JPH09131947A - 文字修正装置 - Google Patents

文字修正装置

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JPH09131947A
JPH09131947A JP7289447A JP28944795A JPH09131947A JP H09131947 A JPH09131947 A JP H09131947A JP 7289447 A JP7289447 A JP 7289447A JP 28944795 A JP28944795 A JP 28944795A JP H09131947 A JPH09131947 A JP H09131947A
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JP
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character
correction
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character string
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JP7289447A
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Yukio Nagaoka
幸夫 長岡
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の印字修正を、簡単かつ綺麗に行えるよ
うにする。 【解決手段】 印字部2は、通常の印字機能の他に、印
字文字を上から白塗りできる機能を有している。イメー
ジ読取り部3は、印字部2に固着され、印字部2と共に
移動して、用紙の印字部2の印字ライン上に印字されて
いる文字のイメージデータを読み取る。文字修正メモリ
7は、キーボード6の操作により入力される修正内容に
応じて、修正対象の文字列が印字されている行、該修正
前の文字列及び修正後の文字列の各データを記憶する。
文字認識部8は、イメージ読取り部3に読み取られた行
のイメージデータを、文字認識する。CPU1は、この
文字認識結果と修正前の文字列とを比較して、修正対象
の文字列の用紙上の位置を検出する。そして、その用紙
上の修正文字列を印字部2により白塗りした後、その白
塗り部分上に、修正後の文字列、すなわち、正しい文字
列を印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字装置によって
用紙上に印字された文字を修正する文字修正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワープロ等で作成した文書を用紙
上に印字した後で、その文書に誤記を発見した場合、ワ
ープロを起動して、画面上で修正を行い、再度、新しい
用紙に修正後の文書を印字する方法が、一般に行われて
いた。
【0003】しかしながら、近年のワープロ、パソコン
等の急速な普及に伴い、大勢の人間により大量の用紙が
使われるようになると、誤記を修正する毎に、新しい用
紙に文書を印字することは、紙資源の無駄使いとなる。
特に、最近は、省資源が重要な問題となっているので、
このような文書の誤記に伴う再印字を防止することは重
要な課題である。また、このような再印刷は、オフィス
から出される紙ゴミの量を増加させることになるため、
ゴミ処理問題の観点からも回避できることが望ましい。
【0004】このため、従来は、新しい用紙の印刷出力
を避けるために、以下に述べるような方法が取られてい
た。最も簡単な方法としては、人間の手作業により、修
正箇所に修正液を塗布し、その後で、手書きにより修正
する方法が行われている。また、上記のようにして、修
正液を塗布した後に、タイプライタ等で狙い打ちによ
り、正しい文字を印刷をする方法も行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法は、手書き
による修正であるために、印字文字と比較すると見劣り
し、また、修正した箇所が目立つために、公式の文書に
は使用できないという問題があった。また、手作業であ
るため、時間もかかり、非効率であった。
【0006】一方、後者の方法は,目測でタイプするた
め、印字する際、位置ズレが生じ易く周囲の文字と配置
