JPH09153285A - 増幅回路および相補型増幅回路 - Google Patents

増幅回路および相補型増幅回路

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JPH09153285A
JPH09153285A JP7333904A JP33390495A JPH09153285A JP H09153285 A JPH09153285 A JP H09153285A JP 7333904 A JP7333904 A JP 7333904A JP 33390495 A JP33390495 A JP 33390495A JP H09153285 A JPH09153285 A JP H09153285A
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potential
output
data line
amplifier circuit
circuit
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JP7333904A
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Yoshito Nakaoka
義人 中岡
Kiyohiro Furuya
清広 古谷
Mikio Asakura
幹雄 朝倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1048Data bus control circuits, e.g. precharging, presetting, equalising

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 I/O線対の電位差に対応した出力電位レベ
ルが所定の値となるまで対応するデータ線を駆動しない
プリアンプ回路を提供する。 【解決手段】 データ線の電位は、プリチャージ信号に
より導通状態となるPチャネルMOSトランジスタ10
4により“H”レベルにプリチャージされている。I/
O線対の電位差に応じて、対応する信号を出力する差動
増幅回路102の出力電位レベルと、データ線の電位レ
ベル(“H”レベル)との差がNチャネルMOSトラン
ジスタ106のしきい値電圧Vth(n)となるまで
は、データ線の電位は、差動増幅回路102によって駆
動されない。したがって、I/O線対のイコライズ不足
や、差動増幅回路102のオフセットの存在により、誤
ったデータがデータ線に出力されることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミック型半
導体記憶装置において、メモリセルから読出された記憶
情報に対応する読出信号を増幅する増幅回路に関し、よ
り特定的には、メモリセルから読出された情報に対応す
る相補入力信号を受けて、出力バッファ回路まで低振幅
伝送を行なうための増幅回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は、メモリセルから読出された記
憶情報に応じた信号を相補信号として伝達するI/O線
対の電位を受けて、対応する信号DATとして出力する
従来の読出系回路500の構成を示す要部概略ブロック
図である。
【0003】図18を参照して、対応するメモリセルか
ら読出された情報データに応じて、その電位が変化する
I/O線対間には、イコライズ信号EQiの活性化に応
じて、I/O線対を電気的に短絡させるI/O線対イコ
ライズ回路508と、I/O線プリチャージ信号PRi
に応じて、I/O線対を所定の電位にプリチャージする
I/O線プリチャージ回路504および506と、プリ
アンプ活性化信号PAEiに応じて活性化され、I/O
線対の電位を受けて、対応する信号DATを出力するプ
リアンプ回路502とを含む。
【0004】次にその動作について、簡単に説明する。
図19は、従来の読出系回路500の動作を説明するタ
イミングチャートである。図19を参照して、時刻t0
において、I/O線対は、イコライズ信号EQiが
“H”レベルになることにより、強制的にショートされ
ている。このとき、図19に示すように、I/O線対の
電位は、I/O線プリチャージ回路によって、電源電位
DDから、I/O線プリチャージ回路504および50
6を構成するNチャネルMOSトランジスタのしきい値
電圧分のVthnだけ降下した電位、すなわち、VDD
Vthnにプリチャージされている。
【0005】時刻t1において、I/O線対イコライズ
信号EQiが“L”レベルとなり、I/O線対の電位
は、外部からのアドレス信号により選択されたメモリセ
ルからの読出データがセンスアンプ(図示せず)により
増幅されて相補信号として出力されることに応じて、変
化し始める。すなわち、プリチャージ電位VDD−Vth
nから、読出データに応じて、I/O線対の一方の電位
は、降下し始める。
【0006】時刻t2において、プリアンプ活性化信号
PAEiが“H”レベルとなるのに応じて、プリアンプ
回路502は活性化し、入力信号であるI/O線対の電
位に応じて、読出データDATを出力する。この場合、
読出されたデータが、0であることに対応して、信号D
ATのレベルは“L”レベルとなっている。
【0007】ここで、時刻t1において、I/O線対イ
コライズ信号EQiが“L”レベルとなってから、所定
の時間T2が経過し、I/O線対の電位差が十分な値と
なった時点、すなわち、時刻t2において、プリアンプ
を活性化させる信号PAEiが“H”レベルに変化す
る。このような動作が必要な理由は、プリアンプ回路P
/Aの構成の非対称性からくるオフセット電圧や、プロ
セス的なばらつきから生じるオフセット電圧のために、
プリアンプ回路P/Aから出力される出力信号が、入力
信号に対応しない誤ったデータとなることを防止する必
要があるからである。また、このような誤動作は、I/
O線対のイコライズ不足から生じる場合もあり、この場
合も、入力信号に対して誤ったデータ(インバリットデ
ータ)の増幅が行なわれてしまうことも理由として挙げ
られる。
【0008】上記のようなプリアンプ回路P/Aのオフ
セットによる誤動作やインバリットデータの増幅は、ス
タティック回路動作をしているプリアンプにとってはデ
ータの破壊にはつながらない。しかしながら、その出力
データが安定した値となるまでの時間が余分に必要にな
り、ダイナミック型半導体記憶装置のアクセス時間を遅
くする一因となる。さらに、I/O線対の電位差が十分
になってからプリアンプを活性化するという、時間マー
ジンをとる必要があることもダイナミック型半導体記憶
装置のアクセスを遅くする一因となっている。
【0009】時刻t3において、再びI/O線対イコラ
イズ信号EQiが“H”レベルとなって、I/O線対は
同一の電位VDD−Vthnに復帰する。時刻t4におい
