JPH10272747A - 積層ストレッチシュリンクフイルム - Google Patents

積層ストレッチシュリンクフイルム

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JPH10272747A
JPH10272747A JP9094439A JP9443997A JPH10272747A JP H10272747 A JPH10272747 A JP H10272747A JP 9094439 A JP9094439 A JP 9094439A JP 9443997 A JP9443997 A JP 9443997A JP H10272747 A JPH10272747 A JP H10272747A
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JP
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polypropylene
shrink film
weight
mixture
resin
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Application number
JP9094439A
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English (en)
Inventor
Osamu Saeki
修 佐伯
Narimitsu Kiyama
成満 木山
Kazuhiro Hamada
和宏 浜田
Toru Matsumoto
徹 松本
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートシール性及びストレッチ性等の自動包
装機適性が優れ、フィルムのトリム等をリサイクルして
も透明性、光沢が良好な、少なくとも三層からなる、食
品等のストレッチ包装やシュリンク包装に好適な積層ス
トレッチシュリンクフィルムを提供する。 【解決手段】 表層として主としてポリエチレン系樹脂
からなる層、芯層としてアタクチックポリプロピレンと
結晶性アイソタクチックポリプロピレンの混合物からな
るポリプロピレン系軟質樹脂とポリブテン−1との混合
物を主成分とする層とを有する三層以上の積層フィルム
であって、少なくとも1層以上に非イオン系界面活性剤
組成物を配合し、縦横それぞれ2倍以上の延伸加工を施
した積層フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層ストレッチシュ
リンクフイルムに関するものであり、より詳しくは特に
食品を主体とする、小売商品のプレパッケージに使用さ
れるストレッチ包装やシュリンク包装用フイルムとし
て、ヒートシール性及びストレッチ性等の自動包装機適
性が優れ、フィルムのトリム等(以下、回収品と記す)
をリサイクルしても透明性、光沢が良好な、少なくとも
三層以上からなる積層ストレッチシュリンクフイルムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、肉類、魚介類、野菜、果物、惣菜
等の食品包装用ストレッチフイルムの需要は、スーパー
マーケット、コンビニエンスストアーの拡大に伴い更に
増えつつある。従来、上記ストレッチフイルムは可塑化
ポリ塩化ビニルを素材としたフイルムが透明性及び自己
粘着性等において優れた性能を有しているため、最も多
用されているが、多量の可塑剤を使用しているため水蒸
気の透過量が多くなり、被包装物の目減りや変質が起こ
り易いとか、可塑剤が被包装物に移行して汚染し易いと
か、また、フイルム成型時或いは包装作業中のフイルム
溶断時、更には廃棄焼却時に有害な塩化水素ガスが発生
する等の安全衛生、公害の問題を有している。このた
め、可塑化ポリ塩化ビニルに代わるフイルムの開発がポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレ
ン系樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリプロピレン樹脂等
を使って活発に行われている。しかしながら、前記エチ
レン系樹脂やポリプロピレン樹脂で得られるフイルムは
安全衛生、公害の問題はないものの、ストレッチフイル
ムとしてまだ満足すべきものでない。
【0003】一方、被包装物の多様化に伴い、漬物、佃
煮等の水分が多いものは自己粘着性のみによるシールで
は水分の付着によりシール部が剥離してしまい、被包装
