JPH0899321A - 成形型 - Google Patents

成形型

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Publication number
JPH0899321A
JPH0899321A JP25968094A JP25968094A JPH0899321A JP H0899321 A JPH0899321 A JP H0899321A JP 25968094 A JP25968094 A JP 25968094A JP 25968094 A JP25968094 A JP 25968094A JP H0899321 A JPH0899321 A JP H0899321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
air
cylinder
die
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP25968094A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ishikawa
辰夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP25968094A priority Critical patent/JPH0899321A/ja
Publication of JPH0899321A publication Critical patent/JPH0899321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単でタイミングよく成形品にエアを
供給することができる成形型を提供することを目的とす
る。 【構成】 固定型20と可動型11とキャビティ22と
を備え、型内に前記キャビティ22に通じるエア通路1
7を形成してなる成形型10において、前記固定型20
と前記可動型11とのいづれか一方に、前記可動型11
移動に連動してエアを吐出するシリンダー13を設ける
と共に、このシリンダー13の吐出口16を前記エア通
路17に連通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形型の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の成形型について説明する。
【0003】従来、成形型内の成形品にエアを圧送して
成形品の離型性を良くする成形型として、例えば図5に
示すように、キャビティ2内に圧縮空気を送出するエア
通路3を設けて、このエア通路3をエア源(図示せず)
に連繋させると共に、成形型1からの信号によってエア
源を作動させてエアを送出するようにした成形型1が実
開平1−67008号公報に開示されている。
【0004】また、図6及び図7に示すように、成形品
4の内面を形成するコア5を互いに隣接する複数の分割
片5a、5bから構成し、各分割片5a、5bの隣り合
う面間にコア5の外部に連通する間隙6が形成されるよ
うに分割片5a、5bを分離自在に取り付けると共に、
コア5の内部に間隙6に連通するエア通路7を設け、型
開き時に分割片5a、5bを分離させて、エア源(図示
せず)からのエアをエア通路7から間隙6を経て成形品
4内部に圧送するようにした成形型1が実開平1−80
321号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、いづれの場合もエア源として成形型1と
は別設備を要するため構造が複雑であり、またこのエア
源を型開き時の信号によって作動させるようにしてある
ため、エア供給のタイミングがずれるおそれがあるなど
の問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、構造が簡単でタイミングよく成形品にエアを供給す
ることができる成形型を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の成形型は、固定型と可動型とキャビティとを
備え、型内に前記キャビティに通じるエア通路を形成し
てなる成形型において、前記固定型と前記可動型とのい
づれか一方に、前記可動型の移動に連動してエアを吐出
するシリンダーを設けると共に、このシリンダーの吐出
口を前記エア通路に連通した構成を有している。
【0008】また好ましくは本発明の成形型は、前記シ
リンダーを前記可動型に設けると共に、このシリンダー
を可動型の移動によってスライドするスライド駒に連結
した構成を有している。
【0009】さらに好ましくは本発明の成形型は、前記
シリンダーを前記固定型に設けると共に、このシリンダ
ーを可動型の移動によって作動する弾性体に連結した構
成を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、固定型と可動型とのいづれ
か一方に設けたシリンダーが可動型の移動に連動してエ
アをエア通路に吐出するので、型開きと同時に容易に成
形品にエアを供給することができ、またエア供給のため
の別設備を必要としないので、構造が簡単になる。さら
に、エアの供給は型開きと連動しているので、エア供給
のタイミングがずれるおそれがなく、成形品の離型性が
大幅に向上する。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図において10は成形型、12はス
ライド駒、13はシリンダー、22はキャビティであ
る。
【0012】成形型10は可動型11と固定型20とを
備え、可動型11には固定型20に設けられたアンギュ
ラーピン21の傾斜に沿ってスライドするスライド駒1
2を備えている。このスライド駒12は成形品25下端
部のアンダーカット部25aを離型させるためのもので
ある。また可動型11にはシリンダー13が設けられて
おり、このシリンダー13のピストン14は連結バー1
5によってスライド駒12に連結されている。またシリ
ンダー13の一端には吐出口16が形成されており、吐
出口16は可動型11とコア型18とを貫通してキャビ
ティ22に達するエア通路17に連通されている。そし
て、エア通路17の先端にはスリット駒23が設けられ
ていてキャビティ22に開口している。
