JPH09162624A - チップアンテナ - Google Patents
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- JPH09162624A JPH09162624A JP7317885A JP31788595A JPH09162624A JP H09162624 A JPH09162624 A JP H09162624A JP 7317885 A JP7317885 A JP 7317885A JP 31788595 A JP31788595 A JP 31788595A JP H09162624 A JPH09162624 A JP H09162624A
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
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- H01Q5/00—Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
- H01Q5/30—Arrangements for providing operation on different wavebands
- H01Q5/307—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way
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- H01Q5/321—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way using frequency dependent circuits or components, e.g. trap circuits or capacitors within a radiating element or between connected radiating elements
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- Details Of Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体通信等の用途に用いることができる小
形で、複数の共振周波数を有するチップアンテナを提供
する。 【解決手段】 チップアンテナ１０は、酸化バリウム、
酸化アルミニウム、シリカを主成分とする誘電材料（比
誘電率：約６．１）からなる直方体状の基体１１と、基
体１１の内部に設けられ、銅あるいは銅合金よりなり、
基体１１の長手方向に螺旋状に巻回される導体１２ａ及
び１２ｂと、基体１１の側面及び下面に設けられ、導体
１２ａ及び１２ｂに電圧を印加する給電用端子１５を備
える。この際、導体１２ａと導体１２ｂは、ビアホール
１４で直列に接続され、導体１２ａの一端は、給電用端
子１５に接続される給電部１６を形成し、導体１２ｂの
他端は、基体１１の内部において自由端１７を形成す
る。
形で、複数の共振周波数を有するチップアンテナを提供
する。 【解決手段】 チップアンテナ１０は、酸化バリウム、
酸化アルミニウム、シリカを主成分とする誘電材料（比
誘電率：約６．１）からなる直方体状の基体１１と、基
体１１の内部に設けられ、銅あるいは銅合金よりなり、
基体１１の長手方向に螺旋状に巻回される導体１２ａ及
び１２ｂと、基体１１の側面及び下面に設けられ、導体
１２ａ及び１２ｂに電圧を印加する給電用端子１５を備
える。この際、導体１２ａと導体１２ｂは、ビアホール
１４で直列に接続され、導体１２ａの一端は、給電用端
子１５に接続される給電部１６を形成し、導体１２ｂの
他端は、基体１１の内部において自由端１７を形成す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップアンテナに
関し、特に、移動体通信用及びローカルエリアネットワ
ーク（ＬＡＮ）用の移動体通信機に用いられるチップア
ンテナに関する。
関し、特に、移動体通信用及びローカルエリアネットワ
ーク（ＬＡＮ）用の移動体通信機に用いられるチップア
ンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のアンテナとして、モノポールアン
