JPH0722090A - 信号ケーブルの接続構造 - Google Patents

信号ケーブルの接続構造

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JPH0722090A
JPH0722090A JP5158358A JP15835893A JPH0722090A JP H0722090 A JPH0722090 A JP H0722090A JP 5158358 A JP5158358 A JP 5158358A JP 15835893 A JP15835893 A JP 15835893A JP H0722090 A JPH0722090 A JP H0722090A
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JP
Japan
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wire
coaxial
signal cable
shield layer
plate
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Withdrawn
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JP5158358A
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English (en)
Inventor
Shigetoshi Tsukada
重寿 塚田
Mitsuo Tanikado
光生 谷角
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号ケーブルをコネクタ等に接続する際に適
用される信号ケーブルの接続構造に関し、信号ケーブル
の接続を効率的,かつ経済的に行い得る信号ケーブルの
接続構造を提供することを目的とする。 【構成】 信号ケーブル20を構成する同軸線1の線数に
対応するグランド線25を装備してなる共通アース板30
と、外皮5を剥離してシールド層4を露出させた前記複
数本の同軸線1を押圧してそのシールド層4を前記共通
アース板30に圧接させる押圧板50とで構成され、前記共
通アース板30にシールド層4を接触させる形で配置され
た前記複数本の同軸線1を前記押圧板50によって押圧す
ることで前記同軸線1のシールド層4と共通アース板30
のグランド線25間に電気的導通を生じさせるように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号ケーブル(多芯同軸
ケーブル)をコネクタ等に接続する際に適用される信号
ケーブルの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a) と(b) と(c) は従来の信号ケー
ブルの構造を示す模式的要部側断面図とそのA−A線断
面図とB−B線断面図、図5(a) と(b) と(c) は従来の
信号ケーブルの接続構造を示す模式的要部平面図とその
C−C線断面図と要部側断面図である。
【0003】図4(a) と(b) と(c) に示すように、従来
の信号ケーブル10は、複数本の同軸線1Aを例えば塩化
ビニル等の絶縁材料からなる表皮7内に包み込んだ構造
〔特に図4(b) のA−A線断面図参照〕になっている。
一方、表皮7の中に包み込まれる各同軸線1Aは、例え
ば銅等のように電気抵抗の少ない材料からなる芯線2
と、この芯線2を取り巻く内皮3(この内皮3は例えば
ポリエチレン等で構成される)と、さらにこの内皮3の
外周面を取り巻くシールド層4(このシールド層4は例
えば銅線等を網状に編んで製作した編組線等によって構
成される)と、このシールド層4に沿わせてあるドレイ
ン線6〔このドレイン線6は同軸線1Aのシールド層4
を装置側のアース回路(接地回路)に接続するために配
置されているもので、通常,複数の銅線を縒り合わせた
縒り線を用いる)と、前記シールド層4の外周面を包む
外皮5(この外皮5は通常前記表皮7と同じ材料を用い
る)とによって構成〔図4(c) のB−B線断面図参照〕
されている。
【0004】前記同軸線1Aは、芯線2とドレイン線6
を図示しないコネクタ側のピンにそれぞれ接続すること
によって該コネクタに実装される。その際、芯線2は前
記内皮3を剥き去ることで実装可能状態となり、一方の
ドレイン線6には適当な長さの絶縁チューブ11が被せら
れて実装可能状態となる。図中、12は加熱することによ
って直径が収縮する熱収縮チューブである。
【0005】以下、図5(a) と(b) と(c) に基づいて従
来の信号ケーブルの接続構造を説明する。なお、これら
図5(a) と(b) と(c) は、コネクタホルダ61によって保
持されたコネクタ60に同軸線1Aの芯線2とドレイン線
6を実装する場合を想定した図である。図中、62はコネ
クタホルダ61側に設けられた同軸線収容溝、50は同軸線
収容溝62内に収容された複数本の同軸線1をネジ51を用
いて押圧する押圧板をそれぞれ示す。
【0006】図5(a) と(b) と(c) に示すように、従来
の信号ケーブルの接続構造は、芯線2とドレイン線6を
コネクタ60側に設けられている所定のコネクタピン(図
示せず)に先ず接続し、その後、同軸線収容溝62内に収
容されている同軸線1Aを図5(b) に示すように押圧板
50で押圧してコネクタホルダ61に固定するというもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号ケーブルの