物の目減りが起こり、更には商品価値が低下してしまう
という問題があり、十分にヒートシール出来るものが望
まれている。また、被包装物によってはストレッチ性の
みではシワ、タルミが残り十分にタイトな包装仕上がり
が得られないという場合があり、熱収縮性を併せ持つも
のが望まれている。また、生産性アップ、包装スピード
アップの観点からハンドラップ包装機に替ってストレッ
チ自動包装機、ストレッチシュリンク自動包装機等の普
及がコンビニエンスストアー、スーパーマーケットの拡
大と相まって著しく、包装フイルムに対する自動包装機
適性向上の要望も強い。本発明者らは、既に、前記のス
トレッチフイルムが有する欠点を解決すべく、透明性、
光沢に優れ、且つ適度のガス透過性を有し、水蒸気透過
性は低く被包装物の目減りが無く、可塑剤の移行や燃焼
時の塩素ガスの無いポリエチレン系樹脂を用いて、熱収
縮性及びストレッチ性を有し、且つ熱板により十分にヒ
ートシールが出来、収縮包装仕上がりが良いフイルムを
提供することを目的として、特定の線状低密度ポリエチ
レンを主成分とする多層ポリエチレン系ストレッチシュ
リンクフイルムを提案した(特開平3−215034、
特開平8−90737号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記多
層ポリエチレン系ストレッチシュリンクフイルムにおい
ても自動包装機におけるヒートシール性(熱板上で加熱
してフイルム同士を熱溶着させること)に関しては、必
ずしも十分でない場合もあった。例えば、ディスプレイ
効果を高めた上げ底トレーや強度アップを目的に底にリ
ブを設けたトレーなどのように、底部の形状が異形のも
のは、フラットなトレーに比べヒートシール部の温度ム
ラが大きくなり、十分なヒートシールをしようとして熱
板温度を上げても十分なヒートシールを得る前にフイル
ムの耐熱温度を越え、溶融し孔が開き、ヒートシールの
意味がないものとなっていた。つまり、様々な形状のト
レーに対応出来るために、耐熱性、ストレッチ性(柔軟
性)、透明性とともにヒートシール温度範囲の広いもの
が望まれている。
【0005】ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹
脂を用いたストレッチシュリンクフィルムとしては、例
えば、特開昭63−173641号公報、特開平8−8
0565号公報、特開平6−115027号公報、特開
平5−318682号公報、特開平7−314623号
公報等に開示されているが、これらは、横方向のストレ
ッチ性が不十分であったり、4層以上の多層で特性のバ
ランスを達成するものであったり、耐熱性あるいは透明
性に劣ったり、ヒートシール性が十分でなかったり、回
収品をリサイクルすると透明性が低下したり、あるいは
収縮トンネルを通過させた後に酢酸臭が発生したり、と
いう1つ以上の欠点を有しており、ストレッチシュリン
クフィルムとして十分な特性を備えているとはいい難か
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記スト
レッチシュリンクフイルムの欠点を克服するため鋭意検
討した結果、特定のポリプロピレン系軟質樹脂とポリブ
テン−1の混合物を主成分とする芯層とポリエチレン系
樹脂からなる表層を用いることにより、三層の構成で、
様々な形状のトレーに対応して十分にヒートシールが出
来、横方向のストレッチ性を有し、酢酸臭がせず、回収
品をリサイクルしても透明性、光沢が良好な、優れた自
動包装機適性を具備したストレッチシュリンクフイルム
が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明は、下記(A)のポリエチレン系樹
脂と下記(B)のエチレン−α−オレフィン共重合体が
数4で示される重量比で配合された混合物からなる表層
と、下記(C)のポリプロピレン系軟質樹脂と下記
(D)のポリブテン−1が数5で示される重合比で配合
された混合物を主成分とする芯層とを有する三層以上の
積層フィルムであって、少なくとも1層以上に非イオン
系界面活性剤組成物を0.1〜4.0重量%配合し、縦
横それぞれ2倍以上の延伸加工を施した積層ストレッチ
シュリンクフィルムを提供するものである。 (A)低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、
超低密度ポリエチレンの中から選ばれる少なくとも一種
以上のポリエチレン系樹脂。 (B)密度が0.860〜0.900g/cm3 、メル
トインデックスが0.1〜20g/10分の非晶性或い
は示差走査熱量計による融解ピーク温度が50〜100
℃の低結晶性のエチレン−α−オレフィン共重合体。 (C)アタクチックポリプロピレン5〜50重量%と結
晶性アイソタクチックポリプロピレン50〜95重量%
の混合物からなるポリプロピレン系軟質樹脂。 (D)ポリブテン−1
【0007】
【数4】0≦(B)/(A+B)≦0.7
【0008】
【数5】0.10≦(C)/(D)≦9.0
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
表層のポリエチレン系樹脂(A)は、主には自動包装機
における熱板でのヒートシール性を付与する作用をなし
ている。用いられるポリエチレン系樹脂としては、長鎖
分岐を有する低密度ポリエチレン、エチレンとプロピレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メ
チルペンテン−1、オクテン−1、デセン−1を含む炭
素数3〜20個、好ましくは炭素数が4〜8個の1種ま
たは2種以上のα−オレフィンとの共重合体である線状
低密度ポリエチレン及び超低密度ポリエチレンから選ば
れる少なくとも一種以上が挙げられる。これらの内、低
温でのヒートシール性を付与し易い点からは比較的密度
の低い線状低密度ポリエチレン及び低密度ポリエチレン
が好適に用いられ、また、過度のブロッキングを抑え低
温ヒートシール性を付与し易い点から、いわゆるメタロ
セン触媒(シングルサイト触媒)を用いて製造される比
較的分子量分布の狭い線状低密度ポリエチレン等も用い
られる。
【0010】ポリエチレン系樹脂(A)の密度は0.8
90〜0.940g/cm3 の範囲のものが好ましく、
0.890g/cm3 未満では過度のブロッキングが発
生し好ましくなく、0.940g/cm3 を越えると低
温ヒートシール性が低下し好ましくない。また、メルト
インデックス(以下、MIと記す)は、0.1〜10g
/10分の範囲のものであり、0.1g/10分未満で
は加工性が低下し好ましくなく、10g/10分を越え
ると過度のブロッキングが発生する。
【0011】本発明において、表層には、包装条件等に
よって更に低温ヒートシール性が必要な場合に、エチレ
ン−α−オレフィン共重合体(B)を上記ポリエチレン
系樹脂と混合して用いることができる。用いられるエチ
レン−α−オレフィン共重合体としては、非晶性或いは
示差走査熱量計(以下、DSCと記す)にて測定される
融解ピーク温度が50〜100℃である低結晶性のエチ
レンとα−オレフィンの共重合体であり、例えばエチレ
ンとプロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン
−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1、デセン
−1或いはこれらの混合物との共重合体が挙げられ、好
ましくはブテン−1との共重合体が用いられる。また、
ポリエチレン系樹脂(A)と混合して用いるエチレン−
α−オレフィン共重合体(B)の割合は、数4で示され
る重量比の範囲であり、これを越えると低温ヒートシー
ル性の効果は大きくなるが、界面活性剤を添加した場合
でもブロッキングの発生がひどく好ましくない。
【0012】
【数4】0≦(B)/(A+B)≦0.7
【0013】エチレン−α−オレフィン共重合体(B)
の密度は0.860〜0.900g/cm3 の範囲のも
のが用いられ、0.860g/cm3 未満では低温ヒー
トシール性の効果は大きくなるがブロッキングが発生し
好ましくなく、0.900g/cm3 を越えると低温ヒ
ートシール性の効果が小さく好ましくない。また、用い
るエチレン−α−オレフィン共重合体のMIは0.1〜
20g/10分の範囲のものが用いられ、0.1g/1
0分未満では加工性が低下し好ましくなく、20g/1
0分を越えると過度のブロッキングが発生し易くなり好
ましくない。
【0014】表層原料の組み合わせでは、良好な低温シ
ール性と粘着性と耐ブロッキング性のバランスを達成す
る点で、低密度ポリエチレン及び線状低密度ポリエチレ
ンからなるポリエチレン系樹脂(A)とエチレンとブテ
ン−1の共重合体であるエチレン−α−オレフィン共重
合体(B)の組み合わせが好適に用いられる。
【0015】本発明において芯層に用いられるポリプロ
ピレン系軟質樹脂(C)は、高分子量で沸騰ヘプタン可
溶のアタクチックポリプロピレン5〜50重量%と沸騰
ヘプタン不溶の結晶性アイソタクチックポリプロピレン
50〜95重量%の重合段階で生成する混合物からな
り、アイソタクチックポリプロピレンの力学的性質を改
