JP3321443B2 - 1次−3次縦結合二重モードsawフィルタ - Google Patents

1次−3次縦結合二重モードsawフィルタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾性表面波フィルタ
に関し、特に通過域近傍の低域側の減衰傾度を改善した
1次−3次縦結合二重モード弾性表面波フィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、セルラー方式の携帯電話システム
は加入者の急増に伴い、搬送周波数を増波し、あるいは
搬送周波数帯域を広げたために送受帯域の境界部が近接
し、RFフィルタには従来のものより急峻な特性が要求
されるようになってきている。図8は従来の1次、3次
縦モードを利用した1次−3次縦結合二重モードSAW
フィルタ(以下、二重モードSAWフィルタと称す)の
構成を示す平面図であって、圧電基板11の主面上に表
面波の伝搬方向に沿って3つのIDT電極12、13、
14を互いに近接配置すると共に、それらの両側にグレ
ーティング反射器15a、15b(以下、反射器と称
す)を配設して構成したものである。IDT電極12、
13、14はそれぞれ互いに間挿し合う複数本の電極指
を有する一対のくし形電極により構成され、図中中央の
IDT電極12の一方のくし形電極は入力端子INに接続
され、他方のくし形電極は接地される。さらに、両側の
IDT電極13、14のそれぞれ一方のくし形電極は互
いに連結されて、出力端子OUTに接続されると共に、他
方のくし形電極はそれぞれ接地される構成となってい
る。ここで、IDT電極12、13、14の電極指幅を
T1、スペース幅をT2、反射器15a、15bの電極
指幅をR1、スペース幅をR2とし、IDT電極13、
14と近接する反射器15a、15bとの最内側の電極
指間隔(以下、I−R間隔と称す)をDとする。以上の
ようにパラメータを設定すると、IDT電極12、1
3、14及び反射器15a、15bの電極周期LT、L
Rと、ライン占有率η1、η2はそれぞれLT=2(T1+
T2)、LR=2(R1+R2)と、η1=T1/(T1
+T2)、η2=R1/(R1+R2)と表せる。
【0003】図8に示す二重モードSAWフィルタの動
作は、周知のように、IDT電極12、13、14によ
って励起される複数の表面波が反射器15a、15bの
間に閉じ込められて音響結合し、電極パターンにより1
次と3次の2つの縦共振モードが強勢に励振されるた
め、適当な終端を施すことによりこれらの2つのモード
を利用した二重モードSAWフィルタとして動作する。
なお、該二重モードSAWフィルタの通過帯域幅は1次
共振モードと3次共振モードとの周波数差で決まること
は周知の通りである。
【0004】図9は、図8に示した二重モードSAWフ
ィルタA、A’を互いに音響結合しない距離を置いて同
一基板11上に配置し、それらの入出力を縦続接続した
2段縦続接続型二重モードSAWフィルタの構成を示す平面
図である。段間に並列接続したインダクタンスLは、周
知のように、二重モードSAWフィルタの容量比を補
い、通過域内のリップルを平坦化するために挿入したも
のである。このように縦続接続フィルタとする理由は、
通過域近傍の減衰傾度を急峻にする場合や、保証減衰量
を大きく確保する場合等に用いられている。
【0005】図10は、国内のN-CDMA携帯電話の送信用
RFフィルタ(通過帯域Pが887MHz〜925MHz、減衰域A
が851MHz±19MHzにて40dB)向けに試作した2段縦続接
続型二重モードSAWフィルタのフィルタ特性を示す図
で、36°YカットX伝搬LiTaO3基板11上に、
中央のIDT電極12を15.5対、両側のIDT電極1
3、14をそれぞれ9.5対、反射器15a、15bの本
数をそれぞれ200本、交差長60λ、電極膜厚Hを8.0%
λ、IDT電極及び反射器ライン占有率η1、η2をそれ
ぞれ0.68、0.43、I−R間隔Dを0.5、IDT電極と反
射器との電極周期比(以下、電極周期比と称す)LT/LR
を0.9715とした場合の特性である。横軸は周波数(MH
z)を、縦軸は挿入損失(Loss)を表示している。図中
にハッチングで示したPは通過域の規格(F0=906MHz±
19MHz)、Aは減衰域の規格(851MHz±19MHzにて40d
B)である。同図からも明らかなように、特に通過域近
傍の低域側にIDT電極12、13あるいは14が形成
するサイドローブ上に反射器15a、15bが呈する小
