JPH0898901A - ソリッドゴルフボールおよびその製造方法 - Google Patents
ソリッドゴルフボールおよびその製造方法Info
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- JPH0898901A JPH0898901A JP6261301A JP26130194A JPH0898901A JP H0898901 A JPH0898901 A JP H0898901A JP 6261301 A JP6261301 A JP 6261301A JP 26130194 A JP26130194 A JP 26130194A JP H0898901 A JPH0898901 A JP H0898901A
- Authority
- JP
- Japan
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- core
- hardness
- golf ball
- vulcanization
- solid golf
- Prior art date
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- Pending
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/006—Physical properties
- A63B37/0062—Hardness
- A63B37/00621—Centre hardness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
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- A63B37/005—Cores
- A63B37/006—Physical properties
- A63B37/0062—Hardness
- A63B37/00622—Surface hardness
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/10—Isomerisation; Cyclisation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 打球感がソフトで良好であり、かつ飛距離が
大きいソリッドゴルフボールを提供する。 【構成】 コアと該コアを直接または中間層を介して被
覆するカバーを有するソリッドゴルフボールにおいて、
コアの基材ゴムとして加硫前にシス構造を90%以上含
むブタジエンゴムを用い、加硫後にトランス構造が10
〜30%になるようにし、かつ、コアの硬度を、JIS
−C型硬度計で測定した硬度で、コアの中心から表面に
向かって5mm点間隔の各硬度がコアの中心の硬度に対
して10%以内の差になるようにする。上記コアの加硫
は、135〜155℃で20〜50分間加熱し、ついで
160〜180℃で5〜20分間加熱する二段加硫で行
うことが好ましい。
大きいソリッドゴルフボールを提供する。 【構成】 コアと該コアを直接または中間層を介して被
覆するカバーを有するソリッドゴルフボールにおいて、
コアの基材ゴムとして加硫前にシス構造を90%以上含
むブタジエンゴムを用い、加硫後にトランス構造が10
〜30%になるようにし、かつ、コアの硬度を、JIS
−C型硬度計で測定した硬度で、コアの中心から表面に
向かって5mm点間隔の各硬度がコアの中心の硬度に対
して10%以内の差になるようにする。上記コアの加硫
は、135〜155℃で20〜50分間加熱し、ついで
160〜180℃で5〜20分間加熱する二段加硫で行
うことが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソリッドゴルフボール
およびその製造方法に関するものであり、さらに詳しく
は、打球感がソフトで良好であり、かつ飛距離が大きい
ソリッドゴルフボールおよびその製造方法に関するもの
である。
およびその製造方法に関するものであり、さらに詳しく
は、打球感がソフトで良好であり、かつ飛距離が大きい
ソリッドゴルフボールおよびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボールは、大別すると、ソリッド
ゴルフボールと糸巻きゴルフボールとになる。前者のソ
