JP3751856B2 - 飲料抽出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒーや紅茶等の抽出を行う飲料抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の飲料抽出装置では、バケットに収容したコーヒー粉や紅茶葉にお湯を注いで抽出される抽出液は、デカンタと呼ばれるガラス製の飲料容器に貯溜され保温される。飲料容器を保温する方式としては、ヒータを装着した保温プレート上に飲料容器を載置する方法が一般的である。
【0003】
この保温プレートによる保温方法では、ヒータの熱が直接デカンタ内の抽出液に伝わるため、抽出液に過剰な熱が加わり、抽出液の煮詰まり等が発生し、風味が損なわれることがあった。また、デカンタの底面と保温プレートとの接触が不十分であると、保温プレートの温度とデカンタの内部の抽出液の温度との相関が変化し、所定の保温温度に保温できなくなるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
実開平5−70422号公報では、保温プレート上に載置したデカンタをバケットとともに透明な保温カバーで囲繞してヒータの消費電力の低減を図る方法が提案されている。しかしながら、この提案は、保温カバーによって放熱は防止されるが、保温プレートを使用する以上、前記保温プレート方式の欠点は何ら解決されない。
【0005】
また、特開平8−38363号公報では、デカンタを保温ケースを介して保温プレート上に載置することで、保温プレートとデカンタの底面および外周側面との間に空間層を形成し、デカンタよりの放熱を少なくし、ヒータの省電力化を図るとともに、空間層を介してデカンタを均一に保温する方法が提案されている。しかしながら、この提案は、保温プレートとデカンタの間に空間層を設ける分だけ、本体が大型化するという欠点を有する。
【0006】
さらに、特開平10−146277号公報では、コーヒーサーバーをコーヒー受槽と該コーヒー受槽を外部から囲む保温槽とで構成し、コーヒー受槽と保温槽の間に保温水を注入してコーヒー受槽内のコーヒーを湯煎して保温するようにしたものが提案されている。この湯煎式は、水を加熱する機構が必要であるうえ、コーヒーサーバー自体が大きくなり、重くなるという欠点を有する。
【0007】
本発明の目的は、保温時に抽出液の劣化がなく、抽出液を適切な温度に保温することができる飲料抽出装置を提供することにある。本発明の他の目的は、小型の飲料抽出装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、抽出液の温度を安全に制御できる飲料抽出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明にかかる飲料抽出装置は、
抽出された飲料を貯溜する飲料容器を包囲する保温室と、該保温室に空気を供給して循環させるファンと、該ファンにより前記保温室に供給する空気を加熱して温風とするヒータとを備え、
前記保温室は、前記飲料容器の外周面を囲む側壁と、前記飲料容器の底面を受ける底壁と、前記飲料容器の上方を覆い前記バケットから抽出される飲料を前記飲料容器に落下させる開口部を備えた上壁とによって形成し、
前記側壁の一部は前記飲料容器を取り出し収容するための観音開きの左右一対の扉からなり、前記左右一対の扉の合わせ部に前記飲料容器の取っ手を外側に露出させるための開口部を形成し、
前記温風により前記飲料容器を加熱して内部の飲料を保温するようにしたものである。
【0009】
前記構成からなる本発明の飲料抽出装置では、ファンにより送風される空気はヒータによって加熱されて保温室に供給され、飲料容器の周囲を流動して飲料容器を均一に加熱した後、ファンに戻って循環する。これにより飲料容器内の抽出液は適切な温度に保温される。
また、保温室は、飲料容器の外周面を囲む側壁と、飲料容器の底面を受ける底壁と、飲料容器の上方を覆いバケットから抽出される飲料を飲料容器に落下させる開口部を備えた上壁とによって形成されているので、熱風の逃げが防止されるとともに、飲料容器の周囲から均一に加熱することができる。
さらに、側壁の一部は飲料容器を取り出し収容するための観音開きの左右一対の扉からなり、左右一対の扉の合わせ部に飲料容器の取っ手を外側に露出させるための開口部を形成したので、保温室からの飲料容器の取り出しが容易になる。
【0010】
本発明の飲料抽出装置において、給水タンクと、ヒータを備えた湯沸かしタンクと、該湯沸かしタンクと前記給水タンクとを連結する給水パイプと、前記飲料容器の上方に設けられ被抽出物が収容されるバケットと、該バケットに前記湯沸かしタンクの湯を吐出する吐出パイプとをさらに備え、前記保温室を前記バケットの下方に設け、前記ファンおよびヒータを前記保温室の後方でかつ前記湯沸かしタンクの下方に設けることが好ましい。この配置により、湯沸かしタンクの下部のスペースを有効に使用し、飲料容器の下部の保温プレートおよびヒータ部をなくすことで装置の全高を低くして、小型化することができる。
