JPH0345153A - m相軸方向空隙型コアレス整流子モータ - Google Patents

m相軸方向空隙型コアレス整流子モータ

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JPH0345153A
JPH0345153A JP17908189A JP17908189A JPH0345153A JP H0345153 A JPH0345153 A JP H0345153A JP 17908189 A JP17908189 A JP 17908189A JP 17908189 A JP17908189 A JP 17908189A JP H0345153 A JPH0345153 A JP H0345153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commutator
conductive pattern
electrical connection
coreless
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP17908189A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Shiraki
学 白木
Osamu Hamaguchi
浜口 修
Osami Miyao
宮尾 修美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Shicoh Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0345153A publication Critical patent/JPH0345153A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の産業上の利用分野] 本発明は、カセットテープレコーダ、自動車のドアロッ
ク用アクチエータ等の各種装置に適用して有用な小型の
コアレスロータ電機子の軸方向振動を防止するると共に
整流子片同士の電気的結線を容易にして尚且つ部品点数
を減らしたm相軸方向空隙型コアレス整流子モータに関
する。
[従来技術の問題点] 従来より、固定側にN極、S極の磁極を交互に2P(P
は1以上の整数)個有する界磁マグネットを固定子とし
て備え、該界磁マグネットを軸方向の空隙を介してk(
kは2以上の整数〉個の電機子コイルからなるm(mは
モータの相数で2以上の整数)相のコアレスロータ電機
子を回動自在に設け、該コアレスロータ電機子に整流子
を設けて一体して回転するようになし、該整流子と摺接
するブラシを固定側に設けてなるm相軸方向空隙型コア
レス整流子モータは公知になっている。
かかるm相軸方向空隙型コアレス整流子モータは、軸方
向に極めて厚みが薄く形成された偏平構造のものとなっ
ており、コアレスモータなので。
コギングが無く、小型軽量に構成でき、また高速回転も
可能な事から、カセットテープレコーダ等の小型装置に
多用されている。
かかる軸方向空隙型コアレス整流子モータでは1回転子
に磁性体が無いため、当該回転子が界磁マグネットに磁
気的に吸引されず、当該モータを回転させると軸方向に
振動する欠点がある。
このために、従来においては、別個単独に回転子に磁性
体リングを取り付け、上記回転子の軸方向振動を防止し
ていた。
また上記m相軸方向空隙型コアレス整流子モータには、
コアレス電機子コイルが重なる方式と。
重ならない方式のものがあり1例えば、前者の方式のも
のでは、5相のモータが知られており、後者の方式のも
のでは、3相のモータが知られている。
しかし、何れの方式においても、整流子片からなる整流
子をコアレスロータ電機子に固定する必要があり、また
整流子片と複数の電機子コイルとを電気的に結線する必
要がある。この場合、軸方向空隙型コアレス整流子モー
タのトルクリップルを滑らかにする為には、整流子片の
数を多くし整流子片同士も電気的に結線しなければなら
ない。
ここで、従来において問題になるのは、コアレスロータ
電機子に整流子を設ける場合には、その整流子自体が、
コアレスロータ電機子を大きな体積のものとするほか、
この整流子の位置によっては、この整流子と摺接するブ
ラシもモータ内に大きなスペースを占領するため、当該
モータ自体が大きなものになる欠点がある。
