JPH09115337A - ワイヤーハーネスおよびその接続部 - Google Patents

ワイヤーハーネスおよびその接続部

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JPH09115337A
JPH09115337A JP26849395A JP26849395A JPH09115337A JP H09115337 A JPH09115337 A JP H09115337A JP 26849395 A JP26849395 A JP 26849395A JP 26849395 A JP26849395 A JP 26849395A JP H09115337 A JPH09115337 A JP H09115337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
core type
conductor
electric wire
shielded electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP26849395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Asami
和彦 浅見
Masaru Shimizu
勝 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OUMI DENSEN KK
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
OUMI DENSEN KK
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by OUMI DENSEN KK, Furukawa Electric Co Ltd filed Critical OUMI DENSEN KK
Priority to JP26849395A priority Critical patent/JPH09115337A/ja
Publication of JPH09115337A publication Critical patent/JPH09115337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来シールド電線として複数のコア線1を持っ
たものを使用していたために、複数のコア線1に端子付
けを行う作業が非常に面倒であるという問題があった。 【解決手段】シールド電線を含んだワイヤーハーネスに
おいて、複数芯型のシールド電線を使用せず、一芯型の
シールド電線10のみを使用し、これによってシールド
電線の導体の露出作業を容易に行えるようにし、導体へ
の端子付け作業の効率化を図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車内
の電気配線として使用されるワイヤーハーネスおよびそ
の接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスは、多数の絶縁電線を
束ねたものであり、絶縁電線としては、導体上に絶縁層
を設けたものが一般に使用されているが、導体の外周に
シールド層を設けたシールド電線を含む場合がある。従
来のシールド電線は、図4に示すように、複数のコア線
1とドレンワイヤー2とをシールド層(金属箔)3で覆
い、その外周に絶縁プラスチック等の外被4を被せた構
造であった。
【0003】このシールド電線は、図5に示すように、
コア線1の導体1Aに端子5を接続し、また外被4から
露出させたドレンワイヤー2を、アース導体6に圧着端
子7を用いて接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように、
シールド電線として複数のコア線1を持ったものを使用
し、またドレンワイヤー2とアース導体6を圧着端子7
で接続する構造であると、シールド電線の複数のコア線
1に端子付けを行う作業およびドレンワイヤー2とアー
ス導体6を圧着端子7で接続する作業が非常に面倒であ
るという問題があった。
【0005】すなわち、シールド電線として複数のコア
線1を持ったものを使用すると、複数のコア線1はシー
ルド電線の中心に位置していないために、コア線1の導
体1Aを露出させるためには、外被4等を人間が手で剥
ぎ取らなければならず、その作業が非常に面倒であっ
た。また、ドレンワイヤー2とアース導体6を圧着端子
7を使用して接続するには圧着工具等が必要になり、そ
の作業が非常に面倒であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
シールド電線を含んだワイヤーハーネスにおいて、前記
シールド電線は、一芯型のシールド電線であり、複数芯
型のシールド電線は含まれていないことを特徴とするワ
イヤーハーネスである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、一芯型のシ
ールド電線を含み、複数芯型のシールド電線は含まれて
いないワイヤーハーネスの接続部において、前記一芯型
のシールド電線のシールド層をアース導体に圧接端子で
電気的に接続したことを特徴とするワイヤーハーネスの
接続部である。
【0008】ワイヤーハーネスに含まれるシールド電線
として、一芯型のシールド電線のみを使用し、複数芯型
のシールド電線は使用しないことにより、一芯型のシー
