JP3276597B2 - 梱包用パッキンケース - Google Patents
梱包用パッキンケースInfo
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Description
用する家庭用品の梱包及び産業用梱包全般に使用可能な
梱包用パッキンケースに関する。
一例を説明するための図で、梱包用パッキンケースの展
開図を図4(A)に、図4(A)の梱包用パッキンケー
スを折り曲げて組みたてたときの正面図を図4(B)に
示すものである。図4において、30は梱包用パッキン
ケース、30aは挿入用凸型片、30bは凸形片切り込
み、30cはスリット、30dはスリット部凸型片、S
はスリット部切り込みである。図4に示すように、従来
の梱包用パッキンケースにおいては、スリット30cの
型状が長方形となっており、立体組立品を得ようとする
場合、まず、谷折り曲げをすることにより、スリット3
0cの部分を開口させ、スリット30cの両側に設けら
れたスリット部切り込みSに挿入用凸型片30aを挿入
する。そして挿入用凸型片30aのネック部に設けられ
ている凸型片切り込み30bをスリット部切り込みSに
一致させ、挿入用凸型片30aを矢印F方向に移動させ
ることにより、図4(B)に示すごとくの立体組立品が
得られる。
ケースの組立てにおいて、図4に示すスリット部切り込
みSに対する挿入用凸型片30aの先端の挿入が、斜め
方向からの挿入となり、作業性が悪く量産に際しコスト
高となる。さらに組立完了時における型状安定性に関し
て、例えば、矢印G方向の力が梱包用パッキンケースに
加わった場合、挿入用凸型片30aがずれて、凸型片切
り込み30bとスリット部切り込みSが一致してしまう
ことにより、挿入用凸型片30aが脱落(抜け落ちる)
する不都合が生じる。
れたもので、組立ての容易性及び立体組立品における形
状安定性を確保し、外部からの衝撃を吸収して被梱包物
に対する緩衝効果を付与する梱包用パッキンケースを提
供することをその解決すべき課題とする。
と切り込み部を有する板状部材を折り曲げて組立てた組
立品を使用形態とする梱包用パッキンケースであって、
折り曲げた状態で前記切り込み部の形状に応じ形成され
る開口部に、前記凸片部を挿入して互いに係止させ前記
組立品とする梱包用パッキンケースにおいて、前記開口
部の形状を台形とし、前記凸片部を前記開口部に挿入し
た状態で、前記凸片部が前記台形の高さ方向に不必要に
動かないように、該凸片部における係止部が前記台形に
おける長辺側の底辺部に適合するようにし、さらに前記
凸片部に切り起こし部を設け、前記凸片部を前記開口部
に挿入した状態で、前記凸片部が引き抜き方向に不必要
に動かないように、前記開口部の周囲の壁部に前記切り
起こし部を係合させるようにしたことを特徴としたもの
である。
おいて、前記凸片部を前記板状部材の外周部に4ヶ所設
けるとともに、各前記凸片部のそれぞれを係止する開口
部を形成するための前記切り込み部を4ヶ所に設け、被
梱包物を設置すべき凹部を形成するように前記板状部材
の形状と前記凸片部及び前記切り込み部との配設位置を
設定したことを特徴としたものである。
ケースの一実施例を説明するための図で、梱包用パッキ
ンケースの展開図を図1(A)に、図1(A)の梱包用
パッキンケースを折り曲げて組みたてた組立品の正面
図、及び側面図をそれぞれ図1(B),及び図1(C)
に示すものである。図1において、10は梱包用パッキ
ンケース、10aは挿入用凸型片、10bはストッパ部
(切り起こし部)、10cはスリット、10dはスリッ
ト部凸型片である。図1(A)に示す段ボール製等の紙
板を折り曲げることにより、図1(B),及び図1
(C)に示すような立体組立品が得られる。このとき、
スリット10cにより得られる開口部形状が台形となる
ように設定されており、台形の広幅側の底辺部に、該底
辺部とほぼ同じ寸法の幅をもつ挿入用凸型片10aが挿
入される。この台形の開口部は、矢印Dの方向に向かう
に従い、幅が狭くなるため、挿入用凸型片10aの矢印
E方向への動きが制限される。さらに、図1(C)示す
ごとくのストッパ部10bによる作用により、挿入用凸
型片10aの引抜方向の安定性が確保され、これらの構
成により、立体形状に組立てたときの高い形状安定性が
得られる。
他の実施例を説明するための図で、梱包用パッキンケー
スの展開図を示すものである。図2において、20は梱
包用パッキンケース、21a,22a,23a,24a
は挿入用凸型片、21b,22b,23b,24bはス
トッパ部(切り起こし部)、21c,22c,23c,
24cはスリット、21d,22d,23d,24dは
スリット部凸型片である。図3は、図2に示す梱包用パ
ッキンケースを折り曲げて組立てたときの形態を示す図
で、組立品の斜視図を図3(A)に、平面図を図3
(B)に示すものである。
スは、イ,ロ,ハ…ル,ヲ,の順に谷折し、それぞれの
挿入用突型片21a,22a,23a,24aをスリッ
ト21c,22c,23c,24cにより形成される台
形の開口部に挿入し、それぞれのストッパ部21b,2
2b,23b,24bをストッパとして機能させること
により、立体組立品として構成され、2重構造の紙箱が
得られる。この立体組立品の内側には、図3(B)に斜
線部Hとして示される直方体型空間が形成され、その空
間部分に精密機器等を収納して保管,保護を図る。ま
た、図3(A)示すように、外部壁W1と内部壁W2と
の間に空間が形成されることにより、外部より与えられ
る衝撃を吸収することができる。
の梱包用パッキンケースは、例えば、紙板のような1枚
の板状部材の単純な切抜き、及び、山及び谷の曲げプレ
スのみにより形成される構造物であり、生産性が高く、
かつ、効率的に材料を用いることができ、コストが削減
できる。また、立体組立構成後における外部よりの応力
に対して高い強度を持ち、信頼性の高い形状安定性と、
外部衝撃等に対する緩衝性能が得られる。
明するための図である。
説明するための図である。
組立てたときの形態を示す図である。
ための図である。
1a,22a,23a,24a,30a…挿入用凸型
片、10b,21b,22b,23b,24b…ストッ
パ部(切り起こし部),、10c,21c,22c,2
3c,24c,30c…スリット、10d,21d,2
2d,23d,24d,30d…スリット部凸型片、3
0b…凸形片切り込み、H…斜線部、S…スリット部切
り込み、W1…外部壁、W2…内部壁。
Claims (2)
- 【請求項1】 凸片部と切り込み部を有する板状部材を
折り曲げて組立てた組立品を使用形態とする梱包用パッ
キンケースであって、折り曲げた状態で前記切り込み部
の形状に応じ形成される開口部に、前記凸片部を挿入し
て互いに係止させ前記組立品とする梱包用パッキンケー
スにおいて、前記開口部の形状を台形とし、前記凸片部
を前記開口部に挿入した状態で、前記凸片部が前記台形
の高さ方向に不必要に動かないように、該凸片部におけ
る係止部が前記台形における長辺側の底辺部に適合する
ようにし、さらに前記凸片部に切り起こし部を設け、前
記凸片部を前記開口部に挿入した状態で、前記凸片部が
引き抜き方向に不必要に動かないように、前記開口部の
周囲の壁部に前記切り起こし部を係合させるようにした
ことを特徴とする梱包用パッキンケース。 - 【請求項2】 前記凸片部を前記板状部材の外周部に4
ヶ所設けるとともに、各前記凸片部のそれぞれを係止す
る開口部を形成するための前記切り込み部を4ヶ所に設
け、被梱包物を設置すべき凹部を形成するように前記板
状部材の形状と前記凸片部及び前記切り込み部との配設
位置を設定したことを特徴とする請求項1記載の梱包用
パッキンケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33847997A JP3276597B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 梱包用パッキンケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33847997A JP3276597B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 梱包用パッキンケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11171168A JPH11171168A (ja) | 1999-06-29 |
JP3276597B2 true JP3276597B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=18318550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33847997A Expired - Fee Related JP3276597B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 梱包用パッキンケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3276597B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024089727A1 (ja) * | 2022-10-24 | 2024-05-02 | 日本たばこ産業株式会社 | 非燃焼型香味吸引器用トレイ |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP33847997A patent/JP3276597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11171168A (ja) | 1999-06-29 |
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