リッドゴルフボールは、飛行性能が優れていることから
多用されているものの、打球感が糸巻きゴルフボールに
比べて硬く、特にミスショット時には非常に硬い感触を
与えるという問題がある。
ゴルフボールと糸巻きゴルフボールとになる。前者のソ
リッドゴルフボールは、飛行性能が優れていることから
多用されているものの、打球感が糸巻きゴルフボールに
比べて硬く、特にミスショット時には非常に硬い感触を
与えるという問題がある。
【0003】そのため、最近は、ソリッドゴルフボール
の打球感を糸巻きゴルフボールのそれに近づけるための
検討がなされており、例えば、ソリッドゴルフボールの
コア(芯球)を軟らかくしてボール全体の硬度を軟らか
くすることにより、打球感を改良することが提案されて
いる。
の打球感を糸巻きゴルフボールのそれに近づけるための
検討がなされており、例えば、ソリッドゴルフボールの
コア(芯球)を軟らかくしてボール全体の硬度を軟らか
くすることにより、打球感を改良することが提案されて
いる。
【0004】しかしながら、コアを軟らかくすると、そ
れに伴って反撥性能が低下し、飛距離が低下する。
れに伴って反撥性能が低下し、飛距離が低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
なソリッドゴルフボールに関する問題点を解決し、反撥
性能の低下を引き起こすことなく、ソリッドゴルフボー
ルの打球感を改善し、打球感がソフトで良好であり、か
つ飛距離が大きいソリッドゴルフボールを提供すること
を目的とする。
なソリッドゴルフボールに関する問題点を解決し、反撥
性能の低下を引き起こすことなく、ソリッドゴルフボー
ルの打球感を改善し、打球感がソフトで良好であり、か
つ飛距離が大きいソリッドゴルフボールを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ソリッド
ゴルフボールのコアのゴムのシス構造からトランス構造
への転移および硬度分布に着目して鋭意研究を重ねた結
果、コアの基材ゴムの加硫前のシス構造の一部を加硫後
にトランス構造が10〜30%になるように転移させ、
コアの硬度を、JIS−C型硬度計で測定した硬度で、
コアの中心から表面に向かい5mm点間隔の各硬度がコ
アの中心の硬度に対して10%以内の差にすることによ
って、コアを軟らかくしても反撥性能の低下を引き起こ
すことがなく、打球感がソフトで良好であり、かつ飛距
離が大きいソリッドゴルフボールが得られることを見出
し、本発明を完成するにいたった。
ゴルフボールのコアのゴムのシス構造からトランス構造
への転移および硬度分布に着目して鋭意研究を重ねた結
果、コアの基材ゴムの加硫前のシス構造の一部を加硫後
にトランス構造が10〜30%になるように転移させ、
コアの硬度を、JIS−C型硬度計で測定した硬度で、
コアの中心から表面に向かい5mm点間隔の各硬度がコ
アの中心の硬度に対して10%以内の差にすることによ
って、コアを軟らかくしても反撥性能の低下を引き起こ
すことがなく、打球感がソフトで良好であり、かつ飛距
離が大きいソリッドゴルフボールが得られることを見出
し、本発明を完成するにいたった。
【0007】すなわち、本発明は、コアの基材ゴムとし
て加硫前にシス構造を90%以上含むブタジエンゴムを
用い、加硫後にトランス構造が10〜30%になるよう
にし、かつコアの硬度分布を上記のように平坦化するこ
とによって、コアを軟らかくしても反撥性能の低下を引
き起こすことがなく、打球感がソフトで良好であり、か
つ飛距離が大きいソリッドゴルフボールを提供したもの
である。
て加硫前にシス構造を90%以上含むブタジエンゴムを
用い、加硫後にトランス構造が10〜30%になるよう
にし、かつコアの硬度分布を上記のように平坦化するこ
とによって、コアを軟らかくしても反撥性能の低下を引
き起こすことがなく、打球感がソフトで良好であり、か
つ飛距離が大きいソリッドゴルフボールを提供したもの
である。
【0008】上記コアを形成するためのゴム組成物は、
ゴム、加硫剤(架橋剤)、充填剤、有機過酸化物および
有機イオウ化合物を主要成分として含有するものであ
る。
ゴム、加硫剤(架橋剤)、充填剤、有機過酸化物および
有機イオウ化合物を主要成分として含有するものであ
る。
【0009】上記ゴムとしては、加硫前にシス構造を9
0%以上含むブタジエンゴムが基材ゴムとして用いら
