JPH09189959A - スチルカメラ一体型ビデオカメラ - Google Patents

スチルカメラ一体型ビデオカメラ

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JPH09189959A
JPH09189959A JP7342082A JP34208295A JPH09189959A JP H09189959 A JPH09189959 A JP H09189959A JP 7342082 A JP7342082 A JP 7342082A JP 34208295 A JP34208295 A JP 34208295A JP H09189959 A JPH09189959 A JP H09189959A
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video
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zoom
zoom lens
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JP7342082A
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Yasuyuki Nagano
靖幸 永野
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Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019960047768A priority patent/KR100209905B1/ko
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Priority to KR1019960047766A priority patent/KR100209903B1/ko
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/48Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ビデオカメラにより撮像している
ときにスチルカメラの画角を電子ビューファインダで確
認することができないといった問題を解決するものであ
る。 【解決手段】 ビデオカメラ本体10の前面には、ビデ
オカメラ用ズームレンズ11とスチルカメラ用ズームレ
ンズ22とが設けられている。ビデオカメラ本体10の
背面には、電子ビューファインダ12が設けられてい
る。電子ビューファインダ12は、ビデオ撮像中のスチ
ル撮影を容易にするため、ビデオカメラ用ズームレンズ
11を介して撮像された画像を表示すると共に、スチル
カメラ部のズーム倍率とビデオカメラ部のズーム倍率と
のズーム比に基づいて、スチルカメラ部のズームレンズ
22により撮影される画角の静止画あるいはこれに相当
する画像を子画面にして電子ビューファインダ12の画
面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチルカメラ一体型
ビデオカメラに係り、特に磁気テープに動画を記録する
ビデオカメラと、写真フィルムに静止画を記録するスチ
ルカメラとを一体構造とすると共に、電子ビューファイ
ンダを使用してスチルカメラの撮影を容易に行えるよう
構成したスチルカメラ一体型ビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁気テープに動画像を磁気記
録するビデオカメラと、写真フィルムに静止画像を露光
するスチルカメラとは、夫々単独の商品として開発され
ていた。ところが、同じ被写体をビデオカメラで撮像す
ると共に、スチルカメラでも撮影しようとする場合、ビ
デオカメラとスチルカメラとを両方とも持ち歩くことに
なって面倒であるばかりか、スチルカメラを使用する際
にはビデオカメラによる撮像を中断しなければならなか
った。
【0003】そこで、ビデオカメラとスチルカメラとを
一体化したスチルカメラ一体型ビデオカメラが開発され
つつある。このようなスチルカメラ一体型ビデオカメラ
としては、特開昭63−261330号公報により開示
されたものがある。この公報のものは、箱状に形成され
たハウジングを正面から見てハウジングの左側にスチル
カメラが設けられ、ハウジングの右側にビデオカメラが
設けられた構成となっている。そして、ハウジングの正
面には、スチルカメラ用の対物レンズとビデオカメラ用
の対物レンズとが配設されると共に、ハウジングの正面
中央には光学式ビューファインダ用の対物レンズが配設
されている。
【0004】このように、光学式ビューファインダがハ
ウジングの正面中央に設けられているので、光学式ビュ
ーファインダで見た被写体に対するスチルカメラで撮影
された映像との視差が小さく、且つ光学式ビューファイ
ンダとビデオカメラで撮像された画像とのパララックス
(視差)も小さいので、一つの光学式ビューファインダ
でビデオカメラ及びスチルカメラのファインダを兼ねる
ことができる。そのため、光学式ビューファインダを見
ながらビデオカメラで撮像し、且つシャッタチャンスの
ときにスチルカメラで撮影をすることができるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のものでは、光学式ビューファインダに対するビデオ
カメラ、スチルカメラのパララックスを小さくするよう
にしているが、パララックス自体を無くすことができな
かった。
【0006】このような問題を解消するため、上記光学
式ビューファインダとは別にビデオカメラにより撮像さ
れた画像を液晶ディスプレイ(LCD)に表示させて液
晶ディスプレイを電子ビューファインダとして使用する
構成とされたスチルカメラ一体型ビデオカメラが開発さ
れつつある。この構成のものでは、電子ビューファイン
ダを見ながらビデオカメラによる撮像を行うと共に、シ
ャッタチャンスのときにスチルカメラにより撮影を行う
ことができるので、上記のようなパララックスが生じな
い。
【0007】また、上記のようなスチルカメラ一体型ビ
デオカメラにおいては、スチルカメラ及びビデオカメラ
の対物レンズにズームレンズを使用することにより、広
角から望遠まで画角を変えながら撮影及び撮像を行うこ
とができ、例えば遠くにある被写体を大きく写すことが
でき、あるいは標準レンズでは画角に入らない被写体も
カメラの位置を変えることなく撮影及び撮像することが
できる。
【0008】ところが、スチルカメラのズーム倍率とビ
デオカメラのズーム倍率とを異なるように設定した場
合、電子ビューファインダにはビデオカメラのズームレ
ンズにより撮像された画像のみが表示されているだけな
ので、スチルカメラの画角を電子ビューファインダで確
かめることができなかった。
【0009】そのため、電子ビューファインダには、ビ
デオカメラにより撮像された被写体の画像が表示されて
いるにも拘わらず、ズーム倍率の差がある場合スチルカ
メラにより撮影される画角が分からないまま撮影してし
まうといった問題があった。本発明は上記の点に鑑みな
されたもので、ビデオカメラにより撮像しているときに
スチルカメラの画角を電子ビューファインダで確認する
ことができるように構成したスチルカメラ一体型ビデオ
カメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1の
発明は、被写体の静止画像を写真フィルムに露光するス
チル用ズームレンズを有するスチルカメラ部と、前記ス
チル用ズームレンズのズーム倍率を制御するスチル用ズ
ーム制御回路と、ビデオ用ズームレンズにより撮像した
動画像の画像信号を磁気テープに記録するビデオカメラ
部と、前記ビデオ用ズームレンズのズーム倍率を制御す
るビデオ用ズーム制御回路と、前記ビデオカメラ部によ
り撮像された画像を表示する電子ビューファインダと、
前記スチル用ズームレンズのズーム倍率を変更するスチ
ル用ズーム操作手段と、前記ビデオ用ズームレンズのズ
ーム倍率を変更するビデオ用ズーム操作手段と、前記ビ
デオカメラ部が撮像した光学信号を画像信号に変換する
ビデオカメラ信号処理回路と、前記スチル用ズーム操作
手段及びビデオ用ズーム操作手段からの情報に応じて前
記スチル用ズーム制御回路及びビデオ用ズーム制御回路
を制御する制御手段と、を有するスチルカメラ一体型ビ
デオカメラにおいて、任意に設定された前記ビデオ用ズ
ームレンズのズーム倍率で得られた映像信号を、任意に
設定された前記スチル用ズームレンズのズーム倍率で得
られた画角に合うように変換するため、画像の変倍率を
演算する画像変倍演算手段を設け、前記スチル用ズーム
操作手段により調整された前記スチル用ズームレンズの
ズーム倍率で捕らえた画角に相当する画像信号を前記電
子ビューファインダに表示させることを特徴とするもの
である。
【0011】従って、請求項1の発明によれば、スチル
用ズーム操作手段により調整されたスチル用ズームレン
ズのズーム倍率で捕らえた画角に相当する画像信号を電
子ビューファインダに表示させることができるので、ス
チル用ズームレンズのズーム倍率とビデオ用ズームレン
ズのズーム倍率との差にかかわりなく電子ビューファイ
ンダをみながらスチル用ズームレンズのズーム倍率を操
作することができる。
【0012】また、請求項2の発明は、上記請求項1記
載のスチルカメラ一体型ビデオカメラにおいて、前記ス
チルカメラ部による撮影と前記ビデオカメラ部による撮
像とを同時に行うとき、前記スチル用ズームレンズが捕
らえた画角に相当する画像情報を前記電子ビューファイ
ンダの一部に表示させる表示制御手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0013】従って、請求項2の発明によれば、スチル
カメラ部による撮影とビデオカメラ部による撮像とを同
時に行うとき、スチル用ズームレンズが捕らえた画角に
相当する画像情報を電子ビューファインダの一部に表示
させることができるため、電子ビューファインダをみな
がらスチル用ズームレンズのズーム倍率を操作すること
ができる。
【0014】また、請求項3の発明は、上記請求項1記
載のスチルカメラ一体型ビデオカメラにおいて、前記ビ
デオカメラ信号処理回路から出力された信号と前記画像
変倍演算手段から出力された信号を選択する第1の選択
回路と第2の選択回路とを有し、前記第1の選択回路は
前記電子ビューファインダに入力する信号を選択し、前
記第2の選択回路は磁気テープに記録する画像信号を選
択することを特徴とするものである。
【0015】また、請求項3の発明によれば、第1の選
択回路が電子ビューファインダに入力する信号を選択
し、第2の選択回路が磁気テープに記録する画像信号を
選択することにより、スチル用ズームレンズのズーム倍
率に応じた画像を電子ビューファインダに表示させるこ
とができる。
【0016】また、請求項4の発明は、上記請求項1記
載のスチルカメラ一体型ビデオカメラにおいて、前記ス
チルカメラ部により撮影と前記ビデオカメラ部による撮
像とを同時に行うとき、スチル用ズームレンズの画角設
定が前記ビデオ用ズームレンズの画角設定より広く設定
され、少なくとも前記スチルカメラ部が撮影した撮影情
報を前記電子ビューファインダに映す場合、前記スチル
カメラ部で撮影した映像情報に対して足りない部分の画
像を前記ビデオカメラ部で撮像した画像情報に基づいて
作成する画像作成手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0017】また、請求項4の発明によれば、スチルカ
メラ部が撮影した撮影情報を電子ビューファインダに映
す場合、スチルカメラ部で撮影した映像情報に対して足
りない部分の画像をビデオカメラ部で撮像した画像情報
に基づいて作成するため、スチル用ズームレンズの画角
設定がビデオ用ズームレンズの画角設定より広く設定さ
れていても電子ビューファインダをみながらスチル用ズ
ームレンズのズーム倍率を操作することができる。
【0018】また、請求項5の発明は、上記請求項1記
載のスチルカメラ一体型ビデオカメラにおいて、前記ス
チルカメラ部のみで撮影する場合、前記ビデオ用ズーム
レンズを前記スチル用ズームレンズの画角変化に追従さ
せるように駆動する駆動制御手段を有することを特徴と
するものである。
【0019】また、請求項5の発明によれば、ビデオ用
ズームレンズをスチル用ズームレンズの画角変化に追従
させるように駆動するため、電子ビューファインダをみ
ながらスチル用ズームレンズのズーム倍率を操作するこ
とができる。また、請求項6の発明は、上記請求項1記
載のスチルカメラ一体型ビデオカメラにおいて、前記ス
チルカメラ部のみで撮影する場合、前記ビデオ用ズーム
レンズを広角側に駆動する駆動制御手段を有することを
特徴とするものである。
【0020】また、請求項6の発明によれば、ビデオ用
ズームレンズを広角側に駆動するため、スチル用ズーム
レンズのズーム倍率にかかわらず電子ビューファインダ
をみながらスチルカメラ部の画角を操作することができ
る。また、請求項7の発明は、上記請求項1記載のスチ
ルカメラ一体型ビデオカメラにおいて、前記スチルカメ
ラ部のシャッタ釦の操作により前記スチル用ズームレン
ズが捕らえた画角の画像信号を生成し、前記スチルカメ
ラ部で撮影される画像を前記電子ビューファインダに映
す画像作成手段を有することを特徴とするものである。
【0021】また、請求項7の発明によれば、スチルカ
メラ部のシャッタ釦の操作によりスチル用ズームレンズ
が捕らえた画角の画像信号を生成し、スチルカメラ部で
撮影される画像を電子ビューファインダに映すことがで
きるため、撮影の瞬間の画角を電子ビューファインダで
確認することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例につき説明する。図1は本発明によるスチルカメラ一
体型ビデオカメラの外観を示す斜視図である。
【0023】10はビデオカメラ部の本体で、その前面
左側にはビデオカメラのビデオ用ズームレンズ11が設
けられ、背面には液晶パネル(LCD)よりなる電子ビ
ューファインダ12が設けられている。この電子ビュー
ファインダ12には、後述するように各操作モードに応
じて画面全体に画像が表示された親画面と、親画面より
小さい子画面が親画面に挿入された親子画面とのいずれ
かが選択的に表示される。また、ビデオカメラ本体10
の上面には、ビデオカメラ用撮像スイッチ釦13、ビデ
オカメラ用電源スイッチ14、ビデオ用ズームレンズ1
1を広角側又は望遠側に操作するズームスイッチ15及
びビデオカメラの各機能(記録/再生、ストップ、早送
り、巻戻し等の動作機能)を操作するための各種操作釦
16が配設されている。
【0024】そして、ビデオカメラ本体10の内部に
は、ビデオ用ズームレンズ11により写された被写体ま
での距離を測定するビデオAF機構(図示せず)が内蔵
されている。尚、このAF機構は、合焦により結果的に
距離データを得るものであるが、これは周知のビデオカ
メラ用AF機構であるため、その詳細な構成について
は、ここでは省略する。
【0025】また、ビデオカメラ本体10の前面右側に
はスチルカメラ本体20が取り付けられると共に、スチ
ルカメラ部の光学ビューファインダ21が設けられてい
る。スチルカメラ本体20にはスチル用ズームレンズ2
2,測距用赤外発光素子23,測距用赤外受光素子2
4,ストロボ25等が設けられている。また、ビデオ用
ズームレンズ11の下方には、スチルカメラ用のシャッ
タ釦17、スチルカメラ用の電源スイッチ18、及びス
チル用ズームレンズ22を広角側又は望遠側に操作する
ズームスイッチ19などのスチルカメラ操作部が配設さ
れている。
【0026】また、シャッタ釦17は、2段接触式スイ
ッチよりなる。この2段接触式スイッチは、銀塩フィル
ムを使用する通常のスチルカメラに多く使用されてお
り、1段目の接触により、被写体に対する測距及び測光
が行なわれると共に、シャッタスピードの設定やフラッ
シュ発光の準備が行なわれる。そして、2段目の接触に
より、シャッタの開閉動作の指令が出力される。
【0027】測距用赤外発光素子23及び測距用赤外受
光素子24は、距離測定装置26を構成しており、この
距離測定装置26により測定された測距データに基づい
て後述するように赤外線AF機構(自動焦点機構)がズ
ームレンズ22をフォーカス方向に移動させる。
【0028】このスチルカメラ用のAF機構は、コンパ
クトカメラ等で一般的に使用されており、測距用赤外発
光素子23で赤外光が発光されてから被写体に反射して
測距用赤外受光素子24で受光したときの位置ずれを計
測し、三角測量の原理により被写体までの距離を求める
ようになっている。
【0029】また、スチルカメラ本体20は、スチルカ
メラ本体20の前面に回動可能に取り付けられた蓋27
に設けられている。そして、蓋27を回動させることに
より、スチルカメラ本体20の裏側が露出し、スチルカ
メラ本体20の裏側に設けられたフィルム装着部(図示
せず)にフィルムを装着することができると共に、ビデ
オカメラ本体10のカセット装着部(図示せず)に磁気
テープカセットを装着することができる。
【0030】図2は本発明のスチルカメラ一体型ビデオ
カメラの構成を示すブロック図である。本実施例のスチ
ルカメラ一体型ビデオカメラは、スチル用ズームレンズ
22により被写体の静止画を撮影してフィルム31に記
録するスチルカメラ部32と、ビデオ用ズームレンズ1
1により被写体の動画像を撮像して磁気テープ33に記
録するビデオカメラ部34とが一体的に設けられた構成
である。
【0031】先ず、スチルカメラ部32の構成につき説
明し、その後ビデオカメラ部34の構成について説明す
る。スチルカメラ部32は、被写体からの光がズームレ
ンズ22,絞り35を介してシャッタ36に入射され
る。そして、撮影を行う際には、シャッタ釦17の操作
によりシャッタ36がレリーズされる。従って、シャッ
タ36がレリーズされることにより、被写体の像がフィ
ルム31上に結像され、その結果、被写体の像がフィル
ム31に記録(感光)される。
【0032】スチル用ズームレンズ22はズーム駆動部
41及びフォーカス駆動部42を有し、ズーム駆動部4
1によりズーム倍率が制御され、フォーカス駆動部42
により被写体に対するフォーカス制御が行なわれる。ズ
ーム駆動部41はズームレンズ22を広角側又は望遠側
に駆動するモータ(図示せず)を有し、スチルカメラズ
ーム制御回路43からの駆動信号により駆動制御され
る。従って、ズーム駆動部41はスチルカメラズーム制
御回路43から出力された駆動信号に応じて駆動されて
スチル用ズームレンズ22のズーム倍率を制御すると共
にスチル用ズームレンズ22のズーム倍率を検出する。
【0033】制御回路44には、スチル用ズーム操作部
として上記ズームスイッチ19が接続されており、この
ズームスイッチ19の操作によるズーム倍率設定が行わ
れると、このズーム倍率設定に応じて後述するズーム情
報(ズーム倍率)を生成し、これをスチルカメラズーム
制御回路43に供給する。
【0034】上記フォーカス駆動部42は、制御回路4
4から供給されるフォーカス制御信号に応じてスチル用
ズームレンズ22を駆動してフォーカス制御を行なう。
また、スチル用ズームレンズ22には、絞り駆動部5
7、シャッタ駆動部58が設けられている。
【0035】絞り駆動部57は制御回路44から供給さ
れる絞り制御信号に応じて絞り35を駆動してフィルム
31に入射する光量を制御する。また、シャッタ駆動部
58は、制御回路44から供給されるシャッタ制御信号
に応じてシャッタ36のレリーズを制御する。
【0036】制御回路44には被写体の明るさ及び被写
体までの距離を測定する測定部56が接続されており、
測定部56から被写体の明るさの情報及び被写体までの
距離情報が供給される。制御回路44は測定部56から
供給される被写体の明るさの情報に応じてフィルム31
に入射する被写体からの光量が最適となるように絞り制
御信号及びシャッタ制御信号を生成し、絞り駆動部57
及びシャッタ駆動部58に供給することにより、フィル
ム31への露光量及び露光時間を制御し、いわゆる露出
制御を行なう。
【0037】また、制御回路44は測定部56から供給
される被写体までの距離の情報に応じて被写体の像がフ
ィルム31上に結像するようにフォーカス制御信号を生
成し、フォーカス駆動部42に供給することによりスチ
ル用ズームレンズ22を駆動してレンズの位置を制御
し、いわゆるフォーカス制御を行なう。
【0038】次に、ビデオカメラ部34の構成について
説明する。ビデオカメラ部34は被写体の像をビデオ用
ズームレンズ11,及び絞り60を介してCCD(電荷
結合素子)イメージセンサ等よりなるビデオカメラ信号
処理回路61に供給し、電気的信号に変換する。さら
に、ビデオカメラ信号処理回路61で生成された画像信
号(ビデオカメラ信号)は、第2の選択回路74を介し
てビデオ信号処理回路62に供給される。
【0039】また、マイクロフォン63で獲えた被写体
周囲の音声信号は、音声信号処理回路75に供給され
る。そして、ビデオ信号処理回路62から出力されたビ
デオ信号は、音声信号処理回路75から出力された音声
信号と重畳され、回転ドラム64に取付けられた磁気ヘ
ッド65により磁気テープ33に例えば、8mmビデオ
方式、VHS方式により磁気記録される。
【0040】ビデオ用ズームレンズ11には被写体のズ
ーム倍率を制御すべくレンズを移動させるズーム駆動部
66及び被写体のフォーカスを制御すべくレンズを移動
させるフォーカス駆動部67が設けられている。また、
ズーム駆動部66はビデオカメラズーム制御回路68と
接続されており、ビデオカメラズーム制御回路68から
供給されるズーム駆動信号に応じてレンズを移動させ
る。
【0041】ビデオカメラズーム制御回路68は、ビデ
オ用ズームレンズ11のズーム倍率を検出すると共に、
制御回路44から供給されるズーム情報(ズーム倍率)
に応じてズーム駆動信号を生成し、ズーム駆動部66に
供給する。また、フォーカス駆動部67は制御回路44
から供給されるフォーカス制御信号(AF信号)に応じ
てビデオ用ズームレンズ11のレンズを移動させ、フォ
ーカス制御を行なう。
【0042】制御回路44は後述するズーム制御機能に
よりズームスイッチ15の操作により設定されたズーム
倍率に応じてズーム情報を生成し、このズーム情報をビ
デオカメラズーム制御回路68に供給する。絞り60を
駆動する絞り駆動部69は、制御回路44から供給され
る絞り制御信号(AE信号)に応じて絞り60の絞り量
を制御し、CCDイメージセンサへの入射光量を制御す
る。さらに、制御回路44は測定部56から供給される
被写体の明るさの情報に応じて絞り制御信号を生成し、
絞り駆動部69に供給し、ビデオカメラ信号処理回路6
1で光を電気信号に変換するCCDイメージセンサに供
給される光量を制御し、いわゆる露出制御を行なう。
【0043】また、ビデオカメラ信号処理回路61で変
換されたビデオカメラ信号は、第1の選択回路70を介
して文字挿入回路71に供給される。文字挿入回路71
は制御回路44からの情報に応じて挿入文字を作成する
と共に、作成された挿入文字等を電子ビューファインダ
12の画面上に挿入して表示させる。
【0044】本実施例では、文字挿入回路71によりズ
ームレンズ11及び22のズーム倍率及びスチルカメラ
の画角を電子ビューファインダ12の画面上の一部に表
示させることができる。また、文字挿入回路71は、ズ
ーム倍率の他に日時、時間、PLAY、REC等のVT
Rのモード等の記録すべき情報を電子ビューファインダ
12に挿入することができる。
【0045】また、制御回路44には、撮像スイッチ1
3、ビデオカメラ用電源スイッチ14、ビデオカメラズ
ームスイッチ15、シャッタ釦17、スチルカメラ用電
源スイッチ18、スチルカメラズームスイッチ19及び
各種操作釦16が接続されている。従って、制御回路4
4は後述するズーム制御処理の他に各スイッチの操作に
応じてビデオカメラ部34及びスチルカメラ部32の動
作を制御する。
【0046】ここで、ビデオカメラ部34に使用される
撮像素子は、CCDイメージセンサが多く、その大きさ
は、現在1/3inchや1/4inchが主流であ
る。また、スチルカメラ部32に使用されているフィル
ム31は、35mmが主流である。このことは、レンズの
大きさを左右する。
【0047】即ち、スチルカメラ部32よりもビデオカ
メラ部34の方が、レンズ径を小さくすることが可能で
あり、同じズーム倍率のレンズを用いるなら、ビデオカ
メラレンズの方が小さく構成できる。例えば、スチルカ
メラ部32に装着されるズームレンズが35〜70mmの
2倍ズームとすると、ビデオカメラ部34には35〜1
05mmの3倍ズームのズームレンズを装着することがで
きることになる。
【0048】このため、スチルカメラ部32に35〜7
0mmのズームレンズが装着され、ビデオカメラ部34に
35〜105mmのズームレンズが装着された場合、スチ
ルカメラ部32の画角とビデオカメラ部34の画角を一
致させることができる。よって、スチルカメラ部32と
ビデオカメラ部34とでは、ズーム倍率を一致させるこ
とができる領域(35〜70mm)とズーム倍率が異な
る領域(70〜105mm)が生じる。
【0049】また、制御回路44には、ビデオ撮像中の
スチル撮影を容易にするため、スチルカメラズーム制御
回路43に検出されたスチルカメラ部32のズーム倍率
とビデオカメラズーム制御回路68に検出されたビデオ
カメラ部34のズーム倍率とのズーム比に基づいて、電
子ビューファインダ12にスチルカメラ部32のズーム
レンズ22により撮影される画角に対応する画像の子画
面を表示させるスチル画角表示プログラムと、スチルカ
メラ部32のズーム倍率及びビデオカメラ部34のズー
ム倍率を電子ビューファインダ12に表示させるズーム
倍率表示プログラムと、任意に設定されたビデオ用ズー
ムレンズの11のズーム倍率で得られた映像信号を、任
意に設定されたスチル用ズームレンズ22のズーム倍率
で得られた画角に合うように変換するため、画像の変倍
率を演算する画像変倍演算プログラムと、が入力されて
いる。
【0050】ビデオ信号処理回路62は、再生モード時
には磁気ヘッド65により磁気テープ33から読み取ら
れた再生画像信号・音声信号を復調して、出力端子Tou
t より外部機器(外部のモニタ等)に出力する。このと
き、電子ビューファインダ12にはビデオ信号処理回路
62より再生画像信号が供給され、磁気ヘッド65によ
り再生された再生画像が表示される。
【0051】72は画像変倍変換回路(画像変倍演算手
段)で、後述するように制御回路44からの指令に基づ
いてビデオカメラ信号処理回路61から出力されたビデ
オカメラ信号をスチルカメラ部32が捕らえた画角にな
るように変換し、ビデオカメラ信号処理回路61から出
力されたビデオカメラ信号を任意に設定された倍率にな
るように変換する。
【0052】73は信号発生回路で、後述するようにス
チル用ズームレンズ22がビデオ用ズームレンズ11よ
り広角側に操作されて映像情報が不足した場合、この不
足した部分に対応する映像情報の信号を生成する。例え
ば、スチル用ズームレンズ22が広角側に操作されてい
る場合、スチルカメラ部32が捕らえた視野角が広いた
め情報量を多く含んでいるのに対し、ビデオカメラ部3
4が捕らえた画像は、スチルカメラ部32が捕らえた映
像の中心部の狭い部分であるので、その周辺部分の画像
を撮像することができない。
【0053】よって、信号発生回路(画像作成手段)7
3は、スチル用ズームレンズ22とビデオ用ズームレン
ズ11とのズーム倍率の差によりビデオ用ズームレンズ
11で撮像することができないために不足した映像情報
の代わりにスチルカメラ部32が捕らえた映像に似た背
景の信号を生成する。
【0054】また、第1の選択回路70には、ビデオカ
メラ信号処理回路61、画像変倍変換回路72、信号発
生回路73からの各信号A,B,Cが入力されており、
第1の選択回路70は制御回路44からの指令により信
号を選択して文字挿入回路71に出力する。
【0055】第2の選択回路74には、ビデオカメラ信
号処理回路61、画像変倍変換回路72からの各信号
A,Bが入力されており、第2の選択回路74は制御回
路44からの指令により信号を選択してビデオ信号処理
回路62に出力する。図3乃至図5は電子ビューファイ
ンダ12に表示された画面の図である。図3はビデオカ
メラ部34により撮像された画像Bを電子ビューファイ
ンダ12に表示した画面であり、図4はビデオ用ズーム
レンズ11を広角側に操作して撮像された画像Aを電子
ビューファインダ12に表示した画面であり、図5はス
チル用ズームレンズ22を広角側に操作した場合の電子
ビューファインダ12に表示された画像Bとビデオ用ズ
ームレンズ11により撮像できない周辺部分の画像Cを
表示させた場合の画像Cを電子ビューファインダ12に
表示した画面である。
【0056】図6及び図7はビデオ撮像中にスチル撮影
する場合に電子ビューファインダ12に表示される親子
画面であり、ビデオ撮像の親画面にスチル撮影される静
止画に相当する画像の子画面が挿入された親子画面を示
している。すなわち、図6の子画面Bはビデオ用ズーム
レンズ11のズーム倍率がスチル用ズームレンズ22よ
り広角側に設定された場合の画像を示し、図7の子画面
B,Cはスチル用ズームレンズ22のズーム倍率がビデ
オ用ズームレンズ11より広角側に設定された場合の画
像を示している。
【0057】例えば、ビデオカメラ部34の電源スイッ
チ14及び撮像スイッチ13がオンであるとき、第1の
選択回路70はビデオカメラ信号処理回路61を選択
し、電子ビューファインダ12にはビデオカメラ部34
により撮像された画像が表示される。
【0058】ところが、ビデオ撮像中にスチルカメラ部
32の電源スイッチ18がオンに操作されると、第1選
択回路70はビデオカメラ信号処理回路61と画像変倍
変換回路72からの信号A,Bを選択する。そのため、
図6に示されるように、電子ビューファインダ12に
は、ビデオカメラ部34により撮像された画像Aが親画
面として表示されると共に、画像Aの左上にはスチルカ
メラ部32により撮影される静止画と同一の子画面Bが
挿入されて親子画面が表示される。その際、ビデオ用ズ
ームレンズ11のズーム倍率がスチル用ズームレンズ2
2より広角側に設定されているので、ビデオカメラ部3
4により撮像された画像信号からスチル用ズームレンズ
22のズーム倍率に応じた画角の画像を子画面Bとして
作成することができる。
【0059】また、ビデオ撮像中にスチルカメラ部32
の電源スイッチ18がオンに操作されたとき、スチル用
ズームレンズ22のズーム倍率がビデオ用ズームレンズ
11より広角側に設定された場合、選択回路70はビデ
オカメラ信号処理回路61、画像変倍変換回路72、信
号発生回路73からの信号A,B,Cを選択する。その
ため、図7に示されるように、電子ビューファインダ1
2にはビデオカメラ部34により撮像された画像Aが親
画面として表示されると共に、画像Aの左上にはスチル
用ズームレンズ22の画角に対応した子画面Bが表示さ
れ、さらに子画面Bの周囲には信号発生回路73により
生成された信号の画像Cが表示される。
【0060】また、電子ビューファインダ12の画面に
は、図6及び図7に示されるように、ビデオカメラ部3
4のズーム倍率及びスチルカメラ部32のズーム倍率が
文字挿入回路71により挿入されて表示される。そのた
め、電子ビューファインダ12を見ながらビデオカメラ
部34のズーム倍率及びスチルカメラ部32のズーム倍
率を確認することができる。
【0061】次に、上記構成になるスチルカメラ一体型
ビデオカメラのスチルカメラ部32,ビデオカメラ部3
4で撮影、撮像する際に、設定される電子ビューファイ
ンダ12の表示モードついて説明する。 ビデオカメラ部34のみで撮像する場合の表示モード この表示モードは、ビデオカメラ部34の電源スイッ
チ14がオンに操作されると、ビデオカメラ部34で撮
像された画像を親画面として電子ビューファインダ12
に表示させる。
【0062】この表示モードの場合、ビデオ用ズーム
レンズ11のズーム倍率がビデオカメラズームスイッチ
15の操作により調整されると、ビデオカメラズームス
イッチ15からのズーム設定情報が制御回路44に入力
される。制御回路44は、ビデオカメラズームスイッチ
15の操作量に応じてビデオカメラズーム制御回路68
を介してズーム駆動部66を駆動してビデオ用ズームレ
ンズ11のズーム倍率を変更する。
【0063】また、ビデオ用ズームレンズ11が有する
ズーム倍率以上のズーム倍率が必要なときは、画像変倍
変換回路72を制御することによりビデオ用ズームレン
ズ11が有するズーム倍率以上のズーム倍率を設定する
ことができる。この場合、ビデオカメラズームスイッチ
15を望遠側に操作し続けることにより第1の選択回路
70が信号Bを選択するように切り換わり、第2の選択
回路74が信号Bを選択するように切り換わる。
【0064】すなわち、電子ズームを使用した場合と同
じように画像変倍変換回路72により任意のズーム倍率
に変換された画像信号が第1の選択回路70及び第2の
選択回路74を介してビデオ信号処理回路62及び文字
挿入回路71に入力される。そのため、画像変倍変換回
路72により生成されたズーム倍率の画像が電子ビュー
ファインダ12に表示されると共に、画像変倍変換回路
72により生成されたズーム倍率の画像信号が磁気テー
プ33に磁気記録される。
【0065】スチルカメラ部32のみの撮影で、ビデ
オ用ズームレンズ11をスチル用ズームレンズ22のズ
ーム倍率に追従させる場合の表示モード この表示モードは、スチルカメラ部32の電源スイッ
チ18がオンに操作されると、スチルカメラ部32で撮
像された映像と同一の画角を有する画像を親画面として
電子ビューファインダ12に表示させる。
【0066】この表示モードの場合、制御回路44
は、第1の選択回路70がビデオカメラ信号処理回路6
1から出力された信号Aを選択するように制御する。す
なわち、制御回路44は、ビデオカメラズーム制御回路
68とスチルカメラズーム制御回路43とを同時に同一
のズーム倍率となるように制御する。そのため、スチル
カメラ部32のみの撮影であるが、電子ビューファイン
ダ12にスチル用ズームレンズ22と同じ画角の画像が
表示される。よって、電子ビューファインダ12を見な
がらスチルカメラ部32の撮影を行うことができる。
【0067】ビデオカメラ部34には、1/3inch
又は1/4inchのCCDイメージセンサが撮像素子
として使用されており、スチルカメラ部32に使用され
ているフィルム31は35mmである。そのため、スチル
カメラ部32よりもビデオカメラ部34の方が小口径の
レンズを使用できるので、ビデオ用ズームレンズ11は
ズーム倍率の高いレンズを容易に製作することができ
る。
【0068】通常、ビデオ用ズームレンズ11は、スチ
ル用ズームレンズ22よりもズーム倍率が大きいので、
ビデオ用ズームレンズ11がスチル用ズームレンズ22
のズーム倍率に追従させる際に画角が合わなくなること
はない。 スチルカメラ部32のみの撮影で、ビデオ用ズームレ
ンズ11が広角側に操作された場合の表示モード この表示モードは、スチルカメラ部32の電源スイッ
チ18がオンに操作され、且つビデオ用ズームレンズ1
1がスチル用ズームレンズ22より広角側に操作されて
いる場合の表示モードである。
【0069】この表示モードの場合、制御回路44
は、第1の選択回路70が画像変倍変換回路72から出
力された信号Bを選択するように制御する。また、ビデ
オカメラズームスイッチ15の操作によりビデオ用ズー
ムレンズ11が広角側に設定されると、制御回路44は
画像変倍変換回路72を制御してスチル用ズームレンズ
22のスチルカメラズーム制御回路43で得られた焦点
距離を検出し、電子ビューファインダ12に表示される
画像を電子ズームによりその焦点距離に応じた倍率にな
るようにする。
【0070】そのため、電子ビューファインダ12に
は、ビデオ用ズームレンズ11が広角側に設定されても
スチル用ズームレンズ22の焦点距離に基づいて補正さ
れた倍率の画像が表示される。 ビデオカメラ部34で撮像しながらスチルカメラ部3
2で同時撮影を行う場合で、スチルカメラ部32が撮影
する映像と同一の画像を子画面として電子ビューファイ
ンダ12に表示させる場合の表示モード この表示モードは、ビデオカメラ部34の電源スイッ
チ14とスチルカメラ部32の電源スイッチ18とが同
時にオンに操作されると、ビデオ画像を親画面として表
示させると共に、スチル画を子画面として電子ビューフ
ァインダ12に表示させる場合の表示モードである。こ
の表示モードの場合、制御回路44は、第1の選択回
路70がビデオカメラ信号処理回路61、画像変倍変換
回路72、信号発生回路73からの信号A,B,Cを選
択するように制御する。また、制御回路44は、電子ビ
ューファインダ12に表示される画像がスチルカメラ部
32の捕らえた画角になるように画像変倍変換回路72
を制御する。このときの電子ビューファインダ12に表
示される画像は、図6に示すようにビデオカメラ部34
の捕らえたビデオ画像の親画面Aに、スチルカメラ部3
2の捕らえた映像の子画面Bを挿入したものになる。
【0071】スチル用ズームレンズ22の画角がビデオ
用ズームレンズ11の画角より広い場合には、スチルカ
メラ部32が捕らえた画角がビデオカメラ部34で捕ら
えた画角より広いときは、この画角の差により画像の不
足した部分を信号発生回路73から出力された信号Cの
画像に置き換えるように第1の選択回路70を制御す
る。そして、電子ビューファインダ12の画面には、図
7に示すようにビデオカメラ部34の捕らえたビデオ画
像の親画面Aに、スチルカメラ部32の捕らえた映像の
子画面B,Cを挿入した画像が表示される。
【0072】ビデオカメラ部34で撮像しながらスチ
ルカメラ部32で同時撮影を行う場合で、スチルカメラ
部32で撮影した映像のみを電子ビューファインダ12
の画面に映す場合の表示モード この表示モードは、ビデオカメラ部34の電源スイッ
チ14とスチルカメラ部32の電源スイッチ18とが同
時にオンに操作されると、スチル画を親画面として電子
ビューファインダ12に表示させる場合の表示モードで
ある。
【0073】この表示モードの場合、ビデオカメラ部
34で撮像しているときにスチルカメラ部32で撮影を
行う場合であり、スチルカメラ部32のシャッタチャン
スを逃がさないため、スチル用ズームレンズ22が捕ら
えている映像だけを電子ビューファインダ12の画面で
見たいときに設定される表示モードである。
【0074】制御回路44は、ビデオ用ズームレンズ1
1が広角側に操作されたときは、第1の選択回路70が
ビデオカメラ信号処理回路61、画像変倍変換回路7
2、信号発生回路73からの信号A,B,Cを選択する
ように制御する。また、スチル用ズームレンズ22が広
角側に操作されたときは、制御回路44は、第1の選択
回路70が画像変倍変換回路72、信号発生回路73か
らの信号A,Bを選択するように制御する。
【0075】ビデオカメラ部34で撮像しながらスチ
ルカメラ部32で同時撮影を行う場合で、スチル用ズー
ムレンズ22が広角側にあるときスチルカメラ部32で
撮影した映像のみを電子ビューファインダ12の画面に
映す場合の表示モード この表示モードは、ビデオカメラ部34の電源スイッ
チ14とスチルカメラ部32の電源スイッチ18とが同
時にオンに操作され、且つスチル用ズームレンズ22が
ビデオ用ズームレンズ11より広角側に操作された場合
に設定される表示モードである。
【0076】この表示モードの場合、制御回路44
は、第1の選択回路70が画像変倍変換回路72から出
力された信号B及び信号発生回路73から出力された信
号Cを選択するように制御する。そして、画像変倍変換
回路72は、ビデオ用ズームレンズ11により撮像でき
ない周辺部分を間引くように信号を生成する。また、信
号発生回路73は、スチルカメラ部32で捕らえられて
いるが、ビデオカメラ部34で捕らえられない部分(画
像変倍変換回路72により間引かれた部分)の画像信号
を生成する。
【0077】このとき電子ビューファインダ12の画面
に表示される画像は、図7に示すようになる。 ビデオカメラ部34で撮像しながらスチルカメラ部3
2で同時撮影を行う場合で、シャッタ釦17が1段操作
された場合の表示モード この表示モードは、ビデオカメラ部34の電源スイッ
チ14とスチルカメラ部32の電源スイッチ18とが同
時にオンに操作され、且つシャッタ釦17が1段操作さ
れた場合に設定される表示モードである。
【0078】この表示モードの場合、スチルカメラ部
32のシャッタ釦17は、2段接触式スイッチであるた
め、1段目の接触でフォーカス駆動部42がスチル用ズ
ームレンズ22の被写体までの焦点を合わせると共に、
電子ビューファインダ12に映し出す画像をスチル用ズ
ームレンズ22の画角に合わせる。このとき、制御回路
44は、第1の選択回路70が画像変倍変換回路72か
ら出力された電子ズームの信号Bを選択するように制御
する。
【0079】上記表示モード〜は、後述するように
大きく分けてビデオカメラ部34のみで撮像する場合の
表示モードと、スチルカメラ部32のみの撮影する場
合の表示モードと、スチルカメラ部32とビデオカメ
ラ部34とで同時に撮影、撮像を行う場合の表示モード
とに分類される。そして、表示モードは表示モード
から分岐され、表示モードは表示モードから
分岐されて処理されるモードである。
【0080】ここで、制御回路44が実行する電子ビュ
ーファインダ12の表示モード設定処理について図8の
フローチャートを参照して説明する。制御回路44は、
ステップS1(以下「ステップ」を省略する)では、ビ
デオカメラ部34の電源スイッチ14のみがオンに操作
されたか否かを判定しており、電源スイッチ14がオン
に操作されると、S1aに進み、スチルカメラ部32の
電源スイッチ18がオンに操作されたか否かを判定す
る。このS1aにおいて、電源スイッチ18がオフであ
るときは、ビデオカメラ部34で撮像された画像を親画
面として電子ビューファインダ12に表示させる表示モ
ードを設定する。
【0081】上記S1において、ビデオカメラ部34の
電源スイッチ14がオフであるときは、S2に進み、ス
チルカメラ部32の電源スイッチ18のみがオンに操作
されたか否かを判定する。このS2において、電源スイ
ッチ18のみがオンに操作されるときは、S2aに進
み、ビデオカメラ部34の電源スイッチ14がオンに操
作されたか否かを判定する。このS2aにおいて、ビデ
オカメラ部34の電源スイッチ14がオフであるとき
は、ビデオ用ズームレンズ11をスチル用ズームレンズ
22のズーム倍率に追従させる表示モード又はビデオ
用ズームレンズ11が広角側に操作された場合の表示モ
ードを設定する。
【0082】上記S2でスチルカメラ部32の電源スイ
ッチ18がオフであるときは、今回の処理を終了させて
S1に戻る。また、上記S1aでスチルカメラ部32の
電源スイッチ18がオンに操作されたとき、あるいは上
記S2aでビデオカメラ部34の電源スイッチ14がオ
ンに操作されたときは、ビデオカメラ部34の電源スイ
ッチ14及びスチルカメラ部32の電源スイッチ18が
両方共オンに操作されているので、S12に移行して前
述した表示モード〜のいずれかを設定する。
【0083】以下、各表示モード〜別に電子ビュー
ファインダ12の表示モード処理を説明する。上記S1
aにおいて、スチルカメラ部32の電源スイッチ18が
オフであるときは、S4に移行して第1の選択回路70
が信号Bを選択するように切り換わり、第2の選択回路
74が信号Bを選択するように切り換える。次のS5で
は、画像変倍変換回路72により生成されたズーム倍率
の画像を親画面として電子ビューファインダ12に表示
させる(表示モード)。この後、今回の処理を終了さ
せてS1に戻る。
【0084】また、上記S2において、スチルカメラ部
32の電源スイッチ18のみがオンに操作された場合、
S6に移行してビデオ用ズームレンズ11が広角側に操
作されたか否かを判定する。そして、S6でビデオ用ズ
ームレンズ11が広角側に操作されている場合は、S7
に移行して第1の選択回路70がビデオカメラ信号処理
回路61から出力された信号Aを選択するように制御す
る。そして、S8では、ビデオカメラズーム制御回路6
8とスチルカメラズーム制御回路43とを同時に同一の
ズーム倍率となるように制御してビデオ用ズームレンズ
11をスチル用ズームレンズ22のズーム倍率に追従さ
せる。
【0085】次のS9では、電子ビューファインダ12
にスチル用ズームレンズ22と同じ画角の画像を親画面
として表示させる(表示モード)。この後、今回の処
理を終了させてS1に戻る。また、上記S6において、
ビデオ用ズームレンズ11が広角側に操作されていない
ときは、S10に移行して第1の選択回路70が画像変
倍変換回路72から出力された信号Bを選択するように
制御する。そして、次のS11では、画像変倍変換回路
72を制御してビデオ用ズームレンズ11が広角側に設
定されてもスチル用ズームレンズ22の焦点距離に基づ
いて補正された倍率の画像を親画面として電子ズームに
より電子ビューファインダ12に表示させる(表示モー
ド)。この後、今回の処理を終了させてS1に戻る。
【0086】また、上記S1aでスチルカメラ部32の
電源スイッチ18がオンに操作されたとき、あるいは上
記S2aでビデオカメラ部34の電源スイッチ14がオ
ンに操作されたときは、ビデオカメラ部34の電源スイ
ッチ14及びスチルカメラ部32の電源スイッチ18が
両方共オンに操作されているので(表示モード)、S
12に移行してビデオカメラ部34で撮像しながらスチ
ルカメラ部32で同時撮影を行う場合で、スチルカメラ
部32が撮影した信号を子画面として電子ビューファイ
ンダ12に表示させるか否かを判定する。
【0087】このS12において、スチルカメラ部32
及びビデオカメラ部34で撮りながらスチル画を子画面
で表示させるときは、S13に進み、スチル用ズームレ
ンズ22よりビデオ用ズームレンズ11が広角側に操作
されたか否かを判定する。このS13でスチル用ズーム
レンズ22がビデオ用ズームレンズ11より広角側に操
作されている場合は、S14に進み、第1の選択回路7
0がビデオカメラ信号処理回路61、画像変倍変換回路
72、信号発生回路73からの信号A,B,Cを選択す
るように制御する。そして、次のS15では、画像変倍
変換回路72を制御して電子ビューファインダ12に、
図7に示すようにビデオカメラ部34により撮像された
画像Aを親画面として表示すると共に、画像Aの左上に
スチル用ズームレンズ22の画角に対応した子画面Bを
表示し、さらに子画面Bの周囲には信号発生回路73に
より生成された信号の画像Cを表示させる(表示モード
)。すなわち、ビデオ用ズームレンズ11により撮像
できない周辺部分を間引くように画像変倍変換回路72
を制御すると共に、ビデオカメラ部34で捕らえられな
い部分(画像変倍変換回路72により間引かれた部分)
の画像信号を生成するように信号発生回路73を制御す
る。この後、今回の処理を終了させてS1に戻る。
【0088】このようにスチルカメラ部32が捕らえた
画角がビデオカメラ部34で捕らえた画角より広いとき
は、この画角の差により画像の不足した部分に信号発生
回路73から出力された信号Cの画像を挿入して子画面
に表示させる。また、S13において、ビデオ用ズーム
レンズ11がスチル用ズームレンズ22より広角側に設
定されているときは、S16に進み、第1の選択回路7
0がビデオカメラ信号処理回路61、画像変倍変換回路
72から出力された信号A,Bを選択するように制御す
る。そして、次のS17では、図6に示すようにビデオ
カメラ部34により撮像された画像Aを親画面として表
示すると共に、画像Aの左上にはスチルカメラ部32に
より撮影される静止画と同一の子画面Bが挿入された親
子画面を電子ビューファインダ12の画面に表示させ
る。この後、今回の処理を終了させてS1に戻る。
【0089】また、S18において、ビデオカメラ部3
4で撮像しながらスチルカメラ部32で同時撮影を行う
場合で、スチルカメラ部32で撮影した映像のみを電子
ビューファインダ12の画面に映す場合(表示モード
)には、S19に移行してスチル用ズームレンズ22
よりビデオ用ズームレンズ11が広角側に操作されたか
否かを判定する。
【0090】このS19において、スチル用ズームレン
ズ22がビデオ用ズームレンズ11より広角側に操作さ
れている場合は、S20に進み、第1の選択回路70が
ビデオカメラ信号処理回路61、画像変倍変換回路7
2、信号発生回路73からの信号A,B,Cを選択する
ように制御する。そして、次のS21では、画像変倍変
換回路72を制御して図5に示すようスチルカメラ部3
2の捕らえた映像の画面B,Cを電子ビューファインダ
12の全面に表示させる(表示モード)。
【0091】また、S19において、ビデオ用ズームレ
ンズ11がスチル用ズームレンズ22より広角側に操作
されている場合は、S22に進み、第1の選択回路70
がビデオカメラ信号処理回路61、画像変倍変換回路7
2から出力された信号A,Bを選択するように制御す
る。そして、S23では、図3に示すような画像Bを電
子ビューファインダ12の全面に表示させる(表示モー
ド)。この後、今回の処理を終了させてS1に戻る。
【0092】また、S18において、ビデオカメラ部3
4で撮像しながらスチルカメラ部32で同時撮影を行う
場合で、スチルカメラ部32で撮影した映像のみを電子
ビューファインダ12の画面に表示させない場合(表示
モード)には、S24に移行してスチルカメラ部32
のシャッタ釦17が1段目の接触位置に操作されたか否
かを判定する。
【0093】このS24でスチルカメラ部32のシャッ
タ釦17が1段目の接触位置に操作されたときは、S2
5に進み、第1の選択回路70が画像変倍変換回路72
から出力された信号Bを選択するように制御する。これ
と共に、フォーカス駆動部42がスチル用ズームレンズ
22の被写体までの焦点を合わせる。そして、S26
で、スチル用ズームレンズ22の画角に合わせた画像を
電子ビューファインダ12に表示させる(表示モード
)。この後、今回の処理を終了させてS1に戻る。
【0094】また、S24において、スチルカメラ部3
2のシャッタ釦17が1段目の接触位置に操作されない
ときは、今回の処理を終了させてS1に戻る。尚、上記
実施例では、電子ビューファインダ12がビデオカメラ
本体10の背面に設けられた構成となっているが、これ
に限らず、他の位置に電子ビューファインダ12を設け
た構成のものにも本発明を適用することができるのは勿
論である。
【0095】また、上記実施例では、電子ビューファイ
ンダ12の画面上にビデオカメラ部34のズームレンズ
11により撮像された画像Aを表示させると共に、画像
Aの左上にスチルカメラ部32のズームレンズ22の画
角に対応した子画面Bを表示させるようにした表示パタ
ーンを一例として挙げたが、これに限らず、子画面Bを
他の位置(画面の右上、左下、左上等)に表示させるよ
うにしても良い。
【0096】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
スチル用ズーム操作手段により調整されたスチル用ズー
ムレンズのズーム倍率で捕らえた画角に相当する画像信
号を電子ビューファインダに表示させることができるの
で、スチル用ズームレンズのズーム倍率とビデオ用ズー
ムレンズのズーム倍率との差にかかわりなく電子ビュー
ファインダをみながらスチル用ズームレンズのズーム倍
率を操作することができる。
【0097】また、請求項2の発明によれば、スチルカ
メラ部による撮影とビデオカメラ部による撮像とを同時
に行うとき、スチル用ズームレンズが捕らえた画角に相
当する画像情報を電子ビューファインダの一部に表示さ
せることができるため、電子ビューファインダをみなが
らスチル用ズームレンズのズーム倍率を操作することが
できる。
【0098】また、請求項3の発明によれば、第1の選
択回路が電子ビューファインダに入力する信号を選択
し、第2の選択回路が磁気テープに記録する画像信号を
選択することにより、スチル用ズームレンズのズーム倍
率に応じた画像を電子ビューファインダに表示させるこ
とができる。
【0099】また、請求項4の発明によれば、スチルカ
メラ部が撮影した撮影情報を電子ビューファインダに映
す場合、スチルカメラ部で撮影した映像情報に対して足
りない部分の画像をビデオカメラ部で撮像した画像情報
に基づいて作成するため、スチル用ズームレンズの画角
設定がビデオ用ズームレンズの画角設定より広く設定さ
れていても電子ビューファインダをみながらスチル用ズ
ームレンズのズーム倍率を操作することができる。
【0100】また、請求項5の発明によれば、ビデオ用
ズームレンズをスチル用ズームレンズの画角変化に追従
させるように駆動するため、電子ビューファインダをみ
ながらスチル用ズームレンズのズーム倍率を操作するこ
とができる。また、請求項6の発明によれば、ビデオ用
ズームレンズを広角側に駆動するため、スチル用ズーム
レンズのズーム倍率にかかわらず電子ビューファインダ
をみながらスチルカメラ部の画角を操作することができ
る。
【0101】また、請求項7の発明によれば、スチルカ
メラ部のシャッタ釦の操作によりスチル用ズームレンズ
が捕らえた画角の画像信号を生成し、スチルカメラ部で
撮影される画像を電子ビューファインダに映すことがで
きるため、撮影の瞬間の画角を電子ビューファインダで
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるスチルカメラ一体型ビデオカメラ
の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明になるスチルカメラ一体型ビデオカメラ
のブロック図である。
【図3】ビデオカメラ部により撮像された画像Bを電子
ビューファインダに表示した画面の図である。
【図4】ビデオ用ズームレンズを広角側に操作して撮像
された画像Aを電子ビューファインダに表示した画面の
図である。
【図5】スチル用ズームレンズを広角側に操作した場合
の電子ビューファインダに表示された画像Bとビデオ用
ズームレンズにより撮像できない周辺部分の画像Cを表
示させた場合の画像Cを電子ビューファインダに表示し
た画面の図である。
【図6】ビデオ撮像中にスチル撮影を行う場合に表示さ
れる電子ビューファインダの画面、及びビデオカメラ部
のズーム倍率がスチルカメラ部より広角側に設定された
場合の親子画面を示す。
【図7】ビデオ撮像中にスチル撮影を行う場合に表示さ
れる電子ビューファインダの画面、及びスチルカメラ部
のズーム倍率がビデオカメラ部より広角側に設定された
場合の親子画面を示す。
【図8】制御回路が実行する表示モード設定処理を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 ビデオカメラ本体 11,22 ズームレンズ 12 電子ビューファインダ 13 ビデオカメラ用撮像スイッチ釦 14 ビデオカメラ用電源スイッチ 15 ビデオカメラ用ズームスイッチ 17 スチルカメラ用シャッタ釦 18 スチルカメラ用電源スイッチ 19 スチルカメラ用ズームスイッチ 20 スチルカメラ本体 21 光学ビューファインダ 32 スチルカメラ部 34 ビデオカメラ部 36 シャッタ 43 スチルカメラズーム制御回路 44 制御回路 61 ビデオカメラ信号処理回路 62 ビデオ信号処理回路 65 磁気ヘッド 68 ビデオカメラズーム制御回路 70 第1の選択回路 71 文字挿入回路 72 画像変倍変換回路 73 信号発生回路 74 第2の選択回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の静止画像を写真フィルムに露光
    するスチル用ズームレンズを有するスチルカメラ部と、
    前記スチル用ズームレンズのズーム倍率を制御するスチ
    ル用ズーム制御回路と、ビデオ用ズームレンズにより撮
    像した動画像の画像信号を磁気テープに記録するビデオ
    カメラ部と、前記ビデオ用ズームレンズのズーム倍率を
    制御するビデオ用ズーム制御回路と、前記ビデオカメラ
    部により撮像された画像を表示する電子ビューファイン
    ダと、前記スチル用ズームレンズのズーム倍率を変更す
    るスチル用ズーム操作手段と、前記ビデオ用ズームレン
    ズのズーム倍率を変更するビデオ用ズーム操作手段と、
    前記ビデオカメラ部が撮像した光学信号を画像信号に変
    換するビデオカメラ信号処理回路と、前記スチル用ズー
    ム操作手段及びビデオ用ズーム操作手段からの情報に応
    じて前記スチル用ズーム制御回路及びビデオ用ズーム制
    御回路を制御する制御手段と、を有するスチルカメラ一
    体型ビデオカメラにおいて、 任意に設定された前記ビデオ用ズームレンズのズーム倍
    率で得られた映像信号を、任意に設定された前記スチル
    用ズームレンズのズーム倍率で得られた画角に合うよう
    に変換するため、画像の変倍率を演算する画像変倍演算
    手段を設け、 前記スチル用ズーム操作手段により調整された前記スチ
    ル用ズームレンズのズーム倍率で捕らえた画角に相当す
    る画像信号を前記電子ビューファインダに表示させるこ
    とを特徴とするスチルカメラ一体型ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のスチルカメラ一体型
    ビデオカメラにおいて、 前記スチルカメラ部による撮影と前記ビデオカメラ部に
    よる撮像とを同時に行うとき、前記スチル用ズームレン
    ズが捕らえた画角に相当する画像情報を前記電子ビュー
    ファインダの一部に表示させる表示制御手段を設けたこ
    とを特徴とするスチルカメラ一体型ビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1記載のスチルカメラ一体型
    ビデオカメラにおいて、 前記ビデオカメラ信号処理回路から出力された信号と前
    記画像変倍演算手段から出力された信号を選択する第1
    の選択回路と第2の選択回路とを有し、前記第1の選択
    回路は前記電子ビューファインダに入力する信号を選択
    し、前記第2の選択回路は磁気テープに記録する画像信
    号を選択することを特徴とするスチルカメラ一体型ビデ
    オカメラ。
  4. 【請求項4】 上記請求項1記載のスチルカメラ一体型
    ビデオカメラにおいて、 前記スチルカメラ部により撮影と前記ビデオカメラ部に
    よる撮像とを同時に行うとき、スチル用ズームレンズの
    画角設定が前記ビデオ用ズームレンズの画角設定より広
    く設定され、少なくとも前記スチルカメラ部が撮影した
    撮影情報を前記電子ビューファインダに映す場合、前記
    スチルカメラ部で撮影した映像情報に対して足りない部
    分の画像を前記ビデオカメラ部で撮像した画像情報に基
    づいて作成する画像作成手段を有することを特徴とする
    スチルカメラ一体型ビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 上記請求項1記載のスチルカメラ一体型
    ビデオカメラにおいて、 前記スチルカメラ部のみで撮影する場合、前記ビデオ用
    ズームレンズを前記スチル用ズームレンズの画角変化に
    追従させるように駆動する駆動制御手段を有することを
    特徴とするスチルカメラ一体型ビデオカメラ。
  6. 【請求項6】 上記請求項1記載のスチルカメラ一体型
    ビデオカメラにおいて、 前記スチルカメラ部のみで撮影する場合、前記ビデオ用
    ズームレンズを広角側に駆動する駆動制御手段を有する
    ことを特徴とするスチルカメラ一体型ビデオカメラ。
  7. 【請求項7】 上記請求項1記載のスチルカメラ一体型
    ビデオカメラにおいて、 前記スチルカメラ部のシャッタ釦の操作により前記スチ
    ル用ズームレンズが捕らえた画角の画像信号を生成し、
    前記スチルカメラ部で撮影される画像を前記電子ビュー
    ファインダに映す画像作成手段を有することを特徴とす
    るスチルカメラ一体型ビデオカメラ。
JP7342082A 1995-12-15 1995-12-28 スチルカメラ一体型ビデオカメラ Pending JPH09189959A (ja)

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