JPH0885234A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0885234A JPH0885234A JP6221717A JP22171794A JPH0885234A JP H0885234 A JPH0885234 A JP H0885234A JP 6221717 A JP6221717 A JP 6221717A JP 22171794 A JP22171794 A JP 22171794A JP H0885234 A JPH0885234 A JP H0885234A
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Abstract
各画像ステーションのレジストレーションずれを最適な
タイミングで精度良く補正できる。 【構成】 各画像ステーションST1〜ST4による画
像形成に並行して所定のタイミングで各レジスト補正マ
ークが形成すると、読取り手段10が転写ベルト1上に
転写された各レジスト補正マークの読み取りを開始し、
その読取りデータに基づいてコントローラ部51が所定
の算出処理を行い、その結果を各色毎に記憶手段に記憶
させ、コントローラ部51が記憶された演算結果を解析
して各画像ステーションST1〜ST4のレジストレー
ションを機械的または電気的に補正する構成を特徴とす
る。
Description
え、各像担持体に形成された各画像を記録媒体に多重形
成可能な画像形成装置に係り、特にレジストレーション
を補正しながら画像を形成する画像形成装置に関するも
のである。
じて光変調されたレーザビーム光を照射し、電子写真プ
ロセスによって感光体上の静電潜像を現像し、転写紙に
画像を転写する記録装置を複数個有し、転写ベルトによ
り転写紙を各記録装置に順次搬送しながら各色画像を重
畳転写してカラー画像を形成可能な画像形成装置が提案
されている。
ラム間の機械的取付誤差および各レーザビームの光路長
誤差,光路変化等により各感光ドラムに静電潜像を形成
し、転写ベルト上の記録紙に現像,転写された各カラー
画像レジストレーションが合わなくなる。このため、従
来より各感光ドラムから転写ベルト上に形成されたレジ
ストレーション補正用パターン画像をCCDセンサ等で
読み取り、読取データの濃度値より各色レジストレーシ
ョン補正用パターンの位置を判定し、各色に相当する感
光ドラム上でのレジストレーションずれを検出し、記録
されるべき画像信号に電気的補正をかけ、および/また
はレーザビームの光路中に設けられている反射ミラーを
駆動して、光路長変化あるいは光路変化の補正を行って
いた。上記の補正手順は、コピーシーケンス中に行うと
画像が変化するため、レジスト補正シーケンスとして別
途実行していた。
来例においては、コピーシーケンスとは別にレジ補正を
行うレジ補正シーケンスが必要であり、レジ補正シーケ
ンス中は、オペレータがコピーを行うことができず、オ
ペレータを待たせてしまうという問題が生じていた。特
に、レーザビームの光路中に設けられている反射ミラー
を駆動して、光路長変化あるいは光路変化の補正を行う
機械的レジスト補正シーケンスは、そのシーケンスを開
始してから終了するまで多大な時間を必要とする問題が
生じていた。
ータが確認し、オペレータがレジストレーションのずれ
を認識した後レジ補正を行うことが必要であった。その
ため、装置の電源投入直後等のように装置が温度的に安
定していないような場合、オペレータがその都度レジ補
正オペレーションを実行するため、大変手間がかかり、
また、レジ補正を行わずに誤って画像形成を行うなどミ
スの発生要因ともなっているという問題を有していた。
なされたもので、本発明に係る第1〜第6の発明の目的
は、画像形成動作に並行してレジスト補正マークを搬送
体上に形成して、該形成されたレジスト補正マークを読
み取って電気的または機械的に補正することにより、オ
ペレータに無駄な操作を強いることなしに各画像ステー
ションのレジストレーションずれを最適なタイミングで
精度良く補正できる画像形成装置を提供することであ
る。
は、複数の像担持体駆動系を介して無端移動する像担持
体の周囲に画像形成手段が配設された複数の画像ステー
ションと、転写材を順次所定方向に搬送する搬送体と、
各画像ステーションに設けられる各画像形成手段により
各レジスト補正マークを画像形成動作中に所定のタイミ
ングで形成させるパターン形成手段と、このパターン形
成手段により前記搬送体上に転写された各色のレジスト
補正マークを読み取る読取り手段と、この読取り手段が
読み取ったパターン画像データを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された各色のパターン画像データか
ら各レジスト補正マークの中心位置を算出する位置算出