れ、所望により、上記ブタジエンゴムに天然ゴム、イソ
プレンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピ
レンジエンゴム(EPDM)などを適宜ブレンドしても
よい。ただし、上記シス構造を90%含むブタジエンゴ
ムが全ゴム中80重量%以上であることが好ましい。
0%以上含むブタジエンゴムが基材ゴムとして用いら
れ、所望により、上記ブタジエンゴムに天然ゴム、イソ
プレンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピ
レンジエンゴム(EPDM)などを適宜ブレンドしても
よい。ただし、上記シス構造を90%含むブタジエンゴ
ムが全ゴム中80重量%以上であることが好ましい。
【0010】加硫剤は、特に限定されることなく種々の
ものを用い得るが、例えば、不飽和カルボン酸の金属
塩、特に炭素数3〜8の不飽和カルボン酸(例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸など)の一価または二価の金属
塩が用いられるが、特にアクリル酸亜鉛、メタクリル酸
亜鉛などが好ましい。この加硫剤の配合量は、ゴム10
0重量部に対して20〜40重量部が好ましく、特に2
5〜35重量部が好ましい。加硫剤の配合量が上記範囲
より少ない場合は、ボールの硬度が不足し、打球感(フ
ィーリング)が重くて悪くなり、また耐久性も低下する
おそれがある。また、加硫剤の配合量が上記範囲より多
くなると、ボールが硬くなりすぎて、打球感が悪くなる
おそれがある。なお、上記不飽和カルボン酸の金属塩
は、イオウ(硫黄)を含有するものではないので、加硫
剤と表現するよりも架橋剤と表現する方が適切であるか
も知れないが、本明細書では当業界の慣行にしたがって
加硫剤と表現する。また、コアの作製にあたって、上記
加硫剤によって行われるゴム組成物の加硫も、イオウに
よる架橋結合によるものではないので、加硫と表現する
よりも架橋と表現する方が適切であるかも知れないが、
この場合も同様に、本明細書では当業界の慣行にしたが
って加硫と表現する。
ものを用い得るが、例えば、不飽和カルボン酸の金属
塩、特に炭素数3〜8の不飽和カルボン酸(例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸など)の一価または二価の金属
塩が用いられるが、特にアクリル酸亜鉛、メタクリル酸
亜鉛などが好ましい。この加硫剤の配合量は、ゴム10
0重量部に対して20〜40重量部が好ましく、特に2
5〜35重量部が好ましい。加硫剤の配合量が上記範囲
より少ない場合は、ボールの硬度が不足し、打球感(フ
ィーリング)が重くて悪くなり、また耐久性も低下する
おそれがある。また、加硫剤の配合量が上記範囲より多
くなると、ボールが硬くなりすぎて、打球感が悪くなる
おそれがある。なお、上記不飽和カルボン酸の金属塩
は、イオウ(硫黄)を含有するものではないので、加硫
剤と表現するよりも架橋剤と表現する方が適切であるか
も知れないが、本明細書では当業界の慣行にしたがって
加硫剤と表現する。また、コアの作製にあたって、上記
加硫剤によって行われるゴム組成物の加硫も、イオウに
よる架橋結合によるものではないので、加硫と表現する
よりも架橋と表現する方が適切であるかも知れないが、
この場合も同様に、本明細書では当業界の慣行にしたが
って加硫と表現する。
【0011】有機過酸化物としては、例えば、ジクミル
パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどが
用いられるが、特にジクミルパーオキサイドが好まし
い。この有機過酸化物の配合量としては、ゴム100重
量部に対して0.5〜5重量部が好ましい。有機過酸化
物の配合量が上記範囲より少ない場合は、ボールの硬度
が不足し、打球感が重くて悪くなり、有機過酸化物の配
合量が上記範囲より多くなると、ボールが硬くなりすぎ
て、打球感が悪くなるおそれがある。
パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどが
用いられるが、特にジクミルパーオキサイドが好まし
い。この有機過酸化物の配合量としては、ゴム100重
量部に対して0.5〜5重量部が好ましい。有機過酸化
物の配合量が上記範囲より少ない場合は、ボールの硬度
が不足し、打球感が重くて悪くなり、有機過酸化物の配