テナやチップアンテナが挙げられる。図９に、モノポー
ルアンテナ１を示す。このモノポールアンテナ１は、空
気中（比誘電率ε＝１、比透磁率μ＝１）において、接
地板（図示せず）に垂直な導体２を有し、この導体２の
一端３が給電部、他端４が自由端を形成している。
テナやチップアンテナが挙げられる。図９に、モノポー
ルアンテナ１を示す。このモノポールアンテナ１は、空
気中（比誘電率ε＝１、比透磁率μ＝１）において、接
地板（図示せず）に垂直な導体２を有し、この導体２の
一端３が給電部、他端４が自由端を形成している。
【０００３】また、図１０に、チップアンテナ５の側面
図を示す。このチップアンテナ５は、絶縁体６、コイル
状の導体７、磁性体８、外部接続端子９ａ、９ｂで構成
される。
図を示す。このチップアンテナ５は、絶縁体６、コイル
状の導体７、磁性体８、外部接続端子９ａ、９ｂで構成
される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のモノポールアンテナ１あるいはチップアンテナ５にお
いては、給電部及び導体がそれぞれ１つずつであるた
め、共振周波数も１つである。
のモノポールアンテナ１あるいはチップアンテナ５にお
いては、給電部及び導体がそれぞれ１つずつであるた
め、共振周波数も１つである。
【０００５】このため、異なる２つ以上の共振周波数を
有するためには、複数のモノポールアンテナあるいは複
数のチップアンテナが必要となり、移動体通信等で小型
のアンテナを必要とする用途の場合には、形状的な理由
から用いることが困難であるという問題点があった。
有するためには、複数のモノポールアンテナあるいは複
数のチップアンテナが必要となり、移動体通信等で小型
のアンテナを必要とする用途の場合には、形状的な理由
から用いることが困難であるという問題点があった。
【０００６】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、移動体通信等の用途に用いる
ことができる小型で、複数の共振周波数を有するチップ
アンテナを提供することを目的とする。
めになされたものであり、移動体通信等の用途に用いる
ことができる小型で、複数の共振周波数を有するチップ
アンテナを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述する問題点を解決す
るため本発明は、誘電材料及び磁性材料の少なくとも一
方からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも
一方に形成された少なくとも２つの導体と、前記基体の
表面に形成され、前記導体に電圧を印加するための少な
くとも１つの給電用端子を備えていることを特徴とす
る。
るため本発明は、誘電材料及び磁性材料の少なくとも一
方からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも
一方に形成された少なくとも２つの導体と、前記基体の
表面に形成され、前記導体に電圧を印加するための少な
くとも１つの給電用端子を備えていることを特徴とす
る。
【０００８】また、前記導体が、直列あるいは並列に接
続されていることを特徴とする。
続されていることを特徴とする。
【０００９】本発明のチップアンテナによれば、複数の
導体を有するため、複数の共振周波数を有することがで
きる。
導体を有するため、複数の共振周波数を有することがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。なお、各実施例中において、第１の実
施例と同一もしくは同等の部分には同一番号を付し、詳
細な説明は省略する。
施例を説明する。なお、各実施例中において、第１の実
施例と同一もしくは同等の部分には同一番号を付し、詳
細な説明は省略する。
【００１１】図１及び図２に、本発明に係るチップアン
テナの第１の実施例の斜視図及び分解斜視図を示す。チ
ップアンテナ１０は、直方体状の基体１１の内部に、複
数のコーナーを有するミアンダ状の導体１２ａ及び１２
ｂを備えてなる。ここで、基体１１は、酸化バリウム、
酸化アルミニウム、シリカを主成分とする誘電材料（比