手段と、この位置算出手段により算出した各レジスト補
正マークの中心位置を解析して各画像ステーションのレ
ジストレーションを機械的または電気的に補正する補正
手段とを有するものである。
手段は、搬送体上に転写される各転写材との間に各レジ
スト補正マークを形成するものである。
手段は、搬送体上に転写される各転写材との間に各レジ
スト補正マーク群を複数形成するように構成したもので
ある。
位置算出手段により算出した各レジスト補正マークの中
心位置から解析して得られる各画像ステーションのレジ
ストずれ量をあらかじめ設定される参照値と比較して、
該参照値を越えない間は、各画像ステーションのレジス
トレーションを電気的に補正するように構成したもので
ある。
ションの稼働状況に基づいて補正手段による各画像ステ
ーションのレジストレーションを機械的または電気的な
補正タイミングを決定する決定手段を設けたものであ
る。
初期決定した補正タイミングよりも長い時間間隔で次回
以降の補正タイミングを順次決定するように構成したも
のである。
設けられる各画像形成手段により各レジスト補正マーク
を画像形成動作中に所定のタイミングで形成させ、該形
成された各レジスト補正マークを読取り手段が読み取っ
て、該読み取ったパターン画像データを記憶手段に記憶
させ、該記憶された各色のパターン画像データから位置
算出手段が各レジスト補正マークの中心位置を算出し、
該算出した各レジスト補正マークの中心位置を解析して
補正手段が各画像ステーションのレジストレーションを
機械的または電気的に補正して、各画像ステーションに
よる画像形成に並行して必要なレジストレーション補正
を実行可能とする。
は、搬送体上に転写される各転写材との間に各レジスト
補正マークを形成し、各画像ステーションによる画像形
成にに支障を与えることなく、各レジスト補正マークを
形成することを可能とする。
は、搬送体上に転写される各転写材との間に各レジスト
補正マーク群を複数形成し、補正手段が各画像ステーシ
ョンのレジストレーションを機械的または電気的を高精
度に補正可能とする。
算出手段により算出した各レジスト補正マークの中心位
置から解析して得られる各画像ステーションのレジスト
ずれ量をあらかじめ設定される参照値と比較して、該参
照値を越えない間は、各画像ステーションのレジストレ
ーションを電気的に補正し、短時間にレジストレーショ
ン補正を完了することを可能とする。
ステーションの稼働状況に基づいて補正手段による各画
像ステーションのレジストレーションを機械的または電
気的な補正するタイミングを決定して、適正かつ必要な
タイミングでレジストレーション補正を実行可能とす
る。
決定した補正タイミングよりも長い時間間隔で次回以降
の補正タイミングを順次決定して、レジストレーション
補正間隔を徐々に長くすることを可能とする。
装置の構成を説明する概略構成図である。
ータ15の駆動が駆動ローラ42に伝達されることによ
って図中中央矢印方向に後述する異なる動作モードに応
じて所定速度またはこの所定速度よりも減速された速度
で移動される。2〜5は感光ドラムで、順にマゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(B
K)に対応するレーザビームLM(L1),LC(L
2),LY(L3),LBK(L4)の走査により形成
された静電潜像が図示しない現像器に収容されたトナー
により可視化され、転写ベルト1に形成された色画像を
転写する。11〜14はドラムモータで、感光ドラム2
〜5を所定速度で回転させる。なお、本発明のパターン
形成手段は、図示しないROM等に記憶された所定のレ
ジストレーション補正用のパターンデータを読み出し
て、このパターンデータに基づいて変調されたレーザビ
ームLM,LC,LY,LBKの走査により感光ドラム
2〜5の軸方向に互いに異なる2つの所定位置に一対の
パターン潜像を形成し、この潜像を各マゼンタ(M),
シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)の色
トナーで現像し、これを転写ベルト1に転写するという
手段に対応し、本実施例では転写ベルト1の搬送方向に
直交する幅方向の所定位置に対向するように1対形成さ
れる。
光レンズ8,反射ミラー9,CCDで構成されるセンサ
10a,10b等より構成され、パルスモータ15の駆
動に従って移動する転写ベルト1上に形成されたパター
ン(例えば所定幅を有する十字マーク)を照明して得ら
れる反射光をセンサ10a,10bに結像させることに
より、パターン読み取りを行う。51はコントローラ部
で、通常の画像形成および所定のレジストレーション補
正用のパターン形成,所定のレジストレーション補正用
のパターン読み取りをROM等に記憶された制御プログ
ラムに基づいて総括的に制御する。なお、ST1〜ST
