ5から負荷14に参照電流Iorに応じた値の交流出力電流Ioが供給され、負荷14が運転される。
制御回路37は、電圧検出器31の出力信号によって示される交流入力電圧Viと、モード選択信号MSとに基づいて、バイパススイッチ7を制御するための制御信号CNTdを生成する。制御信号CNTdは、サイリスタスイッチ8のサイリスタ8a,8bを点弧させるためのパルス信号Pa2,Pb2と、電磁接触器9のオンおよびオフを制御するための信号S1とを含む。
第1、第3、第4、第5、第6、および第7の動作モード時には、図2(A)、図3(A)、図3(B)、図4(A)、図4(B)、図5(A)で示したように、制御回路37は、バイパススイッチ7がオンするように制御信号CNTdを生成する。
このとき制御回路37は、信号S1を活性化レベルの「H」レベルにして電磁接触器9をオンさせる。また、制御回路37は、バイパススイッチ7を迅速にオンさせる場合には、交流入力電圧Viが正極性になったときにパルス信号Pa2を出力し、交流入力電圧Viが負極性になったときにパルス信号Pb2を出力してサイリスタスイッチ8を所定時間だけオンさせる。
第2、第8、第9、および第10の動作モード時には、図2(B)、図5(B)、図6(A)、図6(B)で示したように、制御回路37は、バイパススイッチ7がオフするように制御信号CNTdを生成する。このとき制御回路37は、信号S1を非活性化レベルの「L」レベルにして電磁接触器9をオフさせる。また、制御回路37は、パルス信号Pa2,Pb2を出力せず、サイリスタスイッチ8を点弧させない。
図7に戻って、駆動回路25は、制御回路34から出力されるパルス信号Pa1,Pb1をそれぞれサイリスタ2a,2bのゲートに与える。サイリスタ2a,2bのゲートにパルス信号Pa1,Pb1が与えられると、サイリスタ2a,2bが点弧し、入力スイッチ2がオンする。
駆動回路26は、制御回路35からの信号ENAが活性化レベルの「H」レベルにされた場合に活性化され、制御回路35からの複数のPWM信号PAに応答して、コンバータ4に含まれる複数のIGBTの各々をオンおよびオフさせる。これにより、コンバータ4の順変換動作または逆変換動作が行なわれる。駆動回路26は、制御回路35からの信号ENAが非活性化レベルの「L」レベルにされた場合に非活性化され、コンバータ4に含まれる複数のIGBTの各々をオフさせる。これにより、コンバータ4の運転が停止される。
駆動回路27は、制御回路36からの信号ENBが活性化レベルの「H」レベルにされた場合に活性化され、制御回路36からの複数のPWM信号PBに応答して、インバータ5に含まれる複数のIGBTの各々をオンおよびオフさせる。これにより、インバータ5の逆変換動作または順変換動作が行なわれる。駆動回路27は、制御回路36からの信号ENBが非活性化レベルの「L」レベルにされた場合に非活性化され、インバータ5に含まれる複数のIGBTの各々をオフさせる。これにより、インバータ5は待機状態にされる。
駆動回路28は、制御回路37から出力される信号S1が活性化レベルの「H」レベルである場合には電磁接触器9をオンさせ、信号S1が非活性化レベルの「L」レベルである場合には電磁接触器9をオフさせる。また、駆動回路28は、制御回路37から出力されるパルス信号Pa2,Pb2をサイリスタスイッチ8のサイリスタ8a,8bのゲートに与える。サイリスタ8a,8bのゲートにパルス信号Pa2,Pb2が与えられると、サイリスタ8a,8bが点弧し、サイリスタスイッチ8がオンする。
次に、この無停電電源装置1の動作について説明する。商用交流電源12から交流電力が正常に供給されている場合(商用交流電源12の健全時)において、操作部10(図7)を用いて常時バイパス給電モードが選択されると、モード選択部22(図7)によって第1の動作モードが選択される。
この場合は図2(A)で示したように、入力スイッチ2およびバイパススイッチ7がオンされ、商用交流電源12から供給される交流電力がスイッチ2,7を介して負荷14に供給され、負荷14が駆動される。
また、商用交流電源12から供給される交流電力がコンバータ4によって直流電力に変換されてバッテリ13に蓄えられる。また、制御回路36(図8)によって複数のPWM信号PBが生成されるとともに信号ENBが非活性化レベルの「L」レベルにされ、複数のPWM信号PBが駆動回路27(図7)によって阻止され、インバータ5が待機状態にされる。
第1の動作モードが選択されている場合において商用交流電源12からの交流電力の供給が停止されると、停電検出器21(図7)によって商用交流電源12の停電が検出され、モード選択部22(図7)によって第2の動作モードが選択される。
この場合は図2(B)で示したように、バイパススイッチ7がオフされるとともに、バッテリ13の直流電力がコンバータ5によって交流電力に変換され、交流入力電流Iiと逆極性のアシスト電流Iaがコンバータ4から入力スイッチ2に供給されて入力スイッチ2が迅速にオフされる。