合量が上記範囲より多くなると、ボールが硬くなりすぎ
て、打球感が悪くなるおそれがある。
【0012】有機イオウ化合物としては、例えば、ジフ
ェニルジスルフィド、ジキシルジスルフィド、ジトリル
ジスルフィドなどが用いられるが、特に上記ジフェニル
ジスルフィドとジキシルジスルフィドとジトリルジスル
フィドとの3種類の混合物を用いることが好ましい。そ
の際の混合比としては、特に限定されるものではない
が、重量比で全体を100としたときにジフェニルジス
ルフィド:ジキシルジスルフィド:ジトリルジスルフィ
ドが5〜60:5〜60:5〜60の範囲、特に10〜
50:10〜50:10〜50の範囲が好ましい。
ェニルジスルフィド、ジキシルジスルフィド、ジトリル
ジスルフィドなどが用いられるが、特に上記ジフェニル
ジスルフィドとジキシルジスルフィドとジトリルジスル
フィドとの3種類の混合物を用いることが好ましい。そ
の際の混合比としては、特に限定されるものではない
が、重量比で全体を100としたときにジフェニルジス
ルフィド:ジキシルジスルフィド:ジトリルジスルフィ
ドが5〜60:5〜60:5〜60の範囲、特に10〜
50:10〜50:10〜50の範囲が好ましい。
【0013】上記有機イオウ化合物の配合量としては、
ゴム100重量部に対して0.5〜4重量部が好まし
い。有機イオウ化合物の配合量が上記範囲より少ない場
合は、シス構造分のトランス構造への転移が所望する程
度に行われず、打球感をソフトにして、飛距離を大きく
することが達成しにくくなり、有機イオウ化合物の配合
量が上記範囲より多くなると、打球感が軟らかくなりす
ぎ、反撥性能が低下するおそれがある。
ゴム100重量部に対して0.5〜4重量部が好まし
い。有機イオウ化合物の配合量が上記範囲より少ない場
合は、シス構造分のトランス構造への転移が所望する程
度に行われず、打球感をソフトにして、飛距離を大きく
することが達成しにくくなり、有機イオウ化合物の配合
量が上記範囲より多くなると、打球感が軟らかくなりす
ぎ、反撥性能が低下するおそれがある。
【0014】充填剤としては、例えば、酸化亜鉛、二酸
化チタン、硫酸バリウムなどが一般的であり、この充填
剤は、主として重量調整剤として作用するものであっ
て、その配合量は、カバーやコアの比重、大きさなどに
より影響を受け、特に限定されるものではないが、通
常、ゴム100重量部に対して10〜40重量部が好ま
しい。
化チタン、硫酸バリウムなどが一般的であり、この充填
剤は、主として重量調整剤として作用するものであっ
て、その配合量は、カバーやコアの比重、大きさなどに
より影響を受け、特に限定されるものではないが、通
常、ゴム100重量部に対して10〜40重量部が好ま
しい。
【0015】本発明のゴルフボールに用いるゴム組成物
には、上記ゴム、加硫剤、充填剤、有機過酸化物、有機
イオウ化合物などの主要成分以外にも、必要に応じて、
老化防止剤などの添加剤を適宜配合することができる。
には、上記ゴム、加硫剤、充填剤、有機過酸化物、有機
イオウ化合物などの主要成分以外にも、必要に応じて、
老化防止剤などの添加剤を適宜配合することができる。
【0016】上記ゴム組成物の調製は、従来同様の通常
の手段でよって行うことができる。ただし、上記ゴム組
成物を用いてコアを作製する際の加硫は、第1段階が1
35〜155℃で20〜50分間加熱し、第2段階が1
60〜180℃で5〜20分間加熱する二段加硫によっ
て行うことが好ましい。このような二段加硫で加硫を行
うことによって、基材ゴムのシス構造が所望する程度に
トランス構造に転移し、コアの硬度分布の平坦化が起こ
る。
の手段でよって行うことができる。ただし、上記ゴム組
成物を用いてコアを作製する際の加硫は、第1段階が1
35〜155℃で20〜50分間加熱し、第2段階が1
60〜180℃で5〜20分間加熱する二段加硫によっ
て行うことが好ましい。このような二段加硫で加硫を行
うことによって、基材ゴムのシス構造が所望する程度に
トランス構造に転移し、コアの硬度分布の平坦化が起こ
る。
【0017】コアの大きさは、カバーの厚み、中間層の
有無などによって異なるので、特に限定されるものでは
ないが、通常35〜40mm程度が好ましい。
有無などによって異なるので、特に限定されるものでは
ないが、通常35〜40mm程度が好ましい。
【0018】本発明において、基材ゴムとして使用する
