JPH0910991A - 重ね溶接治具 - Google Patents

重ね溶接治具

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JPH0910991A
JPH0910991A JP7156011A JP15601195A JPH0910991A JP H0910991 A JPH0910991 A JP H0910991A JP 7156011 A JP7156011 A JP 7156011A JP 15601195 A JP15601195 A JP 15601195A JP H0910991 A JPH0910991 A JP H0910991A
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敦 越石
Kenichi Sano
建一 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば亜鉛メッキされた素材を重ね溶接する
際に被溶接材への突起の形成を不要にして作業性の向上
を図ること。 【構成】 第1載置台(7)と第2載置台(14)を所定
の相対位置関係で設置し、第2載置台(14)の上面に形
成された凹所(16)内に弾性材(18)により上面を突出
してフローティングガイド(17)を上下動自在に収容す
るとともに、このフローティングガイド(17)の下面と
前記凹所(16)の底面との間に交換可能にフローティン
グガイド(17)の下動限界を規制するストッパーブロッ
ク(23)を設置し、第1載置台(7)に載置される一方
の被溶接材(9)および第2載置台(14)に載置される
他方の被溶接材(15)を夫々位置決めして溶接部位を対
向させた状態で第1載置台(7)およびフローティング
ガイド(17)に押しつけて固定保持することにより、両
被溶接材(9)(15)を適度な間隙(H)を形成して重
ね合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の被溶接材を重ね
合わせて溶接するために利用される重ね溶接治具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】複数の被溶接材を重ね合わせてレーザー
溶接を行なう場合、被溶接材が例えば亜鉛メッキされた
素材では、被溶接材の溶接部がレーザービームで漸次加
熱されると、亜鉛メッキ層の亜鉛の融点が被溶接材の母
材である鉄の融点より著しく低いため、亜鉛メッキ層が
早期に溶融して亜鉛蒸気を発生する。そして、ここで発
生した被溶接材の相互間の亜鉛メッキ層の亜鉛蒸気は、
被溶接材の相互間が密着しているため、逃げ場がなく、
被溶接材の相互間にこもった状態となる。このため、被
溶接材の溶接部の加熱溶融が進行すると、被溶接材の相
互間にこもった亜鉛蒸気の圧力が上昇して、この高圧と
なった亜鉛蒸気が溶融部から噴出されるため、溶融金属
が周囲に飛び散ったり、溶接部に気孔が形成される等の
溶接欠陥があり、良好な溶接品質を確保することができ
ないという問題があった。
【0003】そこで、このような問題を解決するため、
図4に示すように、例えば亜鉛メッキされた被溶接材
(1)(2)の重ね合わせ部分に適度な間隙(H)を設
け、この間隙(H)から亜鉛蒸気を逃がしてやる必要が
る。
【0004】このため、従来は、図4に示すように、被
溶接材(1)(2)の一方、例えば被溶接材(1)に適
度な高さの突起(1a)を形成し、この突起(1a)を
挟みつけるように被溶接材(1)(2)を重ね合わせる
ことによって間隙(H)を設け、被溶接材(1)(2)
をクランプ(3)(4)でベース(5)に固定保持する
とともに、被溶接材(1)(2)の重ね合わせ部分にレ
ーザービーム(6)を照射することによって溶接が行な
われている。
【0005】前記突起(1a)はプレス加工等で形成さ
れており、この突起(1a)の高さで間隙(H)を所定
値に設定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の重ね溶接では、溶接に先立って被溶接材(1)に突
起(1a)を形成する必要があり、その分だけ工数が増
えて手間と時間がかかり、作業性が悪く、しかも、作業
コストも高くつくという問題があった。また、亜鉛蒸気
を逃がすための間隙(H)の大きさが、溶接品質に影響
を与えるため、被溶接材(1)の突起(1a)の高さは
一定であることが望ましい。そのため、突起(1a)の
成形に高い加工精度が要求されるという問題があった。
更に、溶接条件の変更に伴って隙間(H)の大きさを変
更するには、被溶接材(1)の突起(1a)の高さ寸法
を変更する必要があり、この突起(1a)の高さ寸法変
更に多大な工数と時間を要するという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みて提案された
ものであり、その目的とするところは、突起を形成する
ことなく被溶接材の重ね合わせ部分に間隙を設けること
ができる重ね溶接治具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、一方の被溶接材を載置させる第1載置台と、
前記第1載置台の上方に配置され、垂直移動して第1載
置台に載置された一方の被溶接材を第1載置台に押しつ
けて固定保持する第1クランプ手段と、前記第1載置台
と所定の相対位置関係で設置され、他方の被溶接材を載
置させる第2載置台と、前記第2載置台の上面に形成さ
れた凹所内に上下動自在に収容され、第2載置台との間
に介在させた弾性体により上面を第2載置台上に突出さ
せたフローティングガイドと、前記第2載置台の上方に
配置され、垂直移動して第2載置台に載置された他方の
被溶接材を前記フローティングガイドに押しつけて固定
保持する第2クランプ手段と、前記フローティングガイ
ドの下面と前記凹所の底面との間に交換可能に設置さ
れ、前記フローティングガイドの下動限界を規制するス
トッパーブロックとを具備してなる重ね溶接治具を提供
する。
【0009】
【作用】第1載置台に載置された一方の被溶接材を位置
決めし、これを第1クランプ手段により第1載置台に押
しつけて固定保持するとともに、第2載置台に載置され
た他方の被溶接材を第1クランプ手段を利用して位置決
めすることにより両被溶接材を互いに対向させ、この状
態で第2クランプ手段により他方の被溶接材をフローテ
ィングガイドに押しつけて固定保持することにより、両
被溶接部材を重ね合わせるとともに、フローティングガ
イドが弾性体の付勢力に抗して押し下げられてストッパ
ーブロックにより下動限界を規制され、これによりフロ
ーティングガイドの上面を所定の高さ位置に保持させて
両被溶接材の重ね合わせ部分に適度な間隙を形成するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、図1に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0011】図1は本発明の重ね溶接治具を示す概略構
成図である。
【0012】図1において、(7)はベース(8)上に
設置された第1載置台で、第1被溶接材(9)が載置さ
れるようになっている。(10)は第1載置台(7)の側
方に配置された第1プッシャで、第1プッシュシリンダ
(11)により前後方向に水平移動し、第1載置台(7)
に載置される第1被溶接材(9)を押し込んで位置決め
するようになっている。(12)は第1載置台(7)の上
方に配置された第1クランプで、第1クランプシリンダ
(13)により上下方向に垂直移動し、第1載置台(7)
に載置される第1被溶接材(9)を第1載置台(7)に
押しつけて保持固定するようになっている。(14)はベ
ース(8)上に第1載置台(7)と所定の相対位置関係
で設置された第2載置台で、第2被溶接材(15)が載置
されるようになっている。この第2載置台(14)の上面
に凹所(16)が形成されており、この凹所(16)内にフ
ローティングガイド(17)を上下動自在に収容するとと
もに、このフローティングガイド(17)の下面と第2載
置台(14)の凹所(16)の底面との間にスプリングやゴ
ム等の弾性体(18)を介在させ、この弾性体(18)の弾
力によりフローティングガイド(17)を常時上方に付勢
してフローティングガイド(17)の上面を第2載置台
(14)上に被溶接材(9)(15)の重ね合わせ部分に設
ける間隙(H)より大きく突出させるようになってい
る。(19)は第2載置台(14)の側方に配置された第2
プッシャで、第2プッシュシリンダ(20)により前後方
向に水平移動し、第2載置台(14)に載置される第2被
溶接材(15)を押し込んで位置決めするようになってい
る。(21)は第2載置台(14)の上方に配置された第2
クランプで、第2クランプシリンダ(22)により上下方
向に垂直移動し、第2載置台(14)に載置される第2被
溶接材(15)をフローティングガイド(17)に押しつけ
て保持固定するようになっている。(23)は前記フロー
ティングガイド(17)の下面と第2載置台(14)の凹所
(16)の底面との間に交換可能に設置されたストッパー
ブロックで、第2クランプ(21)による第2被溶接材
(15)の保持固定時、フローティングガイド(17)が第
2被溶接材(15)を介して第2クランプ(21)により押
圧されて弾性体(18)の付勢力に抗して押し下げられる
際に凹所(16)の底面によりフローティングガイド(1
7)の下動限界を規制し、フローティングガイドガイド
(17)の上面を被溶接材(9)(15)の重ね合わせ部分
に間隙(H)を形成する位置に保持させるようになって
いる。
【0013】次に、本発明の重ね溶接治具の動作要領に
ついて説明する。
【0014】先ず、第1プッシャ(10)および第2プッ
シャ(19)を後退位置で待機させ、第1クランプ(12)
および第2クランプ(21)を上昇位置で待機させた状態
で、第1被溶接材(9)および第2被溶接材(15)を第
1載置台(7)および第2載置台(14)に載置させる。
そして、第1プッシュシリンダ(11)を駆動させて第1
プッシャ(10)を前進させ、この第1プッシャ(10)に
より第1載置台(7)に載置された第1被溶接材(9)
を押し込むことにより、第1被溶接材(9)の先端をフ
ローティングガイド(17)の側端面に突き当てて第1被
溶接材(9)を位置決めする。この後、第1クランプシ
リンダ(13)を駆動させて第1クランプ(12)を降下
し、この第1クランプ(12)により第1載置台(7)に
載置された第1被溶接材(9)を第1載置台(7)に押
しつけて保持固定する。
【0015】次に、第2プッシュシリンダ(20)を駆動
させて第2プッシャ(19)を前進させ、この第2プッシ
ャ(19)によって第2載置台(14)に載置された第2被
溶接材(15)を押し込むことにより、第2被溶接材(1
5)の先端をフローティングガイド(17)の上面を通過
させて第1クランプ(12)の側端面に突き当て、第2被
溶接材(15)を位置決めする。そうすると、第1被溶接
材(9)の先端部と第2被溶接材(15)の先端部が互い
に対向された状態となる。この状態で、第2クランプシ
リンダ(22)を駆動させて第2クランプ(21)を降下
し、この第2クランプ(21)により第2載置台(14)に
載置された第2被溶接材(15)をフローティングガイド
(17)に押しつけて固定保持することにより、第1被溶
接材(9)の先端部と第2被溶接材(15)の先端部が互
いに重ね合わせられる。そして、この第2クランプ(2
1)による第2被溶接材(15)の保持固定時、フローテ
ィングガイド(17)が第2被溶接材(15)を介して第2
クランプ(21)により押圧されて弾性体(18)の付勢力
に抗して押し下げられ、これによりストッパーブロック
(23)が第2載置台(14)の凹所(16)の底面に突き当
ってフローティングガイド(17)の下動が規制されて該
フローティングガイド(17)の上面を所定の高さ位置に
保持させることにより、被溶接材(9)(15)の重ね合
わせ部分に間隙(H)が自動的に形成される。この後、
従来と同様に被溶接材(9)(15)の重ね合わせ部分に
レーザービームを照射することによって溶接が行なわれ
る。
【0016】上記実施例では、第2クランプ(21)によ
る第2被溶接材(15)の保持固定時、フローティングガ
イド(17)の下面と第2載置台(14)の凹所(16)の底
面との間に交換可能に設置されたストッパーブロック
(23)によりフローティングガイド(17)の下動が規制
されることにより、フローティングガイド(17)の上面
が所定の高さ位置に保持されて被溶接材(9)(15)の
重ね合わせ部分に所定の間隙(H)が形成されるように
なっており、ストッパーブロック(23)を交換すること
により被溶接材(9)(15)の重ね合わせ部分の間隙
(H)の大きさを変更することができる。
【0017】図2および図3は本発明の他の実施例を示
