JPH0888335A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH0888335A
JPH0888335A JP6224996A JP22499694A JPH0888335A JP H0888335 A JPH0888335 A JP H0888335A JP 6224996 A JP6224996 A JP 6224996A JP 22499694 A JP22499694 A JP 22499694A JP H0888335 A JPH0888335 A JP H0888335A
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JP
Japan
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memory cell
storage node
conductive layer
semiconductor substrate
bit line
Prior art date
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Application number
JP6224996A
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English (en)
Inventor
Takahisa Sakaemori
貴尚 栄森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0888335A publication Critical patent/JPH0888335A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 メモリセルの容量性素子のストレージノード
における設計デザインからの消失部分を少なくでき、所
望の容量値を確保できる高集積化及び大容量化された半
導体記憶装置を得る。 【構成】 各メモリセルの容量性素子のストレージノー
ド110が、半導体基板100の一主面上にビット線1
08が形成される第2の導電層より上方に位置する第3
の導電層にて形成され、対応のメモリセルのトランジス
タ素子の他方のソース/ドレイン領域に電気的に接続さ
れ、対応のメモリセルが接続されるワード線107とこ
のワード線に対して対応のメモリセルのトランジスタ素
子の他方のソース/ドレイン領域側にて隣接するワード
線107との間に配置されるとともに対応のメモリセル
が接続されるビット線108上を横断して配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に係
わり、特にメモリセルの容量性素子としてスタックト型
キャパシタを有するDRAM(Dynamic Random Access
Memory)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、近年、ますます、半導体技
術の進歩、その中でも微細加工技術の進歩により、高集
積化及び大容量化が進んでいる。そして、高集積化及び
大容量化に伴い、情報(電荷)を蓄積する容量性素子
(キャパシタ)の占有面積が減少し、その結果、蓄積さ
れた記憶内容が誤って読み出されたり、あるいはα線な
どにより記憶内容が破壊されることに起因するソフトエ
ラー生じるため、容量性素子の実質的面積を増加させる
ため、容量性素子を構成する一方の電極となるストレー
ジノード及び他方の電極となるセルプレートを半導体基
板の一主面上に形成するタイプ、スタックト型キャパシ
タと呼ばれるタイプのメモリセルが提案されて来てい
る。
【0003】図19ないし図21は従来の典型的なスタ
ックト型キャパシタを有するDRAMを示すものであ
り、半導体基板1の一主面に形成される複数のメモリセ
ルそれぞれは、1つのトランジスタ素子(MOSトラン
ジスタからなるトランスファゲートトランジスタ)と1
つの容量性素子(ストレージノードとセルプレートとに
よって構成されるキャパシタ)とによって構成される。
【0004】各メモリセルのトランジスタ素子は、半導
体基板1の一主面に形成された素子間分離用絶縁膜2に
よって囲まれた半導体基板1の一主面における素子形成
領域(活性領域)に形成された一対のソース/ドレイン
領域3及び4と、これら一対のソース・ドレイン領域に
挟まれたチャネル上にゲート酸化膜を介して形成された
対応のワード線5の一部にて構成されるゲート電極とに
よって構成されている。各ワード線5は互いに並行に配
置されるとともに、対応の複数のメモリセル、つまり同
じ行に設けられるメモリセルのトランジスタ素子のゲー
ト電極と電気的に接続、つまり、物理的に一体的に形成
されているものである。
【0005】各メモリセルの容量性素子は、対応のトラ
ンジスタ素子の他方のソース・ドレイン領域4と電気的
に接続され、対応のトランジスタ素子のゲート電極上か
ら素子間分離用絶縁膜2上に位置する隣接のワード線上
まで延在して形成されたストレージノード6と、このス
トレージノード6の表面上に誘電体膜8を介して対向配
置されたセルプレート7とによって構成されている。セ
ルプレート7はメモリセルのトランジスタ素子の一方の
ソース/ドレイン領域3上に開口部7aが形成された平
板状に形成されているものである。
【0006】各ビット線9はワード線5と直交し、か
つ、互いに並行に配置されるとともに、対応の複数のメ
モリセル、つまり同じ列に設けられるメモリセルのトラ
ンジスタ素子の一方のソース/ドレイン領域3と電気的
に接続され、上記セルプレート7上に層間絶縁層10を
介して形成されている。なお、11はビット線上に形成
された層間絶縁層である。
【0007】このように構成されたDRAMの特徴は、
メモリセルの容量性素子が、対応のトランジスタ素子の
ゲート電極上及び隣接のワード線上まで延在して形成し
ていることにより、各メモリセルの平面的占有面積が小
さくとも、容量性素子の電極間対向面積を増加させ、容
量値を増加させている点にある。
【0008】一方、さらなる高集積化に伴う素子の微細
化が進むにつれ、メモリセルの容量性素子を構成するス
トレージノードをビット線の上層に配置し、容量性素子
の電極間対向面積を増加させ、容量値を増加させるもの
が提案されている(例えば、「1990 Symposium on VLSI
