JP2004214298A - プラズマ処理装置の観測窓およびプラズマ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラズマ処理装置10の処理室12の壁面に気密に取り付け可能な観測窓36であって,処理室側に開口部を有する孔361と,孔の処理室と対向する側に設けられた透明部材362と,処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔を介して透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有する磁極対363とを備える。処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔を介して透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有する磁極対を備えたことによって,孔内にプラズマからの電子が入り込むのを防止することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,半導体ウェーハ等のプラズマ処理装置において,処理室内におけるパーティクルの測定やプラズマの発光スペクトルの検出のために設けられる観測窓およびその観測窓を備えたプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より,半導体ウェーハ等のプラズマ処理装置において,処理室内におけるパーティクルの測定やプラズマの発光スペクトルの検出のために観測窓を設けることが行われている。例えば,処理室側面よりレーザ光を入射して,プラズマ中に浮遊しているパーティクルにレーザ光が照射したときの反射光あるいは散乱光を観測窓から観測し,この反射光あるいは散乱光の強度の変化に基づいてパーティクルを測定する方法が知られている(例えば,特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−203704号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,プラズマ中に浮遊しているパーティクルにレーザ光が照射したときの反射光あるいは散乱光を観測するための観測窓は,反射光あるいは散乱光を観測するという観点からは十分に大きいことが好ましい。しかしながら,観測窓を大きくしてしまうと,観測窓内にプラズマを形成する電子が入り込むおそれがある。これにより,観測窓内で新たなプラズマが生成されてパーティクルが発生したり,堆積膜(デポジット)が形成されることで光の効果率の劣化や観測窓の位置での光の散乱が発生する。このようなことから,精度の高いパーティクル測定ができないという問題点があった。
【0005】
本発明は,従来のプラズマ処理装置の観測窓が有する上記のような問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,プラズマ処理装置の観測窓への反応生成物の付着あるいはエッチングされることを抑制することで,観測窓の洗浄あるいは交換時期を延長し,生産性を向上させることが可能な,新規かつ改良されたプラズマ処理装置の観測窓を提供することである。
【0006】
また,本発明の別の目的は,上記優れた効果を有する観測窓を備え,パーティクルの測定やプラズマの発光スペクトルの検出などを効率的に行うことの可能な新規かつ改良されたプラズマ処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,プラズマ処理装置の処理室の壁面に気密に取り付け可能な観測窓が提供される。この観測窓は,処理室側に開口部を有する孔と,孔の処理室と対向する側に設けられた透明部材と,処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔を介して透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有し,開口部の短対向面に取り付けられた互いに異なる磁極を対向させた磁極対とを備えたことを特徴とする。
【0008】
かかる構成によれば,処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔を介して透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有する磁極対を備えたことによって,孔内にプラズマからの電子が入り込むのを防止することができる。このようにして,孔内でのホローカソード放電(異常放電)を防止することができる。なお本明細書において「孔」とは,処理室側に開口した所定形状の空間をいい,一般に「スリット」と称される形状も含むものである。
【0009】
磁極対は,処理室の大きさおよび処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔を介して透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有するようにすることもできる。すなわち,磁極対の磁力強度を,処理室の大きさに応じて変えるようにすることも可能である。例えば,処理室の直径がおよそ450mmであり,電子の電子温度が20eV以下の場合,磁極対の磁力強度を8.7ガウス以上にすることで,孔内にプラズマからの電子が入り込むのを防止することができる。また,処理室の直径がおよそ600mmであり,電子の電子温度が20eV以下の場合,磁極対の磁力強度を6.5ガウス以上にすることで,孔内にプラズマからの電子が入り込むのを防止することができる。このようにして,孔内でのホローカソード放電を防止することができる。
【0010】
また,孔の奥部を,処理室の観測対象位置からみて,およそ1.5度に相当する高さを有するように構成することもできる。なおここで,「処理室の観測対象位置」とは,例えば,処理室内のパーティクルを測定する場合には,プラズマ処理を行う被処理体の観測窓から見た反対側(奥側)の端部の直上部を含む被処理体全面の直上部である。また,「およそ1.5度に相当する高さ」とは,次の3点,孔の奥部の上辺の一点,観測対象位置,および孔の奥部の下辺の一点がなす角がおよそ1.5度であることをいう。かかる構成によれば,例えば,レーザ光を用いた観測を行う場合に,レーザの後方散乱光を十分取り込むことができるとともに,観測窓への電子の侵入を防止することができる。
【0011】
また,開口部の高さと開口部から透明部材までの距離(奥行き,深さ)との比率をおよそ1:4にすることができる。かかる構成によれば,観測窓に対するラジカルの堆積による透過率の劣化を防止し,かつ観測窓の位置でのホローカソード放電を防止することができ,安定して長時間S/N比を維持した測定が可能である。
【0012】
また,孔の開口部の高さを孔の奥部の高さより低くして設けることにより,更に,孔内に進入する電子やラジカルの量を低減することができる。
【0013】
また,透明部材を,処理室の気密性を保持するためのシール部材として機能させることにより,別途シール部材を必要とせず,コストの増大および装置の大型化を防止することができる。
【0014】
また,透明部材としてレーザ光を透過する部材,例えば石英やサファイアを用いるようにすれば,レーザ光を用いた観測処理,例えば,パーティクルの測定処理を行うことができる。また,透明部材としてプラズマの発光スペクトルを透過する部材を用いるようにすれば,発光スペクトルの変化を検出することができ,例えば,プラズマ処理の終点検出を行うことが可能である。
【0015】
また,本発明の第2の観点によれば,上記優れた効果を有する観測窓を気密に取り付け可能なプラズマ処理装置が提供される。このプラズマ処理装置には,観測窓の処理室と対向する側に以下の手段のうちのいずれかあるいはすべてを備えることができる。
・観測窓を介して処理室にレーザ光を照射するレーザ照射手段
・処理室に照射されたレーザ光を観測窓を介して検出するレーザ検出手段
・処理室内に発生するプラズマの発光スペクトルを検出するスペクトル検出手段
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかるプラズマ処理装置の観測窓(以下,単に観測窓という)およびプラズマ処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0017】
(プラズマエッチング装置10)
本実施の形態では,プラズマ処理装置の一例として,プラズマエッチング装置10について図1を参照しながら説明する。図1に示すプラズマエッチング装置10における処理室12は,処理容器14内に形成されている。処理容器14の底部には被処理体,例えば半導体ウェーハWを載置可能な下部電極16が形成され,この下部電極16には,高周波電源18から発振された高周波電力が,整合器20を介して印加されるように構成されている。下部電極16に対して高周波電源18から高周波電力が印加されると,処理室12内にプラズマが発生する。
【0018】
処理容器14の側壁下方には排気管22が設けられており,さらにこの排気管22には真空引き手段24が接続されているため,真空引き手段24の作動によって,処理容器14内を所定の減圧雰囲気に維持することができる。
【0019】
処理容器14上部の下部電極16に対向する位置には上部電極26が設けられている。上部電極26にはガス導入管28が接続されており,このガス導入管28は,バルブ30及びマスフローコントローラMFC32を介して,処理ガス供給源34に接続されている。従って,処理ガス供給源34から所定の処理ガスがマスフローコントローラMFC32,バルブ30,ガス導入管28及び上部電極26を介して,処理室12内に導入されるように構成されている。
【0020】
処理容器14の側壁には,観測窓36が設けられている。この観測窓36は,処理室12内に発生するパーティクルを測定したり,あるいは,プラズマの発光スペクトルを測定するために用いられる。本実施の形態はこの観測窓36の構成に特徴を有する。観測窓36の構成についてはさらに後述する。本実施の形態では,この観測窓36を処理室12内に発生するパーティクルを測定するために用いた場合について説明する。