て、再び、外部からのアドレス信号に応じて選択された
メモリセルからの読出データに応じて、I/O線対のう
ちの一方の電位が、プリチャージ電位から低下し始め
る。
【0010】時刻t4から所定の時間マージンであるT
2経過後の時刻t5において、プリアンプ活性化信号P
AEiが再び“H”レベルとなることで、プリアンプ回
路P/Aが活性化される。この場合、読出されたデータ
が1であることに対応して、プリアンプ回路P/Aから
出力される読出信号DATは、“H”レベルとなる。
【0011】時刻t6において、プリアンプ活性化信号
PAEiは、再び“L”レベルとなって、プリアンプ回
路502は不活性となり、I/O線対イコライズ信号E
Qiが“H”レベルとなることで、I/O線対の電位
は、ともにプリチャージ電位VDD−Vthnに復帰す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、差動増
幅器であるプリアンプ回路P/Aに一定値のオフセット
が存在することは避けることができない。したがって、
プリアンプ回路P/Aからインバリットデータが出力さ
れることによる誤動作を防止するためにはプリアンプ回
路P/Aを活性化するためには所定の時間マージンが必
要となる。
【0013】ここで、上記のような誤動作を生じないプ
リアンプ回路P/Aであれば、I/O線対の電位差が0
ボルトでもプリアンプ回路P/A回路を活性化すること
が可能である。このことは、I/O線対のイコライズ終
了からプリアンプ回路P/Aを活性化するまでの時間マ
ージンをなくすことが可能なことを意味する。
【0014】この発明は、上記のようなインバリットデ
ータの出力に伴う誤動作や時間マージンによるアクセス
の遅延をなくし、最適な増幅タイミングで動作すること
が可能なプリアンプ回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の増幅回路
は、ダイナミック型半導体記憶装置において、メモリセ
ルから読出されたデータに対応する相補入力信号を受け
て、対応する出力信号を出力データ線に出力する増幅回
路であって、相補入力信号に応じて、第1および第2の
電位のいずれか一方を出力する差動増幅手段と、プリチ
ャージ信号に応じて、出力データ線の電位を第1の所定
の電位とするプリチャージ手段と、出力データ線と差動
増幅手段の出力ノードの電位を受けて、出力ノードの電
位と第1の所定の電位との差が所定の値を超えた場合、
出力データ線と出力ノードとを導通状態とする出力電位
制限手段とを備える。
【0016】請求項2記載の増幅回路は、請求項1記載
の増幅回路の構成に加えて、出力ノードの電位が第2の
電位であることに応じて、出力データ線の電位を第2の
所定の電位に保つ出力電位保持手段をさらに備える。
【0017】請求項3記載の増幅回路は、請求項1記載
の増幅回路の構成において、出力電位制限手段は、出力
ノードと出力データ線の間に接続され、ゲートに基準電
位を受けるMOSトランジスタを含む。
【0018】請求項4記載の増幅回路は、請求項2記載
の増幅回路の構成において、出力電位保持手段は、ドレ
インに第1の所定電位を受け、ソースが出力データ線
と、ゲートが出力ノードと接続する、MOSトランジス
タを含む。
【0019】請求項5記載の増幅回路は、請求項3記載
の増幅回路の構成において、基準電位は、第1の所定電
位である。
【0020】請求項6記載の増幅回路は、請求項3、
4、5いずれかに記載の増幅回路の構成において、MO
Sトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであ
る。
【0021】請求項7記載の増幅回路は、請求項3、
4、5いずれかに記載の増幅回路の構成において、MO
Sトランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであ
る。
【0022】請求項8記載の相補型増幅回路は、ダイナ
ミック型半導体記憶装置において、メモリセルから読出
されたデータに対応する相補入力信号を受けて、対応す
る相補出力信号を第1および第2の出力データ線に出力
する相補型増幅回路であって、相補入力信号を受けて、
対応する互いに相補な第1および第2の電位を出力す
る、第1および第2の出力ノードを有する相補差動増幅
手段と、プリチャージ信号に応じて、第1および第2の
出力データ線の電位を第1の所定の電位とするプリチャ
ージ手段と、第1の出力ノードと第1の出力データ線と
の間に接続される第1の出力電位制限手段と、第2の出
力ノードと第2の出力データ線との間に接続される第2
の出力電位制限手段とを備え、第1の出力電位制限手段
は第1の出力ノードの電位を、第2の出力電位制限手段
は第2の出力ノードの電位をそれぞれ受け、対応する出
力ノードの電位と第1の所定の電位との差が所定の値を
超えた場合に導通状態となり、第2の出力ノードの電位
が第2の電位であることに応じて、第1の出力データ線
の電位を第2の所定の電位に保つ第1の出力電位保持手
段と、第1の出力ノードの電位が第2の電位であること
に応じて、第2の出力データ線の電位を第2の所定の電
位に保つ第2の出力電位保持手段とを備える。
【0023】請求項9記載の相補型増幅回路は、請求項
8記載の相補型増幅回路の構成において、第1の出力電
位制限手段は、第1の出力ノードと第1の出力データ線
との間に接続され、ゲートに基準電位を受ける第1のM
OSトランジスタを含み、第2の出力電位制限手段は、
第2の出力ノードと第2の出力データ線との間に接続さ
れ、ゲートに基準電位を受ける第2のMOSトランジス
タを含む。
【0024】請求項10記載の相補型増幅回路は、請求
項8記載の相補型増幅回路の構成において、第1の出力
電位保持手段は、ドレインに第1の所定電位を受け、ソ
ースが第1の出力データ線と、ゲートが第1の出力ノー
ドと接続する第3のMOSトランジスタを含み、第2の
出力電位保持手段は、ドレインに第1の所定電位を受
け、ソースが第2の出力データ線と、ゲートが第2の出
力ノードと接続する、第4のMOSトランジスタを含
む。
【0025】請求項11記載の相補型増幅回路は、請求
項9記載の相補型増幅回路の構成において、基準電位は
第1の所定電位である。
【0026】請求項12記載の相補型増幅回路は、請求
項9または11記載の相補型増幅回路の構成において、
第1および第2のMOSトランジスタは、NチャネルM
OSトランジスタである。
【0027】請求項13記載の相補型増幅回路は、請求
項9または11記載の相補型増幅回路の構成において、
第1および第2のMOSトランジスタは、PチャネルM
OSトランジスタである。
【0028】請求項14記載の相補型増幅回路は、請求
項10記載の相補型増幅回路の構成において、第3およ
び第4のMOSトランジスタは、NチャネルMOSトラ
ンジスタである。
【0029】請求項15記載の相補型増幅回路は、請求