Technology P.13」または特開平5-29579 号公報)。
【0009】図22ないし図26は、このような考え方
に基づいて提案されるDRAMを示すものである。半導
体基板100の一主面に形成される複数のメモリセルそ
れぞれは、1つのトランジスタ素子(MOSトランジス
タからなるトランスファゲートトランジスタ)と1つの
容量性素子(ストレージノードとセルプレートとによっ
て構成されるキャパシタ)とによって構成される。
【0010】各メモリセルのトランジスタ素子は、半導
体基板100の一主面に形成された素子間分離用絶縁膜
101によって囲まれた半導体基板100の一主面にお
ける素子形成領域(活性領域)102(図22にて一点
鎖線にて囲まれた図示斜めに形成された領域)に形成さ
れた一対のソース/ドレイン領域103及び104と、
これら一対のソース・ドレイン領域103及び104に
挟まれたチャネル105上にゲート酸化膜106を介し
て形成された対応のワード線107の一部にて構成され
るゲート電極とによって構成されている。各ワード線1
07は半導体基板100の一主面上に第1の導電層にて
形成され、互いに並行に配置されるとともに、対応の複
数のメモリセル、つまり回路構成上同じ行に設けられる
メモリセルのトランジスタ素子のゲート電極と電気的に
接続、つまり、物理的に一体的に形成されているもので
ある。
【0011】各ビット線108は半導体基板100の一
主面上にワード線107を形成するための第1の導電層
より上方に位置する第2の導電層にて形成され、ワード
線107と直交し、かつ、互いに並行に配置されるとと
もに、対応の複数のメモリセル、つまり回路構成上同じ
列に設けられるメモリセルのトランジスタ素子の一方の
ソース/ドレイン領域103と電気的に接続され、上記
ワード線107上に層間絶縁層109を介して形成され
ている。
【0012】各メモリセルの容量性素子は、対応のトラ
ンジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域104と電
気的に接続されるストレージノード110と、このスト
レージノード110の表面上に誘電体膜112を介して
対向配置されたセルプレート111とによって構成され
ている。各ストレージノード110は、半導体基板10
0の一主面上にビット線108が形成される第2の導電
層より上方に層間絶縁層113を介して位置する第3の
導電層にて形成され、対応のメモリセルのトランジスタ
素子の他方のソース/ドレイン領域104に電気的に接
続され、対応のメモリセルが接続されるビット線とこの
ビット線に対して対応のメモリセルのトランジスタ素子
の他方のソース/ドレイン領域104側にて隣接するビ
ット線との間に配置されるとともに対応のメモリセルが
接続されるワード線上を横断して配置されている。セル
プレート111は平板状に形成されているものである。
【0013】なお、図22において、114(黒丸にて
示される)はメモリセルのトランジスタ素子の一方のソ
ース/ドレイン領域103とビット線108との電気的
接続部分を示すビット線コンタクト、115(白丸にて
示す)はメモリセルのトランジスタ素子の一方のソース
/ドレイン領域104とメモリセルの容量性素子のスト
レージノード110との電気的接続部分を示すストレー
ジノードコンタクトである。また、図22において、ス
トレージノード110の周囲を黒く塗り潰して示す部分
(符号116にて示す)は、ストレージノード110の
設計デザインから実際の仕上がりとして消失した消失部
分を示し、消失部分116の外周がストレージノード1
10の設計デザインを示し、内周が実際に仕上がったス
トレージノード110の外周を示している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たDRAMにおいては、メモリセルの容量性素子のスト
レージノード110をビット線108の上の層にて形成
した構成としたため、ストレージノード110とセルプ
レート111との対向面積を大きくとれ、容量値を大き
くとれるものの、メモリセルを最も高い密度で配列する
ために、ワード線107とビット線108のそれぞれの
配列ピッチをほぼ等しくして設計した場合、次のような
問題が生じた。
【0015】すなわち、ストレージノード110を隣接
した2本のビット線108間の谷間に形成するため、ス
トレージノード110の長辺が層間絶縁層113の斜面
に位置する設計になる。そのため、ストレージノード1
10形成のためのレジストパターンを形成するための露
光の際に、図27ないし図29に示すように、層間絶縁
層113の斜面からの反射光によって設計デザインより
内側にも露光され、レジストパターンが細ってしまい、
その結果、ストレージノード110の実際の仕上がり
は、長辺部にて設計デザインからの消失部分が生じてし
まう。したがって、容量性素子として設計デザインより
も小さな容量値しか得られず、容量性素子の蓄積電荷保
持時間等のDRAMとしての特性劣化につながるととも
に、ソフトエラー特性も劣化するという問題を生じるも
のであった。
【0016】なお、図27は、ストレージノード110
形成のためのレジストパターンを形成するための露光を
示したものであり、具体的には、ビット線108上の層
間絶縁層116上全面にストレージノード110を形成
するための第3の導電層110aを形成し、この第3の
導電層110a上にレジスト117aを塗布し、このレ
ジスト117aに対してストレージノード用マスク11
8を用いてレジスト117aに光を照射している状態を
示しているものである。ストレージノード用マスク11
8は、ストレージノード110を形成するための光を通
さない遮光部分118aとその他の透光部分118bと
を有しているものである。レジスト117aはポジ型の
フォトレジストである。また、レジスト117aにおけ
る斜線にて示す部分はマスク118の透光部分118b
を通過した光によって露光された部分を示し、レジスト
117aにおける格子状の斜線にて示す部分はビット線
108によって生じた層間絶縁層113の斜面からの反
射光119aによって露光された部分を示している。
【0017】図28はレジスト117aを現像してレジ
ストパターン117を得た状態を示しているものであ
り、マスク118の透光部分118bを通過した光及び
層間絶縁層113の斜面からの反射光119によって露