4は画像ステーションであり、各色の画像形成する感光
ドラム2〜5およびその周辺機器からそれぞれ構成され
ている。なお、各画像ステーションには、図示しないレ
ーザ走査装置を備え、各レーザ走査配置位置を水平方向
及び垂直方向に所定量移動するためのアクチュエータが
備えられている。
段との対応及びその作用について図1等を参照して説明
する。
体上に複数セット分および複数回転分の各レジスト補正
マークをパターン形成手段(本実施例ではコントローラ
部51のパッチ形成部による)が各画像ステーションS
T1〜ST4による画像形成に並行して所定のタイミン
グ(本実施例では搬送される用紙と用紙との間となるタ
イミング)で形成すると、読取り手段10が搬送体(転
写ベルト1)上に転写された各レジスト補正マークの読
み取りを開始し、その読取りデータに基づいて中心位置
算出手段(本実施例ではコントローラ部51)が所定の
算出処理(マーク中心位置演算)を行い、その結果を各
色毎に記憶手段(後述するRAM603,604)に記
憶させ、補正手段(本実施例ではコントローラ部51)
が記憶された演算結果を解析して各画像ステーションS
T〜ST4のレジストレーションを機械的または電気的
に補正し、像担持体の回転むらに影響されない各像担持
体とのレジストレーションずれ情報を正確に算出して各
像担持体のレジストレーションずれを精度良く補正す
る。
体上に転写される各転写材との間に各レジスト補正マー
クを形成し、各画像ステーションST1〜ST4による
画像形成にに支障を与えることなく、各レジスト補正マ
ークを形成することを可能とする。
体上に転写される各転写材との間に各レジスト補正マー
ク群を複数形成(後述する図13参照)し、補正手段が
各画像ステーションのレジストレーションを機械的また
は電気的を高精度に補正可能とする。
5に示すフローチャートに示す手順に従って位置算出手
段により算出した各レジスト補正マークの中心位置から
解析して得られる各画像ステーションST1〜ST4の
レジストずれ量をあらかじめ設定される参照値と比較し
て、該参照値を越えない間は、各画像ステーションのレ
ジストレーションを電気的に補正し、短時間にレジスト
レーション補正を完了することを可能とする。
51による)が各画像ステーションST1〜ST4の稼
働状況(電源投入後の状態)に基づいて補正手段による
各画像ステーションのレジストレーションを機械的また
は電気的な補正するタイミングを後述する図18に示す
フローチャートに示す手順に従って決定して、適正かつ
必要なタイミングでレジストレーション補正を実行可能
とする。
51による)は、初期決定した補正タイミングよりも長
い時間間隔で次回以降の補正タイミングを後述する図6
8に示すフローチャートにしたが手t順次決定して、レ
ジストレーション補正間隔を徐々に長くすることを可能
とする。
光学系(各ドラム毎に設けられる)の図示しないの位置
を、後述するパルスモータ23〜26を駆動してレジス
トレーションずれを補正するとともに、光ビームの走査
タイミングを電気的に補正することにより、各ドラムの
レジストを一致させている。
ゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラッ
ク(BK)に対応する感光ドラム2〜5はそれぞれドラ
ムモータ11〜14により回転駆動され、図示しない帯
電ユニットにより一様に帯電される。マゼンタ(M),
シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)に対
応する感光ドラム2〜5はビデオ信号により光変調され
たレーザビームL1〜L4により露光され、それぞれの
静電潜像が感光ドラム2〜5上に形成され、図示しない
現像ユニットにより現像され顕像が形成される。
像は、図示しない給紙ユニットから給紙され、転写ベル
ト1上に静電吸着された転写紙上に所定のタイミングで
もって転写され、パルスモータ15の駆動により図中の
矢印方向に搬送され、定着ユニットを介して定着,排紙
される。
画像の読取りについて説明する。レジストレーション補
正用パターン画像形成回路により各感光ドラム2〜5に
顕像化されたパターン画像は、図2に示すタイミングチ
ャートのタイミングで各々転写ベルト1上に転写され、
図中矢印方向に搬送される。搬送されてきたパターン画
像は、照明ランプ6,7,集光レンズ8,反射ミラー9
からなる光学系により順次読取り手段10(センサ10
a,10bより構成される)によって読取られる。
の詳細構成を説明するブロック図である。以下、構成な
らびに動作について説明する。
して手前側と奥側に図4に示すように形成された各色の
パターン画像は、CCDセンサ10a,10bで読み取
られる。レジストレーションコントローラ20からの原
発振クロックβ507,β508がCCDドライバ1
