JP2995452B2 - 箱 体 - Google Patents

箱 体

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JP2995452B2
JP2995452B2 JP7051842A JP5184295A JP2995452B2 JP 2995452 B2 JP2995452 B2 JP 2995452B2 JP 7051842 A JP7051842 A JP 7051842A JP 5184295 A JP5184295 A JP 5184295A JP 2995452 B2 JP2995452 B2 JP 2995452B2
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JP
Japan
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plane
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planes
top surface
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JP7051842A
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JPH08222865A (ja
Inventor
勝行 近藤
Original Assignee
赤井電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は箱体、例えばVTR
(ビデオテープレコーダ)の機構部品やプリント基板を
取り付ける樹脂製の筐体(シャシ)を構成する箱体に
し、輸送のために梱包する等、この箱体をまとめて置く
際に箱体の占めるスペースを少なくすることができるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等の電子機器では、製造現
場で危険となる電源ブロック等に対する保護のために、
またはネジ止め用のボスやプリント基板を押さえるフッ
ク等を周囲に設ける必要性から、箱状の筐体を用いるこ
とがあった。そして、この筐体は樹脂製のことが多い。
このような筐体を構成する箱体は、図3に示すようにし
て梱包されていた。この図において、符号1は箱体を、
また2は輸送箱を示し、この輸送箱2の仕切られた室ご
とに1個の箱体1を挿入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のもので
は、仕切られた室ごとに1個の箱体しか収納できないの
で、箱体の占めるスペースが比較的大きくなり、このた
め梱包効率が低く、輸送コトスがアップするという課題
があった。この発明は、上記に鑑み、箱体の梱包状態で
は勿論のこと、箱体をまとめておくときの箱体が占める
スペースを比較的少なくすることができる箱体を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記目的を達成するためのこの発明の箱体は
【0005】天面が全面に亘り開放され、この天面相当
部の形状が正方形または長方形であって、この天面相当
部と同一形状の底面を有する箱体において
【0006】 底面とは鉛直な4平面のうち、第1の平面
には、前記4平面のうち、この第1の平面と隣接した第
2の平面に近い位置に前記鉛直の方向に沿って第1の切
込みを設け、前記第1の平面とは対向した第3の平面に
おける前記第2の平面の上縁部の中心を中心として前記
第1の切込みとは線対称の位置に前記鉛直の方向に沿っ
て第2の切込みを設け、これらの切込みの幅を前記第2
の平面及び、前記4平面のうち第4の平面を形成する壁
の厚みより広くしたことを特徴とするものである。
【0007】そして、この発明の箱体は、電子機器の筐
体を構成する樹脂製の箱体であって、天面が全面に亘り
開放され、この天面相当部の形状が正方形または長方形
であり、この天面相当部と同一形状の底面を有する箱体
において、底面とは鉛直な4平面のうち、第1の平面に
は、前記4平面のうち、この第1の平面と隣接した第2
の平面に近い位置に前記鉛直の方向に沿って第1の切込
みを設け、前記第1の平面とは対向した第3の平面にお
ける前記第2の平面の上縁部の中心を中心として前記第
1の切込みとは線対称の位置に前記鉛直の方向に沿って
第2の切込みを設け、これらの切込みは前記底面と略接
する位置まで至り、かつこれらの幅を前記第2の平面及
び、前記4平面のうち第4の平面を形成する壁の厚みよ
り広くしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこの発明の箱体では、
2個の箱体の天面に相当する部分が互いに向き合うよう
に、かつ前記切込みが互いに他の箱体の前記壁に嵌合さ
れるようにして、重ね合わせることにより、これら2個
の箱体の占めるスペースが、1個の箱体が占めるスペー
スの2倍よりも少なくなる。従って、箱体をまとめて置
いたり、輸送のために梱包したりするスペースが小さく
なる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。図1(a)は箱体の重ね合わせ前の分解状
態を示し、(b)は重ね合わせた状態を示す。図に示す
ように、電子機器の筐体を構成する樹脂製の箱体3であ
って、天面が全面に亘り開放され、この天面相当部の形
状が長方形であり、この天面相当部と同一形状の底面を
有する箱体3には、その底面と鉛直な4平面のうち、第
1の平面4に、前記4平面のうち、この第1の平面4と
隣接した第2の平面5に近い位置に前記鉛直の方向に沿
って第1の切込み6を設け、前記第1の平面4とは対向
した第3の平面7における前記第2の平面5の上縁部の
中心を中心として前記第1の切込み6とは線対称の位置
に前記鉛直の方向に沿って第2の切込み8を設け、これ
らの切込み6,8は前記底面と接する位置まで至り、か
つこれらの幅を前記第2の平面5及び、前記4平面のう
ち第4の平面9を形成する壁の厚みより広くする。
【0010】そして、このように構成された箱体3を2
個用意し、これらの箱体3,3,の前記天面に相当する
部分が互いに向き合うように、かつ図1において下側と
なった箱体3の切込み8は上側となった箱体3の第3の
平面7を構成する壁に、また上側となった箱体3の切込
み6は下側となった箱体3の第1の平面4を構成する壁
にそれぞれ嵌合されるようにして、これら2個の箱体
3,3を重ね合わせる。このようにして重ね合わせた状
態では、2個の箱体3,3の占めるスペースが、1個の
箱体が占めるスペースの2倍よりも少なくなる。従っ
て、箱体をまとめて置いたり、輸送のために梱包したり
するスペースが小さくなる。上記図1(b)のように重
ね合わされた2個の箱体3,3は図2に示すようにして
輸送箱10の仕切られた室ごとに挿入する。
【0011】上記実施例では箱体3を電子機器の筐体と
して説明したが、この発明の箱体は筐体に限られるもの
ではない。また、上記実施例では、箱体3として、天面
相当部が長方形のものについて説明したが、これに限ら
れるものではなく、正方形であっても実施できる。さら
に、上記実施例では、切込み6,8として底面に至るも
のを設けたが、底面の近傍まで至る切込み、またはもっ
と浅い切込みでも実施できる。
【0012】また、上記実施例では、前記した4平面の
うち、特定された第1の平面4には、前記4平面のう
ち、この第1の平面4と隣接した第2の平面5に近い位
置に前記鉛直の方向に沿って第1の切込み6を設け、前
記第1の平面4とは対向した第3の平面7における前記
第2の平面5の上縁部の中心を中心として前記第1の切
込み6とは線対称の位置に前記鉛直の方向に沿って第2
の切込み8を設けた。ここで、前記第2の切込みの位置
を、前記した第1の平面4の上縁部における前記第1の
切込み6の位置とは対称の位置に設けても、この発明
体を構成することができる。但し、このようにする
と、第1の平面に、第1と第2の切込み、即ち2箇所の
切込みを設けることになるので、第1の平面4と第3の
平面7とにそれぞれ切込み6,8を設けた場合に比較し
て、第1の平面を構成する壁の脆弱が問題となることも
ある。
【0013】また、上記のように、箱体3に切込み6,
8を設けることにより、箱体3が脆弱になることも考え
られるが、前記切込み6,8の深さを適宜選択すること
により、または箱体3の材料として強度の大きいものを
用いることにより、さらにはこの箱体3への部品等の組
み込みのときに前記切込み6,8を設けていない第2の
平面5と第4の平面9とを継手等で結合することにより
解決され得る。特に箱体としてVTR等の電子機器の筐
体を構成する場合であって、この筐体の前面部と底面部
がメカブロックを介して互いにネジ止めされて固定され
ている場合には、前記した脆弱の恐れはない。そして、
VTR等の筐体では、アッパーカバーによって前記筐体
が包まれるので、前記した脆弱の恐れはない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、箱体
の梱包状態では勿論のこと、箱体をまとめておくときの
箱体が占めるスペースを比較的少なくすることができ、
従ってこの箱体の輸送コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すものであり、(a)
は重ね合わせ前の分解斜視図、(b)は重ね合わせ後の
斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示すものであり、図1の
ようにして重ね合わされた箱体の輸送形態を説明する斜
視図である。
【図3】従来例を示す箱体の輸送形態を説明する斜視図
である。
【符号の説明】
3 箱体 4 第1の平面 5 第2の平面 6 第1の切込み 7 第3の平面 8 第2の切込み 9 第4の平面 10 輸送箱

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面が全面に亘り開放され、この天面相
    当部の形状が正方形または長方形であって、この天面相
    当部と同一形状の底面を有する箱体において、底面とは
    鉛直な4平面のうち、第1の平面には、前記4平面のう
    ち、この第1の平面と隣接した第2の平面に近い位置に
    前記鉛直の方向に沿って第1の切込みを設け、前記第1
    の平面とは対向した第3の平面における前記第2の平面
    の上縁部の中心を中心として前記第1の切込みとは線対
    称の位置に前記鉛直の方向に沿って第2の切込みを設
    け、これらの切込みの幅を前記第2の平面及び、前記4
    平面のうち第4の平面を形成する壁の厚みより広くした
    ことを特徴とする箱体。
  2. 【請求項2】 電子機器の筐体を構成する樹脂製の箱体
    であって、天面が全面に亘り開放され、この天面相当部
    の形状が正方形または長方形であり、この天面相当部と
    同一形状の底面を有する箱体において、底面とは鉛直な
    4平面のうち、第1の平面には、前記4平面のうち、こ
    の第1の平面と隣接した第2の平面に近い位置に前記鉛
    直の方向に沿って第1の切込みを設け、前記第1の平面
    とは対向した第3の平面における前記第2の平面の上縁
    部の中心を中心として前記第1の切込みとは線対称の位
    置に前記鉛直の方向に沿って第2の切込みを設け、これ
    らの切込みは前記底面と略接する位置まで至り、かつこ
    れらの幅を前記第2の平面及び、前記4平面のうち第4
    の平面を形成する壁の厚みより広くしたことを特徴とす
    る箱体。
JP7051842A 1995-02-16 1995-02-16 箱 体 Expired - Lifetime JP2995452B2 (ja)

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JPH08222865A JPH08222865A (ja) 1996-08-30
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