また、制御回路36(図8)によって信号ENBが活性化レベルの「H」レベルにされ、駆動回路27によってインバータ5が駆動され、バッテリ13の直流電力がインバータ5によって交流電力に変換されて負荷14に供給される。したがって、バッテリ13に直流電力が蓄えられている期間は、負荷14の運転を継続することができる。
また、第1の動作モードが選択されている場合においてインバータ5が故障した場合には、インバータ5の故障が故障検出器23(図7)によって検出され、モード選択部22によって第3の動作モードが選択される。
この場合は図3(A)で示したように、入力スイッチ2およびバイパススイッチ7がオン状態に維持され、商用交流電源12から供給される交流電力がスイッチ2,7を介して負荷14に供給され、負荷14の運転が継続される。
また、商用交流電源12から供給される交流電力がコンバータ4によって直流電力に変換されてバッテリ13に蓄えられる。また、制御回路36(図8)によって複数のPWM信号PBの生成が停止されるとともに信号ENBが非活性化レベルの「L」レベルにされ、駆動回路27によってインバータ5に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように制御される。
第3の動作モードが選択されている場合において商用交流電源12の停電が発生すると、停電検出器21(図7)によって商用交流電源12の停電が検出され、モード選択部22(図7)によって第4の動作モードが選択される。
この場合は図3(B)で示したように、バッテリ13の直流電力がコンバータ4によって交流電力に変換され、交流入力電流Iiと逆極性のアシスト電流Iaがコンバータ4から入力スイッチ2に供給されて入力スイッチ2が迅速にオフされる。また、バッテリ13の直流電力がコンバータ4によって交流電力に変換され、バイパススイッチ7を介して負荷14に供給される。したがって、バッテリ13に直流電力が蓄えられている期間は、負荷14の運転を継続することができる。
また、第1の動作モードが選択されている場合においてコンバータ4が故障した場合には、コンバータ4の故障が故障検出器23(図7)によって検出され、モード選択部22によって第5の動作モードが選択される。
この場合は図4(A)で示したように、入力スイッチ2およびバイパススイッチ7がオン状態に維持され、商用交流電源12から供給される交流電力がスイッチ2,7を介して負荷14に供給され、負荷14の運転が継続される。
また、商用交流電源12からスイッチ2,7を介して供給される交流電力がインバータ5によって直流電力に変換されてバッテリ13に蓄えられる。また、制御回路35(図8)によって複数のPWM信号PAの生成が停止されるとともに信号ENAが非活性化レベルの「L」レベルにされ、駆動回路26によってコンバータ4に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように制御される。
第5の動作モードが選択されている場合において商用交流電源12の停電が発生すると、停電検出器21(図7)によって商用交流電源12の停電が検出され、モード選択部22(図7)によって第6の動作モードが選択される。
この場合は図4(B)で示したように、バッテリ13の直流電力がインバータ5によって交流電力に変換され、交流入力電流Iiと逆極性のアシスト電流Iaがインバータ5からバイパススイッチ7を介して入力スイッチ2に供給され、入力スイッチ2が迅速にオフされる。また、バッテリ13の直流電力がインバータ5によって交流電力に変換されて負荷14に供給される。したがって、バッテリ13に直流電力が蓄えられている期間は、負荷14の運転を継続することができる。
また、第1の動作モードが選択されている場合においてコンバータ4およびインバータ5が故障した場合には、コンバータ4およびインバータ5の故障が故障検出器23(図7)によって検出され、モード選択部22によって第7の動作モードが選択される。
この場合は図5(A)で示したように、入力スイッチ2およびバイパススイッチ7がオン状態に維持され、商用交流電源12から供給される交流電力がスイッチ2,7を介して負荷14に供給され、負荷14の運転が継続される。
また、制御回路35(図8)によって複数のPWM信号PAの生成が停止されるとともに信号ENAが非活性化レベルの「L」レベルにされ、駆動回路26によってコンバータ4に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように制御される。また、制御回路36(図8)によって複数のPWM信号PBの生成が停止されるとともに信号ENBが非活性化レベルの「L」レベルにされ、駆動回路27によってインバータ5に含まれる全てのIGBTがオフ状態になるように制御される。
また、第1の動作モードが選択されている場合において入力スイッチ2が故障した場合には、入力スイッチ2の故障が故障検出器23(図7)によって検出され、モード選択部22によって第8の動作モードが選択される。
この場合は図5(B)で示したように、バッテリ13の直流電力がインバータ5によって交流電力に変換されて負荷14に供給される。したがって、バッテリ13に直流電力が蓄えられている期間は、負荷14の運転を継続することができる。また、制御回路34(図8)によってパルス信号Pa1,Pb1の生成が停止され、入力スイッチ2はオフ状態にされる。制御回路37(図8)によって信号S1が非活性化レベルの「L」レベルにされ、バイパススイッチ7はオフ状態にされる。