ブタジエンゴムの加硫前のシス構造が90%以上である
ことを必要としているのは、そのようなハイシス構造で
ないと反撥性能の良好なコアが得られないからであり、
また、加硫後の基材ゴムのトランス構造が10〜30%
であることを必要としているのは、トランス構造が10
%より少ない場合は、コアが硬くて、打球感が悪くな
り、トランス構造が30%より多くなると、コアが軟ら
かくなりすぎて、反撥性能が低下するためである。
ブタジエンゴムの加硫前のシス構造が90%以上である
ことを必要としているのは、そのようなハイシス構造で
ないと反撥性能の良好なコアが得られないからであり、
また、加硫後の基材ゴムのトランス構造が10〜30%
であることを必要としているのは、トランス構造が10
%より少ない場合は、コアが硬くて、打球感が悪くな
り、トランス構造が30%より多くなると、コアが軟ら
かくなりすぎて、反撥性能が低下するためである。
【0019】本発明のゴルフボールのコアは、その硬度
を、JIS−C型硬度計により測定した硬度で、コアの
中心から表面に向かって5mm点間隔の各硬度がコアの
中心の硬度に対して10%以内の差にする。このように
5mm点間隔の各硬度がコア中心の硬度に対して10%
以内の差ということはコアが平坦に加硫されていること
を示しており、このような平坦加硫をすることと、有機
イオウ化合物の存在によって、基材ゴムのシス構造のト
ランス構造への転移が生じ、コアを軟らかくしても反撥
性能を低下させることがなく、打球感がソフトで良好で
あり、かつ飛距離が大きいソリッドゴルフボールが得ら
れるようになるのである。すなわち、コアの中心から表
面に向かって5mm点間隔の硬度が、いずれかでもコア
の中心の硬度に対して10%より大きくなると、打球感
が重く感じられるようになる。
を、JIS−C型硬度計により測定した硬度で、コアの
中心から表面に向かって5mm点間隔の各硬度がコアの
中心の硬度に対して10%以内の差にする。このように
5mm点間隔の各硬度がコア中心の硬度に対して10%
以内の差ということはコアが平坦に加硫されていること
を示しており、このような平坦加硫をすることと、有機
イオウ化合物の存在によって、基材ゴムのシス構造のト
ランス構造への転移が生じ、コアを軟らかくしても反撥
性能を低下させることがなく、打球感がソフトで良好で
あり、かつ飛距離が大きいソリッドゴルフボールが得ら
れるようになるのである。すなわち、コアの中心から表
面に向かって5mm点間隔の硬度が、いずれかでもコア
の中心の硬度に対して10%より大きくなると、打球感
が重く感じられるようになる。
【0020】そして、上記コアの中心の硬度はJIS−
C型硬度計により測定した硬度で60〜85が好まし
く、特に65〜80が好ましい。コアの中心の硬度が上
記範囲より低い場合は、コアが軟らかすぎて重い打球感
となり、コアの中心の硬度が上記範囲より高い場合は、
打撃時の衝撃力が大きくなりすぎて、打球感が悪くなる
おそれがある。
C型硬度計により測定した硬度で60〜85が好まし
く、特に65〜80が好ましい。コアの中心の硬度が上
記範囲より低い場合は、コアが軟らかすぎて重い打球感
となり、コアの中心の硬度が上記範囲より高い場合は、
打撃時の衝撃力が大きくなりすぎて、打球感が悪くなる
おそれがある。
【0021】つぎに、図面を参照しつつ本発明のゴルフ
ボールの構造を説明する。図1は本発明のゴルフボール
の一例を模式的に示す断面図であり、この図1に示すゴ
ルフボールは、コア1と該コア1を被覆するカバー2と
からなるツーピースソリッドゴルフボールである。上記
コア1は、前記のように、加硫前にシス構造を90%以
上含むブタジエンゴムを基材ゴムとするゴム組成物を加
硫してなり、その加硫後のトランス構造が10〜30%
であって、かつJIS−C型硬度計で測定したコアの中
心から表面に向かって5mm点間隔の各硬度がコアの中
心の硬度に対して10%以内の差である硬度分布を有す
るものである。
ボールの構造を説明する。図1は本発明のゴルフボール
の一例を模式的に示す断面図であり、この図1に示すゴ
ルフボールは、コア1と該コア1を被覆するカバー2と
からなるツーピースソリッドゴルフボールである。上記
コア1は、前記のように、加硫前にシス構造を90%以
上含むブタジエンゴムを基材ゴムとするゴム組成物を加
硫してなり、その加硫後のトランス構造が10〜30%
であって、かつJIS−C型硬度計で測定したコアの中