項10記載の相補型増幅回路の構成において、第3およ
び第4のMOSトランジスタは、PチャネルMOSトラ
ンジスタである。
【0030】請求項16記載の増幅回路は、ダイナミッ
ク型半導体記憶装置において、メモリセルから読出され
たデータに対応する入力信号を受けて、対応する出力信
号を出力データ線に出力する増幅回路であって、入力信
号を受けて、増幅した信号を出力信号として出力するカ
スケード接続された複数段の増幅手段と、複数段の増幅
手段間の少なくとも1つに接続され、増幅手段の出力電
位と第1の所定電位との差が所定の値を超えた場合、導
通状態となる出力電位制限手段とを備える。
【0031】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1のプリ
アンプ回路100を含む半導体記憶装置1000の構成
を示す概略ブロック図である。
【0032】半導体記憶装置1000は、記憶情報を記
憶する、行列状に配置されたメモリセルを含むメモリセ
ルアレイ2a〜2dと、外部からのアドレス信号を受け
て、内部アドレス信号を出力するアドレスバッファ3
と、アドレスバッファ3からの出力を受けて、アドレス
信号が変化したことを示す信号(以下、ATD信号と呼
ぶ。)を発生するATD発生回路4と、ATD信号を受
けて、プリアンプ活性化信号を出力するPAE発生回路
5と、ATD信号を受けて、I/O線対の電位をイコラ
イズする動作を指示するI/O線対イコライズ信号EQ
iを出力するIOEQ活性化回路6と、外部からのアド
レス信号に応じて選択されたメモリセルからの読出情報
を受けて、低振幅信号伝送を行なうために読出情報デー
タ信号を出力し、また内部からのアドレス信号に応じて
選択されたメモリセルに対して、書込データを書込む際
の書込バッファとして動作するプリアンプ/書込バッフ
ァ回路7a〜7pと、プリアンプ/書込バッファ回路7
a〜7pからの読出データを受けて、内部データ読出線
RDA0〜RDA3に出力するリードドライバ回路8a
〜8pと、内部データ読出線RDA0〜RDA3により
伝達された読出データを受けて、データ読出線RDPの
電位を駆動するドライバ回路11と、データ読出線RD
Pにより伝達された読出データを受けて、データ入出力
端子DQに出力する出力バッファ回路13と、データ入
出力端子DQに外部から与えられた入力データを受け
て、データ書込線WDBの電位を駆動する入力バッファ
回路12と、外部電源電位を受けて、内部降圧電源電位
VccpおよびVccsを出力する内部降圧回路29と
を含む。
【0033】すなわち、上記の構成においては、たとえ
ば、メモリセルアレイ2a中のメモリセルから読出され
たデータは、I/O線により相補信号として伝達され、
プリアンプ回路7aにより増幅され、それを受けたリー
ドドライバ回路8aは、内部データ読出線RDA0の電
位を読出データに対応して相補電位に駆動し、ドライバ
回路11は、内部データ読出線RDA0により伝達され
た信号を受けて、データ読出線RDPの電位を駆動す
る。以上のようにして、メモリセルからの読出データは
出力バッファ13まで低振幅伝送され、データ読出時間
の高速化が図られる。データ読出線RDPにより伝達さ
れた読出データは、出力バッファ回路13において初め
て大振幅に増幅され、入出力端子DQに出力される。す
なわち、プリアンプ/書込バッファ回路7a、リードド
ライバ回路8aおよびドライバ回路11は、リピータと
して動作する。
【0034】図2は、図1に示した半導体記憶装置10
00におけるメモリセルアレイ2bおよびそれに接続す
るプリアンプ/書込バッファ回路7e〜7hおよびリー
ドドライバ回路8e〜8hの構成を示す概略ブロック図
である。
【0035】メモリセルアレイ2bは、外部からのアド
レス信号に応じて、対応するワード線を選択する行デコ
ーダ15と、行デコーダ15により駆動されるワード線
16と、ワード線16およびビット線対BLおよび/B
Lの交点に存在するメモリセル19と、読出動作におい
てビット線対BLおよび/BL間に生じる微小電位差を
増幅するセンスアンプ17と、センスアンプ17の出力
を伝達するセグメントIO線SIOおよび/SIOと、
セグメントIO線SIOおよび/SIOとグローバルI
O線GIOおよび/GIOとの接続を開閉するスイッチ
回路18を含む。
【0036】メモリセルアレイ2bは、さらに、外部か
ら与えられたアドレス信号に応じて、対応するグローバ
ルIO線GIOおよび/GIOを選択する信号CA<1
1>およびCA<10>を受けるNAND回路131
と、NAND回路131の出力を受けて反転回路139
と、反転回路139の出力と、I/O線対イコライズ信
号EQiを受けるAND回路135と、AND回路13
5の出力に応じて、グローバルIO線対GIOおよび/
GIOを短絡して、イコライズ動作を行なうNチャネル
MOSトランジスタ143とを含む。
【0037】NチャネルMOSトランジスタ143によ
りイコライズされるグローバルIO線対GIOおよび/
GIOにより伝達された読出データは、プリアンプ/書
込バッファ回路7eにより増幅され、それを受けたリー
ドドライバ回路8eにより、内部データ読出線RDA1
に伝達される。
【0038】図2に示した、メモリセルアレイ2bにお
いては、プリアンプ/書込バッファ回路7f〜7hに接
続するグローバルIO線GIOおよび/GIOに対応し
て、それぞれプリアンプ/書込バッファ回路7eにおけ
るのと同様なイコライズ動作を行なうNチャネルMOS
トランジスタ144〜146が存在する。たとえば、N
チャネルMOSトランジスタ144のゲートには、内部
列アドレス信号CA<11>および/CA<10>をN
AND回路132および140を介して一方の入力に受
け、EQi信号を他方の入力に受けるAND回路136
の出力が接続する。
【0039】次に、その動作について簡単に説明する。
外部アドレス信号の変化をATD発生回路4が検知し、
ATD信号を出力すると、それに応じてIOEQ発生回
路6からイコライズ信号EQiが出力される。これに応
じて、たとえば、内部列アドレス信号CA<11>およ
びCA<10>がともに“H”レベルとなっていると、
対応するNチャネルMOSトランジスタ143が導通状
態となり、グローバルIO線GIOおよび/GIOがイ
コライズされる。
【0040】一方、外部アドレス信号に応じて、行デコ
ーダ15は、対応するワード線16を“H”レベルと
し、それに応じてメモリセル19が選択される。メモリ
セル19に記憶されていた記憶情報に応じて、ビット線
対BLおよび/BL間に生じた電位差がセンスアンプ1
7により増幅され、セグメントIO線対SIOおよび/
SIOに出力される。
【0041】I/O線対イコライズ信号EQiの不活性
化に伴い、NチャネルMOSトランジスタ143は遮断
状態となり、スイッチ回路18が導通状態となって、セ
グメントIO線対SIOおよび/SIOに生じている電
位差が、グローバルIO線対GIOおよび/GIOに伝
達される。グローバルIO線対GIOおよび/GIOの
電位差は、プリアンプ/書込バッファ回路7eにより増
幅される。
【0042】プリアンプ/書込バッファ回路7eにより
増幅された読出データは、リードドライバ回路8eによ
り、内部データ読出線対RDA1に伝達され、ドライバ
回路11によりデータ読出線対RDPに伝達される。出
力バッファ回路3は、データ読出線対RDPの電位差に
応じて、対応する出力信号を、入出力端子DQに出力す
る。
【0043】以上の読出動作の説明においては、メモリ
セルから読出されたデータを、出力バッファ回路13ま
で、相補信号として、低振幅多段伝送する構成について
説明した。しかしながら、読出されたデータを出力バッ
ファ回路まで伝達する方法としては、このような相補構
成の読出データ線に限定されるわけではなく、単一のデ
ータ線、いわゆるシングルデータ線による伝送であって
もよい。
【0044】そこで、まず本発明の実施の形態1とし
て、I/O線対の電位差を受けて、シングルデータ線の
電位を対応する電位レベルに駆動するプリアンプ回路1
00の構成について以下説明する。
【0045】図3は、本発明の実施の形態1のプリアン
プ回路100の構成を示す回路図である。
【0046】プリアンプ回路100は、I/O線対を入
力として受ける差動増幅回路102と、差動増幅回路1
02の出力とデータ線の間に接続され、ゲートに電源電
位Vccを受けるNチャネルMOSトランジスタ106
と、電源電位Vccとデータ線(DATA線)との間に
接続され、ゲートにプリチャージ信号を受けるPチャネ
ルMOSトランジスタ104とを含む。
【0047】まず、データ線は、PチャネルMOSトラ
ンジスタ104が、プリチャージ信号に応じて、導通状
態となることにより、“H”レベル、すなわち電位Vc
cにプリチャージされる。
【0048】読出データに応じて、変化したI/O線対
の電位を受けて、差動増幅回路102が出力する電位レ
ベルが“H”レベルの場合、NチャネルMOSトランジ
スタ106は遮断状態である。したがって、データ線の
電位は、“H”レベルに保持される。
【0049】一方、差動増幅回路102の出力レベル
が、“L”レベルである場合は、NチャネルMOSトラ
ンジスタ106は導通状態となり、データ線にプリチャ
ージされていた電荷が放電され、データ線の電位は
“L”レベルに変化する。
【0050】このとき、NチャネルMOSトランジスタ
106のしきい値電圧をVth(n)とし、差動増幅回
路102の出力信号の電位レベルをVoutとすると、
NチャネルMOSトランジスタ106が導通状態となる
ためには、以下の関係が満たされる必要がある。
【0051】 Vout<Vcc−Vth(n) …(1) すなわち、差動増幅回路102の出力Voutが、 Vcc−Vth(n)<Vout≦Vcc …(2) の範囲である間は、NチャネルMOSトランジスタ10
6は遮断状態であって、データ線の電位は“H”レベル
に保持されることになる。
【0052】つまり、差動増幅回路102の構成の非対
称性や製造ばらつきにより発生するオフセットが存在す
る場合でも、すなわち、I/O線対の電位差が十分小さ
く差動増幅回路102の出力が読出データに対して反転
している場合でも、データ線の電位と差動増幅回路10
2の電位の差がNチャネルMOSトランジスタ106の
しきい値電圧Vth(n)を超えるまではデータ線のデ
ータは変化しない。
【0053】したがって、I/O線対の電位差が読出デ
ータに対応して、所定の値以上に変化するまでは、デー
タ線の電位は変化を開始しないことになる。つまり、プ
リアンプ回路100の構成により、オフセットによる誤
動作やI/O線対のイコライズ不足から起こるインバリ
ットデータの増幅が発生することを防止することが可能
である。
【0054】図4は、図3に示した実施の形態1のプリ
アンプ回路100の変形例である。プリアンプ回路10
0では、データ線をプリチャージした後、何らかの原因
でデータ線の電荷の放電が起こった場合、このデータ線
の電位を入力として受ける回路は、上記電流リークによ
り生じたデータ線の電位変化を検知して誤った動作をし
てしまう恐れがある。
【0055】そこで、プリアンプ回路120では、デー
タ線のプリチャージが終了した後、データ線が完全に電
気的にフローティング状態となってしまうことを防止す
るために、プリアンプ回路100にさらにNチャネルM
OSトランジスタ128を付加している。
【0056】すなわち、プリアンプ回路120は、プリ
アンプ回路100の構成に加えて、データ線と電源電位
Vccとの間に接続され、ゲートに差動増幅回路122
の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ128を
含む。
【0057】プリアンプ回路120は、上記のような構
成となっているので、NチャネルMOSトランジスタ1
28のしきい値電圧をVthとすると、差動増幅回路1
22が“H”レベルを出力している場合、データ線の出
力がVcc−Vth以下になると、NチャネルMOSト
ランジスタ128が導通状態となって、データ線が充電
される。したがって、データ線の電位は、Vcc−Vt
h以下になることがない。
【0058】一方、差動増幅回路122の出力電位が
“L”レベルである場合は、NチャネルMOSトランジ
スタ128は常に遮断状態である。この場合、データ線
にリーク電流が生じてその電位レベルが“L”レベルに
向かって変化したとしても、出力されるべき電位レベル
がもともと“L”レベルであるため、問題は生じない。
【0059】つまり、プリアンプ回路120の構成とす
ることで、たとえデータ線にリーク電流が生じる場合で
も、データ線の電位レベルを入力とする回路が誤動作を
起こすことを防止することが可能である。
【0060】以上は、シングルデータ線にデータを出力
するプリアンプ回路の構成について説明をした。以下、
上記構成を、相補データを出力するプリアンプ回路に適
用した変形例を説明する。
【0061】プリアンプ回路140は、I/O線対の電
位を入力として受ける差動増幅回路142と、差動増幅
回路142とデータ線との間に接続され、ゲートに電源
電位Vccを受けるNチャネルMOSトランジスタ14
6と、データ線と電源電位Vccとの間に接続され、ゲ
ートにプリチャージ信号を受けるPチャネルMOSトラ
ンジスタ144と、I/O線対の電位を入力として受け
る差動増幅回路152と、差動増幅回路152の出力と
/データ線との間に接続されゲートに電源電位Vccを
受けるNチャネルMOSトランジスタ156と、/デー
タ線と電源電位Vccとの間に接続され、ゲートにプリ
チャージ信号を受けるPチャネルMOSトランジスタ1
54と、電源電位Vccとデータ線との間に接続され、
ゲートに差動増幅回路152の出力を受けるPチャネル
MOSトランジスタ148と、電源電位Vccと/デー
タ線との間に接続され、ゲートに差動増幅回路142の
出力を受けるPチャネルMOSトランジスタ158とを
含む。
【0062】すなわち、プリアンプ回路140は、Nチ
ャネルMOSトランジスタ128が、PチャネルMOS
トランジスタ148または158となっている点を除い
ては、プリアンプ回路120を相補出力となるように2
つ対称に組合せた構成となっている。
【0063】NチャネルMOSトランジスタ146およ
び156のしきい値電圧をVth(n)とすると、図3
に示したプリアンプ回路100と同様、I/O線対の電
位差に応じて、“L”レベルを出力するべき差動増幅回
路142および152のうちのいずれか一方の出力が、
Vcc−Vth(n)以下となるまでは、対応するデー
タ線または/データ線の電位は、予めプリチャージされ
ている電位である“H”レベルから変化をしない。
【0064】ここで、たとえば差動増幅回路142が
“H”レベルを、差動増幅回路152が“L”レベルを
出力するものとする。このとき、PチャネルMOSトラ
ンジスタ148は、ゲートに“L”レベルの信号を受け
るので、導通状態となり、データ線は“H”レベルに保
持される。一方、ゲートに“H”レベルの信号を受ける
PチャネルMOSトランジスタ158は遮断状態とな
る。したがって、“H”レベルの信号が出力されるべき
データ線にリーク電流等が存在する場合でも、データ線
の電位は“H”レベルに保持される。
【0065】一方、“L”レベルが出力されるべき/デ
ータ線(/DATA線)と、電源電位Vccとの接続を
開閉するPチャネルMOSトランジスタ158は遮断状
態であるので、/データ線にリーク電流等が存在する場
合は、プリチャージが終了後、/データ線の電位はプリ
チャージ電位の“H”レベルから次第に“L”レベルに
向かって変化を始める。しかしながら、/データ線に
は、“L”レベルが出力されるので、この場合リーク電
流の存在は問題とならない。
【0066】以上のように、プリアンプ回路140にお
いては、データ線および/データ線が“H”レベルにプ
リチャージされた後、“L”レベルを出力するべき差動
増幅回路152の出力レベルが、Vcc−Vth(n)
以下になるまで/データ線の電位が変化を始めない。こ
れに加えて、“H”レベルを出力するべき差動増幅回路
142の出力を受けるデータ線の電位は、PチャネルM
OSトランジスタ148が導通状態となることで、
“H”レベルに保持されるので、たとえデータ線にリー
ク電流が存在する場合でも、誤ったデータが出力される
ことがない。
【0067】さらに、プリアンプ回路140において
は、互いに相補な信号が出力されることを利用して、デ
ータ線あるいは/データ線の電位を“H”レベルに保持
するトランジスタとして、プリアンプ回路120におい
てはNチャネルMOSトランジスタであったのに対し、
PチャネルMOSトランジスタ148および158を用
いることができる。したがって、“H”レベルが出力さ
れるべきデータ線または/データ線の電位は、電源電位
Vccからトランジスタのしきい値電圧分降下すること
なく、“H”レベルに保持される。
【0068】したがって、図5に示したプリアンプ回路
140を、図2に示したプリアンプ/書込バッファ回路
7e〜7h等に用いることで、プリアンプの非対称性か
らくるオフセットや、プロセス的なばらつきからくるオ
フセットによる誤動作およびI/O線対のイコライズ不
足から起こるインバリットデータの増幅等が発生するこ
とを防止することが可能となる。
【0069】[実施の形態2]実施の形態1において
は、差動増幅回路からの出力が、その非対称性やプロセ
ス的なばらつきから生じるオフセットによって誤動作し
たり、I/O線対のイコライズ不足から起こるインバリ
ットデータの増幅が発生することを防止するために、差
動増幅回路の出力とデータ線との間に、ゲートに電源電
位Vccを受けるNチャネルMOSトランジスタを接続
した。
【0070】しかしながら、上記のような構成では、
“H”レベルにプリチャージされているデータ線の電位
と差動増幅回路の出力電位との差が上記NチャネルMO
Sトランジスタのしきい値電圧であるVth(n)以上
となるまでデータ線の電位が変化を始めない。
【0071】しかしながら、回路設計上は上記出力電位
に加えられる制限を自由に設定したい場合が生じる。
【0072】実施の形態2では、出力電位変化がVth
(n)以上でなければならないという上記制限のないプ
リアンプ回路を提供する。
【0073】図6は、第2の実施の形態のプリアンプ回
路200の構成を示す回路図である。
【0074】プリアンプ回路200は、I/O線対の電
位を入力として受ける差動増幅回路202と、差動増幅
回路202の出力とデータ線との間に接続され、ゲート
に基準電位VREFを受けるNチャネルMOSトランジ
スタ206と、データ線と電源電位Vccとの間に接続
され、ゲートにプリチャージ信号を受けるPチャネルM
OSトランジスタ204とを含む。
【0075】すなわち、プリアンプ回路200は、プリ
アンプ回路100の構成において、NチャネルMOSト
ランジスタ106のゲートが受ける電位を電源電位Vc
cから基準電位VREFに変更したものとなっている。
【0076】ここでたとえば、 VREF=Vcc+ΔV …(3) であるものとする。このとき、データ線が“H”レベ
ル、すなわち、電源電位Vccにプリチャージされてい
る場合を考えると、NチャネルMOSトランジスタ20
6のしきい値電圧をVth(n)、差動増幅回路202
の出力電位をVoutとするとき、 Vth(n)<(Vcc+ΔV)−Vout …(4) が満たされるとき、NチャネルMOSトランジスタ20
6は導通状態となる。このことは、言い換えると Vout<Vcc−(Vth(n)−ΔV) …(5) となったときにデータ線の電位が“L”レベルとなるよ
うに放電が開始されることを意味する。
【0077】式(5)と式(1)とを比較すると、出力
電位の変化に対する制限がVth(n)から(Vth
(n)−ΔV)となって、より小さな値となっているこ
とがわかる。したがってNチャネルMOSトランジスタ
206のゲートに印加する電位VREFを電源電位Vc
cよりも大きくすることで、データ線の電位と差動増幅
回路202との電位の差がより小さい段階で、データ線
の電位が変化する構成とすることが可能である。
【0078】以上のような構成により、電位VREFを
適当な値に設定することで、データ線電位の変化が始ま
るための差動増幅回路202の出力電位に課される制限
を自由な値に設定することが可能となるとともに、実施
の形態1におけるのと同様オフセット電位により生ずる
誤動作やインバリットデータの増幅を防止することも可
能となる。
【0079】なお、上記の説明では、NチャネルMOS
トランジスタ206のゲートに印加される電位VREF
が電源電位Vccよりも大きな場合を例として説明した
が、もちろん電源電位Vccよりも低い電位とすること