良したものである。それにより、一般の結晶性ポリプロ
ピレンに近い耐熱性を有し、なおかつポリエチレンに近
い柔軟性を示すため、耐熱性を有することでヒートシー
ルの出来る温度範囲を高温側へ広げ、更に後述のポリブ
テン−1と相まって、更に良好なストレッチ性の付与、
層間歪みによると思われる透明性低下の防止、回収品を
該フイルムの原料としてリサイクルした際にも良好な透
明性を維持する作用をなしている。
【0016】ポリプロピレン系軟質樹脂(C)中のアタ
クチック及びアイソタクチックポリプロピレンは単独重
合体或いはエチレンやブテン−1等の他のα−オレフィ
ンとの共重合体或いは三元共重合体であっても良い。ポ
リプロピレン系軟質樹脂中におけるアタクチックポリプ
ロピレンの含量は5〜55重量%、好ましくは5〜25
重量%であり、5重量%未満であると、ストレッチ性及
び透明性、光沢が劣り好ましくなく、50重量%を越え
るとアイソタクチックポリプロピレンが少なくなり、結
晶性が低くなり、耐熱性が低下するので好ましくない。
またポリプロピレン系軟質樹脂(C)に含まれるアタク
チックポリプロピレンは、沸騰ヘプタンに可溶性で、数
平均分子量は50,000〜100,000程度のもの
が好ましい。通常、結晶性ポリプロピレン製造時に副生
するアタクチックポリプロピレンの数平均分子量約1
0,000以下であり、これに比較すると高分子量のも
のである。
【0017】ポリプロピレン系軟質樹脂(C)の230
℃のメルトフローレート(以下MFRと略す)は、1〜
10g/10分で、更にDSCにて測定されるポリプロ
ピレン系軟質樹脂の融解ピーク温度は150℃以上、融
解熱は20〜80kJ/kgが好ましい。融解ピーク温
度が150℃未満或いは融解熱が20kJ/kg未満で
あると耐熱性が低下し、融解熱が80kJ/kgを越え
るとストレッチ性が低下し好ましくない。またポリプロ
ピレン系軟質樹脂(C)の一部として、一般的な結晶性
ポリプロピレンであるプロピレン単独重合体、プロピレ
ン系共重合体を混合して用いる事も出来るが、ポリプロ
ピレン系樹脂中のアタクチックポリプロピレンを5重量
%以上含む事が必要である。なお、本発明において、D
SCによる融解ピーク温度及び融解熱の測定は、JIS
K7121、JIS K7122記載の方法に従って行
った。
【0018】芯層に用いられるポリブテン−1(D)
は、前記のポリプロピレン系軟質樹脂(C)と相まっ
て、透明性、光沢、自動包装機適性におけるストレッチ
性を付与する作用をなしている。用いられるポリブテン
−1(D)は、液状やワックス状のポリブテンとは異な
り結晶性或いは低結晶性で、ブテン−1単独重合体ある
いはエチレン又はプロピレンとの共重合体であり、密度
が0.885〜0.920g/cm3 、190℃におけ
るMFRが0.1〜30g/10分のものが用いられ
る。透明性、光沢、自動包装機適性におけるストレッチ
性の点からは、プロピレン含有量が15〜40モル%の
ブテン−1・プロピレン共重合体が好適に用いられる。
【0019】本発明は、ポリプロピレン系軟質樹脂
(C)とポリブテン−1(D)を混合して達成出来るも
のであり、芯層における(C)/(D)の重量比は、耐
熱性、ストレッチ、透明性を両立し易い点から、数5で
示される重量比が用いられるが、好ましくは重量比が
0.6〜4.0の範囲が用いられる。(C)/(D)が
0.1未満であると、耐熱性が低下しヒートシール温度
範囲が狭くなり好ましくない。一方、(C)/(D)が
9.0を越えると、ストレッチ性及び透明性が不十分と
なる。
【0020】
【数5】0.10≦(C)/(D)≦9.0
【0021】本発明では、芯層には、ポリプロピレン系
軟質樹脂(C)とポリブテン−1(D)以外に、前述の
ポリエチレン系樹脂(A)及びエチレン−α−オレフィ
ン共重合体(B)も混合して用いる事が出来る。用いる
例としては、回収品をリサイクルし、表層の構成樹脂が
芯層へ混入する場合、また海老や蟹等の突起物を有する
内容物を包装する際に要求される破れにくさあるいは開
封性等の用途に応じたフィルム強度(引き裂き強度、衝
撃強度)を調節する場合が上げられる。芯層におけるこ
れら樹脂の添加量は、本発明の目的に支障の無い範囲内
であれば特に制限はないが、数6で示される重量比が好
ましい。
【0022】
【数6】(A+B)/(A+B+C+D)≦0.7
【0023】本発明において、少なくとも1層以上に添
加する非イオン系界面活性剤は、一般に市販されている
ものであれば特に限定しないが、例えばグリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エ
ステル、クエン酸モノ(ジ又はトリ)ステアリルエステ
ル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、トリメチロ
ールプロパン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコール脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シプロピレンポリオキシエチレンブッロクポリマー、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リエチレンオキサイド、アルキルジエタノールアミド、
ポリオキシエチレンアルキルアミン、ひまし油のエチレ
ンオキサイド付加物、イソプロピルアルコール等の非イ
オン系界面活性剤の1種または2種以上が混合して用い
られる。中でも、界面活性剤の過剰ブリードによる収縮
後の透明性低下を抑える点から、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステルを含む事が好ましい。該非イオ
ン系界面活性剤の添加量は、0.1〜4.0重量%であ
り、0.1重量%未満では防曇性が得られず、4.0重
量%を越えても防曇性の向上が見られず好ましくない。
【0024】本発明のフィルムの厚みは特に制限はない
が、要求されるフィルム強度及びガスバリヤー性に応じ
て5〜30μ、好ましくは5〜20μの範囲が望まし
い。また、被包装物を容易に識別し、商品価値を低下さ
せない点で、ヘイズは1.6%以下のものが好ましい。
【0025】本発明の目的は、前述の芯層及び内層と外
層からなる表層の三層によって達成されるが、芯層と表
層の間に上記の(A)、(B)、(C)、(D)から選
ばれる少なくとも一種以上の樹脂からなる中間層を設
け、各種特性のバランスを取ることも当然可能である。
また、本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、
滑剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤等の添加剤を
それぞれ有効な作用を具備させる目的で適宜使用するこ
とは当然である。
【0026】本発明の積層ストレッチシュリンクフイル
ムは公知の延伸方法によって製造される。溶融樹脂を環
状ダイスより押し出し、一旦急冷固化することなく、フ
ィルムを引き延ばす、いわゆるインフレーション法によ
っても弱い熱収縮性を付与する事は出来るが、十分な低
温熱収縮性を発現するには、一旦急冷固化した未延伸原
反を再加熱し、芯層のポリプロピレン系軟質樹脂の融点
以下の温度で延伸する方法が良い。延伸倍率は縦、横そ
れぞれ2倍以上、好ましくは2.5倍以上、更に好まし
くは3倍以上延伸配向せしめる。また、得られる延伸フ
イルムの横方向のストレッチ性をより効果的に発現させ
るためには、やや縦方向の延伸倍率を高めにする方が良
い。前記の様にして延伸され、延伸装置から取り出した
フイルムは必要に応じて、熱固定、エージング等の熱処
理を行うことができる。また、防曇剤を更に速くブリー
ドさせる目的で、コロナ放電等の処理を行うこともでき
る。
【0027】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限りこれらの実施
例に限定されるものではない。実施例及び比較例におい
て用いた原料樹脂を下記に示す。 A1:低密度ポリエチレン(高圧法、密度=0.922
g/cm3 、MI=2.0g/10分) A2:線状低密度ポリエチレン(マルチサイト触媒、密
度=0.918g/cm3、MI=1.0g/10分) A3:線状低密度ポリエチレン(マルチサイト触媒、密
度=0.910g/cm3 、MI=3.0g/10分) A4:線状低密度ポリエチレン(マルチサイト触媒、密
度=0.916g/cm3 、MI=1.2g/10分) A5:線状低密度ポリエチレン(シングルサイト触媒、
密度=0.916g/cm3 、MI=1.5g/10
分) A6:線状低密度ポリエチレン(マルチサイト触媒、密
度=0.920g/cm 3 、MI=0.5g/10分) B1:エチレン−ブテン−1共重合体(密度=0.88
g/cm3 、MI=3.6g/10分) C1:ポリプロピレン系軟質樹脂(アタクチックポリプ
ロピレン含量 10重量%、MFR(230℃)=2.
5g/10分、融解ピーク温度=162℃、融解熱=6
2kJ/kg) C2:ポリプロピレン系軟質樹脂(アタクチックポリプ
ロピレン含量 30重量%、MFR(230℃)=2.
