JPS628135Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628135Y2 JPS628135Y2 JP1982171936U JP17193682U JPS628135Y2 JP S628135 Y2 JPS628135 Y2 JP S628135Y2 JP 1982171936 U JP1982171936 U JP 1982171936U JP 17193682 U JP17193682 U JP 17193682U JP S628135 Y2 JPS628135 Y2 JP S628135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- shield
- conductor
- flat plate
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 17
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 8
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 12
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
本考案はシールドを有するフラツトケーブルが
接続されたコネクタにおける、該シールドの接地
配線を容易にし、かつ、シールド効果の向上が図
れるようにしたコネクタのシールド構造に関す
る。
接続されたコネクタにおける、該シールドの接地
配線を容易にし、かつ、シールド効果の向上が図
れるようにしたコネクタのシールド構造に関す
る。
(b) 従来技術と問題点
フラツトケーブルは一般的に第1図のa1,a2,
a3の斜視図に示すように形成されている。シール
ドのないフラツトケーブル4はa1に示すように芯
線2の外周に被覆された絶縁材1が設けられ、そ
れぞれの芯線2が直線状に配列されるように形成
されている。一方、シールドを有するフラツトケ
ーブルはa2に示すように芯線2を被覆した絶縁材
1の外周の一面に更に、シールド箔3がサンドイ
ツチされた絶縁材による外被1Aが設けられる
か、または、a3に示すようにシールド箔3と外被
1Aとが全体を覆うように設けられてフラツトケ
ーブル5,6が形成されている。
a3の斜視図に示すように形成されている。シール
ドのないフラツトケーブル4はa1に示すように芯
線2の外周に被覆された絶縁材1が設けられ、そ
れぞれの芯線2が直線状に配列されるように形成
されている。一方、シールドを有するフラツトケ
ーブルはa2に示すように芯線2を被覆した絶縁材
1の外周の一面に更に、シールド箔3がサンドイ
ツチされた絶縁材による外被1Aが設けられる
か、または、a3に示すようにシールド箔3と外被
1Aとが全体を覆うように設けられてフラツトケ
ーブル5,6が形成されている。
従来このようなフラツトケーブル5,6が接続
されたコネクタではbの斜視図に示すように構成
されてシールド箔3による接地配線が行われてい
る。コネクタ7は分割される第1の部材7Aと第
2の部材7Bとによつて形成され、第1の部材7
Aにはコンタクト7Cが保持されている。外被1
Aが除去されて端末処理が施されたフラツトケー
ブル5,6を第1と第2との部材7A,7Bで挾
持することで、コンタクト7Cの先端は絶縁材1
を突き破ぶりそれぞれの芯線2に圧接され、コン
タクト7Cと芯線2との電気導通が得られる。シ
ール箔3はその先端部に固着用の孔3Aが設けら
れ接地端子9に止めネジ8を用いて螺着すること
でシールド配線が行われる。
されたコネクタではbの斜視図に示すように構成
されてシールド箔3による接地配線が行われてい
る。コネクタ7は分割される第1の部材7Aと第
2の部材7Bとによつて形成され、第1の部材7
Aにはコンタクト7Cが保持されている。外被1
Aが除去されて端末処理が施されたフラツトケー
ブル5,6を第1と第2との部材7A,7Bで挾
持することで、コンタクト7Cの先端は絶縁材1
を突き破ぶりそれぞれの芯線2に圧接され、コン
タクト7Cと芯線2との電気導通が得られる。シ
ール箔3はその先端部に固着用の孔3Aが設けら
れ接地端子9に止めネジ8を用いて螺着すること
でシールド配線が行われる。
かゝるコネクタ7のシールド配線では装着され
るコネクタ7の近傍には接地端子9を設けなけれ
ばならなく、また、コネクタ7によつて挾持され
たフラツトケーブル5,6はシールド箔3より露
出されるため、シールド効果が悪くなる問題を有
していた。
るコネクタ7の近傍には接地端子9を設けなけれ
ばならなく、また、コネクタ7によつて挾持され