また、商用交流電源12の健全時において、操作部10(図7)を用いて常時インバータ給電モードが選択されると、モード選択部22(図7)によって第9の動作モードが選択される。
この場合は図6(A)で示したように、入力スイッチ2がオンされ、バイパススイッチ7がオフされ、商用交流電源12から入力スイッチ2を介して供給される交流電力がコンバータ4によって直流電力に変換される。コンバータ4によって生成された直流電力は、バッテリ13に蓄えられるとともに、インバータ5によって交流電力に変換されて負荷14に供給され、負荷14が駆動される。
第9の動作モードが選択されている場合において商用交流電源12からの交流電力の供給が停止されると、停電検出器21(図7)によって商用交流電源12の停電が検出され、モード選択部22(図7)によって第10の動作モードが選択される。
この場合は図6(B)で示したように、入力スイッチ2がオフされるとともに、バッテリ13の直流電力がインバータ5によって交流電力に変換されて負荷14に供給される。したがって、バッテリ13に直流電力が蓄えられている期間は、負荷14の運転を継続することができる。
以上のように、この実施の形態1では、入力端子T1とコンバータ4の交流ノード4aとの間に入力スイッチ2を接続し、第4の動作モードを選択した場合には、入力スイッチ2をオフさせ、バイパススイッチ7をオンさせるとともに、バッテリ13の直流電力を交流電力に変換し、バイパススイッチ7を介して負荷14に供給するようにコンバータ4を制御する。したがって、インバータ5が故障した場合には、第4の動作モードを選択することにより、商用交流電源12の停電時に負荷14を運転することができる。
[実施の形態2]
図9は、この発明の実施の形態2による無停電電源装置40の構成を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図9を参照して、この無停電電源装置40が図1の無停電電源装置1と異なる点は、バイパススイッチ7がバイパススイッチ41で置換され、制御装置11が制御装置42と置換されている点である。
バイパススイッチ41は、入力スイッチ2と同様に、互いに逆並列に接続された一対のサイリスタ41a,41bを含む。サイリスタ41aのアノードおよびカソードはそれぞれ交流ノード4a,5bに接続され、サイリスタ41bのアノードおよびカソードはそれぞれ交流ノード5b,4aに接続される。バイパススイッチ41のサイリスタ41a,41bは、入力スイッチ2のサイリスタ2a,2bと同じサイズである。
制御装置42は、制御装置11と同様に動作する。ただし、制御装置42は、バイパススイッチ41をオンさせるときには、商用交流電源12、コンバータ4、またはインバータ5から供給される交流電圧に同期してパルス信号Pa3,Pb3を生成し、生成したパルス信号Pa3,Pb3をそれぞれサイリスタ41a,41bのゲートに与えてサイリスタ41a,41bを点弧させる。また、制御装置42は、バイパススイッチ41をオフさせるときには、パルス信号Pa3,Pb3の生成を停止してサイリスタ41a,41bを消弧させる。この実施の形態2でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,40 無停電電源装置、T1 入力端子、T2 バッテリ端子、T3 出力端子、2 入力スイッチ、2a,2b,8a,8b,41a,41b サイリスタ、3,6 電流検出器、4 コンバータ、L1 直流ライン、5 インバータ、7,41 バイパススイッチ、10 操作部、11,42 制御装置、12 商用交流電源、13 バッテリ、14 負荷、21 停電検出器、22 故障検出器、23 モード選択部、24 制御部、25〜28 駆動回路、31〜33 電圧検出器、34〜37 制御回路。

Claims (8)

  1. 一方端子が交流電源から供給される交流電力を受け、他方端子が交流ノードに接続された第1のスイッチと、
    一方端子が前記交流ノードに接続され、他方端子が負荷に接続される第2のスイッチと、
    前記交流ノードと電力貯蔵装置との間で電力を授受する第1の電力変換器と、
    前記電力貯蔵装置と前記第2のスイッチの他方端子との間で電力を授受する第2の電力変換器と、
    第1、第2、および第3の給電モードのうちのいずれかの給電モードを選択し、選択した給電モードを実行する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の給電モードを選択した場合には、前記交流電源から供給される交流電力が前記第1および第2のスイッチを介して前記負荷に供給されるように前記第1および第2のスイッチをオンさせるとともに、前記交流電源から前記第1のスイッチを介して供給される交流電力を直流電力に変換して前記電力貯蔵装置に蓄えるように前記第1の電力変換器を制御し、
