JPH0880999A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
- Publication number
- JPH0880999A JPH0880999A JP24237594A JP24237594A JPH0880999A JP H0880999 A JPH0880999 A JP H0880999A JP 24237594 A JP24237594 A JP 24237594A JP 24237594 A JP24237594 A JP 24237594A JP H0880999 A JPH0880999 A JP H0880999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refueling
- oil supply
- nozzle
- signal
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 別個の退車防止装置を設けることなく料金不
払いの退車を防止でき、かつ安価で取り扱いやすい給油
装置を提供する。 【構成】 一端部を貯油タンクに接続し、他端部を先端
に給油ノズル１５を有する給油管に接続した配管に給油
ポンプ及び流量計を介装した給油系統と、前記給油ノズ
ル１５と自動車の給油口との接続を保持するロック手段
と、前記各機器を制御する制御装置３０とを備える給油
装置において、前記制御装置３０は、前記ロック手段に
ロック信号を出力する給油開始判断手段４１と、給油料
金の精算済み後に前記ロック手段に解除信号を出力する
精算済み判断手段４８とを設ける。
払いの退車を防止でき、かつ安価で取り扱いやすい給油
装置を提供する。 【構成】 一端部を貯油タンクに接続し、他端部を先端
に給油ノズル１５を有する給油管に接続した配管に給油
ポンプ及び流量計を介装した給油系統と、前記給油ノズ
ル１５と自動車の給油口との接続を保持するロック手段
と、前記各機器を制御する制御装置３０とを備える給油
装置において、前記制御装置３０は、前記ロック手段に
ロック信号を出力する給油開始判断手段４１と、給油料
金の精算済み後に前記ロック手段に解除信号を出力する
精算済み判断手段４８とを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などに燃料を客
自身で供給するセルフサービス給油所に設置する自動給
油式の給油装置に関するものである。
自身で供給するセルフサービス給油所に設置する自動給
油式の給油装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、被給油車の給油口に自動的に給油
ノズルを挿入して給油する給油装置として、例えば、実
開昭５１−１４０９１７号公報には、料金の不払い退出
車を防止するために、給油を開始すると地面上に設けた
退車防止装置が作動し、給油後に給油料金の精算が終了
すると、その退車防止装置が解除されるものが開示され
ている。
ノズルを挿入して給油する給油装置として、例えば、実
開昭５１−１４０９１７号公報には、料金の不払い退出
車を防止するために、給油を開始すると地面上に設けた
退車防止装置が作動し、給油後に給油料金の精算が終了
すると、その退車防止装置が解除されるものが開示され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
給油装置では、地面上に独立した退車防止装置を別個に
設ける必要があり、場所とコストがかかる欠点があっ
た。
給油装置では、地面上に独立した退車防止装置を別個に
設ける必要があり、場所とコストがかかる欠点があっ
た。
【０００４】そこで本発明は、別個の退車防止装置を設
けることなく料金不払いの退車を防止でき、かつ安価で
取り扱いやすい給油装置を提供することを目的とする。
けることなく料金不払いの退車を防止でき、かつ安価で
取り扱いやすい給油装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給油装置は、一端部を貯油タンクに接続
し、他端部を先端に給油ノズルを有する給油管に接続し
た配管に給油ポンプ及び流量計を介装した給油系統と、
前記給油ノズルと自動車の給油口との接続を保持するロ
ック手段と、前記各機器を制御する制御装置とを備える
給油装置において、前記制御装置は、前記ロック手段に
ロック信号を出力する給油開始判断手段と、給油料金の
精算済み後に前記ロック手段に解除信号を出力する精算
済み判断手段とを設けたものである。
