JPH0912739A - ヒートシール特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム - Google Patents
ヒートシール特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムInfo
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- JPH0912739A JPH0912739A JP7189825A JP18982595A JPH0912739A JP H0912739 A JPH0912739 A JP H0912739A JP 7189825 A JP7189825 A JP 7189825A JP 18982595 A JP18982595 A JP 18982595A JP H0912739 A JPH0912739 A JP H0912739A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透明性及び機械的強度に優れた性質を有して
おり、高速生産することができ、しかも、溶断シール強
度が高く、溶断シール温度幅が広く、したがって高速包
装に適用することのできるヒートシール特性を有する熱
収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムを提供することに
ある。 【構成】 結晶性ポリプロピレン系樹脂を成膜してなる
熱収縮性フィルムであって、DSCによる融解ピーク温
度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差(Tm−
Tc)が30〜40℃の範囲内にあるヒートシール特性
を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム。
おり、高速生産することができ、しかも、溶断シール強
度が高く、溶断シール温度幅が広く、したがって高速包
装に適用することのできるヒートシール特性を有する熱
収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムを提供することに
ある。 【構成】 結晶性ポリプロピレン系樹脂を成膜してなる
熱収縮性フィルムであって、DSCによる融解ピーク温
度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差(Tm−
Tc)が30〜40℃の範囲内にあるヒートシール特性
を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱収縮包装用に使用す
るポリプロピレン系樹脂フィルムに関するものであり、
溶断シール強度が高く、かつ溶断シール温度幅が広く、
しかも優れた機械的強度を有する熱収縮性ポリプロピレ
ン系樹脂フィルムを提供する。
るポリプロピレン系樹脂フィルムに関するものであり、
溶断シール強度が高く、かつ溶断シール温度幅が広く、
しかも優れた機械的強度を有する熱収縮性ポリプロピレ
ン系樹脂フィルムを提供する。
【0002】
【従来の技術】被包装物を包装用フィルムによってラフ
に包被し、これを加熱トンネルに通してフイルムを収縮
させ、被包装物を前記フィルムによってタイトに包装す
る熱収縮包装は、例えばカップ麺や乳酸菌飲料等の軽量
物に対する包装に主として使用されている。
に包被し、これを加熱トンネルに通してフイルムを収縮
させ、被包装物を前記フィルムによってタイトに包装す
る熱収縮包装は、例えばカップ麺や乳酸菌飲料等の軽量
物に対する包装に主として使用されている。
【0003】この種の熱収縮包装における包装用フィル
ムには、透明性、光沢、防湿等に優れた作用を奏するポ
リプロピレン系樹脂フィルムが利用されている。
ムには、透明性、光沢、防湿等に優れた作用を奏するポ
リプロピレン系樹脂フィルムが利用されている。
【0004】熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムを
使用する熱収縮包装の際の縦方向のシールは、バーシー
ル又はカットシールによって行なわれており、又横方向
のシールは、溶断シールによって行なわれている。
使用する熱収縮包装の際の縦方向のシールは、バーシー
ル又はカットシールによって行なわれており、又横方向
のシールは、溶断シールによって行なわれている。
【0005】ところで、上記の熱収縮包装用フィルムと
して使用するポリプロピレン系樹脂フィルムの肉厚が小
さくなるに従って、あるいは熱収縮包装の際の包装速度
が上がるに従って、横方向のシール部の強度不良が発生
するようになった。すなわち、熱収縮包装の際の溶断シ
ール時に横シール部に穴が発生したり、あるいは溶断シ
ール時には的確にシールされていても、加熱トンネルの
通過時に横シール部に穴が発生する等のシール不良が生
ずるようになった。この溶断シール部のシール不良は、
包装用フィルムとして使用する熱収縮性ポリプロピレン
系樹脂フィルムの溶断シール強度が低く、しかも溶断シ
ール温度幅が狭いことに起因している。
して使用するポリプロピレン系樹脂フィルムの肉厚が小
さくなるに従って、あるいは熱収縮包装の際の包装速度
が上がるに従って、横方向のシール部の強度不良が発生
するようになった。すなわち、熱収縮包装の際の溶断シ
ール時に横シール部に穴が発生したり、あるいは溶断シ
ール時には的確にシールされていても、加熱トンネルの
通過時に横シール部に穴が発生する等のシール不良が生
ずるようになった。この溶断シール部のシール不良は、
包装用フィルムとして使用する熱収縮性ポリプロピレン
系樹脂フィルムの溶断シール強度が低く、しかも溶断シ