また電機子コイル同士の電気的結線や整流子片同士の電
気的結線の場合でも、 I−ルクリップルを滑らかにす
る目的で、を機子コイルの数を多くしたり、あるいは整
流子片の数を多くした場合、電機子コイルの端子を所定
角度離れた位置の整流子片と電気的に接続したり、整流
子片同士を接続するのが非常に厄介で、量産性に優れな
いものとなる。
この場合の欠点を解消するには1プリント基板を用い、
このプリント基板に整流子片同士、あるいは電機子コイ
ル同士を電気的に結線するための電気結線用導電パター
ンを形成したプリント基板をコアレスロータ電機子に配
設し、所定の電気結線用導電パターンと整流子片及び電
機子コイルの端子を接続すれば解決できる。
しかしながら、上記振動防止用の磁性体リング、ll流
子及びプリント基板の3個を別個にコアレスロータ電機
子に設けねばならず、コアレスロータ電機子を有する回
転子が軸方向に厚みのある物となるほか、上記の3個の
部品を堅固に固定しない場合には部品外れが起こり、ト
ラブルの原因になる惧れがあった。
また、上記振動防止用の磁性体リング、整流子及びプリ
ント基板、及び固定側にブラシを設ける場合に、これら
を設ける位置によっては、当該軸方向空隙型コアレス整
流子モータを軸方向の厚みを大きなものにする欠点があ
るほか、所定の電気結線用導電パターンと整流子片及び
電機子コイルの端子を接続するのが厄介で量産性に優れ
ないものになったり、また振動防止用の磁性体リング。
整流子及び上記プリント基板の3つの部品を設けなけれ
ばならないため、高価な軸方向空隙型コアレス整流子モ
ータを形成する欠点があった。
[発明の課題] 本発明の課題は1回転子の軸方向の振動を防止するため
のコアレスロータ電機子に取り付けるための振動防止用
磁性体基板と、整流子と電機子コイル及び整流子片同士
を電気的に結線するための電気結線用導電パターンを形
成したプリント基板を1つの基板に形成して振動防止兼
電気結線用導電パターン基板とし、あるいは振動防止用
磁性体基板と、整流子と、該整流子と電機子コイル及び
整流子片同士を電気的に結線するための電気結線用導電
パターンを形成したプリント基板を1つの振動防止兼整
流子兼電気結線用導電パターン基板に形成し、これら振
動防止兼電気結線用導電パターン基板、振動防止兼整流
子兼電気結線用導電パターン基板をコアレスロータ電機
子面に配役固定し、上記電気結線用導電パターン基板に
形成した整流子に軸方向からブラシを摺接することによ
り、振動防止用磁性体基板と 整流子と、ブラシ及び電
気結線用導電パターンを形成したプリント基板を用いた
としても、これらによって軸方向空隙型コアレス整流子
モータが大きくならず、特に軸方向に非常に厚みの薄い
当該モータに・すること、及び部品外れの慣れを無くし
て品質の優れた当該モータを得ること、また部品点数を
減らして1組み立てを容易にすること、更には、整流子
を構成する整流子片同士、及び整流子片と電機子コイル
との電気的結線を極めて容易にして、軸方向空隙型コア
レス整流子モータを容易且つ安価に量産できるようにす
ることを課題に戒されたものである。
その他の課題は、トルクリップルの滑らかな性能の良好
な軸方向空隙型コアレス整流子モータを得ることを課題
に成されたものである。その他の課題は以下の説明で明
らかになるであろう。
[発明の課題達成手段] かかる発明の課題は、固定側にN極、S極の磁極を交互
に2P (Pは1以上の整数)個有する界磁マグネット
を固定子として備え、半径内側方向に至るに従って厚み
を薄く形成したに個(kはm相のコアレスロータ電機子
を形成するのに望ましい値の整数)のコアレス電機子コ
イルからなるm(mはモータの相数で2以上の整数)相
のコアレスロータ電機子を回動自在に設けて回転子とし
該コアレスロータ電機子の厚みを薄く形成した部分に当
該コアレスロータ電機子の軸方向の振動を防止するため
に上記界磁マグネットに磁気的に吸引される振動防止用
磁性体基板を設けて当該振動防止用磁性体基板が上記電
機子コイル面から大きく突出しないように配設し、該磁
性体基板に互いに界磁マグネットの磁極との対応関係に
おいて均等条件位置にある整流子片同士を電気的に結線
した電気結線用導電パターンを形成して振動防止兼電気
結線用導電パターン基板を設け、上記コアレスロータ電
機子に整流子を設けて一体して回転するようになし、該
整流子と摺接するブラシを固定側に設けたコアレスロー
