JPH09142447A - 部品収納カートン - Google Patents

部品収納カートン

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Publication number
JPH09142447A
JPH09142447A JP7307699A JP30769995A JPH09142447A JP H09142447 A JPH09142447 A JP H09142447A JP 7307699 A JP7307699 A JP 7307699A JP 30769995 A JP30769995 A JP 30769995A JP H09142447 A JPH09142447 A JP H09142447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition plates
carton
substrate
partition plate
storage carton
Prior art date
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Pending
Application number
JP7307699A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Masubuchi
達也 増淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP7307699A priority Critical patent/JPH09142447A/ja
Publication of JPH09142447A publication Critical patent/JPH09142447A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種基板に共用できる部品収納カートンを提供
する。 【解決手段】 部品収納カートン11は、第1の仕切板
12と第2の仕切板13とが複数枚使用され、それぞれ
升目形状に組み合わせることにより構成されている。第
1の仕切板12の下端面側と第2の仕切板13の上端面
側には切り込みがほぼ等間隔に設けられている。第1の
仕切板12の上端面側には複数の押え片15がほぼ等間
隔に上端面側に突出するように設けられている。部品収
納カートン11を組み立てる場合、第1,2の仕切板1
2,13の切り込み14,17を互いに直交する向きで
係合させ、押え片15を収納空間8側に向け折り曲げ
る。厚さの薄い基板でも押え片15により、その側面を
押え付けることができるため収納空間8内でのがたつき
が防止され何れの基板でも共用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧箱に収納する基
板等の電気部品を等間隔に仕切って保護する部品収納カ
ートンに関する。詳しくは、仕切り板に収納空間側に突
出する押え片を設けて、この押え片により電気部品を押
え付けることにより、電気部品ががたつくことを防止す
る部品収納カートンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば基板などの電気部品は製造後に化
粧箱に収納された状態で、保管または搬送されるのが普
通である。図13はこのような目的のために使用される
化粧箱の従来例であって、電気部品としては部品が実装
された基板を示す。
【0003】同図に示すように化粧箱1は本体2と上蓋
3とで構成され、内部には複数の基板4を収納できるよ
うにするためその収納内部は部品収納カートン5によっ
て仕切られている。
【0004】部品収納カートン5は図14に示すように
各仕切り板6,6に対して直交する向きで配置し、互い
の切り欠き7を係合させて組立てられる。これによって
升目状の仕切りが出来上る。
【0005】部品収納カートン5の収納空間8には図1
3に示すように電気部品としての基板4が収納される。
【0006】この収納空間8の幅(升目幅)Pは基板4
の厚さaとほぼ同寸法に選定されている。基板4は緩衝
用のパッキングシート9に収納されているので、収納空
間8内で基板4が左右に動いても、この基板4が損傷し
たりすることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図13に示した従来の
部品収納カートン5の場合には、収納する基板4の厚さ
a(パッキングシート9を含んだ厚さ)に見合った大き
さの升目幅P(収納空間)になるように仕切り板7を作
成している。そのため収納空間8内で基板4ががたつく
ことはない。
【0008】ところが、同図13に示した基板(基板4
よりも薄い基板)10のようにその厚さbが部品収納カ
ートン5の升目幅Pよりも薄い場合には、図15に示す
ように基板10が収納空間8内で自由に動いてしまうた
め、搬送時等に衝撃が加わったときには基板10が損傷
してしまう可能性がある。
【0009】したがって、大きさの異なる基板を損傷し
ないように収納するには同一寸法の部品収納カートン5
を共用できない。そのため従来では収納する基板の厚さ
に応じて専用の部品収納カートンを製造する必要があ
り、基板の種類が多数あると製造コストが嵩むなどの問
題点を有している。
【0010】そこで本発明は、上述のような課題を解決
したものであって、各種基板に共用できる部品収納カー
トンを提案するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、化粧箱内に配置されて電気部品
などを収納する部品収納カートンであって、複数枚の仕
切り板から構成され、仕切り板には複数の切り込みが設
けられ、切り込みを互いに直交させて係合することによ
って電気部品を保護するための収納空間が複数形成され
ると共に、一方の仕切り板の一部には収納空間側に突出
する押え片が設けられ、この押え片により電気部品が収
納空間内でガタなく保持されることを特徴とするもので
ある。
【0012】押え片により収納電気部品が収納空間の一
方の壁側に押え付けられる。これによって大きさの異な
る基板でも同一の部品収納カートンにガタなく収納でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係る部品収納カ
ートンの実施の一形態について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】図1は、本発明による第1の実施の態様で
ある部品収納カートン11の構成を示している。化粧箱
1内に収納する部品収納カートン11は第1の仕切り板
12と第2の仕切り板13とが複数枚使用され、これら
第1,2の仕切り板12,13とをそれぞれ升目形状に
組み合せて部品収納カートン11が構成されている。
【0015】したがって、これら第1,2の仕切り板1
2,13は所定の幅をもった帯状体(長方形)を加工し
て形成されたものが使用される。これら第1,2の仕切
り板12,13は比較的厚手の段ボールなどを使用でき
る。
【0016】図2において、第1の仕切り板12の下端
面下側には複数の切り込み14がほぼ等間隔に設けられ
ている。これら切り込み14の深さは第1の仕切り板1
2の幅Wのほぼ中央まで到達するように切り込まれてい
る。
【0017】また、第1の仕切り板12の上端面側には
複数の押え片15がほぼ等間隔に上端面側に突出するよ
うに設けられている。これら押え片15の形成位置は切
り込み14と切り込み14のほぼ中央の位置である。こ
れは後述するように升目中央に押え片15を位置させる
ためである。本例ではこの押え片15をホームベース状
に形成すると共に、本体23との連結部(折り曲げ部1
6)側が幅狭となるように形成されている。これは折り
曲げ部16を中心に押え片15を折り曲げ易くするため
である。
【0018】実際にはプレス加工などによって図2の形
状をもつ第1の仕切り板12が一体加工される。
【0019】第2の仕切り板13は図3に示すようにそ
の上端面側に複数の切り込み17が等間隔に設けられて
いる。これら切り込み17の深さはその幅Wのほぼ中央
までである。
【0020】ここで、上述した第1,第2の仕切り板1
2,13の幅Wは同寸法であって、図1に示す化粧箱1
の高さに対応し、第1の仕切り板12の長さは化粧箱1
の横幅に対応し、そして第2の仕切り板13の長さは化
粧箱1のほぼ奥行きに対応するように夫々の寸法関係が
選定されている。また、切り込み14,17の切り込み
幅X(スリット幅)は第1,第2の仕切り板12,13
の厚みにほぼ等しい。切り込み14,17の夫々の間隔
は用途に応じて選定される。
【0021】さて、このように構成された第1の仕切り
板12と第2の仕切り板13により部品収納カートン1
1を組み立てる手順の一例を示すと、先ず図4に示すよ
うに第1の仕切り板12を一枚用意し、この第1の仕切
り板12に対して複数(図示で6枚)の第2の仕切り板
13をそれぞれ直交する向きで配置させる。そして、第
2の仕切り板13の一端側(図4の右側)の切り込み1
7を第1の仕切り板12の切り込み14にそれぞれ係合
させる。
【0022】このように、最初に第1の仕切り板12に
対して第2の仕切り板13の一端側を係合させて位置決
めすることにより以降の組み立て作業を容易にすること
ができる。
【0023】次いで、図5に示すように第2の仕切り板
13に対して、第1の仕切り板12を直交する位置で配
置し、切り込み14,17をそれぞれ係合させ、これを
複数の第2の仕切り板13に対して繰り返す。
【0024】以上の組立作業によって、図6に示すよう
に第1,第2の仕切り板12,13を升目状に組み合わ
せた部品収納カートン11が得られる。ここで、升目幅
の大きさは切り込み14同士の間隔及び切り込み17同
士の間隔によって決まるから、用途及び汎用性を考慮し
て夫々の寸法が定められることになる。このようにして
完成した部品収納カートン11は化粧箱1内に底板18
を介して収納される。
【0025】そして、最後に図7〜図8に示すように押
え片15が同一方向に向くように折り曲げ部16を内側
(図1に示す収納空間8側)に向けて折り曲げる。
【0026】この押え片15によって大きさの異なる基
板でもガタなく収納できる。
【0027】図9と図10を参照してその理由を説明す
る。これらの図は部品収納カートン11の升目幅Pより
も厚さbが薄い基板10が収納される状態を示してい
る。
【0028】図9のように基板10は押え片15の弾力
に抗して収納空間8に収納される。収納空間8に基板1
0を完全に収納した図10の状態では基板10の側面2
2を押え片15がその弾性力で押圧することになるの
で、基板10は収納空間8の一側壁側に押された状態で
安定する。そのため、多少の振動が加わっても基板10
がガタついたりすることはない。
【0029】基板10を取り出す場合には、押え片15
を手指により内側(図10の右側)に押えることにより
行う。
【0030】このように基板の厚さが升目幅よりも薄い
場合でも、収納時に基板10の側面22が押え片15の
弾性力(復帰力)により押え付けられるため収納空間8
内で、この基板10が動いてガタつくことはない。
【0031】この押え片15の存在で大きさの異なる基
板でも部品収納カートン11を共用できることになる。
【0032】升目幅とほぼ同寸法の基板を収納する場合
でも、押え片15は基板の側面により内側に折り込まれ
るため特に邪魔にはならない。
【0033】図11は本発明の部品収納カートンの第2
の形態を示している。本例においては第1の仕切り板1
9の本体23内に、この本体23から突出しないように
折り曲げ部16を有する押え片20が設けられている。
【0034】これによって押え片20は第1の仕切り板
19のほぼ中央部から折り曲げることになる。したがっ
て例えば図12に示すように厚さが小さく、高さが低い
基板21でも、基板21の側面22が押え付けられるの
で収納空間8内でのがたつきを防止できる。なお、部品
収納カートンの升目形状は本例のように長方形ではなく
正方形に構成することもできる。また、升目を全て同一
形状に統一する必要はなく例えば長方形と正方形の升目
を交互に配置するようにしても本発明を適用でき、多種
類の基板をガタつかせることなく自在に収納することが
できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、化粧箱
内に配置されて電気部品などを収納する部品収納カート
ンであって、複数枚の仕切り板から構成され、仕切り板
には複数の切り込みが設けられ、切り込みを互いに直交
させて係合することによって電気部品を保護するための
収納空間が複数形成されるようにしたものである。
【0036】仕切り板の一部には収納空間側に突出する
押え片が設けられ、この押え片により電気部品が収納空
間内でガタなく保持される。
【0037】したがって、本発明によれば、部品収納カ
ートンを収納する基板の大きさに合わせて造る必要がな
くなるため、一種類の部品収納カートンを各種基板に共
用できる。このため、部品収納カートンの製造コストの
低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品収納カートン11の第1の実
施の形態である。
【図2】第1の仕切り板12の平面展開図である。
【図3】第2の仕切り板13の平面展開図である。
【図4】部品収納カートン11の組立手順(1/3)を
示す図である。
【図5】部品収納カートン11の組立手順(2/3)を
示す図である。
【図6】部品収納カートン11の組立手順(3/3)を
示す図である。
【図7】折り曲げ前の押え片15を示す部分断面図であ
る。
【図8】折り曲げた後の押え片15を示す部分断面図で
ある。
【図9】基板10を収納する前の状態を示す側面図であ
る。
【図10】基板10が収納された状態を示す側面図であ
る。
【図11】本発明に係る部品収納カートン11の第2の
実施の形態である。
【図12】基板21が収納された後の側面図である。
【図13】従来の部品収納カートン5の構成図である。
【図14】従来の部品収納カートン5の組立手順を示す
図である。
【図15】基板10が収納された状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 化粧箱 4,10,21 基板 5,11 部品収納カートン 6 仕切り板 7,14,17 切り込み 12,19 第1の仕切り板 13 第2の仕切り板 15,20 押え片 16 折り曲げ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧箱内に配置されて電気部品などの部
    品を収納する部品収納カートンであって、 複数枚の仕切り板から構成され、 上記仕切り板には複数の切り込みが設けられ、 上記切り込みを互いに直交させて係合することによって
    上記電気部品を保護するための収納空間が複数形成され
    ると共に、上記一方の仕切り板の一部には上記収納空間
    側に突出する押え片が設けられ、この押え片により上記
    電気部品などの部品が収納空間内でガタなく保持されて
    いることを特徴とする部品収納カートン。
JP7307699A 1995-11-27 1995-11-27 部品収納カートン Pending JPH09142447A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7307699A JPH09142447A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 部品収納カートン

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JP7307699A JPH09142447A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 部品収納カートン

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JPH09142447A true JPH09142447A (ja) 1997-06-03

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ID=17972174

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JP7307699A Pending JPH09142447A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 部品収納カートン

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JP (1) JPH09142447A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100696A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Ifuko Japan Kk 包装トレー用ラック
US7658316B2 (en) 2008-06-27 2010-02-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Packing container and assembling method thereof
JP2015071480A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社椿本チエイン 断熱天板および低温保管システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008100696A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Ifuko Japan Kk 包装トレー用ラック
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