JPH088690A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents
弾性表面波フィルタInfo
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- JPH088690A JPH088690A JP13707794A JP13707794A JPH088690A JP H088690 A JPH088690 A JP H088690A JP 13707794 A JP13707794 A JP 13707794A JP 13707794 A JP13707794 A JP 13707794A JP H088690 A JPH088690 A JP H088690A
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- acoustic wave
- surface acoustic
- electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信機器などに用いられる弾性表面波フィル
タに関し、広帯域の縦モード共振器型弾性表面波フィル
タを提供することを目的とするものである。 【構成】 縦モード共振器型弾性表面波フィルタにおけ
る入力用電極２、出力用電極３のうち一方のピッチを他
方より小さくすることにより双峰形状の縦１次共振モー
ドを形成して、広帯域の弾性表面波フィルタを提供す
る。
タに関し、広帯域の縦モード共振器型弾性表面波フィル
タを提供することを目的とするものである。 【構成】 縦モード共振器型弾性表面波フィルタにおけ
る入力用電極２、出力用電極３のうち一方のピッチを他
方より小さくすることにより双峰形状の縦１次共振モー
ドを形成して、広帯域の弾性表面波フィルタを提供す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は通信機器などに用いられ
る弾性表面波フィルタに関するものである。
る弾性表面波フィルタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３（Ａ）は従来の縦モード共振器型弾
性表面波フィルタを示すものである。図３（Ａ）におい
て、１は圧電基板、２，３は、３対の櫛歯状電極を対向
させた入力用電極と出力用電極である。４は反射器であ
り、入、出力用電極２，３とのピッチ、対数は等しく、
また入力用電極２、出力用電極３間の距離、入力用電極
２と反射器４の距離、出力用電極３と反射器４の距離は
等しい。このような構成においては、端子５に電気信号
が入力されると入力用電極２により圧電基板１に弾性表
面波が励振され、出力用電極３により弾性表面波が電気
信号に変換され、端子６に出力されるが、入力用電極２
により励振された弾性表面波は両側の反射器４によって
反射されて両反射器４間に閉じ込められるので、ある２
つの周波数を中心とした共振モードが生じる。それらは
縦０次共振モード、縦１次共振モードと呼ばれている。
縦０次共振モード、縦１次共振モードの中心周波数をｆ
0，ｆ1とするとｆ0＞ｆ1であり、入力用電極２、出力用
電極３のピッチをｐ1とすると、ｆ1はｐ1にほぼ反比例
する。
性表面波フィルタを示すものである。図３（Ａ）におい
て、１は圧電基板、２，３は、３対の櫛歯状電極を対向
させた入力用電極と出力用電極である。４は反射器であ
り、入、出力用電極２，３とのピッチ、対数は等しく、
また入力用電極２、出力用電極３間の距離、入力用電極
２と反射器４の距離、出力用電極３と反射器４の距離は
等しい。このような構成においては、端子５に電気信号
が入力されると入力用電極２により圧電基板１に弾性表
面波が励振され、出力用電極３により弾性表面波が電気
信号に変換され、端子６に出力されるが、入力用電極２
により励振された弾性表面波は両側の反射器４によって
反射されて両反射器４間に閉じ込められるので、ある２
つの周波数を中心とした共振モードが生じる。それらは
縦０次共振モード、縦１次共振モードと呼ばれている。
縦０次共振モード、縦１次共振モードの中心周波数をｆ
0，ｆ1とするとｆ0＞ｆ1であり、入力用電極２、出力用
電極３のピッチをｐ1とすると、ｆ1はｐ1にほぼ反比例
する。
【０００３】従来の縦モード共振器型弾性表面波フィル
タの減衰特性は図３（Ｂ）のような縦０次共振モードの
減衰特性７、縦１次共振モードの減衰特性８、反射器の
減衰特性９を足し合わせたものなので、図３（Ｃ）の１