で、差動増幅回路202の出力電位に対する制限をより
大きくすることも可能である。
【0080】図7に、第2の実施の形態のプリアンプ回
路200の変形例であるプリアンプ回路220の構成を
示す。
【0081】プリアンプ回路220の構成は、図4に示
したプリアンプ回路120の構成において、Nチャネル
MOSトランジスタ126のゲートに印加される電位が
電源電位Vccから基準電位VREFと変化している構
成となっている。その他の点は、プリアンプ回路120
と同様である。
【0082】この場合も、プリアンプ回路200におい
て説明したのと同様に、データ線の電位が変化し始める
ために必要とされる差動増幅回路222の出力電位レベ
ルの変化に対する制限値を自由な値に設定することが可
能である。
【0083】同時に、図4に示したプリアンプ回路12
0と同様に、電源電位Vccとデータ線との間に接続さ
れ、ゲートに差動増幅回路222の出力電位を受けるN
チャネルMOSトランジスタ228を含む構成となって
いるので、差動増幅回路222が“H”レベルを出力す
る場合、たとえデータ線にリーク電流等が生じても、そ
の電位が、NチャネルMOSトランジスタ228のしき
い値電圧をVthとするとき、(Vcc−Vth)以下
に低下することがない。
【0084】図8は、図7に示したプリアンプ回路22
0を、相補出力が得られるように対として組合せた場合
の構成を示す回路図である。
【0085】プリアンプ回路240は、図5に示したプ
リアンプ回路140の構成において、NチャネルMOS
トランジスタ146および156のゲートに印加される
電位が、電源電位Vccではなく基準電位VREFとな
っている。その他の点は、プリアンプ回路140の構成
と同様である。
【0086】したがって、プリアンプ回路240におい
ても、“L”レベルの信号が出力されるべきデータ線あ
るいは/データ線の電位が変化を始めるために必要とさ
れる差動増幅回路242または252の出力電位レベル
の変化に課される制限の大きさを自由に設定することが
可能である。図9は、たとえば、図3に示した差動増幅
回路102の構成の一例を示す回路図である。差動増幅
回路102は、ソースがともに電源電位Vccと接続
し、カレントミラー回路として動作するPチャネルMO
Sトランジスタ102aおよび102bと、Pチャネル
MOSトランジスタ102aのドレインが接続しゲート
に/IO線の電位を受けるNチャネルMOSトランジス
タ102cと、PチャネルMOSトランジスタ102b
のドレインとドレインが接続し、ゲートにIO線の電位
を受けるNチャネルMOSトランジスタ102dと、ド
レインがNチャネルMOSトランジスタ102cおよび
102dのソースと接続し、ソースが接地電位と接続
し、ゲートにプリアンプ回路活性化信号PAEを受ける
NチャネルMOSトランジスタ102eを含む。
【0087】プリアンプ活性化信号PAEが活性状態
(“H”レベル)となると、カレントミラー回路を構成
するPチャネルMOSトランジスタ102aおよび10
2bには等しい電流が流れる。このとき、IO線の電位
が“H”レベルのままであって、/IO線の電位が
“H”レベルから低下し始めたとすると、NチャネルM
OSトランジスタ102dは強くオンした状態であるの
に対し、NチャネルMOSトランジスタ102cは弱く
オンした状態となる。この場合、NチャネルMOSトラ
ンジスタ102cおよび102dには、ともに同一の電
流が流れるので、PチャネルMOSトランジスタ102
bおよびNチャネルMOSトランジスタ102dの接続
点の電位、すなわち差動増幅回路102の出力電位は
“L”レベルとなる。
【0088】[実施の形態3]以上は、差動増幅回路が
すべて1段アンプである場合の構成について述べた。図
10は、差動増幅回路が2段あるいはそれ以上のカスケ
ード接続されたアンプとなっている場合の例を示す。す
なわち、図10に示した差動増幅回路においては、初段
の差動増幅回路260の出力と2段目の増幅回路262
の入力との間に、差動増幅回路260の出力電位レベル
が2段目の増幅器262に伝達されるための出力電位の
変化の量を制限するNチャネルMOSトランジスタ26
4が接続される構成となっている。
【0089】この場合も、NチャネルMOSトランジス
タ264のしきい値電圧であるVth(n)以上に差動
増幅回路260の出力電位が変化しないと2段目の増幅
器262の出力電位は変化しない。
【0090】したがって、第1の実施の形態と同様に、
差動増幅回路にその構成やプロセスばらつきのために生
じるオフセットが存在する場合においても、またI/O
線対のイコライズ不足が存在する場合でも、誤ったデー
タが出力されるのを防止することが可能となる。
【0091】[プリアンプ回路の動作]図11は、図3
〜図5または図6〜図8に示したプリアンプ回路の動作
を示すタイミングチャートである。
【0092】この場合データ信号DATとしてはデータ
線が“H”レベルにプリチャージされている場合を考え
ることにする。
【0093】時刻t1〜時刻t2の期間において、プリ
アンプ回路活性化信号PAEiが活性状態(“H”レベ
ル)となることで、I/O線対の電位変化に応じて、た
とえば、“H”レベルのデータがデータ線に出力され
る。その後、時刻t2において、プリアンプ回路活性化
信号PAEiが不活性状態(“L”レベル)となり、I
/O線対イコライズ信号EQiが活性状態(“H”レベ
ル)となることに応じて、I/O線対はプリチャージさ
れその電位がイコライズされる。
【0094】続いて、時刻t3においてイコライズ信号
EQiが不活性状態(“L”レベル)となるのと同時に
プリアンプ活性化信号PAEiが“H”レベルとなっ
て、対応するI/O線対の電位変化を増幅してデータ線
に信号DATとして出力する。ここで、従来のプリアン
プ回路と異なり、I/O線対の電位差が十分小さい場合
でも、プリアンプ回路が誤ったデータを出力することが
ないため、イコライズ動作の終了とプリアンプ回路の活
性化(PAE信号の活性化)の間に時間マージンが必要
なく、イコライズ動作の終了(時刻t3)からデータ線
へのデータ出力が開始される時刻t4までの時間T1
が、従来例に比べて短縮される。
【0095】[実施の形態4]実施の形態1において
は、データ線が“H”レベルにプリチャージされる場合
のプリアンプ回路の構成について説明した。データ線の
プリチャージレベルとしては、“L”レベルとされる場
合もある。
【0096】図12は、本発明の実施の形態4のプリア
ンプ回路300の構成を示す回路図である。
【0097】プリアンプ回路300は、I/O線対の電
位を受けて、対応する信号を出力する差動増幅回路30
2と、データ線と差動増幅回路302との間に接続さ
れ、ゲートに接地電位を受けるPチャネルMOSトラン
ジスタ306と、データ線と接地電位との間に接続さ
れ、ゲートにプリチャージ信号を受けるNチャネルMO
Sトランジスタ304とを含む。
【0098】すなわち、プリチャージ回路300は、図
3に示したプリアンプ回路100とその極性が逆となっ
ていることを除いては全く同様の構成となっている。デ
ータ線が“L”レベルにプリチャージされている場合、
PチャネルMOSトランジスタ306のしきい値電圧を
Vth(p)とし、差動増幅回路302の出力をVou
tとすると、Voutが、Vth(p)以上となったと
きに、データ線の電位は“H”レベルに向かって駆動さ
れる。
【0099】したがって、図3に示したプリアンプ回路
100と同様に、データ線の電位が変化し始めるために
差動増幅回路302の出力電位レベルの変化に必要とさ
れる量が制限されることになる。
【0100】この場合も、差動増幅回路302にその構
成やプロセスばらつきのためにオフセットが存在する場
合も、I/O線対のイコライズ不足のためにインバリッ
トデータが増幅されるような場合も、差動増幅回路30
2の出力電位レベルが所定の値(Vth(p))以上に
変化するまでは、データ線の電位が変化しないため、誤
ったデータが出力されることがない。
【0101】図13は、同様に図4に示したプリアンプ
回路120の極性を逆にした変形例のプリアンプ回路3
20の構成を示す。プリアンプ回路320も、プリアン
プ回路120と同様に、差動増幅回路322が“L”レ
ベルの信号を出力しているとデータ線の電位が何らかの
原因で“H”レベルに向かって変化を始めた場合でも、
その値がPチャネルMOSトランジスタ328のしきい
値電圧以上となると、PチャネルMOSトランジスタ3
28が導通状態となって、データ線の電位がそれ以上変
化することが抑制される。
【0102】図14は、図13に示したプリアンプ回路
320を相補データを出力するように対として組合せた
変形例のプリアンプ回路340の構成を示す。
【0103】プリアンプ回路340の構成も、図5に示
したプリアンプ回路140の構成において極性を逆にし
たものであって、その動作は同様であるので以下説明は
省略する。
【0104】[実施の形態5]図15は、本発明の実施
の形態5のプリアンプ回路400の構成を示す回路図で
ある。
【0105】プリアンプ回路400においては、図12
に示したプリアンプ回路300の構成において、Pチャ
ネルMOSトランジスタ306のゲートが受ける電位が
電源電位Vccから基準電位VREFとなっている。そ
の他の点は、プリアンプ回路300の構成と同様であ
る。
【0106】データ線の電位が“L”レベルにプリチャ
ージされている場合、差動増幅回路402の出力電位レ
ベルが以下の条件を満たすようになった場合に、初め
て、PチャネルMOSトランジスタ406が導通状態と
なって、データ線の電位が変化し始める。
【0107】Vout−VREF>Vth(p) このことは、言い換えると、 Vout>Vthp+VREF という条件が満たされるまで、差動増幅回路402の出
力電位の変化は、データ線に現われないことになる。こ
の場合、電位VREFの値を適当に設定することで、デ
ータ線電位が変化を始めるために必要な差動増幅回路4
02の出力電位レベルの変化量に対する制限の大きさを
自由に設定することができる。
【0108】図16は、プリアンプ回路400の変形例
のプリアンプ回路420の構成を示す回路図である。
【0109】プリアンプ回路420は、図13に示した
プリアンプ回路320の構成において、PチャネルMO
Sトランジスタ326のゲートに印加される電位が接地
電位から基準電位VREFとなっている。その他の点
は、プリアンプ回路320の構成と同様である。
【0110】したがって、データ線の電位を変化させる
ために必要な差動増幅回路422の電位レベルの変化の
量の大きさを自由に設定できるようになっている以外
は、プリアンプ回路320と同様の効果を奏する。
【0111】図17は、図16に示したプリアンプ回路
420を相補出力が得られるように対として組合せた変
形例のプリアンプ回路440の構成を示す回路図であ
る。
【0112】プリアンプ回路440は、図14に示した
プリアンプ回路340の構成において、PチャネルMO
Sトランジスタ346および356のゲートが受ける電
位が、接地電位から基準電位VREFとなっている。そ
の他の点は、プリアンプ回路340の構成と同様であ
る。
【0113】したがって、データ線あるいは/データ線
の電位を変化させるために必要な差動増幅回路442ま
たは452の出力電位レベルの変化の量に課される制限
の大きさを自由に変更できる点以外は、プリアンプ回路
340と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置10
00の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 実施の形態1のメモリセルアレイ2bの構成
を示す概略ブロック図である。
【図3】 実施の形態1のプリアンプ回路100の構成
を示す回路図である。
【図4】 実施の形態1の第1の変形例のプリアンプ回
路120の構成を示す回路図である。
【図5】 実施の形態1の第2の変形例のプリアンプ回
路140の構成を示す回路図である。
【図6】 実施の形態2のプリアンプ回路200の構成
を示す回路図である。
【図7】 実施の形態2の第1の変形例のプリアンプ回
路220の構成を示す回路図である。
【図8】 実施の形態2の第2の変形例のプリアンプ回
路240の構成を示す回路図である。
【図9】 差動増幅回路の構成を示す回路図である。
【図10】 実施の形態3の構成を示す概略ブロック図
である。
【図11】 プリアンプ回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図12】 本発明の実施の形態4のプリアンプ回路3
00の構成を示す回路図である。
【図13】 実施の形態4の第1の変形例のプリアンプ
回路320の構成を示す回路図である。
【図14】 実施の形態4の第2の変形例のプリアンプ
回路340の構成を示す回路図である。
【図15】 本発明の実施の形態5のプリアンプ回路4
00の構成を示す回路図である。
【図16】 実施の形態5の第1の変形例のプリアンプ
回路420の構成を示す回路図である。
【図17】 実施の形態5の第2の変形例のプリアンプ
回路440の構成を示す回路図である。
【図18】 従来のプリアンプ回路500の構成を示す
概略ブロック図である。
【図19】 従来のプリアンプ回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
2a、2b、2c、2d メモリセルアレイ、3 アド
レスバッファ、4 ATD発生回路、5 PAE発生回
路、6 IOEQ発生回路、7 プリアンプ回路、8、
11 ドライバ回路、12 入力バッファ回路、13
出力バッファ回路、29 内部降圧回路、15 行デコ
ーダ、16 ワード線、17 センスアンプ、18 ス
イッチ回路、100、120、140、200、22
0、240、300、320、340、400、42
0、440 プリアンプ回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図1】
【図2】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイナミック型半導体記憶装置におい
    て、メモリセルから読出されたデータに対応する相補入
    力信号を受けて、対応する出力信号を出力データ線に出
    力する増幅回路であって、 前記相補入力信号に応じて、第1および第2の電位のい
    ずれか一方を出力する差動増幅手段と、 プリチャージ信号に応じて、前記出力データ線の電位を
    第1の所定の電位とするプリチャージ手段と、 前記出力データ線と前記差動増幅手段の出力ノードの電
    位を受けて、前記出力ノードの電位と前記第1の所定の
    電位との差が所定の値を超えた場合、前記出力データ線
    と前記出力ノードとを導通状態とする出力電位制限手段
    とを備える、増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記出力ノードの電位が、前記第2の電
    位であることに応じて、前記出力データ線の電位を第2
    の所定の電位に保つ出力電位保持手段をさらに備える、
    請求項1記載の増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記出力電位制限手段は、 前記出力ノードと前記出力データ線の間に接続され、ゲ
    ートに基準電位を受けるMOSトランジスタを含む、請
    求項1記載の増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記出力電位保持手段は、 ドレインに前記第1の所定電位を受け、ソースが前記出
    力データ線と、ゲートが前記出力ノードと接続する、M
    OSトランジスタを含む、請求項2記載の増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記基準電位は、前記第1の所定電位で
    ある、請求項3記載の増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記MOSトランジスタは、Nチャネル
    MOSトランジスタである、請求項3、4、5いずれか
    に記載の増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記MOSトランジスタは、Pチャネル
    MOSトランジスタである、請求項3、4、5いずれか
    に記載の増幅回路。
  8. 【請求項8】 ダイナミック型半導体記憶装置におい
    て、メモリセルから読出されたデータに対応する相補入
    力信号を受けて、対応する相補出力信号を第1および第
    2の出力データ線に出力する相補型増幅回路であって、 前記相補入力信号を受けて、対応する互いに相補な第1
    および第2の電位を出力する第1および第2の出力ノー
    ドを有する相補差動増幅手段と、 プリチャージ信号に応じて、前記第1および前記第2の
    出力データ線の電位を第1の所定の電位とするプリチャ
    ージ手段と、 前記第1の出力ノードと前記第1の出力データ線との間
    に接続される第1の出力電位制限手段と、 前記第2の出力ノードと前記第2の出力データ線との間
    に接続される第2の出力電位制限手段とを備え、 前記第1の出力電位制限手段は前記第1の出力ノードの
    電位を、前記第2の出力電位制限手段は前記第2の出力
    ノードの電位をそれぞれ受け、対応する出力ノードの電
    位と前記第1の所定の電位との差が所定の値を超えた場
    合に導通状態となり、 前記第2の出力ノードの電位が、前記第2の電位である
    ことに応じて、前記第1の出力データ線の電位を第2の
    所定の電位に保つ第1の出力電位保持手段と、 前記第1の出力ノードの電位が、前記第2の電位である
    ことに応じて、前記第2の出力データ線の電位を前記第
    2の所定の電位に保つ第2の出力電位保持手段とを備え
    る、相補型増幅回路。
  9. 【請求項9】 前記第1の出力電位制限手段は、 前記第1の出力ノードと前記第1の出力データ線との間
    に接続され、ゲートに基準電位を受ける第1のMOSト
    ランジスタを含み、 前記第2の出力電位制限手段は、 前記第2の出力ノードと前記第2の出力データ線との間
    に接続され、ゲートに基準電位を受ける第2のMOSト
    ランジスタを含む、請求項8記載の相補型増幅回路。
  10. 【請求項10】 前記第1の出力電位保持手段は、 ドレインに前記第1の所定電位を受け、ソースが前記第
    1の出力データ線と、ゲートが前記第1の出力ノードと
    接続する第3のMOSトランジスタを含み、 前記第2の出力電位保持手段は、 ドレインに前記第1の所定電位を受け、ソースが前記第
    2の出力データ線と、ゲートが前記第2の出力ノードと
    接続する第4のMOSトランジスタとを含む、請求項8
    記載の相補型増幅回路。
  11. 【請求項11】 前記基準電位は、前記第1の所定電位
    である請求項9記載の相補型増幅回路。
  12. 【請求項12】 前記第1および前記第2のMOSトラ
    ンジスタは、NチャネルMOSトランジスタである、請
    求項9または11記載の相補型増幅回路。
  13. 【請求項13】 前記第1および前記第2のMOSトラ
    ンジスタは、PチャネルMOSトランジスタである、請
    求項9または11記載の相補型増幅回路。
  14. 【請求項14】 前記第3および前記第4のMOSトラ
    ンジスタは、NチャネルMOSトランジスタである、請
    求項10記載の相補型増幅回路。
  15. 【請求項15】 前記第3および前記第4のMOSトラ
    ンジスタは、PチャネルMOSトランジスタである、請
    求項10記載の相補型増幅回路。
  16. 【請求項16】 ダイナミック型半導体記憶装置におい
    て、メモリセルから読出されたデータに対応する入力信
    号を受けて、対応する出力信号を出力データ線に出力す
    る増幅回路であって、 前記入力信号を受けて、増幅する信号を前記出力信号と
    して出力するカスケード接続された複数段の増幅手段
    と、 前記複数段の増幅手段間の少なくとも1つに接続され、
    前段の増幅手段の出力電位と第1の所定電位との差が所
    定の値を超えた場合に、導通状態となる出力電位制限手
    段とを備える、増幅回路。
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