【0021】
処理容器14外部の観測窓36に対向する位置には,パーティクル測定装置38が設置されている。パーティクル測定装置38は,処理室12内にレーザ光を照射するレーザ照射手段と,レーザ照射手段から照射され処理室12内のパーティクルにより反射あるいは散乱されたレーザ光を検出するレーザ検出手段を含んで構成されている。レーザ照射手段は,観測窓36を介して,処理室12内にレーザ光を照射する。処理室12内に発生したパーティクルにより反射あるいは散乱されたレーザ光は,再び観測窓36を介して,レーザ検出手段により検出される。このレーザ検出手段の検出結果に基づいて,処理室12内のパーティクル測定が行われる。
【0022】
図1において,符号Oは観測窓36による観測対象位置(以下,パーティクル測定位置という)を示している。このパーティクル測定位置Oは,観測窓36の下辺の延長方向であり,ウェーハWの観測窓36と反対側の端部の直上部とする。また,符号θは観測窓36の高さを規定する角度である。処理室12の半径と観測窓12の奥行きとの和をRとすると,観測窓36の高さはRtanθで表される。観測窓36の高さについては,さらに後述する。
【0023】
以上,図1を参照しながら,プラズマエッチング装置10の構成について説明した。次いで,本実施の形態の特徴的構成要素である観測窓36の構成について,図2〜図5を参照しながら説明する。
【0024】
(観測窓36)
図2は,図1に示したプラズマエッチング装置10の,X−X’線に沿う平面において切断した断面図である。観測窓36の処理室12側の面36aの曲率は,処理容器14の内壁の曲率と実質的に同一である。このような形状によれば,観測窓36を処理室12の壁部に取り付けた際に,処理室12の壁面に凹凸部分ができず,安定したプラズマ処理を行うことができる。
【0025】
図3は,図2の観測窓36の近傍を拡大した断面図である。
観測窓36は,図3に示したように,処理室12側の面36aが処理容器14内壁の曲率と実質的に同一な形状で,その周縁部にはOリング42が設けられており,固定板44を介して,例えばボルト46により締着された際に,処理容器14の壁部と密着するように構成されている。このようにして,観測窓36の透明部材362は,処理室12を気密に保持するシール部材として機能する。また,観測窓36内にはヒータ40が略環状に設けられており,観測窓36を加熱することによって,プラズマ処理時に生じる反応生成物が観測窓36に付着することを軽減するように構成されている。なお,図3に示した符号361,362,363については,図4〜図5を参照しながら以下説明する。
【0026】
図4は図3の観測窓36を処理室12の側から見た正面図であり,図5は図3の観測窓36の右側面図である。
観測窓36は,図3〜図5に示したように,処理室12側に開口部361aを有する孔361と,孔361の処理室12と対向する側361bに設けられた透明部材362と,処理室12の大きさおよび処理室12内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔361を介して透明部材362に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有する互いに異なる磁極を対向させた磁極対363とを備えて構成されている。透明部材362は,石英やサファイヤなどのレーザ透過材料から構成されている。
【0027】
本実施の形態にかかる観測窓36は,以下の点に特徴を有するものである。
(A)孔361の奥部361bの高さH及び開口部361aの高さH’
(B)孔361の処理室12側開口部の高さH’と孔361の奥行きDとの比率
(C)磁極対363の磁力強度
以下,順に説明する。
【0028】
(A)孔361の奥部361bの高さH及び開口部361aの高さH’
孔361の奥部361bの高さHは,図1および図5に示したように,パーティクル測定位置Oから見て,およそθ=1.5度以上に相当する高さとする。すなわち,ウェーハWの観測窓36と反対側の端部の直上部Oと,孔の奥部361bの上辺の一点と,孔の奥部361bの下辺の一点との間の角θを1.5度以上にする。これは,レーザの後方散乱光をパーティクル測定装置38に十分取り込むためである。
【0029】
θ=1.5度としたときの,孔の奥部361bの高さの具体的な数値は以下の通りである。
・直径200mmウェーハWを処理するのに用いられる処理室の直径は450mm程度である。孔の奥行きDを50mmとすると,R=225mm+100mm+50mm=375mmとなり,孔の奥部361bの高さHは,375mm×tan(1.5°)となり,およそ9.8mmとなる。
・直径300mmウェーハWを処理するのに用いられる処理室の直径は600mm程度である。孔の奥行きDを50mmとすると,R=300mm+150mm+50mm=500mmとなり,孔の奥部361bの高さHは,500mm×tan(1.5°)となり,およそ13.1mmとなる。
【0030】
孔361の開口部361aの高さH’は図5の場合,孔の奥部361bの高さHと同じだが,図6に示したように,レーザ光の通過空間に合わせて孔361の開口部側に近づくほど,例えば直線的に高さを低くすることができる。このようにして孔の開口部361aの高さH’を孔の奥部361bの高さHより小さくすることにより,入射する電子の量を少なくできる。
【0031】
(B)孔361の奥行きD
また,レーザ透過窓の底面(奥面)にラジカルが堆積しないように,孔361の開口部361aの高さH’と,孔361の奥行き(間口部から奥面までの距離)Dとの比率をおよそ1:4以上に深くする。
【0032】
上述のように,θ=1.5度とし,さらに,孔の開口部361aの高さH’と孔の奥行きDとの比率を1:4としたときの,孔361の奥行きDの具体的な数値は以下の通りである。ただし,以下の数値は,孔の奥部361bの高さHと孔の開口部361aの高さH’とが等しい場合である。
・200mmウェーハW用の処理室の場合,孔361の奥行きDは,約9.8mm×4となり,およそ39.2mmとなる。
・300mmウェーハW用の処理室の場合,孔361の奥行きDは,約13.1mm×4となり,およそ52.4mmとなる。
【0033】
(C)磁極対363の磁力強度
レーザ透過窓の上下に設けられた互いに異なる磁極を対向させた磁極対363は,観測窓36のプラズマに面する位置(開口部361a)と孔の奥部316bとの中間位置より奥側に,通常のプロセスプラズマでの電子温度であるおよそ20eV以下のエネルギを持つ電子が到達しないのに十分な磁界を発生させるだけの磁力強度を持つ。これにより,レーザ通過空間である孔361内においてホローカソード放電の発生を抑制し,それによって発生する透明部材362へのデポジションによる曇りを抑制することができる。
【0034】
図7に示したように,プラズマから孔361内に進入しようとする電子は,磁極対363により生成される磁力線に巻き付くように捕捉され,磁力線を中心に以下の式▲1▼で与えられるラーマ半径を有するサイクロトロン運動を行う。そのためラーマ半径以上には孔361内の奥側には進入することができない。以下の式▲1▼において,rceは電子のラーマ半径であり,Veは電子温度であり,Bは磁界である。
【0035】
rce[mm]=38.2×Ve 1/2[v]/B[Gauss]・・・▲1▼
【0036】
直径450mmの200mmウェーハ用の処理室でウェーハWの奥側上方からの散乱光も取り込もうとすると,孔361の奥部316bの高さHはおよそ9.8mmとなる。孔の開口部316aの高さH’も9.8mmとした場合,孔361の奥行きDはレーザ透過窓の底面にラジカルが堆積しないように39.2mmに設定される。この場合およそ8.7ガウス(0.87mT)以上の磁界を発生させると,20eV以下の電子温度の電子のラーマ半径は19.6mm以下となり,孔361の奥行きDの半分の距離以上に入り込むことができない。
【0037】
同様に,直径600mmの300mmウェーハ用の処理室では,ウェーハWの奥側上方からの散乱光も取り込もうとすると,孔361の奥部316bの高さHはおよそ13.1mmとなる。孔の開口部316aの高さH’も13.1mmとした場合,孔361の奥行きDはレーザ透過窓の底面にラジカルが堆積しないように52.4mmに設定される。この場合およそ6.5ガウス(0.65mT)以上の磁界を発生させると,20eV以下のエネルギの電子のラーマ半径は26.2mm以下となり,孔361の奥行きDの半分の距離以上に入り込むことができない。
【0038】
なお,孔の開口部361aの高さH’を孔の奥部361bの高さHより小さくした場合,孔の奥行きDも小さく設定できるので,より弱い磁界で電子の孔361内部への入射を抑制できる。また,電子温度は解離しやすいガスを使用した場合小さい値となり,例えば15eV以下になる場合がある。その場合,同じ磁界では電子のラーマ半径が小さくなるので,より弱い磁界で電子の孔361内部への入射を抑制できる。
【0039】
以上説明したように,本実施の形態によれば,孔361の奥部361bを,処理室12の観測対象位置Oからみて,およそ1.5度に相当する高さHを有するように構成することによって,レーザ光を用いた観測を行う場合に,レーザの後方散乱光を十分取り込むことができるとともに,観測窓36の内部への電子の侵入を防止することができる。
【0040】
また,孔361の開口部の高さH’と開口部から透明部材362までの距離(奥行き,深さ)Dとの比率をおよそ1:4にすることによって,観測窓36に対するラジカルの堆積による透過率の劣化を防止し,かつ観測窓36の位置でのホローカソード放電を防止することができ,安定して長時間S/N比を維持した測定が可能である。
【0041】
