JPH0885235A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0885235A
JPH0885235A JP6221718A JP22171894A JPH0885235A JP H0885235 A JPH0885235 A JP H0885235A JP 6221718 A JP6221718 A JP 6221718A JP 22171894 A JP22171894 A JP 22171894A JP H0885235 A JPH0885235 A JP H0885235A
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JP
Japan
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correction mark
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reading
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Application number
JP6221718A
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English (en)
Inventor
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
Sukeaki Tawara
資明 田原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各像担持体とのレジストレーションずれ情報
を正確に算出して各像担持体のジレストレーションずれ
を精度よく補正することができる。 【構成】 コントローラ部51がレジストレーションコ
ントローラの判定結果が異常と判定された場合、転写ベ
ルト1上に転写されるレジスト補正マークの転写位置を
変更して各画像形成手段によりレジスト補正マークを所
定のタイミングで形成させるようにコントローラ部51
のパッチ形成部を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の像担持体を備
え、各像担持体に形成された各画像を記録媒体に多重形
成可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より感光ドラム上に記録情報に応じ
て光変調されたレーザビーム光を照射し、電子写真プロ
セスによって感光体の静電潜像を現像し、転写紙に画像
を転写する記録装置を複数個有し、転写ベルトにより転
写紙を各記録装置に順次搬送しながら各色画像を重畳転
写してからカラー画像を形成可能な画像形成装置が提案
されている。
【0003】この種の画像形成装置において、各感光ド
ラム間の機械的取り付け誤差および各レーザビームの光
路長誤差,光路変化等により各感光ドラムに静電潜像を
形成し、転写ベルト上の記録紙に現像,転写された各カ
ラー画像のレジストレーションが合わなくなる。このた
め、従来より各感光ドラムから転写ベルト上に形成され
たレジストレーション補正用パターン画像をCCDセン
サ等で読取り、各色に相当する感光ドラム上でのレジス
トレーションずれを検出し、記録されるべき画像信号に
電気的補正をかけ、およびレーザビームの光路中に設け
られている反射ミラーを駆動して、光路長変化あるいは
光路変化の補正を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記実施
例では、レジストレーション補正用パターン画像を各色
感光ドラム上に形成し、静電潜像を現像器により現像
し、顕像を転写ベルトに転写し、順次搬送されるレジス
トレーション補正用パターン画像をCCDセンサで読み
取っている。その際、例えば転写ベルト上にキズやゴミ
があった場合、レジストレーション補正用パターンの読
み取りが正常に行われず、そのため、異なったレジスト
補正を行うか、あるいはパターン読み取り不可能で、レ
ジストレーション補正が行われないといった問題点があ
った。
【0005】また、レジストレーション補正用パターン
画像を各色感光ドラム上に形成し、静電潜像を現像器に
より現像し、顕像を転写ベルトに転写し、順次搬送され
るレジストレーション補正用パターン画像をCCDセン
サで読み取り、読み取った画像データをもとに各色レジ
ストレーション補正値を算出しているため、例えば読み
取りエリア内において、レジスト補正パターンから離れ
たところにあるキズ,ゴミ,転写ミス等に対しても、レ
ジスト補正パターンの認識エラーとなり、または間違っ
た位置認識を行ってしまい、そのため後で行うレジスト
レーション補正を謝りレジストレーションの合わない画
像を出力してしまうといった問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第7の発明の目的
は、搬送体に転写されるレジスト補正マークの読取り領
域に搬送体のきずまたは汚れがある場合に、レジスト補
正マークの形成位置を変更したり、あるいは読み取られ
たレジスト補正マークデータから真のレジスト補正マー
クデータを認識することにより、レジスト補正マーク読
み取りエリア内において、レジスト補正マークから離れ
たところにキズ,ゴミ,転写ミス等が存在しても、各像
担持体とのレジストレーションずれ情報を正確に算出し
て各像担持体のジレストレーションずれを精度よく補正
することができる画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数の像担持体駆動系を介して無端移動する像担持
体の周囲に画像形成手段が配設された複数の画像ステー
ションと、複数の搬送体駆動系を介して転写材を順次所
定方向に搬送する搬送体と、各画像ステーションに設け
られる各画像形成手段によりレジスト補正マークを所定
のタイミングで形成させるパターン形成手段と、このパ
ターン形成手段により搬送体上に転写された各レジスト
補正マークを読み取る読取り手段と、この読取り手段か
ら出力される各レジスト補正マークの読取りデータに所
定の演算処理を行う演算処理手段と、この演算処理手段
による演算結果を解析してレジスト補正マークの読取り
が正常に行われた否かを判定するレジスト補正マーク読
取り判定手段と、このレジスト補正マーク読取り判定手
段の結果が正常と判定された場合に、各画像ステーショ
ンのレジストレーションを機械的または電気的に補正す
る補正手段と、前記レジスト補正マーク読取り判定手段
の結果が異常と判定された場合、前記搬送体上に転写さ
れるレジスト補正マークの転写位置を変更して各画像形
成手段によりレジスト補正マークを所定のタイミングで
形成させるようにパターン形成手段を制御する制御手段
とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、レジスト補正
マーク読取り判定手段は、レジスト補正マークの読取り
が正常に行われた否かを走査方向毎に判定するように構
成したものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、レジスト補正
マーク読取り判定手段が副走査方向のレジスト補正マー
ク読取りが異常と判定した場合に、制御手段が搬送体上
に転写されるレジスト補正マークの副走査方向の転写位
置を変更するように構成したものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、レジスト補正
マーク読取り判定手段が主走査方向のレジスト補正マー
ク読取りが異常と判定した場合に、制御手段が搬送体上
に転写されるレジスト補正マークの主走査方向の転写位
置を変更するように構成したものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、複数の像担持
体駆動系を介して無端移動する像担持体の周囲に画像形
成手段が配設された複数の画像ステーションと、複数の
搬送体駆動系を介して転写材を順次所定方向に搬送する
搬送体と、各画像ステーションに設けられる各画像形成
手段により各像担持体に搬送される前記搬送体上にレジ
スト補正マークを所定のタイミングで形成させるパター
ン形成手段と、このパターン形成手段により前記搬送体
上に転写されたレジスト補正マークを読み取る読取り手
段と、この読取り手段から出力されるレジスト補正マー
クの読取りデータから、レジスト補正マーク位置となり
得るマーク領域を認識する第1の認識手段と、第1の認
識手段により認識されたマーク領域内において真のレジ
スト補正マーク位置を認識する第2の認識手段と、第
1,第2の認識手段による各認識結果を解析して各画像
ステーションのレジストレーションを機械的または電気
的に補正する補正手段とを有するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、第1の認識手
段は、読取り手段から出力されるレジスト補正マークの
読取りデータのヒストグラムのピーク値位置を含む所定
幅の近傍領域をレジスト補正マーク位置となり得るマー
ク領域として認識するように構成したものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、第1の認識手
段は、読取り手段から出力されるレジスト補正マークの
読取りデータのヒストグラムを所定の参照値で2値化し
て得られる所定幅の近傍領域をレジスト補正マーク位置
となり得るマーク領域として認識するように構成したも
のである。
【0014】
【作用】第1の発明においては、制御手段がレジスト補
正マーク読取り判定手段の結果が異常と判定された場
合、搬送体上に転写されるレジスト補正マークの転写位
置を変更して各画像形成手段によりレジスト補正マーク
を所定のタイミングで形成させるようにパターン形成手
段を制御して、レジスト補正マークが転写される搬送体
上に傷または汚れが重なる場合に、転写されたレジスト
補正マークの異常を確実に検出して、正常な読取りとな
るレジスト補正マークを搬送体上に形成することを可能
とする。
【0015】第2の発明においては、レジスト補正マー
ク読取り判定手段は、レジスト補正マークの読取りが正
常に行われた否かを走査方向毎に判定して、レジスト補
正マークが転写される搬送体上に傷または汚れの発生し
ている方向がレジスト補正マークの主走査方向または副
走査方向と平行する場合でも、転写されたレジスト補正
マークの異常を確実に検出して、正常な読取りとなるレ
ジスト補正マークを搬送体上に形成することを可能とす
る。
【0016】第3の発明においては、レジスト補正マー
ク読取り判定手段が副走査方向のレジスト補正マーク読
取りが異常と判定した場合に、制御手段が搬送体上に転
写されるレジスト補正マークの副走査方向の転写位置を
変更して、副走査方向において正常な読取りとなるレジ
スト補正マークを搬送体上に形成することを可能とす
る。
【0017】第4の発明においては、レジスト補正マー
ク読取り判定手段が主走査方向のレジスト補正マーク読
取りが異常と判定した場合に、制御手段が搬送体上に転
写されるレジスト補正マークの主走査方向の転写位置を
変更するとともに、読取り手段の読取り位置を変更し
て、主走査方向において正常な読取りとなるレジスト補
正マークを搬送体上に形成しつつ、主走査方向において
正常なレジスト補正マークの読取りを保証することを可
能とする。
【0018】第5の発明においては、この読取り手段か
ら出力されるレジスト補正マークの読取りデータから、
第1の認識手段がレジスト補正マーク位置となり得るマ
ーク領域を認識すると、該認識されたマーク領域内にお
いて第2の認識手段が真のレジスト補正マーク位置を認
識し、補正手段が第1,第2の認識手段による各認識結
果を解析して各画像ステーションのレジストレーション
を機械的または電気的に補正して、レジスト補正マーク
が転写される搬送体上に傷または汚れを含むノイズを読
み取った場合でも、該傷または汚れによる読取りノイズ
による影響を除外した状態でレジスト補正マークの位置
を正確に読み取りながら精度よくレジストレーション補
正することが可能となる。
【0019】第6の発明においては、読取り手段から出
力されるレジスト補正マークの読取りデータのヒストグ
ラムのピーク値位置を含む所定幅の近傍領域をレジスト
補正マーク位置となり得るマーク領域として認識して、
レジスト補正マークが転写される搬送体上に傷または汚
れ等のノイズを読み取った場合でも、該傷または汚れに
よる読取りノイズによるヒストグラムデータのピーク値
よりも高い最大ピーク値に基づく位置を捉えてレジスト
補正マーク位置となるマーク領域を認識可能とする。
【0020】第7の発明においては、第1の認識手段
は、読取り手段から出力されるレジスト補正マークの読
取りデータのヒストグラムを所定の参照値で2値化して
得られる所定幅の近傍領域をレジスト補正マーク位置と
なり得るマーク領域として認識して、レジスト補正マー
クが転写される搬送体上に傷または汚れ等のノイズを読
み取った場合でも、該傷または汚れによる読取りノイズ
幅よりも広いヒストグラムデータのピーク領域を捉えて
レジスト補正マーク位置となるマーク領域を認識可能と
する。
【0021】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す画像形
成装置の構成を説明する概略構成図である。
【0022】図において、1は転写ベルトで、パルスモ
ータ15の駆動が駆動ローラ42に伝達されることによ
って図中中央矢印方向に後述する異なる動作モードに応
じて所定速度またはこの所定速度よりも減速された速度
で移動される。2〜5は感光ドラムで、順にマゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(B
K)に対応するレーザビームLM(L1),LC(L
2),LY(L3),LBK(L4)の走査により形成
された静電潜像が図示しない現像器に収容されたトナー
により可視化され、転写ベルト1に形成された色画像を
転写する。11〜14はドラムモータで、感光ドラム2
〜5を所定速度で回転させる。なお、本発明のパターン
形成手段は、図示しないROM等に記憶された所定のレ
ジストレーション補正用のパターンデータを読み出し
