JPH09193645A - 空気通路開閉装置および自動車用空調装置 - Google Patents

空気通路開閉装置および自動車用空調装置

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JPH09193645A
JPH09193645A JP14328796A JP14328796A JPH09193645A JP H09193645 A JPH09193645 A JP H09193645A JP 14328796 A JP14328796 A JP 14328796A JP 14328796 A JP14328796 A JP 14328796A JP H09193645 A JPH09193645 A JP H09193645A
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JP
Japan
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air passage
passage opening
air
elastic member
closing device
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Application number
JP14328796A
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English (en)
Inventor
Yukio Kamimura
上村  幸男
Kazufumi Yomo
四方  一史
Kenji Suwa
健司 諏訪
Koji Nonoyama
浩司 野々山
Hikari Sugi
光 杉
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気通路開口部のシール性をさらに向上させ
る。 【解決手段】 空気通路開口面36において空気通路開
口部36a、36bの外周部全周にわたって傾斜面36
c、36dが形成されている。この傾斜面36c、36
dの内周端は外周端より狭まっている。そして、スライ
ド式エアミックスドア30には、空気通路開口面36の
傾斜面36c、36dの位置に対応して口の字状の弾性
部材30bが設けられている。そして、このスライド式
エアミックスドア30は、空気通路開口部36a、36
bに対応する位置では、弾性部材30bの先端の全周が
空気通路開口面36の傾斜面36c、36dに密着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気通路開閉装置
およびこの空気通路開閉装置を備えた自動車用空調装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用空調装置において、空
調ユニットケース内には空気通路切換用ドアが設けられ
ており、このドアスペースを小さくしてレイアウトに幅
を持たせ、空調ユニットのコンパクト化が図れるものと
して、スライド式ドアを設けることが提案されている。
【0003】そして、特開平1−172014号公報で
は、空気流れ方向に垂直に配置されたパネル状の空気通
路開口面に複数並設された空気通路開口部に対して全面
的にシールを行い、かつスムーズなスライド動作が行え
るように、空気通路開口面に沿ってスライドするスライ
ド式ドアを設けている。そして、このスライド式ドアを
空気通路開口面に対しクリアランスを保ってスライドさ
せるとともに、空気通路開口部に対応する位置では、ス
ライド式ドアを空気通路開口部の周囲の空気通路開口面
に密着するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、スライド式ドアが空気通路開口部の周囲に密接
しているだけで、空気通路開口部のシール性が不完全で
ある。本発明は上記点に鑑みてなされたもので、空気通
路開口部のシール性を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1ないし10に記
載の発明では、空気通路開口部(36a、36b)を設
けた空気通路開口面(36)に沿って略平行に移動する
スライド式ドア(30)に、空気通路開口部(36a、
36b)の外周部全周に対応して繋がった形状の弾性部
材(30b)を設け、スライド式ドア(30)が空気通
路開口部(36a、36b)に対応する位置にあるとき
