JP3596078B2 - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3596078B2
JP3596078B2 JP8575595A JP8575595A JP3596078B2 JP 3596078 B2 JP3596078 B2 JP 3596078B2 JP 8575595 A JP8575595 A JP 8575595A JP 8575595 A JP8575595 A JP 8575595A JP 3596078 B2 JP3596078 B2 JP 3596078B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heater
support member
cold
air passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8575595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08282248A (ja
Inventor
信之 土居
洋之 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP8575595A priority Critical patent/JP3596078B2/ja
Priority to DE1996111193 priority patent/DE19611193B4/de
Priority to US08/624,837 priority patent/US5701949A/en
Priority to GB9606094A priority patent/GB2299855B/en
Publication of JPH08282248A publication Critical patent/JPH08282248A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596078B2 publication Critical patent/JP3596078B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、加熱器への空気通路および冷風通路を横断する方向に摺動するスライド式ドアにより、加熱器と冷風通路への風量割合を調整する自動車用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスライド式ドアを有する自動車用空調装置は、特開平1−172014号公報等において提案されている。これらの従来装置では、スライド式ドアを駆動するリンク機構を、スライド式ドアと、その空気上流側に位置する冷却器(蒸発器)との間に配設し、このリンク機構に、電動モータ等の操作力を伝達して、スライド式ドアを摺動させる構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、駆動用リンク機構を、スライド式ドアと冷却器との間に配設ししているので、冷却器にリンク機構部品が干渉するのを避けるためには、スライド式ドアと冷却器との間に大きなクリアランスを設定する必要が生じ、空調ユニットの大型化を招くという問題がある。
【0004】
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、スライド式ドアの駆動用リンク機構による空調ユニットの大型化を効果的に抑制できる自動車用空調装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、加熱器と並列に設けられる冷風通路、および加熱器と冷風通路の空気下流側に設けられる冷温風混合空間に着目し、これら冷風通路および冷温風混合空間を有効に活用して、スライド式ドアの駆動用リンク機構を省スペース的に設置しようとするものである。
【0006】
具体的には、本発明では上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載の発明では、送風空気を加熱する加熱器(5)と、この加熱器(5)と並列に設けられ、この加熱器(5)をバイパスして前記送風空気を流す冷風通路(6)と、前記冷風通路(6)を通る空気と、前記加熱器(5)を通過して加熱された温風とを混合する冷温風混合空間(13)と、この冷温風混合空間(13)の空気下流側に設けられ、この冷温風混合空間(13)からの空気を車室内吹出口に導く吹出空気通路(15、16、17、18)と、前記加熱器(5)および前記冷風通路(6)の空気上流側に、前記加熱器(5)への空気通路(7)および前記冷風通路(6)を横断する方向に摺動可能に設けられ、前記加熱器(5)と前記冷風通路(6)への風量割合を調整するスライド式ドア(12)と、このスライド式ドア(12)に連結され、このスライド式ドア(12)を前記横断方向に摺動させるリンク機構(14)とを具備し、
このリンク機構(14)が前記冷風通路(6)から前記冷温風混合空間(13)に至る空間内に配設されており、
前記スライド式ドア(12)は、開口(24a〜24d)を有する支持部材(21)と、この支持部材(21)の空気下流側に支持部材(21)と一体に移動可能に設けられ、かつ可撓性を有するフィルム部材(22)と、前記支持部材(21)を前記横断方向に移動させるように前記支持部材(21)の動きを案内する案内機構(32、33)とを有し、 前記フィルム部材(22)は前記支持部材(21)の前記開口(24a〜24d)を通して受ける空気の風圧により前記加熱器(5)への空気通路開口部(9)および前記冷風通路用開口部(8)の周縁部(38)に圧接し得るように構成されている自動車用空調装置を特徴としている。
【0007】
請求項2記載の発明では、送風空気を冷却する冷却器(4)と、この冷却器(4)の空気下流側に設けられ、この冷却器(4)で冷却された冷風を加熱する加熱器(5)と、前記冷却器(4)の空気下流側に前記加熱器(5)と並列に設けられ、前記加熱器(5)をバイパスして前記冷風を流す冷風通路(6)と、前記冷風と、前記加熱器(5)を通過して加熱された温風とを混合する冷温風混合空間(13)と、この冷温風混合空間(13)の空気下流側に設けられ、この冷温風混合空間(13)からの空気を車室内吹出口に導く吹出空気通路(15、16、17、18)と、前記冷却器(4)と前記加熱器(5)との間に、前記加熱器(5)への空気通路(7)および前記冷風通路(6)を横断する方向に摺動可能に設けられ、前記加熱器(5)と前記冷風通路(6)への風量割合を調整するスライド式ドア(12)と、このスライド式ドア(12)に連結され、このスライド式ドア(12)を前記横断方向に摺動させるリンク機構(14)とを具備し、
このリンク機構(14)が前記冷風通路(6)から前記冷温風混合空間(13)に至る空間内に配設されており、
前記スライド式ドア(12)は、開口(24a〜24d)を有する支持部材(21)と、この支持部材(21)の空気下流側に支持部材(21)と一体に移動可能に設けられ、かつ可撓性を有するフィルム部材(22)と、前記支持部材(21)を前記横断方向に移動させるように前記支持部材(21)の動きを案内する案内機構(32、33)とを有し、 前記フィルム部材(22)は前記支持部材(21)の前記開口(24a〜24d)を通して受ける空気の風圧により前記加熱器(5)への空気通路開口部(9)および前記冷風通路用開口部(8)の周縁部(38)に圧接し得るように構成されている自動車用空調装置を特徴としている。
【0009】
請求項記載の発明では、請求項1または2に記載の自動車用空調装置において、前記リンク機構(14)は、前記スライド式ドア(12)から前記冷風通路(6)側へ突出するように設けられた第1のレバー片(23)と、前記冷温風混合空間(13)部において回動可能に設けられた駆動軸(37)と、この駆動軸(37)に一端側が結合され、他端側が前記第1のレバー片(37)側へ向かうように配設された第2のレバー片(35)とを有し、この第2のレバー片(35)の他端側は前記第1のレバー片(23)
に回動可能に結合されていることを特徴とする。
【0010】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0011】
【発明の作用効果】
請求項1〜記載の発明によれば、上記技術的手段を有しているため、スライド式ドアを作動させるリンク機構を、加熱器と並列に設けられる冷風通路、および加熱器と冷風通路の空気下流側に設けられる冷温風混合空間を利用して設置することができる。
【0012】
そのため、スライド式ドアと冷却器との間のクリアランスを必要最小限の小さな間隔に設定することができるとともに、空調ユニットのケース外部に上記リンク機構設置のためのスペースを確保する必要がなく、その結果スライド式ドアを備えた空調ユニットの小型化を効果的に達成できる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。
図1において、1は自動車用空調装置のうち、車室内計器盤の下方部に設置される空調ユニットで、2はその空気流入口である。この空気流入口2には、車室内計器盤の下方部で、助手席側前方に配設されている送風ユニット(図示せず)から空気が送風され、流入する。
【0014】
この送風ユニットは周知のごとく、車室内または車室外の空気を切替導入する内外気切替箱と、この内外気切替箱を通して導入された空気を送風する遠心多翼送風機とから構成されている。
3は空調ユニット1の樹脂製ケースで、車室内計器盤の下方部において車室内左右方向の略中央部に配置されている。このケース3内の空気上流側には、空気冷却手段をなす蒸発器4が配設され、空気下流側の下方側部位には空気加熱手段としてのヒータコア5が配設されている。また、ケース3内には、蒸発器4で冷却された冷風がヒータコア5をバイパスして流れる冷風通路6が蒸発器4空気下流側の上方側部位(ヒータコア5の上方側部位)に形成されている。
【0015】
上記蒸発器4は図示しない圧縮機,凝縮器,受液器,減圧器とともに周知の冷凍サイクルを構成する冷却器であり、ケース3内の空気を除湿冷却する。上記圧縮機は自動車のエンジンにより電磁クラッチ(図示せず)を介して駆動される。また、上記ヒータコア5は自動車エンジンの冷却水を熱源とする加熱器であり、上記蒸発器4にて冷却された冷風を再加熱する。
【0016】
そして、蒸発器4の空気下流側部位におけるケース3内において、冷風通路6とヒータコア5への加熱用通路7の入口部には、それぞれ蒸発器4を通過した空気を送るための冷風用開口部8と加熱用開口部9が形成されている。
冷風用開口部8および加熱用開口部9は、図1に示すように同一平面上に開口しており、ケース3の内側壁から突出した突出壁部10とケース3内の略中央部に位置する仕切壁11とにより構成されている。
【0017】
そして、これらの冷風用開口部8および加熱用開口部9は、図1中矢印A方向から見ると開口形状が略長方形状で、上下方向に並列に形成されている。
仕切壁11は、前記両開口部8、9の中間部位から空気下流側に向かって水平に延びるように形成されており、冷風通路6と加熱用通路7とを区画するためのものである。これによって、加熱用開口部9から加熱用通路7に取り入れられた空気は、全てヒータコア5に送られるようになっている。また、逆に冷風用開口部8から冷風通路6に取り入れられた空気は、全てヒータコア5を迂回するようになっている。
【0018】
蒸発器4の空気下流側で、冷風用開口部8と加熱用開口部9の空気上流側には、蒸発器4を通過した空気のうち、冷風通路6と加熱用通路7のそれぞれに送られる空気量を調節するスライド式ドア12が配設されている。なお、このスライド式ドア12の詳細は、後述する。
冷風通路6および加熱用通路7の空気下流側部位には、この冷風通路6と加熱用通路7とを通過した冷風および温風を混合させるエアミックスチャンバー部(冷温風混合空間)13が設けられている。つまり、このエアミックスチャンバー部13にて冷風通路6を流れる冷風と、加熱用通路7を流れる温風とが混合されることで、所望の空調風温度を得ることができる。
【0019】
そして、ケース3内の空間のうち、冷風通路6から上記エアミックスチャンバー部13に至る部位には、前記スライド式ドア12を作動させるリンク機構14が配設されており、このリンク機構14は冷風通路6および加熱用通路7から吹き出される冷風および温風の空気流れ方向を調節する役割を兼ねるものであって、このリンク機構14の詳細は、スライド式ドア12と同様に後で詳しく説明する。
【0020】
ケース3内において、エアミックスチャンバー部13の空気下流側部位は2つの吹出空気通路15、16に分岐しており、そして、一方の通路15は、図1に示すように上方に向かって延在しており、この通路15の空気下流側には、車室内の乗員の上半身に向かって空調風を吹き出すためのフェイス吹出口(図示せず)に接続されるフェイス吹出空気通路17と、車両のフロントガラスの内面に向かって空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口(図示せず)に接続されるデフロスタ吹出空気通路18が設けられている。
【0021】
また、前記他方の通路16は、下方に向けて延在しており、この通路16の空気下流側には、乗員の下半身に向かって空調風を吹き出すためのフット吹出口19が設けられている。
そして、上記両通路15、16の分岐部には、ケース3内で空調された空調風を通路15に送風するか、通路16に送風するかを選択する第1切替ドア20aが設けられている。この第1切替ドア20aは、図1中aで示す回動位置である場合、空調風が全て通路15側に送られ、図1中bで示す回動位置である場合は、空調風が全て通路16に送られ、フット吹出口19から吹き出される。
【0022】
さらに、通路15の空気下流側部位には、第2切替ドア20bが配置されており、このドア20bによって通路15に送られた空調風をフェイス吹出空気通路17側に流すか、デフロスタ吹出空気通路18側に流すかを選択するようになっている。具体的には、第1切替ドア20aが図1中aで示す回動位置にあって、かつ第2切替ドア20bが図1中cで示す回動位置の場合は、空調風はデフロスタ吹出空気通路18側へ流れ、また第1切替ドア20aが図1中aで示す回動位置にあって、かつ第2切替ドア20bが図1中dで示す回動位置にある場合は、空調風がフェイス吹出空気通路17側へ流れる。
【0023】
次に、上述のスライド式ドア12およびリンク機構14について詳しく説明する。
図2にスライド式ドア12の分解図を示す。図3にスライド式ドア12の組付図を示す。図4にスライド式ドア12がケース3内に取り付けられた取付図を示す。
【0024】
スライド式ドア12は、支持部材21と、この支持部材21の空気下流側の一平面部21aを覆うように配設されるフィルム部材22とからなる。
支持部材21は、例えばポリプロピレンなどの樹脂材にて、外形が略長方形状に形成されている。そして、支持部材21には、図2に示すように4つの貫通穴(開口)24a〜24dが形成されていることから、支持部材21は、田の字のような枠体状を呈し、十字状の支持部21bを有している。
【0025】
支持部材21の両端部(図2中手前側と奥側における両端部)には、その全長にわたって前記一平面部21aから略垂直方向に折れ曲がった取付部25a、25bが一体形成されている。そして、この取付部25aおよび25bの外面には、それぞれ等間隔に突出した複数の円柱状の突起部26が一体形成されている。これら取付部25a、25bは、後述するが、フィルム部材22を支持部材21に取り付けるためのものである。これら取付部25a、25bは図1、4に示すようにスライド式ドア12の上端部および下端部に形成されている。
【0026】
一方、図2左右方向における支持部材21の両端面には、この両端面から突出し、支持部材21をケース3内に移動可能に保持するための円柱状の保持部32がそれぞれ複数個(2個)一体形成されている。さらに、支持部材21の支持部21bの上面には、U形状に形成された係合溝23aを有するレバー片23が形成されている。このレバー片23は図1に示すように支持部材21の空気下流側の一平面部21aから冷風通路6側へ突出すように形成されている。
【0027】
フィルム部材22は、可撓性(柔軟性)があって通気性がなく、しかも摩擦抵抗が小さい樹脂材料で形成することが好ましい。具体的には、例えば厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートで成形された樹脂フィルムからなり、略長方形状を呈している。
ここで、フィルム部材22の大きさについて述べると、フィルム部材22の幅Zは、支持部材21の幅Wと同等となっている。一方、フィルム部材22の高さYは、支持部材21の高さXと、取付部25a、25bの幅(図2中Vで示す幅の2倍)とを合わせた寸法よりも所定量大きく設定されている。
【0028】
フィルム部材22の両端部には、支持部材21に形成された複数の突起部26と同じ等間隔に複数の取付穴28が形成されている。また、フィルム部材22には、上述のレバー片23が挿入される挿入穴30が形成されている。
このようなフィルム部材22を支持部材21を取り付けるには、先ずフィルム部材22の一端側に等間隔に並んだ3つの取付穴28を、支持部材21の一端側の突起部26に嵌合(または遊嵌)させる。その後、支持部材21のレバー片23を挿入穴30に挿入させながら、他端側の3つの取付穴28を反対側の突起部26に嵌合(または遊嵌)させる。そして、例えば加熱装置(図示しない)にて突起部26を溶融させることで、支持部材21の取付部25a、25bにフィルム部材22を熱溶着させる。これにより、フィルム部材22が支持部材21に固定される(図3参照)。
【0029】
そして、上述したようにZ=Wの関係にフィルム部材22の幅Zを設定しているから、図3に示すように支持部材21とフィルム部材22の左右方向の幅(図3中Eで示す幅)は両者とも同一となり、丁度重なり合う。一方、図3中上下方向の高さ(図3中Fで示す寸法)は、フィルム部材22の寸法の方が大きいことから、支持部材21の平面部21aとフィルム部材22との間に空間ができるようにフィルム部材22が撓んだ状態となる。
【0030】
ここで、支持部材21およびフィルム部材22のケース3内への取付構造を簡単に説明する。
図1に示す樹脂製のケース3は、紙面表側と紙面裏側とで2つに分割されたケース体を金属クリップ、ねじ止め等の手段にて一体に結合することにより構成されており、そしてこのケース3の各分割ケース体の内壁には、図4に示すように断面長穴形状のガイド溝33がケース3の上下方向に形成されている。図4には、このガイド溝33として図1中紙面裏側に位置するものが1箇所のみ示されているが、実際には、このガイド溝33はケース3の各分割ケース体の内壁の対向する部位に2箇所設けられている。
【0031】
また、このガイド溝33は、その溝の延在方向がケース3内を流れる空気流れ方向に対し略垂直、かつ冷風用開口部8および加熱用開口部9が開口した平面と平行となるように形成されている。また、このガイド溝33の形成位置は、冷風用開口部8および加熱用開口部9の空気上流側で、これら開口部の近傍に形成されている。
【0032】
そして、この支持部材21の保持部32を、一方のケース体のガイド溝33内に挿入し、さらに反対側の保持部32を他方のケース体のガイド溝33内に挿入し、2つのケース体によって支持部材21が挟み込まれるようにして支持部材21をケース3内に収納するとともに、ガイド溝33の延在方向に支持部材21を摺動可能に保持する。
【0033】
この収納状態では、支持部材21の一平面部21aの延在方向が、ケース3内を流れる空気流れ方向と略垂直(換言すれば、空気流れを横断する方向)となるように配置され、支持部材21がガイド溝33に沿って移動することから、常に支持部材21は、この延在方向に移動することになる。また、図4に示すように取付部25a、25bは、支持部材21の移動方向の両端側に位置させるようにしてある。
【0034】
次に、前述したリンク機構14を図4に基づいて詳しく説明する。
リンク機構14は、両端がケース3に回動可能に支持される駆動軸37を有し、この駆動軸37はポリプロピレンなどの樹脂材より形成されている。この駆動軸37はケース3内のエアミックスチャンバー部13に水平方向(車両左右方向)に位置するように配設されている。この駆動軸37は、ケース3内のエアミックスチャンバー部13の空気流れ方向を調節する空気ガイド板34と、レバー片35が一体成形されている。このレバー片35はその一端側が駆動軸37に連結され、駆動軸37の部位から支持部材21のレバー片23側へ向かって延びるように配設されている。このレバー片35の他端側は支持部材21のレバー片23の係合溝23aと係合するようになっている。
【0035】
また、駆動軸37の一端側(図4中図示されていない側)はケース3内で外部へ突出しないようにしてケース壁面に回動可能に支持されているが、他端側はケース3の外部に突出し、この駆動軸37を駆動する駆動手段としての駆動レバー27が連結されている。
前記空気ガイド板34は、駆動軸37の軸方向に沿った細長い長方形の平板状に形成されており、そして、駆動軸37と一体に回動してその向きが変更するようになっている。
【0036】
レバー片35は、駆動軸37の軸方向におけるほぼ中間部位に形成され、その他端側には、円柱状の係合部36が一体形成されており、この係合部36は、支持部材21のレバー片23の係合溝23a内に回動可能に挿入されている。
以上の構成により、駆動軸37を回転させるに伴って、空気ガイド板34と一体にレバー片35も回転し、レバー片35の係合部36の位置が図4中上下方向に移動する。この係合部36の移動によって、支持部材21がレバー片23を介して上下方向の力を受けてガイド溝33に沿い図4中上下方向(ケース3内を流れる空気流れ方向に対し略垂直な方向)に移動するようになっている。。
【0037】
なお、前記した駆動レバー27の駆動機構は周知のものでよく、例えば、車室内計器盤部に設けられる空調制御パネル(図示せず)の手動操作レバー(温度調節用操作レバー)に加わる手動操作力をコントロールケーブルを介して駆動レバー27に伝達することより、駆動レバー27を回動させる機構とする。あるいは、空調用制御装置により自動制御されるサーボモータなどのアクチュエータにより駆動レバー27を回動させるようにしてもよい。
【0038】
次に、上記した構成において本実施例の作動を説明する。先ず、図5に示すマックスホット(最大暖房状態)時について説明する。
図5に示す状態は、支持部材21およびフィルム部材22が最も上方に位置する作動位置であり、この作動位置により加熱用開口部9を全開し、冷風用開口部8を全閉する。その結果、蒸発器4を通過して冷却された冷風が全てヒータコア5に送られる。この状態でのフィルム部材22の形状を図6および図7に模式的に示す。
【0039】
なお、図6は送風機停止時のフィルム部材22の状態を示すもので、図7は送風機作動時のフィルム部材22の状態を表すものである。
図6に示すように送風機停止時は、フィルム部材22は自然形状を維持し、冷風用開口部8の周縁部38とフィルム部材22との間には、若干ながらの隙間が存在する。しかしながら、図7に示すように送風機作動時においては、蒸発器4を通過した空気(図7中矢印D)が、支持部材21の貫通穴24a〜24dを通過してフィルム部材22の内面に吹き付けられ、この風圧によってフィルム部材22が図7中左方向に膨らむように撓み、冷風用開口部8の周縁部38の全周にわたって圧接する。
【0040】
これにより、冷風用開口部8がフィルム部材22により確実に閉塞され、閉塞のシール効果を充分高めることができる。
それ故、マックスホット時において冷風用開口部8から空気が漏れだすことが無くなり、蒸発器4を通過した冷風は、全て加熱用開口部9から加熱用通路7に送風されることになる。
【0041】
また、このマックスホット状態において、リンク機構14の空気ガイド板34は図5に示すように加熱用通路7の出口側の開口面積を最大限広げるような作動位置となる。
次に、スライド式ドア12により、冷風通路6および加熱用通路7の双方に蒸発器4を通過した空気が送られるエアミックス時(中間温度制御時)について、図8に基づき説明する。
【0042】
この場合、支持部材21およびフィルム部材22は、図8に示すようにケース3内の上下方向のほぼ中間部に位置し、冷風用開口部8と加熱用開口部9との開口面積の割合を調節し、この両開口部8、9を通過した空気をエアミックスチャンバー部13にて混合することにより、所望の空調風温度を得る。
ここで、もし、冷風用開口部8から取り入れられた空気が、仕切部11とフィルム部材22との間から漏れだし、加熱用通路7に入り込むと所望の混合割合が得られないという問題が生じる。また、逆に加熱用開口部9から取り入れられた空気が、仕切部11とフィルム部材22との間から漏れだし、冷風通路6に入り込むと、やはり所望の混合割合が得られないという問題が生じる。
【0043】
しかしながら、本実施例においては、蒸発器4を通過した空気は貫通穴24a〜24dを介して、フィルム部材22に吹き付けられることから、フィルム部材22が仕切部11側に膨らむように撓み、フィルム部材22が仕切部11の端面に風圧により圧接するので、上記の問題の発生を防止できる。
従って、フィルム部材22によって、冷風通路6および加熱用通路7の開口面積を調節して、所望の空調風温度を得ることができる。。
【0044】
また、この場合、リンク機構14の空気ガイド板34は、図5に示す状態から図8に示す状態まで矢印G方向に回動し、加熱用通路7の出口側の開口面積を小さくすると共に、空気ガイド板34により加熱用通路7のうち、通路16との隔壁16aに近接した部分を塞ぐような作動位置となる。これにより、加熱用通路7を通過した空気は、空気ガイド板34により流れ方向が変更されてフィルム部材22と空気ガイド板34との間(図8参照)を流通して、冷風通路6側へ流れる。
【0045】
従って、冷風通路6を流れる冷風に対して、フィルム部材22と空気ガイド板34との間から温風が直交方向ないし若干逆方向より衝突することになり、冷温風の混合がし易くなり、冷温風をエアミックスチャンバー部13において均一に混合することができる。
次に、図1に示すマックスクール(最大冷房状態)時について説明する。
【0046】
図1に示す状態は、支持部材21が最も下方に位置する状態であり、加熱用開口部9を全閉し、冷風用開口部8を全開するため、蒸発器4を通過した空気が全て冷風通路6に送られる。
このマックスクール時におけるフィルム部材22の状態は、上述のマックスホット時と同様なため説明を省略する。
【0047】
このマックスクール状態において、リンク機構12の空気ガイド板34は、図8に示す回動位置より矢印Gで示す方向にさらに回動し、加熱用通路7の出口側の開口面積を最大限狭めるような作動位置となる。ここで、加熱用通路7には空気は流れないが、ヒータコア5からの放熱(ヒータコア5内にエンジン冷却水が常時循環しているので自然対流による放熱がある)によって、若干ながら暖められた温風が、図1中矢印Kで示すようにエアミックスチャンバー部13に混じり込み、冷房性能を低下させるという不具合が生じる。
【0048】
しかしながら、空気ガイド板34が加熱用通路7の出口側の開口面積を最大限狭めるような作動位置となり、さらに空気ガイド板34がヒータコア5にて暖められた温風がエアミックスチャンバー部13に混入することを抑制する遮断壁の役割を果たすことから、ヒータコア5からの放熱による冷房性能の低下を最小限に抑えることができる。
【0049】
また、図1に示すように空気ガイド板34が、左上がりにて傾斜(エアミックスチャンバー部13の空気下流側が上方となる傾斜)していることから、冷風通路6を通過した空気が加熱用通路7に流入しないように遮断すると共に、通路15または通路16側へこの空気を導くガイドの役割も果たしている。
以上、まとめると平板状の支持部材21およびフィルム部材22が、平板の延在方向と同じ方向であり、ケース3内の空気流れ方向に対し略垂直な方向に移動することにより、支持部材21およびフィルム部材22の作動スペースを小さくすることが可能となる。具体的には、従来のような回動式のエアミックスドアに比べ、図1中左右方向(車両前後方向)の幅を大幅に短くすることが可能となる。
【0050】
しかも、支持部材21を作動させるリンク機構14を、ケース3内の冷風通路6からエアミックスチャンバー部13に至る空間に設置しているから、支持部材21と蒸発器4とのクリアランスX(図1)を必要最小限に縮小できる。また、リンク機構14を、ケース3内に内蔵しているから、ケース3外部にリンク機構14の設置スペースを確保する必要もない。
【0051】
その結果、車両用空調装置の体格を大幅に小さくすることができる。
また、フィルム部材22を風圧によって撓ませ、周縁部38および仕切壁11に圧接させることで確実にシールすることができる。また、この際、風圧によってシールされているため、例えばパッキンなどで圧接させながら摺動させるよりもはるかに支持部材21の操作力を低減することが可能となる。また、支持部材21およびフィルム部材22が、空気流れ方向と略垂直に移動するため、支持部材21およびフィルム部材22をどの方向に移動させたとしても、風圧によって操作力の増加を引き起こすことは無い。
【0052】
以上、本発明の実施例を述べたが、本発明は以下に述べるような変形例にも適用できる。
上記実施例では、支持部材21のレバー片23の係合溝23aを直線的に延びるU字状の溝形状としたが、図9に示すように蛇行状としてもよく、レバー片35とレバー片23とが連動可能であれば、どのような形状でもよい。
【0053】
また、上記実施例では、支持部材21をケース3内を流れる空気流れ方向に対し略垂直になるように配置したが、フィルム部材22が風圧によって撓み可能であれば、支持部材21はこの空気流れ方向に対して傾斜していても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例におけるマックスクール時の状態を示す概略構成断面図である。
【図2】図1に示すスライド式ドアにおける支持部材とフィルム部材との分解斜視図である。
【図3】図2に示す支持部材とフィルム部材との組付状態の斜視図である。
【図4】スライド式ドアのケース内での収納保持状態を示す斜視図である。
【図5】本発明装置の一実施例におけるマックスホット時の状態を示す概略構成断面図である。
【図6】送風機停止時におけるフィルム部材の状態を示す部分構造図である。
【図7】送風機作動時におけるフィルム部材の状態を示す部分構造図である。
【図8】本発明装置の一実施例におけるエアミックス時の状態を示す概略構成断面図である。
【図9】スライド式ドアの支持部材のレバー片の他の形状例を示す部分図である。
【符号の説明】
1…空調ユニット、3…ケース、4…蒸発器、5…ヒータコア、
6…冷風通路、7…加熱用通路、12…スライド式ドア、
13…エアミックスチャンバー部、14…リンク機構、
15、16、17、18…吹出空気通路、21…支持部材、22…フィルム部材、23…第1のレバー片、35…第2のレバー片、37…駆動軸。

Claims (3)

  1. 送風空気を加熱する加熱器と、
    この加熱器と並列に設けられ、この加熱器をバイパスして前記送風空気を流す冷風通路と、
    前記冷風通路を通る空気と、前記加熱器を通過して加熱された温風とを混合する冷温風混合空間と、
    この冷温風混合空間の空気下流側に設けられ、この冷温風混合空間からの空気を車室内吹出口に導く吹出空気通路と、
    前記加熱器および前記冷風通路の空気上流側に、前記加熱器への空気通路および前記冷風通路を横断する方向に摺動可能に設けられ、前記加熱器と前記冷風通路への風量割合を調整するスライド式ドアと、
    このスライド式ドアに連結され、このスライド式ドアを前記横断方向に摺動させるリンク機構とを具備し、
    このリンク機構が前記冷風通路から前記冷温風混合空間に至る空間内に配設されており、
    前記スライド式ドアは、
    開口を有する支持部材と、
    この支持部材の空気下流側に支持部材と一体に移動可能に設けられ、かつ可撓性を有するフィルム部材と、
    前記支持部材を前記横断方向に移動させるように前記支持部材の動きを案内する案内機構とを有し、
    前記フィルム部材は前記支持部材の前記開口を通して受ける空気の風圧により前記加熱器への空気通路開口部および前記冷風通路用開口部の周縁部に圧接し得るように構成されていることを特徴とする自動車用空調装置。
  2. 送風空気を冷却する冷却器と、
    この冷却器の空気下流側に設けられ、この冷却器で冷却された冷風を加熱する加熱器と、
    前記冷却器の空気下流側に前記加熱器と並列に設けられ、前記加熱器をバイパスして前記冷風を流す冷風通路と、
    前記冷風と、前記加熱器を通過して加熱された温風とを混合する冷温風混合空間と、
    この冷温風混合空間の空気下流側に設けられ、この冷温風混合空間からの空気を車室内吹出口に導く吹出空気通路と、
    前記冷却器と前記加熱器との間に、前記加熱器への空気通路および前記冷風通路を横断する方向に摺動可能に設けられ、前記加熱器と前記冷風通路への風量割合を調整するスライド式ドアと、
    このスライド式ドアに連結され、このスライド式ドアを前記横断方向に摺動させるリンク機構とを具備し、
    このリンク機構が前記冷風通路から前記冷温風混合空間に至る空間内に配設されており、
    前記スライド式ドアは、
    開口を有する支持部材と、
    この支持部材の空気下流側に支持部材と一体に移動可能に設けられ、かつ可撓性を有するフィルム部材と、
    前記支持部材を前記横断方向に移動させるように前記支持部材の動きを案内する案内機構とを有し、
    前記フィルム部材は前記支持部材の前記開口を通して受ける空気の風圧により前記加熱器への空気通路開口部および前記冷風通路用開口部の周縁部に圧接し得るように構成され
    ていることを特徴とする自動車用空調装置。
  3. 前記リンク機構は、
    前記スライド式ドアから前記冷風通路側へ突出するように設けられた第1のレバー片と
    前記冷温風混合空間部において回動可能に設けられた駆動軸と、
    この駆動軸に一端側が結合され、他端側が前記第1のレバー片側へ向かうように配設された第2のレバー片とを有し、
    この第2のレバー片の他端側は前記第1のレバー片に回動可能に結合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用空調装置。
JP8575595A 1995-03-23 1995-04-11 自動車用空調装置 Expired - Lifetime JP3596078B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8575595A JP3596078B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 自動車用空調装置
DE1996111193 DE19611193B4 (de) 1995-03-23 1996-03-21 Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug
US08/624,837 US5701949A (en) 1995-03-23 1996-03-22 Air conditioner for an automobile
GB9606094A GB2299855B (en) 1995-03-23 1996-03-22 Air conditioner for an automobile

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8575595A JP3596078B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 自動車用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08282248A JPH08282248A (ja) 1996-10-29
JP3596078B2 true JP3596078B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=13867682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8575595A Expired - Lifetime JP3596078B2 (ja) 1995-03-23 1995-04-11 自動車用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3596078B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200282805A1 (en) * 2019-03-06 2020-09-10 Hanon Systems Air conditioner for vehicle

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11291745A (ja) 1998-04-09 1999-10-26 Sanden Corp 自動車用空調装置
JP2000280725A (ja) * 1999-04-01 2000-10-10 Sanden Corp 自動車用空調装置
JP2000289439A (ja) * 1999-04-02 2000-10-17 Sanden Corp 自動車用空調装置
JP2000289433A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Sanden Corp 自動車用空調装置
EP1044833B1 (en) 1999-04-13 2006-08-02 Calsonic Kansei Corporation Air conditioning apparatus for vehicle
JP4166393B2 (ja) 1999-04-13 2008-10-15 カルソニックカンセイ株式会社 自動車用空気調和装置のドア駆動用歯車
JP4160215B2 (ja) 1999-09-29 2008-10-01 カルソニックカンセイ株式会社 車両用空気調和装置
DE60024200T2 (de) 1999-10-06 2006-06-22 Calsonic Kansei Corp. Fahrzeugklimaanlage
DE60024560T2 (de) 1999-10-14 2006-06-14 Calsonic Kansei Corp Schiebetüreinheit einer Kraftfahrzeug-Klimaanlage
DE60016137T3 (de) 1999-10-15 2008-03-06 Calsonic Kansei Corp. Heizungs- Lüftungs- und/oder Klimaanlagen für Kraftfahrzeuge
DE102019131472A1 (de) * 2019-11-21 2021-05-27 Valeo Klimasysteme Gmbh Heizungs-, Lüftungs- und/oder Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200282805A1 (en) * 2019-03-06 2020-09-10 Hanon Systems Air conditioner for vehicle
US11667173B2 (en) * 2019-03-06 2023-06-06 Hanon Systems Air conditioner for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08282248A (ja) 1996-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5701949A (en) Air conditioner for an automobile
US5699851A (en) Air conditioner for vehicles
JP3596078B2 (ja) 自動車用空調装置
US5899262A (en) Air duct selector
EP1247668B1 (en) Vehicle air conditioner
JP4085769B2 (ja) 車両用空調装置
JP3646365B2 (ja) 自動車用空調装置
US5893407A (en) Air conditioner
JP3586925B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3596081B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3767060B2 (ja) 空調装置
JP2004276856A (ja) 通路開閉装置および車両用空調装置
JP2006001378A (ja) 車両用空調装置
JP2001080347A (ja) 車両用空調装置
JP3692636B2 (ja) 車両用空調装置
JP2003220820A (ja) 車両用空調装置
JP3447721B2 (ja) 車両用空調装置
JP2001287534A (ja) 車両用空調装置
JP3767039B2 (ja) 車両用空調装置
JP3680361B2 (ja) 空調装置
JP2004224180A (ja) 車両用空調装置
JP3719300B2 (ja) 空調装置および空調装置の組付方法
JP4265513B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002019450A (ja) エアミックスダンパユニット
JP2005231463A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 8