て、このパターンデータに基づいて変調されたレーザビ
ームLM,LC,LY,LBKの走査により感光ドラム
2〜5の軸方向に互いに異なる2つの所定位置に一対の
パターン潜像を形成し、この潜像を各マゼンタ(M),
シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)の色
トナーで現像し、これを転写ベルト1に転写するという
手段に対応し、本実施例では転写ベルト1の搬送方向に
直交する幅方向の所定位置に対向するように1対形成さ
れる。
【0023】読取り手段10は、照明ランプ6,7,集
光レンズ8,反射ミラー9,CCDで構成されるセンサ
10a,10b等より構成され、パルスモータ15の駆
動に従って移動する転写ベルト1上に形成されたパター
ン(例えば所定幅を有する十字マーク)を照明して得ら
れる反射光をセンサ10a,10bに結像させることに
より、パターン読み取りを行う。51はコントローラ部
で、通常の画像形成および所定のレジストレーション補
正用のパターン形成,所定のレジストレーション補正用
のパターン読み取りをROM等に記憶された制御プログ
ラムに基づいて総括的に制御する。なお、ST1〜ST
4は画像ステーションであり、各色の画像形成する感光
ドラム2〜5およびその周辺機器からそれぞれ構成され
ている。なお、各画像ステーションには、図示しないレ
ーザ走査装置を備え、各レーザ走査配置位置を水平方向
及び垂直方向に所定量移動するためのアクチュエータが
備えられている。
【0024】以下、本実施例と第1〜第7の発明の各手
段との対応及びその作用について図1等を参照して説明
する。
【0025】第1の発明は、複数の像担持体駆動系を介
して無端移動する像担持体(感光ドラム2〜5)の周囲
に画像形成手段が配設された複数の画像ステーションS
T1〜ST4と、複数の搬送体駆動系を介して転写材を
順次所定方向に搬送する搬送体(転写ベルト1)と、各
画像ステーションに設けられる各画像形成手段によりレ
ジスト補正マークを所定のタイミングで形成させるパタ
ーン形成手段(本実施例ではコントローラ部51のパッ
チ形成部による)と、このパターン形成手段により搬送
体上に転写された各レジスト補正マークを読み取る読取
り手段(読取り手段10)と、この読取り手段から出力
される各レジスト補正マークの読取りデータに所定の演
算処理を行う演算処理手段(コントローラ部51)と、
この演算処理手段による演算結果を解析してレジスト補
正マークの読取りが正常に行われた否かを判定するレジ
スト補正マーク読取り判定手段(コントローラ部51内
のレジストレーションコントローラ20)と、このレジ
スト補正マーク読取り判定手段の結果が正常と判定され
た場合に、各画像ステーションのレジストレーションを
機械的または電気的に補正する補正手段(コントローラ
部51内のレジストレーションコントローラ20)と、
前記レジスト補正マーク読取り判定手段の結果が異常と
判定された場合、前記搬送体上に転写されるレジスト補
正マークの転写位置を変更して各画像形成手段によりレ
ジスト補正マークを所定のタイミングで形成させるよう
にパターン形成手段を制御する制御手段(コントローラ
部51が後述する各種のフローチャートに基づく制御プ
ログラムを実行する手段として構成される)とを有し、
コントローラ部51がレジストレーションコントローラ
20の判定結果が異常と判定された場合、転写ベルト1
上に転写されるレジスト補正マークの転写位置を変更し
て各画像形成手段によりレジスト補正マークを所定のタ
イミングで形成させるようにコントローラ部51のパッ
チ形成部を制御して、レジスト補正マークが転写される
搬送体上に傷または汚れが重なる場合に、転写されたレ
ジスト補正マークの異常を確実に検出して、正常な読取
りとなるレジスト補正マークを搬送体上に形成すること
を可能とする。
【0026】第2の発明は、レジスト補正マーク読取り
判定手段(レジストレーションコントローラ20)は、
レジスト補正マークの読取りが正常に行われた否かを走
査方向毎に判定して、レジスト補正マークが転写される
搬送体上に傷または汚れの発生している方向がレジスト
補正マークの主走査方向または副走査方向と平行する場
合でも、転写されたレジスト補正マークの異常を確実に
検出して、正常な読取りとなるレジスト補正マークを搬
送体上に形成することを可能とする。
【0027】第3の発明は、レジスト補正マーク読取り
判定手段(レジストレーションコントローラ20)が副
走査方向のレジスト補正マーク読取りが異常と判定した
場合に、制御手段(コントローラ部51)が搬送体上に
転写されるレジスト補正マークの副走査方向の転写位置
を変更して、副走査方向において正常な読取りとなるレ
ジスト補正マークを搬送体上に形成することを可能とす
る。
【0028】第4の発明は、レジスト補正マーク読取り
判定手段(レジストレーションコントローラ20)が主
走査方向のレジスト補正マーク読取りが異常と判定した
場合に、制御手段(コントローラ部51)が搬送体上に
転写されるレジスト補正マークの主走査方向の転写位置
を変更するとともに、読取り手段の読取り位置を変更し
て、主走査方向において正常な読取りとなるレジスト補
正マークを搬送体上に形成しつつ、主走査方向において
正常なレジスト補正マークの読取りを保証することを可
能とする。
【0029】第5の発明は、複数の像担持体駆動系を介
して無端移動する像担持体(感光ドラム2〜5)の周囲
に画像形成手段が配設された複数の画像ステーションS
T1〜ST4と、複数の搬送体駆動系を介して転写材を
順次所定方向に搬送する搬送体(転写ベルト1)と、各
画像ステーションに設けられる各画像形成手段によりレ
ジスト補正マークを所定のタイミングで形成させるパタ
ーン形成手段(本実施例ではコントローラ部51のパッ
チ形成部による)と、このパターン形成手段により搬送
体上に転写された各レジスト補正マークを読み取る読取
り手段(読取り手段10)と、この読取り手段から出力
されるレジスト補正マークの読取りデータから、レジス
ト補正マーク位置となり得るマーク領域を認識する第1
の認識手段(レジストレーションコントローラ20の機
能による)と、第1の認識手段により認識されたマーク
領域内において真のレジスト補正マーク位置を認識する
第2の認識手段(レジストレーションコントローラ20
の機能による)と、第1,第2の認識手段による各認識
結果を解析して各画像ステーションのレジストレーショ
ンを機械的または電気的に補正する補正手段(レジスト
レーションコントローラ20の機能による)とを有し、
この読取り手段10から出力されるレジスト補正マーク
の読取りデータから、レジストレーションコントローラ
20がレジスト補正マーク位置となり得るマーク領域を
認識すると、該認識されたマーク領域内において、真の
レジスト補正マーク位置を認識し、レジストレーション
コントローラ20が該認識結果を解析して各画像ステー
ションST1〜ST4のレジストレーションを機械的ま
たは電気的に補正して、レジスト補正マークが転写され
る搬送体上に傷または汚れを含むノイズを読み取った場
合でも、該傷または汚れによる読取りノイズによる影響
を除外した状態でレジスト補正マークの位置を正確に読
み取りながら精度よくレジストレーション補正すること
が可能となる。
【0030】本発明に係る第6の発明は、第1の認識手
段は、読取り手段から出力されるレジスト補正マークの
読取りデータのヒストグラムのピーク値位置を含む所定
幅の近傍領域を後述する図15に示すようにレジスト補
正マーク位置となり得るマーク領域として認識して、レ
ジスト補正マークが転写される搬送体上に傷または汚れ
等のノイズを読み取った場合でも、該傷または汚れによ
る読取りノイズによるヒストグラムデータのピーク値よ
りも高い最大ピーク値に基づく位置を捉えてレジスト補
正マーク位置となるマーク領域を認識可能とする。
【0031】本発明に係る第7の発明は、第1の認識手
段は、読取り手段から出力されるレジスト補正マークの
読取りデータのヒストグラムを所定の参照値で2値化し
て得られる所定幅の近傍領域を後述する図18に示すよ
うにレジスト補正マーク位置となり得るマーク領域とし
て認識して、レジスト補正マークが転写される搬送体上
に傷または汚れ等のノイズを読み取った場合でも、該傷
または汚れによる読取りノイズ幅よりも広いヒストグラ
ムデータのピーク領域を捉えてレジスト補正マーク位置
となるマーク領域を認識可能とする。
【0032】なお、本実施例における補正手段は、走査
光学系(各ドラム毎に設けられる)の図示しないの位置
を、後述するパルスモータ23〜26を駆動してレジス
トレーションずれを補正するとともに、光ビームの走査
タイミングを電気的に補正することにより、各ドラムの
レジストを一致させている。
【0033】先ず、画像形成動作について説明する。マ
ゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラッ
ク(BK)に対応する感光ドラム2〜5はそれぞれドラ
ムモータ11〜14により回転駆動され、図示しない帯
電ユニットにより一様に帯電される。マゼンタ(M),
シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)に対
応する感光ドラム2〜5はビデオ信号により光変調され
たレーザビームL1〜L4により露光され、それぞれの
静電潜像が感光ドラム2〜5上に形成され、図示しない
現像ユニットにより現像され顕像が形成される。
【0034】次に、感光ドラム2〜5上に形成された顕
像は、図示しない給紙ユニットから給紙され、転写ベル
ト1上に静電吸着された転写紙上に所定のタイミングで
もって転写され、パルスモータ15の駆動により図中の
矢印方向に搬送され、定着ユニットを介して定着,排紙
される。
【0035】次に、レジストレーション補正用パターン
画像の読取りについて説明する。レジストレーション補
正用パターン画像形成回路により各感光ドラム2〜5に
顕像化されたパターン画像は、図2に示すタイミングチ
ャートのタイミングで各々転写ベルト1上に転写され、
図中矢印方向に搬送される。搬送されてきたパターン画
像は、照明ランプ6,7,集光レンズ8,反射ミラー9
からなる光学系により順次CCDセンサ10(センサ1
0a,10bより構成される)によって読取られる。
【0036】図3は、図1に示したコントローラ部51
の詳細構成を説明するブロック図である。以下、構成な
らびに動作について説明する。
【0037】図1に示した転写ベルト1の搬送方向に対
して手前側と奥側に図4に示すように形成された各色の
パターン画像は、CCDセンサ10a,10bで読み取
られる。レジストレーションコントローラ20からの原
発振クロックβ507,β508がCCDドライバ1
8,19に送出され、CCDセンサ10a,10bの駆
動に必要なクロック(転送パルス,リセットパルス,シ
フトパルス等)β501,β502が生成され、CCD
センサ10a,10bに供給される。CCDセンサ10
a,10bにより読み取られたパターン画像信号β50
3,β504は、CCDドライバ18,19により増
幅,直流再生,A/D変換等の処理が施され、ディジタ
ル信号β505,β506としてレジストレーションコ
ントローラ20に送出される。レジストレーションコン
トローラ20で受け取った各色パターン画像信号は、レ
ジストレーション補正用パターン認識処理を行った後、
複数の認識処理データがメモリに格納され、CPU制御
である色のパターン画像を基準としてレジストレーショ
ンのずれ量を演算し、各色主走査および副走査の電気的
画像書出しタイミング設定データβ509をシステムコ
ントローラ21に送出し、また記録レーザビームの光路
長変化および光路変化を補正するための光路中に設けら
れた図示しないミラーを駆動制御するパルスモータ2
3,24,25,26のパルスデータβ511をミラー
モータドライバ22に供給する。ミラーモータドライバ
22において、パルスデータβ511に従って各色反射
ミラー駆動用のパルスモータ23〜26に電流信号β5
12〜β515を供給し、パルスモータ23〜26が駆
動されて不図示のレーザビーム反射ミラーの位置決めが
制御される。これらレジストレーション補正は、システ
ムコントローラ21からの起動信号β510によりレジ
ストレーションコントローラ20に供給されて実行され
る。
【0038】図5は、図1に示した画像形成装置におい
てパターン形成部の構成を説明する回路ブロック図であ
る。以下、構成および動作について説明する。レーザビ
ームの記録区域外の走査によって得られ、主走査方向の
同期信号となるビームディテクト信号(BD)β528
が主走査方向のイネーブル信号生成回路(Hイネーブル
信号生成回路)27に加えられ、レジストレーション補
正用画像パターン信号のH方向イネーブル信号β516
が形成される。
【0039】また、レジストレーション補正用画像パタ
ーン形成の起動信号(ITOP)β529が副走査方向
のイネーブル信号生成回路(Vイネーブル信号生成回
路)28に加えられ、各色画像パターン信号のV方向イ
ネーブル信号β517が形成される。H方向イネーブル
信号β516,V方向イネーブル信号β517はアドレ
スカウンタ29に供給され、次のレジストレーション補
正用画像のパターンRAM30のアドレス信号β531
を生成する。このアドレス信号β531に従ってパター
ンRAM30から画像パターン信号β518が出力され
る(本実施例では「十字パターン」)。
【0040】また、パッチレジスタ31には、システム
コントローラ21からのCPUバスβ530を介してレ
ジストレーション補正用画像パターンの下に形成される
パッチデータが格納されている。このパッチデータ信号
β519と画像パターン信号β518はセレクタ32に
入力され、マゼンタ(M),シアン(C)について常に
画像パターン信号β518が出力されるように選択信号
β526が入力されている。イエロー(Y),ブラック
(BK)については、CPUバスβ530を介してレジ
スタ35に図2に示すタイミングチャートに従って所定
のタイミングで画像パターンデータとパッチデータとが
切り換わった信号β520は、次にセレクタ33に入力
される。セレクタ33にはビデオ信号β521が入力さ
れている。これは、ブラックトナーとして、カーボンブ