は、弾性部材(30b)の先端側全周が、弾性部材(3
0b)の内側または外側へ撓むように、空気通路開口部
(36a、36b)の外周部全周にわたって密着するこ
とを特徴としている。
【0006】このような構成によれば、空気通路開口部
(36a、36b)の外周部全周にわたって、弾性部材
(30b)の先端側全周を一様に密着させることがで
き、空気通路開口部(36a、36b)のシール性を向
上できる。また、請求項2に記載の発明のように、空気
通路開口部(36a、36b)の外周部全周にわたって
傾斜面(36c、36d)を形成することにより、スラ
イド式ドア(30)を、空気通路開口部(36a、36
b)に対応する位置に配したとき、弾性部材(30b)
の先端側全周を一様に内側または外側に撓ませることが
できる。
【0007】また、請求項3に記載の発明のように、上
記傾斜面(36c、36d)の、空気通路開口面(3
6)に対する傾斜角度を10°〜80°とすることによ
り、弾性部材(30b)の先端側全周をより確実に内側
または外側に撓ませることができる。また、請求項4に
記載の発明によれば、弾性部材(30b)の先端側が、
弾性部材(30b)の内側または外側へ向かう形状に予
め成形されている。よって、弾性部材(30b)の先端
側が、確実に弾性部材(30b)の内側または外側へ撓
んだ状態で、空気通路開口部(36a、36b)の外周
部全周に密着できる。つまり、弾性部材(30b)の先
端側の撓み方向が場所によって逆向きになる、という恐
れを確実に防止でき、よりシール性を向上できる。
【0008】また、請求項5に記載の発明によれば、弾
性部材(30b)の先端側が、弾性部材(30b)の内
側または外側へ傾斜して向かう形状に予め成形されてい
る。よって、弾性部材(30b)の先端側を、空気通路
開口部(36a、36b)の外周部に密着させたとき、
空気通路開口面(36)に略水平に変形した弾性部材
(30b)の先端側は、上述のような傾斜した形状に戻
ろうとする力を空気通路開口面(36)に及ぼすため、
より一層シール性を向上できる。
【0009】また、請求項6に記載の発明によれば、空
気通路開口部(36a、36b)の外周部において、弾
性部材(30b)の先端が当接する部分には、この先端
を滑らかに通過させるように傾斜する傾斜面(36e)
が形成されている。よって、スライド式ドア(30)を
空気通路開口部(36a、36b)に対応する位置へ移
動させるための操作力を小さくできる。
【0010】また、請求項7に記載の発明によれば、空
気通路開口面(36)およびスライド式ドア(30)
は、同一の樹脂材料から形成され、弾性部材(30b)
は、上記樹脂材料と同一系統の樹脂を用いたゴム材料か
らなることを特徴とし、特に、請求項8に記載の発明で
は、上記樹脂材料がポリプロピレンからなり、上記ゴム
材料がポリプロピレン系のエラストマゴムからなること
を特徴としている。
【0011】こうすることにより、スライド式ドア(3
0)と弾性部材(30b)が同じポリプロピレン系の樹
脂により一体に成形され、この空気通路開閉装置を再利
用する際、空気通路開口面(36)、スライド式ドア
(30)および弾性部材(30b)を同時に溶かすこと
ができる。つまり、弾性部材(30b)をスライド式ド
ア(30)から取り外す必要がないため、この空気通路
開閉装置の再利用が容易となる。
【0012】また、請求項9および10に記載の発明で
は、自動車用空調装置の空調ユニットケース(3)内に
おいて、加熱器(22)をバイパスして送風空気を流す
冷風通路(34)が加熱器(22)に併設されており、
請求項1ないし7記載の空気通路開閉装置が加熱器(2
2)の近傍に配置され、空気通路開口部(36a、36
b)が空気通路開口面(36)において加熱器(22)
および冷風通路(34)に対応する位置に設けられてい
ることを特徴としている。
【0013】従って、マックスクール時またはマックス
ホット時には、加熱器(22)または冷風通路(34)
に対応する空気通路開口部(36a、36b)の外周部
全周に弾性部材(30b)の先端側全周を内側または外
側に撓ませて密着させることができるため、空気通路開
口部(36a、36b)を確実に全閉することができ
る。よって、空気通路開口部(36a、36b)から空
気が漏れだすことなく、確実に加熱器(22)まはた冷
風通路(34)側に空気の全量が送風されることにな
る。
【0014】特に、請求項9に記載の発明では、空調ユ
ニットケース(3)、空気通路開口面(36)およびス
ライド式ドア(30)は、同一の樹脂材料から形成さ
れ、弾性部材(30b)は、上記樹脂材料と同一系統の
樹脂を用いたゴム材料からなることを特徴としている。
従って、請求項6に記載の発明と同様に、空調ユニット
ケース(3)の再利用が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。 (第1の実施形態)図1において、100は、自動車用
空調装置のうち、車室内計器盤の下方部に設置される空
調ユニットで、1は、この空調ユニット100に空気を
導入する送風機ユニットで、車室内計器盤の下方部で、
助手席側前方に配設されている。
【0016】この送風機ユニット1は周知のごとく、車
室内または車室外の空気を切替導入する内外気切替箱1
1と、この内外気切替箱11を通して導入された空気を
送風する遠心多翼送風機14とから構成されている。こ
の内外気切替箱11には外気導入口12と内気導入口1
3が開口している。3は樹脂製(例えば、ポリプロピレ
ン)の空調ユニットケースで、車室内計器盤の下方部に
おいて車室内左右方向の略中央部に配置されている。こ
の空調ユニットケース3内の送風機ユニット1の空気下
流側には、空気冷却手段をなすエバポレータ21が配設
され、このエバポレータ21の空気下流側には空気加熱
手段としてのヒータコア22が配設されている。
【0017】上記エバポレータ21は図示しない圧縮
機、凝縮器、受液器、減圧器とともに周知の冷凍サイク
ルを構成する冷却器であり、空調ユニットケース3内の
空気を除湿冷却する。上記圧縮機は自動車のエンジンに
より電磁クラッチ(図示せず)を介して駆動される。ま
た、上記ヒータコア22は自動車エンジンの冷却水を熱
源とする加熱器であり、上記エバポレータ21にて冷却
された冷風を再加熱する。
【0018】そして、ヒータコア22の車室内上方部
(空気下流側)に吹出モード切替部23が配置してあ
る。この吹出モード切替部23の内部には、板ドア4
5、46が回動可能に設置され、ドア45はセンターフ
ェイス吹出空気通路25と、デフロスタ吹出空気通路2
8およびフット吹出空気通路27に通じる通路とを開閉
する。また、ドア46はデフロスタ吹出空気通路28と
フット吹出空気通路27とを開閉する。
【0019】そして、図2に示すように、ヒータコア2
2上流側の直前位置の中ケース3a内側には、ヒータコ
ア22の空気上流側において空気流れ方向に対して垂直
にパネル状の空気通路開口面36が一体成形されてい
る。この空気通路開口面36には、ヒータコア22へ空
気を流す第1開口部36a、ヒータコア22をバイパス
して空気を流す第2開口部36bが形成されている。こ
のようにして、ヒータコア22を通過する加熱用空気通
路7およびヒータコア22をバイパスするバイパス空気
通路34が形成される。
【0020】また、空気通路開口面36の空気上流側の
直前位置には、ヒータコア22とバイパス空気通路34
を通過する空気の風量割合を調整する本実施形態の要部
であるエアミックスドア30が備えられている。このエ
アミックスドア30は、ヒータコア22への加熱用空気
通路7とバイパス空気通路34を通過する空気の流れ方
向と略垂直方向(換言すれば、ヒータコア22の配設方
向に沿って、略水平方向)に移動するスライド式ドアと
して構成されている。
【0021】そして、エアミックスドア30を前記空気
流れ方向と略垂直方向に移動させるための駆動機構35
がヒータコア22とエバポレータ21との間の空間に配
置されている。以下、スライド式エアミックスドア3
0、およびその駆動機構35の具体的構成について説明
する。
【0022】スライド式エアミックスドア30は、図
3、4に示すように、ポリプロピレンからなる平板状の
基板30aと、この基板30aの外周縁部に口の字状に
突出して一体成形されたシール用の弾性部材30bとを
有している。この弾性部材30bはポリプロピレン系の
エラストマゴムにて成形されている。そして、基板30
aのうち、弾性部材30bとは反対側の面に駆動機構3
5の樹脂製(例えば、ポリプロピレン)のギヤ30cが
一体成形されている。図4において、30dはギヤ30
cのギヤピッチ線を示す。このギヤ30cは、ラック状
のギヤであって、その両端部は略円弧状に湾曲してい
る。具体的には、ギヤ30cの中央部の高さXに対して
ギヤ30cの両端部が高さcだけ高くなるように形成さ
れている。
【0023】また、図3において、基板30aの側面の
うち、ギヤ30cと平行に延びる両側面には、ガイドピ
ン30e、30e(図3中左側側面のものは図示せず)
が2本ずつ、十分な間隔を持つように、両端付近に一体
成形されている。一方、図1に示すように、ヒータコア
22とエバポレータ21との間の空間を形成する中ケー
ス3aには、スライド式エアミックスドア30のガイド
ピン30e、30eが摺動可能に嵌合しているガイド溝
37、37が略水平方向に一体成形されている。このガ
イドピン30e、30eがガイド溝37、37に沿って
摺動することにより、スライド式エアミックスドア30
が空気流れ方向と略垂直方向に移動できるようになって
いる。このガイド溝37、37は、図2に示すように、
両端部が略円弧状に湾曲した溝を2つ繋いだ形状を有し
ている。
【0024】そして、スライド式エアミックスドア30
が中ケース3a内に挿入、組付けられた状態では、シー
ル用の弾性部材30bが上部側に位置して、ギヤ30c
が下部側に位置するようになっている。そして、空気通
路開口面36は、中ケース3aの内壁から突出した枠状
突出壁部9と、中ケース3aの略中央部に位置する仕切
り壁部10とにより構成されている。
【0025】仕切り壁部10は、第1、第2開口部36
a、36bを仕切るように空気流れ方向に対して略垂直
方向に延びるように形成されている。これによって、第
1開口部36aから取り入れられた空気は、全て加熱用
通路7に送られ、ヒータコア22を通過するようになっ
ている。また、第2開口部36bから取り入れられた空
気は、全て冷風通路34に送られ、ヒータコア22を迂
回するようになっている。これらの開口部36a、36
bは、図2中矢印A方向から見ると開口形状が略長方形
状で、かつ左右方向に並列に形成されている。
【0026】そして、空気通路開口面36において第1
開口部36aおよび第2開口部36bの外周部には、第
1傾斜面36cおよび第2傾斜面36dが形成されてい
る。この傾斜面36c、36dの内周端は外周端より狭
まっており、この傾斜面36c、36dの高さY(図5
参照)は上記高さc程度である。ここで、スライド式エ
アミックスドア30が中ケース3a内に挿入、組付けら
れた状態では、図2のように、スライド式エアミックス
ドア30が第1開口部36aまたは第2開口部36bに
対応する位置にきたときに、シール用の弾性部材30b
の先端側全周が第1傾斜面36cまたは第2傾斜面36
dに密着できるようになっている。
【0027】また、図1に示すように、ギヤ30cと噛
み合う円形ギヤ38、およびこれと一体に結合された軸
39が、ヒータコア22とエバポレータ21との間の空
間に配置されている。軸39の一端は、前記空間内にお
いて、支持板40により回転可能に支持され、軸39の
他端は中ケース3aの壁面を貫通してケース外へ突出し
ている。
【0028】軸39の突出端部には、円形ギヤ41が一
体に連結されており、この円形ギヤ41には扇形ギヤ4
2(図2も参照)が噛み合っており、この扇形ギヤ42
の回転中心部は軸受43にて回転可能に支持されてい
る。さらに、扇形ギヤ42の外周側の所定位置に、操作
ピン44が一体に設けられており、この操作ピン44に
は図示しない操作機構からの操作力が伝達される。例え
ば、手動操作機構のケーブル、あるいはサーボモータの
ようなアクチュエータを用いた電動操作機構を操作ピン
44に連結するようになっている。
【0029】以上の構成により、図1、2において軸3
9を回転させるに伴って、円形ギヤ38も回転し、この
円形ギヤ38の回転によって、円形ギヤ38と噛み合っ
ているギヤ30cが左右方向の力を受けてガイド溝3
7、37に沿い図2中左右方向(中ケース3a内を流れ
る空気流れ方向に対し略垂直方向)に移動するようにな
っている。
【0030】また、上述のようにギヤ30cの中央部の
高さXに対してギヤ30cの両端部が高さcだけ高くな
るように形成され、ガイド溝37、37は、両端部が略
円弧状に湾曲した溝を2つ繋いだ形状を有しているた
め、円形ギヤ38の回転によってギヤ30cが左右方向
の力を受けてガイド溝37、37に沿って移動するに伴
って、スライド式エアミックスドア30はガイド溝3
7、37に沿い図2中上下方向(中ケース3a内を流れ
る空気流れ方向に対し略垂直方向)にも上記高さcの幅
で移動する。
【0031】そして、上記手動操作機構に加わる手動操
作力をケーブルを介して操作ピン44に伝達して、操作
ピン44を回動させるようになっている。ここで、上記
手動操作機構の手動操作力によりケーブルを介して操作
ピン44を回動させる機構の代わりに、空調用制御装置
により自動制御されるサーボモータなどのアクチュエー
タにより操作ピン44を回動させる機構を用いてもよ
い。
【0032】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明する。図1において内外気切替箱11から流入し
た空気は送風機ユニット14によってエバポレータ21
側へ流入する。そして、送風空気はエバポレータ21で
除湿・冷却された後、さらに上方へ流れ、ヒータコア2
2へ導入され、ここで加熱される。
【0033】そして、空調温度制御手段としてのスライ
ド式エアミックスドア30によりヒータコア22への送
風空気量と、バイパス空気流路(34)への送風空気量
とを調節して、所望の吹出空気温度を得るようになって
いる。そして、図2において、所望温度まで再加熱され
た空調空気は上ケース部の吹出モード切替部23の板ド
ア45、46によって所定の吹出口へ分配される。
【0034】以下に、本発明の要部であるスライド式エ
アミックスドア30の作動を説明する。図5はスライド
式エアミックスドア30が最も右側位置に操作されて、
ヒータコア22を通る加熱用空気通路7を全閉し、バイ
パス空気流路34を全開する、マックスクール(最小冷
房状態)時を示す。この状態では、スライド式エアミッ
クスドア30のギヤ30cの一端が、円形ギヤ38に押
し上げられているため、弾性部材30bの先端側全周は
空気通路開口面36の第1傾斜面36cに密着してい
る。こうすることにより、空気通路開口面36に形成さ
れた第1開口部36aがシールされるため、送風空気は
すべて矢印Kのように、バイパス空気流路34のみを流
れる。
【0035】図6はスライド式エアミックスドア30が
中間位置に操作されて、ヒータコア22を通る加熱用空
気通路7と、バイパス空気流路34をそれぞれ半開す
る、中間温度制御状態(1/2エアミックス状態)を示
している。この状態では、ギヤ30cの中央部が円形ギ
ヤ38に噛み合っているため、スライド式エアミックス
ドア30が図5に示す状態よりも上記高さc分だけ下方
に移動し、弾性部材30bと空気通路開口面36との間
にはクリアランスが保たれる。こうすることにより、矢
印L、Mのように、送風空気は加熱用通路7と、バイパ
ス空気流路34側とに2分されて流れて、その後、混合
されて所定温度となって上記の各吹出空気通路に流れ
る。
【0036】図7はスライド式エアミックスドア30が
最も左側位置に操作されて、ヒータコア22を通る加熱
用空気通路7を全開し、バイパス空気流路34を全閉す
る、マックスホット(最大暖房状態)時を示している。
この状態では、スライド式エアミックスドア30のギヤ
30cの他端が、円形ギヤ38に押し上げられているた
め、弾性部材30bの先端側全周は空気通路開口面36
の第2傾斜面36dに密着している。こうすることによ
り、空気通路開口面36に形成された第2開口部36b
がシールされるため、送風空気はすべて矢印Nのよう
に、加熱用通路7のみを流れる。
【0037】ここで、図8に本実施形態の要部拡大図、
図9に本実施形態の比較例の要部拡大図を示す。図8に
示す本実施形態のものは、空気通路開口面36において
第1、第2開口部36a、36bの外周部の全周にわた
って、内周端が外周端より狭まった第1、第2傾斜面3
6c、36dが形成されているが、図9に示す比較例の
ものは、空気通路開口面36において第1、第2開口部
36a、36bの外周部に傾斜面が形成されておらず、
かつスライド式エアミックスドア30のギヤ30cは水
平な平面状であり、弾性部材30bが図中左右方向に平
行移動するようになっている。
【0038】そして、図9のものでは、空気通路開口面
36において第1、第2開口部36a、36bの外周部
全周が平面状に形成されているため、図のように弾性部
材30bの先端側全周を第2開口部36bの周囲に密着
させる際、この弾性部材30bの先端側全周の撓む方向
が定まらない。例えば、弾性部材30bの一辺(図にお
いて仕切り板部10に密着する辺)において、第2開口
部36b側に撓む部分と第1開口部36a側に撓む部分
が存在してしまい、仕切り板部10と弾性部材30bの
間に隙間が生じてしまう。つまり、第2開口部36bの
外周部全周にわたって、弾性部材30bの先端側全周を
一様に密着させることができないため、第2開口部36
bのシール性が悪くなってしまう。
【0039】これに対して、図8に示す本実施形態のも
のでは、第1、第2開口部36a、36bの外周部の全
周にわたって、内周端が外周端より狭まった傾斜面36
c、36dが形成されているため、図のように弾性部材
30bの先端側全周を第2開口部36bの外周部に密着
させる際、弾性部材30bの全周は傾斜面36dに沿っ
て内側に撓むことができる。このようにして、弾性部材
30bの先端側全周が第2開口部36bの外周部全周に
わたって一様に密着するので、第2開口部36bのシー
ル性を高めることができる。
【0040】従って、図7に示すマックスホット時に
は、バイパス空気流路34に対応する第2開口部36b
の外周部全周に弾性部材30bの先端側全周を内側に撓
ませて密着させることができるため、第2開口部36b
を確実に全閉することができる。よって、第2開口部3
6bから空気が漏れだすことなく、確実にヒータコア2
2側に空気の全量が送風されることになる。上述の内容
は、図5に示すマックスクール時においても同様であ
る。
【0041】また、本実施形態では、空気通路開口面3
6のシールが不要な中間温度制御状態(1/2エアミッ
クス状態)時には、弾性部材30bは空気通路開口面3
6とクリアランスを保って、スライド式エアミックスド
ア30の駆動操作力を低く抑え(具体的には、弾性部材
30bと空気通路開口面36との間の摩擦力がなくな
り)、空気通路開口面36のシールが必要な最大冷房状
態時および最小冷房状態時には、弾性部材30bが空気
通路開口面36に密着してシール性を確保することがで
きる。
【0042】また、スライド式エアミックスドア30の
弾性部材30bが、スライド式エアミックスドア30の
基板30aおよび空調ユニットケース3と同じポリプロ
ピレン系であるエラストマゴムからなるため、ポリプロ
ピレンからなる空調ユニットケース3を再利用する際、
空調ユニットケース3、スライド式エアミックスドア3
0および弾性部材30bを同時に溶かすことができる。
つまり、弾性部材30bをスライド式エアミックスドア
30から取り外す必要がないため、空調ユニットケース
3の再利用が容易となる。
【0043】なお、上述の実施形態において、傾斜面3
6c、36dが、空気通路開口面36に対して角度10
°〜80°傾斜していることが好ましい。こうすること
により、弾性部材30bの先端側全周をより確実に内側
に撓ませることができる。 (第2の実施形態)上記第1の実施形態では、図8のよ
うに、空気通路開口面36の第1、第2傾斜面36c、
36dを、弾性部材30b全周が内側に撓むように設け
ているが、図10に示す第2の実施形態のように、空気
通路開口面36の第1、第2傾斜面36c、36dを、
弾性部材36bが外側に倒れるように設けてもよい。
【0044】(第3の実施形態)図11および図12に
示す第3の実施形態は、上記第1の実施形態における第
1、第2傾斜面36c、36d(図5参照)を廃止する
とともに、弾性部材30bの形状を変形したものであ
る。具体的には、空気通路開口面36において第1開口
部36aおよび第2開口部36bの外周部を平面状と
し、さらに、弾性部材30bの先端側が、弾性部材30
bの外側へ向かう形状に予め成形されている。なお、弾
性部材30bの先端側は、空気通路開口面36に略平行
となっている。
【0045】このような構成によれば、図12中2点鎖
線で示す状態から図12中実線で示す状態まで、スライ
ド式エアミックスドア30を移動させると、弾性部材3
0bの先端側の内壁面全周が第2開口部36bの外周部
に当接し、さらに押しつけられて、弾性部材30bの先
端側がさらに外側へ広がるように撓んで、弾性部材30
bの先端側の内壁面全周が、第2開口部36bの外周部
全周にわたって一様に密着する。
【0046】このため、図9に示す比較例に比べて、第
2開口部36bのシール性を高めることができる。ま
た、上記第1の実施形態のものよりも確実に、弾性部材
30bの先端側全周が外側へ撓んだ状態で、第2開口部
36bの外周部全周にわたって密着できるので、よりシ
ール性を向上できる。また、図12中実線で示す状態に
おいて、図中矢印wで示す風圧がかかるため、さらに強
く、弾性部材30bの先端側を空気通路開口面36に密
着させることができ、より一層シール性を向上できる。
【0047】(第4の実施形態)上記第3の実施形態に
おける弾性部材30bは、先端側が空気通路開口面36
に略平行となるように予め成形されていたが、図13に
示す第4の実施形態では、弾性部材30bの先端側が、
弾性部材30bの外側へ傾斜して向かう形状に予め成形
されている。
【0048】この結果、図13中実線で示す状態では、
空気通路開口面36に略水平に変形した弾性部材30b
の先端側は、上述のような傾斜した形状に戻ろうとする
力を空気通路開口面36に及ぼすため、上記第3の実施
形態よりもさらにシール性を向上できる。(第5の実施
形態)図14に示す第5の実施形態は、上記第3の実施
形態における空気通路開口面36の形状を変形したもの
で、第2開口部36bの外周部において、弾性部材30
bの先端が当接する部分に、この先端を滑らかに通過さ
せるように傾斜する傾斜面36eを形成している。
【0049】この結果、スライド式エアミックスドア3
0を図14中二点鎖線で示す位置から図14中実線で示
す位置へ移動させる際に、弾性部材30bの先端が傾斜
面36eに沿って滑らかに移動できるので、スライド式
エアミックスドア30を上述のように移動するための操
作力を小さくできる。なお、第1開口部36b(図2参
照)は図示していないが、第1開口部36bの外周部に
も、上記傾斜面36eと同様の傾斜面を形成してある。
【0050】(他の実施形態)上記実施形態では、弾性
部材30bとして、スライド式エアミックスドア30の
基板30aと同じポリプロピレン系であるエラストマゴ
ムを用いているが、空調ユニットケース3および基板3
0aを同一の樹脂材料から形成し、弾性部材30bを上
記樹脂材料と同一系統の樹脂を用いたゴム材料により形
成してもよい。
【0051】また、上記実施形態では、弾性部材30b
をスライド式エアミックスドア30の基板30aに一体
に成形しているが、本発明はこれに限定されることはな
く、他のゴム材料からなる弾性部材30bを接着剤等に
より基板30aに固定してあってもよい。また、上記実
施形態では、弾性部材30bを基板30aの外周縁部に
口の字状に設けているが、本発明はこれに限定されるこ
とはなく、空気通路開口面36の第1、第2傾斜面36
c、36dの位置に対応して繋がった形状であればよ
い。
【0052】また、上記第3の実施形態では、図11の
ように、弾性部材30bの先端側は、弾性部材30bの
外側へ向かう形状であったが、内側へ向かう形状であっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本実施形態のスライド式エアミックスドアの斜
視図である。
【図4】図3のJ矢視図である。
【図5】本実施形態で用いるスライド式エアミックスド
アの最大冷房状態を示す要部断面図である。
【図6】本実施形態で用いるスライド式エアミックスド
アの中間温度制御状態を示す要部断面図である。
【図7】本実施形態で用いるスライド式エアミックスド
アの最大暖房状態を示す要部断面図である。
【図8】本実施形態の要部拡大断面図である。
【図9】本実施形態の比較例の要部拡大断面図である。
【図10】第2の実施形態の要部拡大断面図である。
【図11】第3の実施形態のスライド式エアミックスド
アの斜視図である。
【図12】第3の実施形態の要部拡大図である。
【図13】第4の実施形態の要部拡大図である。
【図14】第5の実施形態の要部拡大図である。
【符号の説明】
30…スライド式エアミックスドア(スライド式ド
ア)、 30b…弾性部材、36…空気通路開口面、 36a、36b…第1、第2開口部(空気通路開口
部)、 36c、36d…第1、第2傾斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々山 浩司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 杉 光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気通路開口部(36a、36b)が設
    けられているパネル状の空気通路開口面(36)と、 前記空気通路開口面(36)に対して略平行に摺動可能
    に設けられ、前記空気通路開口部(36a、36b)の
    開口面積を調整するスライド式ドア(30)と、 前記スライド式ドア(30)に設けられ、前記空気通路
    開口部(36a、36b)の外周部全周に対応して繋が
    った形状の弾性部材(30b)とを備え、 前記スライド式ドア(30)が前記空気通路開口部(3
    6a、36b)に対応する位置にあるときは、前記弾性
    部材(30b)の先端側全周が、前記弾性部材(30
    b)の内側または外側へ撓むように、前記空気通路開口
    面(36)において、前記空気通路開口部(36a、3
    6b)の前記外周部全周にわたって密着することを特徴
    とする空気通路開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記空気通路開口面(36)において、
    前記空気通路開口部(36a、36b)の前記外周部全
    周にわたって傾斜面(36c、36d)が形成され、 この傾斜面(36c、36d)の内周端は外周端より狭
    まっており、 前記スライド式ドア(30)が前記空気通路開口部(3
    6a、36b)に対応する位置にあるときは、前記弾性
    部材(30b)の前記先端側全周が、前記空気通路開口
    面(36)の前記傾斜面(36c、36d)全周にわた
    って密着することを特徴とする請求項1に記載の空気通
    路開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面(36c、36d)は、前記
    空気通路開口面(36)に対して角度10°〜80°傾
    斜していることを特徴とする請求項1に記載の空気通路
    開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材(30b)の前記先端側
    は、前記弾性部材(30b)の内側または外側へ向かう
    形状に予め成形されていることを特徴とする請求項1に
    記載の空気通路開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材(30b)の前記先端側
    は、前記弾性部材(30b)の内側または外側へ傾斜し
    て向かう形状に予め成形されていることを特徴とする請
    求項4に記載の空気通路開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記空気通路開口部(36a、36b)
    の前記外周部において、前記弾性部材(30b)の前記
    先端が当接する部分には、前記先端を滑らかに通過させ
    るように傾斜する傾斜面(36e)が形成されているこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載の空気通路開閉
    装置。
  7. 【請求項7】 前記空気通路開口面(36)および前記
    スライド式ドア(30)は、同一の樹脂材料から形成さ
    れ、 前記弾性部材(30b)は、前記樹脂材料と同一系統の
    樹脂を用いたゴム材料からなることを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記樹脂材料はポリプロピレンからな
    り、 前記ゴム材料はポリプロピレン系のエラストマゴムから
    なることを特徴とする請求項7に記載の空気通路開閉装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8に記載の空気通路開閉
    装置と、 空調ユニットケース(3)と、 この空調ユニットケース(3)内に設けられ、送風空気
    を加熱する加熱器(22)と、 この加熱器(22)と並列に設けられ、この加熱器(2
    2)をバイパスして前記送風空気を流す冷風通路(3
    4)と、 前記加熱器(22)の空気下流側に設けられ、前記冷風
    通路(34)を通る空気と、前記加熱器(22)を通過
    して加熱された温風とが混合した空気を車室内吹出口に
    導く吹出空気通路(25、26、27、28)とを具備
    し、 前記空気通路開閉装置は、前記加熱器(22)の近傍に
    配置され、 前記空気通路開口部(36a、36b)は、前記空気通
    路開口面(36)において前記加熱器(22)および前
    記冷風通路(34)に対応する位置に設けられ、 前記スライド式ドア(30)により、前記加熱器(2
    2)と前記冷風通路(34)を通過する空気の風量割合
    を調整していることを特徴とする自動車用空調装置。
  10. 【請求項10】 前記空調ユニットケース(3)、前記
    空気通路開口面(36)および前記スライド式ドア(3
    0)は、同一の樹脂材料から形成され、 前記弾性部材(30b)は、前記樹脂材料と同一系統の
    樹脂を用いたゴム材料からなることを特徴とする請求項
    9に記載の自動車用空調装置。
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