8,19に送出され、CCDセンサ10a,10bの駆
動に必要なクロック(転送パルス,リセットパルス,シ
フトパルス等)β501,β502が生成され、CCD
センサ10a,10bに供給される。CCDセンサ10
a,10bにより読み取られたパターン画像信号は、C
CDドライバ18,19により増幅,直流再生,A/D
変換等の処理が施され、ディジタル信号β505,β5
06としてレジストレーションコントローラ20に送出
される。レジストレーションコントローラ20で受け取
った各色パターン画像信号は、レジストレーション補正
用パターン認識処理を行った後、複数の認識処理データ
がメモリに格納され、CPU制御である色のパターン画
像を基準としてレジストレーションのずれ量を演算し、
各色主走査および副走査の電気的画像書出しタイミング
設定データβ509をシステムコントローラ21に送出
し、また記録レーザビームの光路長変化および光路変化
を補正するための光路中に設けられた図示しないミラー
を駆動制御するパルスモータ23,24,25,26の
パルスデータβ511をミラーモータドライバ22に供
給する。ミラーモータドライバ22において、パルスデ
ータβ511に従って各色反射ミラー駆動用のパルスモ
ータ23〜26に電流信号を供給し、パルスモータ23
〜26が駆動されて不図示のレーザ光学系反射ミラーの
位置決めが制御される。これらレジストレーション補正
は、システムコントローラ21からの起動信号β510
によりレジストレーションコントローラ20に供給され
て実行される。
てパターン形成部の構成を説明する回路ブロック図であ
る。以下、構成および動作について説明する。レーザビ
ームの記録区域外の走査によって得られ、主走査方向の
同期信号となるビームディテクト信号(BD)β528
が主走査方向のイネーブル信号生成回路(Hイネーブル
信号生成回路)27に加えられ、レジストレーション補
正用画像パターン信号のH方向イネーブル信号β516
が形成される。
ーン形成の起動信号(ITOP)β529が副走査方向
のイネーブル信号生成回路(Vイネーブル信号生成回
路)28に加えられ、各色画像パターン信号のV方向イ
ネーブル信号β517が形成される。H方向イネーブル
信号β516,V方向イネーブル信号β517はアドレ
スカウンタ29に供給され、次のレジストレーション補
正用画像のパターンRAM30のアドレス信号β531
を生成する。このアドレス信号β531に従ってパター
ンRAM30から画像パターン信号β518が出力され
る(本実施例では「十字パターン」)。
コントローラ21からのCPUバスβ530を介してレ
ジストレーション補正用画像パターンの下に形成される
パッチデータが格納されている。このパッチデータ信号
β519と画像パターン信号β518はセレクタ32に
入力され、マゼンタ(M),シアン(C)について常に
画像パターン信号β518が出力されるように選択信号
β526が入力されている。イエロー(Y),ブラック
(BK)については、CPUバスβ530を介してレジ
スタ35に図2に示すタイミングチャートに従って所定
のタイミングで画像パターンデータとパッチデータとが
切り換わった信号β520は、次にセレクタ33に入力
される。セレクタ33にはビデオ信号β521が入力さ
れている。これは、ブラックトナーとして、カーボンブ
ラックタイプのトナーを使用した際に、反射光学系では
カーボンブラックは光を吸収するために、パターン画像
の読み取りが不可となる。
アン,イエロー)トナーのうち、何れか(本実施例では
イエロートナー)でべたパターン(パッチ)をイエロー
用のレジストレーション補正用画像パターン形成時に所
定時間先に転写ベルト1上に形成し、上記イエロートナ
ーで形成されるパッチ上にブラック用のレジストレーシ
ョン補正用画像パターンを形成する。
成するモードにおいては、選択信号β527により画像
パターンおよびパッチが選択され、選択された画像情報
β522がγRAM34に出力され、γ変換された画像
情報β523がゲート回路37を介してビデオ信号β5
25としてレーザドライバ38に出力される。レーザド
ライバ38には、ナンドゲート36を介して画像信号β
524が入力される。半導体レ−ザ39は、レ−ザドラ
イバ38に入力される画像信号β524またはビデオ信
号β525に基づいてON/OFF変調され、図示しな
い光学走査系を介して感光ドラム2〜5に潜像が形成さ
れる。
ーン位置およびパターン形状算出処理について説明す
る。
コントローラ20の要部構成を説明する詳細ブロック図
である。
ップフロップ、601,602は加算器で、入力A,B
の加算を行う。603はRAMで、各色のパターンの副
走査方向の濃度ヒストグラムを図7に示すタイミングチ
ャートに従うタイミングで記憶する。604はRAM
で、各色のパターンの主走査方向の濃度ヒストグラムを
図7に示すタイミングチャートに従うタイミングで記憶
する。607はバスコントローラで、各種のタイミング
信号,バンク選択信号BANKSELを出力する。60
8は2値化回路で、レジストレーション補正画像マーク
の濃度加算ヒストグラムデータの2値化を行う回路であ
る。
ーン形状算出するため読み取られるパターンデータ主走
査,副走査に対して各ライン毎の各画素毎に濃度ヒスト
グラムを作成し、作成されたヒストグラムデータに基づ
いて形状認識を行っている。先ず主走査方向の濃度ヒス
トグラムの作成は、例えばCCDセンサ10aから出力
される1主走査ラインのパターンデータをリセット信号
RES1により初期クリアした後、加算器602により
1ライン分データ加算して求め、図7に示すタイミング
で出力される主走査イネーブル信号LENに基づいてア
ドレスカウンタ606が決定するアドレスに従いながら
書込み信号RAMWR2に同期してRAM604に書き
込まれる。
れている間は、メモリはイネーブルとなる。
成は、リセット信号RES2により主走査1ライン分の
パターンデータをクリアした後、RAM603に格納
し、その後各画素毎に書込み信号RAMWR1およびデ
ータ方向切り換え信号RAMDIRによりリードモディ
ファイライト動作を繰り返し、加算器601に加算され
た各画素毎に各副走査ラインのヒストグラムデータをR
AM603に格納する。
に対する主走査/副走査のヒストグラムデータを各色毎
にRAM603,604に格納されることとなる。
り各色のバンクと、各セットのバンクをRAMの上位に
送ることにより、メモリ空間の使い分けを行っている。
第1の画像形成状態を説明する模式図であり、転写ベル
ト1上の形成画像状態に対応する。
2上に原稿画像を形成し、コピー用紙とコピー用紙の紙
間において、レジ補正用パターンPAT1−L,PAT
1−R,PAT2−L,PAT2−Rを形成する様子を
示したものである。この時の副走査イネーブル信号の生
成のタイミングを示したのが図10である。
る副走査のイネーブル信号タイミングを説明するタイミ
ングチャートであり、コピー枚数を2枚に設定した場合
の副走査のイネーブル信号タイミングに対応する。
原稿画像を形成するタイミングを示している。各色レジ
補正用パターンの形成タイミングは、原稿画像形成イネ
ーブルがオフになっている間のタイミングで形成され
る。
色ごとにずらして形成し、転写後等間隔に並ぶよう形成
する。
る第1の画像形成シーケンスを説明するフローチャート
である。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
定し(1)、NOならば1枚目の原稿画像形成を行い
(2)、画像形成後、レジ補正パターン画像形成を行う
(3)。該形成されたレジ補正パターン画像をCCDで
構成されるセンサ10a,10bで読み取り(4)、ヒ
ストグラムデータとしてメモリ(RAM603,60
4)に保存する。
了かどうかを判断し、コピー終了でない場合は2枚め以
降、上記の手順を繰り返し、コピーが終了した場合は読
み取りデータよりレジストレーションずれを上述した処
理により検出し、記録されるべき画像信号に電気的補正
をかけ、レーザビームの光路中に設けられている反射ミ
ラーをアクチュエータ等を駆動して、光路長変化あるい
は光路変換の補正を行う(5)。
る第1のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(4)は各ステ
ップを示す。
ヒストグラムデータをRAM603,604から読み出
し(1)、読み出したデータより各色、かつ、読み取っ
た回数セット分のレジ補正パターンの中心位置をコント
ローラ部51のレジストレーションコントローラ21が
算出する(2)。
の平均値を算出する(3)。ここでは、ステップ(2)
において転写ベルト1の汚れや傷等によって中心位置が
算出できない場合はそのデータは捨てるため平均値を算
出する。
位置を電気的に補正し、また、光路中のミラーの位置を
機械的に補正して、レジストレーションの補正を行う
(4)。
成毎に1セットのレジストレーション補正パターンを形
成して、レジストレーション補正データとして使用して
いたが、さらに精度を上げるために1つの原稿画像形成
ごとに複数セットのレジストレーション補正パターンを
形成し、読み取って、レジストレーション補正用データ
として使用してもよい。
る第2の画像形成状態を説明する模式図であり、転写ベ
ルト1上の形成画像状態に対応する。
2上に原稿画像を形成し、コピー用紙とコピー用紙の紙
間において、レジ補正用パターンPAT11−L1,P
AT11−R1,PAT11−L2,PAT11−R2
を形成する様子を示したものであり、紙間でMCYBk
のレジスト補正パターンのセットを2セット形成し、そ