誘電率：約６．１）からなる矩形状のシート層１３ａ〜
１３ｅを積層してなる。このうち、シート層１３ｂ及び
１３ｄの表面には、印刷、蒸着、貼り合わせ、あるいは
メッキによって、銅あるいは銅合金よりなり、ミアンダ
状をなす導体１２ａ及び１２ｂが設けられるとともに、
シート層１３ｄ上の導体１２ｂの一端には、厚み方向に
ビアホール１４が設けられる。そして、シート層１３ａ
〜１３ｅを積層することにより、基体１１の内部にミア
ンダ状の導体１２ａ及び１２ｂが形成される。この
際、、導体１２ａの一端と導体１２ｂの一端は、基体１
１の内部においてビアホール１４で接続される。
テナの第１の実施例の斜視図及び分解斜視図を示す。チ
ップアンテナ１０は、直方体状の基体１１の内部に、複
数のコーナーを有するミアンダ状の導体１２ａ及び１２
ｂを備えてなる。ここで、基体１１は、酸化バリウム、
酸化アルミニウム、シリカを主成分とする誘電材料（比
誘電率：約６．１）からなる矩形状のシート層１３ａ〜
１３ｅを積層してなる。このうち、シート層１３ｂ及び
１３ｄの表面には、印刷、蒸着、貼り合わせ、あるいは
メッキによって、銅あるいは銅合金よりなり、ミアンダ
状をなす導体１２ａ及び１２ｂが設けられるとともに、
シート層１３ｄ上の導体１２ｂの一端には、厚み方向に
ビアホール１４が設けられる。そして、シート層１３ａ
〜１３ｅを積層することにより、基体１１の内部にミア
ンダ状の導体１２ａ及び１２ｂが形成される。この
際、、導体１２ａの一端と導体１２ｂの一端は、基体１
１の内部においてビアホール１４で接続される。
【００１２】また、導体１２ａの他端は、基体１１の表
面に引き出され、導体１２ａ及び１２ｂに電圧を印加す
るために基体１１の表面に形成された給電用端子１５に
接続される給電部１６を形成し、導体１２ｂの他端は、
基体１１の内部において自由端１７を形成する。この場
合には、導体１２ａと導体１２ｂは、給電用端子１５に
対してビアホール１４で直列に接続されたことになる。
面に引き出され、導体１２ａ及び１２ｂに電圧を印加す
るために基体１１の表面に形成された給電用端子１５に
接続される給電部１６を形成し、導体１２ｂの他端は、
基体１１の内部において自由端１７を形成する。この場
合には、導体１２ａと導体１２ｂは、給電用端子１５に
対してビアホール１４で直列に接続されたことになる。
【００１３】次に、図３に、アンテナ１０の反射損失特
性を示す。この図から、導体１２ａ、１２ｂを直列に接
続するアンテナ１０の構造の場合には、導体１２ａに対
する共振周波数が２．１７［ＧＨｚ］付近（図中ｂ１）
に、導体１２ｂに対する共振周波数が２．２７［ＧＨ
ｚ］付近（図中ｃ１）に、導体１２ａと導体１２ｂが結
合してできた共振周波数が１．５６［ＧＨｚ］付近（図
中ａ１）に現れることが確認された。
性を示す。この図から、導体１２ａ、１２ｂを直列に接
続するアンテナ１０の構造の場合には、導体１２ａに対
する共振周波数が２．１７［ＧＨｚ］付近（図中ｂ１）
に、導体１２ｂに対する共振周波数が２．２７［ＧＨ
ｚ］付近（図中ｃ１）に、導体１２ａと導体１２ｂが結
合してできた共振周波数が１．５６［ＧＨｚ］付近（図
中ａ１）に現れることが確認された。
【００１４】以上のように、上述の第１の実施例では、
１．５６［ＧＨｚ］、２．１７［ＧＨｚ］及び２．２７
［ＧＨｚ］の異なる３つの共振周波数を得ることが可能
となる。
１．５６［ＧＨｚ］、２．１７［ＧＨｚ］及び２．２７
［ＧＨｚ］の異なる３つの共振周波数を得ることが可能
となる。
【００１５】図４及び図５に、本発明に係るチップアン
テナの第２の実施例の斜視図及び分解斜視図を示す。チ
ップアンテナ２０は、直方体状の基体２１の内部に、基
体２１の長手方向に螺旋状に巻回される導体２２ａ及び
２２ｂを備えてなる。ここで、基体２１は、酸化バリウ
ム、酸化アルミニウム、シリカを主成分とする誘電材料
（比誘電率：約６．１）からなる矩形状のシート層２３
ａ〜２３ｅを積層してなる。このうち、シート層２３ａ
〜２３ｄの表面には、印刷、蒸着、貼り合わせ、あるい
はメッキによって、銅あるいは銅合金よりなり、略Ｌ字
状あるいは直線状をなす導電パターン２４ａ〜２４ｈ及
び２５ａ〜２５ｈが設けられるとともに、シート層２３
ｂ〜２３ｄ上の導体２４ｅ〜２４ｇ及び２５ｅ〜２５ｇ
