JPH09159480A - 車両用走行誘導案内装置 - Google Patents
車両用走行誘導案内装置Info
- Publication number
- JPH09159480A JPH09159480A JP34656095A JP34656095A JPH09159480A JP H09159480 A JPH09159480 A JP H09159480A JP 34656095 A JP34656095 A JP 34656095A JP 34656095 A JP34656095 A JP 34656095A JP H09159480 A JPH09159480 A JP H09159480A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画面に写し出された道路地図上に誘導経路を
表示するに際して、その誘導経路を視認性良く表示させ
るようにする。 【構成】 画面に写し出された道路地図上に自車の現在
位置を更新的に表示しながら、その道路地図上に出発点
から目的地に至るまでの誘導経路を表示して、その誘導
経路にしたがう走行誘導の案内を行わせる車両用走行誘
導案内装置にあって、その誘導経路を光点の流れなどに
よって動的に表示する手段をとるようにする。
表示するに際して、その誘導経路を視認性良く表示させ
るようにする。 【構成】 画面に写し出された道路地図上に自車の現在
位置を更新的に表示しながら、その道路地図上に出発点
から目的地に至るまでの誘導経路を表示して、その誘導
経路にしたがう走行誘導の案内を行わせる車両用走行誘
導案内装置にあって、その誘導経路を光点の流れなどに
よって動的に表示する手段をとるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画面に写し出された道
路地図上に自車の現在位置および目的地に至るまでの誘
導経路を表示して走行誘導の案内を行わせる車両用走行
誘導案内装置に関する。
路地図上に自車の現在位置および目的地に至るまでの誘
導経路を表示して走行誘導の案内を行わせる車両用走行
誘導案内装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、道路地図上における自車の現在位
置を求めて、画面に写し出された道路地図上に自車の現
在位置をその走行にともなって刻々と更新表示させると
ともに、道路地図上における自車の出発点から目的地に
至るまでの誘導経路を画面に写し出された道路地図上に
表示して、目的地に至るまでの走行誘導の案内を行わせ
るようにした車両用走行誘導案内装置が開発されてい
る。
置を求めて、画面に写し出された道路地図上に自車の現
在位置をその走行にともなって刻々と更新表示させると
ともに、道路地図上における自車の出発点から目的地に
至るまでの誘導経路を画面に写し出された道路地図上に
表示して、目的地に至るまでの走行誘導の案内を行わせ
るようにした車両用走行誘導案内装置が開発されてい
る。
【０００３】従来、この種の車両用走行誘導案内装置で
は、画面に写し出された道路地図上に誘導経路を表示す
るに際して、その誘導経路を、特別な色で表示したり、
高輝度で表示したり、また、経路の線幅を誇大に広げて
表示するようにしている。
は、画面に写し出された道路地図上に誘導経路を表示す
るに際して、その誘導経路を、特別な色で表示したり、
高輝度で表示したり、また、経路の線幅を誇大に広げて
表示するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の車両用走行誘導案内装置における誘導経路
の表示の仕方としては、特別な色で表示したり、高輝度
で表示したりして強調的に表示するようにしているが、
それが道路地図上に静的に表示されるものでしかないと
いうことである。
点は、従来の車両用走行誘導案内装置における誘導経路
の表示の仕方としては、特別な色で表示したり、高輝度
で表示したりして強調的に表示するようにしているが、
それが道路地図上に静的に表示されるものでしかないと
いうことである。
【０００５】したがって、道路地図上に誘導経路を静的
に表示するのでは、画面を見る人の視覚に充分にうった
えることができず、道路地図中に表示された誘導経路を
探して、その表示された誘導経路を目で追って把握しな
ければならず、誘導経路の視認性が悪いものになってい
る。
に表示するのでは、画面を見る人の視覚に充分にうった
えることができず、道路地図中に表示された誘導経路を
探して、その表示された誘導経路を目で追って把握しな
ければならず、誘導経路の視認性が悪いものになってい