ール温度幅が狭いことに起因している。
【0006】なお、溶断シール強度の高い熱収縮性ポリ
プロピレン系樹脂フィルムを得る手段として、メルトイ
ンデックスの小さいポリプロピレン系樹脂を成膜原料に
することが知られているが、メルトインデックスの小さ
いポリプロピレン系樹脂による熱収縮性フィルムは、成
膜原料であるポリプロピレン系樹脂の溶融粘度が高いた
めに、原反フィルムの成形の際の成膜原料の吐出量が小
さく、高速生産することができない、又、成形フィルム
の表面が荒れるめに、透明性の高いフィルムが得られな
い等の欠点を有する。
プロピレン系樹脂フィルムを得る手段として、メルトイ
ンデックスの小さいポリプロピレン系樹脂を成膜原料に
することが知られているが、メルトインデックスの小さ
いポリプロピレン系樹脂による熱収縮性フィルムは、成
膜原料であるポリプロピレン系樹脂の溶融粘度が高いた
めに、原反フィルムの成形の際の成膜原料の吐出量が小
さく、高速生産することができない、又、成形フィルム
の表面が荒れるめに、透明性の高いフィルムが得られな
い等の欠点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、従来の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムと
同様に透明性及び機械的強度に優れた性質を有してお
り、高速生産することができ、しかも、溶断シール強度
が高く、又溶断シール温度幅が5〜10℃程度に広く、
したがって高速包装に適用することのできるヒートシー
ル特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム
を提供することにある。
的は、従来の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムと
同様に透明性及び機械的強度に優れた性質を有してお
り、高速生産することができ、しかも、溶断シール強度
が高く、又溶断シール温度幅が5〜10℃程度に広く、
したがって高速包装に適用することのできるヒートシー
ル特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の構成
による本発明のヒートシール特性を有する熱収縮性ポリ
プロピレン系樹脂フィルムによって達成される。すなわ
ち本発明は、結晶性ポリプロピレン系樹脂を成膜してな
る熱収縮性フィルムであって、DSCによる融解ピーク
温度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差(Tm
−Tc)が30〜40℃の範囲内にあるヒートシール特
性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムから
なる。
による本発明のヒートシール特性を有する熱収縮性ポリ
プロピレン系樹脂フィルムによって達成される。すなわ
ち本発明は、結晶性ポリプロピレン系樹脂を成膜してな
る熱収縮性フィルムであって、DSCによる融解ピーク
温度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差(Tm
−Tc)が30〜40℃の範囲内にあるヒートシール特
性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムから
なる。
【0009】上記の構成による本発明のヒートシール特
性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムは、
98.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜1
0.0重量%のエチレン及び/又はブテンとによるラン
ダムプロピレン系共重合体樹脂を成膜してなる熱収縮性
フィルムであることが好ましい。
性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムは、
98.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜1
0.0重量%のエチレン及び/又はブテンとによるラン
ダムプロピレン系共重合体樹脂を成膜してなる熱収縮性
フィルムであることが好ましい。
【0010】又、上記の構成による本発明のヒートシー
ル特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム
は、98.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜
10.0重量%のエチレンとによるランダムプロピレン
系共重合体樹脂を成膜してなる熱収縮性フィルムである
ことが好ましい。
ル特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム
は、98.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜
10.0重量%のエチレンとによるランダムプロピレン
系共重合体樹脂を成膜してなる熱収縮性フィルムである
ことが好ましい。
【0011】更に又、上記の構成による本発明のヒート
シール特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィ
ルムは、98.5〜90.0重量%のプロピレンと1.
5〜10.0重量%のブテンとによるランダムプロピレ
ン系共重合体樹脂を成膜してなる熱収縮性フィルムであ
ることが好ましい。
シール特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィ
ルムは、98.5〜90.0重量%のプロピレンと1.