０のように周波数ｆ0，ｆ1間を通過帯域としたフィルタ
となる。
タの減衰特性は図３（Ｂ）のような縦０次共振モードの
減衰特性７、縦１次共振モードの減衰特性８、反射器の
減衰特性９を足し合わせたものなので、図３（Ｃ）の１
０のように周波数ｆ0，ｆ1間を通過帯域としたフィルタ
となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の縦モード共振器
型弾性表面波フィルタでは、縦０次共振モードの減衰特
性、縦１次共振モードの減衰特性が急峻である。よって
通過帯域（周波数ｆ0，ｆ1間）を広げようとすると、通
過帯域の中心付近では縦０次共振モードの減衰量、縦１
次共振モードの減衰量がともに大きな値となり、通過帯
域の減衰特性が割れた特性となるため、広帯域の減衰特
性を得ることが難しかった。そこで本発明は広帯域の弾
性表面波フィルタを提供することを目的とするものであ
る。
型弾性表面波フィルタでは、縦０次共振モードの減衰特
性、縦１次共振モードの減衰特性が急峻である。よって
通過帯域（周波数ｆ0，ｆ1間）を広げようとすると、通
過帯域の中心付近では縦０次共振モードの減衰量、縦１
次共振モードの減衰量がともに大きな値となり、通過帯
域の減衰特性が割れた特性となるため、広帯域の減衰特
性を得ることが難しかった。そこで本発明は広帯域の弾
性表面波フィルタを提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の弾性表面波フィルタでは、入力用電極、出
力用電極のうち一方のピッチを他方より小さくするもの
である。
に、本発明の弾性表面波フィルタでは、入力用電極、出
力用電極のうち一方のピッチを他方より小さくするもの
である。
【０００６】
【作用】入力用電極、出力用電極のうち一方のピッチを
他方より小さくすると、図１（Ｂ）の７に示すような減
衰特性を示す縦０次共振モードと、図１（Ｂ）の８に示
すような減衰特性を示す双峰形状の縦１次共振モードが
形成される。縦１次共振モードの減衰特性８が双峰形状
となるのは、入力用電極、出力用電極のピッチが違うた
めに、各ピッチに反比例する２つの周波数を中心として
縦１次共振モードが生じるからである。本発明の弾性表
面波フィルタの減衰特性は、この２つの減衰特性７，８
と反射器の特性９を足し合わせたものであるが、縦０次
共振モードの減衰特性と、双峰形状の低域側の峰の減衰
特性との間に、双峰形状の高域側の峰の減衰特性が入っ
ている。従って、従来の構成では割れていた通過帯域で
も、本発明の弾性表面波フィルタでは整えられ、図１
（Ｃ）の１０のごとく広帯域の減衰特性が得られる。
他方より小さくすると、図１（Ｂ）の７に示すような減
衰特性を示す縦０次共振モードと、図１（Ｂ）の８に示
すような減衰特性を示す双峰形状の縦１次共振モードが
形成される。縦１次共振モードの減衰特性８が双峰形状
となるのは、入力用電極、出力用電極のピッチが違うた
めに、各ピッチに反比例する２つの周波数を中心として
縦１次共振モードが生じるからである。本発明の弾性表
面波フィルタの減衰特性は、この２つの減衰特性７，８
と反射器の特性９を足し合わせたものであるが、縦０次
共振モードの減衰特性と、双峰形状の低域側の峰の減衰
特性との間に、双峰形状の高域側の峰の減衰特性が入っ
ている。従って、従来の構成では割れていた通過帯域で
も、本発明の弾性表面波フィルタでは整えられ、図１
（Ｃ）の１０のごとく広帯域の減衰特性が得られる。
【０００７】
【実施例】本発明の第一の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１（Ａ）は本発明の第一の実施例
における縦モード共振器型弾性表面波フィルタを示す概
略図である。なお、図１（Ａ）に示す縦モード共振器型
弾性表面波フィルタの構成は基本的には図３（Ａ）のも
のと同じなので同一構成部分には、同一番号を付して詳
細な説明を省略する。入力用電極２、出力用電極３はそ
れぞれ櫛歯状電極から構成され、反射器４は格子状の電
極から構成される。図面には省略して描かれているが入
力用電極２、出力用電極３の対数は１５０である。また
入力用電極２のピッチは８．５３７μｍ、出力用電極３
のピッチは８．５９９μｍである。入力用電極２、出力
用電極３間の距離、入力用電極２とその左側の反射器４
の距離、出力用電極３とその右側の反射器４の距離は全
て等しい。
しながら説明する。図１（Ａ）は本発明の第一の実施例
における縦モード共振器型弾性表面波フィルタを示す概