上のアンバランスが生じがちであった。このように、従
来の印字文書の誤記の修正方法は、作業の効率性、修正
箇所の綺麗さなどの点で、到底、満足の得られるもので
はなかった。
【0007】本発明の課題は、印字文書の誤った文字の
修正を、簡単な操作により効率よく正確な位置に、かつ
綺麗に行うことができるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、以下の手
段を備える。イメージ読取り手段は、用紙上に印字され
た文字のイメージを読み取る。
【0009】文字認識手段は、該イメージ読取り手段に
よって用紙から読み取られたイメージを解析して、この
用紙上に印字されている文字を認識する。記憶手段は、
修正対象となる文字を記憶する。
【0010】検出手段は、前記文字認識手段の認識結果
を基に、前記イメージ読取り手段によってイメージが読
み取られた用紙上に印字されている文字の中から、前記
記憶手段に記憶されている文字と一致する文字の該用紙
上での位置を検出する。
【0011】修正手段は、該検出手段の検出結果を基
に、該検出手段により検出された位置に印字されている
前記用紙上の前記修正対象の文字を修正する。前記修正
手段は、例えば、前記修正対象文字を消去する消去手段
と、該消去手段により消去された位置に正しい文字を印
字する印字手段とを備える。
【0012】前記消去手段は、例えば、前記印字手段が
走査するとき、その印字手段と同一の走査ラインを移動
する。前記消去手段は、例えば、前記印字手段に固着さ
れている.また、前記記憶手段は、例えば、前記修正対
象となる文字に加え、その修正文字が印字されている行
位置も記憶するようにしてもよい。
【0013】また、前記記憶手段は、さらに、例えば、
前記修正対象文字に替えて新たに印字すべき文字も記憶
するようにしてもよい。また、第二の発明は、以下の手
段を備える。
【0014】イメージ読取り手段は、用紙上に印字され
た文字のイメージを読み取る。文字認識手段は、該イメ
ージ読取り手段によって用紙から読み取られたイメージ
を解析して、この用紙上に印字されている文字を認識す
る。
【0015】記憶手段は、修正対象となる文字を記憶す
る.入力手段は、該修正対象文字に替えて印字すべき文
字を入力する。書き込み手段は、該入力手段によって入
力された文字を、前記修正対象文字に替えて印字すべき
文字として、前記記憶手段に書き込む。
【0016】検出手段は、前記文字認識手段の認識結果
を基に、前記イメージ読取り手段によってイメージが読
み取られた用紙上に印字されている文字の中から、前記
記憶手段に記憶されている文字と一致する文字の該用紙
上での位置を検出する。
【0017】修正手段は、該検出手段の検出結果を基
に、該検出手段により検出された位置に印字されている
前記用紙上の前記修正対象の文字を、前記入力手段によ
り入力された文字に修正する。
【0018】上記第一の発明においては、イメージ読取
り手段により、用紙に印字されている文字のイメージデ
ータを読み取り、次に、文字認識手段がそのイメージデ
ータを解析して、用紙に印字されている個々の文字を認
識する。続いて、検出手段が、その文字認識結果を基
に、記憶手段に記憶されている修正対象となる文字の用
紙上における位置を検出する。そして、修正手段がその
用紙上の修正対象の文字を正しい文字に修正する。
【0019】したがって、既に印字出力された用紙にお
いて、その用紙に印字されている修正対象の文字の印字
位置を正確に検出して、該修正対象文字を、自動的かつ
正確に、正しい文字に修正することができる。
【0020】また、第二の発明においては、上記第一の
発明の作用・効果に加え、ユーザが用紙の文字修正作業
を行う際、入力手段を介して、直接、修正対象文字に置
き換えて印字されるべき文字を指定できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施例を詳細に説明する。尚、以後の文章におい
て、「文字」は、1文字以外に文字列も示すものとして
用いる。
【0022】図1は、本発明の一実施例である文書処理
装置のシステム構成を示すブロック図である。同図にお
いて、CPU1は、装置全体を制御する中央処理装置で
あり、内部のメモリに格納されているプログラムを実行
することにより、文書データの作成、更新等の処理の実
行、及びプリンタ10の制御等を行う。CPU1と、印
字部2、イメージ読取り部3、文書メモリ4、表示部
