JPH088744Y2 - ホテルパン加熱・冷却装置 - Google Patents
ホテルパン加熱・冷却装置Info
- Publication number
- JPH088744Y2 JPH088744Y2 JP12501890U JP12501890U JPH088744Y2 JP H088744 Y2 JPH088744 Y2 JP H088744Y2 JP 12501890 U JP12501890 U JP 12501890U JP 12501890 U JP12501890 U JP 12501890U JP H088744 Y2 JPH088744 Y2 JP H088744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- space
- hotel
- cold liquid
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は食品を収容するホテル客用鍋（以下ホテルパン
という）の加熱・冷却装置に関するものである。
という）の加熱・冷却装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、食品の適温保存のためにホテルパンを使用した
加熱専用機器と冷却専用機器があった。しかし、加熱又
は冷却の単一機能しか有しないため、加熱と冷却双方の
機能を求める場合、それぞれ別々の専用機器を設置しな
ければならないという不便があった。又近年の厨房室は
省スペースが求められるため、上記加熱及び冷却専用機
器では省スペースに対応し難いという問題がある。
加熱専用機器と冷却専用機器があった。しかし、加熱又
は冷却の単一機能しか有しないため、加熱と冷却双方の
機能を求める場合、それぞれ別々の専用機器を設置しな
ければならないという不便があった。又近年の厨房室は
省スペースが求められるため、上記加熱及び冷却専用機
器では省スペースに対応し難いという問題がある。
「考案が解決しようとする課題」 本案は１個のホテルパンを加熱用又は冷却用として迅
速に切換えることが可能で、しかも省スペースに対応す
ることのできるホテルパン加熱・冷却装置を得ることを
目的とする。
速に切換えることが可能で、しかも省スペースに対応す
ることのできるホテルパン加熱・冷却装置を得ることを
目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本案は 機函の上面にホテル客用鍋受槽を凹設し、該受槽の側
面及び底面の空間を介して断熱材を配置し、該断熱材の
下方に大気開放冷液タンクを配置し、該タンクの底部と
上記空間の底部とを循環ポンプを介して送液管で接続
し、該タンク内の上部と上記空間内の上部とを戻り管で
接続して上記タンクと上記空間に冷液を強制循環可能と
なし、該受槽の底部に加熱ヒーターを配設し、上記空間
の貯液量よりも冷液タンクの貯液量が大であるホテル客
用鍋加熱・冷却装置 機函に複数の上記受槽を設け、複数のホテル客用鍋が
独立的に加熱・冷却される上記考案記載のホテル客用鍋
加熱・冷却装置 上記受槽とホテル客用鍋との間に間隙を介設し、該間
隙に給排水パイプ及びオーバーフローパイプを開口した
上記第１又は第２考案記載のホテル客用鍋加熱・冷却装
置 によって構成される。
面及び底面の空間を介して断熱材を配置し、該断熱材の
下方に大気開放冷液タンクを配置し、該タンクの底部と
上記空間の底部とを循環ポンプを介して送液管で接続
し、該タンク内の上部と上記空間内の上部とを戻り管で
接続して上記タンクと上記空間に冷液を強制循環可能と
なし、該受槽の底部に加熱ヒーターを配設し、上記空間
の貯液量よりも冷液タンクの貯液量が大であるホテル客
用鍋加熱・冷却装置 機函に複数の上記受槽を設け、複数のホテル客用鍋が
独立的に加熱・冷却される上記考案記載のホテル客用鍋
加熱・冷却装置 上記受槽とホテル客用鍋との間に間隙を介設し、該間
隙に給排水パイプ及びオーバーフローパイプを開口した
上記第１又は第２考案記載のホテル客用鍋加熱・冷却装
置 によって構成される。
「作用」 従って間隙ｔが空の状態において予め冷凍機13で冷却
された冷液タンク５内の冷液14が循環ポンプ６で圧送さ
れる。圧送された冷液14は送液管７を通って空間３内に
入り、該空間３が冷液14で一杯になると余分な冷液14は
戻り管８を通って冷液タンク５内に戻る。この冷液14が
連続して冷液タンク５と空間３を循環することによって
受槽２内のホテルパン15が冷却される。この冷却運転を
終了する場合は循環ポンプ６を停止することにより冷却
運転が停止される。この場合循環ポンプ６が停止すると
大気開放冷液タンク５より戻り管８を経て空気が逆流
し、空間３内に入るため該空間３内の冷液14は送液管７
を逆流して冷液タンク５内に戻り空間３内の冷液14は空
となる。