さらにまた,処理室12の大きさおよび処理室12内のプラズマを形成する電子の電子温度に応じて,電子が孔361を介して透明部材362に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有する磁極対363を備えたことによって,孔361内にプラズマからの電子が入り込むのを防止することができる。
【0042】
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかるプラズマ処理装置の観測窓およびプラズマ処理装置の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0043】
例えば,上記実施の形態では,観測窓36を処理室12内に発生するパーティクルを測定するために用いた場合について説明したが,本発明はこれに限定されない。例えば,プラズマのスペクトルを検出して終点検出を行う際にも,本発明の観測窓を利用することができる。この場合,観測窓の透明部材は,少なくともプラズマの発光スペクトルを透過する部材からなるように構成することができる。そして,観測窓の処理室と対向する側に,処理室内に発生するプラズマの発光スペクトルを検出するスペクトル検出手段を備えることができる。
【0044】
また,上記実施の形態では,1つの観測窓の処理室と対向する側に,パーティクル測定装置を備えるようにし,このパーティクル測定装置にレーザ照射手段とレーザ検出手段とを備えた場合について説明したが,本発明はこれに限定されない。プラズマ処理装置に複数の観測窓を備えるようにし,レーザ照射手段とレーザ検出手段を別々の観測窓に対応して備えるようにしてもよい。この場合,例えば,レーザ照射手段とレーザ検出手段を処理室の対向する位置に設置するようにしてもよい。
【0045】
例えば,上記実施の形態において,観測窓36内にヒータ40を設けたが,発明はかかる構成に限定されず,本発明の実施においては必ずしも必要な構成ではない。また,観測窓36にレーザ光やプラズマの発光スペクトルの集光手段を設けることも可能である。
【0046】
また,上記実施の形態では,透明部材362のレーザ受光面は,図5に示したように,孔361の軸方向に対して垂直な方向に設けているが,本発明はこれに限定されない。例えば,図8に示したように,孔の奥部361bが孔361の軸方向に対して垂直な方向から所定角度傾斜するように,透明部材362を設けることもできる。このような形状とすることにより,レーザ光の正反射を防止することができる。
【0047】
また,上記実施の形態では,プラズマ処理装置の一例としてプラズマエッチング装置10を説明した。また,被処理体の一例として半導体ウェーハWを用いた場合について説明した。しかしながら,本発明にかかるプラズマ処理装置の観測窓は,いかなるプラズマ処理装置にも適用することが可能であり,例えばプラズマエッチング処理装置のほか,プラズマアッシング処理装置にも適用可能である。また,LCD用ガラス基板等を被処理体に用いることも可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,以下のような優れた効果が得られる。
(A)孔の奥部を,処理室の観測対象位置からみて,およそ1.5度に相当する高さを有するように構成することによって,レーザ光を用いた観測を行う場合に,レーザの後方散乱光を十分取り込むことができるとともに,観測窓への電子の侵入を防止することができる。
(B)開口部の高さと開口部から透明部材までの距離(奥行き,深さ)との比率をおよそ1:4にすることによって,観測窓に対するラジカルの堆積による透過率の劣化を防止し,かつ観測窓の位置でのホローカソード放電を防止することができ,安定して長時間S/N比を維持した測定が可能である。
(C)処理室の大きさおよび処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,電子が孔を介して透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有する開口部の短対向面に取り付けられた磁極対を備えたことによって,孔内にプラズマからの電子が入り込むのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平行平板型プラズマエッチング装置の概略的な断面図である。
【図2】図1の平行平板型プラズマエッチング装置のX−X’線に沿う平面において切断した概略的な断面図である。
【図3】観測窓の構成を示す説明図である。
【図4】図3の観測窓を処理室側から見た正面図である。
【図5】図3の観測窓の右側面図である。
【図6】孔の奥部の高さHと開口部の高さH’との関係を示す説明図である。
【図7】電子が孔に進入しようとする様子を示す説明図である。
【図8】他の観測窓の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 プラズマエッチング装置
12 処理室
14 処理容器
16 下部電極
18 高周波電源
24 真空引き手段
26 上部電極
32 マスフローコントローラ
34 処理ガス供給源
