JPH09206489A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH09206489A
JPH09206489A JP8015147A JP1514796A JPH09206489A JP H09206489 A JPH09206489 A JP H09206489A JP 8015147 A JP8015147 A JP 8015147A JP 1514796 A JP1514796 A JP 1514796A JP H09206489 A JPH09206489 A JP H09206489A
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Hiroshi Nishimura
博司 西村
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孝 西村
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Toshiba AVE Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱水運転終了後に回転槽が制動停止されるま
での時間が不要に長くなることを防止すると共に、回転
槽の制動停止のためのブレーキ装置の寿命に対する信頼
性を向上させること。 【解決手段】 洗濯機に設けられた制御回路は、回転槽
内に投入されている洗濯物の重量を検知する重量検知ス
テップA1、その洗濯物の布質を検知する布質検知ステ
ップA2を実行し、それらの検知結果に基づいて制動開
始回転速度Vsを設定する(ステップA3)。この制動
開始回転速度Vsは、洗濯物重量が大きい場合ほど低
く、且つ洗濯物の布質が含水性の高いものである場合ほ
ど低い値に設定される。「脱水」ステップA7の終了後
には、回転槽駆動用のモータを断電し(ステップA
8)、その後に、回転センサが検知する回転槽の回転速
度ΔVが制動開始回転速度Vsまで低下したときにブレ
ーキ装置を動作させて回転槽の制動を開始する(ステッ
プA10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱水運転時に回転
される回転槽及びこの回転槽を脱水運転終了後に制動す
るためのブレーキ装置を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、脱水兼用洗
濯機においては、回転槽を回転させて行う脱水運転が終
了したときには、回転槽駆動用モータを断電させた後に
一定時間が経過した時点からブレーキ装置を動作させる
構成となっており、これにより惰性回転状態にある回転
槽を早期に制動停止させるようにしている。
【0003】ところで、回転槽の制動時においてブレー
キ装置に加わる応力は、制動対象の回転系の慣性力の大
小に依存することになる。具体的には、ブレーキ装置に
加わる応力は、制動開始時の回転槽速度が高い場合ほど
大きくなり、また、回転槽の慣性重量が大きい状態時、
つまり、回転槽内に収納される洗濯物の量が多い場合
や、当該洗濯物の布質が含水性の高いもの(例えばデニ
ムのような厚手の木綿)であった場合などに大きくな
る。
【0004】このため、従来のように、常に同じタイミ
ングでブレーキ装置を動作させる構成では、回転槽内に
収納される洗濯物の量や布質の如何によってブレーキ装
置に加わる応力が変動することになり、特に、洗濯物の
量が多い場合や当該洗濯物の布質が含水性の高いもので
あった場合には、ブレーキ装置に加わる応力が大きくな
って、そのブレーキ装置の寿命に対する信頼性が低くな
ると共に、ブレーキ装置の動作音が大きくなるという問
題点も出てくる。また、このような問題点に対処するた
めに、ブレーキ装置を操作させるタイミングを遅らせた
場合には、ブレーキ装置に加わる応力の大小を考慮する
必要がない状態時、つまり回転槽の慣性重量が小さい状
態時において、脱水運転終了後に回転槽が制動停止され
るまでの時間がいたずらに長引くという問題点が出てく
る。
【0005】また、脱水運転時においては、回転槽が振
動することが避けられないものであるが、従来構成で
は、モータ断電後にブレーキ装置が動作するまでの時間
が一定に設定されている関係上、回転槽の振幅が大きい
状態のまま当該回転槽が惰性回転された状態が、一定時
間は必ず継続されることになる。このため、回転槽周り
に設けられた排水ホースやリード線のような部品に大き
なストレスが加わる時間が長くなって、それらの周辺部