たフラツトケーブル5,6はシールド箔3より露
出されるため、シールド効果が悪くなる問題を有
していた。
(c) 考案の目的
本考案の目的はシールド箔の接地の配線を容易
にし、かつ、フラツトケーブルがコネクタに接続
された箇所にもシールド効果が得られるように
し、前述の問題点を除去したものを提供するもの
である。
にし、かつ、フラツトケーブルがコネクタに接続
された箇所にもシールド効果が得られるように
し、前述の問題点を除去したものを提供するもの
である。
(d) 考案の構成
本考案の目的は、かゝるコネクタのシールド配
線において、絶縁材によつて形成された平板と、
コネクタの外周を覆うように形成され、一面には
該平板を重着し、他面にはシールドが接合された
導電体とを具備し、かつ、該重着部にはコンタク
トの配列に対応され、必要に応じて該コンタクト
と該導電体とは電気導通が可能な貫通孔が設けら
れたことを特徴とするコネクタのシールド構造に
より達成される。
線において、絶縁材によつて形成された平板と、
コネクタの外周を覆うように形成され、一面には
該平板を重着し、他面にはシールドが接合された
導電体とを具備し、かつ、該重着部にはコンタク
トの配列に対応され、必要に応じて該コンタクト
と該導電体とは電気導通が可能な貫通孔が設けら
れたことを特徴とするコネクタのシールド構造に
より達成される。
(e) 考案の実施例
以下本考案を第2図を参考に詳細に説明する。
第2図のa,b,cは本考案によるコネクタのシ
ールド構造の一実施例を示す斜視図である。
第2図のa,b,cは本考案によるコネクタのシ
ールド構造の一実施例を示す斜視図である。
フラツトケーブル5,6が接続されたコネクタ
7のコンタクト7Cが貫通される貫通孔11Aが
設けられた絶縁材によつて形成された平板11と
平板11を固着し、コネクタ7の外周を覆うよう
にベルト状の導電体10とによつて構成されたも
のである。この平板11はbに示すように舌片1
0Aと舌片10Aが挿入される挿入口10Bとを
有するように形成された導電体10に固着されて
いるので、舌片10Aの挿脱によつてコネクタ7
に着脱可能である。また、コンタクト7Cが挿入
される平板11の貫通孔11Aと導電体10の貫
通孔10Cとは同じ大きさの径にされているが、
コンタクト7Cと導電体10とが電気導通を必要
とする場合は10C−1に示すように孔径を小さ
く、貫通孔11Aより突出されたコンタクト7C
を7C−1に示すように半田付12を行うことで
容易に導通が得られる。
7のコンタクト7Cが貫通される貫通孔11Aが
設けられた絶縁材によつて形成された平板11と
平板11を固着し、コネクタ7の外周を覆うよう
にベルト状の導電体10とによつて構成されたも
のである。この平板11はbに示すように舌片1
0Aと舌片10Aが挿入される挿入口10Bとを
有するように形成された導電体10に固着されて
いるので、舌片10Aの挿脱によつてコネクタ7
に着脱可能である。また、コンタクト7Cが挿入
される平板11の貫通孔11Aと導電体10の貫
通孔10Cとは同じ大きさの径にされているが、
コンタクト7Cと導電体10とが電気導通を必要
とする場合は10C−1に示すように孔径を小さ
く、貫通孔11Aより突出されたコンタクト7C
を7C−1に示すように半田付12を行うことで
容易に導通が得られる。
シールド箔3の配線はcに示すようにフラツト
ケーブル5,6の外被1Aを除去して露出された
シールド箔3を導電体10に半田付12を行うこ
とで接続される。
ケーブル5,6の外被1Aを除去して露出された
シールド箔3を導電体10に半田付12を行うこ
とで接続される。
そこで、コネクタ7を装着すべきプリント板1
3のスルホール13Aにコンタクト7Cを挿入
し、プリント板13のパターン配線による接地配
線を行うことで、シールド箔3は導電体10とコ
ンタクト7Cとを介して接地接続が行われる。更
に、フラツトケーブル5,6の所定の芯線2に接
地を配線したい場合または接地配線の線路抵抗を
小さくしたい場合は前述と同様にコンタクト7C
の突出部に半田付12を行うことで容易に接地配
線が行える。
3のスルホール13Aにコンタクト7Cを挿入
し、プリント板13のパターン配線による接地配
線を行うことで、シールド箔3は導電体10とコ
ンタクト7Cとを介して接地接続が行われる。更
に、フラツトケーブル5,6の所定の芯線2に接
地を配線したい場合または接地配線の線路抵抗を
小さくしたい場合は前述と同様にコンタクト7C
の突出部に半田付12を行うことで容易に接地配
線が行える。
導電体10の形状はコネクタ7の外周を完全に
覆うように形成することも可能であり、従来と比
較してシールド効果の向上が図れる。
覆うように形成することも可能であり、従来と比