しており、これは図1の実施例では、第1被溶接材
(9)と第2被溶接材(15)を重ね合わせる際に、第1
被溶接材(9)および第2被溶接材(15)の先端がフロ
ーティングガイド(17)および第1クランプ(12)の側
端面に引っ掛かって下方および上方へ曲がる虞があり、
これを改善するようにしたものである。
【0018】この実施例では、第1クランプ(12)が、
アウタークランプ(24)と、このアウタークランプ(2
4)の下面に形成した凹所(25)内に、被溶接材(9)
(15)の重ね合わせ部分に形成する間隙(H)に相当す
る寸法を残して収容可能なインナークランプ(26)とで
構成され、アウタークランプ(24)にインナークランプ
(26)を凹所(25)内に収容可能なように吊下杆(27)
を介して上下動自在に吊下支持し、上昇位置ではインナ
ークランプ(26)がアウタークランプ(24)の下面から
下方へ突出するようになっている。また、第2載置台
(14)の先端部に、第1被溶接材(9)の先端部を支受
する支受杆(28)を一体に形成している。
【0019】上記実施例においては、第1載置台(7)
に載置された第1被溶接材(9)の先端をフローティン
グガイド(17)の側端面に突き当てて第1被溶接材
(9)を位置決めするとともに、第2載置台(14)に載
置された第2被溶接材(15)の先端を第1クランプ(1
2)のインナークランプ(26)の側端面に突き当てて第
2被溶接材(15)を位置決めすることにより、図2に示
すように、両被溶接材(9)(15)の先端部を互い対向
する。この状態で、第1クランプシリンダ(13)および
第2クランプシリンダ(22)を駆動させて第1クランプ
(12)および第2クランプ(21)を降下することによ
り、図3に示すように、第1載置台(7)に載置された
第1被溶接材(9)が第1クランプ(12)のインナーク
ランプ(26)により保持固定されるとともに、第2載置
台(14)に載置された第2被溶接材(15)が第2クラン
プ(21)により保持固定され、これにより両被溶接材
(9)(15)の先端部が互いに重ね合わせられる。そし
て、このように両被溶接材(9)(15)の先端部が重ね
合わせられる際、フローティングガイド(17)が第2ク
ランプ(21)により第2被溶接材(15)を介して押圧さ
れて弾性体(18)の付勢力に抗して押し下げられ、これ
によりストッパーブロック(23)が第2載置台(14)の
凹所(16)の底面に突き当ってフローティングガイド
(17)の下動が規制されて該フローティングガイド(1
7)の上面が所定の高さ位置に保持されることにより、
両被溶接材(9)(15)の重ね合わせ部分に間隙(H)
が自動的に形成される。また、両被溶接材(9)(15)
の先端部が重ね合わせられる際、第1被溶接材(9)の
先端がフローティングガイド(17)の側端面に引っ掛か
って下方へ曲がろうとしても、第2載置台(14)の先端
部に形成された支受杆(28)により下方から支受させて
第1被溶接材(9)の先端が曲がるのを防ぐとともに、
第2被溶接材(15)の先端が第1クランプ(12)のイン
ナークランプ(26)の側端面に引っ掛かって上方へ曲が
ろうとしても、アウタークランプ(24)により上方から
押さえつけて第2被溶接材(15)の先端が曲がるのを防
ぎ、これにより被溶接部材(9)(15)を重ね合わせる
際の被溶接部材(9)(15)の先端の曲げ防止を図ると
ともに、被溶接部材(9)(15)の先端にバリ等があっ
ても適正な間隙(H)を確保して重ね合わせが可能であ
る。
【0020】以上の説明では、2枚の被溶接材を重ね合
わせてレーザー溶接する場合について述べているが、2
枚以上の被溶接材を重ね溶接することも可能であり、レ
ーザー溶接以外のTIG溶接等にも適用することが可能
である。
【0021】また、被溶接材が亜鉛メッキされた素材に
ついて述べているが、母材より著しく融点が低い材料で
メッキされた素材にも適用することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被溶接材に突起が不要であるから、その分だけ工数が減
って手間や時間が省け、作業性の向上が図れるととも
に、作業コストも低減することができる。また、フロー
ティングガイドの下面と凹所の底面との間に交換可能に