ルド電線は中心に導体が配置されているために、外被、
シールド層および絶縁層を所定長さ除去して導体を露出
させる作業を簡単に行うことができる。したがって、シ
ールド電線の導体への端子付け作業を簡単に行うことが
できる。
【0009】また、一芯型のシールド電線のシールド層
をアース導体に圧接端子を使用して電気的に接続する
と、圧接端子にシールド電線のシールド層とアース導体
とをそれぞれ差し込むだけで両者を接続することができ
るので、その接続作業を簡単に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明で使用する一芯型のシール
ド電線10の断面図であり、この一芯型のシールド電線
は、中心に配置された導体11と、該導体11の外周に
設けられた絶縁プラスチック等で形成された絶縁層12
と、該絶縁層12の外周に設けられた金属箔または導電
性プラスチック等で形成されたシールド層13と、該シ
ールド層13の外周に設けられた絶縁プラスチック等で
形成された外被14とから構成されている。
【0011】この一芯型のシールド電線10は、図2に
示すように、導体の外周に絶縁層が設けられた一般の絶
縁電線20と共に束ねられてワイヤーハーネスとして使
用されるものである。この際ワイヤーハーネスには、図
4に示したような複数芯型のシールド電線は含まれてい
ないものである。
【0012】一芯型のシールド電線10の導体11に端
子を接続するには、外被14、シールド層13および絶
縁層12を所定長さ除去して導体11を露出させ、かか
る露出した導体11に端子を接続するものである。一芯
型のシールド電線10は中心に導体11が配置されてい
るために、外被14、シールド層13および絶縁層12
を所定長さ除去して導体11を露出させる作業を簡単に
行うことができる。また、かかる導体11の露出作業、
端子付け作業およびコネクタへの端子挿入作業を機械に
よって自動化することも容易となり、生産性の向上を図
ることができる。
【0013】図3は、一芯型のシールド電線10のシー
ルド層13とアース導体30との接続部を示すものであ
る。シールド電線10のシールド層13とアース導体3
0とは圧接端子40で接続されている。すなわち、圧接
端子40はシールド層圧接部41とアース導体圧接部4
2とを備えており、シールド層圧接部41にシールド層
13が、またアース導体圧接部42にアース導体30が
それぞれ圧接接続されている。
【0014】上記のように、シールド電線10のシール
ド層13とアース導体30とを圧接端子40を用いて接
続すると、圧接端子40のシールド層圧接部41および
アース導体圧接部42に、シールド層13およびアース
導体30をそれぞれ挿入するだけでよいので両者を電気
的に簡単に接続することができる。
【0015】なお、本発明に係るワイヤーハーネスにお
いて使用する一芯型のシールド電線の使用本数は特に限
定するものではなく、回路状況に応じて、1本または複
数本を任意に使用するものである。
【0016】また、本発明に係るワイヤーハーネスの接
続部で使用する圧接端子の形状は特に限定するものでは
なく、例えば1個の圧接溝がシールド層圧接部とアース
導体圧接部とを兼ね備えている構造のものでもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るワイヤーハ
ーネスは、 ワイヤーハーネスに含まれるシールド電線
として、一芯型のシールド電線のみを使用し、複数芯型
のシールド電線は使用しないために、一芯型のシールド
電線の導体への端子付け作業を簡単に行うことができ
る。
【0018】また、本発明に係るワイヤーハーネスの接
続部は、一芯型のシールド電線のシールド層をアース導
体に圧接端子を使用して電気的に接続するために、その
接続作業を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する一芯型のシールド電線の断面
図である。
【図2】本発明に係るワイヤーハーネスの一実施例を示
す断面図である。
【図3】本発明に係るワイヤーハーネスの接続部の一実
施例を示す正面図である。
【図4】複数芯型のシールド電線の断面図である。
【図5】従来の複数芯型のシールド電線とアース導体と
の接続部を示す説明図である。
【符号の説明】
10 シールド電線 11 導体 12 絶縁層 13 シールド層 14 外被 20 一般の絶縁電線 30 アース導体 40 圧接端子 41 シールド層圧接部 42 アース導体圧接部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線を含んだワイヤーハーネス
    において、前記シールド電線は、一芯型のシールド電線
    であり、複数芯型のシールド電線は含まれていないこと
    を特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 【請求項2】 一芯型のシールド電線を含み、複数芯型
    のシールド電線は含まれていないワイヤーハーネスの接
    続部において、前記一芯型のシールド電線のシールド層
    をアース導体に圧接端子で電気的に接続したことを特徴
    とするワイヤーハーネスの接続部。
JP26849395A 1995-10-17 1995-10-17 ワイヤーハーネスおよびその接続部 Pending JPH09115337A (ja)

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