の一端及び他端、導体２４ｈ、２５ａ及び２５ｈの一端
には、厚み方向にビアホール２６が設けられる。そし
て、シート層２３ａ〜２３ｅを積層し、導電パターン２
４ａ〜２４ｈ及び２５ａ〜２５ｈをビアホール２６ａで
接続することにより、巻回断面が矩形状をなし、螺旋状
に巻回される導体２２ａ及び２２ｂが形成される。そし
て、導体２２ａの一端と導体２２ｂの一端は、基体１１
の内部においてビアホール２６ｂで接続される。
テナの第２の実施例の斜視図及び分解斜視図を示す。チ
ップアンテナ２０は、直方体状の基体２１の内部に、基
体２１の長手方向に螺旋状に巻回される導体２２ａ及び
２２ｂを備えてなる。ここで、基体２１は、酸化バリウ
ム、酸化アルミニウム、シリカを主成分とする誘電材料
（比誘電率：約６．１）からなる矩形状のシート層２３
ａ〜２３ｅを積層してなる。このうち、シート層２３ａ
〜２３ｄの表面には、印刷、蒸着、貼り合わせ、あるい
はメッキによって、銅あるいは銅合金よりなり、略Ｌ字
状あるいは直線状をなす導電パターン２４ａ〜２４ｈ及
び２５ａ〜２５ｈが設けられるとともに、シート層２３
ｂ〜２３ｄ上の導体２４ｅ〜２４ｇ及び２５ｅ〜２５ｇ
の一端及び他端、導体２４ｈ、２５ａ及び２５ｈの一端
には、厚み方向にビアホール２６が設けられる。そし
て、シート層２３ａ〜２３ｅを積層し、導電パターン２
４ａ〜２４ｈ及び２５ａ〜２５ｈをビアホール２６ａで
接続することにより、巻回断面が矩形状をなし、螺旋状
に巻回される導体２２ａ及び２２ｂが形成される。そし
て、導体２２ａの一端と導体２２ｂの一端は、基体１１
の内部においてビアホール２６ｂで接続される。
【００１６】また、導体２２ａの一端及び導体２２ｂの
一端（導電パターン２４ａの一端及び導電パターン２４
ａの一端）は、基体２１の表面に引き出され、導体２２
ａ及び２２ｂに電圧を印加するために基体２１の表面に
形成された給電用端子１５に接続される給電部２７を形
成し、導体２２ａの他端及び導体２２ｂの他端（導電パ
ターン２４ｈの他端及び導電パターン２５ｈの他端）
は、基体２１の内部において自由端２８ａ及び２８ｂを
形成する。この場合には、導体２２ａと導体２２ｂは、
給電用端子１５に対してビアホール２６ｂで並列に接続
されたことになる。
一端（導電パターン２４ａの一端及び導電パターン２４
ａの一端）は、基体２１の表面に引き出され、導体２２
ａ及び２２ｂに電圧を印加するために基体２１の表面に
形成された給電用端子１５に接続される給電部２７を形
成し、導体２２ａの他端及び導体２２ｂの他端（導電パ
ターン２４ｈの他端及び導電パターン２５ｈの他端）
は、基体２１の内部において自由端２８ａ及び２８ｂを
形成する。この場合には、導体２２ａと導体２２ｂは、
給電用端子１５に対してビアホール２６ｂで並列に接続
されたことになる。
【００１７】次に、図６に、アンテナ２０の反射損失特
性を示す。この図から、導体２２ａ、２２ｂを並列に接
続するアンテナ２０の構造の場合には、導体２２ａに対
する共振周波数が１．５０［ＧＨｚ］付近（図中ａ２）
に、導体２２ｂに対する共振周波数が２．０９［ＧＨ
ｚ］付近（図中ｂ２）に、そして導体２２ａと導体２２
ｂが結合してできた共振周波数が２．６６［ＧＨｚ］付
近（図中ｃ２）に現れることが確認された。
性を示す。この図から、導体２２ａ、２２ｂを並列に接
続するアンテナ２０の構造の場合には、導体２２ａに対
する共振周波数が１．５０［ＧＨｚ］付近（図中ａ２）
に、導体２２ｂに対する共振周波数が２．０９［ＧＨ
ｚ］付近（図中ｂ２）に、そして導体２２ａと導体２２
ｂが結合してできた共振周波数が２．６６［ＧＨｚ］付
近（図中ｃ２）に現れることが確認された。
【００１８】以上のように、上述の第２の実施例では、
１．５０［ＧＨｚ］、２．０９［ＧＨｚ］及び２．６６
［ＧＨｚ］の異なる３つの共振周波数を得ることが可能
となる。
１．５０［ＧＨｚ］、２．０９［ＧＨｚ］及び２．６６
［ＧＨｚ］の異なる３つの共振周波数を得ることが可能
となる。
【００１９】図７に、本発明に係るチップアンテナの第
３の実施例の斜視図を示す。チップアンテナ３０は、酸
化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを主成分とする
誘電材料（比誘電率：約６．１）からなる直方体状の基
