JPH0880449A - 自走式建設廃材破砕機の後退警報灯装置 - Google Patents

自走式建設廃材破砕機の後退警報灯装置

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JPH0880449A
JPH0880449A JP24214294A JP24214294A JPH0880449A JP H0880449 A JPH0880449 A JP H0880449A JP 24214294 A JP24214294 A JP 24214294A JP 24214294 A JP24214294 A JP 24214294A JP H0880449 A JPH0880449 A JP H0880449A
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JP
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backward
traveling
controller
turn
construction waste
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JP24214294A
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Inventor
Hidekazu Sawa
英一 佐和
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KOBELCO KENKI ENG KK
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KOBELCO KENKI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業車両では、従来より後退警報器としてブ
ザーを取付けているものが多い。しかしブザーは騒音の
高い作業現場では聞こえにくいし、逆に夜間静かな現場
ではブザー音が騒音として近隣の住宅地に入るので、具
合が悪かった。また自動車と同じような後退灯を取付け
た車両もあるが、作業現場では見えにくい場合が多かっ
た。 【構成】 本発明では、走行モータ制御用の走行用方向
切換弁を操作する走行レバーの操作を検出する手段を設
け、その検出手段からの信号をコントローラに入力する
ようにし、一方、メイン車体の後面部の左右両側にそれ
ぞれ後退灯を配設し、その左右の後退灯と上記コントロ
ーラとを、左右の後退灯を点灯点滅せしめるフラッシャ
ユニットを介し電気配線せしめて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートガラ,ア
スファルトガラなどの建設廃材をリサイクルするために
破砕処理を行う自走式建設廃材破砕機の後退警報灯装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、実開平2−18482号公報に
記載されている従来技術の油圧ショベルの斜視図であ
る。図7に示す油圧ショベルでは、下部走行体1o の上
部に上部旋回体2を連結し、その上部旋回体2o の後端
部にカウンタウエイト3o を装着し、そのカウンタウエ
イト3o の後面の左右両端各部に後部灯火装置4o ,4
oを設けている。そして上部旋回体2o の旋回時に上記
後部灯火装置が点灯して、旋回警報を発するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建設機械や作業車両で
は、従来より後退警報器としてブザーを取付けているも
のが多い。しかしブザーは騒音の高い作業現場では聞こ
えにくいし、逆に夜間静かな現場ではブザー音が騒音と
して近隣の住宅地に入る。また自動車と同じような後退
灯を取付けた車両もあるが、作業現場では見えにくい場
合が多かった。本発明は、上記の問題点を解決できる後
退警報灯装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における自走式建
設廃材破砕機は、クローラ走行体の上部にメイン車体を
連結し、そのメイン車体上部のホッパに供給されたコン
クリートガラなどの建設廃材をメイン車体内部のクラツ
シャにて所定の細粒に破砕せしめるようにし、またメイ
ン車体の後面部に警報用の後部灯を装備し、また走行レ
バーの操作により走行用方向切換弁を後退油路位置に切
換えることによって走行モータを後退回動させるように
している自走式建設廃材破砕機であって、走行モータ制
御用の走行用方向切換弁を操作する走行レバーの操作を
検出する手段を設け、その検出手段からの信号をコント
ローラに入力するようにし、一方、メイン車体の後面部
の左右両側にそれぞれ後退灯を配設し、その左右の後退
灯と上記コントローラとを、左右の後退灯を点灯点滅せ
しめるフラッシャユニットを介し電気配線して構成し
た。あるいはまたメイン車体の後面部の左右両側に、左
折後退と右折後退をそれぞれ表示するためのランプを並
設した各後退灯を配置し、上記左右の左折後退表示用ラ
ンプとコントローラとを左折用フラッシャユニットを介
して配線し、かつ上記左右の右折後退表示用ランプとコ
ントローラとを右折用フラッシャユニットを介し配線し
て警報灯回路を形成し、走行用方向切換弁の切換作動を
検出する手段からの信号をコントローラに入力するよう
にした。あるいはまた、左右の走行モータの後進回転時
の作動圧回路にそれぞれ圧力スイッチを設け、その圧力
スイッチからの信号をコントローラに入力するように
し、その信号に基づきコントローラでは判断し、上記警
報灯回路の左折用,右折用フラッシャユニットに対して
点灯点滅指令信号を出力するようにした。あるいはま
た、左右の走行モータを操作する走行用油圧リモコン弁
における後進用パイロット弁のパイロット二次圧導出回
路に圧力スイッチをそれぞれ設け、その圧力スイッチか
らの信号をコントローラに入力するようにし、その信号
に基づきコントローラでは判断し、上記警報灯回路の左
折用,右折用フラッシャユニットに対して点灯点滅指令
信号を出力するようにした。
【0005】
【作用】本発明の第1実施例として、走行レバーの操作
を検出する手段を設け、その検出手段からの信号をコン
トローラに入力するようにし、そのコントローラと、左
右の後退灯とをフラッシャユニットを介して接続した後
退警報灯装置では、上記走行レバーを操作すると、その
操作を検出手段が検出し、検出手段からの信号がコント
ローラに入力される。コントローラでは上記信号に基づ
き判断し、その信号がクローラ走行体を後進(直進後
退,左折後退,右折後退を含む)せしめる後退信号であ
ることを判断したときには、コントローラからフラッシ
ャユニットに対して点灯点滅指令信号を出力する。フラ
ッシャユニットが通電するので、左右の後退灯は交互に
又は同時に点灯点滅を行う。
【0006】本発明の第2実施例として、走行レバーの
操作を検出する手段を設け、その検出手段からの信号を
コントローラに入力するようにし、メイン車体の後面部
の左右両側に、左折後退と右折後退をそれぞれ表示する
ためのランプを並設した各後退灯を配置し、上記左右の
左折後退表示用ランプとコントローラとを左折用フラッ
シャユニットを介して配線し、かつ上記左右の右折後退
表示用ランプとコントローラとを右折用フラツシャユニ
ットを介し配線して警報灯回路を形成した後退警報灯装
置では、上記走行レバーを操作すると、その操作を検出
手段が検出し、検出手段からの信号がコントローラに入
力される。コントローラでは上記信号に基づき判断し、
その信号がクローラ走行体を直進後退せしめる直進後退
信号であることを判断したときには、コントローラから
左折用及び右折用フラッシャユニットに対して点灯点滅
指令信号を出力する。左折用及び右折用フラッシャユニ
ットが通電するので、左右の後退灯は交互又は同時に点
灯点滅を行う。またコントローラに入力された信号がク
ローラ走行体を左折後退せしめる左折後退信号であると
きには、コントローラでは判断し、左折用フラッシャユ
ニットに対して点灯点滅指令信号を出力する。左折用フ
ラッシャユニットが通電するので、左右の後退灯のそれ
ぞれ左折後退表示灯用ランプが交互又は同時に点灯点滅
を行う。またコントローラに入力された信号がクローラ
走行体を右折後退せしめる右折後退信号であるときに
は、コントローラでは判断し、右折用フラッシャユニッ
トに対して点灯点滅指令信号を出力する。右折用フラッ
シャユニットが通電するので、左右の後退灯のそれぞれ
右折後退表示用ランプが交互又は同時に点灯点滅を行
う。
【0007】また本発明の第3実施例では、左右の走行
モータの後進回転時の作動圧回路にそれぞれ圧力スイッ
チを設け、その圧力スイッチからの信号をコントローラ
に入力するようにし、そのコントローラに上記警報灯回
路(第2実施例における警報灯回路と同じ構成の警報灯
回路)を接続している。したがって走行レバーを後進方
向に操作すると、走行モータの後進回転時の作動圧回路
内圧力が上昇し、圧力スイッチは切換作動する。その切
換作動信号がコントローラに入力されるので、その信号
が、直進後退信号か、左折又は右折後退信号であるかを
判断することができる。そしてコントローラから左折
用,右折用フラッシャユニットに対して出力される指令
信号は、上記第2実施例の場合と同様である。
【0008】また本発明の第4実施例では、左右の走行
モータを操作する走行用油圧リモコン弁における後進用
パイロット弁のパイロット二次圧導出回路に圧力スイッ
チをそれぞれ設け、その圧力スイッチからの信号をコン
トローラに入力するようにし、そのコントローラに上記
警報灯回路(第2実施例における警報灯回路と同じ構成
の警報灯回路)を接続している。したがって走行用油圧
リモコン弁の走行レバーを後進方向に操作すると、後進
用パイロット弁よりパイロット二次圧が導出される。そ
のパイロット二次圧導出回路内の圧力が上昇し、圧力ス
イッチは切換作動する。その切換作動信号がコントロー
ラに入力されるので、その信号が、直進後退信号か、左
折又は右折後退信号であるかを判断することができる。
そしてコントローラから左折用,右折用フラッシャユニ
ットに対して出力される指令信号は、上記第2実施例の
場合と同様である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の後退警報灯装置を装備した
自走式建設廃材破砕機1の斜視図である。図において、
2は自走式建設廃材破砕機1のクローラ走行体、3L,
3Rはロクーラ走行体2を走行駆動する左右の走行モー
タ(図示では右側の走行モータ3Rが見えない)、4は
クローラ走行体2の上部に連結したメイン車体(メイン
車体4は旋回作動をしない構造のものである)、5はメ
イン車体4の前側上部に設けているホッパ、6L,6R
は左右一対の走行レバー、7L,7Rはメイン車体4の
後面部の左右両側にそれぞれ配設した後退灯(図示では
右側の後退灯7Rが見えない)である。図1に示す自走
式建設廃材破砕機1では、ホッパ5に供給されたコンク
リートガラなどの建設廃材をメイン車体4内部のクラッ
シャ(図示していない)にて所定の細粒に破砕せしめる
ようにしている。図2は、本発明の第1実施例後退警報
灯装置の回路図である。図において、8L,8Rは左右
の走行用方向切換弁、9,10はそれぞれ第1,第2ポ
ンプ、11,12は走行レバー6L,6Rの操作(すな
わち走行用方向切換弁8L,8Rの切換作動の操作のこ
と)を検出する一検出手段であるリミットスイッチ、1
3はコントローラ、14はフラッシャユニットである。
【0010】次に、本発明の第1実施例後退警報灯装置
の構成及び作用を図1及び図2について述べる。本発明
では、走行モータ3L,3R(すなわち走行用方向切換
弁8L,8Rを操作する走行レバー6L,6Rの操作を
検出するリミットスイッチ11,12を設け、そのリミ
ットスイッチ11,12からの信号をコントローラ13
に入力するようにし、一方、メイン車体4の後面部の左
右両側にそれぞれ後退灯7L,7Rを配設し、その左右
の後退灯7L,7Rと上記コントローラ13とをフラッ
シャユニット14を介し電気配線して構成した。走行レ
バー6Lと6Rのうち少くともいずれか一方を中立位置
より後進方向へ操作すると、リミットスイッチ6L,6
Rのいずれかが作動するので、その作動信号がコントロ
ーラ13に入力される。コントローラ13では上記作動
信号に基づき判断し、その作動信号がクローラ走行体2
を後進(直進後退,左折後退,右折後退を含む)せしめ
る後退信号であることを判断したときには、コントロー
ラ13からフラッシャユニット14に対して点灯点滅指
令信号を出力する。フラッシャユニット14が通電する
ので、左右の後退灯7L,7Rは交互に又は同時に点灯
点滅を行う。
【0011】次に図3は、本発明の第2実施例後退警報
灯装置を装備した自走式建設廃材破砕機1’の後面図で
ある。図において、図1に示す自走式建設廃材破砕機と
同一構成要素を使用しているものに対しては同符号を付
す。4’はクローラ走行体2の上部に連結したメイン車
体、15L,15Rはメイン車体4’の後面部の左右両
側に配設した後退灯、16,17はそれぞれ後退灯15
Lの左折後退表示用,右折後退表示用ランプ、18,1
9はそれぞれ後退灯15Rの左折後退表示用,右折後退
表示用ランプである。図4は、本発明の第2実施例後退
警報灯装置の回路図である。図において、図2に示す回
路内の構成要素と同じ構成要素を使用しているものに対
しては同符号を付す。次に、本発明の第2実施例後退警
報灯装置の構成を図3及び図4について述べる。本発明
では、走行モータ3L,3R(すなわち走行用方向切換
弁8L,8R)を操作する走行レバー6L,6Rの操作
を検出するリミットスイッチ11,12を設け、そのリ
ミットスイッチ11,12からの信号をコントローラ1
3に入力するようにし、一方、メイン車体4の後面部の
左右両側に、左折後退表示用ランプ16と右折後退表示
用ランプ17を並設した後退灯15Lと、左折後退表示
用ランプ18と右折後退表示用ランプ19を並設した後
退灯15Rを配置し、左右の左折後退表示用ランプ16
及び18と、コントローラ13とを左折用フラッシャユ
ニット14Lを介して配線し、かつ左右の右折後退表示
用ランプ17及び19と、コントローラ13とを右折用
フラッシャユニット14Rを介し配線して警報灯回路2
0を形成した。
【0012】次に、本発明の第2実施例後退警報灯装置
の作用について述べる。走行レバー6Lと6Rをともに
後進方向へ操作すると、リミットスイッチ11及び12
がともに作動するので、その作動信号がコントローラ1
3に入力される。コントローラ13ではその作動信号を
直進後退信号と判断し、左折用フラッシャユニット14
L及び右折用フラッシャユニット14Rに対して点灯点
滅指令信号を出力する。上記両フラッシャユニット14
L及び14Rがともに通電するので、左右の後退灯15
L及び15Rは交互又は同時に点灯点滅を行う。また走
行レバー6Rだけを後進方向へ操作すると、リミットス
イッチ12からの作動信号がコントローラ13に入力さ
れる。コントローラ13ではその作動信号を左折後退信
号と判断し、左折用フラッシャユニット14Lに対して
点灯点滅指令信号を出力する。左折用フラッシャユニッ
ト14Lが通電するので、左右の後退灯15Lと15R
のそれぞれ左折後退表示用ランプ16と18が交互又は
同時に点灯点滅を行う。また上記と逆に走行レバー6L
だけを後進方向へ操作すると、リミットスイッチ11か
らの作動信号がコントローラ13に入力される。コント
ローラ13ではその作動信号を右折後退信号と判断し、
右折用フラッシャユニット14Rに対して点灯点滅指令
信号を出力する。右折用フラッシャユニット14Rが通
電するので、左右の後退灯15Lと15Rのそれぞれ右
折後退表示用ランプ17と19が交互又は同時に点灯点
滅を行う。
【0013】次に図5は、本発明の第3実施例後退警報
灯装置の回路図である。図において、図4に示す回路内
の構成要素と同じ構成要素を使用しているものに対して
は同符号を付す。21L,21Rは走行モータ3L,3
Rの後進回転時のそれぞれ作動圧回路a,bに設けた圧
力スイッチ、22,23はそれぞれ絞り部、24は電源
部である。次に、本発明の第3実施例後退警報灯装置の
構成及び作用を図5について述べる。本発明では、左右
の走行モータ3L,3Rの後進回転時の作動圧回路a,
bにそれぞれ圧力スイッチ21L,21Rを設け、その
圧力スイッチ21L,21Rからの信号をコントローラ
13に入力するようにし、そのコントローラ13に警報
灯回路20(図4に示す第2実施例の警報灯回路20と
同じ構成の回路)を接続して構成した。したがって走行
レバー6L,6Rを後進方向に操作すると、走行モータ
3L,3Rの後進回転時の作動圧回路a,b内圧力が上
昇し、圧力スイッチ21L,21Rは切換作動する。そ
の切換作動信号がコントローラ13に入力されるので、
コントローラ13ではその信号が直接後退信号か、左折
又は右折後退信号であるかを判断することができる。そ
してコントローラ13から左折用フラッシャユニット1
4L,右折用フラッシャユニット14Rに対して出力さ
れる指令信号は、第2実施例の場合と同様である。
【0014】次に図6は、本発明の第4実施例後退警報
灯装置の回路図である。図において、図5に示す回路内
の構成要素と同じ構成要素を使用しているものに対して
は同符号を付す。25L,25Rは左右の走行モータ3
L,3Rを制御する走行用パイロット切換弁、26L,
26Rは左右の走行用油圧リモコン弁、27L,27R
は左右の走行レバー、28L,28Rはそれぞれ走行用
油圧リモコン弁26L,26Rの後進用パイロット弁、
29はパイロット一次圧を吐出するパイロット圧油圧
源、符号イ−イ,〜,ニ−ニはパイロット管路の接続を
示す。本発明の第4実施例後退警報灯装置の構成及び作
用を図6について述べる。本発明では、走行用油圧リモ
コン弁26L,26Rにおける後進用パイロット弁28
L,28Rのパイロット二次圧導出回路c,dに圧力ス
イッチ21L,21Rをそれぞれ設け、その圧力スイッ
チ21L,21Rからの信号をコントローラ13に入力
するようにし、そのコントローラ13に警報灯回路20
(図4及び図5に示す警報灯回路20と同じ構成の警報
灯回路)を接続して構成した。したがって本発明では、
走行用油圧リモコン弁26L,26Rの走行レバー27
L,27Rを後進方向に操作すると、後進用パイロット
弁28L,28Rよりパイロット二次圧が導出される。
そのパイロット二次圧導出回路c,d内の圧力が上昇
し、圧力スイッチ21L,21Rは切換作動する。その
切換作動信号がコントローラ13に入力されるので、そ
の信号が直進後退信号か、左折又は右折後退信号である
かをコントローラ13では判断することができる。そし
てコントローラ13から左折用フラッシャユニット14
L,右折用フラッシャユニット14Rに対して出力され
る指令信号は、第2実施例後退警報灯装置の場合と同様
である。
【0015】
【発明の効果】本発明において、走行レバー操作の検出
手段を設け、一方、メイン車体の後面部の左右両側にそ
れぞれ後退灯を配設し、その左右の後退灯と上記コント
ローラとを、左右の後退灯を点灯点滅せしめるフラッシ
ャユニットを介して電気配線せしめた後退警報灯装置で
は、走行レバーを後進方向に操作すると、左右の後退灯
が交互に又は同時に点灯点滅を行う。その後退灯の点灯
点滅は自走式建設廃材破砕機の後方側に居る人によって
容易に目視確認することができるので、すばやくその位
置より退避して安全を確保することができる。そしてこ
の後退警報灯装置はブザーのように警報音を発生しない
ので、きき取れなくて警報を認知できなかったり、また
逆に騒音公害をおこすことがない。また、メイン車体の
後面部の左右両側に、左折後退と右折後退をそれぞれ表
示するためのランプを並設した各後退灯を配置し、上記
左右の左折後退表示用ランプとコントローラとを左折用
フラッシャユニットを介して配線し、かつ上記左右の右
折後退表示用ランプとコントローラとを右折用フラッシ
ャユニットを介して電気配線した後退警報灯装置では、
走行レバーを直進後退に操作すると左右の左折用及び右
折用の後退表示用ランプはすべて点灯点滅を行う。また
走行レバーを左折後退又は右折後退に操作すると、左右
の左折用又は右折用の後退表示用ランプがそれぞれ点灯
点滅を行う。したがって上記点灯点滅を目視することに
よって、自走式建設廃材破砕機が直進後退を行うのか、
また左折後退,右折後退を行うのか識別認知を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例後退警報灯装置を装備した
自走式建設廃材破砕機の斜視図の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例後退警報灯装置の回路図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例後退警報灯装置を装備した
自走式建設廃材破砕機の後面図である。
【図4】本発明の第2実施例後退警報灯装置の回路図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例後退警報灯装置の回路図で
ある。
【図6】本発明の第4実施例後退警報灯装置の回路図で
ある。
【図7】従来技術の油圧ショベルの斜視図である。
【符号の説明】
1,1’ 自走式建設廃材破砕機 2 クローラ走行体 3L,3R 走行モータ 4 メイン車体 6L,6R,27L,27R 走行レバー 7L,7R,15L,15R 後退灯 11,12 リミットスイッチ 13 コントローラ 14,14L,14R フラッシャユニット 16,18 左折後退表示用ランプ 17,19 右折後退表示用ランプ 20 警報灯回路 21L,21R 圧力スイッチ 26L,26R 走行用油圧リモコン弁 28L,28R 後進用パイロット弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体上部のホッパに供給されたコンク
    リートガラなどの建設廃材をメイン車体内部のクラッシ
    ャにて所定の細粒に破砕せしめるようにし、またメイン
    車体の後面部に警報用の後部灯を装備し、また走行レバ
    ーの操作により走行用方向切換弁を後退油路位置に切換
    えることによって走行モータを後退回動させるようにし
    ている自走式建設廃材破砕機であって、走行モータ制御
    用の走行用方向切換弁を操作する走行レバーの操作を検
    出する手段を設け、その検出手段からの信号をコントロ
    ーラに入力するようにし、一方、メイン車体の後面部の
    左右両側にそれぞれ後退灯を配置し、その左右の後退灯
    と上記コントローラとを、左右の後退灯を点灯点滅せし
    めるフラッシャユニットを介して電気配線せしめたこと
    を特徴とする自走式建設廃材破砕機の後退警報灯装置。