された冷液タンク５内の冷液14が循環ポンプ６で圧送さ
れる。圧送された冷液14は送液管７を通って空間３内に
入り、該空間３が冷液14で一杯になると余分な冷液14は
戻り管８を通って冷液タンク５内に戻る。この冷液14が
連続して冷液タンク５と空間３を循環することによって
受槽２内のホテルパン15が冷却される。この冷却運転を
終了する場合は循環ポンプ６を停止することにより冷却
運転が停止される。この場合循環ポンプ６が停止すると
大気開放冷液タンク５より戻り管８を経て空気が逆流
し、空間３内に入るため該空間３内の冷液14は送液管７
を逆流して冷液タンク５内に戻り空間３内の冷液14は空
となる。
又空間３が空の状態において、間隙ｔ内にオーバーフ
ローパイプ12の開口部まで水を収容する。この状態にお
いて加熱ヒーター９によって間隙ｔ内の水が加熱されホ
テルパン15内も間接的に加熱される。
ローパイプ12の開口部まで水を収容する。この状態にお
いて加熱ヒーター９によって間隙ｔ内の水が加熱されホ
テルパン15内も間接的に加熱される。
複数の受槽２、２ではそれぞれのホテルパン15、15を
独立的に上述のように加熱又は冷却することができる。
独立的に上述のように加熱又は冷却することができる。
「実施例」 四方に脚16を設けた機函１の上面にホテルパン15を収
容する複数の受槽２を凹設し、該受槽２の外周上面にホ
テルパン15の外周フランジ15′を支持して受槽２内に上
記パン15を間隙ｔを介して収容するものである。この受
槽２の側面に給水パイプ10及びオーバーフローパイプ12
を開口し、底面に排水パイプ11を開口し、該間隙ｔ内に
オーバーフローパイプ12の開口部まで給水する。受槽２
の側面及び底面の外側には空間３を介して断熱材４を配
置し、該断熱材４の下方に断熱材４′で囲まれた冷液タ
ンク５を配置する。この冷液タンク５は上部にエア抜き
管17を設けて大気に開放するものであって、該タンク５
内の底部と空間３内の底部とを循環ポンプ６を介して送
液管７で接続する。又該タンク５内の上部と上記空間３
内の上部とを戻り管８で接続するものであって該空間３
の貯液量よりも冷液タンクの貯液量を大となす。第１図
では空間３の縦断面図が冷液タンク５の縦断面より大で
あるが該タンク５は第２図左右方向に長く形成され該タ
ンク５の容量の方が複数個の上記空間３の容量より大に
形成されている。冷液タンク５の内部には冷凍機13の冷
却管18が配置され、該冷却管18によってタンク５内の冷
液14（ブライン液を用いると良い）を冷却するようにな
っているし冷液14の温度はサーミスタ19で冷液14の温度
を感知し、予め設定された冷液14の設定温度を一定に保
つよう冷凍機13の自動運転が行われる。又循環ポンプ６
の運転スイッチと冷凍機13の運転スイッチは独立してい
る。上記受槽２の底部下面には加熱ヒーター９を配設
し、該下面に設けたサーミスタ20で加熱温度を感知し、
予め設定された設定温度を一定に保つよう自動運転を行
うものである。上記送液管７及び戻り管８は切替弁によ
って複数の上記受槽２に上述のように接続させる。即ち
それぞれの空間３に各々独立した送液管７と戻り管８及
び循環ポンプ６が設けられ、冷液タンク５と冷凍機13は
機函１に１個設けられ共用される。尚図中21で示すもの
はホテルパン15の蓋である。
容する複数の受槽２を凹設し、該受槽２の外周上面にホ
テルパン15の外周フランジ15′を支持して受槽２内に上
記パン15を間隙ｔを介して収容するものである。この受
槽２の側面に給水パイプ10及びオーバーフローパイプ12
を開口し、底面に排水パイプ11を開口し、該間隙ｔ内に
オーバーフローパイプ12の開口部まで給水する。受槽２
の側面及び底面の外側には空間３を介して断熱材４を配
置し、該断熱材４の下方に断熱材４′で囲まれた冷液タ
ンク５を配置する。この冷液タンク５は上部にエア抜き
管17を設けて大気に開放するものであって、該タンク５
内の底部と空間３内の底部とを循環ポンプ６を介して送
液管７で接続する。又該タンク５内の上部と上記空間３
内の上部とを戻り管８で接続するものであって該空間３
の貯液量よりも冷液タンクの貯液量を大となす。第１図
では空間３の縦断面図が冷液タンク５の縦断面より大で
あるが該タンク５は第２図左右方向に長く形成され該タ
ンク５の容量の方が複数個の上記空間３の容量より大に
形成されている。冷液タンク５の内部には冷凍機13の冷
却管18が配置され、該冷却管18によってタンク５内の冷
液14（ブライン液を用いると良い）を冷却するようにな
っているし冷液14の温度はサーミスタ19で冷液14の温度
を感知し、予め設定された冷液14の設定温度を一定に保
つよう冷凍機13の自動運転が行われる。又循環ポンプ６
の運転スイッチと冷凍機13の運転スイッチは独立してい
る。上記受槽２の底部下面には加熱ヒーター９を配設
し、該下面に設けたサーミスタ20で加熱温度を感知し、
予め設定された設定温度を一定に保つよう自動運転を行
うものである。上記送液管７及び戻り管８は切替弁によ
って複数の上記受槽２に上述のように接続させる。即ち
それぞれの空間３に各々独立した送液管７と戻り管８及
び循環ポンプ６が設けられ、冷液タンク５と冷凍機13は
機函１に１個設けられ共用される。尚図中21で示すもの
はホテルパン15の蓋である。
「考案の効果」 本案は上述のように構成したのでホテルパン15の加熱
専用機器と冷却専用機器を独立的に設けた従来形のもの
に比べ大幅な省スペース化を計ることができるばかりで
なく、その時のメニューや食材に応じて上記受槽２を介
してその外側にある上記空間３を迅速に冷却状態及び加
熱状態に切替えることができるし、それによってホテル
パン15の稼動率が向上するという利点を有する。
専用機器と冷却専用機器を独立的に設けた従来形のもの
に比べ大幅な省スペース化を計ることができるばかりで
なく、その時のメニューや食材に応じて上記受槽２を介
してその外側にある上記空間３を迅速に冷却状態及び加
熱状態に切替えることができるし、それによってホテル
パン15の稼動率が向上するという利点を有する。
第１図は本案のホテルパン加熱・冷却装置を示す縦断側
面図、第２図は該装置を正面上方より見た斜視図であ
る。 １……機函、２……ホテル客用鍋受槽、３……空間、４
……断熱材、５……大気開放冷液タンク、６……循環ポ
ンプ、７……送液管、８……戻り管、９……加熱ヒータ
ー、ｔ……間隙、10……給水パイプ、11……排水パイ
プ、12……オーバーフローパイプ。
面図、第２図は該装置を正面上方より見た斜視図であ
る。 １……機函、２……ホテル客用鍋受槽、３……空間、４
……断熱材、５……大気開放冷液タンク、６……循環ポ
ンプ、７……送液管、８……戻り管、９……加熱ヒータ
ー、ｔ……間隙、10……給水パイプ、11……排水パイ
プ、12……オーバーフローパイプ。
Claims (3)
- 【請求項１】機函の上面にホテル客用鍋受槽を凹設し、
該受槽の側面及び底面の空間を介して断熱材を配置し、
該断熱材の下方に大気開放冷液タンクを配置し、該タン
クの底部と上記空間の底部とを循環ポンプを介して送液
管で接続し、該タンク内の上部と上記空間内の上部とを
戻り管で接続して上記タンクと上記空間に冷液を強制循
環可能となし、該受槽の底部に加熱ヒーターを配設し、
上記空間の貯液量よりも冷液タンクの貯液量が大である
ホテル客用鍋加熱・冷却装置。 - 【請求項２】機函に複数の上記受槽を設け、複数のホテ
ル客用鍋が独立的に加熱・冷却される請求項（１）記載
のホテル客用鍋加熱・冷却装置。 - 【請求項３】上記受槽とホテル客用鍋との間に間隙を介
設し、該間隙に給排水パイプ及びオーバーフローパイプ
を開口した請求項（１）又は（２）記載のホテル客用鍋
加熱・冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12501890U JPH088744Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ホテルパン加熱・冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12501890U JPH088744Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ホテルパン加熱・冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0480442U JPH0480442U (ja) | 1992-07-14 |
| JPH088744Y2 true JPH088744Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31872641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12501890U Expired - Lifetime JPH088744Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ホテルパン加熱・冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088744Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12501890U patent/JPH088744Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0480442U (ja) | 1992-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |