JPH09170953A - 測温抵抗体回路 - Google Patents
測温抵抗体回路Info
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- JPH09170953A JPH09170953A JP33160195A JP33160195A JPH09170953A JP H09170953 A JPH09170953 A JP H09170953A JP 33160195 A JP33160195 A JP 33160195A JP 33160195 A JP33160195 A JP 33160195A JP H09170953 A JPH09170953 A JP H09170953A
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Abstract
生する配線抵抗による誤差の影響を軽減した測温抵抗体
回路を提供する。 【解決手段】 3端子A,B,bを有する測温抵抗体R
tの複数個が並列に接続されたターミナルと、前記測温
抵抗体Rtのそれぞれの端子Aに共通に接続された電流
源と、前記b端子に接続される一方の配線が第1スイッ
チを介して演算回路に接続され、他方の端子が第2スイ
ッチを介して演算回路及び抵抗値が既知の基準抵抗Rc
を介して共通電位点に接続された測温抵抗体回路におい
て、前記ターミナルの一つを主ターミナルとして複数個
の従ターミナルを増減させる際は、前記従ターミナルの
b端子と前記第1スイッチと演算回路の間を結ぶ配線間
に第3スイッチを設け、前記第1スイッチと第3スイッ
チをスキャニングのタイミングに合わせて切換えるよう
にした。
Description
るものであり、更に詳しくはターミナルを増設若しくは
減少した場合に発生する基板上の配線抵抗による誤差の
影響を軽減した測温抵抗体回路に関するものである。
配線抵抗体Rtのリード線の影響を除去した要部を示す
回路図である。図において、Rtは3端子A,B,bを
有する測温抵抗体であり、端子Aには基準電流Iを加え
る定電流源CSが接続され、端子bは基準抵抗Rcを介
して共通電位点に接続されている。
る。これらの増幅器のうちOP1の非反転入力端子には
測温抵抗体Rtの端子Aが接続され、反転入力端子には
抵抗R 1を介して測温抵抗体Rtの端子bが接続される
とともに抵抗R3を介して演算増幅器OP1の出力端子が
接続されている。演算増幅器OP2の非反転入力端子に
は測温抵抗体Rtの端子bが接続され、反転入力端子に
は抵抗R2を介して測温抵抗体Rtの端子bが接続され
るとともに抵抗R4を介して演算増幅器OP2の出力端子
が接続されている。
温抵抗体Rtの端子Bが接続され、反転入力端子には抵
抗R5を介して演算増幅器OP1の出力端子が接続される
とともに抵抗R6を介して演算増幅器OP2の出力端子が
接続されている。更にこの演算増幅器OP3の反転入力
端子には抵抗R7を介して演算増幅器OP3の出力端子が
接続されるとともに、このOP3の出力端子には出力端
子Eoutが接続されている。
とし、R3=R4=Rbとして抵抗値rの影響を除去出来
る条件を求めることにより、 Rb=Ra+2Rc になり、例えばRc=100とすると、一例としてR1=
R2=9.8kΩ、R3=R4=R5=R6=10kΩが求
められる。なお、R7=5kΩとする。その場合の出力
電圧Eoutは、 Eout=I(Rt−Rc) となり、測温抵抗体Rtのリード線の抵抗値rの影響を
除去することが出来る。
で測温抵抗体回路を用いて複数点の測定を行うような場
合、ターミナルは10チャンネル程度が1つのターミナ
ルに組み込まれており、測定対象の数によって例えば一
台の測定装置に1〜3個のターミナルが取付可能とされ
ている。このような記録装置が工場から出荷される場
合、はじめの測定チャンネル仕様が10チャンネル以下
の場合は1つのターミナルが取付られ、11〜20チャ
ンネルの測定を行う場合は2つのターミナルが、21〜
30チャンネルの測定を行う場合は3つのターミナルが
取付られる。
合の従来の要部結線例を示すものであり、矢印で示す部
分を境にして主及び従の2つのターミナルが取付られて
いるものとする。なお、図3で示す従来例と同一要素に
は同一符号を付している。また、演算回路11はターミ
ナルの増減を認識する機能を有しており、取付けられた
ターミナルに応じて入力スキャナ12のスキャニングを
行うようなプログラムが格納されているものとする。
配線であり、その配線抵抗値は無視出来るものとする。
SW1は第1スイッチで、一端は演算回路に接続され、
他端は測温抵抗体Rtのb端子に接続されている。SW
2は第2スイッチで、一端は演算回路及び共通電位点に
接続され、他端は測温抵抗体Rtのb端子に接続されて
いる。
10チャンネルであれば図3で説明したように各測温抵
抗体Rtのリード線の抵抗値rの影響は除去される。そ
して、出荷時の校正ではRtの基準値を入力して、その
校正値を装置に内蔵されたEEPROMに書き込んで出
荷している。
のために従ターミナルを組みつけた場合は、共通電位点
から流入する電流Iは接点eにおいて、増設した従ター
ミナルのb’端子を経て流れる電流I1と主ターミナル
のb端子側に流れる電流I2に分岐して流れることにな
る。図5(a),(b)はb端子のみに着目した場合の
電流Iの流れを示すもので(a)図は(b)の様に展開
することができる。
従ターミナルのb’端子からの配線が接続されたe点で
2系路となる。その結果、1〜10チャンネルの場合は
b端子の電位に基づいて測定を行っていたものが、11
〜20チャンネルの従ターミナルを増設したことにより
Vb1点の電位(Vb1=r3-1・I+r2-1・I)により
演算が行われる。従って主ターミナルだけの場合と従タ
ーミナルを増設した場合では校正値が異なったものとな
り、21〜30チャンネルの測定をするために従ターミ
ナルをもう一つ増設し合計3個のターミナルとした場合
も3個めのリード線の抵抗が加わるので異なった校正値
となる。これらの校正値は工場出荷の段階で1〜3ター
ミナルの仕様に合わせた校正値がEEPROMに書き込
んで出荷される。
ンネルの数ははじめの仕様に限定されず、実際の使用時
には測定点の数によってターミナルの数が増減されるこ
とがある。例えば、はじめの仕様が30チャンネルで実
際の使用時には20チャンネルになった場合、従ターミ
ナルを一つ取外すことが行われるが、その様な場合も共
通電位点から流れる電流経路が変わるのでb点の電位や
前述のVb1点の電位が変わって校正値とのずれを生じ
測定誤差となる。本発明はターミナルの増減があっても
測定誤差の生じない測温抵抗体回路を実現することを目
的とする。
に本発明は、3端子A,B,bを有する測温抵抗体Rt