略図である。なお、図１（Ａ）に示す縦モード共振器型
弾性表面波フィルタの構成は基本的には図３（Ａ）のも
のと同じなので同一構成部分には、同一番号を付して詳
細な説明を省略する。入力用電極２、出力用電極３はそ
れぞれ櫛歯状電極から構成され、反射器４は格子状の電
極から構成される。図面には省略して描かれているが入
力用電極２、出力用電極３の対数は１５０である。また
入力用電極２のピッチは８．５３７μｍ、出力用電極３
のピッチは８．５９９μｍである。入力用電極２、出力
用電極３間の距離、入力用電極２とその左側の反射器４
の距離、出力用電極３とその右側の反射器４の距離は全
て等しい。
【０００８】第一の実施例の縦モード共振器型弾性表面
波フィルタの減衰特性は図１（Ｂ）のような縦０次共振
モードの減衰特性７、双峰形状の縦１次共振モードの減
衰特性８、反射器４の減衰特性９を足し合わせたもの
で、縦０次共振モードの減衰特性、双峰形状の低域側の
峰の減衰特性との間に、双峰形状の高域側の峰の減衰特
性が入っているので、図１（Ｃ）の１０のように帯域内
の減衰特性が整う。
波フィルタの減衰特性は図１（Ｂ）のような縦０次共振
モードの減衰特性７、双峰形状の縦１次共振モードの減
衰特性８、反射器４の減衰特性９を足し合わせたもの
で、縦０次共振モードの減衰特性、双峰形状の低域側の
峰の減衰特性との間に、双峰形状の高域側の峰の減衰特
性が入っているので、図１（Ｃ）の１０のように帯域内
の減衰特性が整う。
【０００９】なお、入力用電極２、出力用電極３のピッ
チのうち大きい方をｐ１、小さい方をｐ２としたとき、
ｐ１／ｐ２の値が大きすぎると縦０次共振モードの減衰
特性の中心周波数ｆ0が高域側にずれ、双峰形状の高域
側の峰の減衰特性の中心周波数ｆ2との間が開き、ｆ0，
ｆ2間の中心付近では縦０次共振モードの減衰量、双峰
形状の高域側の峰の減衰量がともに大きな値となり、通
過帯域の減衰特性が割れてしまうので、１＜ｐ１／ｐ２
＜１．１であることが望ましい。
チのうち大きい方をｐ１、小さい方をｐ２としたとき、
ｐ１／ｐ２の値が大きすぎると縦０次共振モードの減衰
特性の中心周波数ｆ0が高域側にずれ、双峰形状の高域
側の峰の減衰特性の中心周波数ｆ2との間が開き、ｆ0，
ｆ2間の中心付近では縦０次共振モードの減衰量、双峰
形状の高域側の峰の減衰量がともに大きな値となり、通
過帯域の減衰特性が割れてしまうので、１＜ｐ１／ｐ２
＜１．１であることが望ましい。
【００１０】次に本発明の第二の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図２（Ａ）は本発明の第二の
実施例における縦モード共振器型弾性表面波フィルタを
示す概略図である。なお、図２（Ａ）に示す縦モード共
振器型弾性表面波フィルタの構成は基本的には図３
（Ａ）のものと同じなので同一構成部分には、同一番号
を付して詳細な説明を省略する。
を参照しながら説明する。図２（Ａ）は本発明の第二の
実施例における縦モード共振器型弾性表面波フィルタを
示す概略図である。なお、図２（Ａ）に示す縦モード共
振器型弾性表面波フィルタの構成は基本的には図３
（Ａ）のものと同じなので同一構成部分には、同一番号
を付して詳細な説明を省略する。
【００１１】第一の実施例では入力用電極２、出力用電
極３の対数を同じにしたが、第二の実施例では、図２
（Ａ）のようにピッチの小さい方の対数を他方より少な
くする（入力用電極２のピッチは８．５３７μｍ、出力
用電極３のピッチは８．５９９μｍであり、入力用電極
２の対数は１００、出力用電極３の対数は１５０であ
る）。すると、図２（Ｂ）に示すように、双峰形状の高
域側の峰の減衰特性が低域側の減衰特性よりなだらかに
なるので、通過帯域内の減衰特性を整えることが容易に
なり、一方のピッチを他方より小さくしただけでは広帯
域が得られない場合でも、広帯域を得ることができる。
極３の対数を同じにしたが、第二の実施例では、図２
（Ａ）のようにピッチの小さい方の対数を他方より少な
くする（入力用電極２のピッチは８．５３７μｍ、出力
用電極３のピッチは８．５９９μｍであり、入力用電極
２の対数は１００、出力用電極３の対数は１５０であ
る）。すると、図２（Ｂ）に示すように、双峰形状の高
域側の峰の減衰特性が低域側の減衰特性よりなだらかに
なるので、通過帯域内の減衰特性を整えることが容易に
なり、一方のピッチを他方より小さくしただけでは広帯
域が得られない場合でも、広帯域を得ることができる。
【００１２】なお、ピッチの小さい方の電極の対数を他