設置されたストッパーブロックよりフローティングガイ
ドの可動限界を規制させて被溶接材の重ね合わせ部分に
自動的に間隙(H)を形成するようにしているから、被
溶接材の重ね合わせ部分の間隙(H)の大きさが一定し
て溶接品質を安定させることができる。更に、溶接条件
の変更によって間隙(H)の大きさを変更する場合、ス
トッパーブロックを交換するだけでよく、被溶接材の重
ね合わせ部分の間隙(H)の大きさ変更が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重ね溶接治具の重ね合わせ後の状態を
示す概略構成図である。
【図2】本発明の重ね溶接治具の他の実施例の重ね合わ
せ前の状態を示す概略構成図である。
【図3】本発明の重ね溶接治具の他の実施例の重ね合わ
せ後の状態を示す概略構成図である。
【図4】従来の重ね溶接を説明する図面である。
【符号の説明】
H 被溶接材の重ね合わせ部分の間隙 7 第1載置台 9 第1被溶接材 10 第1プッシャ 11 第1プッシュシリンダ 12 第1クランプ 13 第1クランプシリンダ 14 第2載置台 15 第2被溶接材 16 凹所 17 フローティングガイド 18 弾性体 19 第2プッシャ 20 第2プッシュシリンダ 21 第2クランプ 22 第2クランプシリンダ 23 ストッパーブロック 24 アウタークランプ 25 凹所 26 インナークランプ 27 吊下杆 28 支受杆

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の被溶接材を載置させる第1載置台
    と、 前記第1載置台と所定の相対位置関係で設置され、他方
    の被溶接材を載置させる第2載置台と、 前記第1載置台の上方に配置され、垂直移動して第1載
    置台に載置された一方の被溶接材を第1載置台に押しつ
    けて固定保持する第1クランプ手段と、 前記第2載置台の上面に形成された凹所内に上下動自在
    に収容され、第2載置台との間に介在させた弾性体によ
    り上面を第2載置台上に突出させたフローティングガイ
    ドと、 前記第2載置台の上方に配置され、垂直移動して第2載
    置台に載置された他方の被溶接材を前記フローティング
    ガイドに押しつけて固定保持する第2クランプ手段と、 前記フローティングガイドの下面と前記凹所の底面との
    間に交換可能に設置され、前記フローティングガイドの
    下動限界を規制するストッパーブロックとを具備してな
    る重ね溶接治具。
  2. 【請求項2】 一方の被溶接材を載置させる第1載置台
    と、 前記第1載置台と所定の相対位置関係で設置され、先端
    部に第1載置台に載置される一方の被溶接材の先端部を
    支える手段を有した他方の被溶接材を載置させる第2載
    置台と、 前記第1載置台の上方に垂直移動可能に配置されたアウ
    タークランプに、これの下面に形成した凹所内に被溶接
    部材の重ね合わせ部分に形成する隙間に相当する寸法を
    残して収容可能なインナークランプを、上昇位置では下
    面から突出するように上下動自在に吊下支持してなり、
    アウタークランプを垂直移動して第1載置台に載置され
    た一方の被溶接材をインナークランプにより第1載置台
    に押しつけて固定保持するとともに、アウタークランプ
    により前記第2載置台された他方の被溶接材のインナー
    クランプの側端面に突き当たる先端部を押しつける第1
    クランプ手段と、 前記第2載置台の上面に形成された凹所内に上下動自在
    に収容され、第2載置台との間に介在させた弾性体によ
    り上面を第2載置台上に突出させたフローティングガイ
    ドと、 前記第2載置台の上方に配置され、垂直移動して第2載
    置台に載置された他方の被溶接材を前記フローティング
    ガイドに押しつけて固定保持する第2クランプ手段と、 前記フローティングガイドの下面と前記凹所の底面との
    間に交換可能に設置され、前記フローティングガイドの
    下動限界を規制するストッパーブロックとを具備してな
    る重ね溶接治具。
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