に、本発明の給油装置は、一端部を貯油タンクに接続
し、他端部を先端に給油ノズルを有する給油管に接続し
た配管に給油ポンプ及び流量計を介装した給油系統と、
前記給油ノズルと自動車の給油口との接続を保持するロ
ック手段と、前記各機器を制御する制御装置とを備える
給油装置において、前記制御装置は、前記ロック手段に
ロック信号を出力する給油開始判断手段と、給油料金の
精算済み後に前記ロック手段に解除信号を出力する精算
済み判断手段とを設けたものである。
【０００６】前記給油ノズルは、複数の腕を関節を介し
て連結し各腕を駆動するモータを設けた多関節マニピュ
レータの先端部に設けられていることが、任意の場所に
停止した自動車の給油口に給油ノズルを移動できる点で
好ましい。前記ロック手段は、前記多関節マニピュレー
タのモータを不動としたことが、退車防止装置を兼用で
き安価にできる点で好ましい。前記給油ノズルは、その
近傍に給油開始スイッチ及び給油口挿入を検知する挿入
センサが設けられ、前記給油開始判断手段は、該給油開
始スイッチ及び挿入センサからの信号でロック信号が出
力されることが、給油ノズルを確実に給油口に挿入した
後に給油する点で好ましい。前記給油ポンプは、終了ス
イッチ、液面センサあるいはプリセットキーの設定給油
量の到達による信号で停止し、該給油ポンプの停止後に
精算が行われたとき前記精算済み判断手段がロック解除
信号を出力し、該ロック解除信号により前記多関節マニ
ピュレータが給油ノズルを待機位置に戻ることが、給油
終了後に精算が済んでからロック解除が行われる点で好
ましい。前記多関節マニピュレータは、給油エリアに停
車する自動車を検知する車センサからの信号で給油ノズ
ルを待機状態から給油口の近傍まで移動することが、給
油操作が簡単になる点で好ましい。
て連結し各腕を駆動するモータを設けた多関節マニピュ
レータの先端部に設けられていることが、任意の場所に
停止した自動車の給油口に給油ノズルを移動できる点で
好ましい。前記ロック手段は、前記多関節マニピュレー
タのモータを不動としたことが、退車防止装置を兼用で
き安価にできる点で好ましい。前記給油ノズルは、その
近傍に給油開始スイッチ及び給油口挿入を検知する挿入
センサが設けられ、前記給油開始判断手段は、該給油開
始スイッチ及び挿入センサからの信号でロック信号が出
力されることが、給油ノズルを確実に給油口に挿入した
後に給油する点で好ましい。前記給油ポンプは、終了ス
イッチ、液面センサあるいはプリセットキーの設定給油
量の到達による信号で停止し、該給油ポンプの停止後に
精算が行われたとき前記精算済み判断手段がロック解除
信号を出力し、該ロック解除信号により前記多関節マニ
ピュレータが給油ノズルを待機位置に戻ることが、給油
終了後に精算が済んでからロック解除が行われる点で好
ましい。前記多関節マニピュレータは、給油エリアに停
車する自動車を検知する車センサからの信号で給油ノズ
ルを待機状態から給油口の近傍まで移動することが、給
油操作が簡単になる点で好ましい。
【０００７】
【作用】本発明では、給油終了後に料金精算の完了まで
給油ノズルが給油口に固定されたままマニピュレータが
ロック状態になるため、別個の退車防止装置を設けるこ
となく料金不払いの退車を防止でき、かつ安価で取り扱
いやすくなる。
給油ノズルが給油口に固定されたままマニピュレータが
ロック状態になるため、別個の退車防止装置を設けるこ
となく料金不払いの退車を防止でき、かつ安価で取り扱
いやすくなる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図１は本発明の実施例の給油装置の全体を
示す外観斜視図である。
に説明する。図１は本発明の実施例の給油装置の全体を
示す外観斜視図である。
【０００９】同図おいて、本実施例の給油装置１０は、
マニピュレータを使用して給油を行う地上設置型給油装
置であり、アイランド１１上に立設された支柱１２に設
けられたモータ駆動型多関節マニピュレータ１３と、こ
の支柱１２の上部に設けられた表示器や自動精算機及び
各部の制御装置などを備えた操作部１４と、マニピュレ
ータ１３の先端に装着され図示しない給油系統に接続さ
れた給油ノズル１５などとから構成されている。
マニピュレータを使用して給油を行う地上設置型給油装
置であり、アイランド１１上に立設された支柱１２に設
けられたモータ駆動型多関節マニピュレータ１３と、こ
の支柱１２の上部に設けられた表示器や自動精算機及び
各部の制御装置などを備えた操作部１４と、マニピュレ
ータ１３の先端に装着され図示しない給油系統に接続さ
れた給油ノズル１５などとから構成されている。