心から表面に向かって5mm点間隔の各硬度がコアの中
心の硬度に対して10%以内の差である硬度分布を有す
るものである。
【0022】カバー2は、例えば、アイオノマー樹脂な
どを主材とする樹脂系カバー、バラタ系カバーのいずれ
もが適用可能であり、2aはディンプルであって、この
ディンプル2aは、必要に応じ、あるいは所望とする特
性が得られるように、適した個数、態様でカバー2に設
けられるものである。また、このゴルフボールには、必
要に応じ、ボール表面にペイントやマーキングが施され
る。
どを主材とする樹脂系カバー、バラタ系カバーのいずれ
もが適用可能であり、2aはディンプルであって、この
ディンプル2aは、必要に応じ、あるいは所望とする特
性が得られるように、適した個数、態様でカバー2に設
けられるものである。また、このゴルフボールには、必
要に応じ、ボール表面にペイントやマーキングが施され
る。
【0023】上記図1に示すゴルフボールは、コア1上
にカバー2が直接被覆したツーピースソリッドゴルフボ
ールであるが、上記コア1とカバー2との間に中間層を
設け、カバー2が上記中間層を介してコア1を被覆する
タイプのものであってよい。
にカバー2が直接被覆したツーピースソリッドゴルフボ
ールであるが、上記コア1とカバー2との間に中間層を
設け、カバー2が上記中間層を介してコア1を被覆する
タイプのものであってよい。
【0024】上記コア1にカバー2を被覆する方法は、
特に限定されるものではなく、従来と同様の方法で行う
ことができる。例えば、アイオノマー樹脂などを主材と
する樹脂系カバー用組成物またはバラタ系カバー用組成
物をあらかじめ半球殻状のハーフシェルに成形し、それ
を2枚用いてコア1を包み、130〜170℃で1〜1
5分間加圧成形するか、またはカバー用組成物をコア1
上に直接射出成形してコア1を包み込む方法などが採用
される。カバーの厚みは1〜4mm程度が好ましく、カ
バー成形時、必要に応じてボール表面にディンプルの形
成が行われ、また、カバー成形後、ペイント仕上げや、
マーキングなども必要に応じて施される。
特に限定されるものではなく、従来と同様の方法で行う
ことができる。例えば、アイオノマー樹脂などを主材と
する樹脂系カバー用組成物またはバラタ系カバー用組成
物をあらかじめ半球殻状のハーフシェルに成形し、それ
を2枚用いてコア1を包み、130〜170℃で1〜1
5分間加圧成形するか、またはカバー用組成物をコア1
上に直接射出成形してコア1を包み込む方法などが採用
される。カバーの厚みは1〜4mm程度が好ましく、カ
バー成形時、必要に応じてボール表面にディンプルの形
成が行われ、また、カバー成形後、ペイント仕上げや、
マーキングなども必要に応じて施される。
【0025】
【実施例】つぎに、実施例をあげて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0026】実施例1〜3および比較例1〜5 表1〜表2に示す配合組成でコア用ゴム組成物を調製し
た。得られたコア用ゴム組成物を金型内で表1〜表2に
示す加硫条件で加硫成形して直径39.2mmのコアを
作製した。表1に実施例1〜3の配合組成と加硫条件を
示し、表2に比較例1〜5の配合組成と加硫条件を示
す。表1および表2中の配合量は重量部であり、表1と
表2で共通する成分の詳細については、表1のところで
示す。
た。得られたコア用ゴム組成物を金型内で表1〜表2に
示す加硫条件で加硫成形して直径39.2mmのコアを
作製した。表1に実施例1〜3の配合組成と加硫条件を
示し、表2に比較例1〜5の配合組成と加硫条件を示
す。表1および表2中の配合量は重量部であり、表1と
表2で共通する成分の詳細については、表1のところで
示す。
【0027】
【表1】
【0028】※1:商品名、日本合成ゴム(株)製のブ
タジエンゴム、シス構造含量94% ※2:吉富製薬(株)製ヨシノックス425(商品名) ※3:商品名、精工化学工業(株)製、ジフェニルジス
ルフィドとジキシルジスルフィドとジトリルジスルフィ
ドとの3種類の混合物で、その混合比は重量比で14.
5:36.3:49.2である。
タジエンゴム、シス構造含量94% ※2:吉富製薬(株)製ヨシノックス425(商品名) ※3:商品名、精工化学工業(株)製、ジフェニルジス
ルフィドとジキシルジスルフィドとジトリルジスルフィ
ドとの3種類の混合物で、その混合比は重量比で14.