ラックタイプのトナーを使用した際に、反射光学系では
カーボンブラックは光を吸収するために、パターン画像
の読み取りが不可となる。
【0041】そこで、光を反射する他色(マゼンタ,シ
アン,イエロー)トナーのうち、何れか(本実施例では
イエロートナー)でべたパターン(パッチ)をイエロー
用のレジストレーション補正用画像パターン形成時に所
定時間先に転写ベルト1上に形成し、上記イエロートナ
ーで形成されるパッチ上にブラック用のレジストレーシ
ョン補正用画像パターンを形成する。
【0042】このため、画像パターンおよびパッチを形
成するモードにおいては、選択信号β527により画像
パターンおよびパッチが選択され、選択された画像情報
β522がγRAM34に出力され、γ変換された画像
情報β523がゲート回路37を介してビデオ信号β5
25としてレーザドライバ38に出力される。レーザド
ライバ38には、ナンドゲート36を介して画像信号β
524が入力される。半導体レ−ザ39は、レ−ザドラ
イバ38に入力される画像信号β524またはビデオ信
号β525に基づいてON/OFF変調され、図示しな
い光学走査系を介して感光ドラム2〜5に潜像が形成さ
れる。
【0043】以下、図6,図7を参照しながら各色パタ
ーン位置およびパターン形状算出処理について説明す
る。
【0044】図6は、図3に示したレジストレーション
コントローラ20の要部構成を説明する詳細ブロック図
である。
【0045】図において、DF1〜DF4はD型のフリ
ップフロップ、601,602は加算器で、入力A,B
の加算を行う。603はRAMで、各色のパターンの副
走査方向の濃度ヒストグラムを図7に示すタイミングチ
ャートに従うタイミングで記憶する。604はRAM
で、各色のパターンの主走査方向の濃度ヒストグラムを
図7に示すタイミングチャートに従うタイミングで記憶
する。607はバスコントローラで、各種のタイミング
信号,バンク選択信号BANKSELを出力する。
【0046】本実施例では各色パターン位置およびパタ
ーン形状算出するため読み取られるパターンデータ主走
査,副走査に対して各ライン毎の各画素毎に濃度ヒスト
グラムを作成し、作成されたヒストグラムデータに基づ
いて形状認識を行っている。先ず主走査方向の濃度ヒス
トグラムの作成は、例えばCCDセンサ10aから出力
される1主走査ラインのパターンデータをリセット信号
RES1により初期クリアした後、加算器602により
1ライン分データ加算して求め、図7に示すタイミング
で出力される主走査イネーブル信号LENに基づいてア
ドレスカウンタ606が決定するアドレスに従いながら
書込み信号RAMWR2に同期してRAM604に書き
込まれる。
【0047】なお、副走査方向イネーブル信号が送出さ
れている間は、メモリはイネーブルとなる。
【0048】一方、主走査方向の濃度ヒストグラムの作
成は、リセット信号RES2により主走査1ライン分の
パターンデータをクリアした後、RAM603に格納
し、その後各画素毎に書込み信号RAMWR1およびデ
ータ方向切り換え信号RAMDIRによりリードモディ
ファイライト動作を繰り返し、加算器601に加算され
た各画素毎に各副走査ラインのヒストグラムデータをR
AM603に格納する。この結果、図8に示すようなパ
ターン画像に対する主走査/副走査のヒストグラムデー
タを各色毎にRAM603,604に格納されることと
なる。
【0049】なお、バンク選択信号BANKSELによ
り各色のバンクと、各セットのバンクをRAMの上位に
送ることにより、メモリ空間の使い分けを行っている。
【0050】以下、図9に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る画像形成装置におけるレジストレー
ション補正処理について説明する。
【0051】図9は本発明に係る画像形成装置における
第1のレジストレーション補正処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。なお、(1)〜(9)は各ステッ
プを示す。
【0052】先ず、パターン画像を図5に示したパター
ン形成部により各色に対応する感光ドラム2〜5へパタ
ーン画像の書き込みを行い(1)、静電潜像が現像され
転写ベルト1上に転写される(2)。次いで、パターン
画像読み取り位置(図4の図中破線領域で示される画像
パターン読取りエリアA1,A2)に順次搬送される各
色パターン画像を図3に示すCCDセンサ10a,10
bを備えるパターン画像読取り部によって読み取り
(3)、読み取って信号処理されたディジタル信号β5
05,β506をレジストレーションコントローラ20
により、主走査/副走査方向の各ヒストグラムデータと
して読み出し(4)、ピークポイントを算出する
(5)。この際、図10に示すようにパターン上あるい
は近傍にキズ(図中の斜線領域)があった場合、主走査
方向のデータはベースレベルのアップとして変化する
が、副走査方向のデータに対してはピークが2つ存在す
ることを認識する。
【0053】また、図11のように、パターン上に汚れ
(図中の斜線領域)などがあった場合(ベルトのクリー
ニング不良等)主走査,副走査のデータはともにピーク
を検出されない。
【0054】そこで、こうしたデータの変化に着目し
て、ピークが2つ以上またはピークの巾が規定値よりも
大きい場合(ピークがない場合)、そのパターンは正常
な状態で転写されたものではないとコントローラ部51
により判定し、さらに副走査方向のパターン書き出しタ
イミングを前方、あるいは後方に変更し、再度ステップ
(1)〜(5)の処理動作を行う。
【0055】なお、本実施例において、副走査方向の書
き出しタイミングは図5に示すパターン形成部のVイネ
ーブル信号生成回路28に不図示のCPUよりCPUバ
ス530を介して発生タイミングを再設定することによ
り行う。
【0056】一方、ステップ(6)の判定で、ピークが
正常に存在した場合は、前記濃度ヒストグラムデータか
らレジストレーション星英データを上述同様に算出し
(7)、該算出されたレジストレーション補正データに
基づいて画像の主走査/副走査の書き出しタイミング光
路および光路長を変化されるレジストレーション補正を
電気的または機械的に行い(8)、処理を終了する。
【0057】一方、ステップ(6)の判定で、NOの場
合は副走査方向のパターン書き出し位置を変更して
(9)、ステップ(1)に戻る。
【0058】なお、パターンの書き出し位置を変更した
分、読み取り開始位置も同等量変更することはいうまで
もない。
【0059】一方、図12に示すように、副走査方向つ
まりベルトの移動方向と平行に長いキズ,汚れがあった
場合、副走査方向パターン書き出し位置およびパターン
読み取り位置を変更してもパターンがキズや汚れと重な
る可能性が大きく、パターンの読み取りエラーの発生す
る可能性が多くなるので、図13に示すフローチャート
の手順に従ってパターンの書き出し位置を主走査方向に
変更してレジストレーション補正を行う。
【0060】図13は本発明に係る画像形成装置におけ
る第2のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(10)は各ス
テップを示す。
【0061】先ず、パターン画像を図5に示したパター
ン形成部により各色に対応する感光ドラム2〜5へパタ
ーン画像の書き込みを行い(1)、静電潜像が現像され
転写ベルト1上に転写される(2)。次いで、パターン
画像読み取り位置(図4の図中破線領域で示される画像
パターン読取りエリアA1,A2)に順次搬送される各
色パターン画像を図3に示すCCDセンサ10a,10
bを備えるパターン画像読取り部によって読み取り
(3)、読み取って信号処理されたディジタル信号β5
05,β506をレジストレーションコントローラ20
により、主走査/副走査方向の各ヒストグラムデータと
して読み出し(4)、ピークポイントを算出する
(5)。この際、図10に示すようにパターン上あるい
は近傍にキズ(図中の斜線領域)があった場合、主走査
方向のデータはベースレベルのアップとして変化する
が、副走査方向のデータに対してはピークが2つ存在す
ることを認識する。
【0062】そこで、こうしたデータの変化に着目し
て、ピークが2つ以上またはピークの巾が規定値よりも
大きい場合(ピークがない場合)、そのパターンは正常
な状態で転写されたものではないとコントローラ部51
により判定し、さらに副走査方向のパターン書き出しタ
イミングを前方、あるいは後方に変更し、再度ステップ
(1)〜(5)の処理動作を行う。
【0063】なお、本実施例において、副走査方向の書
き出しタイミングは図5に示すパターン形成部のVイネ
ーブル信号生成回路に不図示のCPUよりCPUバスを
介して発生タイミングを再設定することにより行う。
【0064】次いで、ピークが正常かどうかを判定して
(6)、正常に存在した場合は、前記濃度ヒストグラム
データからレジストレーション補正データを上述同様に
算出し(7)、該算出されたレジストレーション補正デ
ータに基づいて画像の主走査/副走査の書き出しタイミ
ング光路および光路長を変化されるレジストレーション
補正を電気的または機械的に行い(8)、処理を終了す
る。
【0065】一方、ステップ(6)の判定で、NOの場
合は、すなわち、図12の副走査方向ヒストグラムに2
本以上のピークが発生した場合には、パターン形成部5
1のHイネーブル信号生成回路27に不図示のCPUか
らCPUバスを介して主走査方向のパターン信号発生開
始時期を変更し(9)、かつ、そのパターン転写移動分
に相当する分、パターン読取り部の読取り位置を不図示
の読取り部移動手段(例えばアクチュエータ)により移
動させ(10)、ステップ(1)に戻る。
【0066】一方、ステップ(6)の判定で、ピークが
正常に存在した場合は、前記濃度ヒストグラムデータか
らレジストレーション星英データを上述同様に算出し
(7)、該算出されたレジストレーション補正データに
基づいて画像の主走査/副走査の書き出しタイミング光
路および光路長を変化されるレジストレーション補正を
電気的または機械的に行い(8)、処理を終了する。
【0067】これにより、図12の副走査方向ヒストグ
ラムに2本以上のピークが発生した場合(副走査方向に
平行する長い傷等がある場合)には、図13に示すフロ
ーチャートに従ってパターン形成部51のHイネーブル
信号生成回路27に不図示のCPUからCPUバスを介
して主走査方向のパターン信号発生開始時期を変更し、
かつ、そのパターン転写移動分に相当する分、パターン
読取り部の読取り位置を不図示の読取り部移動手段によ
り移動させて、図8に示したパターン画像を読取り、精
度よくレジストレーション補正が可能となる。
【0068】以下、図14に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る画像形成装置における第3のレジ
ストレーション補正処理について説明する。
【0069】図14は本発明に係る画像形成装置におけ
る第3のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(11)は各ス
テップを示す。
【0070】先ず、パターン画像を図5に示したパター
ン形成部により各色に対応する感光ドラム2〜5へパタ
ーン画像の書き込みを行い(1)、静電潜像が現像され
転写ベルト1上に転写される(2)。次いで、パターン
画像読み取り位置(図4の図中破線領域で示される画像
パターン読取りエリアA1,A2)に順次搬送される各
色のパターン画像を図3に示すCCDセンサ10a,1
0bを備えるパターン画像読取り部によって読み取り
(3)、読み取って信号処理されたディジタル信号β5
05,β506をレジストレーションコントローラ20
により、各色のパターンの位置を算出するため、上記主
走査/副走査方向の各ヒストグラムデータを作成し
(4)、ヒストグラムデータを一時メモリ(本実施例で
はRAM603,604)に格納する(5)。
【0071】ここで、図15に示すように副走査方向
(レジスト補正パターン読み取りエリア内)にノイズ
(キズ,ゴミ,転写ミス)等があった場合、副走査方向
のヒストグラムデータにノイズ分Aによる変化を示して
しまう。
【0072】そこで、本実施例では、メモリに格納され
ている各色主走査/副走査方向のヒストグラムデータ読
み出し(6)、このデータの最大値MaxDを先ず算出
する(7)。
【0073】ここで、図16に示すようにMaxDの得
られた位置MaxPがレジスト補正パターンの存在する
位置であることから、位置MaxPの近傍画素幅Max
Wの領域内のみで、各色主走査/副走査方向のレジスト
補正パターンの位置を算出する(8)。
【0074】この方法は、ノイズ分Aがレジスト補正パ
ターンより通常十分に細かいまたは小さいことから、そ
のヒストグラムデータの値もレジスト補正マークのヒス
トグラムデータよりも小さくなることを利用している。
【0075】このようにして位置MaxPの近傍画素幅
MaxWを求めれば、仮にノイズ分Aが存在しても近傍
画素幅MaxWの間にノイズ分Aが発生しない限り、読
み取りエリアA1,A2を大きくとって、読み取りアパ
ーチャを大きくしても、ノイズの影響を受けにくいパタ
ーン位置認識を行うことができる。
【0076】以上、ステップ(6)〜(8)のシーケン
スを4色×主走査/副走査×2の計16回行った後
(9)、16個のレジストレーション補正マークの位置
データをもとにレジストレーションずれデータを算出
(10)、このレジストレーションずれデータをもとに
して機械的,電気的にレジストレーションの補正を行っ
ている(11)。
【0077】なお、レジスト補正パターンこの位置認識
手段は、CPUバスを介しCPUにてパターン認識を行
っているが、現在一般的に使用されている認識方法な
ら、何を使用しても認識できる。
【0078】図17は本発明に係る画像形成装置におけ
る第4のレジストレーション補正処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(12)は各ス
テップを示す。
【0079】なお、ステップ(1)〜(6)までは図1
4と同様のステップ(1)〜(6)と同様処理であるの
で説明は省略する。
【0080】先ず、各色主走査/副走査のヒストグラム
をメモリから読みだした後、ヒストグラムデータを2値
化するために、図18に示すしきい値TsDを決定して
いる(7)。
【0081】さらに、この2値化出力による”1”の幅
が規定の幅TsWの範囲内であったものをレジスト補正
用パターンのヒストグラムデータであると判断し、その
近傍をより各色主走査/副走査のレジスト補正パターン
の位置TwPを算出して(8)、該位置TwP近傍より
各色レジスト補正パターン位置を算出する(9)。
【0082】これは通常ノイズ分がレジスト補正マーク
よりも十分に細かく、そのため、ヒストグラムデータの
幅もレジスト補正マークよりも細かいことを利用してい
る。すなわち、2値化した時のヒストグラムデータが”
1”となる幅を見い出し、その幅が規定値内であったも
のをレジスト補正マークとして認識し、その位置を含む
領域TWをレジスト補正パターン認識領域とすることか
ら、仮にノイズが発生しても領域TW内に発生しない限
り、読み取りエリアA1,A2を大きくとって読み取り
アパーチャを大きくしても、ノイズの影響を受けにくい
パターン位置認識を行うことができる。
【0083】次いで、ステップ(6)〜(9)のシーケ
ンスを4色×主走査/副走査×2の計16回行った後
(10)、16個のレジストレーション補正マークの位
置データをもとにレジストレーションずれデータを算出
(11)、このレジストレーションずれデータをもとに
して機械的,電気的にレジストレーションの補正を行っ
ている(12)。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、制御手段がレジスト補正マーク読取り
判定手段の結果が異常と判定された場合、搬送体上に転
写されるレジスト補正マークの転写位置を変更して各画
像形成手段によりレジスト補正マークを所定のタイミン
グで形成させるようにパターン形成手段を制御するの
で、レジスト補正マークが転写される搬送体上に傷また
は汚れが重なる場合に、転写されたレジスト補正マーク
の異常を確実に検出して、正常な読取りとなるレジスト
補正マークを搬送体上に形成することができる。
【0085】第2の発明によれば、レジスト補正マーク
読取り判定手段は、レジスト補正マークの読取りが正常
に行われた否かを走査方向毎に判定するので、レジスト
補正マークが転写される搬送体上に傷または汚れの発生
している方向がレジスト補正マークの主走査方向または
副走査方向と平行する場合でも、転写されたレジスト補
正マークの異常を確実に検出して、正常な読取りとなる
レジスト補正マークを搬送体上に形成することができ
る。
【0086】第3の発明によれば、レジスト補正マーク
読取り判定手段が副走査方向のレジスト補正マーク読取
りが異常と判定した場合に、制御手段が搬送体上に転写
されるレジスト補正マークの副走査方向の転写位置を変
更するので、副走査方向において正常な読取りとなるレ
ジスト補正マークを搬送体上に形成することができる。
【0087】第4の発明によれば、レジスト補正マーク
読取り判定手段が主走査方向のレジスト補正マーク読取
りが異常と判定した場合に、制御手段が搬送体上に転写
されるレジスト補正マークの主走査方向の転写位置を変
更するとともに、読取り手段の読取り位置を変更するの
で、主走査方向において正常な読取りとなるレジスト補
正マークを搬送体上に形成しつつ、主走査方向において
正常なレジスト補正マークの読取りを保証することがで
きる。
【0088】第5の発明によれば、この読取り手段から
出力されるレジスト補正マークの読取りデータから、第
1の認識手段がレジスト補正マーク位置となり得るマー
ク領域を認識すると、該認識されたマーク領域内におい
て第2の認識手段が真のレジスト補正マーク位置を認識
し、補正手段が第1,第2の認識手段による各認識結果
を解析して各画像ステーションのレジストレーションを
機械的または電気的に補正するので、レジスト補正マー
クが転写される搬送体上に傷または汚れを含むノイズを
読み取った場合でも、該傷または汚れによる読取りノイ
ズによる影響を除外した状態でレジスト補正マークの位
置を正確に読み取りながら精度よくレジストレーション
補正することができる。
【0089】第6の発明によれば、読取り手段から出力
されるレジスト補正マークの読取りデータのヒストグラ
ムのピーク値位置を含む所定幅の近傍領域をレジスト補
正マーク位置となり得るマーク領域として認識するの
で、レジスト補正マークが転写される搬送体上に傷また
は汚れ等のノイズを読み取った場合でも、該傷または汚
れによる読取りノイズによるヒストグラムグラムデータ
のピーク値よりも高い最大ピーク値に基づく位置を捉え
てレジスト補正マーク位置となるマーク領域を認識する
ことができる。
【0090】第7の発明によれば、第1の認識手段は、
読取り手段から出力されるレジスト補正マークの読取り
データのヒストグラムを所定の参照値で2値化して得ら
れる所定幅の近傍領域をレジスト補正マーク位置となり
得るマーク領域として認識するので、レジスト補正マー
クが転写される搬送体上に傷または汚れ等のノイズを読
み取った場合でも、該傷または汚れによる読取りノイズ
幅よりも広いヒストグラムグラムデータのピーク領域を
捉えてレジスト補正マーク位置となるマーク領域を認識
することができる。
【0091】従って、レジスト補正マーク読み取りエリ
ア内において、レジスト補正マークから離れたところに
キズ,ゴミ,転写ミス等が存在しても、各像担持体との
レジストレーションずれ情報を正確に算出して各像担持
体のジレストレーションずれを精度よく補正することが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を
説明する概略構成図である。
【図2】図1に示した画像形成装置におけるパターン画
像書込みタイミングを示すタイミングチャートである。
【図3】図1に示したコントローラ部の詳細構成を説明
するブロック図である。
【図4】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像書込み状態を示す平面図である。
【図5】図1に示した画像形成装置においてパターン形
成部の構成を説明する回路ブロック図である。
【図6】図3に示したレジストレーションコントローラ
の要部構成を説明する詳細ブロック図である。
【図7】図6の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図8】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置における第1のレジ
ストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図10】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図11】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図12】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図13】本発明に係る画像形成装置における第2のレ
ジストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明に係る画像形成装置における第3のレ
ジストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図15】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図16】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図17】本発明に係る画像形成装置における第4のレ
ジストレーション補正処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図18】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【符号の説明】
1 転写ベルト 2 感光ドラム 3 感光ドラム 4 感光ドラム 5 感光ドラム 10 読取り手段 51 コントローラ部 ST1 画像ステーション ST2 画像ステーション ST3 画像ステーション ST4 画像ステーション
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/14 H04N 1/04 106 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像担持体駆動系を介して無端移動
    する像担持体の周囲に画像形成手段が配設された複数の
    画像ステーションと、複数の搬送体駆動系を介して転写
    材を順次所定方向に搬送する搬送体と、各画像ステーシ
    ョンに設けられる各画像形成手段によりレジスト補正マ
    ークを所定のタイミングで形成させるパターン形成手段
    と、このパターン形成手段により搬送体上に転写された
    各レジスト補正マークを読み取る読取り手段と、この読
    取り手段から出力される各レジスト補正マークの読取り
    データに所定の演算処理を行う演算処理手段と、この演
    算処理手段による演算結果を解析してレジスト補正マー
    クの読取りが正常に行われた否かを判定するレジスト補
    正マーク読取り判定手段と、このレジスト補正マーク読
    取り判定手段の結果が正常と判定された場合に、各画像
    ステーションのレジストレーションを機械的または電気
    的に補正する補正手段と、前記レジスト補正マーク読取
    り判定手段の結果が異常と判定された場合、前記搬送体
    上に転写されるレジスト補正マークの転写位置を変更し
    て各画像形成手段によりレジスト補正マークを所定のタ
    イミングで形成させるようにパターン形成手段を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 レジスト補正マーク読取り判定手段は、
    レジスト補正マークの読取りが正常に行われた否かを走
    査方向毎に判定することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 レジスト補正マーク読取り判定手段が副
    走査方向のレジスト補正マーク読取りが異常と判定した
    場合に、制御手段が搬送体上に転写されるレジスト補正
    マークの副走査方向の転写位置を変更することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 レジスト補正マーク読取り判定手段が主
    走査方向のレジスト補正マーク読取りが異常と判定した
    場合に、制御手段が搬送体上に転写されるレジスト補正
    マークの主走査方向の転写位置を変更するとともに、読
    取り手段の読取り位置を変更することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数の像担持体駆動系を介して無端移動
    する像担持体の周囲に画像形成手段が配設された複数の
    画像ステーションと、複数の搬送体駆動系を介して転写
    材を順次所定方向に搬送する搬送体と、各画像ステーシ
    ョンに設けられる各画像形成手段により各像担持体に搬
    送される前記搬送体上にレジスト補正マークを所定のタ
    イミングで形成させるパターン形成手段と、このパター
    ン形成手段により前記搬送体上に転写されたレジスト補
    正マークを読み取る読取り手段と、この読取り手段から
    出力されるレジスト補正マークの読取りデータから、レ
    ジスト補正マーク位置となり得るマーク領域を認識する
    第1の認識手段と、第1の認識手段により認識されたマ
    ーク領域内において真のレジスト補正マーク位置を認識
    する第2の認識手段と、第1,第2の認識手段による各
    認識結果を解析して各画像ステーションのレジストレー
    ションを機械的または電気的に補正する補正手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 第1の認識手段は、読取り手段から出力
    されるレジスト補正マークの読取りデータのヒストグラ
    ムのピーク値位置を含む所定幅の近傍領域をレジスト補
    正マーク位置となり得るマーク領域として認識すること
    を特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 第1の認識手段は、読取り手段から出力
    されるレジスト補正マークの読取りデータのヒストグラ
    ムを所定の参照値で2値化して得られる所定幅の近傍領
    域をレジスト補正マーク位置となり得るマーク領域とし
    て認識することを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
JP6221718A 1994-09-16 1994-09-16 画像形成装置 Pending JPH0885235A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8032066B2 (en) 2005-06-29 2011-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for correcting color registration
JP2012083625A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成における補正効果確認方法
JP2012194495A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014177057A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Fujifilm Corp 位置ずれ量測定方法及び画像記録装置
JP2018005173A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム

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