36 観測窓
38 パーティクル測定装置
40 ヒータ
42 Oリング
44 固定板
46 ボルト
361 孔
362 透明部材
363 磁極対
W ウェーハ
Claims (14)
- プラズマ処理装置の処理室の壁面に気密に取り付け可能な観測窓であって,
前記処理室側に開口部を有する孔と,
前記孔の前記処理室と対向する側に設けられた透明部材と,
前記処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,前記電子が前記孔を介して前記透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有し,前記開口部の短対向面に取り付けられた互いに異なる磁極を対向させた磁極対と,
を備えたことを特徴とする,プラズマ処理装置の観測窓。 - 前記磁極対は,前記処理室の大きさおよび前記処理室内のプラズマを形成する電子のエネルギに応じて,前記電子が前記孔を介して前記透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有することを特徴とする,請求項1に記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記処理室の直径がおよそ450mmであり,前記電子の電子温度が20eV以下の場合,前記磁極対の磁力強度を8.7ガウス以上にすることを特徴とする,請求項2に記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記処理室の直径がおよそ600mmであり,前記電子の電子温度が20eV以下の場合,前記磁極対の磁力強度を6.5ガウス以上にすることを特徴とする,請求項3に記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記孔の奥部は,前記処理室の観測対象位置からみて,およそ1.5度に相当する高さを有することを特徴とする,請求項1,2,3または4のいずれかに記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記開口部の高さと前記開口部から前記透明部材までの距離との比率をおよそ1:4にすることを特徴とする,請求項1,2,3,4または5のいずれかに記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記開口部の高さは前記孔の奥部の高さより低いことを特徴とする,請求項1,2,3,4,5または6のいずれかに記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記透明部材は,前記処理室の気密性を保持するためのシール部材として機能することを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6または7のいずれかに記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記透明部材は,少なくともレーザ光を透過する部材からなることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7または8のいずれかに記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 前記透明部材は,少なくとも前記プラズマの発光スペクトルを透過する部材からなることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7,8または9のいずれかに記載のプラズマ処理装置の観測窓。
- 処理室の壁面に観測窓が気密に取り付けられたプラズマ処理装置であって,前記観測窓は,
前記処理室側に開口部を有する孔と,
前記孔の前記処理室と対向する側に設けられた透明部材と,
前記処理室内のプラズマを形成する電子の電子温度に応じて,前記電子が前記孔を介して前記透明部材に到達することを防止するのに十分な磁力強度を有し,前記開口部の短対向面に取り付けられた互いに異なる磁極を対向させた磁極対と,
を備えたことを特徴とする,プラズマ処理装置。 - さらに,前記観測窓の前記処理室と対向する側に,前記観測窓を介して前記処理室にレーザ光を照射するレーザ照射手段を備えたことを特徴とする,請求項11に記載のプラズマ処理装置。
- さらに,前記観測窓の前記処理室と対向する側に,前記処理室に照射されたレーザ光を前記観測窓を介して検出するレーザ検出手段を備えたことを特徴とする,請求項11または12に記載のプラズマ処理装置。
- さらに,前記観測窓の前記処理室と対向する側に,前記処理室内に発生するプラズマの発光スペクトルを検出するスペクトル検出手段を備えたことを特徴とする,請求項11,12または13のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
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