5:36.3:49.2である。
【0029】
【表2】
【0030】加硫前のゴム〔BR01(商品名)、すな
わち、ブタジエンゴム〕のシス構造含量、トランス構造
含量および加硫後のゴムのシス構造含量、トランス構造
含量を測定した結果を表3〜表4に示す。これらの測定
は、フーリェ変換型赤外分光吸収分光計によりATR法
とKBR法を併用する方法によって行った。
わち、ブタジエンゴム〕のシス構造含量、トランス構造
含量および加硫後のゴムのシス構造含量、トランス構造
含量を測定した結果を表3〜表4に示す。これらの測定
は、フーリェ変換型赤外分光吸収分光計によりATR法
とKBR法を併用する方法によって行った。
【0031】また、得られたコアの硬度、圧縮強度およ
び反撥係数を測定した。その結果を表3〜表4に示す。
硬度の測定は、コアの中心(中心)、中心から表面側へ
5mm離れたところ(中心から5mm)、中心から表面
側へ10mm離れたところ(中心から10mm)、中心
から表面側へ15mm離れたところ(中心から15m
m)、およびコアの表面(表面)の硬度をJIS−C型
硬度計で測定することによって行った。コアの内部の硬
度は、それぞれ該当する位置でコアを切断し、その切断
面の硬度を測定したものであり、測定位置末尾の括弧
(カッコ)内の表示は表3〜表4に硬度の測定位置を示
す際の簡略表示である。
び反撥係数を測定した。その結果を表3〜表4に示す。
硬度の測定は、コアの中心(中心)、中心から表面側へ
5mm離れたところ(中心から5mm)、中心から表面
側へ10mm離れたところ(中心から10mm)、中心
から表面側へ15mm離れたところ(中心から15m
m)、およびコアの表面(表面)の硬度をJIS−C型
硬度計で測定することによって行った。コアの内部の硬
度は、それぞれ該当する位置でコアを切断し、その切断
面の硬度を測定したものであり、測定位置末尾の括弧
(カッコ)内の表示は表3〜表4に硬度の測定位置を示
す際の簡略表示である。
【0032】上記コアの圧縮強度は、コアに初荷重10
kgをかけた時から終荷重130kgをかけた時までの
コアの圧縮変形量を測定することによって求め、反撥係
数は、R&A初速測定機により、ボールに198.4g
の金属円筒物を45m/sの速度で衝突させたときのボ
ールの速度を測定し、そのボール速度から算出すること
によって求め、実施例1のコアを100とした時の指数
で示す。
kgをかけた時から終荷重130kgをかけた時までの
コアの圧縮変形量を測定することによって求め、反撥係
数は、R&A初速測定機により、ボールに198.4g
の金属円筒物を45m/sの速度で衝突させたときのボ
ールの速度を測定し、そのボール速度から算出すること
によって求め、実施例1のコアを100とした時の指数
で示す。
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】つぎに、上記コアにアイオノマー樹脂系カ
バーを被覆して外径42.7mmのツーピースソリッド
ゴルフボールを製造した。カバー用組成物はハイミラン
1605(商品名)とハイミラン1706(商品名)と
の重量比50:50の混合物100重量部に対して二酸
化チタンを2重量部配合したものであり、上記ハイミラ
ン1605は三井デュポンポリケミカル(株)製のナト
リウムイオン中和タイプのアイオノマー樹脂で、ハイミ
ラン1706は三井デュポンポリケミカル(株)製の亜
鉛イオン中和タイプのアイオノマー樹脂である。
バーを被覆して外径42.7mmのツーピースソリッド
ゴルフボールを製造した。カバー用組成物はハイミラン
1605(商品名)とハイミラン1706(商品名)と
の重量比50:50の混合物100重量部に対して二酸
化チタンを2重量部配合したものであり、上記ハイミラ
ン1605は三井デュポンポリケミカル(株)製のナト
リウムイオン中和タイプのアイオノマー樹脂で、ハイミ
ラン1706は三井デュポンポリケミカル(株)製の亜
鉛イオン中和タイプのアイオノマー樹脂である。
【0036】得られたゴルフボールについて圧縮強度と
飛距離(キャリー)を測定し、かつ打球感を評価した。
その結果を表5〜表6に示す。
飛距離(キャリー)を測定し、かつ打球感を評価した。
その結果を表5〜表6に示す。
【0037】上記ボールの圧縮強度は、ボールに初荷重
10kgをかけた時から終荷重130kgをかけた時ま
でのボールの圧縮変形量を測定することによって求めた
ものであり、飛距離は、ツルーテンパー社製スイングロ
ボットにウッド1番クラブを取り付け、ボールを45m
/sのヘッドスピードで打撃して落下点までの距離(キ
ャリー)を測定することによって求めたものである。そ
して、打球感はプロ10人によりウッド1番クラブで実
打して評価したものである。
10kgをかけた時から終荷重130kgをかけた時ま
でのボールの圧縮変形量を測定することによって求めた
ものであり、飛距離は、ツルーテンパー社製スイングロ
ボットにウッド1番クラブを取り付け、ボールを45m
/sのヘッドスピードで打撃して落下点までの距離(キ
ャリー)を測定することによって求めたものである。そ
して、打球感はプロ10人によりウッド1番クラブで実
打して評価したものである。
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】表1、表3および表5は実施例1〜3のコ
アの配合、加硫条件、加硫前のシス構造含量、加硫後の
トランス構造含量、コアの硬度分布、圧縮強度、反撥係
数および得られたゴルフボールの圧縮強度、飛距離、打
球感を示し、表2、表4および表6は比較例1〜5に関
するそれらを示しているが、表5に示すように、実施例
1〜3のゴルフボールは、打球感がソフトで良好であ
り、かつ飛距離が大きかった。
アの配合、加硫条件、加硫前のシス構造含量、加硫後の
トランス構造含量、コアの硬度分布、圧縮強度、反撥係
