JPH0890864A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0890864A
JPH0890864A JP25015294A JP25015294A JPH0890864A JP H0890864 A JPH0890864 A JP H0890864A JP 25015294 A JP25015294 A JP 25015294A JP 25015294 A JP25015294 A JP 25015294A JP H0890864 A JPH0890864 A JP H0890864A
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JP25015294A
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Hiroto Shimizu
博人 志水
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小容量のイメージバッファを用いて文字デ
ータの印刷を可能とする印刷装置を提供することであ
る。 【構成】 印刷データを文字データと、各文字コード
に1対1で対応する属性データおよび位置データで構成
する。制御部25は、位置データと属性データに基づい
て、各文字データのビットパターンを展開し、1印刷行
分のビットパターンをRAM24内のイメージバッファ
上に展開する。イメージバッファ上のイメージデータを
プリント制御部15に転送し、印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリアルプリンタ等
の印刷装置に係り、特に、小容量の印刷バッファを用い
て画像を印刷できる印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主として文字を印刷出力する印刷装置と
しては、コンピュータシステムの出力装置に用いられる
プリンタおよびワードプロセッサ装置の出力部であるプ
リンタ部等が広く知られている。
【0003】従来の一般的なプリンタにおける印刷制御
動作の一例を図9に示す。図9に示すように、印刷デー
タ1は、文字コードからなる文字データと、文字サイ
ズ、字体、および印刷位置等を示す属性データとで構成
される。
【0004】文字データを構成する文字コードは、例え
ば、JIS(Japan Industrial Standard)−ANK文
字(Alphabet Numeric Kana Character)コード、AS
CIIコード(American Standard Code for Informati
on Interchange)等の規格化された文字コードからな
る。
【0005】属性データとしては、例えば、いわゆるエ
スケープシーケンス等の印刷又は画面表示のための制御
コードにより表される文字属性データが用いられる。エ
スケープシーケンスは、典型的には、JIS文字コード
またはASCII文字コードにおける制御コード用のコ
ードであるエスケープコード(ESC)すなわち“1B
H”(16進表記)から始まる数バイトの一連のコード
列であり、印刷または表示のための制御コードとして広
く用いられている。
【0006】このような文字データと属性データからな
る印刷データ1がプリンタ制御装置2に順次送られる。
プリンタ制御装置2は、属性データに従い、文字コード
を、フォントデータ3を用いて、文字のイメージ、すな
わちビットパターンに展開し、1ページ分のイメージバ
ッファ4に格納して、印刷装置5で印刷する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】イメージバッファ4
は、ビットマップ形式でデータを記憶するため、1頁分
のイメージバッファ4は大容量のメモリを必要とし、コ
ストアップの一因となっている。しかし、印刷データ1
による字体、文字サイズ、ピッチおよび印刷位置等が定
型でないために、文字データを順次イメージデータに展
開する必要があり、大容量のイメージバッファ4を使用
する必要があった。
【0008】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、小容量の印刷バッファを用いて文字等を印刷でき
る印刷装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明に係る第1の印刷装置は、文字データと、
属性データおよび印刷ピッチに応じた前記それぞれの文
字データの位置データとを記憶するデータメモリと、複