る。
【０００６】このことは、道路地図上に表示される誘導
経路が複雑に曲がりくねっているときに一見して瞬時に
把握できるのは一部の経路の様子ぐらいであり、道路が
こみいっているとともに、一方通行などの規制の多い市
街地などにあって複雑に設定された誘導経路を表示する
ような場合に特に問題になる。
経路が複雑に曲がりくねっているときに一見して瞬時に
把握できるのは一部の経路の様子ぐらいであり、道路が
こみいっているとともに、一方通行などの規制の多い市
街地などにあって複雑に設定された誘導経路を表示する
ような場合に特に問題になる。
【０００７】また、特に、画面に写し出される道路地図
の向きが固定されて、自車の進行方向の如何にかかわら
ず常に上方が北となるような表示手段がとられているよ
うな場合に、その道路地図上に表示される誘導経路が複
雑に曲がりくねっていると、その表示された誘導経路を
進むべき方向が認識しにくくなってしまうという問題が
ある。
の向きが固定されて、自車の進行方向の如何にかかわら
ず常に上方が北となるような表示手段がとられているよ
うな場合に、その道路地図上に表示される誘導経路が複
雑に曲がりくねっていると、その表示された誘導経路を
進むべき方向が認識しにくくなってしまうという問題が
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両用走行誘
導案内装置にあって、画面に写し出された道路地図上に
表示される誘導経路の視認性を高めるとともに、その方
向性の認識を容易になすことができるようにするべく、
その誘導経路を動的に表示する手段をとるようにしてい
る。
導案内装置にあって、画面に写し出された道路地図上に
表示される誘導経路の視認性を高めるとともに、その方
向性の認識を容易になすことができるようにするべく、
その誘導経路を動的に表示する手段をとるようにしてい
る。
【０００９】
【実施例】図１は本発明を具体的に実施するための車両
用走行誘導案内装置の構成例を示している。
用走行誘導案内装置の構成例を示している。
【００１０】その車両用走行誘導案内装置は、自車の走
行距離を検出する距離検出器１と、自車の進行方向を検
出する方向検出器２と、自車の位置を測定するＧＰＳ受
信機３と、距離検出器１によって検出された自車の走行
距離および方向検出器２によって検出された自車の進行
方向にもとづいて、出発点からのＸ−Ｙ座標上の位置を
演算処理によって累積的に求めながら道路地図上におけ
る現在位置をわり出し、また、ＧＰＳ受信機３によって
測定された自車の位置情報から道路地図上における現在
位置をわり出して、相補的に道路地図上における自車の
現在位置を求めていくとともに、全体の制御および必要
な処理を行うマイクロコンピュータからなる制御処理装
置４と、予めデジタル地図データによる道路地図情報が
記憶されている地図情報記憶媒体５と、その記憶媒体５
から必要な地域の道路地図情報を選択的に読み出す記憶
媒体再生装置６と、その読み出された道路地図情報にも
とづいて所定の道路地図を画面に写し出すとともに、そ
の画面に写し出された道路地図上に、自車の現在位置を
車両の走行にしたがって更新的に表示させる表示装置７
と、制御処理装置４へ入力指令を与えて、表示装置７に
表示させる地図の選択指定、その表示縮尺率の設定変更
および道路地図上における目的地の設定を任意に行わせ
るなどの種々の入力操作を行わせることのできる操作装
置８とによって構成されている。
行距離を検出する距離検出器１と、自車の進行方向を検
出する方向検出器２と、自車の位置を測定するＧＰＳ受
信機３と、距離検出器１によって検出された自車の走行
距離および方向検出器２によって検出された自車の進行
方向にもとづいて、出発点からのＸ−Ｙ座標上の位置を
演算処理によって累積的に求めながら道路地図上におけ
る現在位置をわり出し、また、ＧＰＳ受信機３によって
測定された自車の位置情報から道路地図上における現在
位置をわり出して、相補的に道路地図上における自車の
現在位置を求めていくとともに、全体の制御および必要
な処理を行うマイクロコンピュータからなる制御処理装
置４と、予めデジタル地図データによる道路地図情報が
記憶されている地図情報記憶媒体５と、その記憶媒体５
から必要な地域の道路地図情報を選択的に読み出す記憶
媒体再生装置６と、その読み出された道路地図情報にも
とづいて所定の道路地図を画面に写し出すとともに、そ
の画面に写し出された道路地図上に、自車の現在位置を
車両の走行にしたがって更新的に表示させる表示装置７
と、制御処理装置４へ入力指令を与えて、表示装置７に