【0012】
前記側壁に、前記ファンから送風される空気を前記保温室内に向かって吹き出す吹出口と、前記保温室内の空気を吸い込んで前記ファンに戻す吸込口とを形成することが好ましい。このようにすることで、吹出口から保温室内に吹出された空気は側壁と飲料容器の間の隙間を通って飲料容器の外周面に沿って流れ、吸込口から流出し、円滑に循環する。
【0013】
前記吹出口から吹き出される空気の一部が飲料容器の下部に向かうようにすることが好ましい。これにより、飲料容器内の抽出液の量が少ない場合でも、適切な温度に保温することができる。
【0015】
前記保温室の少なくとも側壁は断熱構造を有することが好ましい。ここで、前記断熱構造は空気層としてもよい。これにより、側壁からの放熱を抑制することができる。また、側壁を透明な材料で構成することで、飲料容器内の飲料の量を確認することができる。
【0016】
前記保温室に供給される空気の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度に基づいて前記ヒータをオン、オフすることで前記保温室内の空気の温度を制御する制御ユニットとをさらに有することが好ましい。ここで、前記温度センサは、前記ヒータに設けた放熱フィンあるいはその近傍に取り付けることが好ましい。このようにすることで、ファンが故障した場合でも、放熱フィンの異常発熱を温度センサがこれを検出して、ヒータをオフすることができるので、安全である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0018】
図1,図2は、本発明にかかるコーヒー抽出装置を示す。このコーヒー抽出装置の本体1は、該本体1の下部前面から前方に突出するベース部2と、前記本体1の上部前面から前方に突出するノーズ部3とを有している。
【0019】
本体1の上部には、上方が開口する給水タンク4が設けられ、該給水タンク4は蓋部材5によって閉鎖されている。給水タンク4の下方には、湯沸かしヒータ6を備えた湯沸かしタンク7が設置されている。前記給水タンク4の底には、給水パイプ8の上端が接続され、該給水パイプ8は前記湯沸かしタンク4の蓋板9を貫通して内部の底近傍まで挿入され、給水タンク4内の水を湯沸かしタンク7内に供給するようになっている。湯沸かしタンク7の蓋板9には、吐出パイプ10が貫通して取り付けられ、該吐出パイプ10の一端は湯沸かしタンク7内の水面に浸漬され、他端はノーズ部3に向かって延び、下方に開口して、湯沸かしタンク7内のお湯を後述するバケット11にサイホン作用によって吐出するようになっている。また、蓋板9には蒸気パイプ9aが設けられ、湯沸かし時の自然吐出を防止している。
【0020】
ノーズ部3の下方には、コーヒー粉を収容するバケット11が着脱可能に取り付けられている。また、ノーズ部3の上面には、湯沸かしヒータ6をオン,オフする入,切スイッチ12a,12bが設けられている。
【0021】
前記バケット11の下方でかつベース部2の上には、取っ手13を有するガラス製の飲料容器であるデカンタ14が収納される保温室15が設けられている。この保温室15は、前記デカンタ14の外周面を囲む前側壁16,後側壁17,左側壁18a,右側壁18bの4つの側壁と、前記デカンタ14の底面を受ける底壁19と、前記デカンタ14の上方を覆い前記バケット11から抽出される飲料を前記デカンタ14に落下させる開口部20aを備えた上壁20とによって形成されている。各壁は、透明な合成樹脂製の2枚の板を空気層21を介して対向させたもので、当該空気層21により保温室15の内部と外部を断熱している。
【0022】
前記保温室15の前側壁16は、図2に示すように、ヒンジ22によって観音開き式に開閉可能な左右一対の扉16a,16bからなっている。そして、前記左右一対の扉16a,16bの合わせ部には、前記デカンタ14の取っ手13を外側に露出させるための開口部16cが形成されている。後側壁17には、図3に示すように、後述する循環室26から温風を吹き出す吹出口17aと、前記保温室内15の温風を吸い込んで循環室26に戻す吸込口17bとが形成されている。吹出口17aには、水平なルーバー23が上下方向に複数段取り付けられている。図4(A),(B)に示すように、下方のルーバー23は斜め下に、その上方のルーバー23はほぼ水平に向けられている。吹出口17aと吸込口17bにはネット24が装着されている。
【0023】
本体1の下部には、図3に示すように、仕切板25によって平面U字形に形成された循環室26が形成されている。この循環室26には、前記保温室15に空気を供給して循環させる軸流型のファン27と、該ファン27により供給する空気を加熱する温風ヒータ28とが配設されている。温風ヒータ28は供給される空気の流れ方向に沿った複数の放熱フィン29を有している。放熱フィン29には、当該放熱フィン29に沿って流れる空気の温度を検出する温度センサ30が取り付けられている。この温度センサ30は、放熱フィン29の近傍、例えば、循環室26の上壁に設けてもよい。ノーズ部3の内部には、前記湯沸かしヒータ6をオン,オフして湯沸かしタンク7内の水の湯沸かしと保温を行い、ファン27を駆動制御し、前記温度センサ30の検出温度に基づいて温風ヒータ28をオン,オフ制御する制御ユニット31が設けられている。