5g/10分、融解ピーク温度=161℃、融解熱=5
0kJ/kg) D1:ポリブテン−1単独重合体(密度=0.915g
/cm3 、MFR(190℃)=1.8g/10分,融
解ピーク温度=115℃) D2:ブテン−1・プロピレン共重合体(密度=0.9
00g/cm3 、MFR(190℃)=1.0g/10
分、融解ピーク温度=70℃) D3:ブテン−1・エチレン共重合体(密度=0.89
0g/cm3 、MFR(190℃)=0.2g/10
分、融解ピーク温度=86℃) E1:プロピレン単独重合体(MFR(230℃)=
2.4g/10分、融解ピーク温度=162℃、融解熱
=96kJ/kg) E2:プロピレン・エチレンランダム共重合体(MFR
(230℃)=2.4g/10分、融解ピーク温度=1
44℃、融解熱=70kJ/kg)
【0028】また、本実施例の中で示した各物性測定は
以下の方法により求めた。 (1)ヘイズ JIS−K7105に準じて測定した。 (2)グロス JIS−K7105に準じて測定した。 (3)ストレッチ方式自動包装機適性 幅123mm、長さ150mm、深さ18mmのポリス
チレン製上げ底トレーの上に高さ25mmのコロッケを
2個載せて、ヒートシール用熱板、収縮トンネルを備え
た市販のピロー方式のストレッチ自動包装機により包装
速度30個/分で30個で包装テストを行い、製袋適性
とヒートシール温度範囲を調べた。製袋適性の評価は、
製袋部でのトレー変形及び破損の有無について、下記基
準によった。 ○・・・製袋時(被包装物がフイルムを引き延ばしなが
らラップされるとき)にトレーが割れる、或いは変形す
る等のトラブルもなく美麗な仕上がりが得られる。 ×・・・製袋時にトレーが変形或いは破損する。また、
ヒートシール温度範囲は、トレー底面でフイルムの折り
込み部分をヒートシールし、無理に剥離すると破れる程
度にヒートシール部全面が十分に熱溶着し始める熱板シ
ール設定温度(ヒートシール開始温度)、トレー底面の
フイルムに孔が開く前の熱板シール設定温度(耐熱温
度)を調べ、耐熱温度とヒートシール開始温度との差か
ら求めた。また、熱板シール設定温度は5℃ピッチで上
げた。 (4)防曇性 100mlビーカーに18℃の水を30ml入れた後、
フイルムでビーカー上面を皺がないように覆い固定す
る。次に該ビーカーを110℃に調整された熱風中に5
秒間入れて熱収縮させる。その後、5℃のオープンショ
ーケース中に1時間放置し、フイルムの曇り具合を観察
し、以下の基準によった。 ○・・・全く曇りなし Δ・・・水滴が一部についているがビーカーの内部は見
える。 ×・・・全面が曇っていて、ビーカーの内部が見えな
い。
【0029】実施例1 表1に示す配合比の原料樹脂に非イオン系界面活性剤ポ
リオキシエチレン(n=20)ソルビタンモノパルミテ
ート0.2重量%、ジグリセリン脂肪酸エステル1.8
重量%を添加した表層用組成物と芯層用組成物を3台の
押出機で、それぞれを170℃〜240℃にて溶融混練
し、延伸後の厚みが13μm、各層の厚み比を表層(内
層):芯層:表層(外層)=1:5:1になるように各
押出機の押出量を調節して、240℃に保った3層環状
ダイスのスリットより下向きに押し出した。環状ダイス
のスリットの直径は75mmでスリットのギャップは
0.8mmであった。押し出された3層構成溶融チュー
ブ状フイルムをダイス直下に取付た外径76mmで内部
に20℃の冷却水を循環している円筒形マンドレルの外
表面を摺動させながら外側は水槽を通すことにより水冷
して室温まで冷却して引取り、直径約75mm、厚さ2
45μmのチューブ状未延伸フイルムを得た。このチュ
ーブ状未延伸フイルムを第1図に示したチューブラー二
軸延伸装置に導き、膨張延伸を行った。この時、予熱器
4の環状赤外線ヒーターの電圧、電流を調節し、予熱器
出口のフイルム温度を調節した。主熱器5の8本の環状
赤外線ヒーターを4区分して各々の電圧、電流を調節し
てフイルムを加熱し、主熱器下方よりバブルに沿って流
れる空気を供給する中で低速ニップロール2、高速ニッ
プロール3の間の管状フイルムに加圧空気を送り込んで
該空気と低速、高速ニップロールの周速比によって縦
5.0倍、横4.0倍(面積延伸倍率20倍)にバブル
延伸し、約13μmの延伸フイルムを得た。延伸性は良
好であり、延伸点の上下動や延伸バブルの揺動もなく、
また、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなか
った。得られたフイルムは表3に示すように、防曇性、
透明性、光沢が良好であった。ピロー方式のストレッチ
自動包装機にて上げ底トレーを用いて包装テストを行っ
たところ、ストレッチ性を有しており製袋部でトレーの
変形や破損もなく良好な製袋適性が得られた。また、ヒ
ートシール温度範囲も広く、実用性のあるものであっ
た。
【0030】実施例2〜7 表1に示すように原料樹脂構成を変えた以外は実施例1
と同様にして、積層ストレッチシュリンクフイルムを製
造した。延伸性はいずれも良好であり、延伸点の上下動
や延伸バブルの揺動もなく、また、ネッキングなどの不
均一延伸状態も観察されなかった。得られたフイルムは
表3に示すように、防曇性、透明性、光沢が良好であっ
た。ピロー方式のストレッチ自動包装機にて上げ底トレ
ーを用いて包装テストを行ったところ、ストレッチ性を
有しており製袋部でトレーの変形や破損もなく良好な製
袋適性が得られた。また、ヒートシール温度範囲も広
く、実用性のあるものであった。
【0031】実施例8 実施例1で製造したフイルムを粉砕し、粗い粒状とした
ものを回収品として、表1に示すように原料樹脂構成を
変えた以外は実施例1と同様にして、積層ストレッチシ
ュリンクフイルムを製造した。延伸性はいずれも良好で
あり、延伸点の上下動や延伸バブルの揺動もなく、ま
た、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなかっ
た。得られたフイルムは表3に示すように、防曇性、透
明性、光沢が良好であった。ピロー方式のストレッチ自
動包装機にて上げ底トレーを用いて包装テストを行った
ところ、ストレッチ性を有しており製袋部でトレーの変
形や破損もなく良好な製袋適性が得られた。また、ヒー
トシール温度範囲も広く、実用性のあるものであった。
【0032】比較例1 表2に示すように原料樹脂構成を変えた以外は実施例1
と同様にして、積層ストレッチシュリンクフイルムを製
造した。延伸性はいずれも良好であり、延伸点の上下動
や延伸バブルの揺動もなく、また、ネッキングなどの不
均一延伸状態も観察されなかった。得られたフイルムは
表3に示すように、防曇性、透明性、光沢が良好であっ
た。ピロー方式のストレッチ自動包装機にて上げ底トレ
ーを用いて包装テストを行ったところ、ストレッチ性を
有しており製袋部でトレーの変形や破損もなく良好な製
袋適性が得られた。しかしヒートシール温度範囲は狭
く、実用性が不足したものであった。
【0033】比較例2 表2に示すように原料樹脂構成を変えた以外は実施例1
と同様にして、積層ストレッチシュリンクフイルムを製
造した。延伸性はいずれも良好であり、延伸点の上下動
や延伸バブルの揺動もなく、また、ネッキングなどの不
均一延伸状態も観察されなかった。得られたフイルムは
表3に示すように、防曇性は良好であった。透明性、光
沢は、実施例で得られたフィルムと比較するとやや劣っ
ていた。ピロー方式のストレッチ自動包装機にて上げ底
トレーを用いて包装テストを行ったところ、ストレッチ
性が不十分であり製袋部でトレーの変形や破損が見られ
良好な製袋適性が得られなかった。ヒートシール温度範
囲は広いものであった。
【0034】比較例3 比較例2で製造したフイルムを粉砕し、粗い粒状とした
ものを回収品として、表2に示すように原料樹脂構成を
変えた以外は実施例1と同様にして、積層ストレッチシ
ュリンクフイルムを製造した。延伸性はいずれも良好で
あり、延伸点の上下動や延伸バブルの揺動もなく、ま
た、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなかっ
た。得られたフイルムは表3に示すように、防曇性は良
好であったが、回収品をリサイクルすることで透明性、
光沢が低下していた。ピロー方式のストレッチ自動包装
機にて上げ底トレーを用いて包装テストを行ったとこ
ろ、ストレッチ性が不十分であり製袋部でトレーの変形
や破損が見られ良好な製袋適性が得られなかった。ヒー
トシール温度範囲は広いものであった。
【0035】比較例4 表2に示すように原料樹脂構成を変えた以外は実施例1
と同様にして、積層ストレッチシュリンクフイルムを製
造した。延伸性はいずれも良好であり、延伸点の上下動
や延伸バブルの揺動もなく、また、ネッキングなどの不
均一延伸状態も観察されなかった。得られたフイルムは
表3に示すように、防曇性は良好であった。透明性、光
沢は、実施例で得られたフィルムと比較するとやや劣っ
ていた。ピロー方式のストレッチ自動包装機にて上げ底
トレーを用いて包装テストを行ったところ、ストレッチ
性が不十分であり製袋部でトレーの変形や破損が見られ
良好な製袋適性が得られなかった。ヒートシール温度範
囲は広いものであった。
【0036】比較例5 比較例4で製造したフイルムを粉砕し、粗い粒状とした
ものを回収品として、表2に示すように原料樹脂構成を
変えた以外は実施例1と同様にして、積層ストレッチシ
ュリンクフイルムを製造した。延伸性はいずれも良好で
あり、延伸点の上下動や延伸バブルの揺動もなく、ま
た、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなかっ
た。得られたフイルムは表3に示すように、防曇性は良
好であったが、回収品をリサイクルすることで透明性、
光沢が低下していた。ピロー方式のストレッチ自動包装
機にて上げ底トレーを用いて包装テストを行ったとこ
ろ、ストレッチ性が不十分であり製袋部でトレーの変形
が見られ良好な製袋適性が得られなかった。ヒートシー
ル温度範囲は広いものであった。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【図1】
【0041】
【発明の効果】特定のポリプロピレン系軟質樹脂とポリ
ブテン−1の混合物を主成分とする芯層とエチレン系樹
脂からなる表層を用いることにより、少なくとも三層以
上の構成で、様々な形状のトレーに対応して十分にヒー
トシールが出来、横方向のストレッチ性を有し、回収品
をリサイクルしても透明性、光沢が良好な、優れた自動
包装機適性を具備したストレッチシュリンクフイルムで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例で用いたチューブラー二軸延
伸装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 未延伸原反 2 低速ニップロール 3 高速ニップロール 4 予熱器 5 主熱器 6 冷却エアーリング 7 折りたたみロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08L 23/04 C08L 23/04 23/08 23/08 23/10 23/10 23/20 23/20 B29K 23:00 105:02 B29L 9:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)のポリエチレン系樹脂と下記
    (B)のエチレン−α−オレフィン共重合体が数1で示
    される重量比で配合された混合物からなる表層と、下記
    (C)のポリプロピレン系軟質樹脂と下記(D)のポリ
    ブテン−1が数2で示される重合比で配合された混合物
    を主成分とする芯層とを有する三層以上の積層フィルム
    であって、少なくとも1層以上に非イオン系界面活性剤
    組成物を0.1〜4.0重量%配合し、縦横それぞれ2
    倍以上の延伸加工を施した積層ストレッチシュリンクフ
    ィルム。 (A)低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、
    超低密度ポリエチレンの中から選ばれる少なくとも一種
    以上のポリエチレン系樹脂。 (B)密度が0.860〜0.900g/cm3 、メル
    トインデックスが0.1〜20g/10分の非晶性或い
    は示差走査熱量計による融解ピーク温度が50〜100
    ℃の低結晶性のエチレン−α−オレフィン共重合体。 (C)アタクチックポリプロピレン5〜50重量%と結
    晶性アイソタクチックポリプロピレン50〜95重量%
    の混合物からなるポリプロピレン系軟質樹脂。(D)ポ
    リブテン−1 【数1】0≦(B)/(A+B)≦0.7 【数2】0.10≦(C)/(D)≦9.0
  2. 【請求項2】 芯層の混合物が、更に(A)ポリエチレ
    ン系樹脂及び/又は(B)エチレン−α−オレフィン共
    重合体が数3で示される配合比で配合された混合物であ
    る請求項1記載の積層ストレッチシュリンクフィルム。 【数3】(A+B)/(A+B+C+D)≦0.7
  3. 【請求項3】 フィルムの厚みが5〜30μで、ヘイズ
    が1.6%以下である請求項1及び2記載の積層ストレ
    ッチシュリンクフィルム。
  4. 【請求項4】 ポリプロピレン系軟質樹脂(C)が、ア
    タクチックポリプロピレン5〜25重量%との結晶性ア
    イソタクチックポリプロピレン75〜95重量%の混合
    物である請求項1〜3記載の積層ストレッチシュリンク
    フィルム。
  5. 【請求項5】 ポリプロピレン系軟質樹脂(C)の示差
    走査熱量計による融解ピーク温度が150℃以上、かつ
    融解熱が20〜80kJ/kgである請求項1〜4記載
    の積層ストレッチシュリンクフィルム。
  6. 【請求項6】 ポリブテン−1(D)が、プロピレン含
    有量15〜40モル%のブテン−1・プロピレン共重合
    体である請求項1〜5記載の積層ストレッチシュリンク
    フィルム。
  7. 【請求項7】 非イオン系界面活性剤が、ポリオキシエ
    チレンソルビタン脂肪酸エステルを含むものである請求
    項1〜6記載の積層ストレッチシュリンクフィルム。
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