表示させる地図の選択指定、その表示縮尺率の設定変更
および道路地図上における目的地の設定を任意に行わせ
るなどの種々の入力操作を行わせることのできる操作装
置８とによって構成されている。
【００１１】また、制御処理装置４は、目的地が設定さ
れると、道路地図情報に含まれている各道路におけるリ
ンクごとの距離、走行所要時間などに関するリンクコス
トのデータおよび右左折禁止、一方通行などの交通規制
のデータを用いて、道路地図上における出発点から目的
地に至るまでの通行可能となる道路のリンクコストを最
小にする誘導経路を探索する。そして、その探索された
誘導経路のデータを内部メモリに記憶したうえで、画面
に写し出された道路地図上にその誘導経路を表示して、
自車の現在位置がその誘導経路上をならうような右左折
の指示や経路逸脱などの走行誘導の案内を画面表示また
は音声合成器９を介してスピーカ１０からの音声によっ
て行うようになっている。
れると、道路地図情報に含まれている各道路におけるリ
ンクごとの距離、走行所要時間などに関するリンクコス
トのデータおよび右左折禁止、一方通行などの交通規制
のデータを用いて、道路地図上における出発点から目的
地に至るまでの通行可能となる道路のリンクコストを最
小にする誘導経路を探索する。そして、その探索された
誘導経路のデータを内部メモリに記憶したうえで、画面
に写し出された道路地図上にその誘導経路を表示して、
自車の現在位置がその誘導経路上をならうような右左折
の指示や経路逸脱などの走行誘導の案内を画面表示また
は音声合成器９を介してスピーカ１０からの音声によっ
て行うようになっている。
【００１２】なお、出発点から目的地に至るまでの通行
可能となる道路のコストを最小にする誘導経路を探索す
るためのアルゴリズムとしては、従来公知のものが広く
適用されることになる。
可能となる道路のコストを最小にする誘導経路を探索す
るためのアルゴリズムとしては、従来公知のものが広く
適用されることになる。
【００１３】また、出発点から目的地に至るまでの誘導
経路を、操作装置８からの入力操作により、目的地への
通過予定となる各交差点などをカーソル指定するなどし
て、手動で任意に設定できるようにすることも可能とな
っている。
経路を、操作装置８からの入力操作により、目的地への
通過予定となる各交差点などをカーソル指定するなどし
て、手動で任意に設定できるようにすることも可能とな
っている。
【００１４】本発明は、このような車両用走行誘導案内
装置にあって、特に、制御処理装置４の制御下におい
て、画面に写し出される道路地図上に誘導経路を動的に
表示するようにしている。
装置にあって、特に、制御処理装置４の制御下におい
て、画面に写し出される道路地図上に誘導経路を動的に
表示するようにしている。
【００１５】誘導経路の動的表示の一例として、誘導経
路上を光点が流れるように表示する。
路上を光点が流れるように表示する。
【００１６】そのための具体的な手段としては、例え
ば、図２に示すように、目的地Ｏに至るまでの誘導経路
ＲＬを一定長による小区間に区切り、その各小区間を明
るい色（白）と暗い色（黒）とによって交互に表示する
ようにしたうえで、図３に示すように、時間の経過とと
もにその明るい色Ｃ１および暗い色Ｃ２からなる各小区
間Ｉを目的地Ｏに向かう方へ１サイクルＴ分（１サイク
ルＴの１／３分または１／４分でもよい）だけシフトさ
せるような画像処理をくり返し行わせることにより、み
かけ上、明るい色による光点が誘導経路ＲＬ上を流れて
いくようにする。
ば、図２に示すように、目的地Ｏに至るまでの誘導経路
ＲＬを一定長による小区間に区切り、その各小区間を明
るい色（白）と暗い色（黒）とによって交互に表示する
ようにしたうえで、図３に示すように、時間の経過とと
もにその明るい色Ｃ１および暗い色Ｃ２からなる各小区
間Ｉを目的地Ｏに向かう方へ１サイクルＴ分（１サイク
ルＴの１／３分または１／４分でもよい）だけシフトさ
せるような画像処理をくり返し行わせることにより、み
かけ上、明るい色による光点が誘導経路ＲＬ上を流れて
いくようにする。
【００１７】図２において、Ｐは自車の現在位置の表示
マークを示し、Ｄは現在位置における自車の進行方向の
表示マークを示している。ここでは、出発点が画面に写
し出された道路地図の領域外に設定されている場合を示
している。
マークを示し、Ｄは現在位置における自車の進行方向の
表示マークを示している。ここでは、出発点が画面に写
し出された道路地図の領域外に設定されている場合を示
している。
【００１８】このように、誘導経路ＲＬ上を光点が目的