    前記第2の給電モードを選択した場合には、前記第1のスイッチをオフさせるとともに、前記電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給するように前記第2の電力変換器を制御し、
    前記第3の給電モードを選択した場合には、前記第1のスイッチをオフさせ、前記第2のスイッチをオンさせるとともに、前記電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換し、前記第2のスイッチを介して前記負荷に供給するように前記第1の電力変換器を制御し、
    前記第1のスイッチは、互いに逆並列に接続された第1および第2のサイリスタを含み、
    前記制御装置は、前記第2および第3の給電モードを選択した場合には、さらに、前記第1のスイッチをオフさせるためのアシスト電流を前記第1のスイッチに供給するように前記第1の電力変換器を制御する、無停電電源装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記第1および第2の電力変換器が正常である場合において前記交流電源の健全時には前記第1の給電モードを選択し、
    前記第1および第2の電力変換器が正常である場合において前記交流電源の停電時には前記第2の給電モードを選択し、
    前記第2の電力変換器が故障した場合において前記交流電源の停電時には前記第3の給電モードを選択する、請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記第1〜第3の給電モードと第4および第5の給電モードとのうちのいずれかの給電モードを選択し、
    前記第4の給電モードを選択した場合には、前記交流電源から供給される交流電力が前記第1および第2のスイッチを介して前記負荷に供給されるように前記第1および第2のスイッチをオンさせるとともに、前記交流電源から前記第1および第2のスイッチを介して供給される交流電力を直流電力に変換して前記電力貯蔵装置に蓄えるように前記第2の電力変換器を制御し、
    前記第5の給電モードを選択した場合には、前記第1のスイッチをオフさせるとともに、前記電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給するように前記第2の電力変換器を制御する、請求項1に記載の無停電電源装置。
  4. 前記制御装置は、
    前記第1の電力変換器が故障した場合において前記交流電源の健全時には前記第4の給電モードを選択し、
    前記第1の電力変換器が故障した場合において前記交流電源の停電時には前記第5の給電モードを選択する、請求項に記載の無停電電源装置。
  5. 記制御装置は、前記第5の給電モードを選択した場合には、さらに、前記第2のスイッチをオンさせるとともに、前記第1のスイッチをオフさせるためのアシスト電流を前記第2のスイッチを介して前記第1のスイッチに供給するように前記第2の電力変換器を制御する、請求項に記載の無停電電源装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記第1〜第5の給電モードと第6および第7の給電モードとのうちのいずれかの給電モードを選択し、
    前記第6の給電モードを選択した場合には、前記第1のスイッチをオンさせ、前記第2のスイッチをオフさせ、前記交流電源から前記第1のスイッチを介して供給される交流電力を直流電力に変換して前記第2の電力変換器に供給するとともに前記電力貯蔵装置に蓄えるように前記第1の電力変換器を制御し、前記第1の電力変換器から供給される直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給するように前記第2の電力変換器を制御し、
    前記第7の給電モードを選択した場合には、前記第1のスイッチをオフさせるとともに、前記電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給するように前記第2の電力変換器を制御する、請求項に記載の無停電電源装置。
  7. さらに、常時バイパス給電モードおよび常時インバータ給電モードのうちのいずれかの給電モードを選択する選択部を備え、
    前記制御装置は、
    前記選択部によって前記常時バイパス給電モードが選択された場合には、前記第1〜第5の給電モードのうちのいずれかの給電モードを選択し、
    前記選択部によって前記常時インバータ給電モードが選択された場合には、前記第6および第7の給電モードのうちのいずれかの給電モードを選択する、請求項に記載の無停電電源装置。
  8. 前記制御装置は、
    前記第1および第2の電力変換器が正常である場合において前記交流電源の健全時には前記第6の給電モードを選択し、
    前記第1および第2の電力変換器が正常である場合において前記交流電源の停電時には前記第7の給電モードを選択する、請求項に記載の無停電電源装置。
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