【0013】図2に示す型閉の状態で固定型20のキャ
ビティ22内にノズル24から成形材料が供給された後
に、可動型11を下降させると、図3に示すようにアン
ギュラーピン21の傾斜に沿ってスライド駒12が図の
右方向にスライドし、このスライド駒12に連結された
連結バー15によってピストン14がシリンダー13内
のエアを吐出口16から吐出し、エアはエア通路17を
通ってスリット駒23から成形品裏面に供給される。
【0014】このエアは成形品突き出し時にコア型と成
形品との間に発生する真空状態を解消するための離型対
策として供給され、また、ガス抜き駒の目詰まり防止、
エア突き出しなどに利用される。
【0015】以上のように、可動型11にシリンダー1
3を設け、このシリンダー13にスライド駒12に連結
されるピストン14を形成することにより、型開きによ
って可動型11の下降に連動して容易に成形品にエアを
供給することができるので、別設備を必要とせず構造が
簡単になる。
【0016】またエアの供給タイミングは型開きと連動
しているので、成形品の突き出し前にエアが供給されて
成形品の離型性が大幅に向上し、エア供給のタイミング
がずれるおそれがない。
【0017】なお、以上はスライド駒12に連動してエ
アが供給される成形型10について説明したが、図4に
示す実施例は成形型10の固定型20内にシリンダー1
3を内蔵し、可動型11の開時に型内に設けた弾性体で
あるバネ18によってピストン14が移動して、シリン
ダー13内のエアをエア通路17を経由して成形品裏面
に供給するようにしたものである。この場合もエアの供
給は型開きと連動しているので、エア供給のタイミング
がずれるおそれがなく、成形品の離型性も大幅に向上す
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定型と可動型
とキャビティとを備え、型内に前記キャビティに通じる
エア通路を形成してなる成形型において、前記固定型と
前記可動型とのいづれか一方に、前記可動型の移動に連
動してエアを吐出するシリンダーを設けると共に、この
シリンダーの吐出口を前記エア通路に連通することによ
り、型開きと同時に可動型の移動に連動してシリンダー
から容易に成形品にエアを供給することができ、またエ
ア供給のための別設備を必要としないので、構造が簡単
になる。さらに、エアの供給は型開きと連動しているの
で、エア供給のタイミングがずれるおそれがなく、成形
品の離型性が大幅に向上する成形型を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における成形型を備える成形
装置の一部断面図である。
【図2】同成形型の型閉時の断面図である。
【図3】同成形型の型開時の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例における成形型の型開時の
断面図である。
【図5】従来の成形型の断面図である。
【図6】従来の他の成形型の断面図である。
【図7】同成形型の要部断面図である。
【符号の説明】
10 成形型 11 可動型 13 シリンダー 14 ピストン 17 エア通路 20 固定型 22 キャビティ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と可動型とキャビティとを備え、
    型内に前記キャビティに通じるエア通路を形成してなる
    成形型において、前記固定型と前記可動型とのいづれか
    一方に、前記可動型の移動に連動してエアを吐出するシ
    リンダーを設けると共に、このシリンダーの吐出口を前
    記エア通路に連通したことを特徴とする成形型。
  2. 【請求項2】 前記シリンダーを前記可動型に設けると
    共に、このシリンダーを可動型の移動によってスライド
    するスライド駒に連結した請求項1記載の成形型。
  3. 【請求項3】 前記シリンダーを前記固定型に設けると
    共に、このシリンダーを可動型の移動によって作動する
    弾性体に連結した請求項1記載の成形型。
JP25968094A 1994-09-30 1994-09-30 成形型 Pending JPH0899321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25968094A JPH0899321A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 成形型

Applications Claiming Priority (1)

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JP25968094A JPH0899321A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 成形型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0899321A true JPH0899321A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17337423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25968094A Pending JPH0899321A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 成形型

Country Status (1)

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JP (1) JPH0899321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226828A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mazda Motor Corp 射出成形品の取出し方法及びその装置
CN113787667A (zh) * 2021-08-17 2021-12-14 朱海滨 一种采用气压式脱模的橡胶生产用注塑装置

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