方より少なくし過ぎると、双峰形状の高域側の峰の減衰
特性がなだらかになり過ぎ、縦０次共振モードの中心周
波数ｆ0と、縦１次共振モードの低域側の峰の中心周波
数ｆ1との間において、弾性表面波フィルタの減衰特性
の形状は縦０次共振モードの減衰特性とほぼ同じにな
り、急峻な特性となってしまうので、入力用電極２、出
力用電極３の対数のうち多い方をｎ１、少ない方をｎ２
としたとき、１＜ｎ１／ｎ２＜３であることが望まし
い。
方より少なくし過ぎると、双峰形状の高域側の峰の減衰
特性がなだらかになり過ぎ、縦０次共振モードの中心周
波数ｆ0と、縦１次共振モードの低域側の峰の中心周波
数ｆ1との間において、弾性表面波フィルタの減衰特性
の形状は縦０次共振モードの減衰特性とほぼ同じにな
り、急峻な特性となってしまうので、入力用電極２、出
力用電極３の対数のうち多い方をｎ１、少ない方をｎ２
としたとき、１＜ｎ１／ｎ２＜３であることが望まし
い。
【００１３】なお、第一，第二の実施例では入力用電極
２、出力用電極３間の距離ｄ１、入力用電極２と反射器
４の距離ｄ２、出力用電極３と反射器４の距離ｄ３は全
て同じにしたが、ｄ１をｄ２，ｄ３（ｄ２＝ｄ３）より
も大きくすると、縦０次共振モードの中心周波数ｆ0が
高くなり、さらに広帯域を得ることができる。しかし、
ｄ１を大きくし過ぎると逆に、ｆ0が低くなる傾向があ
るので、１＜ｄ１／ｄ２＜２であることが望ましい。
２、出力用電極３間の距離ｄ１、入力用電極２と反射器
４の距離ｄ２、出力用電極３と反射器４の距離ｄ３は全
て同じにしたが、ｄ１をｄ２，ｄ３（ｄ２＝ｄ３）より
も大きくすると、縦０次共振モードの中心周波数ｆ0が
高くなり、さらに広帯域を得ることができる。しかし、
ｄ１を大きくし過ぎると逆に、ｆ0が低くなる傾向があ
るので、１＜ｄ１／ｄ２＜２であることが望ましい。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、入力用電極、出
力用電極のうち一方のピッチを他方より小さくして双峰
形状の縦１次共振モードを形成し、広帯域の弾性表面波
フィルタを提供するものである。
力用電極のうち一方のピッチを他方より小さくして双峰
形状の縦１次共振モードを形成し、広帯域の弾性表面波
フィルタを提供するものである。
【図１】本発明の第一の実施例における縦モード共振器
型弾性表面波フィルタの構成と特性を示す説明図
型弾性表面波フィルタの構成と特性を示す説明図
【図２】（Ａ）は本発明の第二の実施例における縦モー
ド共振器型弾性表面波フィルタの平面図 （Ｂ）は本発明の第二の実施例における縦モード共振器
型弾性表面波フィルタの減衰特性を示す特性図
ド共振器型弾性表面波フィルタの平面図 （Ｂ）は本発明の第二の実施例における縦モード共振器
型弾性表面波フィルタの減衰特性を示す特性図
【図３】従来の縦モード共振器型弾性表面波フィルタの
構成と特性を示す説明図
構成と特性を示す説明図
１ 圧電基板 ２ 入力用電極 ３ 出力用電極 ４ 反射器
フロントページの続き (72)発明者 徳尾野 信哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 圧電基板上の中程に、入力用電極と出力
用電極を配置し、これらの入、出力用電極の両側にそれ
ぞれ反射器を配置した弾性表面波フィルタにおいて、前
記入力用電極と、出力用電極のうち一方のピッチを他方
より小さくした弾性表面波フィルタ。 - 【請求項２】 入力用電極、出力用電極のピッチのうち
大きい方をｐ１、小さい方をｐ２とするとき１＜ｐ１／
ｐ２＜１．１とした請求項１記載の弾性表面波フィル
タ。 - 【請求項３】 入力用電極、出力用電極のうち、ピッチ
が小さい方の電極の対数を他方の電極の対数より少なく
した請求項１記載の弾性表面波フィルタ。 - 【請求項４】 入力用電極、出力用電極の対数のうち多
い方をｎ１、少ない方をｎ２とするとき、１＜ｎ１／ｎ
２＜３とした請求項３記載の弾性表面波フィルタ。 - 【請求項５】 入力用電極、出力用電極間の距離を、入
力用電極と反射器の距離、および出力用電極と反射器の
距離より大きくした請求項１記載の弾性表面波フィル
タ。 - 【請求項６】 入力用電極、出力用電極間の距離をｄ
１、入力用電極と反射器の距離、出力用電極と反射器の
距離をｄ２とするとき、１＜ｄ１／ｄ２＜２とした請求
項５記載の弾性表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13707794A JPH088690A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 弾性表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13707794A JPH088690A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 弾性表面波フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH088690A true JPH088690A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15190367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13707794A Pending JPH088690A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 弾性表面波フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088690A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5949307A (en) * | 1997-05-26 | 1999-09-07 | Nec Corporation | Surface acoustic wave device having two resonators with partially overlapping transducers |
| US6674345B2 (en) * | 2001-07-13 | 2004-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Inc. | Surface acoustic wave filter and communication device using the filter |
| USRE39538E1 (en) | 1998-10-28 | 2007-04-03 | Epcos Ag | Surface acoustic wave arrangement with a junction region between surface acoustic wave structures having a decreasing then increasing finger period |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13707794A patent/JPH088690A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5949307A (en) * | 1997-05-26 | 1999-09-07 | Nec Corporation | Surface acoustic wave device having two resonators with partially overlapping transducers |
| USRE39538E1 (en) | 1998-10-28 | 2007-04-03 | Epcos Ag | Surface acoustic wave arrangement with a junction region between surface acoustic wave structures having a decreasing then increasing finger period |
| US6674345B2 (en) * | 2001-07-13 | 2004-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Inc. | Surface acoustic wave filter and communication device using the filter |
| US6853269B2 (en) | 2001-07-13 | 2005-02-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter and communication device using the filter |
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