さな周期のリップルが重畳し、低域側の減衰特性を劣化
させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近のN-CDMA携帯電話
の送信用RFフィルタに要求される、通過帯域近傍の低
域側の減衰傾度を急峻にする手段として、1)入出力I
DT電極間の間隔、即ち図8においてはIDT電極12
と13、あるいはIDT電極12と14との対面する最
内側電極指の間隔を広げる方法、2)二重モードSAW
フィルタにSAW共振子を並列接続して減衰極を形成す
る方法等がある。しかしながら、1)の手段においては
励起される2つの共振モードの間隔が狭まり、通過帯域
幅が狭くなるという問題があり、2)の手段において
は、SAW共振子の***振周波数により減衰極は形成さ
れるものの、要求されるような通過域近傍の減衰傾度を
改善する効果は期待できず、SAW共振子とSAWフィ
ルタのインピーダンスの関係で通過域を劣化させるおそ
れがあるという問題があった。
【0007】本願発明者は図10に示すようなメインロ
ーブ及びサイドローブに重畳する周期の小さなリップル
による阻止域減衰量の劣化を改善するための手段とし
て、先行する特許出願(特願平10−370540)に
て、図11に示す正規型−楔型反射器を有する二重モー
ドSAWフィルタを提案した。即ち、圧電基板(図示し
ない)の主面上に表面波の伝搬方向に沿って3つのID
T電極22、23、24を互いに近接配置すると共に、
その両側に反射器25a、25bを配設して構成する。
この発明の特徴はIDT電極22、23、24の両側に
配置した反射器25a、25bの形状にある。同図に示
すように、IDT電極23、24に近接する側の反射器
25a、25bの形状をIDT電極の開口長とほぼ等し
い長さの電極指を備えた正規型構造とし、基板の端部寄
りにはIDT電極から離れるにつれて電極指の長さが短
くなる楔型構造とした形状にある。図12は、図11に
示した二重モードSAWフィルタを2段縦続接続した場
合の減衰特性を示したもので、反射器25a、25bの
形状(正規型本数100本、楔型本数100本)以外は
図10に示した二重モードSAWフィルタと同一のパラ
メータを用いた場合の特性である。図12から明らかな
ように、通過域近傍の低周波側に生じた小さなリップル
が抑圧されていることが分かる。しかしながら、以上の
二重モードSAWフィルタではN-CDMA携帯電話の送信用
RFフィルタに定められた規格のうち、通過域Pは満た
すものの、依然として減衰域Aの規格を満足することが
できないという問題があった。本発明は上記問題を解決
するためになされたものであって、通過域特性P及び低
域側の減衰特性Aを満たすように、低域側の減衰傾度を
改善した二重モードSAWフィルタを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る1次−3次縦結合二重モードSAWフィ
ルタの請求項1記載の発明は、圧電基板の主面上に表面
波の伝搬方向に沿って3つのIDT電極を近接配置する
と共に、該IDT電極の両側にグレーティング反射器を
配設した1次−3次縦結合二重モードSAWフィルタに
おいて、相隣接する前記IDT電極とグレーティング反
射器との最内側の電極指の中心間間隔を0.45λから
0.49λ(λは励起される表面波の波長)とすると共
に、前記反射器の形状を前記IDT電極寄りにおいて
は、その電極指の長さがIDT電極の開口長にほぼ等し
く、前記IDT電極から距離が離れるにつれて電極指の
長さが短くなる形状としたことを特徴とする1次−3次
縦結合二重モードSAWフィルタである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示した実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る二
重モードSAWフィルタの構成を示す平面図であって、
圧電基板1の主面上に表面波の伝搬方向に沿って3つの
IDT電極2、3、4を互いに近接配置すると共に、こ
れらIDT電極2、3、4に両側に、IDT電極寄りに
は正規型の形状であり、圧電基板1の端部寄りに楔型の
形状となる反射器(以下、正規型−楔型反射器と称す)
5a、5bを配置して構成したものである。IDT電極
2、3、4はそれぞれ互いに間挿し合う複数本の電極指
を有する一対のくし形電極により構成され、図中中央の
IDT電極2の一方のくし形電極は入力端子INに接続さ
れ、他方のくし形電極は接地される。さらに、IDT電
極3、4のそれぞれ一方のくし形電極は互いに連結され
て、出力端子OUTに接続されると共に、他方のくし形電
極はそれぞれ接地される構成となっている。ここで、I
DT電極2、3、4の電極指幅をT1、スペース幅をT
2、反射器5a、5bの電極指幅をR1、スペース幅を
R2とし、IDT電極3あるいは4と反射器5aあるい
は5bとの最内側の電極指間隔をGとする。そして、I
DT電極2と、3または4との最内側の電極指間の中心
間間隔をLTTとする。以上のようにパラメータを設定す
ると、IDT電極2、3、4及び反射器5a、5bの電
極周期LT、LRと、ライン占有率η1、η2はそれぞれLT
2(T1+T2)、LR=2(R1+R2)と、η1=T
1/(T1+T2)、η2=R1/(R1+R2)と表
せる。
【0010】本発明の特徴は二重モードSAWフィルタ
の反射器に正規型−楔型反射器を用いると共に、図1中
の両側のIDT電極3あるいは4と、近接する反射器5
aあるいは5bとの対面する最内側電極指の中央間隔G
(以下、I−R間隔Gと称す)を、通常用いられている
0.5λ(λは励起される表面波の波長)より狭めて二重
モードSAWフィルタを構成したことである。
【0011】二重モードSAWフィルタの呈する通過域
近傍の低周波側の減衰傾度の改善をはかるために、二重
モードSAWフィルタの各部のパラメータを変化させて
みた。そのなかで、I−R間隔Gを変化させた場合に通
過域近傍の低周波側の減衰傾度が急峻になることを見出
した。即ち、通常用いられるI−R間隔Gは図10、1
2に示すように0.5λである。この値を小さくした場合
に低域側の減衰傾度が改善できることを実験的に見出し
た。以下に述べる二重モードSAWフィルタは、図1に
示す構成のフィルタを図9に示すように2段縦続接続し
たフィルタで、段間にインダクタンスLを並列接続した
フィルタである。圧電基板1には36°YカットX伝搬
LiTaO3基板を用い、中央のIDT電極2を15.5
対、両側のIDT電極3、4をそれぞれ9.5対、反射器
5a、5bの本数をそれぞれ正規型100本、楔型100本、
電極指交差長60λ、電極膜厚を8.0%λ、IDT電極及び
反射器ライン占有率η1、η2をそれぞれ0.68、0.43、LT
/LRを0.9715、LTTを0.25λとした場合である。以下で
は上記の値から変化させたパラメータの値のみを記述す
ることにする。図2(a)は比較のために用いたI−R
間隔Gが0.5λの場合の従来のフィルタのフィルタ特
性、(b)、(c)はI−R間隔Gをそれぞれ0.47λ、
0.53λとした場合のフィルタ特性である。図2(b)か
ら明らかなように、I−R間隔Gを0.5λより小さく0.4
7λと変化させると通過域近傍の低周波側に減衰極が生
じ、減衰傾度が急峻となることを見出した。また、I−
R間隔Gを0.5λより大きく0.53λと変化させると、図
2(c)に示すように通過域近傍の高周波側の減衰傾度
は、わずかながら改善されるものの、低周波側の減衰傾
度の改善はみられなかった。
【0012】図3は、図2に示したフィルタ特性の通過
域を拡大した図で、(a)、(b)、(c)はI−R間
隔Gをそれぞれ0.5λ、0.47λ、0.53λとした場合であ
る。通過域のリップルからGを0.47λとした場合が他の
値に設定した場合より、負荷とフィルタとのインピーダ
ンスが整合していることが分かる。
【0013】図4は、ライン占有率η1、η2をそれぞれ
0.7、0.45とわずかに変化させると共に、反射器の本数
を正規型80本、楔型100本、電極指交差長を55λとした
場合のフィルタ特性である。電極周期比LT/LRを0.972
に設定し、I−R間隔Gの値を0.47λから前後に0.015
λ変化させた場合、通過域近傍の低周波側の減衰特性の
変化の様子を示した図である。減衰傾度と低周波側の第
1サイドローブが若干変化していることが分かる。
【0014】図5は、図4に示したパラメータを用い、
I−R間隔Gの値を0.47λと一定とし、電極周期比LT
LRを変化させた場合の通過域近傍の低周波側の減衰傾度
と、低周波側の第1のサイドローブの減衰特性を示す図
である。図5(a)、(b)、(c)は、電極周期比LT
/LRがそれぞれ0.972、0.969、0.975の場合のフィルタ
特性である。図5(b)の場合は通過域Pはもとより減
衰域A(減衰傾度及び第1サイドローブ)についてもN-
CDMAの規格を満たしていることが分かる。
【0015】図5に示した実験結果より、I−R間隔G
の値を0.47λと一定とした場合、電極周期比LT/LRを0.