タ電機子の軸方向振動を防止したm相軸方向空隙型コア
レス整流子モータを提供することによって達成される。
また別の課題は上記振動防止兼電気結線用導電パターン
基板を、上記振動防止用磁性体基板に導電体を設け、該
導電体をエツチング等の手段を用いて2mn (nは1
以上の整数)個の整流子片からなる整流子及び互いに界
磁マグネットの磁極との対応関係において均等条件位置
にある整流子片同士を電気的に結線した電気結線用導電
パターンを一体形成してなる振動防止兼整流子兼電気結
線用導電パターン基板に形成し、該振動防止兼整流子兼
電気結線用導電パターン基板の整流子と摺接して整流を
なすために互いに90度の間隔をおいて配置され且つそ
れぞれ正側電源、負側電源に接続された2つのブラシを
固定側に設けたコアレスロータ電機子の軸方向振動を防
止したm相軸方向空隙型コアレス整流子モータを提供す
ることによって達成される。
その他の課題達成手段は、以下の説明にて明らかにする
[発明の実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す3相の軸方向空隙型コ
アレス整流子モータの縦断面図、第2図は同モータの主
要部を表す分解斜視図、第3図は界磁マグネットとコア
レスロータ電機子との展開図、第4図は振動防止兼整流
子兼電気結線用導電パターン基板の説明図で、以下第1
図乃至第4図を参照して3相の軸方向空隙型コアレス整
流子モータ1について説明する。
軸方向に偏平な3相の軸方向空隙型コアレス整流子モー
タ1は、軟鋼板で形成されたカップ型ケース2の上端開
口部を同じく軟鋼板で形成した円板状のカバー3で閉じ
ることにより、3相の軸方向空隙型コアレスm流子モー
タケース4を形成している。該モータケース4の略々中
心部には2シヤフト5をオイルレスメタル等の軸受6及
びスラスト受け7によって回動自在に軸支している。
シャフト5には、第2図に示すように3個の空心型の電
機子コイル9−1.9−2.9−3が互いに重ならない
ように120度のピッチで等間隔に配設されていて、プ
ラスチックでモールドして円板状に形成したコアレスロ
ータ電機子10を固定して回転子8を構成し、一体して
回転するようになっている。
上記各々のコアレス電機子コイル9−1.9−2.9−
3は1反トルクの入らない効率の良い3相の軸方向空隙
型コアレス整流子モータ1を形成するために、半径方向
の発生トルクに寄与する導体部9aと9a’との開角が
後記する界磁マグネット11のN極、S極の一磁極の幅
(90度)と同じ磁極幅となるように90度の開角幅の
扇枠状に導線を適宜ターン数巻線して空心型のものに形
成している。
しかし、この軸方向空隙型コアレス整流子モータ1では
、後記する振動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン
基板12をコアレスロータ電機子10の下面に固定して
も、当該振動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基
板12によって軸方向空隙型コアレス整流子モータ1が
軸方向に厚みが増したりしないようにするため、及び軸
方向空隙型コアレス整流子モータ1が回転することによ
り、上記振動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基
板12が外れたりしないように回転子8に堅固に固定で
きるようにするために、コアレス電機子コイル9−1.
9−2.9−3は、半径内側方向に至るに従って厚みが
薄くなるようにしたものを3個用いてコアレスロータ電
機子10を形成している。
このように形成したコアレスロータ電機子10によれば
、界磁マグネット11と軸方向の空隙17を介して対向
するコアレスロータ電機子10の下面中央部に上記振動
防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板12を合理
的に収納するための凹部を形成することができる。
即ち、3個のコアレス電機子コイル9−1゜9−2.9
−3によってその下面中央部に形成した凹部に、上記振
動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板12を配
設し、これらをプラスチックによって円板状にモールド
して固定すれば、上記振動防止兼整流子兼電気結線用導
電パターン基板12を回転子8に堅固に固定できる。
