JPH09175169A - 自動車用ドアの固定窓 - Google Patents

自動車用ドアの固定窓

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Publication number
JPH09175169A
JPH09175169A JP35057195A JP35057195A JPH09175169A JP H09175169 A JPH09175169 A JP H09175169A JP 35057195 A JP35057195 A JP 35057195A JP 35057195 A JP35057195 A JP 35057195A JP H09175169 A JPH09175169 A JP H09175169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
weather strip
outer panel
window
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35057195A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Hosokawa
勝 細川
Shinsaku Nakajima
伸策 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP35057195A priority Critical patent/JPH09175169A/ja
Publication of JPH09175169A publication Critical patent/JPH09175169A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアアウタパネルおよびウェザーストリップ
などの仕上がり精度および各部品の組付精度による影響
を受けることなく両者の合せを改善してドアの外観品質
を改善する。 【解決手段】 ドア1の上部に設けた窓枠3にガラス4
を嵌め込み固定するウェザーストリップ6の外縁部表面
に内縁部を重合させたウインドモール8をドアアウタパ
ネル1aの上縁部表面に密接させて止着したことによ
り、ウェザーストリップ6とドアアウタパネル1aの間
の隙間をウインドモール8で被覆しつつウェザーストリ
ップ6を抑え込み保持させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ドアの固定
窓に係り、特に、ドアの上部に設けた窓枠にガラスを嵌
め込み固定するウェザーストリップとドアアウタパネル
の合わせを改善してドアの外観品質を向上できるように
した自動車用ドアの固定窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、例えば図7に示したよ
うに、ドア1の本体部に固定式の透視窓2を設けるとと
もに、ドア1の上部に窓枠3を設け、この窓枠3の前部
にガラス4を嵌め込み固定して固定窓とするとともに、
窓枠3の後部にガラス5を開閉可能に取り付けて開閉窓
を構成したものがある。
【0003】このように窓枠3ガラス4を嵌め込み固定
するに際して、従来では図8に示したように、窓枠3に
ガラス4を嵌め込み固定するウェザーストリップ6に外
側リップ6aおよび内側リップ6bを設けていた。そし
て、外側リップ6aをドアアウタパネル1aの上端縁表
面に密接重合させるとともに、内側リップ6bをドアト
リム1bの上端縁表面に密接重合させることにより、ド
ア1の表面を平滑化して空気抵抗を減少させるととも
に、外観性を確保していた。1cはドアインナパネルで
ある。
【0004】しかしながら、外側リップ6aには通常芯
金を設けていないために自由に撓曲する。従って、外側
リップ6aに僅かな外力が加わった場合あるいはウェザ
ーストリップ6とドアアウタパネル1aの建付精度によ
っては外側リップ6aがドアアウタパネル1aの表面へ
の密着性が損なわれてしまうことがある。
【0005】すなわち、ドアアウタパネル1aのプレス
精度、窓枠3の仕上がり精度あるいはウェザーストリッ
プ6の成形精度ならびにこれらの組付精度によってはド
アアウタパネル1aから外側リップ6aが浮き上がって
波打ち、よたりなどを生じる原因となるために、ドア1
の外観品質が低下してしまうという不具合があった。な
お、このような外側リップ6aの波打ち、よたり、浮き
などを防止すべく外側リップ6aをブチルテープなどで
ドアアウタパネル1aの表面に貼り付けたとしても、熱
あるいは経年劣化などの影響によるブチルテープの剥れ
を回避することができないために、依然として不安定要
素を確実に除去できるものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、各部品の仕上がり精度およ
び各部品の組付精度による影響を受けることなくドアの
外観品質を改善することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ドアの上部に設けた窓枠にウェザーストリ
ップを介してガラスを嵌め込み固定するようにした固定
窓において、前記ウェザーストリップの外縁部表面に内
縁部を重合させたウインドモールを設け、該ウインドモ
ールをドアアウタパネルの上縁部表面に密接させて止着
したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る自動車用ド
アの固定窓の一実施形態を示す斜視図、図2は図1のA
−A断面図である。なお、図7および図8に示した従来
例と同一機能を有する部分には同一の符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0009】これらの図において、ドア1の上部に設け
た窓枠3にガラス4を嵌め込み固定するウェザーストリ
ップ6には、窓枠3の下縁に沿う部分において外側リッ
プを省略している。なお、窓枠3の下縁前端部、前縁、
上縁および後縁に沿う部分には従来同様に外側リップ6
aを設けるとともに、窓枠3の全周に沿って従来同様に
内側リップ6bを設けている。
【0010】また、ドアアウタパネル1aの上縁部には
クリップ7を介してウインドモール8を密接させて取り
付けている。ウインドモール8は、従来公知のモールな
どの場合と同様にPVCなどの成形品により構成されて
おり、その内縁に設けた抑え部8aをウェザーストリッ
プ6の外縁部表面に重合させてウェザーストリップ6を
抑え込み保持させるとともに、外縁部に設けたシール部
8bの下縁をドアアウタパネル1aの上縁部表面に密接
させてドアアウタパネル1aの上縁部を被覆しつつ該パ
ネル1aとウェザーストリップ6の間の隙間を覆って両
者の連続性を確保している。
【0011】9はオシレートアウタであり、その前端部
にウインドモール8の後端部を重合させてその重合部を
クリップ10で押圧固定するとともに、ウインドモール
8の前端部をウェザーストリップ6の下縁前端部に設け
た外側リップ6aの表面に重合させることにより、該外