5〜10.0重量%のブテンとによるランダムプロピレ
ン系共重合体樹脂を成膜してなる熱収縮性フィルムであ
ることが好ましい。
【0012】プロピレンとエチレン及び/又はブテンと
によるランダムプロピレン系共重合体樹脂において、エ
チレンとブテンとの合計量が1.5重量%未満のもの
は、熱収縮フィルムを得る際の原反フィルムの成膜が容
易でなく、しかも得られるフィルムの熱収縮率が低くな
る。
によるランダムプロピレン系共重合体樹脂において、エ
チレンとブテンとの合計量が1.5重量%未満のもの
は、熱収縮フィルムを得る際の原反フィルムの成膜が容
易でなく、しかも得られるフィルムの熱収縮率が低くな
る。
【0013】又、このプロピレンとエチレン及び/又は
ブテンとによるランダムプロピレン系共重合体樹脂にお
いて、エチレンとブテンとの合計量が10.0重量%を
超えるものは、十分な熱収縮率を有するフィルムになる
ものの、ベト付きが発生し易く、ブロッキングを生じ易
い。
ブテンとによるランダムプロピレン系共重合体樹脂にお
いて、エチレンとブテンとの合計量が10.0重量%を
超えるものは、十分な熱収縮率を有するフィルムになる
ものの、ベト付きが発生し易く、ブロッキングを生じ易
い。
【0014】本発明のヒートシール特性を有する熱収縮
性ポリプロピレン系樹脂フィルムにおけるDSCによる
融解ピーク温度(Tm)及び結晶化ピーク温度(Tc)
は、JIS K7121に準拠して測定した温度であ
り、以下の方法によって得られる数値である。
性ポリプロピレン系樹脂フィルムにおけるDSCによる
融解ピーク温度(Tm)及び結晶化ピーク温度(Tc)
は、JIS K7121に準拠して測定した温度であ
り、以下の方法によって得られる数値である。
【0015】すなわち、採取した5mgのサンプルを昇
温速度10℃/分にて180℃まで昇温して180℃に
10分間保持し、次いで冷却速度10℃/分にて40℃
まで冷却して結晶化ピーク温度(Tc)を求める。そし
て、これに続いて40℃に10分間保持した後、10℃
/分の昇温速度で180℃まで昇温することにより、融
解ピーク温度(Tm)を求めることによって得られる。
温速度10℃/分にて180℃まで昇温して180℃に
10分間保持し、次いで冷却速度10℃/分にて40℃
まで冷却して結晶化ピーク温度(Tc)を求める。そし
て、これに続いて40℃に10分間保持した後、10℃
/分の昇温速度で180℃まで昇温することにより、融
解ピーク温度(Tm)を求めることによって得られる。
【0016】熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムの
DSCによる融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピーク温
度(Tc)との差(Tm−Tc)が30℃よりも小さく
なると、溶断シール温度幅は広くなるものの、原反フィ
ルムを得る際のポリプロピレン系樹脂の結晶化が速過ぎ
るために成膜が不安定になり、厚さ斑が大きくなる等に
よって安定した原反フィルムが得られなくなる。
DSCによる融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピーク温
度(Tc)との差(Tm−Tc)が30℃よりも小さく
なると、溶断シール温度幅は広くなるものの、原反フィ
ルムを得る際のポリプロピレン系樹脂の結晶化が速過ぎ
るために成膜が不安定になり、厚さ斑が大きくなる等に
よって安定した原反フィルムが得られなくなる。
【0017】又、熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィル
ムのDSCによる融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピー
ク温度(Tc)との差(Tm−Tc)が40℃よりも大
きくなると、溶断シール温度幅が狭くなり、又、溶断シ
ール時に糸を引く、溶断シール時の切れが悪い、溶断シ
ール部分が細くなるために溶断シール強度が弱くなる等
の欠点が出てくる。
ムのDSCによる融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピー
ク温度(Tc)との差(Tm−Tc)が40℃よりも大
きくなると、溶断シール温度幅が狭くなり、又、溶断シ
ール時に糸を引く、溶断シール時の切れが悪い、溶断シ
ール部分が細くなるために溶断シール強度が弱くなる等
の欠点が出てくる。
【0018】プロピレンとエチレン及び/又はブテンと
によるランダムプロピレン系共重合体樹脂に対してプロ
ピレンホモポリマーを混合することによって、所謂コシ
の強いフィルムが得られるようになるが、プロピレンホ
モポリマーの添加によって融解ピーク温度(Tm)が高
くなるものの、結晶化ピーク温度(Tc)には変化を生
じない。このため、プロピレンホモポリマーを添加する
と、DSCによる融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピー
ク温度(Tc)との差(Tm−Tc)が40℃を超え易
くなるので、プロピレンホモポリマーの添加によって
(Tm−Tc)が40℃を超えることのないように、プ
ロピレンホモポリマーの添加量を少量に抑えておく必要
がある。
によるランダムプロピレン系共重合体樹脂に対してプロ
ピレンホモポリマーを混合することによって、所謂コシ
の強いフィルムが得られるようになるが、プロピレンホ
モポリマーの添加によって融解ピーク温度(Tm)が高
くなるものの、結晶化ピーク温度(Tc)には変化を生
じない。このため、プロピレンホモポリマーを添加する
と、DSCによる融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピー
ク温度(Tc)との差(Tm−Tc)が40℃を超え易