同時に上記振動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン
基板12を当該コアレスロータ電機子10の下面方向に
大きく突出させることがないので1回転子8の厚みを増
加させることがなく、当該軸方向空隙型コアレス整流子
モータ1を軸方向に厚みを増加させないで済む。
上記円環状の振動防止兼整流子兼電気結線用導電パター
ン基板12は1回転子8の軸方向の振動を防止するため
に、第2図及び第4図に示すように円環状の磁性体基板
13の下面内周部に6つの整流子片14−1.  ・・
・、14−6で構成された整流子14と、その外周部、
内周部[第4図の(a)参照]及び上面部[第4図の(
b)参照]に形成した3つの電気結線用導電パターン1
5−1.15−2.15−3を上記磁性体基板13に形
成した導体2例えば銅Jix積層板をエツチング等の適
宜な手段を施して形成したものとなっている。
なお第4図の(a)は振動防止兼整流子兼電気結線用導
電パターン基板12の下面図を示すもので、この下面が
後記するブラシ23−1.23−2と軸方向の空隙20
を介して面対向する部分の図で、この第4図の(a)の
整流子14は、後記するブラシ23−1.23−2と対
向摺接する磁性体基板13面位置に形成している。
第4図の(b)は、振動防止兼整流子兼電気結線用導電
パターン基板12の上面図を示すもので、この図の振動
防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板12面がコ
アレスロータ電機子10下面に向けられて固定される。
第4図の(a)、(b)の振動防止兼整流子兼電気結線
用導電パターン基板12に形成された電気結線用導電パ
ターン15−1.15−2゜15−3について説明する
と、これら電気結線用導電パターン15−1.15−2
.15−3は界磁マグネット11との関係で互いに均等
条件にある整流子片同士を電気的に接続する為のもので
〈第3図参照〉、この実施例の3相軸方向空隙型コアレ
ス整流子モータlにおいでは、Δ結線を採用している。
このため、磁性体基板13の一方の面にのみ。
3つの電気結線用導電パターン15−1.15−2.1
5−3全てを形成しようとすると、−これら何れかの電
気結線用導電パターン同士が交差してしまうことになる
ので、これを解消するために。
この実施例では、電気結線用導電パターン15−1と1
5−2を磁性体基板13の下面に形成し。
電気結線用導電パターン15−3を磁性体基板13の上
面に形成している。
第3図及び第4図の(a)、(b)を参照して、!負結
線用導電パターン15−1は、その−端を整流子片14
−1に電気的に接続し、その他端を整流子片14−4に
電気的に接続している。
電気結線用導電パターン15−2は、その一端を整流子
片14−3に電気的に接続し、その他端を整流子片14
−6に電気的に接続している。
電気結線用導電パターン15−3は、その一端はスルー
ホール16−1[第4図(b)参照]を介して整流子片
14−2に電気的に接続し、その他端をスルーホール1
6−2を介して整流子片14−5に電気的に接続してい
る。
上記コアレスロータ電機子10の上面軸方向の空隙17
を介して面対向するカバー3の内面には1円環状のステ
ータヨーク18を介してN極。
S極の磁極を90度の着磁幅で交互に有する4極の円環
状の界磁マグネット11を固定している。
コアレスロータ電機子10の下面に設けた振動防止兼整
流子兼電気結線用導電パターン基板12と軸方向の空隙
20を介して対向するカップ型ケース2の内底には、ブ
ラシホルダ24によって支持され、且つ互いに90度の
角度幅離れた位置にリード線19−1を介して正側電源
側端子22−1に接続されたブラシ23−1と、リード
線1つ−2を介して負側電源側端子22−2に接続され
たブラシ23−2を固定して、当該ブラシ23−1及び
23−2を上記整流子14に摺接して整流をなすように
している。
第3図を参照して、電機子コイル9−1.9−2.9−
3各々の一方の端子は、それぞれ順次整流子片14−1
.14−3.14−5に電気的に接続し、電機子コイル
9−1.9−2.9−3各々の他方の端子は、それぞれ
順次整流子片14−2.14−4.14−6に電気吟に
接続し、上記したように電気結線用導電パターン15−
1.15−2.15−3を用いて整流子片14−1. 
