JPH09180346A - 磁気ディスク用磁気ヘッド - Google Patents
磁気ディスク用磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH09180346A JPH09180346A JP33859495A JP33859495A JPH09180346A JP H09180346 A JPH09180346 A JP H09180346A JP 33859495 A JP33859495 A JP 33859495A JP 33859495 A JP33859495 A JP 33859495A JP H09180346 A JPH09180346 A JP H09180346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gimbal
- slider
- pivot
- carriage
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジンバルとキャリッジの組み立て時に位置ず
れがあっても、スライダーのセンターに対応する位置を
ピポットで支えて、ジンバルの追従性を確保できる高性
能の磁気ディスク用磁気ヘッドを提供することを目的と
する。 【解決手段】 コアチップ１とスライダー２と記録再生
用のコイル３と消去用のコイル４からスライダー完成体
６を構成し、ジンバル７に接着する。またジンバル７の
スライダー完成体６のセンターに対応する位置にピポッ
ト１３ａを突設し、キャリッジ１１の逃げ溝１４の内部
にピポット１３ａが当接する突起１４ａを突設する。ジ
ンバル７とキャリッジ１１を組み立て時に相対的な位置
ずれがあっても、ピポット１３ａは必らずスライダー２
のセンターを支えるのでジンバル７の追従性は確保さ
れ、メディアタッチやペネトレーション特性が向上す
る。
れがあっても、スライダーのセンターに対応する位置を
ピポットで支えて、ジンバルの追従性を確保できる高性
能の磁気ディスク用磁気ヘッドを提供することを目的と
する。 【解決手段】 コアチップ１とスライダー２と記録再生
用のコイル３と消去用のコイル４からスライダー完成体
６を構成し、ジンバル７に接着する。またジンバル７の
スライダー完成体６のセンターに対応する位置にピポッ
ト１３ａを突設し、キャリッジ１１の逃げ溝１４の内部
にピポット１３ａが当接する突起１４ａを突設する。ジ
ンバル７とキャリッジ１１を組み立て時に相対的な位置
ずれがあっても、ピポット１３ａは必らずスライダー２
のセンターを支えるのでジンバル７の追従性は確保さ
れ、メディアタッチやペネトレーション特性が向上す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、殊にパソコンやワ
ードプロセッサーなどの磁気ディスク用磁気ヘッドに関
するものである。
ードプロセッサーなどの磁気ディスク用磁気ヘッドに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置は益々小型化、
薄型化する傾向にあり、これに伴い、磁気ディスク用の
磁気ヘッドも小型化、薄型化の要望が高まっている。
薄型化する傾向にあり、これに伴い、磁気ディスク用の
磁気ヘッドも小型化、薄型化の要望が高まっている。
【０００３】以下に従来の磁気ヘッドについて説明す
る。図３は、従来のキャリッジに組み込まれた磁気ヘッ
ドの斜視図、図４は同断面図である。図中、１はコアチ
ップで、記録再生コアと消去コアから構成されている。
２はコアチップ１を保持するスライダーである。磁気記
録媒体に情報を記録再生を行うコアチップ１に記録再生
用のコイル３、及び消去用のコイル４を挿入し、フェラ
イトで形成されたバックコア５で記録再生用のコイル３
及び消去用のコイル４を固定すると共に、記録再生コア
及び消去コアを閉磁回路に形成する。以上をスライダー
完成体６と称する。
る。図３は、従来のキャリッジに組み込まれた磁気ヘッ
ドの斜視図、図４は同断面図である。図中、１はコアチ
ップで、記録再生コアと消去コアから構成されている。
２はコアチップ１を保持するスライダーである。磁気記
録媒体に情報を記録再生を行うコアチップ１に記録再生
用のコイル３、及び消去用のコイル４を挿入し、フェラ
イトで形成されたバックコア５で記録再生用のコイル３
及び消去用のコイル４を固定すると共に、記録再生コア
及び消去コアを閉磁回路に形成する。以上をスライダー
完成体６と称する。
【０００４】次にスライダー完成体６を、ジンバル７の
媒体摺動面側に所定の寸法（基準点から記録再生を行う
ギャップ位置までの寸法）Ｘ，Ｙ，θになるように位置
合わせして接着する。フレキシブルプリントサーキット
（以下ＦＰＣと称する）８は、ジンバル７に対してスラ
イダー完成体６の接着面の裏面側に接着され、ジンバル
７の穴部に記録再生用のコイル３及び消去用のコイル４
の端子９を通して、ＦＰＣ接着側より半田にて接合され
ている。
媒体摺動面側に所定の寸法（基準点から記録再生を行う
ギャップ位置までの寸法）Ｘ，Ｙ，θになるように位置
合わせして接着する。フレキシブルプリントサーキット
（以下ＦＰＣと称する）８は、ジンバル７に対してスラ
イダー完成体６の接着面の裏面側に接着され、ジンバル
７の穴部に記録再生用のコイル３及び消去用のコイル４
の端子９を通して、ＦＰＣ接着側より半田にて接合され
ている。
【０００５】上記構成の磁気ヘッドをキャリッジ１１の
所定の位置に設けてある基準ピン１２をジンバル７の基
準穴１０に入れ接着されている。また図４に示すように
キャリッジ１１にはジンバル７の追従性（屈曲性）を確
保するための逃げ溝１４が形成されている。この逃げ溝
１４の内部にはピポット１３が突設されており、このピ
ポット１３はスライダー２もしくはスライダー完成体６
のセンターに対応する位置に当接している。
所定の位置に設けてある基準ピン１２をジンバル７の基
準穴１０に入れ接着されている。また図４に示すように
キャリッジ１１にはジンバル７の追従性（屈曲性）を確
保するための逃げ溝１４が形成されている。この逃げ溝
１４の内部にはピポット１３が突設されており、このピ
ポット１３はスライダー２もしくはスライダー完成体６
のセンターに対応する位置に当接している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気ヘッド
は、キャリッジ１１側の基準ピン１２をジンバル７の基
準穴１０に挿入して位置決めし、更にピポット１３でス
ライダー２のセンターに対応する位置を支えてジンバル
７の追従性を確保している。しかしながらこのような構
成では、基準ピン１２と基準穴１０の相対的な位置ずれ
などのために、ピポット１３は必ずしもスライダー２の
センターに対応する位置を支えず、このことがヘッドの
不安定な動きの原因となり、メディアタッチやペネトレ
ーションの不安定さを生じるという問題点を有してい
た。
は、キャリッジ１１側の基準ピン１２をジンバル７の基
準穴１０に挿入して位置決めし、更にピポット１３でス
ライダー２のセンターに対応する位置を支えてジンバル
７の追従性を確保している。しかしながらこのような構
成では、基準ピン１２と基準穴１０の相対的な位置ずれ
などのために、ピポット１３は必ずしもスライダー２の
センターに対応する位置を支えず、このことがヘッドの
不安定な動きの原因となり、メディアタッチやペネトレ
ーションの不安定さを生じるという問題点を有してい
た。
【０００７】そこで本発明は、ピポットでスライダーの
センターに対応する位置を確実に支えてジンバルの追従
性を確保できる磁気ディスク用磁気ヘッドを提供するこ
とを目的とする。
センターに対応する位置を確実に支えてジンバルの追従
性を確保できる磁気ディスク用磁気ヘッドを提供するこ
とを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、コ
イルを有するコアチップと、このコアチップを保持する
スライダーと、このスライダーを装着するジンバルと、
このジンバルが装着されるキャリッジとを備え、前記ジ
ンバルの裏面の前記スライダーのセンターに対応する位
置に、前記キャリッジに形成された逃げ溝の内面に当接
するピポットを一体的に突設したものである。
イルを有するコアチップと、このコアチップを保持する
スライダーと、このスライダーを装着するジンバルと、
このジンバルが装着されるキャリッジとを備え、前記ジ
ンバルの裏面の前記スライダーのセンターに対応する位
置に、前記キャリッジに形成された逃げ溝の内面に当接
するピポットを一体的に突設したものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】上記構成によれば、ジンバルとキ
ャリッジの組み立て時に位置ずれがあっても、ピポット
はスライダーのセンターに対応する位置にあるので、ジ
ンバルの追従性を確保でき、安定したヘッドの動きが得
られる。
ャリッジの組み立て時に位置ずれがあっても、ピポット
はスライダーのセンターに対応する位置にあるので、ジ
ンバルの追従性を確保でき、安定したヘッドの動きが得
られる。
【００１０】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図１は本発明の一実施の形態のキャ
リッジに組み込まれた磁気ヘッドの側面図、図２は同磁
気ヘッドのジンバルの斜視図である。なおスライダー完
成体６は従来例と同じであるので、同一要素には同一符
号を付すことにより説明を省略する。
参照して説明する。図１は本発明の一実施の形態のキャ
リッジに組み込まれた磁気ヘッドの側面図、図２は同磁
気ヘッドのジンバルの斜視図である。なおスライダー完
成体６は従来例と同じであるので、同一要素には同一符
号を付すことにより説明を省略する。
【００１１】スライダー完成体６を、ジンバル７の媒体
摺動面側に所定の寸法（基準点から記録再生を行うギャ
ップ位置までの寸法）Ｘ，Ｙ，θになるように接着す
る。ＦＰＣ８は、ジンバル７に対してスライダー完成体
６の接着面の裏面側に接着され、ジンバル７の穴部に記
録再生用のコイル３及び消去用のコイル４の端子９を通
して、ＦＰＣ接着側より半田にて接合されている。また
ジンバル７のスライダー２もしくはスライダー完成体６
のセンターに対応する位置には、ピポット１３ａが一体
的に突設してある。またキャリッジ１１の逃げ溝１４の
内部には突部１４ａが突設してあり、ピポット１３ａは
この突部１４ａの上面に当接している。したがってジン
バル７とキャリッジ１１の組み立て時に位置ずれがあっ
ても、ピポット１３ａは必らずスライダー２もしくはス
ライダー完成体６のセンターに位置するので、ジンバル
７の追従性を確実に確保できる。また逃げ溝１４に突部
１４ａを設けることにより、ピポット１３ａの高さを低
くできる。なおピポット１３ａは、例えばプレス加工に
より形成されている。
摺動面側に所定の寸法（基準点から記録再生を行うギャ
ップ位置までの寸法）Ｘ，Ｙ，θになるように接着す
る。ＦＰＣ８は、ジンバル７に対してスライダー完成体
６の接着面の裏面側に接着され、ジンバル７の穴部に記
録再生用のコイル３及び消去用のコイル４の端子９を通
して、ＦＰＣ接着側より半田にて接合されている。また
ジンバル７のスライダー２もしくはスライダー完成体６
のセンターに対応する位置には、ピポット１３ａが一体
的に突設してある。またキャリッジ１１の逃げ溝１４の
内部には突部１４ａが突設してあり、ピポット１３ａは
この突部１４ａの上面に当接している。したがってジン
バル７とキャリッジ１１の組み立て時に位置ずれがあっ
ても、ピポット１３ａは必らずスライダー２もしくはス
ライダー完成体６のセンターに位置するので、ジンバル
７の追従性を確実に確保できる。また逃げ溝１４に突部
１４ａを設けることにより、ピポット１３ａの高さを低
くできる。なおピポット１３ａは、例えばプレス加工に
より形成されている。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、スライダーを支えるピポット
を、ジンバルのスライダーのセンターに対応する位置に
一体的に突設しているので、ジンバルとキャリッジの組
み立て時に相対的な位置ずれがあっても、スライダーの
センターを確実に支えることができ、したがってジンバ
ルの追従性を十分に確保して安定したヘッドの動きを実
現でき、メディアタッチやペネトレーション特性が著し
く向上する。
を、ジンバルのスライダーのセンターに対応する位置に
一体的に突設しているので、ジンバルとキャリッジの組
み立て時に相対的な位置ずれがあっても、スライダーの
センターを確実に支えることができ、したがってジンバ
ルの追従性を十分に確保して安定したヘッドの動きを実
現でき、メディアタッチやペネトレーション特性が著し
く向上する。
【図１】本発明の一実施の形態のキャリッジに組み込ま
れた磁気ヘッドの側面図
れた磁気ヘッドの側面図
【図２】本発明の一実施の形態の磁気ヘッドのジンバル
の斜視図
の斜視図
【図３】従来のキャリッジに組み込まれた磁気ヘッドの
斜視図
斜視図
【図４】従来のキャリッジに組み込まれた磁気ヘッドの
断面図
断面図
１ コアチップ ２ スライダー ３ 記録再生用のコイル ４ 消去用のコイル ６ スライダー完成体 ７ ジンバル １１ キャリッジ １３ａ ピポット
Claims (1)
- 【請求項１】コイルを有するコアチップと、このコアチ
ップを保持するスライダーと、このスライダーを装着す
るジンバルと、このジンバルが装着されるキャリッジと
を備え、前記ジンバルの裏面の前記スライダーのセンタ
ーに対応する位置に、前記キャリッジに形成された逃げ
溝の内面に当接するピポットを一体的に突設したことを
特徴とする磁気ディスク用磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33859495A JPH09180346A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 磁気ディスク用磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33859495A JPH09180346A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 磁気ディスク用磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180346A true JPH09180346A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18319647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33859495A Pending JPH09180346A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 磁気ディスク用磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180346A (ja) |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33859495A patent/JPH09180346A/ja active Pending
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