れぞれのセットを読み取ってヒストグラムデータをメモ
リ(RAM603,604)に格納する。これにより、
上記実施例による1セット読取りに比べて全体のレジス
トレーション補正の精度を向上できるという利点があ
る。
のセットのデータをメモリ(RAM603,604)に
格納していたが、読み取ったデータより各セット毎のレ
ジスト補正パターンの読み取り位置が同じ、すなわち、
同じレジストレーション補正処理となると判断された場
合には、図14に示すようにレジスト補正パターンの形
成と読み取りを途中で中断するように制御しても良い。
る第2の画像形成シーケンスを説明するフローチャート
である。なお、(1)〜(9)は各ステップを示す。
正(レジ補正)パターン形成フラグをセットする
(1)。次いで、コピー終了を判定し(2)、NOなら
ば原稿画像形成する(3)。
ラグがセットされているかを判断し(4)、セット状態
の場合はレジ補正パターンの書き出しと読み取りを続
け、レジストレーション補正パターンを形成する
(5)。該形成されたレジストレーションを読み取り、
読み取ったヒストグラムデータをメモリ(RAM60
3,604)に格納する(6)。
読み取りデータが前回の読み取り値と一致するかどうか
を判定し(7)、一致したと判定した場合は、レジ補正
パターン形成フラグをリセットして(8)、ステップ
(2)に戻り、コピーが終了した場合は、読み取ったデ
ータをもとに図12で示したアルゴリズムに従ってレジ
ストレーションずれ補正処理を電気的および機械的に行
う(9)。
終了でない場合は2枚目以降上記の手順を繰り返す。
パターンの書き出しと読み取りを途中で中断するための
判断を、読み取りデータがRAM603,604に格納
されている前回の読取りデータと一致した場合としてい
たが、過去数回の平均値の近傍付近でいつも読み取られ
ていると判断された場合としても良いし、その他の条件
でも構わない。
る第2のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(6)は各ステ
ップを示す。
ヒストグラムデータを読み出し(1)、読みだしたデー
タより各色、かつ、読み取った回数セット分のレジ補正
パターンの中心位置を算出する(2)。
置の平均値を算出する(3)。ここで、ステップ(2)
において転写ベルト1の汚れや傷等によって中心位置が
算出できない場合はそのデータは捨てて平均値を算出す
る。
ルド値αより大きいかどうかを判断し(4)、各色のレ
ジずれ量があるスレショルド値αより大きい場合には、
光路中のミラー補正を実行し(5)、その後、電気的な
画像書き出し位置補正を行う(6)。
ジずれ量があるスレショルド値αより小さい場合には、
光路中のミラー補正を実行せず、電気的な画像書き出し
位置補正のみを行い(6)、処理を終了する。
る第3のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(14)は各ス
テップを示す。
重畳転写してカラー画像を形成する装置では、装置の温
度等に光学走査系の熱膨張によりレジストレーションに
ずれが発生することは、図17に示すように以前より明
らかになっている。
ジストレーションずれ特性を説明する図であり、横軸は
時間を示し、縦軸はレジずれ量を示す。
れてから、暫くの間はレジストレーションが大幅にず
れ、その後はほとんどずれないといった変化を示すのが
通常である。
ら時間TS2だけは短い時間TS1間隔でレジストレー
ション補正を行い、その後、レジストレーションずれ量
が小さくなった後、時間TS3間隔で時間TS4だけレ
ジスト補正を行い、時間TS4以後はほとんどずれが生
じないことから、時間TS4以後は行われないシーケン
スを用いている。
コントローラ21を介して図示しないCPUにレジ補正
マークのヒストグラムデータを与え、レジストレーショ
ンずれデータを算出し、レジストレーション補正を行う
と同時にレジストレーション補正実行タイミングも制御
している。
(1)、図17に示すようなレジストレーションずれが
変化するので、本シーケンス制御では、電源投入直後、
先ずレジ補正シーケンスを実行し(2)、TS1,TS
2をカウントするためのカウンタTおよびカウンタT0
を”0”、つまりリセットする(3)。
程度であることから時間TS1をおよそ10〜30分程
度とする。そこで、ステップ(4),(5)により時間
TS1が経過したかどうかを判断し、時間TS1経過し
た時、再度レジ補正シーケンスを実行する(6)。この
動作を時間TS2内だけ繰り返す(4)〜(8)。
ら、図17に示すようにレジずれ量も小さくなることか
ら、レジ補正シーケンスを行う間隔を時間TS3(およ
そ数時間(3〜4時間(最初に設定した時間TS2より
も長い時間)程度)とし、ステップ(10)〜(13)
の動作を時間TS4となるまで実行する(14)。