接続構造は、各同軸線1Aの芯線2及びこれら同軸線1
Aのシールド層4に沿わせてあるドレイン線6をそれぞ
れ対応するコネクタ60側の図示しないコネクタピンに実
装する(この実装方法については特定しない)ことによ
って信号ケーブル10をコネクタ60に接続するというもの
である。したがって、(1) 信号ケーブル10を構成する全
ての同軸線1A対応にドレイン線6を配置する必要があ
るので信号ケーブル10の単価が高い。(2) 処理時間が長
くなる(シールド層4を処理する時に誤ってドレイン線
6を切断してしまう危険性が伴うのでこの作業には高度
の技術と慎重さが必要でこのため時間が掛かる)。等の
問題点があった。
【0008】本発明は、各シールド層毎に設けられてい
るドレイン線の代りに共通アース板を配置したケーブル
構造とすることにより、信号ケーブル接続作業の効率化
を実現しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による信号ケーブ
ルの接続構造は、図1(a) と(b) と(c) と(d) に示すよ
うに、信号ケーブル20を構成する同軸線1に対応するグ
ランド線25を装備してなる共通アース板30と、外皮5を
剥離してシールド層4を露出させた前記複数本の同軸線
1を押圧してそのシールド層4を前記共通アース板30に
圧接させる押圧板50とで構成され、前記共通アース板30
にシールド層4を接触させる形で配置された前記複数本
の同軸線1を前記押圧板50によって押圧することで前記
複数の同軸線1のシールド層4と共通アース板30のグラ
ンド線25間に電気的導通が生じるように構成したことを
特徴とする。
【0010】
【作用】この信号ケーブルの接続構造は、共通アース板
30にシールド層4を接触させる形で配置された複数本の
同軸線1を押圧板50によって押圧することで複数の同軸
線1と共通アース板30間に電気的導通を発生させる構造
であることから、この接続構造を適用するとドレイン線
6(図4,図5参照)が不要となる。
【0011】
【実施例】以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明
する。図1(a) と(b) と(c) と(d) は本発明の一実施例
を示す模式的要部平面図とそのD−D線断面図と模式的
要部側断面図と同軸線の断面図、図2(a) と(b) は構成
部材の一構造例を示す模式的平面図と要部斜視図、図3
(a) と(b) は本発明の一変形例を示す模式的要部側断面
図であるが、前記図4,図5と同一部分にはそれぞれ同
一符号を付している。
【0012】図1(a) と(b) と(c) と(d) に示すよう
に、本発明による信号ケーブルの接続構造(以下ケーブ
ル接続構造と称する)は、信号ケーブル20を構成する同
軸線1の線数に略対応する線数のグランド線25を装備し
てなる共通アース板30と、外皮5を除去してシールド層
4を露出させた前記複数本の同軸線1を押圧してそのシ
ールド層4を前記共通アース板30に圧接させる押圧板50
が主要構成部材となる。
【0013】即ちこのケーブル接続構造は、前記共通ア
ース板30にそのシールド層4を接触させる形で配置され
た前記複数本の同軸線1を前記押圧板50によって押圧す
ることで同軸線1側のシールド層4と共通アース板30側
のグランド線25間に電気的導通を生じさせる構造であ
る。
【0014】前記共通アース板30は、複数本の同軸線1
のシールド層4と共通的に接触することでこれら各同軸
線1の共通的なアース回路を構成するものである。従っ
て、この共通アース板30を使用すれば複数本の同軸線1
のアース回路を集約的に形成することができる。なお、
この共通アース板30に接続されるグランド線25は通常コ
ネクタ60側に設けられている図示しないアースピン(接
地回路に接続されるコネクタピン)のピン数対応にその
線数が決められるが、このグランド線25の電流容量,線
数,或いは配置位置等については特定しない。
【0015】このケーブル接続構造においては、前記押
圧板50で同軸線1と共通アース板30を図1(a) と(b) と
(c) に示すように押圧してこれら同軸線1と共通アース
板30をコネクタホルダ61に固定した後、各芯線2と各グ
ランド線25をコネクタ60側の対応するコネクタピンにそ
れぞれ接続することによって信号ケーブルの接続工程を
終了する。
【0016】このケーブル接続構造は、各同軸線1のシ
ールド層4と共通的に接触する共通アース板30に接続さ
れているグランド線25を介して同軸線1のシールド層4
とコネクタ60間に電気的導通を発生させる構造であるこ
とから、図4に示す従来の同軸線1Aのようにドレイン
線6を予めシールド層4に沿って配置しておく必要が無
い。このため、この構造を適用することによって信号ケ
ーブル20を構成する同軸線1の構造が図1(d) に示すよ
うに著しく簡素化される。
【0017】以下図2(a) と(b) に基づいて主要構成部
材(共通アース板30)の構造を説明する。この共通アー
ス板30は、図2(a) と(b) に示すように、導電性の良好
な材料(例えば銅板等)で構成された方形の薄板から成
る本体部31に同軸線1の線数に略対応する線数のグラン
ド線25(このグランド線25の線数については特定しな
い)を例えば半田付け,或いは圧着等によって実装した
ものである。なお、この共通アース板30の板厚について
は特定しないが本実施例ではこれを約0.3 ミリメートル
に設定している。図2(a) と(b) に開示されている実施
例はグランド線25が本体部31の片面のみに実装された形
になっているが、これを本体部31の表裏両面に実装する
