JPH088207B2 - スプレー現像方法 - Google Patents

スプレー現像方法

Info

Publication number
JPH088207B2
JPH088207B2 JP1148907A JP14890789A JPH088207B2 JP H088207 B2 JPH088207 B2 JP H088207B2 JP 1148907 A JP1148907 A JP 1148907A JP 14890789 A JP14890789 A JP 14890789A JP H088207 B2 JPH088207 B2 JP H088207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
slit
spray nozzle
spray
peripheral portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1148907A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0312918A (ja
Inventor
正明 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1148907A priority Critical patent/JPH088207B2/ja
Publication of JPH0312918A publication Critical patent/JPH0312918A/ja
Publication of JPH088207B2 publication Critical patent/JPH088207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明はフォトマスク等の基板のスプレー現像方法に
関し, 現像寸法の均一化とレジスト残渣の除去を目的とし, スプレーノイズ(1)の先端に設けたスリット(2)
の形状を、鋭角部と対向する短辺を有する楔型とし、該
基板(3)の周辺部から該スリット(2)の先端までの
距離を、該基板(3)の中心部から該スリット(2)の
先端までの距離より短くして、該スリットの前記鋭角部
を該基板の中心部に対向させ、該スリットの前記短辺を
該基板の周辺部に対向させるように配置し、該スプレー
ノズル(1)より該基板(3)上に現像液を噴射するこ
とにより構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はフォトマスク等の基板のスプレー現像方法に
関する。
集積回路の高集積化・微細化にともない,フォトマス
ク等の基板に要求されるパターンの寸法や分布の精度も
益々きびしくなってきている。
このため,フォトマスク等の基板の現像工程では,浸
漬処理に替わり,スプレー現像が多く行われてきてい
る。
〔従来の技術〕
第3図は従来例の説明図である。
図において,13はスプレーノズル,14は基板,15は真空
チャック,16はカップ,17は跳ね返り防止板,18は噴射面
である。
スプレー現像の利点としては,処理の自動化が容易で
あること,現像パターンの寸法分布の均一性が高いこ
と,スプレーノズルから噴射された現像液が常に新鮮で
あること,現像液の使用量が大幅に削減できること等が
挙げられる。
しかし,更に厳しい精度が要求されている現状では,
フォトマスク等の基板面内の寸法のばらつきには対処し
きれない状態にある。
その要因としては,次のようなことが影響している。
第3図(a)に均等扇形のスプレーノズル13を有する
現像装置の断面図を示す。この装置において,現像時,
フォトマスク等の基板14が真空チャック15で固定され,
回転している。この基板14の噴射面18に現像液が扇形状
に噴射される。
そのため,第3図(b)に基板14上の噴射面18を斜視
図で示したように,基板14の回転が中心部は遅く,周辺
部が早い。均等扇形のスプレーノズル13では中心oから
周辺rの直線上の噴射面に均等に現像液が噴射されるた
め,スプレーノズル13から噴射される現像液の量が,基
板14の周辺部と中心部では異なり,中心部に多く,周辺
部程少なくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って,フォトマスク等の基板の周辺部の現像スピー
ドが中心部に比して遅くなって,現像後のパターンは周
辺部と中心部とで寸法に差異が生じると同時に又周辺部
にはレジストの残渣が残るという問題を生ずる。
本発明は,フォトマスク等の基板のスプレー現像にお
いて,現像寸法の均一化と残渣の除去を目的として提供
されるものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
図において,1はスプレーノズル,2はスリット,3は基
板,4は噴射面である。
第1図(b)に示すように,均等扇形のスプレーノズ
ル1には,先端にスリット2が設けられ,これより現像
液が扇形に噴射される。このスリット2が基板3の面に
平行な現状の位置では,中心部oからスプレーノズル先
端迄の距離l0と,周辺部rからスプレーノズル先端迄の
距離l2が等距離のため,現像液が噴射面各部の全体流量
が均等な噴射量で噴射されるため,周辺長の長い周辺部
は中心部に比べて相対的に単位面積当たりの現像液の流
量が少なくなり,周辺部の現像速度が遅くなる現象を生
じている他,流量不足によるレジスト残渣の発生が問題
であった。
そのため,これを解決する方法として,本発明では,
第1図(a)に示すように,スプレーノズル1の基板3
の面に対する入射角度Θの大きくすると共に,スリッ
ト2のスプレーノズルの軸の回りの回転角度Θを調節
して,スリットの長片を基板3の面とに垂直とし,基板
周辺部からの距離l1を中心部からの距離l0より短くす
る。
このようにすれば,中心部より周辺部への噴射量が多
くなり,現像速度が均等且つレジストの残渣の発生しな
い現像方法が行える。
これとともに、スリットの現状を楔型にして、更に、
周辺部の流量を多くし、レジスト残渣を一層速やかに洗
い流すようにする。
〔作用〕
上記のように,回転によって現像スピードの遅い周辺
部に多く現像液が当たるようにスプレーノズルのスリッ
トの基板面に対する位置(角度)を動かして,周辺部に
近くなるにつれて流量を多くし,現像スピードを中心部
と差がないようにし,且つ周辺部のレジスト残渣も流し
て除去することにより,寸法の不均一,残渣の処理が改
善できる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例の説明図である。
図において,5はスプレーノズル,6は基板,7は真空チャ
ック,8はカップ,9跳ね返り防止板,10は蓋,11はスリット
である。
第2図(a)は本発明のスプレー現像装置の断面図で
ある。
使用した装置では,スプレーノズル5が入射角度を大
きくとって側方にあり,流量の調節をスプレーノズル5
のスリット11の長片を基板6の面に垂直になるようにス
プレーノズルの軸の回りの回転角度を調節して行った。
基板に対する噴射面12の拡大図を第2図(b)に示
す。
又,スプレーノズル5のスリット11の拡大図とその回
転角度を第2図(c)に示す。
スリット11は垂直から水平まで,スプレーノズル5の
先端を回転することにより回転角度Θを調節出来る。
実施例では,搬送されたフォトマスク等の基板6が真
空チャック7に固定され200〜300rpmで回転する。
その後,窒素加圧(1〜2kg/cm2)によって,現像液
がスプレーノズル5のスリット11から噴射され,基板6
表面の噴射面12に当たる。
スプレーノズル5の先端より基板6の中心部oならび
に周辺部rへの距離は,スプレーノズル5の入射角度Θ
を大きく採ることにより各部分の噴射量は均一に調整
できる。
本願発明の楔型の形状のスリットを示す。これによ
り,スプレーノズルの入射角度との兼ね合いで,噴射面
各部の噴射量が自由に調節出来る範囲が拡がる。
〔発明の効果〕
上記の方法により,現像後に基板周辺部に残るレジス
ト残渣を除去出来るとともに,フォトマスク等の基板面
内の寸法分布が均一化され,基板面内の寸法値のバラツ
キ(最大値−最小値)も0.1μmから0.05μm程度に半
減した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図, 第2図は本発明の一実施例の説明図, 第3図は従来例の説明図 である。 図において, 1はスプレーノズル,2はスリット, 3は基板,4は噴射面, 5はスプレーノズル,6は基板, 7は真空チャック,8はカップ, 9は跳ね返り防止板,10は蓋, 11はスリット,12は噴射面 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプレーノズル(1)の先端に設けたスリ
    ット(2)の形状を、鋭角部と対向する短辺を有する楔
    型とし、 該基板(3)の周辺部から該スリット(2)の先端まで
    の距離を、該基板(3)の中心部から該スリット(2)
    の先端までの距離より短くして、 該スリットの前記鋭角部を該基板の中心部に対向させ、
    該スリットの前記短辺を該基板の周辺部に対向させるよ
    うに配置し、 該スプレーノズル(1)より該基板(3)上に現像液を
    噴射することを特徴とするスプレー現像方法。
JP1148907A 1989-06-12 1989-06-12 スプレー現像方法 Expired - Lifetime JPH088207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1148907A JPH088207B2 (ja) 1989-06-12 1989-06-12 スプレー現像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1148907A JPH088207B2 (ja) 1989-06-12 1989-06-12 スプレー現像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0312918A JPH0312918A (ja) 1991-01-21
JPH088207B2 true JPH088207B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=15463334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1148907A Expired - Lifetime JPH088207B2 (ja) 1989-06-12 1989-06-12 スプレー現像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088207B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3024319U (ja) * 1995-11-01 1996-05-21 敏夫 横木 導水溝及びイボ付き土管
KR19980025849A (ko) * 1996-10-05 1998-07-15 김영환 마스크용 레지스트 도포 방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59232417A (ja) * 1983-06-16 1984-12-27 Toshiba Corp 半導体ウエ−ハのレジスト現像装置
JPS60140669U (ja) * 1984-02-25 1985-09-18 本田技研工業株式会社 不要霧滴の吹払い用空気ノズル
JPH0532848Y2 (ja) * 1985-02-20 1993-08-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0312918A (ja) 1991-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200623246A (en) Substrate cleaning method and developing apparatus
JPH0513322A (ja) 被膜溶剤塗布装置
JPS6231340B2 (ja)
JPH10106918A (ja) 処理液吐出ノズルおよび基板処理装置
JPH088207B2 (ja) スプレー現像方法
JPH07135137A (ja) 現像処理方法および装置
JP2004152849A (ja) 液処理装置及び液処理方法
JP3169666B2 (ja) 現像装置及び現像方法
JPS5898733A (ja) 現像装置
JP2000077293A (ja) 基板処理方法およびその装置
JPH0446860Y2 (ja)
JPH07221062A (ja) スピン洗浄機とスピン洗浄方法
JPH05134400A (ja) フオトマスクの現像エツチング装置洗浄用治具
JP3361872B2 (ja) 基板洗浄装置
JPH09122560A (ja) 回転式塗布装置
JPS6352144A (ja) レジスト膜の現像方法
JP2580082B2 (ja) 基板の回転処理装置
US20210349393A1 (en) Method for improving uniformity of photoresist development
JP2001334219A (ja) スピン処理装置及びスピン処理方法
KR100189980B1 (ko) 웨이퍼 에지의 감광막 제거장치
JPH04118067A (ja) 塗布装置および塗布処理方法
JPS5972725A (ja) レジスト塗布方法
JPH08264923A (ja) 基板端面洗浄方法およびその装置
JPH10199791A (ja) 半導体装置の製造方法及びその製造装置
JPH03262563A (ja) 塗布装置