体３１と、基体３１の内部に設けられ、銅あるいは銅合
金よりなり、基体３１の長手方向に螺旋状に巻回される
導体３２ａ及び３２ｂと、基体１１の側面、上面及び下
面に設けられ、導体３２ａ及び３２ｂに電圧を印加する
給電用端子３３ａ及び３３ｂを備える。この際、導体３
２ａの一端及び導体３２ｂの一端は、給電用端子３３ａ
及び３３ｂに接続される給電部３４ａ及び３４ｂを形成
し、導体３２ａの他端及び導体３２ｂの他端は、基体３
１の内部において自由端３５ａ及び３５ｂを形成する。
この場合には、導体３２ａと導体３２ｂは、基体３１の
内部に独立して形成されたことになる。
３の実施例の斜視図を示す。チップアンテナ３０は、酸
化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを主成分とする
誘電材料（比誘電率：約６．１）からなる直方体状の基
体３１と、基体３１の内部に設けられ、銅あるいは銅合
金よりなり、基体３１の長手方向に螺旋状に巻回される
導体３２ａ及び３２ｂと、基体１１の側面、上面及び下
面に設けられ、導体３２ａ及び３２ｂに電圧を印加する
給電用端子３３ａ及び３３ｂを備える。この際、導体３
２ａの一端及び導体３２ｂの一端は、給電用端子３３ａ
及び３３ｂに接続される給電部３４ａ及び３４ｂを形成
し、導体３２ａの他端及び導体３２ｂの他端は、基体３
１の内部において自由端３５ａ及び３５ｂを形成する。
この場合には、導体３２ａと導体３２ｂは、基体３１の
内部に独立して形成されたことになる。
【００２０】次に、図８に、アンテナ３０の反射損失特
性を示す。この図から、導体３２ａ、３２ｂを独立に形
成するアンテナ３０の構造の場合には、導体３２ａに対
する共振周波数が０．８５［ＧＨｚ］付近（図中ａ３）
に、導体３２ｂに対する共振周波数が１．５０［ＧＨ
ｚ］付近（図中ｂ３）に、そして導体３２ａの２次高調
波が１．５５［ＧＨｚ］付近（図中ｃ３）に現れること
が確認された。
性を示す。この図から、導体３２ａ、３２ｂを独立に形
成するアンテナ３０の構造の場合には、導体３２ａに対
する共振周波数が０．８５［ＧＨｚ］付近（図中ａ３）
に、導体３２ｂに対する共振周波数が１．５０［ＧＨ
ｚ］付近（図中ｂ３）に、そして導体３２ａの２次高調
波が１．５５［ＧＨｚ］付近（図中ｃ３）に現れること
が確認された。
【００２１】以上のように、上述の第３の実施例では、
０．８５［ＧＨｚ］及び１．５０［ＧＨｚ］の異なる２
つの共振周波数を得ることが可能となる。
０．８５［ＧＨｚ］及び１．５０［ＧＨｚ］の異なる２
つの共振周波数を得ることが可能となる。
【００２２】また、２次高調波により、１．５０［ＧＨ
ｚ］付近の帯域幅を広げることが可能となる。
ｚ］付近の帯域幅を広げることが可能となる。
【００２３】さらに、導体３２ａ、３２ｂの巻回軸がそ
れぞれ９０゜をなすように導体３２ａ、３２ｂを配置す
れば、導体同志の結合を弱めることができるため、共振
周波数の制御が容易になる。
れぞれ９０゜をなすように導体３２ａ、３２ｂを配置す
れば、導体同志の結合を弱めることができるため、共振
周波数の制御が容易になる。
【００２４】なお、上述の第１〜第３の実施例のおいて
は、チップアンテナの基体が酸化バリウム、酸化アルミ
ニウム、シリカを主成分とする誘電材料により構成され
る場合について述べたが、基体としてはこの誘電材料に
限定されるものではなく、酸化チタン、酸化ネオジウム
を主成分とする誘電材料、ニッケル、コバルト、鉄を主
成分とする磁性材料、あるいは誘電材料と磁性材料の組
み合わせでもよい。
は、チップアンテナの基体が酸化バリウム、酸化アルミ
ニウム、シリカを主成分とする誘電材料により構成され
る場合について述べたが、基体としてはこの誘電材料に
限定されるものではなく、酸化チタン、酸化ネオジウム
を主成分とする誘電材料、ニッケル、コバルト、鉄を主
成分とする磁性材料、あるいは誘電材料と磁性材料の組
み合わせでもよい。
【００２５】また、導体が２本の場合について説明した
が、３本以上形成されていてもよい。その場合には、さ
らに多くの共振周波数を有することが可能となる。例え
ば、導体が３本の場合には、異なる４つの共振周波数を
得ることができる。
が、３本以上形成されていてもよい。その場合には、さ
らに多くの共振周波数を有することが可能となる。例え