地Ｏに向かう方に流れるように表示することにより、人
間の視認性としては動きのあるものに対しての反応が良
いという感性からして、誘導経路ＲＬが複雑に曲りくね
っているような場合にあっても、その誘導経路ＲＬの視
認およびその方向性の認識を瞬時に行うことができるよ
うになり、画面をみつめる時間が短くなる。そして、そ
の誘導経路ＲＬにしたがう自車の進行状況を容易に把握
することができるようになる。
地Ｏに向かう方に流れるように表示することにより、人
間の視認性としては動きのあるものに対しての反応が良
いという感性からして、誘導経路ＲＬが複雑に曲りくね
っているような場合にあっても、その誘導経路ＲＬの視
認およびその方向性の認識を瞬時に行うことができるよ
うになり、画面をみつめる時間が短くなる。そして、そ
の誘導経路ＲＬにしたがう自車の進行状況を容易に把握
することができるようになる。
【００１９】なお、光点が流れるように表示する代わり
に、光点が点滅するような表示を行わせるようにしても
同様な効果が得られるようになる。その際、特に、一定
の区間ごとに光点を目的地Ｏに向かう方に時間差をもっ
て順次点滅させるようにすれば、光点の流れ表示を行わ
せることができる。
に、光点が点滅するような表示を行わせるようにしても
同様な効果が得られるようになる。その際、特に、一定
の区間ごとに光点を目的地Ｏに向かう方に時間差をもっ
て順次点滅させるようにすれば、光点の流れ表示を行わ
せることができる。
【００２０】また、図２に示すように、制御処理部４の
制御下において、画面の隅に、誘導経路ＲＬの縮尺スケ
ールＳが表示されるようになっている。
制御下において、画面の隅に、誘導経路ＲＬの縮尺スケ
ールＳが表示されるようになっている。
【００２１】したがって、その縮尺スケールＳにもとづ
いて、例えば、自車が次に進路変更するべき交差点まで
のおよその距離や、交差点間のおよその距離などを把握
することができるようになる。
いて、例えば、自車が次に進路変更するべき交差点まで
のおよその距離や、交差点間のおよその距離などを把握
することができるようになる。
【００２２】図４に示す場合には、制御処理装置４の制
御下において、誘導経路ＲＬにおける自車が進路変更す
るべき各交差点の箇所をマークＭ１、Ｍ２、Ｍ３、…に
よって示すとともに、画面の隅に自車が次に進路変更す
るべき交差点の拡大図を示して、その拡大図のなかに交
差点での進路を矢印Ａによって示すようにしている。
御下において、誘導経路ＲＬにおける自車が進路変更す
るべき各交差点の箇所をマークＭ１、Ｍ２、Ｍ３、…に
よって示すとともに、画面の隅に自車が次に進路変更す
るべき交差点の拡大図を示して、その拡大図のなかに交
差点での進路を矢印Ａによって示すようにしている。
【００２３】したがって、進路変更に必要な交差点のマ
ーク表示を行うことで、現在表示中の交差点の拡大図が
地図中のどの交差点に対応するのかを容易に把握できる
ようになる。
ーク表示を行うことで、現在表示中の交差点の拡大図が
地図中のどの交差点に対応するのかを容易に把握できる
ようになる。
【００２４】また、誘導経路ＲＬの全行程にわたって光
点が流れるように動的表示することなく、操作装置８か
らの入力指示に応じた制御処理装置４の制御下で、例え
ば、現在位置Ｐから３つ先の交差点までの経路部分また
は現在位置Ｐの前後における交差点間の経路部分のみを
動的表示させるように、動的表示させる区間を任意に設
定させることができるようにすることも可能である。
点が流れるように動的表示することなく、操作装置８か
らの入力指示に応じた制御処理装置４の制御下で、例え
ば、現在位置Ｐから３つ先の交差点までの経路部分また
は現在位置Ｐの前後における交差点間の経路部分のみを
動的表示させるように、動的表示させる区間を任意に設
定させることができるようにすることも可能である。
【００２５】誘導経路の動的表示を行わせる他の手段と
して、キャラクタ図形の流れ表示を行わせるようにして
もよい。
して、キャラクタ図形の流れ表示を行わせるようにして
もよい。
【００２６】図５はキャラクタ図形としての蟻の行列に
よって誘導経路をあらわして、制御処理装置４によっ
て、その蟻の行列が目的地に向う方へ行進するような表
示制御を行わせる。
よって誘導経路をあらわして、制御処理装置４によっ
て、その蟻の行列が目的地に向う方へ行進するような表
示制御を行わせる。
【００２７】図６はキャラクタ図形としての車の行列に
よって誘導経路をあらわして、制御処理装置４によっ
て、その車の行列が目的地に向う方へ行進するような表
示制御を行わせる。
よって誘導経路をあらわして、制御処理装置４によっ