 ・・・、14−6同士の電気的接続により、Δ結線し
ている。
なお、上記の実施例では、Δ結線を示したが。
これに限らず、Y型結線を行っても良い、また。
界磁マグネット11は4極の一体した円環状の物を用い
たが、これに限らず、他の2P(Pは2以上の整数)極
のものであっても良く、また各磁極をセグメントマグネ
ットを用いて形成しても良く1例えば、セグメントマグ
ネット間の空いたスペースを利用することにより、この
スペースにブラシ23−1.23−2を設け、上記振動
防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板12を界磁
マグネット11と対向するコアレスロータ電機子10面
側に設けることで、当該軸方向空隙型コアレス整流子モ
ータ1がブラシ23−1.23−2によって厚みが増加
を防ぐようにしても良い。
また軸方向空隙型コアレス整流子モータ1は。
電機子コイル同士が重ならない3相のモータを示したが
、電機子コイル同士が重なっても良く、また他の相数、
即ち、k(kは2以上の整数〉個の電機子コイル群から
なるm(mはモータの相数で、2以上の整数〉相の軸方
向空隙型コアレス整流子モータ構造にしても良い。
更にまた。上記においては、振動防止用磁性体基板と、
整流子と、電気結線用導電パターン基板を一体化した振
動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板12を用
いた例を示したが、整流子は別個に形成し、振動防止用
磁性体基板と電気結線用導電パターン基板とを一体化し
た振動防止兼電気結線用導電パターン基板を用いても良
い。
また整流子14は、6個の整流子片で形成したものを示
したが、2mn (nは1以上の整数〉個用いて形成し
ても良い。
例えば、上記で示した3相の軸方向空隙型コアレス整流
子モータ1においては、上記2mnにおいて、3相のモ
ータであるからlm=3で、n=1の場合、即ち、2X
3X1=6で、6個の整流子片で整流子14を構成した
が、n=2を選択すると、2X3X2=12個の整流子
片で整流子を形成すれば、上記実施例のものに比較して
トルクリップルの数は、2倍になるので、即ち、トルク
リップルの大きさを約2分の1に押さえることができ、
より滑らかに回転する3相の軸方向空隙型コアレス整流
子モータを形成することができる。
上記においてステータヨーク18を用いているが、カバ
ー3を磁性体で形成しているために、省略して差し支え
ないものであるが、上記ステータヨーク18を用いたの
は、当該カバー3をプラスチック等の非磁性体で形成す
る場合を考慮したためである。
本発明は、上記構成からなるため、それぞれ正側電源端
子22−1.負側電源端子22−2゜リード線19−1
.19−2.ブラシ23−1゜23−2及び整流子14
.電気結線用導電パターン15−1.  ・・・、15
−3を介して適宜な電機子コイルに適宜方向の通電をな
せば、フレミングの左手の法則に従って、所定方向のト
ルクが発生するので、コアレスロータ電機子10を有す
る回転子8が所定方向に回転する。またこの回転により
、ブラシ23−1.23−2と整流子14とが相対的に
回転し、整流がなされ、電機子コイル9群に適宜な方向
の電流が通電され、モータ1は所定方向に回転を続行す
る。
[発明の効果] 本発明は、振動防止用磁性体基板と整流子と電機子コイ
ル及び整流子片同士を電気的結線するための電気結線用
導電パターンを形成したプリント基板を1つの振動防止
兼整流子兼電気結線用導電パターン基板に形成し、ある
いは振動防止用磁性体基板と電機子コイル及び整流子片
同士を電気的結線するための電気結線用導電パターンを
形成したプリント基板を1つの振動防止兼電気結線用導
電パターン基板に形成(なお、上記実施例では。
整流子と電機子コイルとを電気的に結線するための電気
結線用導電パターンを形成していないが他の方法では、
このようなことがあり得る。)し、これをコアレスロー
タ電機子の凹部に配設固定しており、上記整流子あるい
は振動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板の整
流子に軸方向からブラシを摺接するようにしているので
、界磁アゲネットと当該磁性体基板からなる導電パター
ン基板とが磁気的に吸引されて軸方向に振動することな
く回転できるため、騒音の小さなm相軸方向空隙型コア
レス整流子モータが得られる利点がある。
更にまた上記構成からなる為、従来のように。
整流子、ブラシ及び電気結線用導電パターンを形成した
プリント基板を用いたとしても、軸方向に非常に厚みの
薄い小型モータを形成できる。
また振動防止用磁性体基板と整流子と電機子コイル及び
整流子片同士を電気的結線するための電気結線用導電パ
ターンを形戒したプリント基板を1、つの振動防止兼整
流子兼電気結線用導電パターン基板に形成し、あるいは
振動防止用磁性体基板と電機子コイル及び整流子片同士
を電気的結線するための電気結線用導電パターンを形戒
したプリント基板を1つの振動防止兼電気結線用導電パ
ターン基板に形戒している為、従来に比較して部品点数
を減らずことができるので1組み立てが容易で、更には
、整流子を構成する整流子片同士及び整流子片と電機子
コイルとの電気的結線を極めて容易に行えるので、軸方
向空隙型コアレス整流子モータを容易且つ安価に量産で
きる。
また軸方向空隙型コアレス整流子モータの軸方向の振動
を押さえるための、振動防止兼整流子兼電気結線用導電
パターン基板、あるいは振動防止兼電気結線用導電パタ
ーン基板をコアレスロータ電機子に設けても、これらに
よって軸方向空隙型コアレス整流子モータを大きくせず
、特に軸方向に非常に厚みの薄い当該モータを形成でき
、また振動防止兼整流子兼電気結線用導電パターン基板
、あるいは振動防止兼電気結線用導電パターン基板を回
転子に堅固に固定できるので1品質の優れた当該モータ
を得ることができる効果がある。
また整流子片の数を多くしてトルクリップルの滑らかな
性能の良好な軸方向空隙型コアレス整流子モータを得る
場合にも、上記のように電気結線が非常に容易になる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す3相の軸方向空隙型コ
アレス整流子モータの縦断面図、第2図は同モータの主
要部を表す分解斜視図、第3図は界磁マグネットとコア
レスロータ電機子との展開図、第4図は振動防止兼整流
子兼電気結線用導電パターン基板の説明図である。 [符号の説明] 1・・・3相軸方向空隙型コアレス整流子モータ、2・
・・カップ型ケース、3・・・カバー4・・ 3相軸方
向空隙型コアレス整流子モータケース 5・・・シャフ
ト、6・・・軸受。 7・・・スラスト受け、8・・・回転子。 9−1.9−2.9−3・・ ・電機子コイル。 9a、9a’  ・・・発生トルクに寄与する導体′部
 10・・・コアレスロータ電機子。 11・・・界磁マグネット、12・・・振動防止兼整流
子兼電気結線用導電パターン基板。 13・・・振動防止用磁性体基板、14・・・整流子、
14−1.  ・・・、14−6・・・整流子片、15
−1.15−2.15−3・・・電気結線用導電パター
ン、16−1.16−2・・・スルーホール、17・・
・空隙、18・・・ステータヨーク、19−1.19−
2・・・リード線。 20・・・空隙、22−1・・・正側電源端子。 22−2・・・負側電源端子。 23−1.23−2・・・ブラシ、24・・・ブラシホ
ルダ。 三井金属鉱業株式会社 代表者 真島公三部 堵3図 篤4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定側にN極、S極の磁極を交互に2P(Pは1
    以上の整数)個有する界磁マグネットを固定子として備
    え、半径内側方向に至るに従って厚みを薄く形成したk
    個(kはm相のコアレスロータ電機子を形成するのに望
    ましい値の整数)のコアレス電機子コイルからなるm(
    mはモータの相数で2以上の整数)相のコアレスロータ
    電機子を回動自在に設けて回転子とし、該コアレスロー
    タ電機子の厚みを薄く形成した部分に当該コアレスロー
    タ電機子の軸方向の振動を防止するために上記界磁マグ
    ネットに磁気的に吸引される振動防止用磁性体基板を設
    けて当該振動防止用磁性体基板が上記電機子コイル面か
    ら大きく突出しないように配設し、該磁性体基板に互い
    に界磁マグネットの磁極との対応関係において均等条件
    位置にある整流子片同士を電気的に結線した電気結線用
    導電パターンを形成して振動防止兼電気結線用導電パタ
    ーン基板を設け、上記コアレスロータ電機子に整流子を
    設けて一体して回転するようになし、該整流子と摺接す
    るブラシを固定側に設けてなる、m相軸方向空隙型コア
    レス整流子モータ。
  2. (2)上記振動防止兼電気結線用導電パターン基板は、
    上記振動防止用磁性体基板に導電体を設け、該導電体を
    エッチング等の手段を用いて2mn(nは1以上の整数
    )個の整流子片からなる整流子及び互いに界磁マグネッ
    トの磁極との対応関係において均等条件位置にある整流
    子片同士を電気的に結線した電気結線用導電パターンを
    一体形成してなる振動防止兼整流子兼電気結線用導電パ
    ターン基板に形成し、該振動防止兼整流子兼電気結線用
    導電パターン基板の整流子と摺接して整流をなすために
    互いに90度の間隔をおいて配置され且つそれぞれ正側
    電源、負側電源に接続された2つのブラシを固定側に設
    けてなる、特許請求の範囲第(1)項記載のm相軸方向
    空隙型コアレス整流子モータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040041185A (ko) * 2002-11-08 2004-05-17 삼성전기주식회사 플랫 타입 모터
EP1432105A2 (en) * 2002-12-17 2004-06-23 Kabushiki-Kaisha Asaba Coreless Motor
KR100472756B1 (ko) * 2002-10-21 2005-03-10 자화전자 주식회사 외경이 작은 편평형 코아레스 진동모터
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