JPH0919127A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH0919127A
JPH0919127A JP16504595A JP16504595A JPH0919127A JP H0919127 A JPH0919127 A JP H0919127A JP 16504595 A JP16504595 A JP 16504595A JP 16504595 A JP16504595 A JP 16504595A JP H0919127 A JPH0919127 A JP H0919127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
stator core
rotor
motor
terminal portion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16504595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamamoto
登子雄 山本
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP16504595A priority Critical patent/JPH0919127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ本体を回転させロータの停止位置を変
更しても電源供給端子、すなわち端子部の位置が変わら
ないようにする。 【構成】 ロータ2と対向する極歯を有するステータコ
ア4に端子部5付の円環状のコイルボビン6を装着し、
ステータコア4をコイルボビン6と共に端子部5が外部
に露出するようにモータケース内に保持する。そして、
モータケースまたはモータケースを兼ねるステータコア
4に端子部5の周方向への移動を許容する切欠き部4j
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータの停止位置を変
更できるようにしたステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステッピングモータにおいては、
図5および図6に示すようにステッピングモータ30へ
の電源供給は、回路基板31とこのステッピングモータ
30の電源供給端子32とをつなぐように配置されるビ
ニール線33、またはプリント基板もしくはFPC(フ
レキシブルプリント基板)を介して行われている。すな
わち、外部の電源は、回路基板31、ビニール線33等
を介してモータ内のコイルへ供給される。そして、電源
供給されるコイルやボビンはステッピングモータ30の
ケース等に固定的に取り付けられている。また、モータ
によっては磁気回路の一部を構成するヨークとボビンが
一体に成形されているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ステッピングモータ30をボルト40,40等でモータ
30が取り付けられる機器に固定してしまうと、ステッ
ピングモータ30内のロータの停止位置は、ステッピン
グモータ30の有するステップ位置に決まってしまい自
由に変更できなくなってしまう(図5参照)。
【0004】一方、一般的にこのようなステッピングモ
ータ30を使用した機器、例えばフロッピーディスク駆
動装置においては、このモータ30で駆動される磁気ヘ
ッドの停止位置を調整する必要が生ずる。そして、この
調整のため磁気ヘッドの停止位置をわずかに変更しよう
とすると、ロータの停止位置(=ロータの停止角度位
置)を変更する必要が生ずる。そして、ロータの停止位
置を変更しようとすると、その構造上、このステッピン
グモータ30本体を全体的に回転させる必要がある。す
なわち、そのためには図6のようにボルト40,40を
一旦少しゆるめ、ステッピングモータ30を全体に回転
させる必要がある。
【0005】そうすると、図6に示すように電源供給端
子32もステッピングモータ30本体と一緒に移動して
しまい、ビニール線33のたわみが大きくなる。このた
め、ロータの停止位置を調整するものでは、必ずビニー
ル線33やFPC等のたわみ可能な手段をある程度余裕
を持たせた形で電源供給端子32に接続させている。こ
の結果、従来のステッピングモータ30においては、電
源供給端子32と回路基板31との間にたわみ可能なビ
ニール線33のような手段が必要となり、部品点数が多
くなる。また、ビニール線33等の結合手段は、余裕を
持たせるために長いものが必要となる。しかも、たわみ
部が発生するため耐久性に劣るものとなる。
【0006】本発明は、モータ本体を回転させロータの
停止位置を変更しても電源供給端子、すなわち端子部の
位置が変わらないようにしたステッピングモータを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ロータと対向する極歯を有
するステータコアに端子部付の円環状のコイルボビンを
装着し、ステータコアをコイルボビンと共に端子部が外
部に露出するようにモータケース内に保持してなるステ
ッピングモータにおいて、モータケースに端子部の周方
向への移動を許容する切欠き部を設けている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のステッピングモータにおいて、ステータコアに端子
部の周方向への移動を許容する切欠き部を設けている。
【0009】さらに、請求項2記載の発明は、請求項1
または2記載のステッピングモータにおいて、端子部の
周方向への移動許容量をモータのステップ角以上として
いる。
【0010】
【作用】したがって、請求項1記載の発明では、ステッ
ピングモータを機器等に固定した後で、端子部を動かす
ことなく、コイルボビンをステータコアに対して相対回
転させ、ロータの停止位置を変更することができる。
【0011】加えて請求項2記載の発明では、ステータ
コアに切欠き部を設けたので、ステータコアに対し、端
子部はその切欠き部内を相対移動できる。
【0012】さらに、請求項3記載の発明では、端子部
の周方向への移動許容量がモータのステップ角以上であ
るので、ロータ停止位置の調整がスラップ角未満に限定
されることがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の構成を図1から図4に示す実
施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】本発明のステッピングモータ1は、ロータ
2と、このロータ2と対向する極歯3を有するステータ
コア4と、このステータコア4に装着される端子部5付
きの円環状のコイルボビン6とから主に構成されてい
る。そして、コイルボビン6は、モータケースを兼ねる
ステータコア4で保持されている。
【0015】そして、ロータ2は、回転軸2aに2つの
マグネット2b,2bを樹脂部2c,2cを介して、一
体固定することにより形成されている。また、ステータ
コア4は、第1のステータコア組4aと第2のステータ
コア組4bから構成されている。そして、第1のステー
タコア組4aは、第1の内ステータコア4cとモータケ
ースを兼ねる第1の外ステータコア4dから構成され、
第2のステータコア組4bは第2の内ステータコア4e
とモータケースを兼ねる第2の外ステータコア4fから
構成されている。そして、第1、第2の内ステータコア