ずれないと考えられるので、数10時間、またはそれ以
上の間隔で行うか、またはレジストレーション補正を行
わなくても問題がない程度となっている。
期動作状態を認識し、レジ補正シーケンスを自動的に行
うことを可能とする構成とした。
る第4のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(15)は各ス
テップを示し、図16と同一のステップには同一のステ
ップ番号を付している。
7に示した時間TS1,TS2,TS3,TS4を図示
しない温度センサにより装置のまわりの環境温度を測定
することにより算出し(15)、RAM上の記憶してお
く。
が常温状態でなかった場合、例えば冬期を想定した場
合、時間TS2は長く必要となり、したがって、時間T
S2内で行われるレジ補正の回数も多くなる。
S3,TS4も同様に決定してやる必要がでてくる。そ
こで、本実施例では常温状態において決定された時間T
S1,TS2,TS3,TS4の値を基準にして環境温
度が低い場合にはTS1およびTS3を短く、時間TS2,
TS4を長く設定し、温度が高い場合には、逆に時間T
S1および時間TS3を長く、時間TS2,TS4を短
く設定してやることで環境温度において、最適なタイミ
ングでレジ補正を行うことが可能になる。
ジストレーションのずれる可能性のある要因は、装置の
温度変化による膨張と、例えば装置のジャム処理等によ
るベルトの移動,装置自体の場所の移動なども原因とな
っている。
示しないCPUが認識した場合、および図示しない傾斜
計などにより装置が大きく移動されたことを認識した場
合にもレジストレーション補正シーケンスを実行し、従
来ならば、装置を移動またはジャム処理することでレジ
ストレーションがずれた時、オペレータが判断してレジ
補正を行っていた手間を不要とするように制御しても良
い。
ST1〜ST4による画像形成を中断することなく、レ
ジストレーション補正処理を行えるため、画像形成可能
となるまでユーザを延々と待たせてしまう等の事態を回
避することができる。
ストレーション補正処理を極力制限するので、短時間に
レジストレーション補正処理を完了することができる。
各画像ステーションST1〜ST4の稼働状況に応じて
レジストレーション補正間隔を調整できるので、適正か
つ必要な十分なタイミングで自動的にレジストレーショ
ン補正を精度よく実行することができる。
の発明によれば、各画像ステーションに設けられる各画
像形成手段により各レジスト補正マークを画像形成動作
中に所定のタイミングで形成させ、該形成された各レジ
スト補正マークを読取り手段が読み取って、該読み取っ
たパターン画像データを記憶手段に記憶させ、該記憶さ
れた各色のパターン画像データから位置算出手段が各レ
ジスト補正マークの中心位置を算出し、該算出した各レ
ジスト補正マークの中心位置を解析して補正手段が各画
像ステーションのレジストレーションを機械的または電
気的に補正するので、各画像ステーションによる画像形
成に並行して必要なレジストレーション補正を実行する
ことができる。
は、搬送体上に転写される各転写材との間に各レジスト
補正マークを形成するので、各画像ステーションによる
画像形成に支障を与えることなく、各レジスト補正マー
クを形成することができる。
は、搬送体上に転写される各転写材との間に各レジスト
補正マーク群を複数形成するので、補正手段が各画像ス
テーションのレジストレーションを機械的または電気的
を高精度に補正することができる。
出手段により算出した各レジスト補正マークの中心位置
から解析して得られる各画像ステーションのレジストず
れ量をあらかじめ設定される参照値と比較して、該参照
値を越えない間は、各画像ステーションのレジストレー
ションを電気的に補正するので、短時間にレジストレー
ション補正を完了することができる。
テーションの稼働状況に基づいて補正手段による各画像
ステーションのレジストレーションを機械的または電気
的な補正するタイミングを決定するので、適正かつ必要
なタイミングでレジストレーション補正を実行すること
ができる。
定した補正タイミングよりも長い時間間隔で次回以降の
補正タイミングを順次決定するので、レジストレーショ
ン補正間隔を徐々に長くすることができる。
ことなしに各画像ステーションのレジストレーションず
れを最適なタイミングで精度良く補正できるという効果
を奏する。
説明する概略構成図である。
像書込みタイミングを示すタイミングチャートである。
するブロック図である。
画像書込み状態を示す平面図である。
成部の構成を説明する回路ブロック図である。
の要部構成を説明する詳細ブロック図である。
る。
画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
形成状態を説明する模式図である。
