JPH09199476A - ドライエッチング装置 - Google Patents

ドライエッチング装置

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JPH09199476A
JPH09199476A JP912596A JP912596A JPH09199476A JP H09199476 A JPH09199476 A JP H09199476A JP 912596 A JP912596 A JP 912596A JP 912596 A JP912596 A JP 912596A JP H09199476 A JPH09199476 A JP H09199476A
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JP
Japan
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light guide
guide tube
window
etching chamber
etching
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Pending
Application number
JP912596A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kakimoto
義裕 柿本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】終点検出用の窓に反応生成物が付着する。 【解決手段】エッチング室1の側面部にその長さが内径
の10倍以上の円筒状の導光管10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライエッチング
装置に関し、特にエッチングの終点検出用窓部の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、酸化
膜やポリシリコン膜のパターン形成が行なわれるが、こ
のパターン形成にプラズマを利用したドライエッチング
装置が多用されている。
【0003】図4は従来の平行平板式のドライエッチン
グ装置の主要部を示した構成図である。エッチング室1
内には上部電極2及び下部電極3が設けられており、上
部電極2又は下部電極3のどちらか一方に高周波電源4
が接続され、他方の電極はアースに接続されている。下
部電極3上には半導体基板5が置かれる。エッチング室
1内は、図示しない真空ポンプにより排気口6より排気
できるようになっている。エッチングの終点検出は、特
開昭51−35639号公報,特開昭60−14812
0号公報、および特開昭60−98631号公報などに
示された方法と同様に、電極2,3間に発生したプラズ
マ光をエッチング室1の一部に設けられた終点検出用の
窓7を通して、ガラスファイバーの端部8により収集
し、分光分析器9により発光スベクトルの強度を検出
し、その変化により終点を判断するように構成されてい
る。
【0004】実際にエッチングを行うと、プラズマエッ
チングにより生成された反応生成物がエッチング室1の
内壁面、更には終点検出用の窓7の内面に付着する。半
導体基板の処理枚数の増加とともに反応生成物の付着量
も増加する。終点検出用の窓7に反応生成物が付着する
ことにより、ガラスファイバーの端部8への発光スペク
トルの入光量は減少し、終点検出精度の劣化という問題
が発生する。その対処としては、終点検出用の窓7の定
期的な交換等の保守という方法や、特開平1−2327
25号公報に記載されているように、終点検出用の窓7
に加熱ヒータを設け、窓部を加熱することにより反応生
成物の付着を防ぐ方法などが考案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のドライエッチン
グ装置においては、プラズマエッチングにより生成され
た反応生成物が終点検出用の窓7に付着し、半導体基板
の処理枚数の増加とともにガラスファイバー端部8への
発光スペクトル入光量の減少が起こる。入光量が減少す
ることによって分光分析器9のS/N比が低下し計測精
度が劣化する。更に付着が進み入光量が完全に遮蔽され
た場合には、分光分析器9への入光がなくなり、完全に
終点検出ができなくなる。この為、定期的な終点検出用
の窓7の保守が必要となり、交換もしくは清掃の度にエ
ッチング室1を大気に開放しなければならず、多大な時
間を要するという問題がある。
【0006】又、終点検出用の窓7に加熱ヒータを設
け、窓部を加熱することにより反応生成物が窓7に付着
することを抑制する方法も提案されているが、反応生成
物の中には、温度による付着率の変化が小さいものも存
在する。例えば、高融点金属系のフッ素化合物又は塩素
化合物においては、付着率を抑制するためには500℃
以上を要するものもある。従ってこのような高融点金属
膜のエッチングの際に窓7を加熱するには特別な加熱装
置が必要になり、エッチングに要するコストが大幅に増
加する為実用的ではない。
【0007】本発明の目的は、高価な装置を用いること
なく終点検出用の窓に反応生成物が付着するのを抑制で
きるドライエッチング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ装置は、エッチング室に設けられた筒状の導光管の端
部に光を透過させる窓を設けたものであり、特に導光管
の長さをその内径の10倍以上としたものである。更に
導光管に不活性ガスを導入する為の導入管を設け導光管