  2. 【請求項2】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体上部のホッパに供給されたコンク
    リートガラなどの建設廃材をメイン車体内部のクラッシ
    ャにて所定の細粒に破砕せしめるようにし、またメイン
    車体の後面部に警報用の後部灯を装備し、また走行レバ
    ーの操作により走行用方向切換弁を後退油路位置に切換
    えることによって走行モータを後退回動させるようにし
    ている自走式建設廃材破砕機であって、走行モータ制御
    用の走行用方向切換弁を操作する走行レバーの操作を検
    出する手段を設け、その検出手段からの信号をコントロ
    ーラに入力するようにし、一方、メイン車体の後面部の
    左右両側に、左折後退と右折後退をそれぞれ表示するた
    めのランプを並設した各後退灯を配置し、上記左右の左
    折後退表示用ランプとコントローラとを左折用フラッシ
    ャユニットを介して配線し、かつ上記左右の右折後退表
    示用ランプとコントローラとを右折用フラッシャユニッ
    トを介して電気配線したことを特徴とする自走式建設廃
    材破砕機の後退警報灯装置。
  3. 【請求項3】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体上部のホッパに供給されたコンク
    リートガラなどの建設廃材をメイン車体内部のクラッシ
    ャにて所定の細粒に破砕せしめるようにし、またメイン
    車体の後面部に警報用の後部灯を装備し、また走行レバ
    ーの操作により走行用方向切換弁を後退油路位置に切換
    えることによって走行モータを後退街道させるようにし
    ている自走式建設廃材破砕機であって、左右の走行モー
    タの後進回転時の作動圧回路にそれぞれ圧力スイッチを
    設け、その圧力スイッチからの信号をコントローラに入
    力するようにし、一方、メイン車体の後面部の左右両側
    に、左折後退と右折後退をそれぞれ表示するためのラン
    プを並設した各後退灯を配置し、上記左右の左折後退表
    示用ランプとコントローラとを左折用フラッシャユニッ
    トを介して配線し、かつ上記左右の右折後退表示用ラン
    プとコントローラとを右折用フラッシャユニットを介し
    て電気配線したことを特徴とする自走式建設廃材破砕機
    の後退警報灯装置。
  4. 【請求項4】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体上部のホッパに供給されたコンク
    リートガラなどの建設廃材をメイン車体内部のクラッシ
    ャにて所定の細粒に破砕せしめるようにし、またメイン
    車体の後面部に警報用の後部灯を装備し、また走行レバ
    ーの操作により走行用方向切換弁を後退油路位置に切換
    えることによって走行モータを後退回動させるようにし
    ている自走式建設廃材破砕機であって、左右の走行モー
    タを操作する走行用油圧リモコン弁における後進用パイ
    ロット弁のパイロット二次圧導出回路に圧力スイッチを
    それぞれ設け、その圧力スイッチからの信号をコントロ
    ーラに入力するようにし、一方、メイン車体の後面部の
    左右両側に、左折後退と右折後退をそれぞれ表示するた
    めのランプを並設した各後退灯を配置し、上記左右の左
    折後退表示用ランプとコントローラとを左折用フラッシ
    ャユニットを介して配線し、かつ上記左右の右折後退表
    示用ランプとコントローラとを右折用フラッシャユニッ
    トを介して電気配線したことを特徴とする自走式建設廃
    材破砕機の後退警報灯装置。
JP24214294A 1994-09-09 1994-09-09 自走式建設廃材破砕機の後退警報灯装置 Pending JPH0880449A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6799424B2 (en) * 2001-11-09 2004-10-05 Nabco, Ltd. Hydraulic circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6799424B2 (en) * 2001-11-09 2004-10-05 Nabco, Ltd. Hydraulic circuit

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