くなるので、プロピレンホモポリマーの添加によって
(Tm−Tc)が40℃を超えることのないように、プ
ロピレンホモポリマーの添加量を少量に抑えておく必要
がある。
【0019】DSCによる融解ピーク温度(Tm)と結
晶化ピーク温度(Tc)との差(Tm−Tc)が40℃
以下にある熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムにす
るためには、成膜原料であるポリプロピレン系樹脂の種
類を選定したり、あるいは成膜原料中にタルク、安息香
酸ナトリウム、ジベンジリデンソルビトール、ジメチル
ベンジリデンソルビトール等の核剤を配合する等の手段
を利用することができる。
晶化ピーク温度(Tc)との差(Tm−Tc)が40℃
以下にある熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムにす
るためには、成膜原料であるポリプロピレン系樹脂の種
類を選定したり、あるいは成膜原料中にタルク、安息香
酸ナトリウム、ジベンジリデンソルビトール、ジメチル
ベンジリデンソルビトール等の核剤を配合する等の手段
を利用することができる。
【0020】本発明のヒートシール特性を有する熱収縮
性ポリプロピレン系樹脂フィルムには、ポリプロピレン
系樹脂フィルムに通常配合される添加剤、例えば酸化防
止剤、帯電防止剤、滑剤、耐ブロッキング剤等の必要量
が配合されても、これによって溶断シール性が悪化する
ことはない。
性ポリプロピレン系樹脂フィルムには、ポリプロピレン
系樹脂フィルムに通常配合される添加剤、例えば酸化防
止剤、帯電防止剤、滑剤、耐ブロッキング剤等の必要量
が配合されても、これによって溶断シール性が悪化する
ことはない。
【0021】
【実施例】以下、本発明のヒートシール特性を有する熱
収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムの具体的な構成を
実施例に基づいて説明し、該フィルムのヒートシール特
性について言及する。
収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムの具体的な構成を
実施例に基づいて説明し、該フィルムのヒートシール特
性について言及する。
【0022】実施例1 95.0重量%のプロピレンと5.0重量%のエチレン
とによるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃
のメルトインデックス:2.5g/10分)100重量
部、ブロッキグ防止剤としてのシリカ0.45重量部、
炭酸カルシウム0.08重量部、及びタルク0.05重
量部からなる成膜原料を、180〜230℃に溶融して
管状ダイスから押し出し成形し、直径50cm、厚さ2
50μmのチューブ状の原反フィルムを得た。
とによるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃
のメルトインデックス:2.5g/10分)100重量
部、ブロッキグ防止剤としてのシリカ0.45重量部、
炭酸カルシウム0.08重量部、及びタルク0.05重
量部からなる成膜原料を、180〜230℃に溶融して
管状ダイスから押し出し成形し、直径50cm、厚さ2
50μmのチューブ状の原反フィルムを得た。
【0023】この原反フィルムを100〜150℃に
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(A)を得
た。このフィルム(A)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は137℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
2℃である。
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(A)を得
た。このフィルム(A)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は137℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
2℃である。
【0024】フィルム(A)によってカップ麺の横ピロ
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.03%であり、溶断シール強度は
3.0kg/25mmであった。
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.03%であり、溶断シール強度は
3.0kg/25mmであった。
【0025】実施例2 96.0重量%のプロピレンと4.0重量%のブテンと
によるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃の
メルトインデックス:2.0g/10分)100重量
部、ブロッキグ防止剤としてのシリカ0.3重量部、炭
酸カルシウム0.1重量部、及びタルク0.05重量部
からなる成膜原料を、180〜230℃に溶融して管状
ダイスから押し出し成形し、直径50cm、厚さ250
μmのチューブ状の原反フィルムを得た。
によるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃の
メルトインデックス:2.0g/10分)100重量
部、ブロッキグ防止剤としてのシリカ0.3重量部、炭
酸カルシウム0.1重量部、及びタルク0.05重量部
からなる成膜原料を、180〜230℃に溶融して管状
ダイスから押し出し成形し、直径50cm、厚さ250
μmのチューブ状の原反フィルムを得た。
【0026】この原反フィルムを100〜150℃に
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(B)を得
た。このフィルム(B)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は138℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
0℃である。
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(B)を得
た。このフィルム(B)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は138℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
0℃である。
【0027】フィルム(B)によってカップ麺の横ピロ
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.05%であり、溶断シール強度は
3.5kg/25mmであった。
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.05%であり、溶断シール強度は
3.5kg/25mmであった。
【0028】実施例3 94.0重量%のプロピレンと3.0重量%のエチレン
と3.0重量%のブテンとによるランダムプロピレン系
共重合体樹脂(230℃のメルトインデックス:4.0
g/10分)100重量部、ブロッキグ防止剤としての
シリカ0.4重量部、炭酸カルシウム0.2重量部、及
びタルク0.1重量部からなる成膜原料を、180〜2
30℃に溶融して管状ダイスから押し出し成形し、直径
50cm、厚さ250μmのチューブ状の原反フィルム
を得た。
と3.0重量%のブテンとによるランダムプロピレン系
共重合体樹脂(230℃のメルトインデックス:4.0
g/10分)100重量部、ブロッキグ防止剤としての
シリカ0.4重量部、炭酸カルシウム0.2重量部、及
びタルク0.1重量部からなる成膜原料を、180〜2
30℃に溶融して管状ダイスから押し出し成形し、直径
50cm、厚さ250μmのチューブ状の原反フィルム
を得た。
【0029】この原反フィルムを100〜150℃に
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(C)を得
た。このフィルム(C)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は137℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
3℃である。
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(C)を得
た。このフィルム(C)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は137℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
3℃である。
【0030】フィルム(C)によってカップ麺の横ピロ
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.02%であり、溶断シール強度は
4.0kg/25mmであった。
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.02%であり、溶断シール強度は
4.0kg/25mmであった。
【0031】実施例4 94.0重量%のプロピレンと6.0重量%のエチレン
とによるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃
のメルトインデックス:2.5g/10分)90重量
部、プロピレンホモポリマー10重量部、ブロッキグ防
止剤としてのシリカ0.45重量部、炭酸カルシウム
0.08重量部、及びタルク0.04重量部からなる成
膜原料を、180〜230℃に溶融して管状ダイスから
押し出し成形し、直径50cm、厚さ250μmのチュ
ーブ状の原反フィルムを得た。
とによるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃
のメルトインデックス:2.5g/10分)90重量
部、プロピレンホモポリマー10重量部、ブロッキグ防
止剤としてのシリカ0.45重量部、炭酸カルシウム
0.08重量部、及びタルク0.04重量部からなる成
膜原料を、180〜230℃に溶融して管状ダイスから
押し出し成形し、直径50cm、厚さ250μmのチュ
ーブ状の原反フィルムを得た。
【0032】この原反フィルムを100〜150℃に
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(D)を得
た。このフィルム(D)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は139℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
1℃である。
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(D)を得
た。このフィルム(D)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は139℃、結晶化ピーク温度(Tc)は10
1℃である。
【0033】フィルム(D)によってカップ麺の横ピロ
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.05%であり、溶断シール強度は
3.5kg/25mmであった。
ー包装を行なったところ、溶断シールによる横シール部
の不良発生率は0.05%であり、溶断シール強度は
3.5kg/25mmであった。
【0034】以上の実施例1〜実施例4による熱収縮性
ポリプロピレン系樹脂フィルムのDSCによる融解ピー
ク温度(Tm)、結晶化ピーク温度(Tc)、融解ピー
ク温度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差(T
m−Tc)、カップ麺の横ピロー包装を行なったときの
溶断シールによる横シール部の不良発生率、及び溶断シ
ール強度を、[表1]にまとめて示す。
ポリプロピレン系樹脂フィルムのDSCによる融解ピー
ク温度(Tm)、結晶化ピーク温度(Tc)、融解ピー
ク温度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差(T
m−Tc)、カップ麺の横ピロー包装を行なったときの
溶断シールによる横シール部の不良発生率、及び溶断シ
ール強度を、[表1]にまとめて示す。
【0035】
【表1】
【0036】比較例1 94.0重量%のプロピレンと6.0重量%のエチレン
とによるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃
のメルトインデックス:2.5g/10分)100重量
部、及びブロッキグ防止剤としてのシリカ0.45重量
部からなる成膜原料を、180〜230℃に溶融して管
状ダイスから押し出し成形し、直径50cm、厚さ25
0μmのチューブ状の原反フィルムを得た。
とによるランダムプロピレン系共重合体樹脂(230℃
のメルトインデックス:2.5g/10分)100重量
部、及びブロッキグ防止剤としてのシリカ0.45重量
部からなる成膜原料を、180〜230℃に溶融して管
状ダイスから押し出し成形し、直径50cm、厚さ25
0μmのチューブ状の原反フィルムを得た。
【0037】この原反フィルムを100〜150℃に
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(E)を得
た。このフィルム(E)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は136℃、結晶化ピーク温度(Tc)は94
℃である。
て、縦4.5倍、横4.5倍に延伸して、厚さ12μm
の熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルム(E)を得
た。このフィルム(E)のDSCによる融解ピーク温度
(Tm)は136℃、結晶化ピーク温度(Tc)は94
℃である。
【0038】フィルム(E)によってカップ麺の横ピロ
ー包装を行なったところ破袋の発生があり、溶断シール
による横シール部の不良発生率は1.0%であった。
又、溶断シール強度は2.5kg/25mmであった。
ー包装を行なったところ破袋の発生があり、溶断シール
による横シール部の不良発生率は1.0%であった。
又、溶断シール強度は2.5kg/25mmであった。
【0039】比較例2 エチレンとプロピレンとのランダムプロピレン系共重合
体樹脂による厚さ12μmの市販の熱収縮性フィルム
(F)を、比較例品として準備した。
体樹脂による厚さ12μmの市販の熱収縮性フィルム
(F)を、比較例品として準備した。
【0040】比較例3 エチレンとプロピレンとブテンとのランダムプロピレン
系共重合体樹脂による厚さ15μmの市販の熱収縮性フ
ィルム(G)を、比較例品として準備した。
系共重合体樹脂による厚さ15μmの市販の熱収縮性フ
ィルム(G)を、比較例品として準備した。
【0041】比較例4 エチレンとプロピレンとのランダムプロピレン系共重合
体樹脂による厚さ12μmの市販の熱収縮性フィルム
(H)を、比較例品として準備した。
体樹脂による厚さ12μmの市販の熱収縮性フィルム
(H)を、比較例品として準備した。
【0042】比較例5 エチレンとプロピレンとのランダムプロピレン系共重合
体樹脂による厚さ15μmの市販の熱収縮性フィルム
(J)を、比較例品として準備した。
体樹脂による厚さ15μmの市販の熱収縮性フィルム
(J)を、比較例品として準備した。
【0043】比較例1の熱収縮性フィルム、及び上記の
比較例品として準備した市販の各熱収縮性フィルムのD
SCによる融解ピーク温度(Tm)、結晶化ピーク温度
(Tc)、融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピーク温度
(Tc)との差(Tm−Tc)を、[表2]に示す。
比較例品として準備した市販の各熱収縮性フィルムのD
SCによる融解ピーク温度(Tm)、結晶化ピーク温度
(Tc)、融解ピーク温度(Tm)と結晶化ピーク温度
(Tc)との差(Tm−Tc)を、[表2]に示す。
【0044】又、比較例1の熱収縮性フィルム、及び上
記の比較例品として準備した市販の各熱収縮性フィルム
によってカップ麺の横ピロー包装を行なったときの溶断
シールによる横シール部の不良発生率、及び溶断シール
強度を、[表2]に併記する。
記の比較例品として準備した市販の各熱収縮性フィルム
によってカップ麺の横ピロー包装を行なったときの溶断
シールによる横シール部の不良発生率、及び溶断シール
強度を、[表2]に併記する。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明のヒートシール特性を有する熱収
縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムは、従来の熱収縮性
ポリプロピレン系樹脂フィルムと同様に透明性及び機械
的強度に優れた性質を有し、高速生産することができ、
しかも、溶断シール強度が高く、又溶断シール温度幅が
広い等の特性を有している。
縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムは、従来の熱収縮性