数および得られたゴルフボールの圧縮強度、飛距離、打
球感を示し、表2、表4および表6は比較例1〜5に関
するそれらを示しているが、表5に示すように、実施例
1〜3のゴルフボールは、打球感がソフトで良好であ
り、かつ飛距離が大きかった。
【0041】すなわち、実施例1〜3のゴルフボール
は、そのコアのゴムが加硫前にシス構造を90%以上含
み加硫後にはトランス構造が増えて10〜30%の範囲
内になり、コアの硬度分布が平坦で中心の硬度に対して
各測定点での硬度が10%以内の差にあり、これらが打
球感をソフトにし、かつ反撥性能の低下を引き起こすこ
となく飛距離を大きく保ったものと考えられる。
は、そのコアのゴムが加硫前にシス構造を90%以上含
み加硫後にはトランス構造が増えて10〜30%の範囲
内になり、コアの硬度分布が平坦で中心の硬度に対して
各測定点での硬度が10%以内の差にあり、これらが打
球感をソフトにし、かつ反撥性能の低下を引き起こすこ
となく飛距離を大きく保ったものと考えられる。
【0042】これに対して、比較例4のゴルフボール
は、飛距離は大きかったが、打球感が硬くて悪く、ソリ
ッドゴルフボールの欠点をそのまま表わしていた。ま
た、比較例1〜3および比較例5のゴルフボールは、打
球感が比較例4に比べれば若干改良されているものの充
分とはいえず、特に比較例2〜3および比較例5のゴル
フボールは、実施例1〜3のゴルフボールに比べて、飛
距離が小さかった。
は、飛距離は大きかったが、打球感が硬くて悪く、ソリ
ッドゴルフボールの欠点をそのまま表わしていた。ま
た、比較例1〜3および比較例5のゴルフボールは、打
球感が比較例4に比べれば若干改良されているものの充
分とはいえず、特に比較例2〜3および比較例5のゴル
フボールは、実施例1〜3のゴルフボールに比べて、飛
距離が小さかった。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、打球
感がソフトで良好であり、かつ飛距離が大きいソリッド
ゴルフボールを提供することができた。
感がソフトで良好であり、かつ飛距離が大きいソリッド
ゴルフボールを提供することができた。
【図1】本発明に係るソリッドゴルフボールの一例を模
式的に示す断面図である。
式的に示す断面図である。
1 コア 2 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩見 聡 兵庫県明石市魚住町清水41番地の1 住友 ゴム魚住寮 (72)発明者 横田 政利 大阪府豊中市西緑丘2−5−5−205
Claims (2)
- 【請求項1】 コアと該コアを直接または中間層を介し
て被覆するカバーを有するソリッドゴルフボールにおい
て、上記コアが、加硫前にシス構造を90%以上含むブ
タジエンゴムを基材ゴムとするゴム組成物を加硫してな
り、その加硫後のトランス構造が10〜30%であっ
て、かつ、コアの硬度が、JIS−C型硬度計で測定し
た硬度で、コアの中心から表面に向かって5mm点間隔
の各硬度がコアの中心の硬度に対して10%以内の差で
あることを特徴とするソリッドゴルフボール。 - 【請求項2】 コアの加硫を、135〜155℃で20
〜50分間加熱し、ついで160〜180℃で5〜20
分間加熱する二段加硫で行うことを特徴とする請求項1
記載のソリッドゴルフボールの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261301A JPH0898901A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ソリッドゴルフボールおよびその製造方法 |
AU32950/95A AU693923B2 (en) | 1994-09-30 | 1995-09-28 | Solid golf ball and process for producing the same |
US08/536,532 US5697856A (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Solid golf ball and process for producing the same |
GB9519867A GB2293607B (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Solid golf ball and process for the producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261301A JPH0898901A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ソリッドゴルフボールおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0898901A true JPH0898901A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17359899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6261301A Pending JPH0898901A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ソリッドゴルフボールおよびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5697856A (ja) |
JP (1) | JPH0898901A (ja) |
AU (1) | AU693923B2 (ja) |
GB (1) | GB2293607B (ja) |
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