5、キーボード6、文字修正メモリ7、文字認識部8
は、バス9によって互いに接続されている。また、特に
図示しないが、プリンタ10の印字部2、イメージ読取
り部3以外の部分(紙送りローラ等)の動作も、CPU
1によりバス9を介して制御される。
【0023】プリンタ10は、印字部2とイメージ読取
り部3を備えている。印字部2は、用紙に文字を印字す
るユニットであり、印字ヘッド、印字リボン等から構成
され、CPU1の制御によって動作する。
【0024】イメージ読取り部3は、用紙上に印字され
た文字等を読み取るイメージセンサであり、イメージス
キャナ等から成る。このイメージ読取り部3は、例え
ば、印字部2の横に固設されており、印字部2と共に移
動するようになっている。
【0025】この印字部2、イメージ読取り部3を備え
たプリンタ10の構成例については、後述、詳述する。
文書メモリ4は、本装置によって作成される文書データ
を格納するメモリであり、この文書データはCPU1に
よって書き込まれる。
【0026】表示部5は,例えば、CRTディスプレイ
や液晶ディスプレイ等から成り、CPU1によって該文
書メモリ4から読み出された文書データを画面に表示す
る。キーボード6は、通常のキー入力により文書データ
を作成したり、印字の指示を行う他に、予め設定される
機能キーにより、修正すべき文字を用紙上で修正するた
めのモードに切り換えることを、CPU1に対し指示す
る入力装置である。
【0027】文字修正メモリ7は、修正すべき文字(修
正文字)を記憶するメモリであり、この他に、修正文字
が印字されている位置の用紙上での行位置と、この修正
文字の正しい文字(修正後の文字)等を格納する。
【0028】文字認識部8は、用紙上に印字された文字
を認識する装置であり、上記イメージ読取り部3によ
り、用紙から読み取られたイメージデータを、文字認識
手法により解析して、該イメージデータが表す文字を認
識する。
【0029】次に、上記構成の文字処理装置の概略動作
を、以下に説明する。まず、CPU1、印字部2、文書
メモリ4、表示部5、キーボード6等により、通常の文
書作成、文書の印字作業が行われる。
【0030】印字後に、印字済の用紙(印字用紙)をチ
ェックし、その印字用紙に誤記等の修正すべき文字が発
見された場合、以下のようにして、その印字用紙上で修
正すべき文字を修正する。
【0031】まず、上記キーボード6に設けられた文字
修正キーを押下すると、文書メモリ4上の文字データを
修正するモード(文字修正モード)に入る。この文字修
正モードにおいて、表示部5の画面上で、該当する文字
データを修正すると、その修正した文字が位置する用紙
上の行位置、修正前、修正後の文字の各データが、CP
U1により、文字修正メモリ7に格納される。
【0032】上記のようにして、表示部5の画面上で、
該当する全ての文字の修正を行った後、次にキーボード
6に設けられた修正印字キーを押下すると、用紙上に印
字された文字を修正するモード(印字修正モード)に入
る。
【0033】ここで、印字部2においては、印字用の黒
色リボンではなく、印字文字を白く塗り潰すための白塗
りリボンを用いるようにする。修正すべき用紙がセット
されると、CPU1は、文字修正メモリ7の内容を読み
出し、その文字修正メモリ7に格納された修正すべき各
文字について、その用紙上での行位置を見つけ、用紙上
の修正すべき文字が印字されている行が、印字部2の印
字位置となるように用紙をフィードさせる。
【0034】イメージ読取り部3は、この行の全イメー
ジデータを読み取り、これを文字認識部8に送信する。
文字認識部8は、受信するイメージデータを解析して、
そのイメージデータについて文字認識を行う。そして、
その文字認識結果をCPU1に送信する。CPU1は、
この文字認識結果と文字修正メモリ7に記憶されている
該当修正文字とを比較して、用紙上での該修正文字の列
位置を検出する。そして、印字部2を制御して、プリン
タ10にセットされている用紙の上記修正文字を、白塗
りリボンにより、白く塗り潰す。続いて、CPU1は、
再び、印字部2を制御して、上記白塗りされた部分に、
上記文字修正メモリ7に格納されている修正後の文字を
印字する。この印字の際、印字部2は、白塗りリボンで
はなく、印字リボンを使用する。
【0035】CPU1は、上記動作を、文字修正メモリ
7に記憶されている全ての修正文字の対して行うと、文