場合も当然有り得る。
【0018】本発明による信号ケーブルの接続構造は、
複数の同軸線1のシールド層4と接触することによって
これら各同軸線1のシールド層4との間に電気的導通を
発生させる共通アース板30を介して各同軸線1のアース
回路を集約的に形成する構造であることから、各同軸線
1対応にドレイン線6を配置する必要が無いので信号ケ
ーブル20の製造コストが格段に安くなる。
【0019】図3(a) と(b) は本発明の一変形例を示す
模式的要部側断面図である。これら二つの変形例中、図
3(a) は同軸線1aのシールド層4をそのままグランド
線25として用いている。この場合、シールド層4と芯線
2を分離するための手段は様々であるが、一般的に行わ
れているのはシールド層4が編組線で構成されているの
を利用してこの編組線の網目の一部を拡げてそこから内
皮3によって被覆された芯線2を引き出すという方法で
ある。
【0020】なお、この変形例では、芯線2とグランド
線25の識別を容易化するために芯線2には白チューブ72
を被せ、シールド層4を縒り合わせて形成したグランド
線25には黒チューブ71を被せている。この変形例を適用
するとシールド層4に沿わせる形で配置されるドレイン
線6(図4,図5参照)が不要であることから前記実施
例(図1参照)と同じ構造の信号ケーブル20が使用でき
る。
【0021】図3(b) は圧着コンタクト75と呼ばれる接
続部材を用いて同軸線1bのシールド層4とコネクタ側
のピン(図示せず)を接続する場合を示している。この
圧着コンタクト75は、一方の端部に設けられているカシ
メ部77を同軸線1bのシールド層4に被せてこれを周知
の圧着工具で締めつけることによってシールド層4と圧
着コンタクト75間に導通を生ぜしめる。この圧着コンタ
クト75の他方の端部は図示しない前記コネクタ側のピン
に前記圧着工具等を使用して接続される。この変形例も
シールド層4に沿わせる形で配置されるドレイン線6を
必要としないことから、前記変形例(図3(a) 参照)と
同じ構造の信号ケーブル20が使用できるので経済的であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による信号ケーブルの接続構造は、各シールド層毎に設
けられているドレイン線の代わりに共通アース板を配置
したケーブル構造になっていることから、信号ケーブル
の接続作業が従来に比して格段に効率化される。このた
め、この信号ケーブルの接続構造を適用することによる
経済的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す模式的要部平面図と
そのD−D線断面図と模式的要部側断面図と同軸線の断
面図である。
【図2】 構成部材の一構造例を示す模式的平面図と要
部斜視図である。
【図3】 本発明の一変形例を示す模式的要部側断面図
である。
【図4】 従来の信号ケーブルの構造を示す模式的要部
側断面図とそのA−A線断面図とB−B線断面図であ
る。
【図5】 従来の信号ケーブルの接続構造を示す模式的
要部平面図とそのC−C線断面図と要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b,1A 同軸線 2 芯線 3 内皮 4 シールド層 5 外皮 6 ドレイン線 7 表皮 10,20 信号ケーブル 11 絶縁チューブ 12 熱収縮チューブ 25 グランド線 30 共通アース板 31 本体部 50 押圧板 51 ネジ 60 コネクタ 61 コネクタホルダ 62 同軸線収容溝 71 黒チューブ 72 白チューブ 75 圧着コンタクト 77 カシメ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号ケーブル(20)を構成する同軸線(1)
    に対応するグランド線(25)を装備してなる共通アース板
    (30)と、外皮(5) を剥離してシールド層(4)を露出させ
    た前記複数本の同軸線(1) を押圧してそのシールド層
    (4) を前記共通アース板(30)に圧接させる押圧板(50)と
    で構成され、 前記共通アース板(30)にシールド層(4) を接触させる形
    で配置された前記複数本の同軸線(1) を前記押圧板(50)
    によって押圧することで前記複数の同軸線(1)のシール
    ド層(4) と前記グランド線(25)との間に電気的導通が生
    じるように構成したことを特徴とする信号ケーブルの接
    続構造。
JP5158358A 1993-06-29 1993-06-29 信号ケーブルの接続構造 Withdrawn JPH0722090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017060656A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社三共 通信ケーブル
CN106793463A (zh) * 2016-12-26 2017-05-31 郑州云海信息技术有限公司 一种降低emi干扰的布线方法及电路板

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017060656A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社三共 通信ケーブル
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Effective date: 20000905