イネーブル信号タイミングを説明するタイミングチャー
トである。
像形成シーケンスを説明するフローチャートである。
ストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
像形成状態を説明する模式図である。
像形成シーケンスを説明するフローチャートである。
ジストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
ジストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
ションずれ特性を説明する図である。
ジストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の像担持体駆動系を介して無端移動
する像担持体の周囲に画像形成手段が配設された複数の
画像ステーションと、転写材を順次所定方向に搬送する
搬送体と、各画像ステーションに設けられる各画像形成
手段により各レジスト補正マークを画像形成動作中に所
定のタイミングで形成させるパターン形成手段と、この
パターン形成手段により前記搬送体上に転写された各色
のレジスト補正マークを読み取る読取り手段と、この読
取り手段が読み取ったパターン画像データを記憶する記
憶手段と、この記憶手段に記憶された各色のパターン画
像データから各レジスト補正マークの中心位置を算出す
る位置算出手段と、この位置算出手段により算出した各
レジスト補正マークの中心位置を解析して各画像ステー
ションのレジストレーションを機械的または電気的に補
正する補正手段とを有することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 パターン形成手段は、搬送体上に転写さ
れる各転写材との間に各レジスト補正マークを形成する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 パターン形成手段は、搬送体上に転写さ
れる各転写材との間に各レジスト補正マーク群を複数形
成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 補正手段は、位置算出手段により算出し
た各レジスト補正マークの中心位置から解析して得られ
る各画像ステーションのレジストずれ量をあらかじめ設
定される参照値と比較して、該参照値を越えない間は、
各画像ステーションのレジストレーションを電気的に補
正することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 各画像ステーションの稼働状況に基づい
て補正手段による各画像ステーションのレジストレーシ
ョンを機械的または電気的な補正タイミングを決定する
決定手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。 - 【請求項6】 決定手段は、初期決定した補正タイミン
グよりも長い時間間隔で次回以降の補正タイミングを順
次決定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装
置。
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10148992A (ja) * | 1996-09-20 | 1998-06-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2001215859A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-08-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7817947B2 (en) | 2007-06-26 | 2010-10-19 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus and correction method of color-misregistration in an image |
JP2011170314A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-09-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
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-
1994
- 1994-09-16 JP JP22171794A patent/JP3548239B2/ja not_active Expired - Fee Related
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