内を陽圧にできるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を説明す
る為のドライエッチング装置の構成図である。
【0010】図1を参照するとドライエッチング装置
は、エッチング室1と、このエッチング室1の内部に設
けられ半導体基板5を載置する下部電極3と、この下部
電極3に対向して設けられた上部電極2と、下部電極3
(又は上部電極)に接続された高周波電源4と、エッチ
ング室1の終点検出口11の外側に設けられたステンレ
ス又はAlからなる円筒状の導光管10と、この導光管
10の端部に設けられたエッチングの終点検出用の窓7
と、この窓からの光を集め分光分析器9に送るガラスフ
ァイバー8と、エッチング室に設けられた排気口6とか
ら主に構成されている。そして、特にこの導光管10の
長さlは、その内径dの10倍以上となっている。尚、
エッチング室1の終点検出口の内径も導光管の内径dと
同一であれば、導光管の流さlの中にエッチング室の壁
の厚さWを含めてもよい。
【0011】図2は終点検出口11及び導光管10の内
径をdとし、エッチング室1の内壁から終点検出用の窓
7までの長さをlとしたときの、エッチング時の反応生
成物が終点検出用の窓7表面に付着する量の相関を示し
たグラフである。l≧10dの領域においては終点検出
用の窓7表面の反応生成物付着量はl<5dの領域と比
較して10分の1以下に抑制することができる。これ
は、エッチング室1内で発生した反応生成物は、ガスの
よどみ状態にある導光管10内への進入がしにくくな
り、反応生成物の接触量が低減されるからである。
【0012】このように構成されたドライエッチング装
置を用いて半導体基板5上の被エッチング物をエッチン
グした場合の終点検出は、従来と同様に、上部電極2と
下部電極3間に発生したプラズマ光を、終点検出口1
1,導光管10及び石英等からなる窓7を通してガラス
ファイバー8により収集し、分光分析器9によりその発
行スペクトルの強度を検出し、その変化により終点を判
断する。エッチングをくり返した場合でもエッチング室
1内で発生した反応生成物は、ガスのよどみ状態にある
導光管10内への進入が妨げられる為、窓7への付着は
抑制される。この為、従来のドライエッチング装置に比
べ窓7の定期的交換の期間は約10倍になり、保守工数
を大幅に低減させることが可能となった。
【0013】図3は本発明の第2の実施の形態を説明す
る為のドライエッチング装置の構成図であり、図1に示
したドライエッチング装置と異なる所は、導光管10に
不活性ガス導入管12を設けたことであり、その他は同
一である。
【0014】このように導光管10に設けられた導入管
12にエッチング中にHeやAr(又はN2 )を導入
し、導光管10内をエッチング室1より陽圧(例えばエ
ッチング室内が100mTorrの時導光管内を101
mTorr程度に)に保つことにより、反応生成物の窓
7への付着を、第1の実施の形態のドライエッチング装
置より更に少くすることができる。
【0015】尚、上記実施の形態では円筒状の導光管1
0について説明したが、これに限定されるものではな
く、その断面は三角形や四角形等の多角形であってもよ
いことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ドライエ
ッチング装置の終点検出用の窓をエッチング室の一部に
設けられ長さが直径の10倍以上を有する筒状の導光管
の端部に設けることにより、終点検出用の窓表面への反
応生成物の付着を低減できる為、終点検出精度の維持が
できると共に、従来の定期的な終点検出用窓の保守工数
を低減できるという効果がある。更に導光管に不活性ガ
スを導入することにより、終点検出用の窓表面への反応
生成物の付着を極端に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する為のドラ
イエッチング装置の構成図。
【図2】エッチング室から窓までの長さと反応生成物付
着量との関係を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明する為のドラ
イエッチング装置の構成図。
【図4】従来のドライエッチング装置の構成図。
【符号の説明】
1 エッチング室 2 上部電極 3 下部電極 4 高周波電源 5 半導体基板 6 排気口 7 終点検出用窓 8 ガラスファイバー 9 分光分析器 10 導光管 11 終点検出口 12 不活性ガス導入管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチング室の一部にエッチングの終点
    を検出する為の光を透過させる窓を有するドライエッチ
    ング装置において、前記窓は前記エッチング室に設けら
    れた筒状の導光管の端部に設けられていることを特徴と
    するドライエッチング装置。
  2. 【請求項2】 導光管の長さは少くともその内径の10
    倍である請求項1記載のドライエッチング装置。
  3. 【請求項3】 導光管には不活性ガスを導入する為の不
    活性ガス導入管が設けられている請求項1又は請求項2
    記載のドライエッチング装置。
  4. 【請求項4】 導光管はステンレス又はアルミニウムか
    ら形成されている請求項1乃至請求項3記載のドライエ
    ッチング装置。
JP912596A 1996-01-23 1996-01-23 ドライエッチング装置 Pending JPH09199476A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980506