品の寿命に対する信頼性の低下を招くという問題点が出
てくる。
【0006】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、第1の目的は、脱水運転終了後に回転槽
が制動停止されるまでの時間が不要に長くなることを防
止できると共に、回転槽の制動停止のためのブレーキ装
置の寿命に対する信頼性向上を実現できる洗濯機を提供
することにあり、第2の目的は、回転槽を制動停止させ
る際に周辺部品に大きなストレスが加わる事態を未然に
防止できて、それら周辺部品の寿命に対する信頼性向上
を実現できるようになる洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
脱水運転時にモータによって回転される回転槽と、この
回転槽内に収納された洗濯物の重量を検知する洗濯物量
検知手段と、脱水運転時に前記回転槽の回転速度を検知
する回転速度検知手段と、前記回転槽を制動するための
ブレーキ装置と、脱水運転が終了したときに前記モータ
を断電すると共に、その断電後に前記回転速度検知手段
による検知回転速度が予め設定された制動開始回転速度
まで低下したときに前記ブレーキ装置を動作させる制御
手段とを備えた上で、前記制御手段を、前記洗濯物量検
知手段による検知重量が大きい場合ほど前記制動開始回
転速度を低い値に変更する構成としたものである。
【0008】このような構成によれば、脱水運転が終了
したときには、制御手段によりモータが断電されて回転
槽が惰性回転されるようになり、その回転速度が次第に
低下する。回転速度検知手段は、上記のような回転槽の
回転速度を検知するようになり、制御手段は、その検知
回転速度が予め設定された制動開始回転速度まで低下し
たときにブレーキ装置を動作させて回転槽を制動停止さ
せるようになる。
【0009】このとき、制御手段は、洗濯物量検知手段
が検知した洗濯物の重量が大きい場合、つまり、回転槽
の慣性重量が大きい場合ほど前記制動開始回転速度を低
い値に変更する制御を行うようになる。従って、回転槽
の慣性重量が大きい場合には、回転槽の回転速度が相対
的に高い時点からブレーキ装置が動作されることがなく
なる。このため、そのブレーキ装置に加わる応力が極端
に大きくなる虞がなくなって、ブレーキ装置の寿命に対
する信頼性が向上するようになる。また、回転槽の慣性
重量が比較的小さい場合、つまりブレーキ装置に加わる
応力の大小を考慮する必要がない場合には、回転槽の回
転速度が比較的高い時点からブレーキ装置が動作される
から、脱水運転終了後に回転槽が制動停止されるまでの
時間がいたずらに長引く虞がなくなる。
【0010】請求項2記載の発明は、脱水運転時にモー
タによって回転される回転槽と、この回転槽内に収納さ
れた洗濯物の布質を検知する布質検知手段と、脱水運転
時に前記回転槽の回転速度を検知する回転速度検知手段
と、前記回転槽を制動するためのブレーキ装置と、脱水
運転が終了したときに前記モータを断電すると共に、そ
の断電後に前記回転速度検知手段による検知回転速度が
予め設定された制動開始回転速度まで低下したときに前
記ブレーキ装置を動作させる制御手段とを備えた上で、
前記制御手段を、前記布質検知手段が検知した布質が含
水性の高いものである場合ほど前記制動開始回転速度を
低い値に変更する構成とした点に特徴を有する。
【0011】このような構成によっても、脱水運転が終
了したときには、制御手段によりモータが断電されて回
転槽が惰性回転されるようになり、その回転速度が次第
に低下する。回転速度検知手段は、上記のような回転槽
の回転速度を検知するようになり、制御手段は、その検
知回転速度が予め設定された制動開始回転速度まで低下
したときにブレーキ装置を動作させて回転槽を制動停止
させるようになる。
【0012】このとき、制御手段は、布質検知手段が検
知した布質が含水性の高いものである場合、つまり、回
転槽の慣性重量が大きい場合ほど前記制動開始回転速度
を低い値に変更する制御を行うようになる。従って、回
転槽の慣性重量が大きい場合には、回転槽の回転速度が
相対的に高い時点からブレーキ装置が動作されることが
なくなる。このため、そのブレーキ装置に加わる応力が
極端に大きくなる虞がなくなって、ブレーキ装置の寿命
に対する信頼性が向上するようになる。また、回転槽の
慣性重量が比較的小さい場合、つまりブレーキ装置に加
わる応力の大小を考慮する必要がない場合には、回転槽
の回転速度が比較的高い時点からブレーキ装置が動作さ
れるから、脱水運転終了後に回転槽が制動停止されるま
での時間がいたずらに長引く虞がなくなる。
【0013】請求項3記載の発明は、脱水運転時にモー
タによって回転される回転槽と、この回転槽が回転され
た状態での振幅を検知する振幅検知手段と、脱水運転時
に前記回転槽の回転速度を検知する回転速度検知手段
と、前記回転槽を制動するためのブレーキ装置と、脱水
運転が終了したときに前記モータを断電すると共に、そ
の断電後に前記回転速度検知手段による検知回転速度が
予め設定された制動開始回転速度まで低下したときに前
記ブレーキ装置を動作させる制御手段とを備えた上で、
前記制御手段を、前記振幅検知手段による検知振幅が大
きい場合ほど前記制動開始回転速度を高い値に変更する
構成とした点に特徴を有する。
【0014】このような構成によっても、脱水運転が終
了したときには、制御手段によりモータが断電されて回
転槽が惰性回転されるようになり、その回転速度が次第
に低下する。回転速度検知手段は、上記のような回転槽
の回転速度を検知するようになり、制御手段は、その検
知回転速度が予め設定された制動開始回転速度まで低下
したときにブレーキ装置を動作させて回転槽を制動停止
させるようになる。
【0015】このとき、振幅検知手段は、回転槽が回転
された状態での振幅を検知するようになり、制御手段
は、当該振幅検知手段による検知振幅が大きい場合ほど
前記制動開始回転速度を高い値に変更する制御を行う。
従って、回転槽の振幅が大きい状態時には、ブレーキ装
置による制動動作が比較的早いタイミングで開始される
ようになるから、回転槽の振幅が大きい状態のまま当該
回転槽が惰性回転される状態が無闇に長く継続されるこ
とがなくなる。この結果、回転槽周りに設けられた排水
ホースやリード線のような部品に大きなストレスが加わ
る時間を短くできて、それらの周辺部品の寿命に対する
信頼性を向上させ得るようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1ないし図5を参照しながら説明する。洗濯機の縦
断面構造を示す図4において、外箱1内には、外槽2が
弾性吊持機構3を介して揺動可能に配設されている。上
記外槽2内には、洗濯槽と脱水槽とを兼用する回転槽4
が回転可能に設けられており、この回転槽4の内底部
に、撹拌体5が回転可能に設けられている。
【0017】上記回転槽4は、周壁部が上方へ向かうに
従って漸次拡開するテーパ状に形成されている。そし
て、回転槽4にあっては、その周壁部の最上部にのみ脱
水孔4a群が形成されており、周壁部の他の部分は無孔
状に形成されている。また、回転槽4の底部には通水孔
4b群が形成されている。
【0018】外槽2の内底部には、前記回転槽4の通水
孔4b群から後部側へ延びる排水通路6が設けられてい
る。そして、外槽2において排水通路6の後部側の端部
が排水口7となっており、この排水口7には水位検知用
のエアトラップ8が設けられている。上記排水口7は、
例えばモータ式の排水弁9により開閉される構成となっ
ており、その排水弁9の下部には、機外に通じる排水ホ
ース10が連結されている。
【0019】この構成の場合、排水弁9が開放される
と、回転槽4内の水は排水通路6及び排水ホース10を
通って外部へ排出されるように構成されている。また、
外槽2の底部の前部には補助排水口11が形成されてお
り、この補助排水口11は、図示しない連結ホースを介
して排水ホース10に連通されている。これにより、脱
水運転時などに回転槽4内の水が脱水孔4aを通って外
槽2内へ放出されると、この排水は補助排水口11、連
結ホース及び排水ホース10を通って外部へ排出される
ようになる。尚、エアトラップ8には、圧力センサから
成る水位センサ(図5に符号12を付して示す)がエア
パイプ13を介して連結されており、その水位センサ1
2により回転槽4内の水位を検知できる構成となってい
る。
【0020】回転槽4の上部には、バランスリング14
が取り付けられている。また、回転槽4の内周部には、
ほぼドラム状をなすステンレス鋼板製の内バスケット1
5が配設されており、この内バスケット15の周壁部に
は多数の通水孔(図示せず)が形成されている。
【0021】また、上記回転槽4の内周部の下部には、
底カバー16が配設されている。前記内バスケット15
と回転槽4との間、並びに、底カバー16と回転槽4と
の間には通水用の所定間隙が設けられており、このよう
な構成により、排水時または脱水時に回転槽4内の水が
上記通水用の所定間隙を通って下方または上方へ流れる
ようになっている。
