JPH09195730A - 内燃機関用弁 - Google Patents

内燃機関用弁

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JPH09195730A
JPH09195730A JP343396A JP343396A JPH09195730A JP H09195730 A JPH09195730 A JP H09195730A JP 343396 A JP343396 A JP 343396A JP 343396 A JP343396 A JP 343396A JP H09195730 A JPH09195730 A JP H09195730A
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JP
Japan
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valve
combustion engine
internal combustion
cotter
intake
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JP343396A
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English (en)
Inventor
Masaji Sasaki
正司 佐々木
Kenichi Asano
謙一 浅野
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関用の吸気弁又は排気弁としてそなえ
られてポペット弁により構成された内燃機関用弁に関
し、バルブ軸部におけるコッタとの接触部分のフレッテ
ィング磨耗等を低減できるようにして吸気弁や排気弁の
疲労強度を向上させることができるようにする。 【解決手段】 内燃機関における吸気弁又は排気弁とし
てそなえられ、バルブスプリングリテーナ取付用のコッ
タ26を外嵌されるバルブ軸部16を有するポペット弁
により構成された内燃機関用弁において、バルブ軸部1
6外周のコッタ26との嵌合面16Aに、ショットピー
ニング仕上げ28を施すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用の吸気
弁又は排気弁としてそなえられてポペット弁により構成
された内燃機関用弁に関し、特に、弁とこの弁の軸部に
外嵌されるコッタとを互いにヤング率の異なる材料で形
成されたものに用いて好適の、内燃機関用弁に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関(以下、エンジンという)の性
能向上のためにエンジンの高速回転化が図られている
が、このようなエンジンの高速回転化に対応するために
は、動弁系の慣性質量の低減が重要である。特に、動弁
系の中でも大きな質量を占める吸気弁や排気弁等の弁本
体の軽量化は、エンジンの高速回転化に極めて効果が大
きい。
【0003】そこで、例えば低含有率のAl(アルミニ
ウム)を含有したTi(チタン)合金を材料としたβ型
チタン合金製の吸気弁などの内燃機関用弁が開発されて
いる。このような内燃機関の動弁系は、例えば図4(エ
ンジンのシリンダヘッド部分の横断面図)に示すように
構成される。
【0004】図4において、10はシリンダヘッドであ
り、下部に燃焼室11の上面部11Aが形成され、この
燃焼室上面部11Aに通じるように吸気ポート12及び
排気ポート13が形成されている。そして、吸気ポート
12の燃焼室側開口11Bに吸気弁14が、排気ポート
13の燃焼室側開口11Cに排気弁15がそれぞれそな
えられている。
【0005】これらの吸気弁14及び排気弁15は、バ
ルブ軸部16の一端(図中、下端)に、開口11B,1
1Cを開閉する弁体としてのバルブ傘部17をそなえた
ポペット弁(きのこ型弁)で構成され、シリンダヘッド
10にそなえられたバルブガイド18に摺動自在に嵌挿
されている。また、開口11B,11Cにはバルブ傘部
17の整合するバルブシート19がそなえられる。
【0006】ここでは、これらの吸気弁14及び排気弁
15のうち、よりバルブ傘部の直径が大きく軽量化を要
求される吸気弁14についてはβ型チタン合金製に、ま
た、比較的バルブ傘部の直径が小さく軽量化の要求度の
低い排気弁15については耐熱鋼等のスチール製になっ
ている。このような吸気弁14及び排気弁15の動弁系
は、図示しないクランクシャフトに連動してクランクシ
ャフトの二分の一の回転速度で回転するカムシャフト2
0A,20Bと、これらのカムシャフト20A,20B
に設けられたカム21A,21B及びバルブ軸部16の
他端(図中、上端)にそれぞれ当接しながらカム21
A,21Bの形状に応じて揺動するロッカアーム22
A,22Bと、吸気弁14,排気弁15を閉方向(図
中、上方)へ付勢するバルブスプリング23A,23B
とをそなえている。
【0007】このうちバルブスプリング23A,23B
は、シリンダヘッド10側の座面24A,24Bとバル
ブ軸部16の上端部との間に圧縮状態で介装されてい
る。特に、バルブスプリング23A,23Bの上端は、
バルブスプリングリテーナ25及びコッタ(リテーナロ
ック)26を介してバルブ軸部16の上端部に係止され
ている。
【0008】コッタ26は、図5に示すように、その内
周面26Aに形成された環状嵌合凸部26Bを、バルブ
軸部16の上端部外周におけるコッタ26との嵌合面1
6Aに形成された環状嵌合溝部16B内に嵌合させるこ
とにより、軸方向へ抜けることなくバルブ軸部16の外
周に嵌着される。このコッタ26の外周面26Cは、下
方のバルブ傘部17へ向けて次第に縮径したテーパ面状
に形成され、バルブスプリングリテーナ25の内周面2
5Aは、このコッタ26の外周面26Cと整合するよう
に下方のバルブ傘部17へ向けて次第に縮径したテーパ
面状に形成されている。そして、バルブスプリングリテ
ーナ25は、その内周面25Aをコッタ26の外周面2
6Cに当接させるようにして装備され、バルブスプリン
グ23A,23Bを圧縮状態に保持している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の内燃
機関の動弁系では、吸気弁14はβ型チタン合金で形成
されるが、コッタ26等の他の部品は耐熱鋼等のスチー
ル材で形成される。このような異種材料間で接触するた
めか、β型チタン合金製の吸気弁14とスチール材製の
コッタ26との接触部には、フレッティングが発生す
る。これは、β型チタン合金とスチール材とはヤング率
が異なるため、応力変化や機関温度変化等に伴ってβ型
チタン合金製の吸気弁14とスチール材製のコッタ26
との接触部で微小な滑りの繰り返しが生じるようにな
り、フレッティング磨耗と称される表面損傷が発生する
ものと考えられる。
【0010】このフレッティング磨耗は、微小な滑りの
サイクルの繰り返しにより、接合面に酸化金属の粉末を
発生させ、この進行により接合面が損傷し、磨耗状況を
呈するようになるものと推定できる。β型チタン合金製
の吸気弁14とスチール材製のコッタ26との間におけ
るフレッティング磨耗は、互いの接触部、即ち吸気弁1
4のバルブ軸部16の外周面(嵌合面)16Aと、コッ
タ26の内周面26Aとの間の摩擦で発生するが、特
に、図5に示すように、吸気弁14のバルブ軸部16の
外周面に発生するフレッティング磨耗によりクラック2
7が発生したりして、β型チタン合金製のバルブ強度の
低下を招き、更には破断や折損に至るなどのおそれもあ
る。
【0011】図5中に符号27で示するように、バルブ
軸部16では、バルブ軸部16外周のコッタ26との嵌
合面16Aにおけるバルブ傘部側(図5中下方側)端部
近傍にフレッティング磨耗が生じる。これは、楔状断面
を有するコッタ26の先端(即ち、図5中の下端)側
に、楔効果によってより大きな摩擦が生じるためと考え
られるが、このように、バルブ軸部16外周の一部に集
中的にフレッティング磨耗が生じると、バルブ強度を大
きく低下させてしまうことになる。
【0012】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、バルブ軸部におけるコッタとの接触部分のフレッ
ティング磨耗等を低減できるようにして、一般的なスチ
ール材とは異なるチタン合金等の材料で形成された吸気
弁や排気弁の疲労強度を向上させることができるように
した、内燃機関用弁を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の内燃機関用弁は、内燃機関における吸気弁又
は排気弁としてそなえられて、バルブスプリングリテー
ナ取付用のコッタを外嵌されるバルブ軸部を有するポペ
ット弁により構成された内燃機関用弁において、該バル
ブ軸部外周の該コッタとの嵌合面に、ショットピーニン
グ仕上げが施されていることを特徴としている。
【0014】請求項2記載の本発明の内燃機関用弁は、
請求項1記載の内燃機関用弁において、該ショットピー
ニング仕上げが、該バルブ軸部外周の該コッタとの嵌合
面におけるバルブ傘部側端部近傍について施されている
ことを特徴としている。請求項3記載の本発明の内燃機
関用弁は、請求項1又は2記載の内燃機関用弁におい
て、β型チタン合金を材料として形成されていることを
特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図3は本発明の一実施
形態としての内燃機関用弁を示すもので、図1はその要
部側面図である。この実施形態の内燃機関用弁は、図4
を参照して従来技術として既に説明したように、内燃機
関(エンジン)における吸気弁14,排気弁15の両方
又は一方に用いられるものである。このような弁の材料
としては、低含有率のAl(アルミニウム)を含有した
Ti(チタン)合金が用いられている。
【0016】図4に示すように、吸気弁14又は排気弁
15の動弁系は、図示しないクランクシャフトの二分の
一の回転速度で回転するカムシャフト20A,20B
と、これらのカムシャフト20A,20Bのカム21
A,21B及びバルブ軸部16の他端(図中、上端)に
それぞれ当接しながらカム21A,21Bの形状に応じ
て揺動するロッカアーム22A,22Bと、吸気弁1
4,排気弁15を閉方向(図中、上方)へ付勢するバル
ブスプリング23A,23Bとをそなえている。
【0017】そして、バルブスプリング23A,23B
の上端は、バルブスプリングリテーナ25及びコッタ
(リテーナロック)26を介してバルブ軸部16の上端
部に係止されているが、コッタ26は、図1に示すよう
に、その内周面26Aに形成された環状嵌合凸部26B
を、バルブ軸部16の上端部外周におけるコッタ26と
の嵌合面16Aに形成された環状嵌合溝部16B内に嵌
合させることにより、軸方向へ抜けることなくバルブ軸
部16の外周に嵌着される。
【0018】また、コッタ26の外周面26Cは、下方
のバルブ傘部17へ向けて次第に縮径したテーパ面状に
形成され、バルブスプリングリテーナ25の内周面25
Aは、このコッタ26の外周面26Cと整合するように
下方のバルブ傘部17へ向けて次第に縮径したテーパ面
状に形成されており、バルブスプリングリテーナ25
は、その内周面25Aをコッタ26の外周面26Cに当
接させるようにして装備され、バルブスプリング23
A,23Bを圧縮状態に保持している。
【0019】さらに、弁14又は15がβ型チタン合金
製であるのに対して、この周囲にそなえられるコッタ2
6等の他部材は、耐熱鋼等のスチール材で形成されてい
る。そして、本内燃機関用弁では、図1に符号28で示
すように、コッタ26を外嵌されるバルブ軸部16の外
周のコッタとの嵌合面16Aに、ショットピーニング仕
上げが施されている。本実施形態では、バルブ軸部16
の外周における嵌合面16Aよりも上方及び下方までの
例えば20mm長に亘って、嵌合面16Aを包含するよ
うにショットピーニング仕上げが施されている。したが
って、嵌合面16Aのみならずその周縁部まで、ショッ
トピーニングにより加工硬化が施されて、耐磨耗性を向
上させるようになっている。
【0020】なお、現状のショットピーニング加工技術
では、ごく短い長さのみに加工を施すよりもある程度の
長さに亘って加工を施すほうが容易であるため、本実施
形態のように嵌合面16Aのみならずその周縁部までシ
ョットピーニング仕上げが施すことがが考えられるが、
ショットピーニングの加工技術上に問題がなければ、嵌
合面16Aのみにショットピーニング仕上げを施した
り、嵌合面16Aの中でもフレッティング磨耗等による
損傷を招きやすい箇所、例えば嵌合面16Aにおけるバ
ルブ傘部17側端部近傍の従来クラックがしばしば発生
した箇所27及びこの周囲のみにショットピーニング仕
上げを施すようにしてもよい。
【0021】また、このようなショットピーニング仕上
げの具体的な施工条件としては、例えば直径0.1〜
0.2mm程度のスチールビーズで、ショット硬さはビッ
カース硬度700以上とし、アークハイト(即ち、ショ
ットピーニング力の程度)としては0.12〜0.13
5mmA、さらに、カバレージを1.0として全面に全て
のビーズを打ち当てるようにする。もちろん、このよう
な条件設定は一例であり、弁の材質や大きさ等に応じて
最適なショットピーニングの条件を設定すべきである。
【0022】本発明の一実施形態としての内燃機関用弁
は、上述のように構成されているので、フレッティング
磨耗等による損傷を招きやすい箇所27(図1参照)及
びこの周囲が、ショットピーニングによる加工硬化によ
って耐磨耗性を向上させるようになり、フレッティング
磨耗を大幅に低減することができるようになり、β型チ
タン合金製の内燃機関用弁の疲労強度を大きく向上させ
うる効果がある。
【0023】例えば、図2はその疲労試験後の試験結果
を示すグラフであり、図中、●は本内燃機関用弁のもの
を示し、○で従来のものを示す。疲労試験の試験方法
は、図2中に示すようにコッタ26とバルブ傘部17と
を引張点として予め設定された引張応力による引張応力
荷重を繰り返して与え、図2中に示すような破断27が
生じるまでの繰り返し数nを記録する。
【0024】これによると、図2に○印及び●印と曲線
とで示すような結果が得られた。ショットピーニングを
行なわない従来の弁の場合(○印参照)と本実施形態の
内燃機関用弁の場合(●印参照)とを比較すると、各条
件下の疲労試験において、いずれも本内燃機関用弁は従
来のものよりも疲労限界応力が向上していることがわか
る。
【0025】繰り返し数nを107 とした場合には、シ
ョットピーニングを行なわない従来の弁の場合には、疲
労限界応力が280MPa(引張荷重でほぼ750kg
fに相当する)であるのに対して、ショットピーニング
を行なった本実施形態の内燃機関用弁の場合には、疲労
限界応力が360MPa(引張荷重でほぼ1000kg
fに相当する)と大きく向上しており、疲労強度が向上
することがわかる。
【0026】そして、同一条件下で疲労試験を行なった
試験片を比較すると、ショットピーニングを行なわない
従来例の内燃機関用弁の方は、図3(B)に示すよう
に、軸部の表面にフレッティング磨耗による傷痕が大き
く見られるのに対して、ショットピーニングを行なった
本内燃機関用弁の方は、図3(A)に示すように、軸部
の表面にはフレッティング磨耗による傷痕は殆ど見られ
ず、疲労強度が向上することがわかる。
【0027】また、モータリング耐久試験においても、
ショットピーニングを行なわない従来例の内燃機関用弁
の場合に折損が発生するような場合にも、ショットピー
ニングを行なった本内燃機関用弁の場合にはこのような
現象は見られず、モータリング耐久も大きく向上するこ
とがわかった。さらに、ファイヤリング耐久においても
大きく向上することがわかった。
【0028】なお、本実施形態では、弁の材質をβ型チ
タン合金としたが、本内燃機関用弁のようにショットピ
ーニング仕上げを施す技術は、チタン合金に限らず、種
々の材料の弁に適用しうるものである。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の内燃機関用弁によれば、内燃機関における吸気弁
又は排気弁としてそなえられて、バルブスプリングリテ
ーナ取付用のコッタを外嵌されるバルブ軸部を有するポ
ペット弁により構成された内燃機関用弁において、該バ
ルブ軸部外周の該コッタとの嵌合面に、ショットピーニ
ング仕上げが施されるという構成により、バルブ軸部外
周におけるフレッティング磨耗が抑制されるようにな
り、一般的なスチール材とは異なるβ型チタン合金等の
材料で形成された吸気弁や排気弁の疲労強度を向上させ
ることができるようになる。
【0030】請求項2記載の本発明の内燃機関用弁によ
れば、請求項1記載の内燃機関用弁において、該ショッ
トピーニング仕上げが、該バルブ軸部外周の該コッタと
の嵌合面におけるバルブ傘部側端部近傍について施され
るという構成により、特に、フレッティング磨耗の生じ
やすいバルブ軸部外周の要部におけるフレッティング磨
耗が抑制されるようになり、吸気弁や排気弁の疲労強度
を効果的に向上させることができるようになる。
【0031】請求項3記載の本発明の内燃機関用弁によ
れば、請求項1又は2記載の内燃機関用弁において、β
型チタン合金を材料として形成されるという構成によ
り、一般的なスチール材とは異なるβ型チタン合金製の
吸気弁や排気弁においておおきな課題となる疲労強度を
確実に向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての内燃機関用弁の要
部を示す側面図である。
【図2】本発明の効果を説明する図であって、疲労試験
の結果を示すグラフである。
【図3】本発明の効果を説明する図であって、(A)は
本発明の一実施形態としての内燃機関用弁の疲労試験後
の状態を示す斜視図であり、(B)は従来例の内燃機関
用弁の疲労試験後の状態を示す斜視図である。
【図4】従来の内燃機関の動弁系を示す断面図である。
【図5】本発明の課題を説明する従来の内燃機関用弁の
要部側面図である。
【符号の説明】
10 シリンダヘッド 11 燃焼室 11A 燃焼室11の上面部 11B,11C 燃焼室側開口 12 吸気ポート 13 排気ポート 14 吸気弁 15 排気弁 16 バルブ軸部 16A バルブ軸部16の嵌合面 16B バルブ軸部16の環状嵌合溝部 17 バルブ傘部 18 バルブガイド 19 バルブシート 20A,20B カムシャフト 21A,21B カム 22A,22B ロッカアーム 23A,23B バルブスプリング 24A,24B シリンダヘッド10側の座面 25 バルブスプリングリテーナ 25A バルブスプリングリテーナ25の内周面 26 コッタ(リテーナロック) 26A コッタ26の内周面 26B コッタ26の環状嵌合凸部 26C コッタ26の外周面 27 クラック(クラック発生箇所) 28 ショットピーニング仕上げ箇所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関における吸気弁又は排気弁とし
    てそなえられて、バルブスプリングリテーナ取付用のコ
    ッタを外嵌されるバルブ軸部を有するポペット弁により
    構成された内燃機関用弁において、 該バルブ軸部外周の該コッタとの嵌合面に、ショットピ
    ーニング仕上げが施されていることを特徴とする、内燃
    機関用弁。
  2. 【請求項2】 該ショットピーニング仕上げが、該バル
    ブ軸部外周の該コッタとの嵌合面におけるバルブ傘部側
    端部近傍について施されていることを特徴とする、請求
    項1記載の内燃機関用弁。
  3. 【請求項3】 β型チタン合金を材料として形成されて
    いることを特徴とする、請求項1又は2記載の内燃機関
    用弁。
JP343396A 1996-01-11 1996-01-11 内燃機関用弁 Pending JPH09195730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100666A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nippon Steel Corp 高強度チタン合金製自動車用エンジンバルブ
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