字修正処理を終了する。図2は、前記プリンタ10の一
構成例の主要部の概略図である。
【0036】同図において、印字ヘッド20、印字リボ
ン21は図1の印字部2に相当する。印字リボン21
は、白塗り用のリボンと交換可能になっている。また
は、印字用黒色リボン、白塗り用リボン兼用のものであ
る。これは、リボンの上半分が印字リボン、下半分が白
塗り用リボンになっており、CPU1の制御により、印
字ヘッド20に対するリボンの位置を上下に移動させる
ことにより、使用するリボンを自動的に切り換え可能な
ものである。また、イメージ読取り装置22は、図1の
イメージ読取り部3に相当する。
【0037】紙送りローラ23は、用紙を主走査方向に
移動させるためのローラであり、ベルト24は、印字ヘ
ッドを副走査方向に移動させて、用紙の一行分を印字さ
せるためのものである。
【0038】同図に示すように、印字ヘッド20、印字
リボン21等から成る印字用のユニットの左側面に、イ
メージ読み取り装置22が固着されており、印字ヘッド
20の移動に伴ってイメージ読み取り装置22も同時
に、左右方向に移動するようになっている。このような
構成となっているため、イメージ読み取り装置22は、
印字ヘッド20の移動に伴って、その印字ライン上にあ
る用紙の印字文字のイメージデータを読み取り可能であ
る。
【0039】上記印字ヘッド20、イメージ読み取り装
置22、紙送りローラ23、ベルト24は、図1のCP
U1により制御されて動作する。図3は、図1の文字修
正メモリ7に格納される文字修正用データの一例を示す
図である。文字修正メモリ7には、修正すべき文字(修
正前の文字列)が印字されている「行の番号」(行番
号)、該「修正前の文字列」及び「その修正後の文字
列」の各データから成る文字修正用データが格納され、
更に当該修正文字の修正作業が終了したか否かを示す
「修正フラグ」が設けられている。この修正フラグは、
当該修正文字が修正前であるときは”1”にセットさ
れ、修正作業終了後には”0”にリセットされる。尚、
データ入力される前の文字修正メモリ7の初期値はすべ
て”0”(リセット)である。
【0040】同図に示す例では、アドレス「1」には、
行番号「2」、修正前の文字列「ミカン」、修正後の文
字列「ブドウ」が格納されており、修正フラグは”1”
にセットされている。またアドレス2には、行番号
「4」、修正前の文字列「ビール」、修正後の文字列
「ワイン」が格納されており、修正フラグは”1”にセ
ットされている。
【0041】続いて、同図に示す文字修正メモリ7の内
容に従って、用紙に印字された文字を修正する修正手順
を、図4を参照しながら説明する。図4は、図3の文字
修正メモリ7に登録されている用紙に印字済の文字を修
正する手順を説明する図である。
【0042】同図(a)は、修正前の用紙31の内容を
示す図である。この用紙31の2行目には、「・・・ミ
カン狩り・・・」という文が印字されており、また、4
行目には「・・・ビール工場を見学した。」という文が
印字されている。
【0043】この用紙31を、図3の文字修正メモリ7
の内容にしたがって修正する場合、まず、文字修正メモ
リ7のアドレス「1」の修正フラグが”1”にセットさ
れているか否かを検出し、セットされている場合は、次
に行番号を参照する。この場合、”1”がセットされて
いるので、行番号を参照し、その行番号「2」を読み出
す。続いて、用紙31の2行目に印字されている全ての
文字のイメージデータをイメージ読み取り装置22によ
って読み取る。そして、イメージ読取り装置22は、そ
のイメージデータを文字認識部7に送信する。文字認識
部7は、受信するイメージデータを解析して、該イメー
ジデータを文字認識する。そして、その文字認識結果を
CPU1に送信する。CPU1は、該文字認識結果を受
信すると、その文字認識結果から得られる文字列を、文
字修正メモリ7内の修正前の文字列「ミカン」とを比較
し、用紙31の2行目で「ミカン」の文字列が印字され
ている先頭の列位置を検出する。
【0044】次に、CPU1は、紙送りローラ23及び
印字ヘッド20を制御し、同図(b)に示すように、印
字ヘッド20を「ミカン」の文字列の先頭位置まで移動
させた後、白塗り用のリボンを用いて、「ミカン」の文
字列を白塗りリボンにより白塗りする。
【0045】続いて、CPU1は、文字修正メモリ7の
内容を参照し、「ミカン」の文字列の修正後の文字列が
「ブドウ」であることを認識する。そして、同図(c)
に示すように、同図(b)に示す用紙32の白塗りがな
された部分上に、上記文字列「ブドウ」を印字する。そ
して、この後、文字修正メモリ7内の該当する修正フラ
グを”0”にリセットする。
【0046】図4(a)の4行目の文字列「ビール」の
修正も、同様にして行われる。次に、図5と図6のフロ
ーチャートを参照しながら、以上述べた、本実施例によ
る印刷(印字)済用紙の文字の修正処理を、より詳細に
説明する。
【0047】図5は、ユーザによりキーボード6の文字
修正キーが押されたときの処理を説明するフローチャー
トである。文字修正キーが操作されると、文字修正モー
ドと成る。
【0048】この文字修正モードにおいて、ユーザは、
表示部5の画面上で、文書の修正作業を行う。すなわ
ち、まず、修正すべき文字列までカーソルを移動して
(ステップS1)、修正すべき文字列を指定する。例え
ば、修正すべき文字列に対してスペースキー入力する。
これによって、修正すべき文字列が空白で表示される
(ステップS2)。
【0049】続いて、この空白に置き換えられた文字列
を、修正前の文字列として文字修正メモリ7に記憶す
る。また、この文字列の存在する行の行番号も文字修正
メモリ7に記憶する(ステップS3)。
【0050】続いて、上記空白部分に、ユーザがキーボ
ード6を操作して、正しい文字列を入力すると(ステッ
プS4)、この入力された文字列を修正後の文字列とし
て文字修正メモリ7に書き込み、さらに、該当する修正
フラグを1にセットする(ステップS5)。
【0051】上記ステップS1〜S5の処理は、全ての
修正対象の文字列に対して実行される。すなわち、上記
ステップS5の処理の後に、「文字修正モードを継続す
るか終了するか」の質問を、表示部5の画面上に表示す
る。ユーザは、まだ、修正文字列がある場合には、文字
修正キーを押す。
【0052】CPU1は、文字修正キーが押されたこと
を、キーボード6から受信するキー入力データによって
検出すると(ステップS7,YES)、再び、ステップ
S1に戻る。そして、上記ステップS1〜S5の処理を
行う。
【0053】ユーザは、全ての文字修正作業が終了する
と、キーボード6の文字修正キー以外の任意のキーを押
す。これにより、CPU1は、ステップS7で文字修正
キー以外のキーが押されたこと検出し(ステップS7,
NO)、「続けて、印字修正を行うか否か」の質問を表
示部5の画面上に表示する(S8)。
【0054】この質問に対し、ユーザは、自分が修正し
た文書を印字出力したい場合には、修正印字キーを押
す。CPU1は、文字修正キーが押されたことを、キー
ボード6から受信するキー入力データによって検出する
と(ステップS9,YES)、図6のフローチャートの
処理を実行する。一方、CPU1は、修正印字キー以外
のキーが押されたこと検出すると(ステップS9,N
O)、文字修正モードの処理を終了する。
【0055】図6は、上記修正印字キーの操作によって
修正印字モードに入った後の処理を説明するフローチャ
ートである。同図において、修正対象となる印字済の用
紙がプリンタ10にセットされていない場合は、セット
して用紙の取り込みを行う(ステップS10)。
【0056】初回は、文字修正メモリ7の先頭アドレス
の修正フラグ”1”にセットされているか否を判別し、
それ以降は、その次のアドレスの修正フラグが”1”に
セットされているか否かを判別する(ステップS1
1)。そして、セットされている場合には、印字部2の
リボンを白塗りリボンに交換する(ステップS12)。
このリボンの交換は、自動または人手により行う。人手
による交換の場合、例えば、表示部5の画面に「印字リ
ボンを白塗りリボンに交換して下さい」等のメッセージ
を表示するなどして、白塗りリボンに交換させる。
【0057】続いて、文字修正メモリ7から、上記修正
フラグが1にセットされている文字修正用データの行番
号を読み出し、紙送りローラ23を制御して、プリンタ
10にセットされた用紙の印字ヘッド20に対応する位
置を、その行番号に対応する位置までフィードさせる
(ステップS13)。
【0058】これにより、上記用紙の上記行番号の行に
印字ヘッド20により白塗り印字が可能になると共に、
イメージ読み取り装置22により、上記行に印字されて
いる文字のイメージデータを読み取り可能になる。
【0059】次に、イメージ読み取り装置22により、
上記用紙の上記行番号の行に印字されている全ての文字
について、そのイメージデータを読み取る(ステップS
14)。イメージ読取り装置22は、読み取ったイメー
ジデータをデータバス9を介して文字認識部8に送信す
る。文字認識部8は受信するイメージデータを解析し、
そのイメージデータについて文字認識を行う。そして、
その文字認識結果をCPU1にデータバス9を介して送
信する(ステップS15)。
【0060】CPU1は、その文字認識結果と文字修正
メモリ7内の修正前の文字列とを比較し、上記イメージ
データが読み取られた行における該修正前の文字列の先
頭位置を検出する(ステップS16)。次に、CPU1
は、印字ヘッド20をその検出位置に対向する位置まで
移動させる(ステップS17)。
【0061】続いて、CPU1は、印字ヘッド20を制
御して、上記白塗りリボンを用いて上記修正前の文字列
を白で塗り潰す(ステップS18)。次に、リボンを、
白塗りリボンから印字リボンに交換する(ステップS1
9)。このリボン交換は、上記ステップS12のときと
同様にして、自動または手動により行う。そして、続い
て、上記白塗りリボンを用いて印字ヘッド20により白
く塗り潰した部分の上に、正しい文字列を印字する(ス
テップS20)。この正しい文字列は、文字修正メモリ
7内に修正後の文字列として記憶されているものであ
り、CPU1は、データバス9を介して文字修正メモリ
7からその修正後の文字列を読みだす。
【0062】続いて、CPU1は、文字修正メモリ7内
の上記文字修正用データの修正フラグを”0”にリセッ
トして、ステップS11の処理に戻る。以上述べたステ
ップS12〜S21の処理は、CPU1が、ステップS
11で文字修正メモリ7内に修正フラグが”1”にセッ
トされている文字修正用データが無いと判別するまで繰
り返される。
【0063】尚、上記実施例では、文字を修正する際、
白塗りリボンと印字リボンを交換するようにしている
が、上半分が印字リボン、下半分が白塗りリボンである
印字・白塗り兼用の一本のリボンを用いて、このリボン
の位置を、上下に切り換えることにより、白塗り印字と
通常の文字印字とを切り換えるような構成にしてもよ
い。この切り換えは、例えば,切り換えレバーにより手
動で行ってもよいし、CPU等の制御によって自動的に
切り換えるような構成により行っても良い。上記実施例
では、白塗りリボンへの交換、修正前文字列の白塗り、
印字リボンへの交換、白塗りした部分の上に修正印字、
という修正手順を、各修正文字列ごとに行っているが、
始めに、白塗りリボンに交換した後、その用紙のすべて
の修正前文字列の白塗りを行ってしまい、次に印字リボ
ンに交換してからその用紙のすべての修正印字を行うよ
うにしても良い。
【0064】また、上記実施例では、スペースキーの操
作により空白データに置き換えることにより、修正文字
列を指定するようにしているが、修正文字列の指定は、
この方法に限定されるものではない。すなわち、例え
ば、カーソルで修正文字列の始点と終点を指定するよう
にしても良い。
【0065】更に、上記実施例では、白塗りリボンを用
いて修正する文字列を白塗りして、その上から印字する
ようにしているが、文字の修正方法は、これに限定され
るものではない。すなわち、例えば、修正する文字列の
上に二重線などのような修正マークを印字し、その修正
文字列の上部の行間に、修正後の文字列を印字するよう
にしても良い。
【0066】また、上記実施例では、ユーザが正しい文
字列を入力した際、この文字列を文字修正メモリ7にの
み記憶させるようにしているが、修正対象の文字を含む
文書のファイルに、この修正を反映させるようにしても
よい。このようにすれば、用紙の印字修正のみならず、
文書ファイルの修正も1回の入力操作で行うことができ
る。
【0067】更に、イメージ読み取り装置で最初の修正
前文字列のある行を読み取った時に、そのイメージデー
タより、文字認識とともに、修正すべき用紙を再セット
した時の用紙のずれを検出して、それ以降の読み取り位
置及び印字位置の補正を行うようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、用紙上の修正文字の位置を自動的に認識し、か
つ、その修正文字の修正を自動的に行うので、誤記等の
ある印刷済文書の修正を、簡単な操作により、綺麗にか
つ迅速に行うことができる。
【0069】また、印刷済用紙を再利用できるため、用
紙資源の節約にも貢献することが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記実施例のプリンタの概略構成図である。
【図3】文字修正メモリの内容を説明する図である。
【図4】本実施例における用紙に印字された文字の修正
手順を説明する図である。
【図5】文字修正モードの動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】修正印字モードの動作を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 CPU 2 印字部 3 イメージ読取り部 4 文書メモリ 5 表示部 6 キーボード 7 文字修正メモリ 8 文字認識部 9 バス 10 プリンタ 20 印字ヘッド 21 印字リボン 22 イメージ読み取り装置 23 紙送りローラ 24 ベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に印字された文字のイメージを読
    み取るイメージ読取り手段と、 該イメージ読取り手段によって用紙から読み取られたイ
    メージを解析して、この用紙上に印字されている文字を
    認識する文字認識手段と、 修正対象となる文字を記憶する記憶手段と、 前記文字認識手段の認識結果を基に、前記イメージ読取
    り手段によってイメージが読み取られた用紙上に印字さ
    れている文字の中から、前記記憶手段に記憶されている
    文字と一致する文字の該用紙上での位置を検出する検出
    手段と、 該検出手段の検出結果を基に、該検出手段により検出さ
    れた位置に印字されている前記用紙上の前記修正対象の
    文字を修正する修正手段と、 を備えることを特徴とする文字修正装置。
  2. 【請求項2】 前記修正手段は、 前記修正対象文字を消去する消去手段と、 該消去手段により消去された位置に正しい文字を印字す
    る印字手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の文字修正装
    置。
  3. 【請求項3】 用紙上に印字された文字のイメージを読
    み取るイメージ読取り手段と、 該イメージ読取り手段によって用紙から読み取られたイ
    メージを解析して、この用紙上に印字されている文字を
    認識する文字認識手段と、 修正対象となる文字を記憶する記憶手段と、 該修正対象文字に替えて印字すべき文字を入力する入力
    手段と、 該入力手段によって入力された文字を、前記修正対象文
    字に替えて印字すべき文字として、前記記憶手段に書き
    込む書き込み手段と、 前記文字認識手段の認識結果を基に、前記イメージ読取
    り手段によってイメージが読み取られた用紙上に印字さ
    れている文字の中から、前記記憶手段に記憶されている
    文字と一致する文字の該用紙上での位置を検出する検出
    手段と、 該検出手段の検出結果を基に、該検出手段により検出さ
    れた位置に印字されている前記用紙上の前記修正対象の
    文字を、前記記憶手段に記憶されている前記入力手段に
    より入力された文字に修正する修正手段と、 を備えることを特徴とする文字修正装置。
JP7289447A 1995-11-08 1995-11-08 文字修正装置 Pending JPH09131947A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7843478B2 (en) 2007-01-19 2010-11-30 Sony Corporation Recording medium drive apparatus, recording medium, and driving method for recording medium drive apparatus
JP2014008686A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Nec Access Technica Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2017159461A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム

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