ポリプロピレン系樹脂フィルムと同様に透明性及び機械
的強度に優れた性質を有し、高速生産することができ、
しかも、溶断シール強度が高く、又溶断シール温度幅が
広い等の特性を有している。
【0047】したがって本発明のヒートシール特性を有
する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムによれば、
高速包装によっても溶断シール部のシール不良の発生が
無く、溶断シール強度の高いシール部を形成することが
できる。
する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムによれば、
高速包装によっても溶断シール部のシール不良の発生が
無く、溶断シール強度の高いシール部を形成することが
できる。
【0048】又、本発明のヒートシール特性を有する熱
収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムによれば、溶断シ
ール温度幅が広いために、溶断シール部を形成する際の
シール温度の調節が容易である。
収縮性ポリプロピレン系樹脂フィルムによれば、溶断シ
ール温度幅が広いために、溶断シール部を形成する際の
シール温度の調節が容易である。
Claims (4)
- 【請求項1】 結晶性ポリプロピレン系樹脂を成膜し
てなる熱収縮性フィルムであって、DSCによる融解ピ
ーク温度(Tm)と結晶化ピーク温度(Tc)との差
(Tm−Tc)が30〜40℃の範囲内にあることを特
徴とするヒートシール特性を有する熱収縮性ポリプロピ
レン系樹脂フィルム。 - 【請求項2】 結晶性ポリプロピレン系樹脂が、9
8.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜10.
0重量%のエチレン及び/又はブテンとによるランダム
プロピレン系共重合体樹脂であることを特徴とする請求
項1に記載のヒートシール特性を有する熱収縮性ポリプ
ロピレン系樹脂フィルム。 - 【請求項3】 結晶性ポリプロピレン系樹脂が、9
8.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜10.
0重量%のエチレンとによるランダムプロピレン系共重
合体樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のヒー
トシール特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フ
ィルム。 - 【請求項4】 結晶性ポリプロピレン系樹脂が、9
8.5〜90.0重量%のプロピレンと1.5〜10.
0重量%のブテンとによるランダムプロピレン系共重合
体樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のヒート
シール特性を有する熱収縮性ポリプロピレン系樹脂フィ
ルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189825A JP2865027B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | ポリプロピレン系樹脂フィルムの熱収縮包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189825A JP2865027B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | ポリプロピレン系樹脂フィルムの熱収縮包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912739A true JPH0912739A (ja) | 1997-01-14 |
JP2865027B2 JP2865027B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=16247846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189825A Expired - Fee Related JP2865027B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | ポリプロピレン系樹脂フィルムの熱収縮包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2865027B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657057A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | ポリプロピレン組成物及びそのフィルム |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP7189825A patent/JP2865027B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657057A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | ポリプロピレン組成物及びそのフィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2865027B2 (ja) | 1999-03-08 |
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Legal Events
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