の複数個が並列に接続されたターミナルと、前記測温抵
抗体Rtのそれぞれの端子Aに共通に接続された電流源
と、前記b端子に接続される一方の配線が第1スイッチ
を介して演算回路に接続され、他方の端子が第2スイッ
チを介して演算回路及び抵抗値が既知の基準抵抗Rcを
介して共通電位点に接続された測温抵抗体回路におい
て、前記ターミナルの一つを主ターミナルとして複数個
の従ターミナルを増減させる際は、前記従ターミナルの
b端子と前記第1スイッチと演算回路の間を結ぶ配線間
に第3スイッチを設け、前記第1スイッチと第3スイッ
チをスキャニングのタイミングに合わせて切換えるよう
にしたことを特徴とするものである。
チはスキャニングのタイミングに合わせて切換えられ
る。従ってターミナルのb端子はそれぞれ独立に機能す
ることになりターミナルの増減によるリード線抵抗の増
減の影響を受けない。以下、実施例に基づき詳細に説明
する。
概要の構成を示す構成図である。図1において、図4の
従来例と異なる部分は、従来は従ターミナルのb’端子
と第1スイッチSW1とb端子の間を接続していた配線
を、演算回路と第1スイッチ間とb’端子を結ぶ配線と
し、その配線間に第3スイッチSW3を設けたものであ
る。
10チャンネルのスキャニングを行っているときは、S
W1,SW2をオンとしSW3はオフとして信号を取り込
み、11〜20チャンネルのスキャニングを行っている
ときは、SW1をオフSW2,SW3をオンとして信号を
取り込む。
をオフSW2,SW3をオンとして11〜20チャンネル
の信号を取り込んでいる状態を示している。即ち共通電
位点からの流入電流はe点で分岐せずにb’端子側のみ
に流れることになる。このことは各ターミナルが独立
し、ターミナル毎に図3で説明した従来例と同様な動作
をすることになり、ターミナルの増減にかかわらず主タ
ーミナルだけで校正した値をそのまま使用できることと
なる。なお、実施例では主,従2つのターミナルを用い
た場合について説明したがターミナルの数は装置の処理
能力に応じて更に増減することができる。
ーミナルの一つを主ターミナルとして複数個の従ターミ
ナルを増減させるに際し、従ターミナルのb端子と第1
スイッチと演算回路の間を結ぶ配線間に第3スイッチを
設け、第1スイッチと第3スイッチをスキャニングのタ
イミングに合わせて切換えるようにしたので、ターミナ
ルを増設若しくは減少した場合に発生する配線抵抗によ
る誤差の影響を軽減した測温抵抗体回路を実現すること
ができる。
説明図である。
通電位点からの流入電流の状態を示す図である。
明図である。
る。
電位点からの流入電流の状態を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】3端子A,B,bを有する測温抵抗体Rt
の複数個が並列に接続されたターミナルと、 前記測温抵抗体Rtのそれぞれの端子Aに共通に接続さ
れた電流源と、 前記b端子に接続される一方の配線が第1スイッチを介
して演算回路に接続され、他方の端子が第2スイッチを
介して演算回路及び抵抗値が既知の基準抵抗Rcを介し
て共通電位点に接続された測温抵抗体回路において、 前記ターミナルの一つを主ターミナルとして複数個の従
ターミナルを増減させる際は、前記従ターミナルのb端
子と前記第1スイッチと演算回路の間を結ぶ配線間に第
3スイッチを設け、前記第1スイッチと第3スイッチを
スキャニングのタイミングに合わせて切換えるようにし
たことを特徴とする測温抵抗体回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33160195A JP3161311B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 測温抵抗体回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33160195A JP3161311B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 測温抵抗体回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09170953A true JPH09170953A (ja) | 1997-06-30 |
JP3161311B2 JP3161311B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=18245484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33160195A Expired - Fee Related JP3161311B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 測温抵抗体回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161311B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008268135A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 赤外線検出装置 |
JP2008268134A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 赤外線検出装置 |
KR20140044573A (ko) * | 2012-10-05 | 2014-04-15 | 엘에스산전 주식회사 | 정전류원을 이용하는 다채널 저항 계측 장치 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33160195A patent/JP3161311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008268135A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 赤外線検出装置 |
JP2008268134A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 赤外線検出装置 |
KR20140044573A (ko) * | 2012-10-05 | 2014-04-15 | 엘에스산전 주식회사 | 정전류원을 이용하는 다채널 저항 계측 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3161311B2 (ja) | 2001-04-25 |
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