4c,4eおよび第1、第2の外ステータコア4d、4
fには、それぞれロータ2に対向する極歯3が複数取り
付けられている。
【0016】第1、第2の内ステータコア4c,4e
は、それぞれ第1、第2の外ステータコア4d,4fの
ステータコア係止部4gに位置決め係止される3つのケ
ース係合部4h,4h,4hを有し、それらが重ね合わ
される形で結合されている。また、第1、第2の内ステ
ータコア4c,4eには、コイルボビン6の端子部5が
はまり込み、かつ、周方向に移動できるように、凹部4
iが周方向にそって、かつ、角度αの大きさをもつよう
に形成されている。
【0017】一方、第1、第2の外ステータコア4d、
4fのそれぞれには、ステータコア係止部4gに加え、
端子部5がはまり込み、かつ、周方向に移動できるよう
に切欠き4jが設けられている。この切欠き4jは上述
の凹部4iと同様に周方向に角度αの大きさをもつよう
に切り欠かれている。そして、この切欠き部によって決
められる角度αが端子部5の可動域となっている。
【0018】そして、端子部5には電源供給端子7が取
り付けられる一方、回転軸2aが突出していない側に配
置される外ステータコア4fには、ステッピングモータ
1の底部を覆い、かつ、ロータ2の回転軸2aを軸受け
する軸受部材8が取り付けられる。その取り付けは、弾
性部8a,8aを、凹部4iと切欠き部4jで形成され
る空間にはめ、弾性部8a,8aの先端を外ステータコ
ア4fに引っかけることにより行っている。なお、第1
の外ステータコア4eにはステッピングモータ1を機器
等に取り付けるための取り付け部材9が固定されてい
る。
【0019】そして、このようなステッピングモータ1
を回路基板10に、図3および図4に示すような形で取
り付け固定する。すなわち、まず、ステッピングモータ
1の電源供給端子7をそのまま直接、回路基板10に取
り付け、ボルト11,11で仮固定する(図3参照)。
その後、トラック位置を合わせるために最大で±2θ
(θはステップ角)の角度分だけ、ステッピングモータ
1本体を回転調整させる。その調整後、ボルト11,1
1で取り付け部材9を機器等との間で挟み込み、ステッ
ピングモータ1を固定している(図4参照)。
【0020】この実施例において、軸受部材8の取り付
けを、端子部5の周方向への移動を許容する切欠き部4
jの一部を利用するようにしても良く、その場合は、取
り付け構造が単純となり、しかも取り付けが容易とな
る。
【0021】なお、上述の実施例は、本発明の好適な実
施の一例ではあるが、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可
能である。例えば、ステータコアでモータケースを兼ね
るようにするのではなく、モータケースをステータコア
とは別部材としてステータコアやコイルボビンの周囲を
覆うようにしてもよい。その場合、モータケースのみに
端子部の周方向への移動を許容する切欠き部を設けるよ
うにしたり、モータケースとステータコアの両者に切欠
き部を設けるようにすることができる。
【0022】また、ステータコア組としては2つではな
く、1つにしてもよく、また、さらには3つ以上にして
もよい。
【0023】さらに、本発明は、一種のステッピングモ
ータと言える交流同期モータやその他のステップ動作す
るモータに適用することができる。
【0024 】
【発明の効果】以上の説明より明らかのように、請求項
1記載のステッピングモータは、ステッピングモータの
端子部を一定位置に固定したまま、ステータコア等の本
体を回転させることができる。すなわち、固定された電
源供給端子と他の部品例えば回路基板やビニール線等と
の位置関係が保持された状態で、ロータの停止位置を変
更することができる。このため、ビニール線等は、たわ
みを考慮する必要がなくなり、長くなりすぎるというこ
とがなくなる。また、たわみ部を設ける必要がなくなる
ので、耐久性が向上する。
【0025】さらに、回路基板へ直接モータを接続する
ことが可能となり、このような場合には、従来用いてい
たビニール線やFPC、FFC等を廃止することができ
る。この結果、部品点数の削減や、組立工数の削減が計
れ、組立効率が向上し、加えてコストダウンも図ること
ができる。
【0026】また、請求項2記載のステッピングモータ
は、端子部がステータコアの切欠き部内を相対移動でき
るので、端子部がステッピングモータの径方向に大きく
突出することはなく、小型化が可能となる。
【0027】さらに、請求項3記載のステッピングモー
タは、ロータ停止位置の調整がステップ角未満に限定さ
れることがないので、ロータの停止位置をステッピング
モータ本体の360°すべての位置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステッピングモータの実施例の斜視図
である。
【図2】図1のステッピングモータの分解斜視図であ
る。
【図3】本発明のステッピングモータの仮固定状態を説
明するための図である。
【図4】本発明のステッピングモータを回転調整した後
の状態を説明するための図である。
【図5】従来のステッピングモータの仮固定状態を示す
図である。
【図6】従来のステッピングモータの回転調整後の状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 ロータ 3 極歯 4 ステータコア 4j 切欠き部 5 端子部 6 コイルボビン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと対向する極歯を有するステータ
    コアに端子部付の円環状のコイルボビンを装着し、上記
    ステータコアを上記コイルボビンと共に上記端子部が外
    部に露出するようにモータケース内に保持してなるステ
    ッピングモータにおいて、上記モータケースに上記端子
    部の周方向への移動を許容する切欠き部を設けたことを
    特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記ステータコアに前記端子部の周方向
    への移動を許容する切欠き部を設けた請求項1記載のス
    テッピングモータ。
  3. 【請求項3】 前記端子部の周方向への移動許容量はモ
    ータのステップ角以上である請求項1または2記載のス
    テッピングモータ。
JP16504595A 1995-06-30 1995-06-30 ステッピングモータ Withdrawn JPH0919127A (ja)

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JP16504595A JPH0919127A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ステッピングモータ

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JP16504595A Withdrawn JPH0919127A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ステッピングモータ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
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Effective date: 20020903