て、その車の行列が目的地に向う方へ行進するような表
示制御を行わせる。
【００２８】その際、例えば、図２、図５および図６に
示すような誘導経路の各種動的表示パターンを予め複数
用意しておき、操作装置８からの入力指示によって、そ
のうちの１つを任意に選択させるようにすることも可能
である。
示すような誘導経路の各種動的表示パターンを予め複数
用意しておき、操作装置８からの入力指示によって、そ
のうちの１つを任意に選択させるようにすることも可能
である。
【００２９】また、操作装置８からの入力指示によっ
て、誘導経路の動的表示を行わせるか否かの選択を行わ
せるようにしてもよい。誘導経路の動的表示を行わせな
い場合には、従来と同様に、特別な色や高輝度などをも
って誘導経路を表示することになる。
て、誘導経路の動的表示を行わせるか否かの選択を行わ
せるようにしてもよい。誘導経路の動的表示を行わせな
い場合には、従来と同様に、特別な色や高輝度などをも
って誘導経路を表示することになる。
【００３０】図７は、誘導経路を動的表示させる際の制
御処理装置４における処理のフローの一例を示してい
る。
御処理装置４における処理のフローの一例を示してい
る。
【００３１】ここでは、特に、誘導経路にしたがって目
的地までの走行誘導の案内を行わせていない場合にあっ
ても、自車の現在位置の前後にわたる走行中の道路部分
を動的表示させることができるようにしている。
的地までの走行誘導の案内を行わせていない場合にあっ
ても、自車の現在位置の前後にわたる走行中の道路部分
を動的表示させることができるようにしている。
【００３２】すなわち、ステップＳ３において経路誘導
中か否かの判定を行って、経路誘導中でない場合には、
ステップＳ９において、道路地図のなかから自車の進行
方向の道路を検出するとともに、現在位置に至るまでの
自車の走行軌跡のデータを得て、現在自車が走行中の道
路の認識を行う。しかるのち、ステップＳ１０におい
て、その認識された道路上における自車の現在位置から
みた次に通過する交差点を検出して、ステップＳ１１に
おいて、動的表示する道路部分を決定する。そして、ス
テップＳ６〜Ｓ８において、選択された所定のパターン
をもってその道路部分の動的表示が行われることにな
る。
中か否かの判定を行って、経路誘導中でない場合には、
ステップＳ９において、道路地図のなかから自車の進行
方向の道路を検出するとともに、現在位置に至るまでの
自車の走行軌跡のデータを得て、現在自車が走行中の道
路の認識を行う。しかるのち、ステップＳ１０におい
て、その認識された道路上における自車の現在位置から
みた次に通過する交差点を検出して、ステップＳ１１に
おいて、動的表示する道路部分を決定する。そして、ス
テップＳ６〜Ｓ８において、選択された所定のパターン
をもってその道路部分の動的表示が行われることにな
る。
【００３３】なお、以上説明した誘導経路の動的表示
は、走行誘導の案内時に限らず、画面に写し出された道
路地図上の所定の各交差点などの通過予定点を順次入力
指定していくことによって目的地までの誘導経路を手動
によって設定するときにも実行される。
は、走行誘導の案内時に限らず、画面に写し出された道
路地図上の所定の各交差点などの通過予定点を順次入力
指定していくことによって目的地までの誘導経路を手動
によって設定するときにも実行される。
【００３４】しかして、通過予定点を入力指示していく
ことによって経路が設定されていくに際して、それまで
の設定経路が動的に表示されることにより、複雑な経路
にあってもその設定状態を一目で把握することができ、
出発点から目的地に至るまでの誘導経路の設定を効率良
く行わせることができるようになる。
ことによって経路が設定されていくに際して、それまで
の設定経路が動的に表示されることにより、複雑な経路
にあってもその設定状態を一目で把握することができ、
出発点から目的地に至るまでの誘導経路の設定を効率良
く行わせることができるようになる。
【００３５】
【効果】以上、本発明による車両用走行誘導案内装置に
あっては、画面に写し出された道路地図上に誘導経路を
表示するに際して、その誘導経路を動的に表示するよう
にしたもので、静的な道路地図に対して誘導経路を充分
区別して、視認性良く表示させることができるという利
点を有している。
あっては、画面に写し出された道路地図上に誘導経路を
表示するに際して、その誘導経路を動的に表示するよう
にしたもので、静的な道路地図に対して誘導経路を充分
区別して、視認性良く表示させることができるという利
点を有している。