較してシールド効果の向上が図れる。
(f) 考案の効果
以上説明したように本考案はコネクタ7の外周
部を覆う導電体10と導電体10に固着された平
板11とによつて形成され、貫通孔11A,10
Cに挿入されたコンタクト7Cと導電体10と
を、シールド箔3と導電体10とをそれぞれ電気
導通が得られるように接合されたものである。
部を覆う導電体10と導電体10に固着された平
板11とによつて形成され、貫通孔11A,10
Cに挿入されたコンタクト7Cと導電体10と
を、シールド箔3と導電体10とをそれぞれ電気
導通が得られるように接合されたものである。
これにより、コネクタ7の外周は導電体10に
よつて遮蔽されるためシールド効果が向上が図れ
更に、接地接続は従来のようなアース端子が不要
となり構造および配線の簡素化ができ実用効果は
大である。
よつて遮蔽されるためシールド効果が向上が図れ
更に、接地接続は従来のようなアース端子が不要
となり構造および配線の簡素化ができ実用効果は
大である。
第1図のa1,a2,a3はフラツトケーブルの斜視
図、bは従来のコネクタのシールド配線を示した
斜視図、第2図のa,b,cは本考案によるコネ
クタのシールド構造の一実施例を示す斜視図を示
す。 図中において、1は絶縁材、2は芯線、3はシ
ールド箔、4,5,6はフラツトケーブル、7は
コネクタ、8は止めネジ、9は接地端子、10は
導電体、11は平板、12は半田付、13はプリ
ント板を示す。
図、bは従来のコネクタのシールド配線を示した
斜視図、第2図のa,b,cは本考案によるコネ
クタのシールド構造の一実施例を示す斜視図を示
す。 図中において、1は絶縁材、2は芯線、3はシ
ールド箔、4,5,6はフラツトケーブル、7は
コネクタ、8は止めネジ、9は接地端子、10は
導電体、11は平板、12は半田付、13はプリ
ント板を示す。
Claims (1)
- シールドを有するフラツトケーブルと、該フラ
ツトケーブルの芯線に接続された複数のコンタク
トが突出されて保持されたコネクタとを備え、該
シールドを接地に接続するコネクタのシールド配
線において、絶縁材によつて形成された平板と、
前記コネクタの外周を覆うように形成され、一面
には該平板を重着し、他面には前記シールドが接
合された導電体とを具備し、かつ、該重着部には
コンタクトの配列に対応され、必要に応じて該コ
ンタクトと該導電体とは電気導通が可能な貫通孔
が設けられたことを特徴とするコネクタのシール
ド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982171936U JPS5976082U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | コネクタのシ−ルド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982171936U JPS5976082U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | コネクタのシ−ルド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5976082U JPS5976082U (ja) | 1984-05-23 |
JPS628135Y2 true JPS628135Y2 (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=30374927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982171936U Granted JPS5976082U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | コネクタのシ−ルド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5976082U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4687638B2 (ja) * | 2006-12-13 | 2011-05-25 | ティアック株式会社 | ケーブルユニットおよびアース線の接続方法 |
-
1982
- 1982-11-12 JP JP1982171936U patent/JPS5976082U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5976082U (ja) | 1984-05-23 |
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