数ドットを有し行方向に走査される印刷ヘッドと、この
印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるデータ量
を記憶可能な容量をもち、前記データメモリに記憶され
る文字データが位置データに基づいてビットパターンで
記憶される印刷バッファとを備え、この印刷バッファに
記憶される文字データの前記印刷ヘッドによる印刷に応
じて前記データメモリに記憶される文字データが前記印
刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるデータ量の
単位で順次前記印刷バッファに記憶されることを特徴と
する。
【0010】この発明に係る第2の印刷装置は、文字デ
ータおよび該文字データに関する属性データを入力する
データ入力手段と、このデータ入力手段から入力される
文字データが被印刷媒体上に印刷されるときの印刷ピッ
チを決める印刷ピッチ設定手段と、前記データ入力手段
から入力される文字データが被印刷媒体上に印刷される
ときの位置に関する位置データを前記データ入力手段か
ら入力される属性データおよび前記印刷ピッチ設定手段
で設定される印刷ピッチに基づいて演算する演算手段
と、前記データ入力手段から入力される文字データを文
字コードで記憶するとともに、該文字データに対応させ
て前記データ入力手段から入力される属性データおよび
前記演算手段で演算された位置データを記憶する第1の
記憶手段と、複数ドットを有し行方向に走査される印刷
ヘッドと、この印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷
されるデータ量を記憶可能な容量をもち、前記第1の記
憶手段に記憶されている文字コードに対応する文字パタ
ーンを該文字コードに対応して前記第1の記憶手段に記
憶されている属性データおよび位置データに基づいてビ
ットパターンで記憶する第2の記憶手段と、この第2の
記憶手段に記憶される内容を前記印刷ヘッドによる印刷
に従って前記第1の記憶手段の記憶内容から前記印刷ヘ
ッドの1回の行方向の走査で印刷されるデータ量の単位
で順次読出して書き換える書き換え手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】この発明に係る第3の印刷装置は、文字を
示す文字コードからなる文字データ、該文字データに対
応し文字の属性を示す属性データおよび該属性データと
所定の印刷ピッチとに応じた前記文字データの各文字の
位置データを記憶するデータメモリと、列方向について
複数ドットを有し行方向に走査されて印刷を行う印刷ヘ
ッドを用いる印刷部と、前記印刷ヘッドの1回の行方向
の走査で印刷されるビットパターンに相当する容量を有
し、前記データメモリから取り出される文字データを属
性データおよび位置データに基づくビットパターンで記
憶する印刷バッファと、前記データメモリから文字デー
タ、属性データおよび位置データを取り出し、前記属性
データおよび位置データに応じて前記文字データをビッ
トパターンに展開して、前記印刷ヘッドの1回の行方向
の走査で印刷されるビットパターンのデータ量を単位と
して順次前記印刷バッファに記憶させるとともに、この
印刷バッファに記憶されるビットパターンを前記印刷部
で逐次印刷させる制御部と、を具備することを特徴とす
る。
【0012】
【作用】上述した構成の印刷装置は、印刷データを文字
データと属性データと位置データで構成し、位置データ
に基づいて印刷該当行毎に印刷データをイメージ展開し
て、印刷に供する。従って、文字データ、属性データお
よび位置データからなる印刷データからビットパターン
であるイメージデータに展開するのに1行分のイメージ
データのみ展開を行えばよく、しかも文字を任意の大き
さ、位置に自由に展開することができる。すなわち、印
刷すべきビットパターンを格納する印刷バッファとして
は、原則的に1行印刷分のイメージバッファしか必要と
せず、1ページ分のページバッファは不要となり、印刷
バッファのためのメモリ容量が少なくてすむ。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は、この発明の一実施例にかかる印刷装置
を組み込んだワードプロセッサ装置の一例の構成を示
す。図1のワードプロセッサ装置は、キー入力部11
と、表示メモリ12と、表示ドライバ13と、ドットマ
トリクス表示部14と、プリント制御部15と、印刷ヘ
ッドドライバ16と、ヘッド駆動モータドライバ17
と、キャリッジ/プラテンモータドライバ18と、印刷
ヘッド19と、ヘッド駆動モータ20と、キャリッジ/
プラテンモータ21と、フォントジェネレータ22と、
ROM(リードオンリメモリ)23と、RAM(ランダ
ムアクセスメモリ)24と、および制御部25とを備え
ている。
【0014】キー入力部11は、キーボードを有し、文
字および機能情報の入力を行う。表示メモリ12は、入
力・編集時の入力情報、文書情報、印刷レイアウト等の
表示のための画像情報を一時格納する。表示ドライバ1
3は、表示メモリ12の内容に基づいてドットマトリク
ス表示部14を駆動して画像情報を表示させる。ドット
マトリクス表示部14は、表示ドライバ13により駆動
され、入力・編集時の入力情報、文書情報、印刷レイア
ウト等の画像情報を表示する。
【0015】プリント制御部15は、印刷ヘッドドライ
バ16、ヘッド駆動モータドライバ17およびキャリッ
ジ/プラテンモータドライバ18を制御して、印刷動作
を行わせる。印刷ヘッドドライバ16は、印刷ヘッド1
9を電気的に駆動制御する。ヘッド駆動モータドライバ
17は、印刷ヘッド19を機械的に駆動するためのヘッ
ド駆動モータ20を駆動制御する。
【0016】キャリッジ/プラテンモータドライバ18
は、印刷用紙等の被印刷媒体と印刷ヘッド19との二次
元的な走査のために、キャリッジ/プラテンモータ21
を駆動する。印刷ヘッド19は、例えば、64ドットの
発熱素子を備えるサーマルヘッドからなり、被印刷媒体
にビットパターンを印刷する。ヘッド駆動モータ20
は、印刷ヘッド19を被印刷媒体に接触させ、また、離
接させる。キャリッジ/プラテンモータ21は、キャリ
ッジ/プラテンモータドライバ18の制御に従って、印
刷ヘッド19を含むキャリッジを主走査方向に移動(走
査)すると共に用紙(被印刷媒体)を副走査方向に搬送
する。
【0017】フォントジェネレータ22は、印刷データ
中の文字データを構成する文字コードに対応して文字フ
ォントすなわち文字のビットパターンを生成する。RO
M(リードオンリメモリ)23は、システムの動作プロ
グラムその他の書き換え不要な必要情報を格納する。R
AM(ランダムアクセスメモリ)24は、書き換え可能
なメモリであり、印刷データ、入力データ等を格納す
る。印刷のためのイメージバッファもこのRAM24に
含まれる。
【0018】制御部25は、CPU(中央制御部)等か
ら構成され、システム全体を制御する。この発明に係る
印刷装置は、主としてプリント制御部15と、印刷ヘッ
ドドライバ16と、ヘッド駆動モータドライバ17と、
キャリッジ/プラテンモータドライバ18と、印刷ヘッ
ド19と、ヘッド駆動モータ20およびキャリッジ/プ
ラテンモータ21とからなる印刷部と、フォントジェネ
レータ22と、ROM23、RAM24および制御部2
5の一部で構成される。
【0019】RAM24は、図2に示すように、文字コ
ードからなる文字データ(テキストデータ)を記憶する
文字データ領域24Aと、文字サイズ、字体等を定義す
る属性データ(アトリビュートデータ)を記憶する属性
データ領域24Bと、対応する文字の印刷位置を示す位
置データを記憶する位置データ領域24Cとで構成され
る印刷データ領域を備える。
【0020】RAM24は、さらに、1行分、即ち、印
刷ヘッド19の主走査方向の1回の走査に相当するイメ
ージデータ(ビットマップデータ)を記憶するイメージ
バッファ24D、文字ピッチと行ピッチを定義する印刷
ピッチを記憶する印刷ピッチ領域24E、カウンタ領域
24F、モードレジスタM等を備える。
【0021】印刷データを構成する文字データ、属性デ
ータおよび位置データは、1文字あたりぞれぞれ2バイ
トのデータで構成され、計6バイトのデータで構成さ
れ、文字の種類等によらず一定サイズである。印刷デー
タのデータ形式を図3に示す。図3の形式のデータは、
印刷データであると同時にこのシステムで編集される文
書データであり、文頭から文末までの印刷データを構成
する。位置データは、図4に示すように、印刷ヘッド1
9の1回の行走査で印刷される1行を64ドットとする
と、印刷空間のX座標およびY座標についてそれぞれ8
ドットを単位として該当文字の印刷位置を示す。例え
ば、図5に示すように、ハッチングを付した部分を1文
字とすると、この文字の位置データは、左上を基準とし
て、X=4,Y=2で表される。
【0022】なお、図2に示した、RAM24の内容の
うちの印刷ピッチは、文字間ピッチおよび行間ピッチの
情報であり、モードレジスタMは、M=0で入力設定モ
ード、M=1で印刷モードを示す。
【0023】次に、図6のフローチャートを参照して、
このワードプロセッシング装置における入力編集動作を
説明する。まず、キー入力部11の操作により、入力モ
ードが設定されると、モードレジスタMに0がセットさ
れ、図6に示す処理を開始する。入力処理が開始する
と、まず印刷書式等により印刷ピッチが設定され(ステ
ップS11)、キー入力部11より文字及び属性が入力
される(ステップS12)。入力された文字及び属性に
基づいて位置データが演算され(ステップS13)、文
字データ、属性データおよび位置データを対応させてR
AM24の領域24A〜24Cに格納する(ステップS
15)。
【0024】次に、入力された文字についての文字変更
要求があるか否かを判定し(ステップS15)、文字変
更要求があれば、文字データの書き換えを行い(ステッ
プS16)、文字変更要求がなければそのまま次の処理
へ移行する。さらに、入力された文字についての印刷ピ
ッチの変更要求があるか否かを判定し(ステップS1
7)、印刷ピッチの変更要求があれば、位置データの再
演算を行って(ステップS18)、位置データの書き換
えを行い(ステップS19)、印刷ピッチの変更要求が
なければそのまま次の処理へ移行する。
【0025】そして、入力された文字についての属性の
変更要求があるか否かを判定し(ステップS20)、属
性の変更要求があれば、位置データの再演算を行って
(ステップS21)、位置データおよび属性データの書
き換えを行い(ステップS22)、属性の変更要求がな
ければそのまま次の処理へ移行する。以上の処理の後、
文章作成の終了か否かが判定され(ステップS23)、
終了であれば処理を終了し、終了でなければステップS
12へ戻り、次の文字が入力される。
【0026】このようにして、印刷すべき文書の作成が
行われ、印刷データが作成される。このようにして作成
される印刷データ、すなわち文書データは、必要に応じ
てフロッピディスク、ハードディスク等に格納される。
【0027】次に、図7のフローチャートを参照して、
ワードプロセッサ装置における印刷動作を説明する。な
お、図7において符号Lは印刷該当行を示し、RAM2
4のカウンタ領域24Fに設定される。
【0028】キー入力部11から印刷命令が入力される
と、制御部25は、モードフラグMに1を設定すると共
に行数Lを1にセットする(ステップS31)。次に、
印刷行が1行目か否かを判定する(ステップS32)。
1行目である場合は、先に述べた位置データから1行目
のデータ、即ち、Y座標値が0〜7の値に該当する文字
データを文字コードと属性データに従ってフォントジェ
ネレータ22をアクセスしてビットパターンに展開し、
RAM24のイメージバッファ24Dに格納する(ステ
ップS33)。
【0029】位置データはフォントの左上点を基準とし
て生成されている。文字のサイズや、X、Yの座標値に
よっては1行分(Y方向に8ブロック分)に入り切らな
い場合がある。この場合は、はみ出した部分を無視して
ビットパターンに展開する。
【0030】1行分のイメージデータがイメージバッフ
ァ24D上に完成すると、制御部25はイメージデータ
を順次切り出してプリント制御部15へ転送する(ステ
ップS34)。印刷制御部15は、供給されたイメージ
データに従ってドライバ16〜18を制御し、被印刷媒
体である印刷用紙に1行分の文字を印刷して行送りを行
う(ステップS35)。さらに、行数Lを1増加させて
(ステップS36)、行数Lが最終行(はみ出し部分が
存在する可能性があるため、実質的に印刷データが存在
する最終行の次の行を最終行とする)であるか否かを判
定し(ステップS37)、最終行であれば処理を終了す
る。
【0031】そして、ステップS37で最終行でないと
判定された場合、ステップS32に戻る。この場合、2
行目以降であるので、該当行Lの1行前の(L−1)行
に該当する位置データをサーチし、その位置データに対
応する文字データと属性データをチェックし、次行、即
ち、第L行へのはみ出し部分をイメージバッファ24D
に展開する(ステップS38)。その後、ステップS3
3において、第L行の展開を行い、前行のはみ出しぶん
のイメージデータとの論理和をとってイメージバッファ
24Dに展開する。
【0032】イメージバッファへ24Dへの展開を終了
すると、制御部25は前述のように、順次イメージデー
タを順次切り出し、プリント制御15に供給して、印刷
する。以後、同様の動作を繰り返して印刷を行う。
【0033】最終行の印刷を終了すると、その最終行の
各文字の次の行へのはみ出し部分をイメージバッファに
展開して、印刷し、印刷処理を終了する。
【0034】次に、図8に示すような文字パターンを入
力して印刷する場合を例に上記動作を具体的に説明す
る。なお、図8において枠で囲った部分が1つの文字の
フォントに相当する。まず、使用者は印刷書式等により
印刷ピッチを設定する(ステップS11)。図8の例で
は、文字ピッチ及び行ピッチを共に「3」に設定する。
次に、使用者はキー入力部11より文字「A」と文字の
縦×横のサイズ「1×1」を示す属性を入力する(ステ
ップS12)。制御部25は、入力された文字及び属性
に基づいて位置データ(2,1)を演算し(ステップS
13)、文字データ、属性データおよび位置データをR
AM24の領域24A〜24Cに対応づけて格納する
(ステップS14)。
【0035】次に、キー入力部11より文字「E」及び
サイズ「2×1」を示す属性を入力する(ステップS1
2)。入力された文字及び属性に基づいて位置データ
(11,1)が演算され(ステップS13)、文字デー
タ、属性データおよび位置データがRAM24の領域2
4A〜24Cに対応づけて格納される(ステップS1
4)。
【0036】必要に応じて、改行等を指示した後、キー
入力部11より文字「H」及び属性「1×1」を入力す
る(ステップS12)。入力された文字及び属性に基づ
いて位置データ(3,10)が演算され(ステップS1
3)、文字データ、属性データおよび位置データがRA
M24の領域24A〜24Cに対応づけて格納される
(ステップS14)。
【0037】次に、印刷が指示されると、制御部25
は、L=1に設定し(ステップS31)、位置データの
Y座標が0〜7の範囲に位置する各文字について、1行
分のビットパターンをイメージバッファ24D上に展開
する(ステップS33)。この例では、文字「A」と
「E」の位置データのY座標が共に「1」であるので、
それらの文字のフォントを文字コードと属性データに基
づいてフォントジェネレータ22から読み出し、位置デ
ータと属性データに従ってイメージバッファ24D上に
展開する。
【0038】文字「E」に関しては、属性データとして
「2×1」が設定されており、ビットパターンの下半分
がイメージバッファ24Dをはみ出すがので、その部分
については無視する。ビットパターンの展開が終了する
と、「A」の文字と縦長の「E」文字の上半分とを印刷
する(ステップS34、S35)。
【0039】次に、制御部25はL=2とし(ステップ
S36)、まず、第(L−1)行、即ち、第1行の文字
について、第L(=2)行へのはみ出し部分をイメージ
バッファ24Dに展開する(ステップS38)。ここで
は、文字「E」の下半分が第2行にはみ出しており、こ
の部分を展開する。次に、L=2に対応する文字、即
ち、位置データのY座標が8〜15の範囲にある文字
「H]をビットパターンに展開し、はみ出し部分とオア
を取って印刷する。これにより、文字「H」と「E」の
下半分が第2行に印刷される。
【0040】また、各文字データに属性データと位置デ
ータを付加したので、文字データを順次イメージデータ
に展開しなくても、位置データと属性データに基づいて
印刷該当行毎に印刷データをイメージ展開することがで
きる。従って、イメージバッファの容量が1印刷行分で
すみ、イメージバッファの容量を従来に比して非常に小
さくすることができる。また、この実施例によれば、各
文字データに属性データと位置データを付加したの
で、、6バイトの固定サイズのデータとした。従って、
印刷データの取り扱いが非常に容易となる。
【0041】この発明は上記実施例に限定されず、種々
の変形及び応用が可能である。例えば、上記実施例にお
いては、任意の印刷行を展開する際に、前の印刷行に位
置する文字のはみ出し部分も展開したが、例えば、補助
バッファをRAM24に用意し、各文字を展開する際に
はみ出し部分を補助バッファに展開しておき、次の行の
展開時に今回展開した内容と補助バッファに記憶されて
いる内容の論理和を取ってイメージバッファに書き込む
ようにしてもよい。
【0042】また、イメージバッファを、1行分の容量
をそれぞれ有する2つのバッファから構成し、これら2
つのバッファを交互に用いて、一方のバッファに記憶さ
れるビットパターンを前記印刷部で印刷させている間
に、他方のバッファにビットパターンを書き込むように
してもよい。
【0043】図1に示す回路構成は一例であり、他の回
路構成を使用してもよいことは当然である。また、図6
及び図7のフローチャートに示す処理は一例にすぎず、
他の入力処理手順及び印刷処理手順を使用してもよい。
また、文字ピッチ、文字サイズ、フォントのタイプ等に
ついては、初期設定画面で設定させておき、以後、変更
が指示されるまでその設定に従って、属性データの設
定、位置データの計算等をおこなってもい。
【0044】さらに、上記実施例では、制御部25が印
刷ピッチ及び属性データに従って各文字の印刷位置を計
算したが、例えば、印刷ピッチや属性データに応じた各
文字の印刷位置をテーブル化してROM23等に設定し
ておき、このテーブルの内容に従って、位置データを設
定するようにしてもよい。また、各フォントの左上の位
置を基準として位置データを設定したが、他の位置を基
準としてもよい。上記実施例では、ワードプロセッサ装
置にこの発明の印刷装置を応用した例を示したが、任意
の印刷装置に適用可能である。その他、この発明は上記
具体例に限定されず、種々の応用変更が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、印刷データを文字データ、属性データおよび位置デ
ータで構成し、位置データに基づいて印刷該当行毎に印
刷データをビットパターンに展開し、印刷に供する。従
って、印刷データを連続して順次イメージパターンに展
開する必要がなく、印刷すべきビットパターンを格納す
る印刷バッファとしては、基本的に1印刷行分のイメー
ジバッファしか必要としない。従って、従来に比して小
容量のイメージバッファを用いて任意の文字を印刷でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る印刷装置を組み込ん
だワードプロセッサ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のワードプロセッサ装置におけるRAMの
記憶内容の一例を示すメモリマップである。
【図3】印刷データのデータ形式を示す図である。
【図4】位置データを説明するための図である。
【図5】位置データを具体的に説明するための図であ
る。
【図6】図1のワードプロセッサ装置の入力編集動作を
説明するためのフローチャートである。
【図7】図1のワードプロセッサ装置の印刷処理動作を
説明するためのフローチャートである。
【図8】印刷したい文字パターンの一例を示す図であ
る。
【図9】従来の印刷装置の一例の構成を模式的に示す図
である。
【符号の説明】
11…キー入力部、12…表示メモリ、13…表示ドラ
イバ、14…ドットマトリクス表示部、15…プリント
制御部、16…印刷ヘッドドライバ、17…ヘッド駆動
モータドライバ、18…キャリッジ/プラテンモータド
ライバ、19…印刷ヘッド、20…ヘッド駆動モータ、
21…キャリッジ/プラテンモータ、22…フォントジ
ェネレータ、23…ROM、24…RAM、25…制御

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字データと、属性データおよび印刷ピッ
    チに応じた前記それぞれの文字データの位置データとを
    記憶するデータメモリと、 複数ドットを有し行方向に走査される印刷ヘッドと、 この印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるデー
    タ量を記憶可能な容量をもち、前記データメモリに記憶
    される文字データが位置データに基づいてビットパター
    ンで記憶される印刷バッファとを備え、 この印刷バッファに記憶される文字データの前記印刷ヘ
    ッドによる印刷に応じて前記データメモリに記憶される
    文字データが前記印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印
    刷されるデータ量の単位で順次前記印刷バッファに記憶
    されることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】前記データメモリは、1つの文字データに
    対し1つの属性データと1つの位置データを記憶するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】文字データおよび該文字データに関する属
    性データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段から入力される文字データが被印刷
    媒体上に印刷されるときの印刷ピッチを決める印刷ピッ
    チ設定手段と、 前記データ入力手段から入力される文字データが被印刷
    媒体上に印刷されるときの位置に関する位置データを前
    記データ入力手段から入力される属性データおよび前記
    印刷ピッチ設定手段で設定される印刷ピッチに基づいて
    求める位置決定手段と、 前記データ入力手段から入力される文字データを文字コ
    ードで記憶するとともに、該文字データに対応させて前
    記データ入力手段から入力される属性データおよび前記
    位置決定手段で決定された位置データを記憶する第1の
    記憶手段と、 複数ドットを有し行方向に走査される印刷ヘッドと、 この印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるデー
    タ量を記憶可能な容量をもち、前記第1の記憶手段に記
    憶されている文字コードに対応する文字パターンを該文
    字コードに対応して前記第1の記憶手段に記憶されてい
    る属性データおよび位置データに基づいてビットパター
    ンで記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶される内容を前記印刷ヘッド
    による印刷に従って前記第1の記憶手段の記憶内容から
    前記印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるデー
    タ量の単位で順次読出して書き換える書き換え手段とを
    備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】前記第1の記憶手段は、文字データ毎に属
    性データと前記位置決定手段で決定された位置データを
    記憶することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】前記書き換え手段は、前記位置データに基
    づいて今回の印刷ヘッドの走査で印刷の対象となる文字
    データを検出してそのビットパターンを前記印刷バッフ
    ァに展開すると共に前記位置データに基づいて前回の印
    刷ヘッドの走査で印刷の対象となる文字データを検出し
    てそのビットパターンのうちの前記印刷バッファからの
    はみ出し部分を前記印刷バッファに展開することを特徴
    とする請求項3又は4に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】印刷対象の文字を示す文字データと該文字
    の属性を示す属性データと該文字の位置を示す位置デー
    タとの組を文字毎に記憶するデータメモリと、 列方向について複数ドットを有し行方向に走査されて印
    刷を行う印刷ヘッドを用いる印刷部と、 前記印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるビッ
    トパターンに相当する容量を有し、前記データメモリか
    ら取り出される文字データを属性データおよび位置デー
    タに基づくビットパターンで記憶する印刷バッファと、 前記データメモリから文字データ、属性データおよび位
    置データを取り出し、前記属性データおよび位置データ
    に応じて前記文字データをビットパターンに展開して、
    前記印刷ヘッドの1回の行方向の走査で印刷されるビッ
    トパターンのデータ量を単位として順次前記印刷バッフ
    ァに記憶させると共にこの印刷バッファに記憶されるビ
    ットパターンを前記印刷部で逐次印刷させる制御部と、 を具備することを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】前記データメモリに記憶されるデータの1
    文字あたりのデータサイズを固定とすることを特徴とす
    る請求項6に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】前記制御部は、前記位置データに基づいて
    今回印刷対象の文字を検出してそのビットパターンを前
    記印刷バッファに展開すると共に前記位置データに基づ
    いて前回の印刷対象の文字を検出してそのビットパター
    ンのうちの前記印刷バッファからのはみ出し部分を前記
    印刷バッファに展開することを特徴とする請求項6又は
    7に記載の印刷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8615158B2 (en) 2004-02-16 2013-12-24 Sony Corporation Reproduction device, reproduction method, program storage medium, and program

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