【0024】
サイホン作用のために湯沸かしタンク7は高く維持する必要があるので、本来湯沸かしタンク7の下方は本体1のデッドスペースになっているが、本発明ではこのデッドスペースに循環室26を設けてファン27と温風ヒータ28を配置したので、本体1が大型化することはない。また、従来の飲料抽出装置はデカンタ載置部に保温プレートが設けられ、本体の高さが高くなっていたが、本発明では、保温プレートがないので、その分だけ本体1の高さを低くすることができる。
【0025】
次に、前記構成からなるコーヒー抽出装置の動作について説明する。
【0026】
まず、バケット11にコーヒー粉を所用量入れてノーズ部3の下方に装着するとともに、保温室15の左右一対の扉16a,16bを開いてデカンタ14を保温室15内に収納する。このとき、デカンタ14の取っ手13は左右一対の扉16a,16bの開口部16cから外側に出しておく。そして、給水タンク4に水を入れ、給水パイプ8を介して湯沸かしタンク7を満杯にした後、入スイッチ12aをオンすると、湯沸かしヒータ6がオンして湯沸かしタンク7内の水が所定温度に加熱される。同時に、ファン27が駆動され、温風ヒータ28がオンする。これにより、循環室26に空気の流れが生じ、該空気は温風ヒータ28の放熱フィン29によって加熱され、温風となって吹出口17aから保温室15に吹き出され、デカンタ14を暖める。
【0027】
次に、再度給水タンク4に水を入れると、湯沸かしタンク7内のお湯がサイホン作用により吐出パイプ10を介してバケット11内のコーヒー粉に注がれる。この結果、バケット11からコーヒー液が抽出され、デカンタ14内に貯溜される。吹出口17aより保温室15内に吹出される温風は、温風ヒータ28の放熱フィン29に取り付けられた温度センサ30の検出温度に基づいて温風ヒータ28をオン,オフすることにより、本実施形態では約80度に維持される。保温室15内に入った温風は、図3に示すように、前側壁16,後側壁17,両側壁18a,18bとデカンタ14の間の隙間を通り、デカンタ14の外周面に沿って流れ、吸込口17bから循環室16に入って、ファン27に戻り、循環する。この温風によりデカンタ14が加熱され、内部に貯溜されたコーヒー液が適切に保温される。
【0028】
保温中、保温室15は各壁の空気層21によって断熱されているので、放熱が少なくなり、保温効率がよく、消費電力が低減する。また、保温室15の前側壁16と両側壁18a,18bの外面の温度が上昇しないので、ユーザの手が壁に触れても火傷のおそれがなく、安全である。一方、デカンタ14の口部は保温室15の上壁20の開口部20aから露出しているので、保温室15内を循環する温風がデカンタ14の口部から内部に吹き込むことはない。このため、コーヒー液の酸化が防止され、風味を損なうことなく保温することができる。
【0029】
温風は吹出口17aから上方のルーバー23によって水平に吹出されるだけでなく、下部のルーバー23を通って下向きに吹き出される。したがって、図4(A)に示すように、デカンタ14内のコーヒー液が多い場合、デカンタ14は外周面から温風によって均一に加熱されるので、内部のコーヒー液で対流が発生することはなく、コーヒーと空気の接触する機会も少ないので、風味を損なわず、長期間おいしく保温することができる。また、図4(B)に示すように、デカンタ14内のコーヒー液が少なくなっても、下向きに吹き出される温風によって適切に保温され、煮詰まることもない。
【0030】
何らかの原因によってファン27が停止すると、循環室26の空気の流れが無くなり、温風ヒータ28の放熱フィン29の温度が上昇する。このとき、放熱フィン29に設けた温度センサ30がこの温度上昇を検出し、温風ヒータ28をオフするので、温風ヒータ28が異常発熱することはなく、安全である。
【0031】
デカンタ14を保温室15から取り出すには、保温室15の外側に突出している取っ手13を持って手前側に引き出せばよい。これにより、左右一対の扉16a,16bがデカンタ14に押されて開かれるので、デカンタ14を保温室15の外側に出すことができる。また、デカンタ14を保温室15に収容するには、開いた扉16a,16bの間からデカンタ14を保温室15内に挿入し、扉16a,16bを閉じる。なお、扉16a,16bの内側にガイドを設けて、デカンタ14を挿入する際にデカンタ14が当該ガイドに当接して扉16a,16bが閉じられるようにしてもよい。
【0032】
前記実施形態では、循環室26のファン27として、軸流型のファン27を設けたが、図5(A),(B)に示すように、シロッコファン32やクロスフローファン33を使用し、それらのモータ34(図5(B)では紙面の裏側にある)を循環室15の外部に設けてもよい。このように、モータ34を外側に設置すると、モータ34が温風から保護され、モータ34の寿命が上がるうえ、モータ34の選択の自由が広がる。
【0033】
図6は、本発明による温風循環方式と従来の保温プレート方式による保温されたコーヒーのpH値による劣化度を測定して比較したものである。この結果、本発明による温風循環方式のほうが、劣化が少ないことが確認された。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、抽出された飲料を貯溜する飲料容器を包囲する保温室と、該保温室に空気を供給して循環させるファンと、該ファンにより前記保温室に供給する空気を加熱して温風とするヒータとを備えたので、温風により飲料容器を均一に加熱して、飲料容器内の抽出液を適切な温度に保温することができる。
また、飲料容器の外周面を囲む側壁と、飲料容器の底面を受ける底壁と、飲料容器の上方を覆いバケットから抽出される飲料を飲料容器に落下させる開口部を備えた上壁とによって形成されている保温室により、熱風の逃げが防止されるとともに、飲料容器の周囲から均一に加熱することができる。
さらに、左右一対の扉の合わせ部に飲料容器の取っ手を外側に露出させるための開口部を形成したので、保温室からの飲料容器の取り出しが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるコーヒー抽出装置の側面断面図。
【図2】 図1のコーヒー抽出装置の正面図。
【図3】 図1のIII−III線断面図。
【図4】 (A)と(B)はコーヒー液が多い場合と少ない場合の保温室内でのデカンタの保温状況を示す拡大断面図。
【図5】 (A)と(B)は図3と類似の循環室の他の実施形態をそれぞれ示す断面図。
【図6】 本発明による温風循環方式と従来の保温プレート方式におけるpH値によるコーヒー劣化度測定結果を示すグラフ。
【符号の説明】
4 給水タンク
6 湯沸かしヒータ
7 湯沸かしタンク
8 給水パイプ
10 吐出パイプ
11 バケット
13 取っ手
14 デカンタ
15 保温室
16 前側壁
16a,16b 扉
16c 開口部
17 後側壁
17a 吹出口
17b 吸込口
18a,18c 左右側壁
19 底壁
20 上壁
20a 開口部
27 ファン
28 温風ヒータ
29 放熱フィン
30 温度センサ
31 制御ユニット
Claims (8)
- 抽出された飲料を貯溜する飲料容器を包囲する保温室と、該保温室に空気を供給して循環させるファンと、該ファンにより前記保温室に供給する空気を加熱して温風とするヒータとを備え、
前記保温室は、前記飲料容器の外周面を囲む側壁と、前記飲料容器の底面を受ける底壁と、前記飲料容器の上方を覆い前記バケットから抽出される飲料を前記飲料容器に落下させる開口部を備えた上壁とによって形成し、
前記側壁の一部は前記飲料容器を取り出し収容するための観音開きの左右一対の扉からなり、前記左右一対の扉の合わせ部に前記飲料容器の取っ手を外側に露出させるための開口部を形成し、
前記温風により前記飲料容器を加熱して内部の飲料を保温するようにしたことを特徴とする飲料抽出装置。 - 給水タンクと、ヒータを備えた湯沸かしタンクと、該湯沸かしタンクと前記給水タンクとを連結する給水パイプと、前記飲料容器の上方に設けられ被抽出物が収容されるバケットと、該バケットに前記湯沸かしタンクの湯を吐出する吐出パイプとをさらに備え、前記保温室を前記バケットの下方に設け、前記ファンおよびヒータを前記保温室の後方でかつ前記湯沸かしタンクの下方に設けたことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出装置。
- 前記側壁に、前記ファンから送風される空気を前記保温室内に向かって吹き出す吹出口と、前記保温室内の空気を吸い込んで前記ファンに戻す吸込口とを形成したことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出装置。
- 前記吹出口から吹き出される空気の一部が飲料容器の下部に向かうようにしたことを特徴とする請求項3に記載の飲料抽出装置。
- 前記保温室の少なくとも側壁は断熱構造を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の飲料抽出装置。
- 前記断熱構造は空気層からなる請求項5に記載の飲料抽出装置。
- 前記保温室に供給される空気の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度に基づいて前記ヒータをオン、オフすることで前記保温室内の空気の温度を制御する制御ユニットとをさらに有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の飲料抽出装置。
- 前記温度センサは、前記ヒータに設けた放熱フィンまたは該放熱フィンの近傍に取り付けたことを特徴とする請求項7に記載の飲料抽出装置。
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