光された部分が取り除かれた状態を示しており、ストレ
ージノード110を形成するために残されたレジスト1
17はマスク118の遮光部分118aの幅より細って
いるものである。
【0018】図29はレジストパターン117に基づい
て第3の導電層110aをエッチングしてストレージノ
ード110を得た状態を示しているものであり、ストレ
ージノードの幅はレジストパターン117の幅とほぼ一
致しているものの、レジスト117はマスク118の遮
光部分118aの幅より細っているものである。また、
ストレージノード110の短辺部の実際の仕上がりは、
設計デザインからの消失部分が生じるが、これは、レジ
スト117aからレジストパターン117を得る際に、
矩形の短辺側端部での光の回析効果の強度が強いことに
起因しているものである。
【0019】次に、ストレージノード110の実際の仕
上がりにおいて、設計デザインからの消失部分が具体的
にどの程度のものであったかについて図30を用いて説
明を加える。この図30に示されたものは、デザインル
ールが0.25μで設計し、ワード線107及びビット
線108の幅を0.25μm、基本ピッチ(ワード線1
07間の間隔及びビット線108間の間隔)を0.6μ
m、ストレージノード110の設計デザインを0.35
μm(短辺の長さ)×0.95μm(長辺の長さ)とし
たものである。この場合、ストレージノード110の短
辺部の縮みx及び長辺部の縮みyは、0.02〜0.0
5μm以上(x>y≧0.02〜0.05μm)であ
り、消失部分116の面積は設計デザインの面積に対し
て20%以上であった。
【0020】ところで、上記のように構成されたDRA
Mにおいて、ストレージノード110の長辺部分での消
失を防ぐために、つまり、ストレージノード110の長
辺部分が層間絶縁層113の斜面からの反射光119に
よって影響を受けないように、ストレージノード110
の長辺をビット線108上にのり上げるように設計デザ
インとすることも考えられる。しかるに、デザインルー
ルが0.25μで設計した場合、隣接するストレージノ
ード110の長辺間に位置するレジストパターン117
の間隔がビット線幅より狭くなり、隣接するストレージ
ノード110の長辺間に位置するレジスト117aに対
して解像できず、つながってしまい、結果として隣接す
るストレージノード110の長辺間がつながってしまう
という問題が生じるものであった。
【0021】この発明は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、高集積化及び大容量化を図っても、メモリ
セルの容量性素子のストレージノードにおける設計デザ
インからの消失部分を少なくでき、所望の容量値を確保
できる高集積化及び大容量化された半導体記憶装置を得
ることを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係わる半導体記憶装置は、1つのトランジスタ素子と1
つの容量性素子とからなるメモリセルを複数有したもの
において、各メモリセルの容量性素子のストレージノー
ドが、半導体基板の一主面上にビット線を形成する第2
の導電層より上方に位置する第3の導電層にて形成さ
れ、対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方のソー
ス/ドレイン領域に電気的に接続され、隣接する2本の
ワード線間に、長辺がワード線と並行に、短辺がビット
線と並行に配置されるとともにビット線上を横断して配
置されるものとしたものである。
【0023】この発明の第2の発明に係わる半導体記憶
装置は、1つのトランジスタ素子と1つの容量性素子と
からなるメモリセルを複数有したものにおいて、各メモ
リセルの容量性素子のストレージノードが、半導体基板
の一主面上にビット線を形成する第2の導電層より上方
に位置する第3の導電層にて形成され、対応のメモリセ
ルのトランジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域に
電気的に接続され、対応のメモリセルが接続されるワー
ド線とこのワード線に対して対応のメモリセルのトラン
ジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域側にて隣接す
るワード線との間に配置されるとともに対応のメモリセ
ルが接続されるビット線上を横断して配置されるものと
したものである。
【0024】この発明の第3の発明に係わる半導体記憶
装置は、さらに、メモリセルの容量性素子の一方の電極
を構成するストレージノードの短辺部が対応のメモリセ
ルが接続されるビット線と隣接するビット線の上にのり
上げているものとしたものである。
【0025】この発明の第4の発明に係わる半導体記憶
装置の製造方法は、1つのトランジスタ素子と1つの容
量性素子とからなるメモリセルを複数有したものにおい
て、各メモリセルの容量性素子の一方の電極を構成する
ストレージノードの製造方法が、メモリセルのトランジ
スタ素子の他方のソース/ドレイン領域に電気的に接続
される第3の導電層を、ビット線の上方に層間絶縁層を
介して形成する工程と、第3の導電層上にフォトレジス
ト層を形成する工程と、フォトレジスト層を、各ストレ
ージノードに対応して、対応のメモリセルが接続される
ワード線とこのワード線に対して対応のメモリセルのト
ランジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域側にて隣
接するワード線との間に位置し、対応のメモリセルのト
ランジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域に電気的
に接続される第3の導電層の接続部分から、対応のメモ
リセルが接続されるビット線上を横断しかつこのビット
線に隣接するビット線の上にのり上げて延在する第3の
導電層の部分に対応する遮光部分を有するマスクを用い
て露光する工程と、露光されたフォトレジスト層を現像
して露光されていない部分を残したレジストパターンを
形成する工程と、レジストパターンを用いて第3の導電
層をエッチングしてストレージノードを形成する工程と
を有するものとしたものである。
【0026】
【作用】この発明の第1の発明においては、メモリセル
の容量性素子のストレージノードがビット線の上の層に
て形成され、ストレージノードとセルプレートとの対向
面積を大きくとれ、さらに、ストレージノードの長辺部
がワード線と並行に配置され、ストレージノードにおけ
る設計デザインからの消失部分を少なくなさしめる。
【0027】この発明の第2の発明においては、メモリ
セルの容量性素子のストレージノードがビット線の上の
層にて形成され、ストレージノードとセルプレートとの
対向面積を大きくとれ、さらに、ストレージノードが対
応のメモリセルが接続されるワード線とこのワード線に
対して対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方のソ
ース/ドレイン領域側にて隣接するワード線との間に配
置されるとともに対応のメモリセルが接続されるビット
線上を横断して配置され、ストレージノードにおける設
計デザインからの消失部分を少なくなさしめる。
【0028】この発明の第3の発明においては、さら
に、ストレージノードの短辺部が対応のメモリセルが接
続されるビット線と隣接するビット線の上にのり上げ、
容量値を増加せしめる。
【0029】この発明の第4の発明においては、ストレ
ージノードを形成するためのフォトレジスト層を、各ス
トレージノードに対応して、対応のメモリセルが接続さ
れるワード線とこのワード線に対して対応のメモリセル
のトランジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域側に
て隣接するワード線との間に位置し、対応のメモリセル
のトランジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域に電
気的に接続される第3の導電層の接続部分から、対応の
メモリセルが接続されるビット線上を横断しかつこのビ
ット線に隣接するビット線の上にのり上げて延在する第
3の導電層の部分に対応する遮光部分を有するマスクを
用いて露光し、ストレージノードにおける設計デザイン
からの消失部分を少なくなさしめる。
【0030】
【実施例】
実施例1.以下に、この発明の実施例1を図1ないし図
5を用いて説明する。図において、100は例えばP型
のシリコン基板からなる半導体基板、101はこの半導
体基板100の一主面に形成されたシリコン酸化膜から
なる素子間分離用絶縁膜で、上記半導体基板100の一
主面における素子形成領域(活性領域)102(図1に
て一点鎖線にて囲まれた図示斜めに形成された領域)を
囲うように形成され、各素子形成領域102間に形成さ
れるトランジスタ素子を電気的に絶縁するためのもので
ある。
【0031】103及び104は半導体基板100の各
素子形成領域102に形成されたメモリセルのトランジ
スタ素子の一対のソース/ドレイン領域で、例えば、N
型の不純物がイオン注入されることによって形成された
N型の拡散領域によって構成され、また、一方のソース
/ドレイン領域103は2つのメモリセルのトランジス
タ素子の一方のソース/ドレイン領域を兼用しているも
のである。なお、これら一対のソース/ドレイン領域1
03及び104は半導体基板100の一主面に形成され
たウェル領域に形成されたものであっても良い。
【0032】107は上記半導体基板100の一主面上
に、ポリシリコン、タングステンシリサイド(WSi)
またはチタンシリサイド(TiSi2)などの金属(高融
点金属)シリサイド、あるいはタングステン(W)また
はアルミニウム(Al)などの金属等のいずれかの層か
らなる第1の導電層にて形成され、それぞれが互いに並
行に配置されるとともに、対応の複数のメモリセル(つ
まり回路構成上同じ行に設けられるメモリセル)のトラ
ンジスタ素子のゲート電極と電気的に接続される(つま
り、物理的に一体的に形成されているのトランジスタ素
子のゲート電極を含む)複数のワード線で、ゲート電極
部分は対応のトランジスタ素子の一対のソース/ドレイ
ン領域103及び104に挟まれたチャネル105上に
ゲート酸化膜106を介して形成されたものであり、こ
のゲート電極と一対のソース/ドレイン領域103及び
104とによってメモリセルの1つのトランジスタ素子
(MOSトランジスタからなるトランスファゲートトラ
ンジスタ)を構成しているものである。
【0033】108は上記半導体基板の一主面上に上記
ワード線107を形成するための第1の導電層より上方
に位置する、ポリシリコン、タングステンシリサイド
(WSi)またはチタンシリサイド(TiSi2)などの金
属(高融点金属)シリサイド、あるいはタングステン
(W)またはアルミニウム(Al)などの金属等のいず
れかの層からなる第2の導電層にて形成され、それぞれ
が、互いに並行に配置されるとともに上記ワード線10
7と交差、この実施例1においては直交して配置される
とともに、対応の複数のメモリセル(つまり回路構成上
同じ列に設けられるメモリセル)のトランジスタ素子の
一方のソース/ドレイン領域103にビット線コンタク
ト114(図1において、黒丸にて示す)にて電気的に
接続され、上記ワード線107上に層間絶縁層109を
介して形成されている複数のビット線である。
【0034】110は上記半導体基板100の一主面上
にビット線108が形成される第2の導電層より上方に
層間絶縁層113を介して位置する、ポリシリコン、あ
るいはタングステン(W)、白金(Pt)またはアルミ
ニウム(Al)などの金属等のいずれかの層からなる第
3の導電層にて形成され、それぞれが、対応のメモリセ
ルのトランジスタ素子の他方のソース/ドレイン領域1
04にストレージノードコンタクト115(図1におい
て、白丸にて示す)にて電気的に接続され、隣接する2
本のワード線107間、この実施例1においては対応の
メモリセルが接続されるワード線107とこのワード線
107に対して対応のメモリセルのトランジスタ素子の
他方のソース/ドレイン領域104側にて隣接するワー
ド線107との間に、長辺がワード線107と並行に、
短辺がビット線108と並行に配置されるとともにビッ
ト線108上、この実施例1においては対応のメモリセ
ルが接続されるビット線108上を横断して配置される
ストレージノードである。
【0035】111は上記各ストレージノード110の
表面上に誘電体膜112を介して対向配置され、ポリシ
リコン、あるいはタングステン(W)、白金(Pt)ま
たはアルミニウム(Al)などの金属等のいずれかの層
からなる平板状のセルプレートで、上記各ストレージノ
ード110とでメモリセルの1つの容量性素子(キャパ
シタ)を構成しているものである。上記誘電体膜112
はシリコン酸化膜/シリコン窒化膜(SiO2 /SiN)
複合膜、あるいはPZT膜またはBST膜などの高誘電
率膜等のいずれかの膜によって構成されている。117
は上記素子間分離用絶縁膜102の直下に上記半導体基
板100と同一導電型の不純物がイオン注入によって形
成されたチャネルストッパ領域である。
【0036】なお、図1において、ストレージノード1
10の短辺部周囲を黒く塗り潰して示す部分(符号11
6にて示す)は、ストレージノード110の設計デザイ
ンから実際の仕上がりとして消失した消失部分を示し、
消失部分116の外辺がストレージノード110の短辺
部分の設計デザインを示し、消失部分116の内辺が実
際に仕上がったストレージノード110の短辺部分の外
辺を示している。
【0037】次に、このように構成されたDRAMの各
メモリセルの容量性素子の一方の電極を構成するストレ
ージノードの製造方法について説明する。まず、ビット
線108上の層間絶縁層116上全面にストレージノー
ド110を形成するための第3の導電層を形成する。こ
の第3の導電層はストレージノードコンタクト115に
て層間絶縁層116及び109に設けられたコンタクト
ホールを介してメモリセルのトランジスタ素子の他方の
ソース/ドレイン領域104に電気的に接続されてい
る。なお、層間絶縁層116及び109に設けられたコ
ンタクトホール内に金属等の導電体を埋め込んだ後、層
間絶縁層116上全面に導電層を形成して第3の導電層
を形成するものであっても良い。
【0038】次に、第3の導電層上にポジ型のフォトレ
ジストを塗布し、塗布、形成されたフォトレジスト層に
対してストレージノード用マスクを用いて光を照射し、
フォトレジスト層を露光する。ストレージノード用マス
クは、ストレージノード110を形成するための光を通
さない遮光部分とその他の透光部分とを有しているもの
である。そして、ストレージノード用マスクの各遮光部
分の設計デザインは、フォトレジスト層における光の未
照射部分が各ストレージノード110に対応して、対応
のメモリセルが接続されるワード線107とこのワード
線に対して対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方
のソース/ドレイン領域104側にて隣接するワード線
107との間に位置し、対応のメモリセルのトランジス
タ素子の他方のソース/ドレイン領域104に電気的に
接続される第3の導電層の接続部分(ストレージノード
コンタクト115)から、対応のメモリセルが接続され
るビット線108上を横断しかつこのビット線に隣接す
る2本のビット線108の間に位置するように、つま
り、短辺が隣接する2本のワード線の間隔に、長辺が対
応のメモリセルが接続されるビット線108に隣接する
2本のビット線108の間隔に基づいた矩形にされてい
るものである。
【0039】この時、ストレージノード110の長辺が
位置するところが、ワード線107の辺上に位置するよ
うにフォトレジスト層に対して光が照射される。ワード
線107とストレージノード110との間には、ビット
線108とワード線107との間に設けられた層間絶縁
層109とワード線とストレージノード110との間に
設けられた層間絶縁層113とが存在するため、ワード
線107の辺上にワード線107と直交する方向に傾斜
する段差、つまり斜面がなく、2本のワード線108間
に谷間は存在せず、ワード線107と直交する方向に略
平坦面となっているものである。
【0040】したがって、フォトレジスト層において、
ストレージノード110の長辺が位置するところが従来
例で説明したような反射光によって設計デザインより内
側まで露光されることはなく、略設計デザインどおりの
露光である。また、ストレージノード110の短辺が位
置するフォトレジスト層においては、短辺側端部での光
の回析効果の強度が強いことに起因して設計デザインよ
り内側まで露光されることになる。
【0041】次に、露光されたフォトレジスト層を現像
して露光されていない部分を残したレジストパターンを
形成する。この時、マスク118の透光部分118bを
通過した光によって露光された部分及び短辺側端部での
光の回析効果によって露光された部分が取り除かれ、ス
トレージノード110に相当する部分のレジストパター
ンは、長辺が略設計デザインどおりに、短辺が設計デザ
インより内側に後退した楕円状になっている。
【0042】その後、レジストパターンを用いてストレ
ージノード110を形成するための第3の導電層をエッ
チングしてストレージノード110を形成する。この
時、ストレージノード110の形状は、レジストパター
ンの形状とほぼ一致しているものである。以後、レジス
トパターンを除去し、メモリセルの容量性素子の誘電体
膜112及びセルプレート113を形成する。
【0043】次に、ストレージノード110の実際の仕
上がりにおいて、設計デザインからの消失部分が具体的
にどの程度のものであったかについて図6を用いて説明
を加える。この図6に示されたものは、デザインルール
が0.25μで設計し、ワード線107及びビット線1
08の幅を0.25μm、基本ピッチ(ワード線107
間の間隔及びビット線108間の間隔)を0.6μm、
ストレージノード110の設計デザインを0.35μm
(短辺の長さ)×0.95μm(長辺の長さ)としたも
のである。この場合、ストレージノード110の長辺部
の縮みはほとんどなく、ストレージノード110の短辺
部の縮みxが、上記従来例で説明したものとほぼ同様に
0.02〜0.05μm以上であった。
【0044】この図6と提案例として示した図30とを
比較すれば明らかな如く、この実施例1のもののストレ
ージノード110は、その長辺部での消失部分がほとん
どなく、同じデザインルールで設計した場合、実施例1
のストレージノード110の表面積が提案例のストレー
ジノード110の表面積より大きいものである。その結
果、高集積化及び大容量化を図っても、メモリセルの容
量性素子のストレージノードにおける設計デザインから
の消失部分を少なくでき、所望の容量値を確保できる高
集積化及び大容量化された半導体記憶装置を得られたも
のである。
【0045】実施例2.図7及び図8はこの発明の実施
例2を示すものであり、上記した実施例1のものに対し
て、メモリセルの容量性素子のストレージノード110
の短辺部が対応のメモリセルが接続されるビット線10
8と隣接するビット線108の上にのり上げている構成
にしたものである。それ以外の構成については上記した
実施例1と同様である。実施例1に示した図1のII−II
断面図(図2)、III −III 断面図(図3)、V−V断
面図(図5)に相当するものはこの実施例2においても
同様の構成になっている。
【0046】また、ストレージノードの製造に際して、
上記した実施例1のものに対して、ストレージノード用
マスクの各遮光部分の設計デザインを次のようにしたも
のである。つまり、フォトレジスト層における光の未照
射部分が各ストレージノード110に対応して、対応の
メモリセルが接続されるワード線107とこのワード線
に対して対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方の
ソース/ドレイン領域104側にて隣接するワード線1
07との間に位置し、対応のメモリセルのトランジスタ
素子の他方のソース/ドレイン領域104に電気的に接
続される第3の導電層の接続部分(ストレージノードコ
ンタクト115)から、対応のメモリセルが接続される
ビット線108上を横断しかつこのビット線に隣接する
2本のビット線108の上にのり上げたところまで位置
するように、つまり、短辺が隣接する2本のワード線の
間隔に、長辺が対応のメモリセルが接続されるビット線
108に隣接する2本のビット線108の間隔を越えた
値に基づいた矩形にされているものである。
【0047】このように構成されたDRAMにおいて、
デザインルール0.25μmで設計し、ストレージノー
ド110のビット線108ののり上げる長さを0.02
μm、隣接するストレージノード110の短辺間の間隔
を0.21μmの設計デザインにした場合、図9に示す
ような実際の仕上がりのストレージノード110が得ら
れ、この図9と上記実施例1における図6とを比較すれ
ば明らかな如く、長辺に沿った長さが長くなった分だけ
容量性素子の容量値が実施例1のものに対して大きくな
っているものである。
【0048】なお、この実施例2において、ストレージ
ノード110の短辺が近接する2つのストレージノード
110の短辺間に相当する設計デザインは、デザインル
ール(図9に示したものにあっては0.25μm)より
狭くなるものの、2つのストレージノード110が短辺
間でつながることなく、確実に形成できた。確実に形成
できた理由は次のことによるものと考えられる。
【0049】すなわち、ストレージノード110をエッ
チングするためのレジスト膜を、光を用いたリソグラフ
ィによって長方形のパターンを残存させようとした場
合、残存させようとする長方形の端部が光の回析効果、
光の強度、レジスト膜の感光特性等によって内側に後退
し、楕円状に形成されることになる。そのため、短辺が
近接する長方形の短辺間の間隔が設計デザインより短く
とも、長方形のパターンの短辺間がつながることなくレ
ジスト膜を解像できることになる。この確実に解像でき
たレジストパターンを用いて第3の導電層をエッチング
してストレージノード110を得ているので、2つのス
トレージノード110が短辺間でつながることなく、確
実に形成できることになる。
【0050】実施例3.図10ないし図13はこの発明
の実施例3を示すものであり、この実施例3は、上記し
た実施例1のものが、各素子形成領域102間を電気的
に絶縁するために、半導体基板100の一主面に形成さ
れたシリコン酸化膜からなる素子間分離用絶縁膜で行っ
ているのに対して、半導体基板100の一主面上にワー
ド線を形成するための第1の導電層より下方に位置する
第4の導電層にて形成され、各素子形成領域102を囲
って形成されるとともに、所定電位が印加される素子間
分離用導電層118によって構成した点、つまり、フィ
ールドシールドを用いた点が異なるだけでその他の点に
おいては同じものである。
【0051】このように構成されたDRAMにおいて
も、上記した実施例1と同様な効果を奏する他、大集積
化されるDRAMにおいて、フィールドシールドによる
段差及び端部が急峻になったものにあっても、ストレー
ジノード110の表面積の消失部分の削減が図れるとい
う効果を有するものである。なお、実施例2に示したも
のに対して、この実施例3にて示したフィールドシール
ドを適用しても良いものである。
【0052】実施例4.図14はこの発明の実施例4を
示すものであり、この実施例4は、上記した実施例1の
ものに対して、ストレージノード110の表面を粗面1
10aにして、容量値を増大させたものであり、それ以
外の構成については上記した実施例1と同様である。ス
トレージノード110の表面における粗面110は、例
えば「Japanese Journal of Applied Physics Vol.29,
No.12, December, 1990, pp.L2345-L2348」に示された
方法によって形成されるものであり、この方法によって
ストレージノード110の表面を粗面110aにしたと
ころ、実施例1に示したものに対してストレージノード
110の表面積は1.5〜2倍に増大した。
【0053】実施例5.図15ないし図18はこの発明
の実施例5を示すものであり、この実施例5は、上記し
た実施例2のものに対して、ストレージノード110を
さらに半導体基板100の一主面に対して垂直方向に延
在する筒状部110bを有しているものとしたものであ
り、それ以外の構成については上記した実施例2と同様
である。
【0054】このストレージノード110の筒状部11
0bにおける短辺部に位置する立壁は、対応のメモリセ
ルが接続されるビット線108と隣接するビット線10
8の上にのり上げている構成、つまり、ビット線108
の直上に位置して設けられているものである。また、こ
のストレージノード110の筒状部110bは、例え
ば、「三菱電機技報・Vol. 63・No.11・198
9、P17〜P22」に示された方法によって形成され
るものである。このように構成された実施例5のものに
あっても、上記に示した実施例2と同様の効果を奏する
他、さらにメモリセルの容量性素子の容量値を増大させ
ることができるという効果を有するものである。
【0055】なお、上記実施例1〜5において、ワード
線107の低抵抗化を図るため、セルプレート111上
に層間絶縁層を介してワード線107と平行に上部配線
を設け、上部配線とワード線107とを電気的に接続し
たものでも良い。
【0056】
【発明の効果】この発明の第1の発明は、1つのトラン
ジスタ素子と1つの容量性素子とからなるメモリセルを
複数有したものにおいて、各メモリセルの容量性素子の
ストレージノードが、半導体基板の一主面上にビット線
を形成する第2の導電層より上方に位置する第3の導電
層にて形成され、対応のメモリセルのトランジスタ素子
の他方のソース/ドレイン領域に電気的に接続され、隣
接する2本のワード線間に、長辺がワード線と並行に、
短辺がビット線と並行に配置されるとともにビット線上
を横断して配置されるものとしたので、高集積化及び大
容量化に適し、かつ高集積化及び大容量化を図っても、
メモリセルの容量性素子のストレージノードにおける設
計デザインからの消失部分を少なくでき、所望の容量値
を確保できるという効果を有する。
【0057】この発明の第2の発明は、1つのトランジ
スタ素子と1つの容量性素子とからなるメモリセルを複
数有したものにおいて、各メモリセルの容量性素子のス
トレージノードが、半導体基板の一主面上にビット線を
形成する第2の導電層より上方に位置する第3の導電層
にて形成され、対応のメモリセルのトランジスタ素子の
他方のソース/ドレイン領域に電気的に接続され、対応
のメモリセルが接続されるワード線とこのワード線に対
して対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方のソー
ス/ドレイン領域側にて隣接するワード線との間に配置
されるとともに対応のメモリセルが接続されるビット線
上を横断して配置されるものとしたので、高集積化及び
大容量化に適し、かつ高集積化及び大容量化を図って
も、メモリセルの容量性素子のストレージノードにおけ
る設計デザインからの消失部分を少なくでき、所望の容
量値を確保できるという効果を有する。
【0058】この発明の第3の発明は、さらに、メモリ
セルの容量性素子の一方の電極を構成するストレージノ
ードの短辺部が対応のメモリセルが接続されるビット線
と隣接するビット線の上にのり上げたものとしたので、
メモリセルの容量性素子の容量値の増大を図れるという
効果を有する。
【0059】この発明の第4の発明は、1つのトランジ
スタ素子と1つの容量性素子とからなるメモリセルを複
数有したものにおいて、各メモリセルの容量性素子の一
方の電極を構成するストレージノードの製造方法が、メ
モリセルのトランジスタ素子の他方のソース/ドレイン
領域に電気的に接続される第3の導電層を、ビット線上
に層間絶縁層を介して形成する工程と、第3の導電層上
にフォトレジスト層を形成する工程と、フォトレジスト
層を、各ストレージノードに対応して、対応のメモリセ
ルが接続されるワード線とこのワード線に対して対応の
メモリセルのトランジスタ素子の他方のソース/ドレイ
ン領域側にて隣接するワード線との間に位置し、対応の
メモリセルのトランジスタ素子の他方のソース/ドレイ
ン領域に電気的に接続される第3の導電層の接続部分か
ら、対応のメモリセルが接続されるビット線上を横断し
かつこのビット線に隣接するビット線の上にのり上げて
延在する第3の導電層の部分に対応する遮光部分を有す
るマスクを用いて露光する工程と、露光されたフォトレ
ジスト層を現像して露光されていない部分を残したレジ
ストパターンを形成する工程と、レジストパターンを用
いて第3の導電層をエッチングしてストレージノードを
形成する工程とを有するものとしたので、高集積化及び
大容量化に適し、かつ高集積化及び大容量化を図って
も、メモリセルの容量性素子のストレージノードにおけ
る設計デザインからの消失部分を少なくでき、所望の容
量値を確保できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すストレージノード
110を最上部にした透視平面図。
【図2】 この発明の実施例1を示す図1のII−II断面
図。
【図3】 この発明の実施例1を示す図1のIII −III
断面図。
【図4】 この発明の実施例1を示す図1のIV−IV断面
図。
【図5】 この発明の実施例1を示す図1のV−V断面
図。
【図6】 この発明の実施例1のストレージノード11
0を示す拡大平面図。
【図7】 この発明の実施例2を示すストレージノード
110を最上部にした透視平面図。
【図8】 この発明の実施例2を示す図7のVIII−VIII
断面図。
【図9】 この発明の実施例2のストレージノード11
0を示す拡大平面図。
【図10】 この発明の実施例3を示す図2相当図。
【図11】 この発明の実施例3を示す図3相当図。
【図12】 この発明の実施例3を示す図4相当図。
【図13】 この発明の実施例3を示す図5相当図。
【図14】 この発明の実施例4を示す要部拡大III 断
面図。
【図15】 この発明の実施例5を示す図2相当図。
【図16】 この発明の実施例5を示す図3相当図。
【図17】 この発明の実施例5を示す図4相当図。
【図18】 この発明の実施例5を示す図5相当図。
【図19】 従来のDRAMを示す平面図。
【図20】 従来のDRAMを示す図19のA−A断面
図。
【図21】 従来のDRAMを示す図19のB−B断面
図。
【図22】 DRAMを示すストレージノード110を
最上部にした透視平面図。
【図23】 DRAMを示す図22のC−C断面図。
【図24】 DRAMを示す図22のD−D断面図。
【図25】 DRAMを示す図22のE−E断面図。
【図26】 DRAMを示す図22のF−F断面図。
【図27】 DRAMのストレージノード110を工程
順に示す断面図。
【図28】 DRAMのストレージノード110を工程
順に示す断面図。
【図29】 DRAMのストレージノード110を工程
順に示す断面図。
【図30】 図22に示したDRAMのストレージノー
ド110を示す拡大平面図。
【符号の説明】
100 半導体基板 103 ソース/ド
レイン領域 104 ソース/ドレイン領域 107 ワード線 108 ビット線 110 ストレージ
ノード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主面に形成され、それぞ
    れが1つのトランジスタ素子と1つの容量性素子とから
    なる複数のメモリセルと、 上記半導体基板の一主面上に第1の導電層にて形成さ
    れ、それぞれが互いに並行に配置されるとともに、対応
    の複数のメモリセルのトランジスタ素子のゲート電極に
    電気的に接続される複数のワード線と、 上記半導体基板の一主面上に上記第1の導電層より上方
    に位置する第2の導電層にて形成され、それぞれが互い
    に並行に配置されるとともに上記ワード線と交差して配
    置され、対応の複数のメモリセルのトランジスタ素子の
    一方のソース/ドレイン領域に電気的に接続される複数
    のビット線とを備え、 上記各メモリセルの容量性素子の一方の電極を構成する
    ストレージノードが、上記半導体基板の一主面上に上記
    第2の導電層より上方に位置する第3の導電層にて形成
    され、対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方のソ
    ース/ドレイン領域に電気的に接続され、隣接する2本
    のワード線間に、長辺がワード線と並行に、短辺がビッ
    ト線と並行に配置されるとともにビット線上を横断して
    配置されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の一主面に形成され、それぞ
    れが1つのトランジスタ素子と1つの容量性素子とから
    なる複数のメモリセルと、 上記半導体基板の一主面上に第1の導電層にて形成さ
    れ、それぞれが互いに並行に配置されるとともに、対応
    の複数のメモリセルのトランジスタ素子のゲート電極に
    電気的に接続される複数のワード線と、 上記半導体基板の一主面上に上記第1の導電層より上方
    に位置する第2の導電層にて形成され、それぞれが互い
    に並行に配置されるとともに上記ワード線と直交して配
    置され、対応の複数のメモリセルのトランジスタ素子の
    一方のソース/ドレイン領域に電気的に接続される複数
    のビット線とを備え、 上記各メモリセルの容量性素子の一方の電極を構成する
    ストレージノードが、上記半導体基板の一主面上に上記
    第2の導電層より上方に位置する第3の導電層にて形成
    され、対応のメモリセルのトランジスタ素子の他方のソ
    ース/ドレイン領域に電気的に接続され、対応のメモリ
    セルが接続されるワード線とこのワード線に対して対応
    のメモリセルのトランジスタ素子の他方のソース/ドレ
    イン領域側にて隣接するワード線との間に配置されると
    ともに対応のメモリセルが接続されるビット線上を横断
    して配置されることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 各メモリセルの容量性素子の一方の電極
    を構成するストレージノードは、その短辺部が対応のメ
    モリセルが接続されるビット線と隣接するビット線の上
    にのり上げていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の一主面上に上記第1の導電
    層より下方に位置する第4の導電層にて形成され、メモ
    リセルのトランジスタ素子を形成するための半導体基板
    の素子形成領域を囲って形成されるとともに、所定電位
    が印加される素子間分離用導電層を備えた請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 各メモリセルの容量性素子の一方の電極
    を構成するストレージノードは、その表面が粗面になっ
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 各メモリセルの容量性素子の一方の電極
    を構成するストレージノードは、半導体基板の一主面に
    対して垂直方向に延在する筒状部を有していることを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板の一主面に形成され、それぞ
    れが1つのトランジスタ素子と1つの容量性素子とから
    なる複数のメモリセルと、 上記半導体基板の一主面上に第1の導電層にて形成さ
    れ、それぞれが互いに並行に配置されるとともに、対応
    の複数のメモリセルのトランジスタ素子のゲート電極に
    電気的に接続される複数のワード線と、 上記半導体基板の一主面上に上記第1の導電層より上方
    に位置する第2の導電層にて形成され、それぞれが互い
    に並行に配置されるとともに上記ワード線と直交して配
    置され、対応の複数のメモリセルのトランジスタ素子の
    一方のソース/ドレイン領域に電気的に接続される複数
    のビット線とを備えた半導体記憶装置の製造方法におい
    て、 上記各メモリセルの容量性素子の一方の電極を構成する
    ストレージノードの製造方法が、 上記メモリセルのトランジスタ素子の他方のソース/ド
    レイン領域に電気的に接続される第3の導電層を、上記
    ビット線上に層間絶縁層を介して形成する工程と、 上記第3の導電層上にフォトレジスト層を形成する工程
    と、 上記フォトレジスト層を、各ストレージノードに対応し
    て、対応のメモリセルが接続されるワード線とこのワー
    ド線に対して対応のメモリセルのトランジスタ素子の他
    方のソース/ドレイン領域側にて隣接するワード線との
    間に位置し、対応のメモリセルのトランジスタ素子の他
    方のソース/ドレイン領域に電気的に接続される第3の
    導電層の接続部分から、対応のメモリセルが接続される
    ビット線上を横断しかつこのビット線に隣接するビット
    線の上にのり上げて延在する第3の導電層の部分に対応
    する遮光部分を有するマスクを用いて露光する工程と、 露光されたフォトレジスト層を現像して露光されていな
    い部分を残したレジストパターンを形成する工程と、 上記レジストパターンを用いて上記第3の導電層をエッ
    チングしてストレージノードを形成する工程とを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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