【図１】本発明による車両用走行誘導案内装置の一実施
例を示すブロック構成図である。
例を示すブロック構成図である。
【図２】同実施例における画面の表示状態の一例を示す
図である。
図である。
【図３】誘導経路の動的表示パターンにおける光点の流
れの処理状態の一例を示す図である。
れの処理状態の一例を示す図である。
【図４】同実施例における画面の表示状態の他の例を示
す図である。
す図である。
【図５】誘導経路のキャラクタ図形による動的表示パタ
ーンの一例を示す図である。
ーンの一例を示す図である。
【図６】誘導経路のキャラクタ図形による動的表示パタ
ーンの他の例を示す図である。
ーンの他の例を示す図である。
【図７】誘導経路を動的表示させる処理のフローの一例
を示す図である。
を示す図である。
１ 距離検出器 ２ 方向検出器 ３ ＧＰＳ受信機 ４ 制御処理装置 ５ 地図情報記憶媒体 ６ 記憶媒体再生装置 ７ 表示装置 ８ 操作装置 ９ 音声合成器 １０ スピーカ ＲＬ 誘導経路
Claims (5)
- 【請求項１】 道路地図上における自車の現在位置を求
めて、画面に写し出された道路地図上に自車の現在位置
をその走行にともなって刻々と更新表示させるととも
に、道路地図上における自車の出発点から目的地に至る
までの誘導経路を画面に写し出された道路地図上に表示
して、目的地に至るまでの走行誘導の案内を行わせる車
両用走行誘導案内装置において、画面に写し出された道
路地図上に誘導経路を動的に表示する手段をとるように
したことを特徴とする車両用走行誘導案内装置。 - 【請求項２】 光点の流れ表示を行わせることによって
誘導経路を動的に表示するようにしたことを特徴とする
前記第１項の記載による車両用走行誘導案内装置。 - 【請求項３】 キャラクタ図形の流れ表示を行わせるこ
とによって誘導経路を動的に表示するようにしたことを
特徴とする前記第１項の記載による車両用走行誘導案内
装置。 - 【請求項４】 点滅表示を行わせることによって誘導経
路を動的に表示するようにしたことを特徴とする前記第
１項の記載による車両用走行誘導案内装置。 - 【請求項５】 道路地図上に表示される誘導経路のう
ち、現在位置の前方における予め任意に設定された区間
のみの動的表示を行わせるようにしたことを特徴とする
前記第１項の記載による車両用走行誘導案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34656095A JPH09159480A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 車両用走行誘導案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34656095A JPH09159480A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 車両用走行誘導案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09159480A true JPH09159480A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18384257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34656095A Pending JPH09159480A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 車両用走行誘導案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09159480A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000241190A (ja) * | 1999-02-24 | 2000-09-08 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用情報表示装置及び該装置の記録媒体 |
| JP2003044864A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Techno Com:Kk | 地域情報処理装置及び地域情報表示方法 |
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1995
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