【0022】外槽2の外底部には、可変速駆動可能なモ
ータ17及び駆動機構部18が配設されている。上記モ
ータ17の回転力は、ベルト伝達機構19を介して駆動
機構部18へ伝達されるようになっている。上記駆動機
構部18は、具体的には図示しないが、クラッチ機構、
減速装置及びブレーキ装置などを含んで成る周知構成の
ものである。特に、クラッチ機構は、モータ17の回転
力を洗い時に撹拌体5だけへ減速装置を介して減速して
伝える状態と、脱水時に回転槽4及び撹拌体5へ高速で
伝える状態とを切り替える機能を有している。また、ブ
レーキ装置は、洗い時及び脱水時において回転槽4の制
動及び制動解除を選択的に行うために設けられるもの
で、回転槽4の槽軸にこれと一体回転するように設けら
れたブレーキドラムと、このブレーキドラムを囲む位置
に設けられたブレーキバンド18aとから構成されてい
る。
【0023】外箱1の上部には、トップカバー20が取
付けられており、このトップカバー20内の後部には、
回転槽4内への給水動作を行うための電磁式の給水弁2
1が配設されている。また、上記トップカバー20に
は、洗濯物の出入れ口を開閉する例えば二つ折り式の蓋
22が開閉可能に設けられている。尚、外槽2の上部に
は、槽カバー23が取付けられており、この槽カバー2
3に内蓋24が開閉可能に設けられている。この内蓋2
4には、その後部側に位置して、多数個の通水孔(図示
せず)を有する凹状部24aが形成されており、前記給
水弁21からの水はこの凹状部24aを経て槽内へ供給
される構成となっている。
【0024】一方、図5には、電気的構成の概略が機能
ブロックの組み合わせにより示されている。この図5に
おいて、制御回路25(本発明でいう洗濯物量検知手段
及び制御手段に相当)は、マイクロコンピュータなどか
ら構成されており、洗い運転、洗濯物量判定、排水・脱
水運転などを含む洗濯運転全般を制御する機能を有し、
そのための制御プログラムを記憶している。
【0025】上記制御回路25は、図示しない操作パネ
ルに設けられた電源スイッチ、スタートスイッチ、予約
タイマ機能による予約運転を設定するための予約スイッ
チなどの各種のキースイッチを有して成るスイッチ入力
部26からの各種のスイッチ信号、水位センサ12から
の水位検知信号、モータ17の回転に応じてパルス信号
を発生する回転センサ27(本発明でいう回転速度検知
手段に相当)からのパルス信号を受ける構成とされてい
る。
【0026】この場合、制御回路25は、回転センサ2
7からのパルス信号に基づいてモータ17の回転速度を
検知する機能を有し、特に、洗い時及び脱水時には上記
モータ17の回転速度から撹拌体5及び回転槽4の回転
速度を検知する構成となっている。
【0027】さらに、制御回路25は、前記図示しない
操作パネルに設けられた水位表示器などの各種の表示器
を有して成る表示部28、運転終了などを報知するため
のブザー29、給水弁21、排水弁9及びモータ17を
駆動回路30を介して通電制御するように構成されてい
る。
【0028】前記制御回路25は、例えば「標準」コー
スにより運転が開始されると、給水、洗い、排水、脱水
(中間脱水)、給水、第1すすぎ(ためすすぎ)、排
水、脱水(中間脱水)、給水、第2すすぎ(ためすす
ぎ)、排水、脱水(最終脱水)の各行程を実行するもの
であり、洗い、すすぎの各行程においては、撹拌体5を
回転駆動して回転槽4内部の洗濯水及び洗濯物を撹拌す
るようになっている。また、脱水行程においては、定常
回転速度で回転槽4を回転させて脱水運転を行うように
なっている。
【0029】さて、図1のフローチャートには、制御回
路25による制御内容のうち本発明の要旨に関係した部
分が示されており、以下これについて関連した作用と共
に説明する。即ち、図1は所謂静音運転コースが選択さ
れていない状態での制御例を示すもので、この図1にお
いて、電源投入状態でスタートスイッチがオン操作され
たときには、まず、回転槽4内に投入されている洗濯物
の重量を検知するための重量検知ステップA1を実行す
る。
【0030】この検知ステップA1では、回転槽4内に
給水する前の状態で撹拌体5を所定パターンで回転さ
せ、その際の撹拌体5の回転速度つまりモータ17の回
転速度を測定し、その測定速度の大小に基づいて洗濯物
の重量を検知すると共に、その検知重量に適した洗い運
転水位を、所定の演算或いは予め記憶したデータテーブ
ルを利用して例えば4段階(「高」、「中」、「低」、
「少」)に設定する。但し、重量検知方式はこれに限る
ものではなく、モータ17の負荷電流などを測定する方