【００１０】上記支柱１２は、アイランド１１に対して
関節１６により回動自在に取り付けられている。また、
上記モータ駆動型多関節マニピュレータ１３は、それぞ
れ関節１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄによりＸ、Ｙあ
るいはＺ軸方向に回動または移動自在に連結された腕１
８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄなどから構成される。上
記給油ノズル１５は、腕１８ａの先端に装着されてお
り、Ｘ−Ｙ−Ｚ方向に多関節マニピュレータ１３のモー
タで自在に移動できるようになっている。この給油ノズ
ル１５は、図示しない給油系統の給油管の先端部に接続
され、この給油管は途中に給油ポンプ及び流量パルス発
信機を有する流量計を介装した配管を介して貯油タンク
に接続されている。
関節１６により回動自在に取り付けられている。また、
上記モータ駆動型多関節マニピュレータ１３は、それぞ
れ関節１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄによりＸ、Ｙあ
るいはＺ軸方向に回動または移動自在に連結された腕１
８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄなどから構成される。上
記給油ノズル１５は、腕１８ａの先端に装着されてお
り、Ｘ−Ｙ−Ｚ方向に多関節マニピュレータ１３のモー
タで自在に移動できるようになっている。この給油ノズ
ル１５は、図示しない給油系統の給油管の先端部に接続
され、この給油管は途中に給油ポンプ及び流量パルス発
信機を有する流量計を介装した配管を介して貯油タンク
に接続されている。
【００１１】上記操作部１４は、支柱１２の上端部に取
り付けられたケース１４ａに設けられており、給油量や
操作データなどを表示する表示器１９、設定給油量など
の操作データを入力するプリセットキー２０、プリペー
ドカードなどを読み取るカードリーダ２１、緊急停止ス
イッチ２２、自動精算機を構成する金銭投入機２３やつ
り銭排出部２４、レシートなどを発行する伝票発行機２
５、及び後に説明する各部を制御する制御装置３０など
を備えている。
り付けられたケース１４ａに設けられており、給油量や
操作データなどを表示する表示器１９、設定給油量など
の操作データを入力するプリセットキー２０、プリペー
ドカードなどを読み取るカードリーダ２１、緊急停止ス
イッチ２２、自動精算機を構成する金銭投入機２３やつ
り銭排出部２４、レシートなどを発行する伝票発行機２
５、及び後に説明する各部を制御する制御装置３０など
を備えている。
【００１２】給油ノズル１５部分には、手元のスイッチ
操作部３１が設けられており、給油開始などの給油スイ
ッチ３１ａ、給油停止などの終了スイッチ３１ｂ、その
他の緊急停止スイッチや挿入ロックスイッチなどが設け
られている。また、給油ノズル１５のノズル部分には、
明暗などを検知することで自動車の給油口にノズル部分
を挿入したことを検知する挿入センサ３２、及び給油す
る自動車のタンクの液面を検知する液面センサ３３が設
けられ、かつ給油ノズル１５が腕１８ａに取り付けられ
る部分には、該給油ノズル１５に加わる不測の力を検出
する力覚センサなどが設けられている。さらに、アイラ
ンド１１の給油エリア側の側面には、停車する自動車を
検知する車センサ３４が設けられている。
操作部３１が設けられており、給油開始などの給油スイ
ッチ３１ａ、給油停止などの終了スイッチ３１ｂ、その
他の緊急停止スイッチや挿入ロックスイッチなどが設け
られている。また、給油ノズル１５のノズル部分には、
明暗などを検知することで自動車の給油口にノズル部分
を挿入したことを検知する挿入センサ３２、及び給油す
る自動車のタンクの液面を検知する液面センサ３３が設
けられ、かつ給油ノズル１５が腕１８ａに取り付けられ
る部分には、該給油ノズル１５に加わる不測の力を検出
する力覚センサなどが設けられている。さらに、アイラ
ンド１１の給油エリア側の側面には、停車する自動車を
検知する車センサ３４が設けられている。
【００１３】図２は本発明の実施例の給油装置の制御装
置を説明するブロック図である。なお、図１に対応する
部分は同一の符号を記す。
置を説明するブロック図である。なお、図１に対応する
部分は同一の符号を記す。
【００１４】同図において、制御装置３０は、給油スイ
ッチ３１ａ、挿入センサ３２からの信号に基づいて給油
開始を判断しマニピュレータ１３に対するロック信号や