側リップ6aの浮き上りを確実に防止するようにしてい
る。
【0012】以上説明したように本実施形態では、ドア
アウタパネル1aに止着したウインドモール8の内側縁
に設けた抑え部8aをウェザーストリップ6の外縁部に
重合させてウェザーストリップ6とドアアウタパネル1
aの間の隙間を被覆しつつウェザーストリップ6を抑え
込み保持させるようにしている。従って、ドアアウタパ
ネル1aのプレス精度、窓枠3の仕上がり精度あるいは
ウェザーストリップ6の成形精度ならびにこれらの組付
精度が低い場合であってもウェザーストリップ6とドア
アウタパネル1aの合わせを改善してドア1の外観品質
を向上できる。よって、従来のようにブチルテープなど
の補助手段を用いて外側リップ6aの浮き上がり、波打
ち、よたりなどを防止する必要性がない。
【0013】上記実施形態においてはクリップ7を用い
てウインドモール8をドアアウタパネル1aに止着して
いるが、ウインドモール8の止着手段は上記実施形態に
限定されない。
【0014】すなわち、図3はウインドモールの変形例
を示す図1のA−A断面に相当する断面図、図4は図3
に示したウインドモールを裏面側から見た斜視図であ
る。この変形例においては、ウインドモール8の裏面に
フック状の係合爪8cを設けるとともに、ドアアウタパ
ネル1aの上縁部に図示しない切欠などを設けている。
【0015】従って、この変形例の場合は、係合爪8c
でドアアウタパネル1aの上縁部を挟み込み保持させつ
つ、この係合爪8cの先端を前記切欠に突入係合させて
ウインドモール8をドアアウタパネル1aの上縁部に止
着することができる。よってこの変形例の場合は、図1
および図2に示したもののようにクリップを設ける必要
性がないので部品点数を削減することができる。
【0016】また、図5はウインドモールの他の変形例
を示す図1のA−A断面に相当する断面図、図6は図5
に示したウインドモールを裏面側から見た斜視図であ
る。この変形例においては、ウインドモール8の裏面に
挟持片8dを設け、この挟持片8dでドアアウタパネル
1aなどの上端縁部を弾圧挟持してウインドモール8を
止着するようにしている。
【0017】このために、この変形例の場合は、ウイン
ドモール8の取付位置の自由度が高くなり、ドアアウタ
パネル1aおよびウェザーストリップ6の成形精度なら
びに組付精度に関係なくウインドモール8を的確に取り
付けることができる利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、ドアアウタパネルに止着したウインドモールの内側
縁をウェザーストリップの外縁部に重合させてウェザー
ストリップとドアアウタパネルの間の隙間を被覆しつつ
ウェザーストリップを抑え込み保持させるようにしてい
るために、ドアアウタパネルのプレス精度、窓枠の仕上
がり精度あるいはウェザーストリップの成形精度ならび
にこれらの組付精度が低い場合であってもウェザースト
リップとドアアウタパネルの合わせを改善してドアの外
観品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用ドアの固定窓の一実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】ウインドモールの変形例を示す図1のA−A断
面に相当する断面図である。
【図4】図3に示したウインドモールを裏面側から見た
斜視図である。
【図5】ウインドモールの他の変形例を示す図1のA−
A断面に相当する断面図である。
【図6】図5に示したウインドモールを裏面側から見た
斜視図である。
【図7】固定窓を備えた自動車用ドアの従来例を示す正
面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 ドア 1a ドアアウタパネル 1b ドアトリム 1c ドアインナパネル 3 窓枠 4 ガラス 6 ウェザーストリップ 6a 外側リップ 6b 内側リップ 7 クリップ 8 ウインドモール 8a 抑え部 8b シール部 8c 係合爪 8d 挟持片 9 オシレートアウタ 10 クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの上部に設けた窓枠にウェザースト
    リップを介してガラスを嵌め込み固定するようにした固
    定窓において、前記ウェザーストリップの外縁部表面に
    内縁部を重合させたウインドモールを設け、該ウインド
    モールをドアアウタパネルの上縁部表面に密接させて止
    着したことを特徴とする自動車用ドアの固定窓。
JP35057195A 1995-12-22 1995-12-22 自動車用ドアの固定窓 Pending JPH09175169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35057195A JPH09175169A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 自動車用ドアの固定窓

Applications Claiming Priority (1)

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JP35057195A JPH09175169A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 自動車用ドアの固定窓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09175169A true JPH09175169A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18411400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35057195A Pending JPH09175169A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 自動車用ドアの固定窓

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JP (1) JPH09175169A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021123166A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 シロキ工業株式会社 車両用ドアのモール取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021123166A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 シロキ工業株式会社 車両用ドアのモール取付構造

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