式でも良く、或いは適当量給水した状態で行っても良
い。
【0031】この後には、回転槽4内に給水弁21を通
じて適当量の水を給水した状態で布質検知ステップA2
を実行する。この検知ステップA2では、回転槽4内に
洗濯物及び適当量の水が収納された状態で、例えば、モ
ータ17に所定時間ずつ所定回数だけ断続的に通電し、
各通電時における撹拌体5の回転回数(モータ17の回
転回数)を測定し、前回の測定回数と今回の測定回数と
の差の絶対値をとり、その絶対値の累計値に基づいて布
質を例えば3段階(「しなやか」、「標準」、「ごわご
わ」)に判定するものである。尚、「しなやか」は、薄
手の化繊のように柔らかで含水性が低い布質に相当し、
「ごわごわ」は、厚手の木綿のように硬くて含水性が高
い布質に相当する。
【0032】上記布質検知ステップA2の実行後には、
その布質検知ステップA2及び前記重量検知ステップA
1での検知結果に基づいて制動開始回転速度Vsを設定
するためのステップA3を実行する。この制動開始回転
速度Vsは、脱水運転終了後に惰性回転される回転槽4
を、ブレーキバンド18aを含むブレーキ装置により制
動開始するときの回転数を決めるためのもので、例えば
予め記憶した図3のようなテーブルに基づいて設定され
る。
【0033】尚、図3では、洗濯物重量を重量検知ステ
ップA1で設定される洗い運転水位(「高」、「中」、
「低」、「少」)により表現しており、この図3から明
らかなように、制動開始回転速度Vsは、洗濯物重量が
大きい場合ほど低く、且つ洗濯物の布質が含水性の高い
ものである場合ほど低くなるように選定されている。但
し、上記制動開始回転速度Vsは、該当する洗濯物が収
納された回転槽4が惰性回転された状態から、ブレーキ
装置による制動が行われたときにおいて、そのブレーキ
装置のブレーキバンド18aに加わる応力が当該ブレー
キバンド18aの弾性変形領域に収まるような値に設定
されるものである。
【0034】上記のように制動開始回転速度Vsを設定
した後には、給水弁21を通じて回転槽4内へ本格的に
給水するステップA4を実行するものであり、このステ
ップA4では、前述のように検知重量に応じて決定され
た設定水位まで給水する。そして、この給水動作が終了
した後には、撹拌体5により設定時間の洗い運転を行う
ための「洗い」ステップA5、回転槽4内から排水する
ための「排水」ステップA6、回転槽4を設定時間だけ
回転させて脱水運転を行うための「脱水」ステップA7
を順次実行する。
【0035】「脱水」ステップA7が終了したとき、つ
まり設定された脱水運転時間が経過したときには、モー
タ17を断電すると共に、回転センサ27を通じて回転
槽4の回転速度ΔVを検知する動作を開始する(ステッ
プA8)。
【0036】上記のようにモータ17が断電された後に
は、回転槽4が惰性回転されるものであり、この状態で
は、回転槽4の回転速度ΔVが制動開始回転速度Vs以
下に低下するまで待機する(ステップA9)。
【0037】そして、回転槽4の回転速度ΔVが制動開
始回転速度Vsまで低下したときには、ブレーキ装置を
動作させて回転槽4の制動を開始し(ステップA1
0)、この後には、回転槽4の回転速度ΔVが零になる
まで、つまり回転槽4が停止するまで待機する(ステッ
プA11)。回転槽4が停止したときには、回転センサ
27を通じた回転速度ΔVの検知動作を終了し(ステッ
プA12)、この後に第1回目のためすすぎを行うため
に、給水弁21を通じて回転槽4内へ給水するステップ
A13を実行する。
【0038】この給水ステップA13が終了した後に
は、撹拌体5により設定時間のすすぎ洗い運転を行うた
めの「第1すすぎ」ステップA14、回転槽4内から排
水するための「排水」ステップA15、回転槽4を設定
時間だけ回転させて脱水運転を行うための「脱水」ステ
ップA16を順次実行する。
【0039】上記「脱水」ステップA16が終了したと
きには、前述したステップA8〜A12と同様のステッ
プA17〜A21を実行した後に、第2回目のためすす
ぎを行うために、給水弁21を通じて回転槽4内へ給水
するステップA22を実行する。
【0040】この給水ステップA22が終了した後に
は、「第2すすぎ」ステップA23、「排水」ステップ
A24、最終脱水運転を行うための「脱水」ステップA
25、前述したステップA8〜A12と同様のステップ
A26〜A30を実行し、回転センサ27を通じた回転
速度ΔVの検知動作を終了するステップA30の実行を
もって一連の洗濯運転が完了する。