969と設定したときに良好な特性となることが判明した
ので、さらにその値の近傍を詳細に実験し、図6にその
結果を示した。ライン占有率η1、η2をそれぞれ0.76、
0.5とし、電極膜厚Hを8.5%λ、電極指交差長wを60λ
とし、電極周期比LT/LRを0.969から僅かに変化させた
場合である。図6(b)、(c)は電極周期比LT/LR
それぞれ0.967、0.971とした場合である。図6から明ら
かなように、いずれのパラメータの場合もN-CDMAの規格
を充分に満たしていることが分かる。
【0016】図7は、図6に示した減衰特性に対応する
通過域特性であり、フィルタと負荷とのインピーダンス
の整合の状態がパスバンド内のリップルから推定でき
る。いずれのパラメータの場合もリップルは1dB未満と
小さく、インピーダンスの整合が良好であることがわか
った。
【0017】以上の説明では圧電基板として36度タン
タル酸リチウム基板を用いた場合を例示したが、本発明
はこれのみに限定するものではなく、他の切断角度でも
よく、また、他の圧電材料、例えばニオブ酸リチウム、
水晶、ランガサイト、四方酸リチウム等に適用できるこ
とは云うまでもない。また、反射器の構成を正規型と楔
型とで構成する例を説明したが、楔型形状の代わりに、
反射器の電極指の長さがIDT電極から離れるにつれて
短くなる構造であればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、二重モードSAWフィルタの低域側の減衰傾度を
大幅に改善することができたので、本フィルタをN-CDMA
携帯電話の送信用RFに用いれば信号品質を改善するの
みならず小型化も図られるという優れた効果を表す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1次−3次縦結合二重モードSA
Wフィルタの構成を示す平面図である。
【図2】(a)、(b)、(c)は本発明に係る二重モ
ードSAWフィルタの効果を説明するためのフィルタ特
性図で、I−R間隔Gを変化させた場合である。
【図3】(a)、(b)、(c)はI−R間隔Gを変化
させた場合の通過域特性を示す図である。
【図4】(a)、(b)、(c)はIDT電極と反射器
との電極周期比LT/LRを一定とし、I−R間隔Gを変え
た場合のフィルタ特性の変化を示す図である。
【図5】(a)、(b)、(c)はGを一定とし、電極
周期比LT/LRを変えた場合のフィルタ特性の変化を示す
図である。
【図6】(a)、(b)、(c)はGを一定とし、電極
周期比LT/LRをさらに詳細に変えた場合のフィルタ特性
の変化を示す図である。
【図7】(a)、(b)、(c)はGを一定とし、電極
周期比LT/LRをさらに詳細に変えた場合の通過域特性の
変化を示す図である。
【図8】従来の1次−3次縦結合二重モードSAWフィ
ルタの構成を示す平面図である。
【図9】従来の2段縦続接続型二重モードSAWフィル
タの構成を示す平面図である。
【図10】従来の2段縦続接続型二重モードSAWフィ
ルタのフィルタ特性を示す図である。
【図11】先行する特許出願(特願平10−37054
0)にて提案した二重モードSAWフィルタの構成を示
す平面図である。
【図12】図11に示した二重モードSAWフィルタを
2段縦続接続したフィルタのフィルタ特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・圧電基板 2、3、4・・IDT電極 5a、5b・・グレーティング G・・IDT電極とそれに隣接する反射器との最内側電
極指の中心間間隔 T1・・IDT電極の電極指幅 T2・・IDT電極のスペース幅 R1・・反射器の電極指幅 R2・・反射器のスペース幅 LTT・・隣接するIDT電極の最内側電極指の中心間間
隔 P・・通過域 A・・低域側減衰域 λ・・励起される表面波の波長 LT/LR・・IDT電極と反射器との電極周期比

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板の主面上に表面波の伝搬方向に
    沿って3つのIDT電極を近接配置すると共に、該ID
    T電極の両側にグレーティング反射器を配設した1次−
    3次縦結合二重モードSAWフィルタにおいて、 相隣接する前記IDT電極とグレーティング反射器との
    最内側の電極指の中心間間隔を0.45λから0.49
    λ(λは励起される表面波の波長)とすると共に、前記
    反射器の形状を前記IDT電極寄りにおいては、その電
    極指の長さがIDT電極の開口長にほぼ等しく、前記I
    DT電極から距離が離れるにつれて電極指の長さが短く
    なる形状としたことを特徴とする1次−3次縦結合二重
    モードSAWフィルタ。
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