ポンプＯＮ信号を出力する給油開始判断手段４１と、終
了スイッチ３１ｂ、液面センサ３３、及びプリセットキ
ー２０で設定された給油量に達したかを判断する設定部
４３などからの信号に基づいて給油終了を判断しポンプ
ＯＦＦ信号を出力する給油終了判断手段４２と、マニピ
ュレータ１３の動作軌跡を記憶する記憶部４４と、流量
計に設けられた流量パルス発信機５４から与えられるパ
ルスを計数し計数結果を出力する計数部４５と、給油単
価を設定する単価設定部４６と、計数部４５の計数結果
と単価設定部４６で設定された単価に基づいて給油量や
給油金額などを算出する演算部４７と、給油終了後に演
算部４７で算出された給油金額が現金を金銭投入機２３
に投入するか、あるいはプリペードカードをカードリー
ダ２１で精算されたかを判断し精算済み信号を出力する
精算済み判断手段４８と、マニピュレータモータ群５２
を駆動する駆動部４９と、給油ポンプモータ５３を駆動
する駆動部５０と、表示器１９を駆動する駆動部５１な
どとからなる。
ッチ３１ａ、挿入センサ３２からの信号に基づいて給油
開始を判断しマニピュレータ１３に対するロック信号や
ポンプＯＮ信号を出力する給油開始判断手段４１と、終
了スイッチ３１ｂ、液面センサ３３、及びプリセットキ
ー２０で設定された給油量に達したかを判断する設定部
４３などからの信号に基づいて給油終了を判断しポンプ
ＯＦＦ信号を出力する給油終了判断手段４２と、マニピ
ュレータ１３の動作軌跡を記憶する記憶部４４と、流量
計に設けられた流量パルス発信機５４から与えられるパ
ルスを計数し計数結果を出力する計数部４５と、給油単
価を設定する単価設定部４６と、計数部４５の計数結果
と単価設定部４６で設定された単価に基づいて給油量や
給油金額などを算出する演算部４７と、給油終了後に演
算部４７で算出された給油金額が現金を金銭投入機２３
に投入するか、あるいはプリペードカードをカードリー
ダ２１で精算されたかを判断し精算済み信号を出力する
精算済み判断手段４８と、マニピュレータモータ群５２
を駆動する駆動部４９と、給油ポンプモータ５３を駆動
する駆動部５０と、表示器１９を駆動する駆動部５１な
どとからなる。
【００１５】図３は本発明の実施例の給油装置の動作を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【００１６】まず、給油前においては、マニピュレータ
１３は一定の待機位置にある。次に、給油する自動車が
アイランド１１前の給油エリアの所定位置に停止し、車
センサ３４が自動車を検知すると（ＳＴ１）、駆動部４
９によりマニピュレータモータ群５２が駆動され、待機
位置からマニピュレータ１３が動き給油ノズル１５が自
動車の給油口の近傍に移動する（ＳＴ２）。続いて、客
が給油ノズル１５を手で移動させ自動車の給油口にノズ
ルを挿入する。なお、この給油ノズル１５の移動に伴う
マニピュレータ１３の軌跡は、記憶部４４で記憶され
る。そして、客は、必要により操作部１４のプリセット
キー２０により必要な給油量を設定する。次に、給油ノ
ズル１５手元のスイッチ操作部３１に設けられた給油開
始の給油スイッチ３１ａをオンにし、かつ挿入センサ３
２が給油ノズル１５が給油口に挿入されていることを検
知すると（ＳＴ３、ＳＴ４）、給油開始判断手段４１か
らＯＮ信号が出力され、計数部４５が計数を開始するた
め帰零され、駆動部４９によりマニピュレータモータ群
５２が不動になり給油ノズル１５がロック状態になり、
駆動部５０により給油ポンプモータ５３がＯＮになり、
弁が開いて給油が開始する（ＳＴ５）。給油中は、単価
設定部４６で設定された単価と計数部４５で計数された
給油量に基づいて演算部４７で給油金額が算出され、給
油量及び給油金額は、駆動部５１により表示器１９に表
示される。次に、終了スイッチ３１ｂがＯＮになるか、
液面センサ３３が液面を検知するか、あるいは設定部４
３がプリセットキー２０で設定された設定給油量と計数
部４５で計数された給油量とが一致した信号を出力した
とき給油終了判断手段４２が給油終了のＯＦＦ信号を出
力し、給油が終了する（ＳＴ６）。そして、演算部４７
で算出された給油金額が自動精算機を構成する金銭投入
機２３に現金が投入され、あるいはプリペードカードが
カードリーダ２１に挿入され、精算済み判断手段４８で
精算済みが判断されると（ＳＴ７）、マニピュレータモ
ータ群５２の不動状態が解除され、給油ノズル１５のロ
ック状態が解除されて、記憶部４４に記憶されたマニピ
ュレータ１３の移動軌跡が読み出され、駆動部４９によ
り駆動され元の待機位置に戻る（ＳＴ８）。これにより