【0041】上述した図1による制御例は静音運転コー
スが選択されていない場合のものであるが、静音運転コ
ースが選択された場合には、図2のフローチャートに示
すような制御を行う。即ち、図2に示すように、静音運
転が選択された状態では、重量検知ステップA1に引き
続いて直ちに給水ステップA4へ移行するものであり、
布質検知ステップA2及び制動開始回転速度Vsを設定
するためのステップA3(何れも図1参照)は実行しな
い。
【0042】ステップA4〜A8を実行した後、つま
り、設定された脱水運転時間が経過した時点(この時点
においては、モータ17の断電に応じて回転槽4が惰性
回転されていると共に、回転槽4の回転速度ΔVの検知
動作が行われている)には、その回転速度ΔVが零にな
るまで待機する(ステップA31)。回転槽4が停止し
たときには、ブレーキ装置を動作させて回転槽4の回転
を拘束し(ステップA10)、この後に回転センサ27
を通じた回転速度ΔVの検知動作を終了する(ステップ
A12)。
【0043】次いで、第1回目のためすすぎの給水ステ
ップA13、「すすぎ」ステップA14、「排水」ステ
ップA15、「脱水」ステップA16、モータ17を断
電すると共に、回転槽4の回転速度ΔVの検知動作を開
始するステップA17を順次実行し、この後には、回転
槽4の回転速度ΔVが零になるまで待機する(ステップ
A32)。回転槽4が停止したときには、ブレーキ装置
を動作させて回転槽4の回転を拘束し(ステップA1
9)、この後に回転センサ27を通じた回転速度ΔVの
検知動作を終了する(ステップA21)。
【0044】この後には、第2回目のためすすぎ及び最
終脱水のために、上述したステップA12〜A17、A
32、A19、A21と同様のステップA22〜A2
6、A33、A28、A30を実行し、もって一連の洗
濯運転を終了する。
【0045】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、脱水運転終了後に惰性回転状態にある回転槽4をブ
レーキ装置により制動開始するときの制動開始回転速度
Vsは、その回転槽4内に投入された洗濯物の重量が大
きい場合、並びにその洗濯物の布質が含水性の高いもの
である場合、つまり、回転槽4の慣性重量が大きい場合
ほど低い値に変更設定されることになる。
【0046】従って、回転槽4の慣性重量が大きい場合
には、回転槽4の回転速度が相対的に高い時点からブレ
ーキ装置が動作されることがなくなる。この結果、その
ブレーキ装置に加わる応力(特にはブレーキバンド18
aに加える応力)が極端に大きくなる虞がなくなるた
め、ブレーキ装置の寿命に対する信頼性が向上すると共
に、大きなブレーキ動作音が発生する事態を未然に防止
できるようになる。
【0047】また、回転槽4の慣性重量が比較的小さい
場合、つまりブレーキ装置に加わる応力の大小を考慮す
る必要がない場合には、回転槽4の回転速度が相対的に
高い時点からブレーキ装置が動作されるから、脱水運転
終了後に回転槽4が制動停止されるまでの時間がいたず
らに長引く虞がなくなる。
【0048】さらに、例えば深夜に洗濯運転を行うべく
静音運転コースが選択された状態では、回転槽4の回転
が停止してからブレーキ装置を動作させて当該回転槽4
の回転を拘束する構成となっているから、耳障りなブレ
ーキ動作音が発生する事態を確実に防止できるようにな
る。
【0049】尚、上記第1実施例の図1に示したフロー
チャート中において、ブレーキ装置の動作開始後に実行
されるステップA11、A20、A29による各制御に
代えて、本発明の第2実施例を示す図6のような制御を
それぞれ行う構成としても良い。
【0050】即ち、図6は、制御回路25による制御内
容を部分的に示すものであり、ブレーキ装置を動作開始
させる各ステップ(図1のステップA10、A19、A
28)の実行後には、制動開始回転速度Vsに応じた制
動基準時間Tsを設定し(ステップa1)、この後には
当該制動基準時間Tsだけ待機する(ステップa2)。
制動基準時間Tsが経過したときには、回転槽4の回転
速度ΔVが零になったか否か、つまり回転槽4が停止し
たか否かを判断する(ステップa3)。ここで、「YE
S」と判断した場合、換言すれば、ブレーキ装置の動作
開始後において制動基準時間Ts内に回転槽4が停止し
た場合には、そのままリターンする(リターン先は、図
1に示すステップA12、A21、A30の何れかであ
る)。
【0051】これに対して、ステップa3で「NO」と
判断した場合、換言すれば、ブレーキ装置の動作開始後
に制動基準時間Tsが経過した後においても回転槽4が
停止していない場合には、ブレーキ装置による制動機能
に異常があったものと判定して、異常報知ステップa4
を実行する。この異常報知ステップa4では、例えばブ
ザー29を通じて異常状態が発生した旨の報知を行うと
共に、表示部28を通じて異常内容を表示した状態を保
持する制御を行った後にリターンする。
【0052】従って、このような構成とした場合には、
ブレーキ装置の機能が低下した旨を使用者に対して早期
に知らせ得るようになる利点がある。尚、上記制動基準
時間Tsは、制動開始回転速度Vsが高い場合ほど長い
値に設定されるものであり、例えば制動開始回転速度V
sが100rpmであった場合には2秒程度に設定され
る。
【0053】図7ないし図9には本発明の第3実施例が
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。即ち、図9において、制御回路2
5には、回転槽4の振幅を検知する振動センサ31(本
発明でいう振幅検知手段に相当)からの検知出力が入力
されるようになっている。
【0054】図7には、制御回路25による制御内容の
要部が示されている。この図7において、洗い運転後の
「脱水」ステップA7が終了したとき、つまり設定され
た脱水運転時間が経過したときには、振動センサ31が
検知する回転槽4の振幅ΔAを読み込み(ステップB
1)、次いで、上記振幅ΔAに基づいて制動開始回転速
度Vsを設定するためのステップB2を実行する。
【0055】この場合、ステップB2では、上記制動開
始回転速度Vsを、例えば予め記憶した図8のようなテ
ーブルに基づいて設定する。この図8から明らかなよう
に、制動開始回転速度Vsは、振動センサ31が検知し
た振幅ΔAが大きい場合ほど高い値に設定されるもので
ある。
【0056】上記のように制動開始回転速度Vsを設定
した後には、モータ17を断電すると共に、回転センサ
27を通じて回転槽4の回転速度ΔVを検知する動作を
開始する(ステップB3)。
【0057】上記のようなモータ17の断電に応じて回
転槽4の惰性回転が開始された後には、回転槽4の回転
速度ΔVが制動開始回転速度Vs以下に低下するまで待
機する(ステップB4)。そして、回転槽4の回転速度
ΔVが制動開始回転速度Vsまで低下したときには、ブ
レーキ装置を動作させて回転槽4の制動を開始し(ステ
ップB5)、この後には、回転槽4が停止するまで待機
する(ステップB6)。回転槽4が停止したときには、
回転センサ27を通じた回転速度ΔVの検知動作を終了
し(ステップB7)、この後に第1回目のためすすぎを
行うための給水ステップA13へ移行する。
【0058】尚、上記のようなステップB1〜B6は、
上述した洗い運転後の「脱水」ステップA7が終了した
とき以外に、第1回目及び第2回目の各すすぎ運転後の
各「脱水」ステップ(図1中のA16、A25に相当)
が終了したときにも行われるものである。
【0059】このような構成とした本実施例によれば、
脱水運転終了後に惰性回転状態にある回転槽4をブレー
キ装置により制動開始するときの制動開始回転速度Vs
は、振動センサ31が検出する振幅ΔAが大きい場合ほ
ど高い値に変更設定されることになる。従って、回転槽
4の振幅が大きい状態時には、ブレーキ装置による制動
動作が比較的早いタイミングで開始されるようになるか
ら、回転槽4の振幅が大きい状態のまま当該回転槽4が
惰性回転される状態が無闇に長く継続されることがなく
なる。この結果、回転槽4の周りに設けられた排水ホー
ス10や図示しないリード線のような部品に大きなスト
レスが加わる時間を短くできて、それらの周辺部品の寿
命に対する信頼性が向上するようになる。
【0060】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。第1実施例では、制動開始回転速度Vsに対して、
回転槽4内に投入された洗濯物の重量及び布質の双方を
反映させる構成としたが、それらの一方のみを反映させ
る構成としても良い。図3及び図8に示した制動開始回
転速度用テーブルは、一例を示したものであり、実際に
は、回転槽4の重量及び形状などの相違に応じて異なる
テーブルが用いられるものである。
【0061】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1及び2に記載の発明では、脱水運転終了後におい
てブレーキ装置を動作させるときの回転槽の回転速度
を、回転槽の慣性重量が大きい状態時ほど低くなるよう
に自動的に変更する構成としたから、脱水運転終了後に
回転槽が制動停止されるまでの時間が不要に長くなるこ
とを防止できると共に、ブレーキ装置の寿命に対する信
頼性向上を実現できるようになる。
【0062】請求項3記載の発明では、脱水運転終了後
においてブレーキ装置を動作させるときの回転槽の回転
速度を、回転槽の振幅が大きい場合ほど高くなるように
自動的に変更する構成としたから、回転槽の振幅が大き
い状態のまま当該回転槽が惰性回転される状態が無闇に
長く継続される虞がなくなるものであり、これにより、
回転槽の制動停止時において周辺部品に大きなストレス
が加わる事態を未然に防止できて、それら周辺部品の寿
命に対する信頼性向上を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における制御内容を示すフ
ローチャートその1
【図2】制御内容を示すフローチャートその2
【図3】制動開始回転速度を設定するときに使用される
テーブルを示す図
【図4】全体の縦断側面図
【図5】電気的構成を示す機能ブロック図
【図6】本発明の第2実施例における制御内容の要部を
示すフローチャート
【図7】本発明の第3実施例における制御内容の要部を
示すフローチャート
【図8】制動開始回転速度を設定するときに使用される
テーブルを示す図
【図9】電気的構成を示す機能ブロック図
【符号の説明】
図面中、1は外箱、2は外槽、4は回転槽、5は撹拌
体、10は排水ホース、17はモータ、18は駆動機構
部、18aはブレーキバンド、25は制御回路(洗濯物
量検知手段、制御手段)、27は回転センサ(回転速度
検知手段)、31は振動センサ(振幅検知手段)を示
す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水運転時にモータによって回転される
    回転槽と、 この回転槽内に収納された洗濯物の重量を検知する洗濯
    物量検知手段と、 脱水運転時に前記回転槽の回転速度を検知する回転速度
    検知手段と、 前記回転槽を制動するためのブレーキ装置と、 脱水運転が終了したときに前記モータを断電すると共
    に、その断電後に前記回転速度検知手段による検知回転
    速度が予め設定された制動開始回転速度まで低下したと
    きに前記ブレーキ装置を動作させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記洗濯物量検知手段による検知重量
    が大きい場合ほど前記制動開始回転速度を低い値に変更
    することを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 脱水運転時にモータによって回転される
    回転槽と、 この回転槽内に収納された洗濯物の布質を検知する布質
    検知手段と、 脱水運転時に前記回転槽の回転速度を検知する回転速度
    検知手段と、 前記回転槽を制動するためのブレーキ装置と、 脱水運転が終了したときに前記モータを断電すると共
    に、その断電後に前記回転速度検知手段による検知回転
    速度が予め設定された制動開始回転速度まで低下したと
    きに前記ブレーキ装置を動作させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記布質検知手段が検知した布質が含
    水性の高いものである場合ほど前記制動開始回転速度を
    低い値に変更することを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 脱水運転時にモータによって回転される
    回転槽と、 この回転槽が回転された状態での振幅を検知する振幅検
    知手段と、 脱水運転時に前記回転槽の回転速度を検知する回転速度
    検知手段と、 前記回転槽を制動するためのブレーキ装置と、 脱水運転が終了したときに前記モータを断電すると共
    に、その断電後に前記回転速度検知手段による検知回転
    速度が予め設定された制動開始回転速度まで低下したと
    きに前記ブレーキ装置を動作させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記振幅検知手段による検知振幅が大
    きい場合ほど前記制動開始回転速度を高い値に変更する
    ことを特徴とする洗濯機。
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