ば、導体が３本の場合には、異なる４つの共振周波数を
得ることができる。
【００２６】さらに、基体の内部に導体を形成する場合
について説明したが、基体の表面及び内部の少なくとも
一方に導体を形成してもよい。
について説明したが、基体の表面及び内部の少なくとも
一方に導体を形成してもよい。
【００２７】また、上述の第１の実施例のチップアンテ
ナにおいては、導体がミアンダ状をなしている場合につ
いて説明したが、螺旋状に巻回されていてもよい。
ナにおいては、導体がミアンダ状をなしている場合につ
いて説明したが、螺旋状に巻回されていてもよい。
【００２８】さらに、上述の第２及び第３の実施例のチ
ップアンテナにおいては、導体が螺旋状に巻回されてい
る場合について説明したが、ミアンダ状をなしていても
よい。
ップアンテナにおいては、導体が螺旋状に巻回されてい
る場合について説明したが、ミアンダ状をなしていても
よい。
【００２９】また、上述の第２及び第３の実施例のチッ
プアンテナにおいては、導体は基体の長手方向に螺旋状
に巻回されている場合について説明したが、基体の高さ
方向に螺旋状に巻回されていてもよい。
プアンテナにおいては、導体は基体の長手方向に螺旋状
に巻回されている場合について説明したが、基体の高さ
方向に螺旋状に巻回されていてもよい。
【００３０】さらに、給電用端子の位置は、本発明の実
施にあたって必須の条件となるものではない。
施にあたって必須の条件となるものではない。
【００３１】
【発明の効果】本発明のチップアンテナによれば、複数
の導体を有するため、１つの小形のチップアンテナで、
複数の共振周波数を有することができ、マルチバンドア
ンテナシステムを実現させることができる。
の導体を有するため、１つの小形のチップアンテナで、
複数の共振周波数を有することができ、マルチバンドア
ンテナシステムを実現させることができる。
【００３２】また、複数の共振周波数を隣接させること
により、広い帯域幅を実現させることができる。
により、広い帯域幅を実現させることができる。
【図１】本発明のチップアンテナに係る第１の実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１のチップアンテナの分解斜視図である。
【図３】図１のチップアンテナの反射損失特性を示す図
である。
である。
【図４】本発明のチップアンテナに係る第２の実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図５】図４のチップアンテナの分解斜視図である。
【図６】図４のチップアンテナの反射損失特性を示す図
である。
である。
【図７】本発明のチップアンテナに係る第３の実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図８】図７のチップアンテナの反射損失特性を示す図
である。
である。
【図９】従来のモノポールアンテナを示す図である。
【図１０】従来のチップアンテナを示す図である。
１０、２０、３０ チップアンテナ １１、２１、３１ 基体 １２ａ、１２ｂ、２２ａ、２２ｂ、３２ａ、３２ｂ
導体 １５、３３ａ、３３ｂ 給電用端子
導体 １５、３３ａ、３３ｂ 給電用端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神波 誠治 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 末定 剛 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (2)
- 【請求項１】 誘電材料及び磁性材料の少なくとも一方
からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも一
方に形成された少なくとも２つの導体と、前記基体の表
面に形成され、前記導体に電圧を印加するための少なく
とも１つの給電用端子を備えていることを特徴とするチ
ップアンテナ。 - 【請求項２】 前記導体が、直列あるいは並列に接続さ
れていることを特徴とする請求項１に記載のチップアン
テナ。
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