給油ノズル１５が給油口から外され自動車は自由に退車
することができる。
１３は一定の待機位置にある。次に、給油する自動車が
アイランド１１前の給油エリアの所定位置に停止し、車
センサ３４が自動車を検知すると（ＳＴ１）、駆動部４
９によりマニピュレータモータ群５２が駆動され、待機
位置からマニピュレータ１３が動き給油ノズル１５が自
動車の給油口の近傍に移動する（ＳＴ２）。続いて、客
が給油ノズル１５を手で移動させ自動車の給油口にノズ
ルを挿入する。なお、この給油ノズル１５の移動に伴う
マニピュレータ１３の軌跡は、記憶部４４で記憶され
る。そして、客は、必要により操作部１４のプリセット
キー２０により必要な給油量を設定する。次に、給油ノ
ズル１５手元のスイッチ操作部３１に設けられた給油開
始の給油スイッチ３１ａをオンにし、かつ挿入センサ３
２が給油ノズル１５が給油口に挿入されていることを検
知すると（ＳＴ３、ＳＴ４）、給油開始判断手段４１か
らＯＮ信号が出力され、計数部４５が計数を開始するた
め帰零され、駆動部４９によりマニピュレータモータ群
５２が不動になり給油ノズル１５がロック状態になり、
駆動部５０により給油ポンプモータ５３がＯＮになり、
弁が開いて給油が開始する（ＳＴ５）。給油中は、単価
設定部４６で設定された単価と計数部４５で計数された
給油量に基づいて演算部４７で給油金額が算出され、給
油量及び給油金額は、駆動部５１により表示器１９に表
示される。次に、終了スイッチ３１ｂがＯＮになるか、
液面センサ３３が液面を検知するか、あるいは設定部４
３がプリセットキー２０で設定された設定給油量と計数
部４５で計数された給油量とが一致した信号を出力した
とき給油終了判断手段４２が給油終了のＯＦＦ信号を出
力し、給油が終了する（ＳＴ６）。そして、演算部４７
で算出された給油金額が自動精算機を構成する金銭投入
機２３に現金が投入され、あるいはプリペードカードが
カードリーダ２１に挿入され、精算済み判断手段４８で
精算済みが判断されると（ＳＴ７）、マニピュレータモ
ータ群５２の不動状態が解除され、給油ノズル１５のロ
ック状態が解除されて、記憶部４４に記憶されたマニピ
ュレータ１３の移動軌跡が読み出され、駆動部４９によ
り駆動され元の待機位置に戻る（ＳＴ８）。これにより
給油ノズル１５が給油口から外され自動車は自由に退車
することができる。
【００１７】上記構成の給油装置１０では、マニピュレ
ータ１３により給油ノズル１５を移動させることで、人
手をほとんど必要とせずに簡単に給油ができセルフサー
ビスによる自動販売給油に適した装置である。また、給
油開始の給油スイッチ３１ａからの信号により給油開始
判断手段４１からロック信号が出力され、マニピュレー
タモータ群５２を不動にしてマニピュレータ１３をロッ
ク状態にし、かつ精算済み判断手段４８が精算済みを判
断するとマニピュレータモータ群５２を可動にしてマニ
ピュレータ１３のロック状態を解除することで、給油料
金を精算しないとマニピュレータ１３の先端に設けられ
た給油ノズル１５が外れない。したがって、給油ノズル
１５と自動車の給油口との接続を保持するマニピュレー
タモータ群５２を不動にすることでロック手段が構成さ
れるため、従来の別個の退車防止装置を設ける必要がな
く安価になり、かつ取り扱いやすくなる。なお、給油ノ
ズル１５が自動車の給油口に挿入されマニピュレータ１
３がロック状態の場合に、給油料金を精算しないで退車
しようとしたときには、給油ノズル１５に加わる力が力
覚センサで検出され、警報ブザーなどが働き警報を発す
るようになっている。
ータ１３により給油ノズル１５を移動させることで、人
手をほとんど必要とせずに簡単に給油ができセルフサー
ビスによる自動販売給油に適した装置である。また、給
油開始の給油スイッチ３１ａからの信号により給油開始
判断手段４１からロック信号が出力され、マニピュレー
タモータ群５２を不動にしてマニピュレータ１３をロッ
ク状態にし、かつ精算済み判断手段４８が精算済みを判
断するとマニピュレータモータ群５２を可動にしてマニ
ピュレータ１３のロック状態を解除することで、給油料
金を精算しないとマニピュレータ１３の先端に設けられ
た給油ノズル１５が外れない。したがって、給油ノズル
１５と自動車の給油口との接続を保持するマニピュレー
タモータ群５２を不動にすることでロック手段が構成さ
れるため、従来の別個の退車防止装置を設ける必要がな
く安価になり、かつ取り扱いやすくなる。なお、給油ノ
ズル１５が自動車の給油口に挿入されマニピュレータ１
３がロック状態の場合に、給油料金を精算しないで退車
しようとしたときには、給油ノズル１５に加わる力が力
覚センサで検出され、警報ブザーなどが働き警報を発す
るようになっている。
【００１８】なお、上記実施例においてマニピュレータ
１３は、腕１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄをそれぞれ
関節１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄで連結した例を説
明したが、これに限定されることなく、複数の腕を関節
で接続し各腕を駆動するモータを設けた多関節マニピュ
レータに適用することができる。
１３は、腕１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄをそれぞれ
関節１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄで連結した例を説
明したが、これに限定されることなく、複数の腕を関節
で接続し各腕を駆動するモータを設けた多関節マニピュ
レータに適用することができる。
【００１９】本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の改
良及び変更をなし得ることはもちろんである。
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の改
良及び変更をなし得ることはもちろんである。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給油装置で
は、給油終了後に料金精算の完了まで給油ノズルが給油
口に固定されたままマニピュレータがロックされるの
で、別個の退車防止装置を設けることなく料金不払いの
退車を防止でき、かつ安価で取り扱いやすくなる。
は、給油終了後に料金精算の完了まで給油ノズルが給油
口に固定されたままマニピュレータがロックされるの
で、別個の退車防止装置を設けることなく料金不払いの
退車を防止でき、かつ安価で取り扱いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の給油装置の全体を示す外観斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明の実施例の給油装置の制御装置を説明す
るブロック図である。
るブロック図である。
【図３】本発明の実施例の給油装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
１０ 給油装置 １１ アイランド １２ 支柱 １３ マニピュレータ １４ 操作部 １５ 給油ノズル １６ 関節 １７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄ 関節 １８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄ 腕 １９ 表示器 ２０ プリセットキー ２１ カードリーダ ２２ 緊急停止スイッチ ２３ 金銭投入機 ２４ つり銭排出部 ２５ 伝票発行機 ３０ 制御装置 ３１ａ 給油スイッチ ３１ｂ 終了スイッチ ３２ 挿入センサ ３３ 液面センサ ３４ 車センサ ４１ 給油開始判断手段 ４２ 給油終了判断手段 ４３ 設定部 ４４ 記憶部 ４５ 計数部 ４６ 単価設定部 ４７ 演算部 ４８ 精算済み判断手段 ４９，５０，５１ 駆動部 ５２ マニピュレータモータ群 ５３ 給油ポンプモータ ５４ 流量パルス発信機
Claims (6)
- 【請求項１】 一端部を貯油タンクに接続し、他端部を
先端に給油ノズルを有する給油管に接続した配管に給油
ポンプ及び流量計を介装した給油系統と、前記給油ノズ
ルと自動車の給油口との接続を保持するロック手段と、
前記各機器を制御する制御装置とを備える給油装置にお
いて、前記制御装置は、前記ロック手段にロック信号を
出力する給油開始判断手段と、給油料金の精算済み後に
前記ロック手段に解除信号を出力する精算済み判断手段
とを設けたことを特徴とする給油装置。 - 【請求項２】 前記給油ノズルは、複数の腕を関節を介
して連結し各腕を駆動するモータを設けた多関節マニピ
ュレータの先端部に設けられている請求項１記載の給油
装置。 - 【請求項３】 前記ロック手段は、前記多関節マニピュ
レータのモータを不動とした請求項２記載の給油装置。 - 【請求項４】 前記給油ノズルは、その近傍に給油開始
スイッチ及び給油口挿入を検知する挿入センサが設けら
れ、前記給油開始判断手段は、該給油開始スイッチ及び
挿入センサからの信号でロック信号が出力される請求項
１、２または３記載の給油装置。 - 【請求項５】 前記給油ポンプは、終了スイッチ、液面
センサあるいはプリセットキーの設定給油量の到達によ
る信号で停止し、該給油ポンプの停止後に精算が行われ
たとき前記精算済み判断手段がロック解除信号を出力
し、該ロック解除信号により前記多関節マニピュレータ
が給油ノズルを待機位置に戻る請求項２、３または４記
載の給油装置。 - 【請求項６】 前記多関節マニピュレータは、給油エリ
アに停車する自動車を検知する車センサからの信号で給
油ノズルを待機状態から給油口の近傍まで移動する請求
項２、３、４または５記載の給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24237594A JP3433775B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24237594A JP3433775B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880999A true JPH0880999A (ja) | 1996-03-26 |
| JP3433775B2 JP3433775B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=17088240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24237594A Expired - Fee Related JP3433775B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3433775B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103626110A (zh) * | 2013-12-12 | 2014-03-12 | 中国民航大学 | 智能式除冰液吸液装置 |
| CN104016290A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-09-03 | 太原理工大学 | 一种煤矿井下运输车无电源气动式加油控制*** |
| CN106927416A (zh) * | 2015-12-29 | 2017-07-07 | 长城汽车股份有限公司 | 一种油液加注***及方法 |
| CN107298424A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-10-27 | 深圳市奥图威尔科技有限公司 | 一种高危流体充装机器人 |
| CN107806562A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-16 | 国家电网公司 | 一种隔离开关可视化遥控加油装置 |
| CN107816620A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-20 | 国家电网公司 | 一种隔离开关加注润滑油装置 |
| CN107816621A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-20 | 国家电网公司 | 一种隔离开关遥控加油装置 |
| CN108264012A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-07-10 | 北京欧美中科学技术研究院 | 新能源销售示范中心用生物柴油加油*** |
| CN109553057A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-02 | 浙江方大智控科技有限公司 | 智慧加油*** |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP24237594A patent/JP3433775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103626110A (zh) * | 2013-12-12 | 2014-03-12 | 中国民航大学 | 智能式除冰液吸液装置 |
| CN103626110B (zh) * | 2013-12-12 | 2016-11-16 | 中国民航大学 | 智能式除冰液吸液装置 |
| CN104016290A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-09-03 | 太原理工大学 | 一种煤矿井下运输车无电源气动式加油控制*** |
| CN104016290B (zh) * | 2014-06-03 | 2016-08-17 | 太原理工大学 | 一种煤矿井下运输车无电源气动式加油控制*** |
| CN106927416A (zh) * | 2015-12-29 | 2017-07-07 | 长城汽车股份有限公司 | 一种油液加注***及方法 |
| CN107298424A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-10-27 | 深圳市奥图威尔科技有限公司 | 一种高危流体充装机器人 |
| CN107298424B (zh) * | 2017-07-12 | 2023-07-14 | 深圳市奥图威尔科技有限公司 | 一种高危流体充装机器人 |
| CN107806562A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-16 | 国家电网公司 | 一种隔离开关可视化遥控加油装置 |
| CN107816620A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-20 | 国家电网公司 | 一种隔离开关加注润滑油装置 |
| CN107816621A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-20 | 国家电网公司 | 一种隔离开关遥控加油装置 |
| CN108264012A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-07-10 | 北京欧美中科学技术研究院 | 新能源销售示范中心用生物柴油加油*** |
| CN109553057A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-02 | 浙江方大智控科技有限公司 | 智慧加油*** |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3433775B2 (ja) | 2003-08-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0584924B1 (en) | A fuel dispensing system | |
| JPH0441117Y2 (ja) | ||
| JP3433775B2 (ja) | 給油装置 | |
| JP3334543B2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH0139954B2 (ja) | ||
| KR100421290B1 (ko) | 급유 시스템 | |
| JP4325553B2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH0637235B2 (ja) | 給油方式 | |
| JP4331639B2 (ja) | キャップ報知システム | |
| JP3313020B2 (ja) | 油液配送車 | |
| JP4199863B2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH11115997A (ja) | 給油装置 | |
| JP3828245B2 (ja) | 給油装置 | |
| JP3718956B2 (ja) | 給油装置 | |
| JP2985542B2 (ja) | 給油所 | |
| JP4187335B2 (ja) | 給油装置 | |
| JP3975638B2 (ja) | 自動給油装置 | |
| JP2925579B2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH10120097A (ja) | 給油装置 | |
| JP2850688B2 (ja) | 燃料配送車 | |
| JPH10129798A (ja) | 給油装置 | |
| JPH1111594A (ja) | 給油装置 | |
| JPH0751519Y2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH0615917Y2 (ja) | 給油装置 | |
| JP3334542B2 (ja) | 給油装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |