JPH09176250A - 耐衝撃性補強材及び耐衝撃性補強ポリスチレン - Google Patents
耐衝撃性補強材及び耐衝撃性補強ポリスチレンInfo
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- JPH09176250A JPH09176250A JP33882895A JP33882895A JPH09176250A JP H09176250 A JPH09176250 A JP H09176250A JP 33882895 A JP33882895 A JP 33882895A JP 33882895 A JP33882895 A JP 33882895A JP H09176250 A JPH09176250 A JP H09176250A
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Abstract
る。 【解決手段】 ゲル含有量90%以下、平均粒子径0.
25〜0.55μmのゴム状重合体ラテックス30〜8
0重量部(固形分換算)に、シアン化ビニル化合物の割
合が3〜18重量%であるシアン化ビニル化合物と芳香
族ビニル化合物70〜20重量部を、前もってゴム状重
合体粒子中に含浸させたのちに油溶性重合開始剤と水溶
性重合開始剤を用いてグラフト重合させて得られる耐衝
撃性補強材。この耐衝撃性補強材をスチレン系樹脂と溶
融混合した耐衝撃性補強ポリスチレン。 【効果】 従来の耐衝撃性ポリスチレンよりも格段に優
れた剛性を有する耐衝撃性スチレン系樹脂を製造でき
る。機械的な溶融混合により、耐衝撃性補強材とスチレ
ン系樹脂との混合比率を容易に変えて、様々な耐衝撃性
と剛性のバランスを有する耐衝撃性スチレン系樹脂を容
易に製造できる。
Description
耐衝撃性補強材及びこの耐衝撃性補強材で補強した耐衝
撃性補強ポリスチレンに関する。
し、かつ引張強度や剛性等が高く、食品容器、文房具、
雑貨等の分野で広く用いられているが、耐衝撃性が低い
という欠点がある。
耐衝撃性を改良した耐衝撃性ポリスチレンは、家庭用電
気製品、機械部品、その他更に幅広い分野で用いられて
いる。
の初期においては、ポリブタジエンやスチレン・ブタジ
エン共重合体等のゴム状重合体とポリスチレンをブレン
ドする方法が提案されたが、このものは、ゴム相と樹脂
相との界面の親和性が乏しく、充分な耐衝撃性が得られ
ないという欠点があった。このため、耐衝撃性ポリスチ
レンは、現在では未架橋のゴム状重合体をスチレンモノ
マーに溶解させてそのまま重合を行う塊状重合法か、或
いは予備重合を行った後に懸濁重合を行う塊状懸濁重合
法によって製造されている。
分を配合してその耐衝撃性を改良した従来の耐衝撃性ポ
リスチレンでは、その特性や製造方法において次のよう
な問題点がある。
体の溶解度が約10%程度と低いために、ゴム含量をこ
れ以上増すことができない。このために十分に耐衝撃性
の高い製品を製造することができない。
て重合するために、生成重合体中には多量のポリスチレ
ンを包含したゴム相が粒子となって分散する。ゴム相の
中に包含されたポリスチレンは、ポリスチレンとしての
特性を発揮しない上に、従来ではゴム相の粒子径が1.
0〜3.0μmと大きいために、ゴム含量が少ないにも
かかわらず剛性がポリスチレンに比べて大幅に低下す
る。
更しなくてはならないが、この重合段階での銘柄変更に
は長時間を要する上に、格外品の発生量も多くなる。こ
のため、自ずと銘柄の種類が限定され、種々な物性バラ
ンスを持った銘柄のものが製造しにくい。
強のためのゴム成分には、ポリブタジエンやスチレン・
ブタジエン共重合体等の共役ジエン系のゴムが用いられ
ているために耐候性が劣るという欠点もある。
の優れた、或いは、従来技術では得られない高い耐衝撃
性を有する耐衝撃性スチレン系樹脂を製造することがで
きる耐衝撃性補強材及びこの耐衝撃性補強材で補強され
た耐衝撃性補強ポリスチレンを提供することを目的とす
る。
は、ゲル含有量90%以下、平均粒子径0.25〜0.
55μmのゴム状重合体ラテックス30〜80重量部
(固形分換算)に、シアン化ビニル化合物と芳香族ビニ
ル化合物70〜20重量部を、グラフト重合させて得ら
れる耐衝撃性補強材であって、シアン化ビニル化合物と
芳香族ビニル化合物との合計量に対するシアン化ビニル
化合物の割合が3〜18重量%であり、グラフト重合に
先立ち、予め、シアン化ビニル化合物及び芳香族ビニル
化合物をゴム状重合体粒子に含浸させた後、重合開始剤
として油溶性重合開始剤と水溶性重合開始剤とを用いて
グラフト重合させて得られることを特徴とする。
平均粒子径のゴム状重合体ラテックスを用い、シアン化
ビニル化合物及び芳香族ビニル化合物を、予めこのゴム
状重合体粒子中に特定の割合で含浸させた後、油溶性重
合開始剤と水溶性重合開始剤とを併用してグラフト重合
させて得られる耐衝撃性補強材によれば、耐衝撃性と剛
性のバランスが優れた耐衝撃性ポリスチレン系樹脂を製
造することができる。
ム粒子中に包含されるポリスチレンの量が従来技術で製
造される耐衝撃性ポリスチレンよりも少なく、かつ、分
散ゴム相の粒子径が比較的小さいために、従来技術で製
造される耐衝撃性ポリスチレンよりも優れた剛性を持っ
た耐衝撃性ポリスチレン系樹脂を得ることができる。
ポリブタジエン、スチレン・ブタジエン共重合体、エチ
レン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレ
フィン・非共役ジエン共重合体よりなる群から選ばれる
1種又は2種以上を好適に用いることができる。
スチレン及び/又は耐衝撃性ポリスチレンと、任意の割
合で溶融混合することにより、様々な耐衝撃性と剛性の
バランスを有する耐衝撃性補強ポリスチレンを容易に製
造することができる。
チレン又は耐衝撃性ポリスチレンと耐衝撃性補強材の混
合比率を容易に変えることができ、これによって様々な
物性バランスを有する耐衝撃性スチレン系樹脂を容易に
得ることができる。また、ゴム成分の量を容易に増すこ
とができるため、従来技術で製造される耐衝撃性ポリス
チレンが保有する以上の衝撃強さを容易に得ることがで
きる。
スとしてゲル含有量90%以下、ゴム状重合体粒子の平
均粒子径0.25〜0.55μm、好ましくは0.3〜
0.4μmのものを用いる。ゴム状重合体ラテックスの
ゲル含有量が90%を超えると十分な耐衝撃性補強効果
が得られない。また、ゴム状重合体粒子の平均粒子径が
0.25μm未満では十分な耐衝撃性補強効果が得られ
ず、0.55μmを超えると安定なラテックスが得られ
ない。
スチレン・ブタジエン共重合体、アクリロニトリル・ブ
タジエン共重合体、エチレン・α−オレフィン共重合
体、エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体
等のラテックスを用いることができる。ゴム状重合体と
してエチレン・α−オレフィン共重合体又はエチレン・
α−オレフィン・非共役ジエン共重合体を用いた場合に
は、耐候性の優れた耐衝撃性スチレン系樹脂を得ること
ができる。
体ラテックス30〜80重量部(固形分換算)に、シア
ン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物の合計70〜2
0重量部をグラフト重合させる。ゴム状重合体ラテック
スの割合が上記範囲よりも少ないと耐衝撃性補強材とし
て用いるにはゴム含量が少なすぎて不適切であり、上記
範囲を超えると十分な耐衝撃性補強効果が得られない。
好ましいグラフト重合割合は、ゴム状重合体ラテックス
40〜70重量部(固形分換算)に対して、シアン化ビ
ニル化合物と芳香族ビニル化合物60〜30重量部であ
る。
化合物と少量のシアン化ビニル化合物をグラフト重合さ
せる。即ち、シアン化ビニル化合物の添加量は、芳香族
ビニル化合物とシアン化ビニル化合物の合計量に対して
3〜18重量%、好ましくは5〜15重量%とする。シ
アン化ビニル化合物の割合がこの範囲を外れると十分な
耐衝撃性補強効果は得られない。
レン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、t−ブチルスチレン、クロルスチレン、ジクロルス
チレン、ブロムスチレン、ジブロムスチレン等が例示さ
れ、これらの1種又は2種以上用いることができるが、
特にスチレンが好ましい。
クリロニトリル、メタクリロニトリル等が例示され、こ
れらの1種又は2種以上用いることができるが、特にア
クリロニトリルが好ましい。
ビニル化合物及びシアン化ビニル化合物とのグラフト重
合の重合開始剤として、油溶性重合開始剤と水溶性重合
開始剤とを併用する。具体的には、重合の前期に油溶性
重合開始剤を用い、後期に水溶性重合開始剤を添加して
重合を完結させる。重合開始剤として油溶性重合開始剤
のみを用いた場合には、剛性が低下し、水溶性重合開始
剤のみを用いた場合には耐衝撃性補強効果が得られな
い。
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ステアロイ
ルパーオキサイド、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネイト、ジ−イソプロピルパーオキシジカーボ
ネイト、t−ブチルパーオキシネオデカネイト、t−ブ
チルパーオキシピバレイト、t−ヘキシルパーオキシピ
バレイト等で代表される有機過酸化物から選ばれる1種
又は2種以上を用いることができる。
アンモニウム、過硫酸カリウム等で代表される無機過酸
化物から選ばれる1種又は2種以上を用いることができ
る。
始剤は、油溶性重合開始剤をビニル化合物の合計量に対
して0.5〜1.5重量%、水溶性重合開始剤をビニル
化合物の合計量に対して0.3〜0.9重量%の割合で
用いるのが好ましい。
ち、ゴム状重合体粒子中に、芳香族ビニル化合物とシア
ン化ビニル化合物を含浸(オクルージョン)させる。従
って、ゴム状重合体粒子中に芳香族ビニル化合物とシア
ン化ビニル化合物を含浸させた後に重合開始剤を添加し
て重合を行う。この含浸時間は30分〜90分とするの
が好ましい。含浸時間が30分未満では充分な耐衝撃性
補強効果が得られず、90分を超えても更に大きい耐衝
撃性補強効果は得られないので経済的でない。
のが好ましい。
重合体ラテックスと芳香族ビニル化合物及びシアン化ビ
ニル化合物とを特定の割合で用い、予め上記含浸処理を
行った後、油溶性重合開始剤を添加し、次いで水溶性重
合開始剤を添加すること以外は、通常のグラフト重合技
術で容易に製造することができる。
のような本発明の耐衝撃性補強材をポリスチレン及び/
又は耐衝撃性ポリスチレンと単に機械的に溶融混合する
のみで容易に製造することができる。
め、本発明の耐衝撃性補強材は、ポリスチレン及び/又
は耐衝撃性ポリスチレンと任意の割合で混合することが
できるが、通常の場合、耐衝撃性補強材10〜40重量
部に対して、ポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチレン9
0〜60重量部の割合で混合するのが好ましい。
り具体的に説明する。なお、以下において、各測定方法
は次の通りである。
凝固、乾燥させた後、ポリブタジエン及びスチレン・ブ
タジエン共重合体についてはトルエン(常温)に、エチ
レン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレ
フィン・非共役ジエン共重合体についてはトルエン(6
0℃)に、各々、24時間浸漬後、200メッシュの金
網で濾別して不溶解分の割合(重量%)を求め、これを
ゲル含有量とした。
ルギン酸ナトリウムを用いるクリーミング法で測定し
た。
き,試験片厚み=1/4インチ曲げ弾性率 :ASTM D790,試験片厚み=1/8イ
ンチ また、実施例及び比較例において、グラフト重合体との
ブレンドに用いたポリスチレンは一般的な懸濁重合法に
より次のようにして作製した。
ャケット付きステンレス製反応器(内容積100L)に
純水39Kg、第三燐酸カルシウム130g、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ1.5g、スチレン37K
g、t−ドデシルメルカプタン122g、ベンゾイルパ
ーオキサイド111g、t−ブチルパーオキシベンゾエ
イト13gを仕込み、85℃で7.5時間、さらに12
0℃へ昇温して2.5時間重合を行った。次いで還流冷
却器の出口バルブを切り替え、120℃のままで2時間
かけて凝縮液5Kgを反応器外へ放出して未反応スチレ
ンを除去した。冷却後内容物を抜き取り、酸分解、洗
浄、脱水、乾燥してポリスチレンビ−ズを得た。得られ
たポリスチレンの特性は、メルトフローレイト(JIS
K7210、200℃/5Kg荷重)は9.6Kg/
10分、残留スチレンモノマーは1,700ppmであ
った。
ブタジエンラテックス50重量部(固形分換算)、スチ
レン44.0重量部、アクリロニトリル6.0重量部、
t−ドデシルメルカプタン0.1重量部、ロジン酸ナト
リウム1.0重量部、水酸化ナトリウム0.02重量
部、純水150重量部を反応器に仕込み、60℃に昇温
して60分間撹拌した後、75℃に昇温した。次いで、
t−ヘキシルパーオキシピバレイト0.3重量部を添加
して2時間重合を行った後、過硫酸カリウム0.2重量
部を添加して更に2時間重合を行った。得られたグラフ
ト重合体ラテックスに酸化防止剤を添加した後、塩化カ
ルシウム水溶液中に投入して凝固させ、洗浄、脱水、乾
燥してグラフト重合体を得た。なお、本実施例における
スチレンとアクリロニトリルの合計量に対するアクリロ
ニトリルの割合は12重量%である。
でポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチレンと混合し、ス
テアリン酸カルシウム0.5重量部を加えてバンバリー
ミキサーで混練りしてペレット化した。得られたペレッ
トを射出成形機(日本製鋼所(株)製「J75E−P」
型)を用いて試験片を成形し、物性を測定した。物性の
測定結果を表1に示す。
市販のポリスチレン及び従来技術による市販の耐衝撃性
ポリスチレンを同様に射出成形して試験片を作製して物
性を測定し、結果を表1に併記した。
衝撃性補強材をブレンドして得られた耐衝撃性補強ポリ
スチレンは、従来技術で得られた耐衝撃性ポリスチレン
と同等のアイゾット衝撃強度を有し、かつ、曲げ弾性率
(剛性)が従来技術による耐衝撃性ポリスチレンよりも
優れている。更に、本発明による耐衝撃性補強材の混合
割合を増すことによって、従来技術による耐衝撃性ポリ
スチレンでは得られない高いアイゾット衝撃強度を持っ
た耐衝撃性補強ポリスチレンを得ることができる。
技術による耐衝撃性ポリスチレンにブレンドすることに
よって更に高いアイゾット衝撃強度が得られることが分
かる。
することにより、スチレンとアクリロニトリルの合計量
に対するアクリロニトリルの割合(重量%)を表2に示
す割合としたこと以外は実施例1と同様にして試験片を
作製して物性を測定し、結果を表2に示した。
発明の範囲を外れると、十分な耐衝撃性補強効果を有す
る耐衝撃性補強材が得られないことが分かる。
量及び平均粒子径のものを用いたこと以外は実施例1と
同様にして試験片を作製して物性を測定し、結果を表3
に示した。
90%を超える場合、或いはポリブタジエンの粒子径が
本発明の範囲の下限を外れた場合には、耐衝撃性補強効
果が十分でなく、また、粒子径が本発明の上限を超える
と安定なグラフト重合体ラテックスが得られないことが
分かる。
し、グラフト重合体とポリスチレンとの混合割合を表5
に示す割合として実施例1と同様に試験片を作製し、物
性の測定結果を表5に示した。
って、スチレンとアクリロニトリルの添加量が表4の如
く実施例1と異なるものとなり、また、スチレンとアク
リロニトリルの添加量の変更に伴って、重合開始剤と、
t−ドデシルメルカプタンの添加量が表4の如く実施例
1と異なるものとなった。その他の重合条件は実施例1
と同様である。但し、ポリブタジエンラテックスのゲル
含有量は若干異なる。
明の範囲の上限を外れると、耐衝撃性補強効果が十分で
ないことが分かる。
各々単独で表6に示す配合量で用い、それに応じた重合
温度及び重合時間としたこと以外は、実施例1と同様に
して試験片を作製し、物性の測定結果を表6に示した。
が低く、水溶性重合開始剤単独では耐衝撃性補強効果が
得られないことが分かる。
と同様にして試験片を作製し、物性の測定結果を表7に
示した。
強効果を得ることができるが、90分まで行っても更に
高い耐衝撃性補強効果は得られないことが分かる。
粒子径を有するポリブタジエン以外のゴム状重合体を用
いたこと以外は実施例1と同様にして試験片を作製し、
物性の測定結果を表8に示した。
を用いれば、耐衝撃性補強効果の優れた耐衝撃性補強材
が得られることが分かる。
強材によれば、従来技術で製造される耐衝撃性ポリスチ
レンよりも格段に優れた剛性を有する耐衝撃性スチレン
系樹脂を製造することができる。また、本発明の耐衝撃
性補強ポリスチレンによれば、機械的な溶融混合によ
り、耐衝撃性補強材とスチレン系樹脂との混合比率を容
易に変えて、様々な耐衝撃性と剛性のバランスを有する
耐衝撃性スチレン系樹脂を容易に製造することができ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲル含有量90%以下、平均粒子径0.
25〜0.55μmのゴム状重合体ラテックス30〜8
0重量部(固形分換算)に、シアン化ビニル化合物と芳
香族ビニル化合物70〜20重量部を、グラフト重合さ
せて得られる耐衝撃性補強材であって、 シアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物との合計量
に対するシアン化ビニル化合物の割合が3〜18重量%
であり、 グラフト重合に先立ち、予め、シアン化ビニル化合物及
び芳香族ビニル化合物をゴム状重合体粒子に含浸させた
後、重合開始剤として油溶性重合開始剤と水溶性重合開
始剤とを用いてグラフト重合させて得られることを特徴
とする耐衝撃性補強材。 - 【請求項2】 請求項1において、ゴム状重合体が、ポ
リブタジエン、スチレン・ブタジエン共重合体、エチレ
ン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合体よりなる群から選ばれる1
種又は2種以上である耐衝撃性補強材。 - 【請求項3】 請求項1又は2の耐衝撃性補強材とポリ
スチレン及び/又は耐衝撃性ポリスチレンとを溶融混合
してなる耐衝撃性補強ポリスチレン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33882895A JP3508357B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 耐衝撃性補強材及び耐衝撃性補強ポリスチレン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33882895A JP3508357B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 耐衝撃性補強材及び耐衝撃性補強ポリスチレン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09176250A true JPH09176250A (ja) | 1997-07-08 |
JP3508357B2 JP3508357B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=18321819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33882895A Expired - Lifetime JP3508357B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 耐衝撃性補強材及び耐衝撃性補強ポリスチレン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3508357B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33882895A patent/JP3508357B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3508357B2 (ja) | 2004-03-22 |
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